JPH0420431B2 - - Google Patents

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JPH0420431B2
JPH0420431B2 JP62244420A JP24442087A JPH0420431B2 JP H0420431 B2 JPH0420431 B2 JP H0420431B2 JP 62244420 A JP62244420 A JP 62244420A JP 24442087 A JP24442087 A JP 24442087A JP H0420431 B2 JPH0420431 B2 JP H0420431B2
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previtamin
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Fuandeuare Mauritsutsu
Yaa Fuanmere Ruku
Jiii Do Kureruku Pieru
Yaa Harukesu Sebasuchianusu
Aaru Emu Oberubiiku Uiruherumusu
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Duphar International Research BV
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/12Drugs for disorders of the metabolism for electrolyte homeostasis
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレビタミンDまたはタキステロール
化合物とジエノフイルとの付加物およびこの付加
物の製造方法に関するものである。 1α−ヒドロキシビタミンD化合物、例えば、
1α−ヒドロキシビタミンD3、1α,25−ジヒドロ
キシビタミンD3および1α,24,25−トリヒドロ
キシビタミンD3が強い生物学的活性を有し、カ
ルシウム代謝に関する問題が演ずるすべての場合
に用いることができることは広く知られている。
原則として1α−ヒドロキシ−プレビタミンD化
合物は同じ生物学的用途に用いることができる。 1α−ヒドロキシビタミンD化合物の需要が大
きいことを考えると、かかる化合物の優れた製造
方法は極めて重要である。 オランダ国特許第159093号明細書はコレステロ
ールから出発して約15の反応工程で1α−ヒドロ
キシビタミンD3を製造する方法を開示している。
この方法によれば、紫外線照射前に1α位に水酸
基を導入する。この方法は、紫外線照射で得られ
る1α−ヒドロキシル化ビタミンD化合物の収率
が、1位でヒドロキシル化されていない対応する
化合物の紫外線照射工程における収率と較べて低
い、即ち最大で20%であるという欠点を有し、後
者の場合には転化した出発物質に対して計算して
60%の収率を容易に得ることができる(例えば、
「Recueil」79、第369頁(1960)参照)。また、上
述のオランダ国特許明細書に記載されている方法
の他の反応工程も低い収率を与える。 また1α−ヒドロキシエルゴカルシフエロール
の製造方法は米国特許第3907843号明細書に開示
されているが、この方法では出発物質としてイソ
エルゴステロンを用いる。この方法は上述と同じ
欠点を有する。明らかに、これらの欠点はこの分
野における多数の研究によつて認められており、
このことは1α−水酸基をビタミンD化合物自体
に導入するに当つて紫外線照射後にこれを行うこ
とが記載されている数多くの特許から明らかであ
る。これらの特許明細書、例えば殴州特許出願第
10992号および米国特許第4195027号および同第
4202829号明細書では、二酸化セレンまたはセレ
ン酸エステルを用いてアリル位置の酸化を行うこ
とにより1α−水酸基をビタミンD化合物に直接
導入している。しかし、かかるアリル位置の直接
酸化の結果はあまり満足できぬものである。この
理由は酸化が小さい選択率で進行するからであ
る。実際に、所望の1α−水酸基のほかに、1個
または2個以上の他の水酸基がビタミンD化合物
に容易に導入される。 コレステロールから出発して1α−ヒドロキシ
ビタミンD3を合成する方法の全体は佐藤氏等に
よつて「Chem.Pharm.Bull.〕第26巻、第10号
(1978)、2933−2940頁に披瀝されている。この刊
行物には全収率は約1.5%であることが記載され
ているが、この全収率はこれ以前の刊行物に記載
されている値、すなわち2.2%より僅かであるが
小さい。しかし、このような収率は1α−ヒドロ
キシビタミンD化合物を商業的規模で製造する場
合には改善する必要がある。 いくつかの1α−ヒドロキシ−プレビタミンD
化合物は文献から既知である。上述の佐藤氏等の
刊行物には油状の1α−ヒドロキシ−プレビタミ
ンD3の単離が記載されている。これと同一の化
合物は英国特許第1463985号から知られている。 本発明の目的は1α−ヒドロキシビタミンDま
たは1α−ヒドロキシ−プレビタミンD化合物を
満足できる収率および純度で製造する方法におい
て好都合に使用することができるプレビタミンD
またはタキステロール化合物とジエノフイルとの
新規な付加物を提供することにある。 本発明のこの目的は、次の一般式: (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個
以上の水酸基または弗素原子で置換されているこ
とのある分岐または非分岐で飽和または不飽和の
アルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エテスル化された水
酸基またはエーテル化された水酸基を示し、 A′およびB′は同一の基でメトキシ基またはエ
トキシ基を示すか、あるいはA′とB′とは一緒に
なつてフエニルイミノ基またはo−フエニレン基
を構成する基を示す)で表わされるプレビタミン
Dまたはタキステロール化合物とジエノフイルと
の付加物によつて達成される。 本発明の好適な付加物は次の一般式: (式中のR′、A′およびB′は上述のものと同一
のもの、R2はプレビタミンD3、25−ヒドロキシ
−プレビタミンD3、24,25−ジヒドロキシ−プ
レビタミンD3およびこれらのプレビタミンD化
合物の1種と脂肪族または芳香族のカルボン酸と
のエテスル化生成物あるいは適当なエーテル化剤
とのエーテル化生成物からなる選定したプレビタ
ミンD化合物から得られる側鎖を示す)で表わさ
れる付加物、即ちプレビタミンD化合物とジエノ
フイルである4−フエニル−1,2,4−トリア
ゾリン−3,5−ジオン、ジメチルまたはジエチ
ルアゾジカルボキシレートあるいは1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物である。 「J.Org.Chem.」第41巻、第12号、第2098〜
2101頁(1976)および「Liebigs Ann.Chem.」
1978、第745〜756頁には、4−フエニル−1,
2,4−トリアゾリン−3,5−ジオンを用いて
ビタミンD3中の作用を受け易いトリエン系を保
護することが記載されている。しかし、4−フエ
ニル−1,2,4−トリアゾリジン−3,5−ジ
オン−1,2−ジイル基の脱離によつてビタミン
D3の立体異性体、即ち5,6−トランス−ビタ
ミンD3が生成する。 しかし、本発明においては、プレビタミンD化
合物と適当なジエノフイル、例えば、4−フエニ
ル−1,2,4−トリアゾリジン−3,5−ジオ
ン、ジエチルアゾジカルボキシレートまたは1,
4−フタラジンジオンとの付加物を、1α−ヒド
ロキシビタミンDまたは1α−ヒドロキシ−プレ
ビタミンD化合物を製造する際の出発物質として
使用できることを確かめた。所望の水酸基入した
後に、上記付加物からジエノフイル基を容易に除
去することができ、この付加物では、上述のビタ
ミンD3付加物とは対照的にヒドロキシ化(プレ)
ビタミンD化合物に転位する間に立体配置が維持
されている。 反応の際に妨害作用をする付加物中に水酸基
は、付加物生成の前または後に、ステル化剤また
はエーテル化剤と反応させることにより保護する
ことができる。 適当なエテスル化剤は2〜5個の炭素原子を有
するアルキルクロロカーボネート、または芳香族
カルボン酸、1〜4個の炭水原子を有する飽和脂
肪族カルボン酸、p−トルエンスルホン酸、メタ
ンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、またはエステ
ル化反応に適したこれらの酸の誘導体である。エ
ーテル形態の不安定な水酸基を保護するには、か
かる目的に知られているすべてのエーテル化剤、
例えば、トリフエニルメチルハライド、2,3−
ジヒドロピラン、またはトリアルキルシリルハラ
イドまたはトリアルキルシリルエトキシメチルハ
ライドでそのアルキル基が1〜6個の炭素子を有
するものが原則として適当である。この目的に特
に適当なのはトリメチルシリルクロリド、tert−
ブチルジメチルクロリドまたはトリメチルシリル
−エトキシシメチルクロリドである。この理由は
これらのエーテル化剤は保護すべき水酸基と直ち
に反応してエーテル官能基を生成し、この基は一
方では反応雰囲気下に充分安定であり、他方では
容易に脱離してもとの水酸基に戻すことができる
からである。tert−ブチルジメチルシリルクロリ
ドが好ましい。この理由はtert−ブチルジメチル
シリル基が保護基として極めて適当であることが
分つたからである。 「J.Am.Chem.Soc.」94(17)、第6190〜6191
頁(1972)には、tert−ブチルジメチルシル基を
用いて水酸基を保護することが示されている。し
かし、ビタミンD化合物またはプレビタミンD化
合物中の不安定な水酸基を保護するために上記シ
リル基を用いることは記載されていない。tert−
ブチルジメチルシリルクロリドとの反応は、上述
の「J.Am.Chem.Soc.」94(17)、第6190〜6191
頁(1972)に記載されているように、即ち不活性
有機溶媒例えばジメチルホルムアミド中で、有機
塩基例えばイミタゾールの存在下に、0℃と溶媒
の沸点との間の温度好ましくは室温でtert−ブチ
ル−ジメチルシリルクロリドとアルコールとを互
に反応させることにより実施することができる。 1α−ヒドロキシル化付加物の保護基の除去は
かかる基を除去するそれ自体既知の方法で行うこ
とができる。例えば、保護基であるtert−ブチル
ジメチルシリル基は、「J.Am.Chem.Soc.」94
(17)、第6190〜6191頁(1972)に記載されている
ように、不活性有機溶媒例えばテトラヒドロフラ
ンのようなエーテルの存在下に、弗素化合物例え
ばテトラブチルアンモニウムフルオリドと反応さ
せることにより除去できる。また、酸、所要に応
じて担体例えば二酸化ケイ素に吸着させた酸を用
いて脱離を行うこともできる。保護基であるジエ
ノフイル基は、「Liebigs Ann.Chem.」1978、第
745〜756頁中に4−フエニル−1,2,4−トリ
アゾリン−3,5−ジオン−1,2−ジイル基の
場合について記載されているようにして、即ち所
要に応じて1種または2種以上の酸化剤の存在下
に、プロトン性溶媒、非プロトン性溶媒またはこ
れらの混合物中で塩基と反応させることにより、
好ましくはアルコール例えばメタノールまたはn
−ブタノール中で、0℃と使用アルコールの沸点
との間の温度好ましくはアルコール沸点でアルカ
リ金属水酸化物と反応させることにより簡単に除
去できる。またアルカリ金属水素化物例えば水素
化アルミニウムリチウムにより、不活性非プロト
ン性溶媒中で、アルコール中のナトリウムアルコ
ラートを用いて、あるいはS−コリジンを用いて
脱離を行うことができる。 上述のプレビタミンDまたはタキステロール化
合物と一般式3(式中のA′およびB′は上述のもの
と同一のものを示す)で表わされるジエノフイル
との付加物は、関連する化合物を製造するそれ自
体既知である方法で製造することができる。例え
ば、この付加物はビタミンD化合物と4−フエニ
ル−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオン
との付加物を製造するのに既知である方法、例え
ば上述の文献「J.Org.Chem.」第41巻、第12号、
第2098〜2101頁(1976)及び「Liebigs Ann.
Chem.」1978、第745〜756頁に記載されている方
法で製造できる。このためには、プレビタミンD
またはタキステロール化合物とジエノフイルとを
不活性有機溶媒、例えばエテスル例えば酢酸エチ
ル、塩素化脂肪族炭化水素例えばジクロロメタ
ン、芳香族炭化水素例えばトルエン、エーテル例
えばテトラヒドロフラン、ケトン例えばアセト
ン、またはこれらの溶媒の混合物中で、室温また
はこれより僅かに低い温度、好ましくは約0℃で
反応させる。 プレビタミンDまたはタキステロール化合物と
してはプレビタミンD3、25−ヒドロキシ−プレ
ビタミンD3、24,25−ジヒドロキシ−プレビタ
ミンD3、タキテスロール、またはこれらの化合
物の1種と脂肪族または芳香族カルボン酸とのエ
テスル化生成物あるいは適当なエーテル化剤との
エーテル化生成物を選定するのが好ましい。 本発明においては、上述のプレビタミンD化合
物と一般式3で表わされるジエノフイルとの付加
物物は異なる方法で、即ち適当な有機溶媒中で対
応する7−デヒドロコレステロール化合物に紫外
線を照射し次いで未転化出発物質を回収した後に
照射生成物とジエノフイルとを反応させることに
より製造することができることを見い出した。7
−デヒドロコレステロール化合物としては次の一
般式4: (式中のRおよびR′は上述のものと同一のも
のを示す)で表わされる化合物、例えば、7−デ
ヒドロコレステロール、25−ヒドロキシ−7−デ
ヒドロコレストロール、24,25−ジヒドロキシ−
7−デヒドロコレストロール、あるいはこれらの
エテスルまたはエーテルを用いるのが好ましい。
紫外線照射は、不活性有機溶媒好ましくはテトラ
ヒドロフランまたはジエチルエーテルのようなエ
ーテル中で、室温またはこれより僅かに低い温度
で行う。照射後に未転化の出発物質を、例えば、
適当な溶媒から晶出させた後に濾過することによ
り回収することができる。次に行われる一般式3
で表わされるジエノフイルとの反応はほぼ同じ温
度で不活性有機溶媒好ましくはジクロロメタンの
ような塩素化脂肪族炭化水素の溶液中で行う。 次に本発明を実施例および参考例について説明
する。 実施例 1 プレビタミンD3−ブチレートと4−フエニル
−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオン
との付加物の製造 (a) 約0℃に冷却した乾燥ジクロロメタン90mlに
17.77gのビタミンD3(式5、R=1,5−ジメ
チルヘキシル)、4.03gの酪酸および0.656gの
ジメチルアミノピリジンを溶解した溶液に、0
℃において窒素雰囲気下に9.54gのジシクロヘ
キシルカルボジイミドを添加した。0℃で10分
間かきまぜた後に反応混合物を室温に達するま
で静置した。このエテスル化反応後に薄層クロ
マトグラフイーを行つた(溶離剤:イソオクタ
ン/酢酸エチル95/5)。3〜4時間後に、生成
した懸濁液を濾過し、しかる後に沈澱をジクロ
ロメタンで洗浄した。濾液と洗液とを一緒に
し、0.1N塩酸および飽和NaCl溶液で順次洗浄
した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。減圧下に濃縮した後に、残留物を少量のア
セトンに溶解し、次いで生成した溶液を0℃〜
−20℃の温度まで冷却した。所望のブチレート
(式6)が晶出した。生成物を濾別した。収量
18.354g、融点60℃。 (b) 23.11gのビタミンD3−ブチレート(式6)
を丸底フラスコに入れ、油浴上で融解させた。
生成したほぼ透明な淡黄色の融成物を110〜120
℃の温度に45分間維持した。70℃に冷却後、こ
の融成物に99mlの冷アセトンを加えた。次いで
生成した溶液を8℃までさらに冷却し、数個の
ビタミンD3−ブチレート結晶を種晶として添
加した。この反応混合物を−20℃で12時間静置
した後に結晶質物質を濾別した。この物質は
11.7gの未転化ビタミンD3−ブチレートであつ
た。母液を減圧下に最高20℃で蒸発させた。残
留物は淡黄色樹脂状物質で、その重量は10.9g
であつた。この物質はビタミンD3−ブチレー
ト(式6)とプレビタミンD3−ブチレート
(式7)との混合物であつた。確認は薄層クロ
マトグラフイーにより行つた。 (c) 7.25gの4−フエニル−1,2,4−トリア
ゾリン−3,5−ジオンを90mlの乾燥ジクロロ
メタンに溶解した溶液を、窒素雰囲気下に0℃
でかきまぜながら、ビタミンD3−ブチレート
(式6)とプレビタミンD3−ブチレート(式
7)との混合物18.8gを330mlの乾燥ジクロロ
メタンに溶解した溶液に滴下した。この溶液は
反応の終りに淡黄色になつた。この溶液を減圧
下濃縮し、次いで油状残留物を少量のアセトン
に溶解した。所望のプレビタミンD3−ブチレ
ートと4−フエニル−1,2,4−トリアゾリ
ン−3,5−ジオンとの付加物(式8)が−10
℃で晶出し、これを濾別し、次いで冷ヘキサン
で洗浄した。濾液を濃縮することにより第2の
分量の結晶質の付加物が生成した。この結晶質
物質を集め、アセトンで再結晶し、冷ヘキサン
で洗浄した。収量14.87g。物理化学的特性:
UV:λnax=218nm;Rf(酢酸エチル/イソオク
タン:3/7)=0.34;融点:153℃。式8に示す
構造はX線回折分析により求めた。 実施例 2 (a) プレビタミンD3と4−フエニル−1,2,
4−トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加物
の製造106.0gの7−デヒドロコレストロール
(式4、R=1,5−ジメチルヘキシル)を蒸
留精製したテトラヒドロフラン2に溶解した
溶液に対し窒素雰囲気中で10〜15℃の温度で25
分間照射を行つた。この照射は照射すべき液体
がポンプにより循環されていて1500W高圧水銀
灯が設置されている装置で行つた。照射後に得
た溶液を最高20℃の温度で減圧下に蒸発させ
た。固体残留物を窒素雰囲気下に各回300mlの
メタノールと共に2回かきまぜた。不溶性の未
転化7−デヒドロコレステロールを濾別し
(86.5g)、濾液を最高20℃の温度で50mlの容積
まで濃縮した。−20℃まで冷却することにより
未転化の出発物質をさらに1.0g回収した。濾
液を濃縮して泡立つた生成物を得、これを高真
空で乾燥した。重量19.0g。この残留物を300
mlのジクロロロメタンに溶解した溶液に10℃で
8.6gの4−フエニル−1,2,4−トリアゾ
リン−3,5−ジオンを100mlのジクロロメタ
ンに溶解した溶液を滴下した。生成した反応混
合物から溶媒を減圧下に留出させ、次いで残留
物を60mlのアセトンに溶解した。この溶液を−
20℃まで冷却することにより所望の生成物(式
9)が6.9gの収量で晶出した。融点152〜153
℃。母液を蒸発させた後に300gのSiO2(メル
ク社)を用いてクロマトグラフイーを行い、ト
ルエンとアセトンとの混合物で溶離を行つた
(傾斜溶離法)。このようにして所望の付加物を
さらに6.7g得た。全収量13.6g。 (b) 同様な方法で25−ヒドロキシ−プレビタミン
D3と4−フエニル−1,2,4−トリアゾリ
ン−3,5−ジオンとの付加物を7−デヒドロ
−25−ヒドロキシコレストロールから製造し
た。生成物はNMRスペクトルにより確認し
た。 参考例 1 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 (a) 13.675gの付加物(式8)200mlの乾燥メタ
ノールに溶解した溶液に12gの炭酸カルシウム
を懸濁させ、次いで45分間還流させた。生成し
た懸濁液を減圧下濃縮し、次いで残留物を水と
ジエチルエーテルとの混合物に溶解した。エー
テル相を分離し、希硫酸(100mlの水中の14ml
の濃硫酸)、炭酸ナトリウム溶液および飽和
NaCl溶液で順次洗浄した。硫酸マグネシウム
上で乾燥した後に、有機相の溶媒を留出させ
た。残留物を少量のアセトンから晶出させ、
10.86gの所望のアルコール(式9)を得た。
融点:153〜153.5℃。 (b) アルコール(式9)11.79g、イミタゾール
3.587gおよびtert−ブチルジメチルシリルクロ
リド4.450gを200mlのジメチルホルムアミドに
溶解した溶液を窒素雰囲気下に窒温で45分間か
きまぜた。15分後に白色結晶質沈澱が生成し
た。45分後に2個の透明相が生成するまでヘキ
サンを加えた。ジメチルホルムアミド相をヘキ
サンで抽出し、集めたヘキサン相を0.1N塩酸、
水、重炭酸ナトリウム溶液および飽和NaCl溶
液で順次洗浄し、次いで硫酸マグネシウム上で
乾燥した。減圧下に濃縮した後に、油状残留物
を200mlの沸騰アセトニトリルに溶解した。冷
却した際に所望のシリルエーテル(式10)が、
13.47gの収量で晶出した。融点137℃。式8の
ブチレートの1H NMRスペクトルと比較した
際の1H NMRスペクトルの変化:δ=4.93に
おける信号はδ=3.78に移行した(1H、m、
C3−H)。 参考例1(b)における本質的に同様にして、プ
レビタミンD3と4−フエニル−1,2,4−
トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加物のト
リメチルシリルエーテルを75%の収率で得た。
融点165〜167℃。UV(CH3OH):λnax
217nm;Rf(ヘキサン/アセトン:8/2)=0.40。 (c) 592mgのN−ブロモサクシンイミドおよびα,
α′−アゾイソブチロニトリルの結晶を、1.50g
のシリルエーテル(式10)を20mlの乾燥四塩化
炭素に溶解した溶液に添加した。生成した溶液
を窒素雰囲気下に5〜10分で110〜120℃まで加
熱した。次いでこの溶液を氷浴中で冷却し、次
いでセリツトで濾過した。溶媒を減圧下に留出
させ、次いで残留物を15mlのアセトンに溶解し
た。0.3mlの水をこの溶液に緩徐に滴下し、次
いでセリツト上の1.3gの炭酸銀を少量ずつ加
え、反応混合物を光から遮蔽した。反応後に薄
層クロマトグラフイー(溶離液:ベンゼン/ア
セトン=9/1)を行つた。10時間後に反応混合
物をセリツトで濾過し、次いで溶媒を減圧下に
留出させた。残留物をシエチルエーテルに溶解
し、飽和NaCl溶液で洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。減圧下に濃縮し、溶離液とし
てベンゼン/酢酸エチル80/20(v/v)用いてカラ
ムクロマトグラフイーにより精製した後に、全
部で783mgの生成物を得た。この生成物は式11
および式12のアルコールの混合物502mgと、式
11のアルコール126mgと、式12のアルコール155
mgとからなつていた。全反応生成物中の式11お
よび式12のアコールの重量比は3:7で、
NMR分光分析法によりこれを求めた。式11の
アルコールのRf値:Rf(ベンゼン/酢酸エチル
=8/2):0.39;Rf(ベンゼン/酢酸エチル=9/
1):0.38。式12のアルコールのRf値:Rf(ベン
ゼン/酢酸エチル=8/2):0.33;Rf(ベンゼ
ン/酢酸エチル=9/1):0.30。 (d) 式11および式12のアルコールの混合物931mg
を1.5mlの乾燥塩化メチレンに溶解した溶液を、
1.015gのピリジンジクロメートを2.5mlの乾燥
塩化メチレンに溶解した溶液に加えた。室温で
10時間静置した後に、約10mlのジエチルエーテ
ルを加えた。生成した懸濁液を濾過し、次いで
沈澱をエーテルで洗浄した。エーテル部分を集
め、これから溶媒を減圧下に留出させ、しかる
後に残留物をカラムクロマトグラフイーにより
精製した。この際溶離液として容量比9:1の
イソオクタンと酢酸エチルとの混合物を用い
た。所望のシリルエーテル−エノン(式13)を
720mgの収量で得た。融点97〜98℃。13C NMR
−スペクトルにおいてエノン系の信号が131.1、
149.5および195.0ppmで観察された。 UV:λnax=222nm;240nmにおいてシヨル
ダー。 (e) また、式13のシリル−エーテルエノンは中間
体として生成した臭素化合物を単離せずに直接
酸化することにより式10のシリルエーテルから
製造することができた。 参考例1(a)に記載したようにして得た式10の
シリルエーテル1.0gを16mlの乾燥ヘキサンに
溶解した溶液に、0.196mlのコリジン、触媒量
のビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)パ
ーオキシジカーボネートおよび425mgのジメチ
ルジブロモヒダントインを順次加えた。20分後
にこの懸濁液をセリツトで濾過し、乾燥ヘキサ
ンで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、10mlの
乾燥クロロホルムに溶解した。5.8mgのビス
(テトラブチルアンモニウム)ジクロメートを
上述の溶液に加え、この反応混合物を2時間還
流させた。室温まで冷却した後に生成した懸濁
液をシリカゲルで濾過し、250mlのジエチルエ
ーテルで洗浄した。濾液と洗液とを一緒にし、
これを減圧下に濃縮した。この残留物をカラム
クロマトグラフイーにより精製した。この際溶
離液としてヘキサン/アセトン=95/5を用い
た。得られた化合物は参考例1(d)に記載したよ
うにして製造した化合物(式13)と同一であつ
た。 同様にして上述の付加物のトリメチルシリル
エーテルを対応するシリル−エーテルエノンに
転化することができた。得られたトリメチルシ
リルエーテル−エノンをテトラヒドロフランに
溶解し、さらに精製せずに希釈した(1.5M)
塩酸溶液で処理することにより所望の式14のア
ルコール−エノン(物理化学的特性については
参考例1(e)参照のこと)に直接転化した。 (f) また、式13のtert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル−エノンは下記のようにして製造するこ
とができた。 参考例1(c)に記載したようにして式10のシリ
ルエーテルの臭素化反応により1−臭素置換化
合物を製造した。臭素化後に10gの残留物を60
mlのジクロロメタンに溶解した。この溶液に10
gのピリジンジクロメートを加え、次いでこの
反応混合物を室温で18時間かきまぜた。500ml
のジエチルエーテルで希釈した後に反応混合物
を濾別した。濾液を減圧下に濃縮し、3.5gの
化合物を得た。この化合物は参考例1(d)に従つ
て製造した式13の化合物と同一であつた。 (g) テトラブチルアンモニウムフルオリドをテト
ラヒドロフランに溶解した1モル溶液10.2ml
を、700mgの式13のエノンおよび0.47mlの酪酸
を10mlのテトラヒドロフランに溶解した溶液
に、窒素雰囲気下に−10℃で滴下した。室温で
3時間かきまぜた後に、反応混合物を約10mlの
ジエチルエーテルで希釈し、飽和重炭酸塩溶液
および飽和NaCl溶液で順次洗浄した。次いで
有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下
に濃縮した。この残留物をクロマトグラフイー
で精製し、この際溶離液として容量比9:1の
ベンゼンとアセトンとの混合物を用いた。所望
のアルコール−エノン(式14)を528mgの収量
で得た。融点101〜102℃。 (h) 激しくかきまぜながら、308mgの塩化アルミ
ニウムを3.86mlの乾燥テトラヒドロフランに溶
解した溶液を、263mgの水素化アルミニウムリ
チウムを20mlの乾燥テトラヒドロフランに懸濁
させた懸濁液に室温で滴下した。この懸濁液に
3mlの乾燥テトラヒドロフラン中の式14のアル
コールエノン428mgを−70℃で滴下した。−60℃
で1時間かきまぜた後に約2mlのジエチルエー
テルを添加し、次いで5%塩酸を加えた。反応
混合物を室温にした後に、有機相を分離し、次
いで5%塩酸、飽和重炭酸塩溶液および飽和
NaCl溶液で順次洗浄した。硫酸マグネシウム
上で乾燥した後に溶液を減圧下に濃縮し、次い
でカラムクロマトグラフイーにより精製し、こ
の際溶離液として容量比8:2のベンゼンとア
セトンとの混合物を用いた。所望のジオール
(式15)を421mgの収量で得た。融点165〜167℃
(ジエチルエーテル)。Rf(ベンゼン/アセトン
=7/3):0.25。 (i) カラムクロマトグラフイーによる精製を行わ
なかつた点を除き、参考例1(h)に記載したと同
様な方法により、10mgのアルコール−エノン
(式14)から得た式15のジオールの粗残留物を、
水酸化カリウムをn−ブタノールに溶解した3
%(重量/容量)溶液2mlに溶解し、この溶液
を2時間還流させた。約5mlのジエチルエーテ
ルで希釈した後に、生成した溶液を、酸性反応
を呈するまで5%塩酸で洗浄し、次いで中性に
なるまで飽和NaCl溶液で洗浄し、最後に硫酸
マグネシウム上で乾燥した。減圧下に溶媒を留
出させた後に、最終生成物をマルチプルー
TLC−クロマトグラフイーにより精製し、こ
の際溶離液として容量比8:2のヘキサンとア
セトンとの混合物を用いた。重量比8:2の式
16および式17のアルコールの混合物3mgを得
た。式16のアルコールは1α−ヒドロキシビタ
ミンD3であつた。 同様な方法で、参考例1(h)に記載した方法に
より製造し、クロマトグラフイーにより精製
し、再結晶した後の式15のジオール100mgから、
式16の純粋な1α−ヒドロキシビタミンD332mg
を得た。物理化学的特性:融点:134℃(n−
ヘキンで再結晶した後):UV:λnax(CH3OH)
=265nm;λnio(CH3OH)=228nm。 (j) また参考例1(i)に記載した反応は下記のよう
にして行うことができた。 参考例1(h)に記載した方法により得た精製し
た式15のジオール150mgを5mlのメタノールに
溶解した。この溶液を沸騰するまで加熱した後
に、2mlの15N水酸化カリウム水溶液を加え、
次いで混合物を24時間還流させた。次いでこの
反応混合物を参考例1(i)におけると同様にして
処理し、純粋な式16の1α−ヒドロキシビタミ
ンD360mgを得た。この生成物は参考例1(i)に
記載した方法により得た上述の純粋な物質と同
一であつた。 参考例 2 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 (a) 式11のアルコールを参考例1(a)〜(c)に記載と
同様にして製造した。 水酸化カリウムをn−ブタノールに溶解した
3%(重量/容量)溶液5mlに式11のアルコー
ル36mgを溶解した溶液を110℃で2時間加熱し
た。次いでこの溶液を約10mlのジエチルエーテ
ルで希釈し、酸性反応を呈するまで5%塩酸で
洗浄した。次いでこの溶液を中性になるまで飽
和NaCl溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥した。溶媒を減圧下に留出させ、残留物を
ジエチルエーテルに溶解し、次いでこの溶液を
再度蒸発乾固した。 (b) 式18および19のアルコール−シリルエーテル
を含有する残留物を2mlの乾燥テトラヒドロフ
ランに溶解した。この溶液に141mgのテトラブ
チルアンモニウムフルオリドを添加し、次いで
この反応混合物を光から遮蔽しながら室温で20
時間かきまぜた。約4mlのジエチルエーテルで
希釈した後に、溶液を水および飽和NaCl溶液
で順次洗浄した。次いで有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、減圧下に濃縮した。残留物を
ベンゼンに溶解し、2時間還流させた。溶媒を
留出させた後に、残留物をカラムクロマトグラ
フイーにより精製し、この際溶離液として容量
比8:2のヘキサンとアセトンとの混合物を用
いた。6mgの1α−ヒドロキシビタミンD3を得
た。この生成物は参考例1(i)に記載した方法に
より得た純粋な物質と同一であつた。 【表】 実施例 3 プレビタミンD3−ブチレートとジエチルアゾ
ジカルボキシレートとの付加物の製造 3.85g(4.8ml)のジエチルアゾジカルボキシ
レートを、実施例1(a)〜(b)に記載した方法により
得たビタミンD3−ブチレート(式6)とプレビ
タミンD3−ブチレート(式7)との混合物13.7g
を65mlの乾燥塩化メチレンに溶解した溶液にかき
まぜながら窒素雰囲気下に室温で滴下した。反応
混合物を24時間かきまぜて反応させた後に薄層ク
ロマトグラフイー(HPLC)により精製し、この
際溶離液として容量比9:1のヘキサンと酢酸エ
チルとの混合物を用いた。次いで溶媒を減圧下に
留出させた。生成した物質をカラムクロマトグラ
フイー(HPLC)で精製し、この際溶離液として
容量比9:1のヘキサンと酢酸エチルとの混合物
を用いた。式20の所望の付加物を10.1gの収量で
単離した。 Rf(ヘキサン/アセトン:8/2)=0.51。構造は
NMR−分光分析法により確定した。 実施例 4 プレビタミンD3−ブチレートと1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物の製造 5.432gの四酢酸鉛を40mlの乾燥ジクロロメタ
ンおよび2mlの酢酸に溶解した溶液を、60mlの乾
燥ジクロロメタンにビタミンD3−ブチレートと
プレビタミンD3−ブチレートとの混合物4.64gを
溶解した溶液にさらに4.967gの1,4−フタラ
ジンジオンを懸濁させた懸濁液に、窒素雰囲気下
に0℃でかきまぜながら滴下した。室温で4時間
かきまぜた後に懸濁液を濾別し、ジエチルエーテ
ルおよびジクロロメタンで順次洗浄した。有機相
を一緒にし、次いで飽和NaCl溶液、5%塩酸、
和NaCl溶液、飽和NaHCO3溶液および飽和
NaCl溶液で順次洗浄した。硫酸マグネシウム上
で乾燥し、減圧下に濃縮した後に得た残留物をカ
ラムクロマトグラフイー(溶離液:ヘキサン/酢
酸エチル:85/15)により精製した。次の一般式
27: (式中のRは上述のものと同一のものを示す)
で表わされる所望の付加物を3.2025gの収量で単
離した。UV(CH3OH):λnax216nm;Rf(ヘキサ
ン/アセトン:8/2)=0.35。構造はNMR分析に
より確定した。 実施例 5 タキステロール3,5−ジニトロ−4−メチル
−ベンゾコートと4−フエニル−1,2,4−
トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加物の製
造 0.3767ミリモルの4−フエニル−1,2,4−
トリアゾリン−3,5−ジオンを1mlの酢酸エチ
ルに溶解した溶液を、式28(R=1,5−ジメチ
ル−ヘキシルル)のタキステロール3,5−ジニ
トロ−4−メチルベンゾエート223mg(0.3767ミ
リモル)を2mlの乾燥ジクロロメタンに溶解した
溶液に、窒素雰囲気下に0℃で滴下した。室温で
15分間かきまぜた後に溶液を減圧下に濃縮した。
残留物をカラムクロマトグラフイー(溶離液:ヘ
キサン/アセトン:9/1)により精製し、式29の
所望の付加物247mgをを得た。構造はそのNMR
スペクトルにより確定した。UV(CH3OH):
λnax=219nm;油状物;Rf(ヘキサン/アセト
ン:8/2)=0.19。 参考例 3 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 (a) 実施例3に記載した方法により得た式20の付
加物9.1gを100mlの乾燥メタノールに溶解した
溶液に2gの炭酸カリウムを懸濁させ、次いで
窒素雰囲気下に室温で約4時間かきまぜた。反
応後薄層クロマトグラフイー(溶離液:ヘキサ
ン/アセトン=8/2(v/v)を行つた。濾過し、沈
澱をメタノールで洗浄した後に、溶液の溶媒を
減圧下に留出させた。残留物をジエチルエーテ
ルに溶解し、次いで中性になるまで水および飽
和NaCl溶液で順次洗浄した。硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した後に有機相の溶媒を留出させ
た。式21の所望のアルコールを7.4gの収量で
得た。 Rf(ヘキサン/アセトン:8/2)=0.25。 同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物を実施例4における同
様にして得た付加物から製造した。 UV(CH3OH):λnax=216nm;Rf(ヘキサ
ン/アセトン:7/3)=0.48。 また同様にしてタキステロールと4−フエニ
ル−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオ
ンとの付加物を実施例5に記載した方法により
得た付加物から製造した:UV(CH3OH):
λnax=216nm;Rf(ヘキサン/アセトン:8/2)
=0.16。上述の付加物はいずれもNMRスペク
トルにより確認した。 (b) 式21のアルコール4.0gとイミダゾール1.2g
とtert−ブチルジメチルシリルクロリド1.5gと
を60mlのジメチルホルムアミドに溶解した溶液
を窒素雰囲気下に室温で約45分間かきまぜた。
反応後に薄相クロマトグラフイー(溶離液:ヘ
キサン/アセトン:8/2(v/v)を行つた。次いで
等容量のヘキサンを加え、次いで同量の飽和
NaCl溶液を加えた。約10分間かきまぜた後に
ヘキサン層を分離し、ジメチルホルムアミド層
を再度等容量のヘキサンで抽出した。ヘキサン
相を集め、水およ飽和NaCl溶液で順次洗浄し、
次いで硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過お
よび濃縮後に樹脂状残留物をカラムクロマトグ
ラフイー(HPLC)により精製し、この際溶融
液として容量比9:1のヘキサンと酢酸エチル
との混合物を用いた。かくして所望のシリルエ
ーテル(式22)を4.0gの収量で得た。Rf=(ヘ
キサン/アセトン:8/2)=0.54。この生成物は
NMR分光分析法により確認した。 同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物のtert−ブチルメチル
シリルエーテルを製造した。Rf(ヘキサン/ア
セトン:8/2)=0.43;UV(CH3OH):λnax
218nm。 また同様にしてタキステロールと4−フエニ
ル−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオ
ンとの付加物のtert−ブチルジメチルシリルエ
ーテルを製造した。Rf(ヘキサン/アセトン:
8/2)=0.60;UV(CH3OH):λnax=211nm。 (c) 286mgのジメチルピラゾールを、298mgの
CrO3を2.5mlの乾燥塩化メチレンに懸濁させた
懸濁液に−20℃で一度に加えた。−20℃で20分
間かきまぜた後に式22の前記シリルエーテル
100mgを1mlの乾燥塩化メチレンに溶解した溶
液を加えた。生成した懸濁液を−10〜−20℃の
温度で充分な時間かきまぜ、反応後に薄層クロ
マトグラフイーを行い、この際溶離液として容
量比8/2のヘキサン/アセトンを用いた。反応
終了後に2mlの5N水酸化ナトリウム溶液を添
加し、次いでこの混合物を0℃で1時間かきま
ぜた。有機相を5%塩酸、水および飽和NaCL
溶液で順次洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾
燥し、減圧下に濃縮した後に、残留物をカラム
クロマトグラフイーで精製し、この際溶離液と
して容量比96:4のヘキサンとアセトンとの混
合物を用いた。式23の所望のシリルエーテル−
エノンを35mgの収量で得た。生成物は油状物
で、UV吸収スペクトルおよびNMRスペクト
ルには次の特徴があつた:UV:λnax
(CH3OH)=246nm;Rf(ヘキサン/アセト
ン:8/2)=0.38。NMRスペクトルは所望の構
造と一致した。 同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物のシリルエーテル−エ
ノンを製造した:Rf(ヘキサン/アセトン:7/
3)=0.33;UV(CH3OH):λnax=217nm、
242nm。 同一のシリルエーテル−エノンを参考例1(e)
に記載したと同様な方法によりタキステロール
と4−フエニル−1,2,4−トリアゾリン−
3,5−ジオンとの付加物のシリルエーテル−
エノンを製造することができた。 (d) テトラブチルアンモニウムフルオリドとテト
ラヒドロフランとの1モル溶液1.75mlを、式23
のエノン120mgおよび0.0853mlの酪酸を2mlの
乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液に、、
窒素雰囲気下に室温で滴下した。室温で5時間
かきまぜた後に、反応混合物を約10mlのジエチ
ルエーテルで希釈し、飽和重炭酸塩溶液および
飽和NaCl溶液で順次洗浄した。次いで有機相
を硫残マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮
した。残留物をカラムクロマトグラフイーによ
り精製し、この際溶離液として容量比9:1の
ヘキサンとアセトンとの混合物を用いた。式24
の所望のアコール−エノン72mgの収量で得た。
生成物は油状物で、IR吸収スペクトルには次
の特徴があつた。UV(CH3OH):λnax
206nm、246nm。 同様にしてプレビタミンD3と、1,4−フ
タラジンジオンとの付加物のアルコール−エノ
ンを製造した。Rf(ヘキサン/アセトン:7/3)
=0.19;UV(CH3OH):λnax=217nm、
242nm。 (e) 40.9mgの塩化アルミニウムを0.452mlの乾燥
テトラヒドロフランに溶解した溶液を、34.9mg
の水素化アルミニウムリチウムを2.6mlの乾燥
テトラヒドロフランに懸濁させた懸濁液に室温
で滴下した。激しくかきまぜながら、−70℃で
この懸濁液に、式24のアルコール−エノン70mg
を0.4mlの乾燥テトラヒドロフランに溶解した
溶液を滴下した。−60℃で1時間かきまぜた後
に、2mlのジエチルエーテルを加え、次いで2
mlの5%塩酸を加えた。エーテル層を室温で分
離し、次いで5%塩酸、飽和重炭酸ナトリウム
および飽和NaCl溶液で順次洗浄した。硫酸マ
グネシウム上で乾燥した後に、溶液を減圧下に
濃縮し、次いで生成した生成物をカラムクロマ
トグラフイーにより精製し、この際溶離液とし
てヘキサン/アセトン(8/2(v/v)を用いた。
式25および26のアルコールを44mgの収量で得
た。その重量比はそれぞれ65%および35%であ
つた。式25のアルコール:Rf(ヘキサン/アセ
トン=7/3(v/v)):0.34;式26のアルコール:
Rf(ヘキサン/アセトン=7/3(v/v):0.43。 同様にしてプレビタミD3と1,4−フタラ
ジンジオンとの付加物のジオールの混合物を製
造した。この場合には主としてα−ヒドロキシ
異性体が存在していた:Rf(ヘキサン/アセセ
トン=6/4)=0.18。 (f) 式25および式26のアルコール40mgを1.5mlの
メタノールに溶解した溶液を80〜85℃でかきま
ぜた。1.5mlの5N水酸化カリウム水溶液を緩徐
に滴下した。次いでこの反応混合物を光から遮
蔽し、12時間かきまぜた。次いでこの反応混合
物を6倍過剰のジエチルエーテルと飽和NaCl
溶液との混合物中に注入し、しかる後に水層を
ジエチルエーテルでさらに3回抽出した。集め
たエーテル相を5%塩酸、飽和重炭酸ナトリウ
ム溶液および飽和NaCl溶液で順次洗浄した。
硫酸マグネシウム上で乾燥した後に、溶液を減
圧下に濃縮し、次いで残留物をカラムクロマト
グラフイー(溶離液:ヘキサン/アセトン:8
5/15(v/v))により精製した。1α−ヒドロキシ
ビタミンD3(式16)と1β−ヒドロキシビタミン
D3(式17)との混合物6.5mgを得た。この混合物
中には主として1α−異性体が存在していた。
1α−ヒドロキシビタミンD3を51.3%の収量で
得た。この混合物も少量の1α−ヒドロキシ−
プレビタミンD3を9.2%の収率(HPLC)で含
有していた。 同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物のジオールの混合物を
1−ヒドロキシビタミンD3に転化した。これ
は35%の1α−ヒドロキシビタミンD3および4
%の1α−ヒドロキシ−プレビタミンD3を含有
していた。 参考例 4 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 参考例2(a)および(b)に記載した方法により製造
した1α−および1β−ヒドロキシビタミンD3の混
合物は、酸化反応に引続き次のような立体特異的
還元を行うことにより純粋な1α−ヒドロキシビ
タミンD3に容易に転化することができた。 (a) 100mgの分量のヒドロキシ化ビタミンD3の混
合物を、新たに作つたMnO2653mgを乾燥クロ
ロホルムに懸濁させた懸濁液に、アルゴンブラ
ケツト下に加えた。この混合物を40℃でかきま
ぜ、12および24時間後に新鮮なMnO2をさらに
325mgの分量加えた。48時間後に懸濁液をセリ
ツトで濾過し、100mlの乾燥ジクロロメタンで
洗浄し、減圧下に濃縮した。残留物をHPLC
(ヘキサン/アセトン:85/15)により精製し、
18mgの1−ケト化合物を得た。UV
(CH3OH):λnax=210nm、245nm。 (b) 参考例1(h)に記載したと同様にしてケト化合
物の立体動異的還元を行つた。HPLC(ベンゼ
ン/アセトン:8/2)により精製した後に、1α
−ヒドロキシビタミンD3を28%の収率で得た。
360MHz 1H−NMRによれぱこの生成物にお
いて1α−ヒドロキシビタミンD3の立体特異性
は95%より大きかつた。 参考例 5 1α−ヒドロキシ−プレビタミンD3の製造 参考例1(h)に記載したようにして得た精製した
式15のジオールを500mgの分量で25mlのメタノー
ルに溶解した。25mlの15N KOH水溶液を添加し
た後に、反応混合物を油浴内で110℃で加熱した。
次いで反応混合物を氷と水との混合物上に注ぎ、
次いでジエテルエーテルで抽出した。有機相を
NaHCO3水溶液およびNaCl溶液で順次洗浄し
た。溶媒を蒸発させた後に312mgの結晶質生成物
を得た。ジエチルエーテルで再結晶して次式30: (式中のRは1,5−ジメチルヘキシルを示
す)で表わされる1α−ヒドロキシ−プレビタミ
ンD3を得た。UV(CH3OH):λnax=260nm。構
造はそのNMRスペクトルにより確定した。 参考例 6 1α,25−ジヒドロキシ−ビタミンD3の製造 実施例2(b)に記載したようにして得た25−ヒド
ロキシ−プレビタミンD3と4−フエニル−1,
2,4−トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加
物1gを、参考例3(b)に記載した本質的に同じ方
法で、tert−ブチルジメチルシリルクロリドによ
りその3−モノシリルエーテルに転化した。収量
1.1g;融点153℃;Rf(ヘキサン/アセトン:8/
2)=0.28。 このシリルエーテルを参考例3(c)に記載した方
法によりエノン(式14;R=1,5−ジメチル−
5−ヒドロキシヘキシル基)に転化した。 UV:λnax=222nm、242nm;Rf(ヘキサン/ア
セトン:7/3)=0.39;NMRスペクトルは所望の
構造と一致していた。このシリルエーテル−エノ
ンから参考例3(d)に記載した方法により対応する
ヒドロキシ−エノンを製造した。UV:λnax
223nm、244nm;Rf(ヘキサン/アセトン:6/4)
=0.30。ヒドロキシ−エノンから参考例3(e)に記
載した方法により対応するジヒドロキシ付加物を
製造した。UV:λnax=216nm;Rf(ヘキサン/ア
セトン:7/3)=0.16;NMRスペクトルはδ=
1.22における特別な26,27−CH3信号を除き1α−
ヒドロキシ付加物とと同じであつた。1α−ヒド
ロキシ付加物から参考例3(f)に記載した方法によ
り所望の1α,25−ジヒドロキシ−ビタミンD3
製造した。この最終生成物の構造はそのNMRス
ペクトルにより確定した。UV:λnax=264nm:
融点:95〜96℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式: (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個
    以上の水酸基または弗素原子で置換されているこ
    とのある分岐または非分岐で飽和または不飽和の
    アルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エテスル化された水
    酸基またはエーテル化された水酸基を示し、 A′およびB′は同一の基でメトキシ基またはエ
    トキシ基を示すか、あるいはA′とB′とは一緒に
    なつてフエニルイミノ基またはo−フエニレン基
    を構成する基を示す) で表わされるプレビタミンDまたはタキステロー
    ル化合物とジエノフイルとの付加物。 2 次の一般式: (式中のR′、A′およびB′は上述のものと同一
    のもの、R2はプレビタミンD3、25−ヒドロキシ
    −プレビタミンD3、24,25−ジヒドロキシープ
    レビタミンD3およびこれらのプレビタミンD化
    合物の1種と脂肪族または芳香族のカルボン酸と
    のエステル化生成物あるいは適当なエーテル化剤
    とのエーテル化生成物からなる群から選定したプ
    レビタミンD化合物から得られる側鎖を示す)で
    表わされる特許請求の範囲第1項記載の付加物。 3 次の一般式: (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個
    以上の水酸基または弗素原子で置換されているこ
    とのある分岐または非分岐で飽和または不飽和の
    アルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エステル化された水
    酸基またはエーテル化された水酸基を示し、 A′およびB′は同一の基でメトキシ基またはエ
    トキシ基を示すか、あるいはA′とB′とは一緒に
    なつてフエニルイミノ基またはo−フエニレン基
    を構成する基を示す) で表わされるプレビタミンDまたはタキステロー
    ル化合物とジエノフイルとの付加物を製造するに
    当り、 次の一般式: (式中のRおよびR′は上述のもと同一のもを
    示す)で表わされる7−デヒドロコレステロール
    化合物に紫外線を照射し、次いで未転化出発物質
    を回収した後に照射生成物と、次の一般式: (式中のA′およびB′は上述のものと同一のも
    のを示す)で表わされるジエノフイルとを反応さ
    せる ことを特徴とするプレビタミンDまたはタキステ
    ロール化合物とジエノフイルの付加物の製造方
    法。
JP62244420A 1981-07-17 1987-09-30 プロビタミンdまたはタキステロール化合物とジエノフィルとの付加物およびその製造方法 Granted JPS63107964A (ja)

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NL8103393 1981-07-17
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