JPH0673530U - 作業機における変速シフト装置 - Google Patents
作業機における変速シフト装置Info
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- JPH0673530U JPH0673530U JP1540593U JP1540593U JPH0673530U JP H0673530 U JPH0673530 U JP H0673530U JP 1540593 U JP1540593 U JP 1540593U JP 1540593 U JP1540593 U JP 1540593U JP H0673530 U JPH0673530 U JP H0673530U
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 異常噛合や変速外れを防ぎ、迅速で正確な
変速操作ができる変速シスト装置を提供する。 【構 成】 伝導ケース1内に支架される変速軸7bに
は変速ギア14が摺動自在に設けてあり、この変速ギア
14はレバー18で回動操作される作動片17に係合し
て変速操作される。作動片17には変速域に対応して規
制穴17a,17b・・がバネ2bで張圧されるボール
25を押接し、各変速位置を固定保持し、規制穴17a
にはその中心に向かって傾斜した傾斜面27を形成し
た。
変速操作ができる変速シスト装置を提供する。 【構 成】 伝導ケース1内に支架される変速軸7bに
は変速ギア14が摺動自在に設けてあり、この変速ギア
14はレバー18で回動操作される作動片17に係合し
て変速操作される。作動片17には変速域に対応して規
制穴17a,17b・・がバネ2bで張圧されるボール
25を押接し、各変速位置を固定保持し、規制穴17a
にはその中心に向かって傾斜した傾斜面27を形成し
た。
Description
【0001】
本考案はトラクタ等作業機の変速外れを防止し得る変速シフト装置に関する。
【0002】
従来、トラクタ等走行作業機の変速機構に用いられる変速シフト装置は、変速 軸に摺動自在に設けた変速ギヤを多段階毎の変速域に変速操作するに、上記変速 ギヤに係合する作動板を機外から操作レバーで可動させるとともに、上記作動板 には変速域に対応する規制穴を設け、この規制穴にバネで押圧されるボールを押 接させて変速位置を固定保持している。
【0003】
しかし上記従来の変速シフト装置は、作動片に設けた規制穴の間は平坦面に形 成されていることから、操作レバーによる変速操作が不完全であると、ボールは バネに押圧されたまま規制穴内に嵌入せず前記平坦面上に位置された状態で作動 片を止める結果、変速ギヤは噛合うべきギヤと不完全な噛合を生じて異音や破損 を発生したり、或いは、他の変速域のギアと噛合って運転者が予期しない車速と なる等の危険を生ずる問題がある。
【0004】 そこで本考案は、上記従来の問題を解消すべく上記作動片が各変速位置の中間 で不安定な状態で停止されることを防止しながら、適確な変速操作を迅速に行な うことのできる作業機における変速シフト装置を提供することを目的とするもの である。
【0005】
前記目的を達成するための本発明の変速シフト装置は、伝動ケース1内に支架 した変速軸7bに摺動自在に支持した変速ギヤ14に係合する作動片17と、こ の作動片17を各変速位置に固定保持する規制具22と、前記作動片17の回動 操作を行なう操作レバー18を支軸16に設けて変速操作を行なう変速シフト装 置15において、前記作動片17を広幅で偏平な板状部材となして各変速位置に 対応する規制穴17a,17b・・を穿設し、この規制穴17a,17b・・弾 性的に係合する係合部材25を有する前記規制具22により各変速位置に作動片 17を固定保持すると共に、この規制穴17aにはその中心に指向する皿もみ状 の傾斜面27を形成して構成されている。
【0006】
上記構成した本考案の変速シフト装置は、操作レバー18を変速操作すると、 各規制穴17a,17b…にボール25は適確に係合する。また、規制穴17b から中立位置の規制穴17aに戻し操作する際、そのレバー操作が不完全であっ てもボール25は傾斜面27上にあるので、作動片17は押接されるボール25 に押圧案内されてボール25を確実に規制穴17a内に嵌入係止した位置で固定 保持するように作用するので変速外れや、異音等を発生する不具合を生じなくす ることができる。
【0007】
本考案の実施例を図面について説明する。1はトラクタ等の走行作業機 (図示 せず) に用いられるトランスミッションの伝動ケースであり、この伝動ケース1 の側壁2内部は中空状となし前後方向に、前壁3a,中壁3b,後壁3cを設け て仕切り、前後進変速室4a及び走行変速室4bを形成している。
【0008】 5は軸であり、6,7はその上下に設けたカウンター軸、及び変速軸で、それ ぞれ上記の仕切壁3にメタル8,8…で回軸自在に枢支されている。 上記主軸5は前壁3a及び中壁3cに後ギア9aを介して支架される入力軸5 aと、この入力軸5aの後端部に遊転外嵌し、後壁3cで支持される出力軸5b で構成されている。
【0009】 また、上記入力軸5aには前ギヤ9bを固定し、走行変速室4b内において遊 転ギヤ10及び低速ギヤ11を遊転支持し、出力軸5bには出力ギヤ12が設け られている。 次に、前記変速軸7は前壁3aと中壁3bとで支架されて前記前後ギヤ9a, 9bに選択噛合する前後進変速ギヤ13及び前記遊転ギヤ10に噛合する中速ギ ヤ13aを有する変速軸7aと、この変速軸7aの軸端内に嵌入支持するととも に、後壁3cで支架した変速軸7bとで構成される。
【0010】 また、上記変速軸7b上には変速ギヤ14が摺動自在にスプライン嵌合されて おり、後述する変速シフト装置15により上記変速ギヤ14を実線中立位置から 右方へ移動して遊転ギヤ (小) 10aと噛合する点線イの中速位置と、低速ギヤ (小) 11aに噛合する点線ウの低速位置、並びに、左方へ移動して変速軸7a の軸端に形成されたスプライン7cと内接噛合する点線エの高速位置へと任意に 変速シフトすることにより、伝動ギヤ7dから出力ギヤ12を経て出力軸5bへ と変速伝動される。
【0011】 カウンター軸6にはカウンターギヤ (大) 6a及びカウンターギヤ (小) 6b が設けてある。 次に図2、4において変速シフト装置15について説明する。 16は側壁2に回動自在に嵌通軸支される操作軸であり、その内端側には偏平 な板状体を任意形状に形成した作動片17を固着するとともに、外端側には側壁 2の外方より操作可能な操作レバー18をロールピン19で着脱自在に設けてあ る。また、前記作動片17の端部には変速ギヤ14に形成した環溝14aに係合 するピン20が植設されて係合部21を構成している。
【0012】 更に、作動片17には操作軸16の軸芯を中心とした半径で変速操作域ア,イ ,ウ,エに対応する位置に、中立位置の規制穴17aを穿設するとともに、その 両側にそれぞれの変速位置に対応する規制穴17b,17c,17dを設けてい る。 22はネジボルト23により側壁2にネジ止めされるバネ規制具であり、上記 ネジボルト23に穿設した孔23a内にバネ26、及び、前記規制穴17a,1 7b・・に弾性的に係合する係合部材であるボール25を装着し、このボール2 5をバネ26で作動片17に押接させ、前記規制穴17a,17b,17c,1 7dに各別に係合させることによって各変速位置を保持するものである。
【0013】 図4に示す如く、27はこの実施例においては、中立位置の規制穴17aの中 心に指向しキリで皿もみ状に形成した傾斜面である。 次に、上記構成した本考案実施例の使用態様について説明する。 原動側の伝動具Aによって回動される入力軸5aの回転は、前後進変速ギヤ1 3が前進位置において変速シフト装置15の操作レバー18を操作して変速ギヤ 14を点線エにすると、変速軸7aと変速軸7bとが直結されて伝動ギヤ7dか ら出力ギヤ12を介して出力軸5bを高回転させて、これに接続する車輪 (図示 せず) 等を高速走行させる。
【0014】 また、変速シフト装置15を操作して変速ギヤ14を点線イにすると、この変 速ギヤ14は遊動ギヤ (小) 10aと噛合し、変速軸7aから中速ギヤ13、遊 動ギヤ10を介して変速軸7bが回動されて出力軸5bを中速回転する。 また、変速シフト装置15の操作で変速ギヤ14を点線ウにすると、前記遊動 ギヤ10からカウンタギヤ6a,6bを介して低速ギヤ11へ減速して伝えられ 、低速ギヤ11aから変速ギヤ14へと伝えられ出力軸5bを低速回転にするこ とができる。
【0015】 この時作動片17は操作レバー18の操作で前記変速域に対応する規制穴17 a,17b,17c,17dの相当位置に規制具22の係合部材であるボール2 5が嵌入押接することにより、固定保持されて正確な変速操作ができるものであ るが、例えば、前記ボール25が規制穴17bと17a間、或いは、規制穴17 aと17c間に放置されるように操作された場合、ボール25は傾斜面27に押 接されるので、その押圧力で作動片17は中立位置の規制穴17aに確実に係合 し、変速ギヤ14を確実に中立位置に安定保持することができる。
【0016】 従って、多様な作業が同時に行なわれて頻繁に変速操作が行なわれるトラクタ 作業にあって、例え、操作レバー18の変速操作が不完全であっても、ボール2 5は規制穴17aと17b…等の中間位で停止されることがないから、それによ って生ずる変速ギヤ14の半噛みトラブルを未然に防止できるとともに、変速外 れを起こさない。 また上記傾斜面27は、他の規制穴にも形成するとより効果的である。
【0017】
本考案に係る作業機における変速シフト装置は、伝動ケース1内に支架した変 速軸7bに摺動自在に支持した変速ギヤ14に係合する作動片17と、この作動 片17を各変速位置に固定保持する規制具22と、前記作動片17の回動操作を 行なう操作レバー18を支軸16に設けて変速操作を行なう変速シフト装置15 において、前記作動片17を広幅で偏平な板状部材となして各変速位置に対応す る規制穴17a,17b・・を穿設し、この規制穴17a,17b・・弾性的に 係合する係合部材25を有する前記規制具22により各変速位置に作動片17を 固定保持すると共に、この規制穴17aにはその中心に指向する皿もみ状の傾斜 面27を形成して構成されている。
【0018】 従って、変速操作をする場合、操作レバー18の操作が不完全な場合でも、規 制穴17aの中心に指向させて形成した作動片17の傾斜面27により、変速ギ ヤ14を所期の変速位置に的確に固定保持するから、異常噛合いによる異音の発 生やギヤの破損を防止できるとともに、変速外れのない迅速で正確な変速操作の できる高能率な作業機における変速シフト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る変速シスト装置を備えた
トラクタ等作業機の伝動ケースを示す断面図である。
トラクタ等作業機の伝動ケースを示す断面図である。
【図2】本考案の変速シフト装置を示す側断面図であ
る。
る。
【図3】作動片の形状を示す正面図である。
【図4】作動片の断面を示す従来例との対比図である。
1 伝動ケース 2 側壁 7b 変速軸 14 変速ギヤ 15 変速シフト装置 16 支軸 17 作動片 17a,17b,17c,17d 規制穴 18 操作レバー 21 係合部 22 規制具 27 傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】 伝動ケース1内に支架した変速軸7bに
摺動自在に支持した変速ギヤ14に係合する作動片17
と、この作動片17を各変速位置に固定保持する規制具
22と、前記作動片17の回動操作を行なう操作レバー
18を支軸16に設けて変速操作を行なう変速シフト装
置15において、前記作動片17を広幅で偏平な板状部
材となして各変速位置に対応する規制穴17a,17b
・・を穿設し、この規制穴17a,17b・・弾性的に
係合する係合部材25を有する前記規制具22により各
変速位置に作動片17を固定保持すると共に、この規制
穴17aにはその中心に指向する皿もみ状の傾斜面27
を形成した作業機における変速シフト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1540593U JPH0673530U (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 作業機における変速シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1540593U JPH0673530U (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 作業機における変速シフト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673530U true JPH0673530U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=11887826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1540593U Pending JPH0673530U (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 作業機における変速シフト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673530U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100241392B1 (ko) * | 1997-06-19 | 2000-03-02 | 류정열 | 차량용 수동변속기의 리버스 시프트 레버 인터록장치 |
| JP2021067356A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 株式会社Subaru | レンジ選択機構 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP1540593U patent/JPH0673530U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100241392B1 (ko) * | 1997-06-19 | 2000-03-02 | 류정열 | 차량용 수동변속기의 리버스 시프트 레버 인터록장치 |
| JP2021067356A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 株式会社Subaru | レンジ選択機構 |
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