JPH0673092U - 作業車の走行用油圧装置 - Google Patents
作業車の走行用油圧装置Info
- Publication number
- JPH0673092U JPH0673092U JP1923493U JP1923493U JPH0673092U JP H0673092 U JPH0673092 U JP H0673092U JP 1923493 U JP1923493 U JP 1923493U JP 1923493 U JP1923493 U JP 1923493U JP H0673092 U JPH0673092 U JP H0673092U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic motor
- port
- switching valve
- hydraulic
- oil passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給排両ポートにカウンタバランス弁を備えた
二個の油圧モータ7a、7bと、油圧モータ7a、7b
の接続状態を直列と並列に選択的に切換える直並列切換
弁4とを備えて走行するように構成した作業車におい
て、停止する過程においてキャビテーションを発生させ
ないとともに、油圧的なロックによる油圧モータ7a、
7bのブレーキ力を減少させず、さらに油圧モータ7
a、7bの必要流量に差ができても円滑な作動をする走
行用油圧装置を提供すること。 【構成】 一方の油圧モータ7aの一側のポートに接続
しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7bの
一側のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直
並列切換弁4をバイパスする絞り付きバイパス油路21で
結ぶとともに、一方の油圧モータ7aの他側のポートに
接続しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7
bの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁と
を直並列切換弁4をバイパスする絞り付きバイパス油路
22で結んで構成した。
二個の油圧モータ7a、7bと、油圧モータ7a、7b
の接続状態を直列と並列に選択的に切換える直並列切換
弁4とを備えて走行するように構成した作業車におい
て、停止する過程においてキャビテーションを発生させ
ないとともに、油圧的なロックによる油圧モータ7a、
7bのブレーキ力を減少させず、さらに油圧モータ7
a、7bの必要流量に差ができても円滑な作動をする走
行用油圧装置を提供すること。 【構成】 一方の油圧モータ7aの一側のポートに接続
しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7bの
一側のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直
並列切換弁4をバイパスする絞り付きバイパス油路21で
結ぶとともに、一方の油圧モータ7aの他側のポートに
接続しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7
bの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁と
を直並列切換弁4をバイパスする絞り付きバイパス油路
22で結んで構成した。
Description
【0001】
二個の油圧モータの接続を直列あるいは並列に選択的に切換えて走行する高所 作業車等の作業車の走行用油圧装置に関するものである。
【0002】
図2および図3に基いて説明する。 油圧ポンプ1からの圧油をABR接続型三位置切換弁2で流れの方向と流量を 制御しており、三位置切換弁2のAポートおよびBポートはそれぞれ油路11およ び油路12と接続され各油路11および12は直並列切換弁4のRポートおよびAポー トに接続されている。油路11は途中で分岐され油路13aを介して油圧モータ7a の一側ポートに接続され、油路13aにはカウンタバランス弁6aが装入されてい る。油圧モータ7aの他側ポートと直並列切換弁4を接続している油路14aには 、カウンタバランス弁6aが装入されている。油路12は途中で分岐され油路14b を介して油圧モータ7bの他側ポートに接続され、油路14bにはカウンタバラン ス弁6bが装入されている。油圧モータ7bの一側ポートと直並列切換弁4を接 続している油路13bには、カウンタバランス弁6bが装入されている。油圧モー タ7a、7bにはそれぞれネガティブブレーキ8a、8bが取付けられ、常時は 内蔵するばねによってブレーキが掛かり、走行時には走行用の圧油が対応するカ ウンタバランス弁6a、6bを通過して供給されてばねに抗してブレーキが開放 されるようになっている。直並列選択スイッチ5は、その接断で直並列切換弁4 の切換えを行い、回路を接で直列に、断で並列にするようになっている。
【0003】 作動について、図2において直列を選択した場合について説明する。 直並列選択スイッチ5を接にすると、直並列切換弁4のソレノイドに通電され るので、直並列切換弁4は直列に切換わり、直並列切換弁4は油路14aと油路13 bを連通させた状態になる。三位置切換弁2をI位置に切換えると、三位置切換 弁2は油圧ポンプ1からの圧油を油路11に流す。直並列切換弁4は図に示された 位置と反対の切換え位置にあるので、圧油は油路11から油路13aに流入しカウン タバランス弁6aのチェック部を経過して油圧モータ7aの一側ポートに供給さ れる。ネガティブブレーキ8aは、カウンタバランス弁6a(油路13aの圧油を パイロット圧として開いている。)を通過して供給された圧油によって開放され る。油圧モータ7aを回転させ油圧モータ7aの他側ポートから排出された圧油 は、油路14aに流入しカウンタバランス弁6aのカウンタバランス部(油路13a の圧油をパイロット圧として開いている。)を経過して直並列切換弁4に至る。 直並列切換弁4は油路14aと油路13bを連通させた状態であるから、圧油は油路 13bに流入し、カウンタバランス弁6bのチェック部を経過して油圧モータ7b の一側ポートに供給される。ネガティブブレーキ8bは、カウンタバランス弁6 b(油路13bの圧油をパイロット圧として開いている。)を通過して供給された 圧油によって開放される。油圧モータ7bを回転させ油圧モータ7bの他側ポー トから排出された圧油は、油路14bに流入しカウンタバランス弁6bのカウンタ バランス部(油路13bの圧油をパイロット圧として開いている。)を経過して油 路12に至る。油路12からは三位置切換弁2を経過してタンク3に戻る。 このように直並列選択スイッチ5を接にし、三位置切換弁2をI位置に切換え ている状態では、ネガティブブレーキ8a、8bが開放され、油圧ポンプ1から の圧油の全流量が油圧モータ7aを経過したのち油圧モータ7bを経過して流れ るので、油圧モータ7aおよび油圧モータ7bは高速で回転し作業車は高速で走 行することができるのである。
【0004】 走行している作業車の三位置切換弁2をI位置から中立位置に戻すと、油圧ポ ンプ1からの圧油を三位置切換弁2が遮断し、油路11へは圧油が供給されなくな る。そこでカウンタバランス弁6a,6bは中立位置に戻り、閉じたカウンタバ ランス部と同じくチェック部とが、油圧モータ7a,7bの一側ポートおよび他 側ポートに接続している各油路13a、14a、13b、14bからの作動油の流出を遮 断する。油圧的にロックされた油圧モータ7a,7bによってブレーキ力が発生 するため、油圧モータ7a、7bは減速後停止し、作業車が停止する。開放され ていたネガティブブレーキ8a、8bには、圧油が供給されなくなりタンク3に 開放されるのでブレーキが掛かる。油圧的にロックされた油圧モータ7a,7b とネガティブブレーキ8a、8bによって、作業車は停止状態を維持する。
【0005】 ところで停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバラ ンス部の閉じるタイミングにずれが発生する。(三位置切換弁2が中立位置に戻 されると油路13aに圧油が供給されなくなり、カウンタバランス弁6aが閉じる 。カウンタバランス弁6aが閉じることによって油路13bに圧油が供給されなく なりカウンタバランス弁6bが閉じる。)油圧モータ7aには三位置切換弁2を 通って作動油が流入するが、油圧モータ7aの他側ポートから排出された圧油が 油路14a中のカウンタバランス弁6aの閉じているカウンタバランス部とカウン タバランス弁6aのチェック部とによって遮断されているため油圧モータ7bに は作動油が流入せず、油圧モータ7bがキャビテーションを起こすという問題が ある。
【0006】 そこで図3に示すように油路14aにカウンタバランス弁6aをバイパスするバ イパス油路15aを設けるとともに、油路13bのカウンタバランス弁6bをバイパ スするバイパス油路15bを設けることが考えられる。このようにすれば油圧モー タ7bがキャビテーションを起こそうとした場合に、油圧モータ7aの他側ポー トから排出された圧油が油路14aからバイパス油路15aによってカウンタバラン ス弁6aをバイパスして油路13bに流入するので、油圧モータ7bはキャビテー ションを起こさない。ところがカウンタバランス弁6aが油圧モータ7aの他側 ポートから排出された圧油を油路14aにおいて遮断しているのを、バイパス油路 15aによってバイパスさせてしまうため、油圧モータ7aには油圧的にロックさ れたブレーキ力が発生せず、油圧モータ7bによってだけ油圧的にロックされた ブレーキ力は発生している。つまり油圧的にロックされたブレーキ力は、双方の 油圧モータ7aおよび7bによって発生する場合の1/2しか発生しないという 問題がある。
【0007】 また、図2および図3には、カウンタバランス弁6aと6bとを結ぶ油路16が 設けられており、カウンタバランス弁6aおよび6bが作動したときに、油圧モ ータ7a、7bに対して供給側となる油路である油路13aと油路13b、あるいは 油路14aと油路14bが接続されるようになっている。このようにしておくと、走 行時に油圧モータ7a、7bの必要流量に差が出て下流側の油圧モータの必要流 量が大きくなった場合でも、圧油が油路16を経過することにより上流側の油圧モ ータをバイパスして下流側の油圧モータに供給されるので円滑な作動が得られる 。 しかし、円滑な作動が得られるのは下流側の油圧モータの必要流量が大きくな った場合であって、逆に上流側の油圧モータの必要流量が大きくなった場合には 効果が得られないという問題があった。
【0008】 直並列切換弁4によって並列を選択した場合には、三位置切換弁2から両油圧 モータ7a、7bへの圧油の供給が、双方の油圧モータ7a、7b間に上下流の 関係なく供給されるため、停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6b の閉じるタイミングにずれが発生してもキャビテーションを起こすことはなく、 また双方の油圧モータ7a、7b間に必要流量の差が発生しても円滑な作動が得 られる。 しかし、図3の場合、油圧的にロックされるブレーキ力は一方の油圧モータに しか発生しないという問題がある。
【0009】
停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバランス部の 閉じるタイミングにずれが発生しても直列接続における下流側の油圧モータにキ ャビテーションを発生せず、また油圧的なロックによる二個の油圧モータの合計 したブレーキ力を減少させないとともに、さらに走行中に油圧モータ7a,7b の必要流量が異なっても円滑な回転をする走行用油圧装置を提供することを目的 とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本考案の作業車の走行用油圧装置は、油圧ポンプにより発生した圧油を給排制 御するABR接続型三位置切換弁と、二個の油圧モータと、これらの油圧モータ の各々の給排両ポートに接続して設けたカウンタバランス弁と、直並列切換弁と を備え、これらを接続する油路として、三位置切換弁のAポートを一方の油圧モ ータの一側のポートに接続しているカウンタバランス弁に接続する油路と、三位 置切換弁のBポートを他方の油圧モータの他側のポートに接続しているカウンタ バランス弁に接続する油路とを備えるとともに、直並列切換弁が直列に選択され たときには一方の油圧モータの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁 と他方の油圧モータの一側のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直並 列切換弁を介して接続し直並列切換弁が並列に選択されたときには三位置切換弁 のAポートを他方の油圧モータの一側のポートに接続しているカウンタバランス 弁に接続するとともに三位置切換弁のBポートを一方の油圧モータの他側のポー トに接続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁を介して接続するように 油路を備え、前記二個の油圧モータで走行するように構成した高所作業車等の作 業車において、前記一方の油圧モータの一側のポートに接続しているカウンタバ ランス弁と前記他方の油圧モータの一側のポートに接続しているカウンタバラン ス弁とを前記直並列切換弁をバイパスする絞り付きバイパス油路で結ぶとともに 、一方の油圧モータの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁と他方の 油圧モータの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁 をバイパスする絞り付きバイパス油路で結んで構成した。
【0011】
高速走行をするために直並列切換弁4を直列に切換え、走行用操作レバーを走 行方向に傾動させて三位置切換弁2を切換えれば、圧油が、油圧モータ7aと油 圧モータ7bとに直列に流れ、油圧モータ7a、7bは高速で回転し、作業車は 高速で走行するのである。
【0012】 停止するには走行用操作レバーを戻して三位置切換弁2を中立位置にすれば、 三位置切換弁2から油圧モータ7aと油圧モータ7bへの圧油が遮断される。油 圧モータ7a、7bは、カウンタバランス弁6aあるいは6bによって減速され たのち停止するので、作業車は停止する。 停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバランス部の 閉じるタイミングにずれが発生しても三位置切換弁2から上流側になる油圧モー タをバイパスしてバイパス油路から下流側になる油圧モータに圧油が供給される ので、油圧モータ7a,7bにキャビテーションを発生しない。
【0013】 登坂走行等大きな駆動力が必要な走行をするために直並列切換弁4を並列に切 換え、走行用操作レバーを走行方向に傾動させて三位置切換弁2を切換えれば、 油圧ポンプ1からの圧油が、油圧モータ7aと油圧モータ7bとに直並列切換弁 4によって並列に流れ、油圧モータ7a、7bは低速で回転し、作業車は駆動力 が大きな低速で走行するのである。
【0014】 停止するには走行用操作レバーを戻して三位置切換弁2を中立位置にすれば、 油圧モータ7aと油圧モータ7bへの圧油が遮断される。油圧モータ7a、7b は、カウンタバランス弁6aあるいは6bによって減速されたのち停止するので 、作業車は停止する。
【0015】 停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバランス部の 閉じるタイミングにずれが発生しても油圧モータ7a、7bは並列状態であるの で、油圧モータ7a,7bにキャビテーションを発生しない。 またバイパス油路は、油圧モータ7a,7bを通過した圧油がカウンタバラン ス弁6a,6bをバイパスするものではないので、油圧モータ7a,7bにはカ ウンタバランス弁6a,6bが効いて、油圧モータ7a,7bの双方ともに油圧 的なロックによるブレーキ力が発生する。
【0016】 直並列切換弁4を直列に切換え、走行用操作レバーを走行方向に傾動させて三 位置切換弁2を切換えた場合、走行時に油圧モータ7a、7bの必要流量に差が 出ても圧油がバイパス油路を経過して必要流量の大きい側の油圧モータに供給さ れるので円滑な作動が得られる。
【0017】
図1に基いて説明する。 従来の技術として図2および図3に用い説明した符号1〜8および11〜14は、 同義であるので説明を省き以下の説明に用いる。 21、22は、バイパス油路であり、バイパス油路21は、一方の油圧モータ7aの 一側のポートに接続しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7bの一側 のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁4をバイパスして 結ぶ絞り付きバイパス油路として構成され、バイパス油路22は、一方の油圧モー タ7aの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁と他方の油圧モータ7 bの他側のポートに接続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁4をバイ パスして結ぶ絞り付きバイパス油路として構成されている。
【0018】 作動について説明する。 高速走行をするために直並列切換弁4を直列に切換えて、走行用操作レバーを 走行方向に傾動させて三位置切換弁2を切換え位置Iに切換える。 油圧ポンプ1からの圧油が、三位置切換弁2、油路11、油路13a、カウンタバ ランス弁6aのチェック部を経過して油圧モータ7aの一側ポートに供給される 。ネガティブブレーキ8aは、カウンタバランス弁6a(油路13aの圧油をパイ ロット圧として開いている。)を通過して供給された圧油によって開放される。 油圧モータ7aを回転させ油圧モータ7aの他側ポートから排出された圧油は、 油路14aに流入しカウンタバランス弁6aのカウンタバランス部(油路13aの圧 油をパイロット圧として開いている。)を経過して直並列切換弁4に至る。直並 列切換弁4は直列側に切換えられているので油路14aと油路13bを連通させた状 態になっており、圧油は油路13bに流入し、カウンタバランス弁6bのチェック 部を経過して油圧モータ7bの一側ポートに供給される。ネガティブブレーキ8 bは、カウンタバランス弁6b(油路13bの圧油をパイロット圧として開いてい る。)を通過して供給された圧油によって開放される。油圧モータ7bを回転さ せ油圧モータ7bの他側ポートから排出された圧油は油路14bに流入しカウンタ バランス弁6bのカウンタバランス部(油路13bの圧油をパイロット圧として開 いている。)を経過して油路12に至る。油路12からは三位置切換弁2を経過して タンク3に戻る。 同時に三位置切換弁2から油路11を経て油路13aに供給される圧油は、バイパ ス油路21によって油路13bに直接的にも供給されている。 このように直並列切換弁4を直列に切換え、三位置切換弁2をI位置に切換え ている状態では、ネガティブブレーキ8a、8bが開放され、油圧ポンプ1から の圧油が油圧モータ7aを経過したのち油圧モータ7bを経過して流れる。バイ パス油路21、22は、いずれも絞り付きのバイパス油路であるため、三位置切換弁 2からのほぼ全流量が油圧モータ7aを経過したのち油圧モータ7bを経過して 流れるので、油圧モータ7aおよび油圧モータ7bは高速で回転し作業車は高速 で走行することができるのである。
【0019】 停止するには走行用操作レバーを戻して三位置切換弁2をI位置から中立位置 にすれば、油圧ポンプ1からの圧油を三位置切換弁2が遮断し、油路11へは圧油 が供給されなくなる。そこでカウンタバランス弁6a,6bは中立位置に戻り、 閉じたカウンタバランス部と同じくチェック部とが、油圧モータ7a,7bの一 側ポートおよび他側ポートに接続している各油路13a、14a、13b、14bからの 作動油の流出を遮断する。 そこで、油圧的にロックされた油圧モータ7aおよび7bによってブレーキ力 が発生するとともに、開放されていたネガティブブレーキ8a、8bには、圧油 が供給されなくなりタンク3に開放されるためブレーキが掛かるので、油圧モー タ7a、7bは減速後停止し、作業車が停止する。。油圧的にロックされた油圧 モータ7aおよび7bとネガティブブレーキ8aおよび8bによって、作業車は 停止状態を維持する。 停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバランス部の 閉じるタイミングにずれが発生しても三位置切換弁2から上流側になる油圧モー タをバイパスしてバイパス油路21から下流側になる油圧モータに圧油が供給され るので、油圧モータ7bにキャビテーションを発生することはない。
【0020】 登坂走行等大きな駆動力を必要とする場合には、直並列切換弁4を並列(油路 11と油路13b、油路12と油路14aがそれぞれ連通する位置)に切換える。 油圧ポンプ1からの圧油が、三位置切換弁2、油路11、油路13a、カウンタバ ランス弁6aのチェック部を経過して油圧モータ7aの一側ポートに供給される とともに、油路11から直並列切換弁4、油路13b、カウンタバランス弁6bのチ ェック部を経過して油圧モータ7bの一側ポートに供給される。ネガティブブレ ーキ8aは、カウンタバランス弁6a(油路13aの圧油をパイロット圧として開 いている。)を通過して供給された圧油によって開放され、ネガティブブレーキ 8bは、カウンタバランス弁6b(油路13bの圧油をパイロット圧として開いて いる。)を通過して供給された圧油によって開放される。油圧モータ7aを回転 させ油圧モータ7aの他側ポートから排出された圧油は、油路14aに流入しカウ ンタバランス弁6aのカウンタバランス部(油路13aの圧油をパイロット圧とし て開いている。)を経過して直並列切換弁4に至る。この圧油は、油路14aと油 路12が連通状態になっているので、油圧モータ7bを回転させ油圧モータ7bの 他側ポートから排出され油路14bに流入しカウンタバランス弁6bのカウンタバ ランス部(油路13bの圧油をパイロット圧として開いている。)を経過した圧油 と油路12で合流する。油路12からは三位置切換弁2を経過してタンク3に戻る。 このように直並列切換弁4を並列に切換え、三位置切換弁2をI位置に切換え ている状態では、ネガティブブレーキ8a、8bが開放され、油圧ポンプ1から の圧油の全流量が油圧モータ7aと油圧モータ7bとに分流されて並列に流れる ので、油圧モータ7aおよび油圧モータ7bは低速で回転し作業車は駆動力の大 きい低速で走行することができるのである。
【0021】 停止するには走行用操作レバーを戻して三位置切換弁2をI位置から中立位置 にすれば、油圧ポンプ1からの圧油を三位置切換弁2が遮断し、油路11へは圧油 が供給されなくなる。そこでカウンタバランス弁6a,6bは中立位置に戻り、 閉じたカウンタバランス部と同じくチェック部とが、油圧モータ7a,7bの一 側ポートおよび他側ポートに接続している各油路13a、14a、13b、14bからの 作動油の流出を遮断する。油圧的にロックされた油圧モータ7a、7bによって ブレーキ力が発生するとともに、開放されていたネガティブブレーキ8a、8b には、圧油が供給されなくなりタンク3に開放されるためブレーキが掛かるので 、油圧モータ7a、7bは減速後停止し、作業車が停止する。油圧的にロックさ れた油圧モータ7a、7bとネガティブブレーキ8a、8bによって、作業車は 停止状態を維持する。油圧モータ7a、7bの双方ともに油圧的にロックされた ブレーキ力が発生するので、作業車としてのブレーキ力が大きい。
【0022】 停止する過程においてカウンタバランス弁6a,6bのカウンタバランス部の 閉じるタイミングにずれが発生しても、直並列切換弁4が並列であり油路11と油 路13b、油路12と油路14aがそれぞれ連通状態になっているため、ABR接続型 の三位置切換弁2、油路11,13a,直並列切換弁4、油路13bを経由して作動油 をタンク3から油圧モータ7a,7bは吸込むので、油圧モータ7a,7bには キャビテーションが発生しない。
【0023】 また、直並列切換弁4を直列に切換え、走行用操作レバーを走行方向に傾動さ せて三位置切換弁2を切換えた場合、走行時に油圧モータ7a、7bの必要流量 に差が出ても、圧油が必要流量の小さい側の油圧モータ7aあるいは7bからバ イパス油路21を経過して必要流量の大きい側の油圧モータ7aあるいは7bに供 給されるので円滑な作動が得られる。
【0024】 三位置切換弁2をII位置に切換えた場合には、これまでの上記の説明と圧油が 逆方向に流れ油圧モータ7a、7bが逆回転をするだけであるから、説明を省略 する。
【0025】
本考案は、従来の油圧回路の油路の一部を削除し代わりに新たな油路を一部追 加するだけの簡単な構成で、走行からの停止過程において油圧モータにキャビテ ーションを発生させないとともに、作業車として大きなブレーキ力を持ち、さら に油圧モータの必要流量に差が出ても円滑な作動が得られる走行用油圧装置を提 供できるので、故障がなく機能を損なわない走行装置としてその効果の大きいも のである。
【図1】本考案の作業車の走行用油圧装置を示す説明図
である。
である。
【図2】従来の作業車の走行用油圧装置を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】従来の作業車の走行用油圧装置を示す説明図で
ある。
ある。
2 三位置切換弁 4 直並列切換弁 6a,6b カウンタバランス弁 7a,7b 油圧モータ 11,12,13a,13b,14a,14b 油路 21,22 バイパス油路
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧ポンプにより発生した圧油を給排制
御するABR接続型三位置切換弁と、二個の油圧モータ
と、これらの油圧モータの各々の給排両ポートに接続し
て設けたカウンタバランス弁と、直並列切換弁とを備
え、これらを接続する油路として、三位置切換弁のAポ
ートを一方の油圧モータの一側のポートに接続している
カウンタバランス弁に接続する油路と、三位置切換弁の
Bポートを他方の油圧モータの他側のポートに接続して
いるカウンタバランス弁に接続する油路とを備えるとと
もに、直並列切換弁が直列に選択されたときには一方の
油圧モータの他側のポートに接続しているカウンタバラ
ンス弁と他方の油圧モータの一側のポートに接続してい
るカウンタバランス弁とを直並列切換弁を介して接続し
直並列切換弁が並列に選択されたときには三位置切換弁
のAポートを他方の油圧モータの一側のポートに接続し
ているカウンタバランス弁に接続するとともに三位置切
換弁のBポートを一方の油圧モータの他側のポートに接
続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁を介し
て接続するように油路を備え、二個の油圧モータで走行
するように構成した高所作業車等の作業車において、 前記一方の油圧モータの一側のポートに接続しているカ
ウンタバランス弁と前記他方の油圧モータの一側のポー
トに接続しているカウンタバランス弁とを前記直並列切
換弁をバイパスする絞り付きバイパス油路で結ぶととも
に、一方の油圧モータの他側のポートに接続しているカ
ウンタバランス弁と他方の油圧モータの他側のポートに
接続しているカウンタバランス弁とを直並列切換弁をバ
イパスする絞り付きバイパス油路で結んで構成したこと
を特徴とする作業車の走行用油圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1923493U JP2580017Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 作業車の走行用油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1923493U JP2580017Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 作業車の走行用油圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673092U true JPH0673092U (ja) | 1994-10-11 |
| JP2580017Y2 JP2580017Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=11993703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1923493U Expired - Fee Related JP2580017Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 作業車の走行用油圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580017Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372149A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Howa Mach Ltd | 油圧駆動車両の油圧回路 |
| CN112963399A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-06-15 | 上海强田液压股份有限公司 | 一种剪叉式高空作业平台转向行走液压控制系统 |
| CN119736950A (zh) * | 2024-12-25 | 2025-04-01 | 山东临工工程机械有限公司 | 液压行走系统、液压行走系统的控制方法及静液压装载机 |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP1923493U patent/JP2580017Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372149A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Howa Mach Ltd | 油圧駆動車両の油圧回路 |
| CN112963399A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-06-15 | 上海强田液压股份有限公司 | 一种剪叉式高空作业平台转向行走液压控制系统 |
| CN119736950A (zh) * | 2024-12-25 | 2025-04-01 | 山东临工工程机械有限公司 | 液压行走系统、液压行走系统的控制方法及静液压装载机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580017Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0339528A (ja) | 建設機械の油圧ポンプ制御回路 | |
| JP2580017Y2 (ja) | 作業車の走行用油圧装置 | |
| JP2566619Y2 (ja) | 作業車の走行用油圧装置 | |
| JP2566620Y2 (ja) | 作業車の走行用油圧回路 | |
| JPS6229629A (ja) | 建設車両の油圧装置 | |
| JPS6113761Y2 (ja) | ||
| JPH07238575A (ja) | 走行用油圧装置 | |
| JP2585656Y2 (ja) | 走行油圧回路 | |
| JP3139792B2 (ja) | 建設車両の直進走行回路 | |
| JPH0374292B2 (ja) | ||
| JP3769369B2 (ja) | 油圧制御回路 | |
| JP3840551B2 (ja) | 油圧駆動装置 | |
| JPH0214641Y2 (ja) | ||
| JPH0630255U (ja) | 油圧モータの駆動回路 | |
| JP3218299B2 (ja) | 建設機械の走行速度制御回路 | |
| JPH0643260Y2 (ja) | 建設機械の油圧装置 | |
| JPH0124407Y2 (ja) | ||
| JPH09228425A (ja) | 走行用油圧モータの制御回路 | |
| JPH0643259Y2 (ja) | 建設機械の油圧装置 | |
| JPH039478Y2 (ja) | ||
| JP2583130B2 (ja) | 油圧駆動車両の走行制御方法および走行制御回路 | |
| JPH0440581B2 (ja) | ||
| JP2696346B2 (ja) | パワーショベルの制御装置 | |
| JP3186827B2 (ja) | 車両の走行直進制御回路 | |
| JPH0410152Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |