JPH0673870U - 接着保持型金属細線コネクタ - Google Patents

接着保持型金属細線コネクタ

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JPH0673870U
JPH0673870U JP1449993U JP1449993U JPH0673870U JP H0673870 U JPH0673870 U JP H0673870U JP 1449993 U JP1449993 U JP 1449993U JP 1449993 U JP1449993 U JP 1449993U JP H0673870 U JPH0673870 U JP H0673870U
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connector
metal wire
elastic member
adhesive
holding type
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JP1449993U
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文夫 河野
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は電子部品基板間のアナログ回路、
デジタル回路などの接続に有用とされる接着保持型の金
属細線コネクタの提供を目的とするものである。 【構成】 本考案の接着保持型金属細線コネクタは、
絶縁性エラスチック部材に導電部として金属細線を配し
たエラスチックコネクタの絶縁性エラスチック部材の外
側にサポート部を設け、このサポート部の接続面側にホ
ットメルト材を備えてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は接着保持型金属細線コネクタ、特には電子基板間のアナログ回路、デ ジタル回路、電流を必要とする回路、特に接続信頼性の要求される回路などの接 続に有用とされる、絶縁性のホットメルト材を接着剤とする接着保持型金属細線 コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種基板間を接続するためのコネクタについては、絶縁性シリコーンエラスチ ックシートと導電性のシリコーンエラスチックシートとを交互に、かつ平行に積 層してなるゴム製コネクタが汎用されている。このもはそのゴム弾性を利用して これを基板間に挟持圧接し、専用金具または専用ホルダを用いてネジ締め、カシ メなどにより固定して接続の安定化、信頼性を確保するのであるが、このコネク タについては導電部を金属細線としたものも知られており、これは導電体として の金属細線の端部が接続回路部に接触するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この金属細線コネクタについては、この金属細線がゴムほどの弾性を もっていないので、この使用に当っては必要以上に圧接して接続を行なうことが 多く、これが15〜20%も圧縮されるために金属細線が弾性特性を失って曲ったり 、倒れてしまい、したがって接続が安定せず、これを常に最適な接続状態で使用 することが難しいという不利が起きやすいし、このものは各種信頼試験、例えば 振動試験、ヒートショック試験、落下試験などにおいても金属細線が接続する電 極板から外れたり、コネクタが移動して接続不良を起こし、衝撃で金属細線が変 形するので、その使用時、組み込み時に細心の注意が必要とされるという不利が ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案はこのような不利、問題点を解決した接着保持型金属細線コネクタに関 するものであり、これは絶縁性エラスチック部材に導電部として金属細線を配し たエラスチックコネクタの絶縁性エラスチック部材の外側にサポート部を設け、 このサポート部の接続面側にホットメルト材を備えてなることを特徴とするもの である。
【0005】 すなわち、本考案者は使用時に回路基板などに容易に接着することができる金 属細線コネクタを開発すべく種々検討した結果、これについては絶縁性エラスチ ック部材に導電部として金属細線を配した金属細線コネクタにおいて、この絶縁 性エラスチック部材の外側に絶縁性部材からなるサポート部を設け、そのサポー ト部が回路基板などに面する接続面側にホットメルト材を設けたものとすると、 使用時にこのホットメルト材が軽い圧迫で回路基板などの接続面に接着されるの で、この金属細線コネクタは使用時に必要以上に高圧縮しなくてもこの金属細線 の接触で目的とする回路基板間を電気接続できるし、この場合には高圧縮が必要 とされないので金属細線が曲がったり、倒れたりすることがなく、この接続を安 定なものとすることができるということを見出して本考案を完成させた。
【0006】
【作用】
本考案は接着保持型金属細線コネクタに関するものであり、これは前記したよ うに絶縁性エラスチック部材に導電部として金属細線を配したエラスチックコネ クタの絶縁性エラスチック部材の外側にサポート部を設け、このサポート部の接 続面側にホットメルト材を備えてなることを特徴とするものであるが、このもの はサポート部にホットメルト材が配されているので、使用時にはこれを軽く圧縮 するだけでこれを接続部に接着させることができるし、これは特に回路基板間の 電気的接続のために特に高圧縮の必要もないので金属細線が曲がったり、倒れる こともなく、したがってこの接続を安定なものとすることができるという有利性 をもつものになる。
【0007】 本考案の接着保持型金属細線コネクタは図1、図2に示したものとされる。図 1、図2は本考案の接着保持型金属細線コネクタの斜視図を示したものである が、このものは図1に示したように絶縁性エラスチック部材2に導電部としての 金属細線3を厚さ方向に貫通して、定ピッチで配した金属細線型異方導電コネク タの絶縁性エラスチック部材2の外側にサポート部4を設け、このサポート部4 の接続を目的とする回路基板の接続面側にホットメルト材5を配してなるもので あるが、これは図2に示したようにこのサポート部4を絶縁性エラスチック部材 6とホットメルト材7との交互積層体からなるものとしたものとしてもよい。
【0008】 図1の構成におけるホットメルト材の厚さは3〜50μm、好ましくは10〜30μ mとすればよいが、これを設けるにあたってはスプレー、ロールコーター、ナイ フコーター、バーコーター、スクリーン印刷など公知の方法で行えばよく、これ はついで乾燥、硬化させればよい。 また、このサポート部4を図2に示したように絶縁性エラスチック部材6とホ ットメルト材7との交互積層体からなるものとするときのホットメルト材の積層 厚さは各層の総和が 0.1〜1.0mm となるようにすればよく、多積層を考慮すれば 各単層の厚さは0.05〜0.5mm 、好ましくは 0.1〜0.5mm でもよいが、このホット メルト材の積層数は異方導電コネクタの厚さ(異方導電方向の長さ)にもよるが 、1層または2層とするのが最適とされる。
【0009】 本考案の接着保持型金属細線コネクタを構成する絶縁性エラスチック部材は天 然ゴム、またはポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン系ゴム 、ネオプレンゴムなどのジエン系合成ゴム、エチレン−プロピレン系、ウレタン 系、ポリエステル系、シリコーン系などの合成ゴム、特には耐熱性、耐候性、電 気特性がすぐれていることから好ましくはシリコーンゴムからなるものとすれば よく、ここに使用される金属細線はNi、Cu、黄銅などの細線、あるいはこれ に金メッキを施したものとすればよいが、これは直径が20〜60μmのものとする ことがよい。
【0010】 そして、この絶縁性エラスチック部材と金属細線とからなる金属細線型異方導 電コネクタの製造は、例えばポリエステルフィルムなどのような絶縁性プラス チックフィルムをキャリアシートとし、この上にシリコーンゴムなどの絶縁性エ ラスチック部材をシート状に分出したのち、この絶縁性エラスチック部材に金属 細線を適宜の間隔で互いに平行に配列し、ついでこの上に別途にシート状に分出 した絶縁性エラスチック部材に絶縁性プラスチックフィルムを粘着したものを絶 縁性エラスチック部材同士が面するように重ねて脱気し、加熱硬化(例えば 110 〜 150℃、15〜30分間)し、ついで上下の絶縁性プラスチックフィルムを剥離し 、適宜寸法に切断することによって行う。なお、ここに使用される絶縁性プラス チックフィルムとしては厚さが25〜 125μmで熱収縮率が 0.5%以下のものとし 、表面をRa(粗さ)が 0.2〜0.8 のシボを有するものとし、必要に応じて分出 表面に界面活性剤を塗布しておけば剥離性がよい。
【0011】 回転ドラムに装着した未固化または未硬化の絶縁性エラスチック部材層上に 導電線を定ピッチで捲回して一次配線シートとし、回転ドラムからはずすかはず さずしてこの上に同種または異種のエラストマーからなる、必要に応じてキャリ アシートに積層された絶縁性エラスチック部材を重ね合せて加硫一体化させる( キャリアシートに積層されている場合にはこののちキャリアシートを剥離する)
【0012】 磁性金属細線を用いた場合には、所定の長さに金属細線をカットし、これを 液状のゴム原液中に配合し、均一に分散させ、この分散液を液状のままシートに 流延または適当な枠内に流し込み、これを電磁石とともに一つの閉磁路を形成し ている磁界に導入し、磁気作用によってゴム原液中の金属細線をシート面に対し て実質的に垂直方向に配列させ、ついで金属細線を実質的に垂直方向に保って一 対の圧縮板によりゴム部となるべき部位をシートの厚さが金属細線の長さより小 さくなるように圧縮板の間隔を保ってゴム原液を硬化せしめ、ゴムが完全に硬化 したのち圧縮力を解放し、でき上がった異方導電コネクタを取出す、 などの製造法によればよい。
【0013】 本考案の接着保持型金属細線コネクタはこのようにして作られた金属細線型異 方導電コネクタの絶縁性エラスチック部材の外側にサポート部を設け、このサポ ート部の接続面側にホットメルト材を備えてなるものであるが、このサポート部 を構成する部材は上記した絶縁性エラスチック部材と同様な材料からなる絶縁性 エラスチック部材からなるものとすればよく、このものの金属細線型異方導電コ ネクタへの配置は、これをこの金属細線コネクタを構成している絶縁性エラスチ ック部材の外側にシリコーン系、アクリル系などの接着剤を用いて貼着するよう にすればよい。また、絶縁性エラスチック部材やサポート部材とホットメルト材 との接着を強化するためにプライマーを各部材に塗布するか、接着剤に混練して もよい。
【0014】 しかして、このようにして設けられたサポート部には、ついでその回路基板と の接続面側にホットメルト材が設けられるものであるが、ここに使用するホット メルト材はポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ブチラール 樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂などから作られたものとすればよ く、これは必要に応じ充填剤、顔料、染料、増量剤、可塑剤、硬化剤、難燃剤、 安定剤、補強材など公知の添加剤を加えたものとしてもよいが、これはサポート 部材との接着を強化するためにプライマーを塗布するか、サポート材にプライマ ーを練り込んでおくようにしておいてもよい。
【0015】
【実施例】
つぎに本考案の実施例をあげる。 実施例1 厚さが50μmのポリエステルフィルムの表面にシリコーンゴムコンパウンド・ KE-153U[信越化学工業(株)製商品名] 100重量部に加硫剤C−19A[信越 化学工業(株)製商品名] 0.5重量部と加硫剤C−19B[同社製商品名] 2.5重 量部およびシランカップリング剤・KBM-403[信越化学工業(株)製商品名] 1.0 重量部を添加し、混練して得たシリコーンゴム組成物を 0.1mm厚さのシート に分出した。
【0016】 ついで、この分出したシリコーンゴムシートの上に、直径が40μmの黄銅細線 にAu−Co合金を 0.4μmの厚さにメッキした金メッキ細線を 0.1mm間隔で平 行に配列し、これに上記で得たポリエステルフィルム上にシリコーンゴムシート を分出したものを積層し、6kg/cm2で8分間加圧してエージングし、 120℃で5 分間加熱成形し、成形後これからポリエステルフィルムを剥離したところ、金属 細線型異方導電コネクタが得られた。
【0017】 つぎにこの金属細線型異方導電コネクタのシリコーンゴム組成物の外側に、シ リコーンゴム・KE1983A/B[信越化学工業(株)製商品名]から作られた厚 さが 1.5mmのシリコーンゴム成形品(サポート部)を接着剤・KE-1,800A/B [信越化学工業(株)製商品名]を用いて接着し、さらにこのシリコーンゴム成 形品の接続面側にポリエステル樹脂系ホットメルト接着剤・パイロン 500[東洋 紡績(株)製商品名]を乾燥後の厚さが30μmになるようにバーコーターを用い て塗布し、 120℃で15分間乾燥硬化させて接着保持型金属細線コネクタを作り、 これをパターン形成した配線回路間に挟持し、 150℃の温度でこのコネクタを10 秒間15%圧縮したところ、この配線回路はこのコネクタによって安定に接続が維 持された。
【0018】 実施例2 実施例1で使用した金メッキ黄銅細線を所定の長さ(5mm)にカットし、これ を液状シリコーンゴム組成物 100重量部中に配合して均一に分散させ、この導電 性線条を含有した液状シリコーンゴム原液を型枠内に流し込み、これを電磁石と 共に一つの閉磁場を形成している磁界に導入し、磁気作用によってゴム原液中の 導電性線条をシート面に対して実質的に垂直方向に配列させ、ついでこの導電性 線状を実質的に垂直方向に保って一対の圧縮板によりゴムシートをシートの厚さ が導電性線状の長さより小さくなるように圧縮板の間隔を保ってゴム原液を硬化 させ、ゴムが完全に硬化したのち、シートの圧縮を止めてシートを取出して金属 細線型異方導電コネクタを作った。
【0019】 つぎにこのようにして得た金属細線型異方導電コネクタのエラスチック部材の 外側にシリコーンゴム・KE1983A/B(前出)を用いて厚さが 2.0mmのシリコ ーンゴム成形体(サポート部)を接着剤・KE-1,800A/B(前出)を用いて接 着したのち、これにポリエステル樹脂系ホットメルト接着剤・パイロン 500(前 出)を厚さが30μmになるように塗布し、 120℃で15分間乾燥して硬化させて接 着保持型金属細線コネクタを作り、これをパターン形成した配線回路間に挟持し 、これを 150℃で10秒間15%圧縮したところ、この配線回路はこのコネクタによ って接着接続された。
【0020】 実施例3 実施例1で作られた金属細線型異方導電コネクタのシリコーンゴム組成物の外 側に、実施例1で使用したサポート部と同じ材質であるが厚さが 0.5mmのもの3 層とこれらの間に実施例1で使用したポリエステル系ホットメルト接着剤・パイ ロン 500(前出)製で厚さが0.25mmの板2枚を交互に挟持したものを接着剤・K E-1,800A/B(前出)で接着して接着保持型金属細線コネクタを作り、これを パターン成形した配線回路間に挟持し、この接着保持型金属細線コネクタを 150 ℃で10分間15%圧縮したところ、この配線回路はこの接着保持型金属細線コネク タによって安定に接続が維持された。
【0021】
【考案の効果】
本考案は接着保持型金属細線コネクタに関するものであり、これは前記したよ うに絶縁性エラスチック部材に導電部として金属細線を配したエラスチックコネ クタの絶縁性エラスチック部材の外側にサポート部を設け、このサポート部の接 続面側にホットメルト材を備えてなることを特徴とするものであるが、このもの はこのホットメルト材によってこの接着保持型金属細線コネクタと接続すべき回 路基板とが僅かな圧力で接着されるので、この回路基板を接着保持型金属細線コ ネクタを必要以上に高圧縮しなくても容易に、かつ安定して接続することができ るし、この接着保持型金属細線コネクタはその金属配線が曲ったり、外れること もないので、接続不良もなく、安定して接続を維持することができるという有利 性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の接着保持型金属配線コネクタの斜視図
を示したものである。
【図2】本考案の接着保持型金属配線コネクタの他の型
のものの斜視図を示したものである。
【符号の説明】 …接着保持型金属細線コネクタ、 2,6…絶縁性エ
ラスチック部材、3…金属細線、
4…サポート部、5,7…ホットメルト材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性エラスチック部材に導電部として金
    属細線を配したエラスチックコネクタの絶縁性エラスチ
    ック部材の外側にサポート部を設け、このサポート部の
    接続面側にホットメルト材を備えてなることを特徴とす
    る接着保持型金属細線コネクタ。
  2. 【請求項2】サポート部が絶縁性エラストマー部材とホ
    ットメルト材とより構成されている請求項1に記載した
    接着保持型金属細線コネクタ。
JP1449993U 1993-03-26 1993-03-26 接着保持型金属細線コネクタ Pending JPH0673870U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361704B2 (ja) * 1981-01-19 1988-11-30
JPH03208273A (ja) * 1990-01-10 1991-09-11 Stanley Electric Co Ltd 精細コネクタ及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361704B2 (ja) * 1981-01-19 1988-11-30
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