JPH0675501B2 - イプシロン−ポリ−l−リシンを生産する菌株 - Google Patents
イプシロン−ポリ−l−リシンを生産する菌株Info
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- JPH0675501B2 JPH0675501B2 JP4548791A JP4548791A JPH0675501B2 JP H0675501 B2 JPH0675501 B2 JP H0675501B2 JP 4548791 A JP4548791 A JP 4548791A JP 4548791 A JP4548791 A JP 4548791A JP H0675501 B2 JPH0675501 B2 JP H0675501B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイプシロン−ポリ−L−
リシン(以下εPLと略記する)を著量に生産する菌株
に関する。
リシン(以下εPLと略記する)を著量に生産する菌株
に関する。
【0002】
【従来の技術】εPLは以下の構造式で表されるよう
に、L−リシンのε位のアミノ基が、隣り合うL−リシ
ンのカルボン酸とアミド結合で結合した高分子化合物で
ある。
に、L−リシンのε位のアミノ基が、隣り合うL−リシ
ンのカルボン酸とアミド結合で結合した高分子化合物で
ある。
【0003】
【化1】
【0004】当該物質は必須アミノ酸であるL−リシン
のポリマーであるので安全性が高くかつカチオン含量が
高いので特異な物性を有する。従って、それらの性質を
利用してトイレタリー用品、化粧品、飼料添加物、医
薬、農薬、食品添加物、電子材料等の用途が期待でき
る。従来、当該物質はストレプトマイセス属に属するε
PL産生菌であるストレプトマイセス・アルブラス・サ
ブスピーシーズ・リジノポリメラス(Streptomycesalbul
us subsp. lysinopolymerus) No. 346−D株(微工
研菌寄第3834号)を培地に培養して、得られる培養
物から分離精製して得られている(特公昭59−203
59号)。
のポリマーであるので安全性が高くかつカチオン含量が
高いので特異な物性を有する。従って、それらの性質を
利用してトイレタリー用品、化粧品、飼料添加物、医
薬、農薬、食品添加物、電子材料等の用途が期待でき
る。従来、当該物質はストレプトマイセス属に属するε
PL産生菌であるストレプトマイセス・アルブラス・サ
ブスピーシーズ・リジノポリメラス(Streptomycesalbul
us subsp. lysinopolymerus) No. 346−D株(微工
研菌寄第3834号)を培地に培養して、得られる培養
物から分離精製して得られている(特公昭59−203
59号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先願の菌
株では培養液1リットル当りせいぜい0.5g程度のεPL
の生産性しかなく、従って生産コストが高く当該物質の
広範な利用が妨げられていた。本発明者らは、εPLを
著量に生産する株を得、これを用いてεPLを多量に製
造することを目的として研究を重ね、以下に述べる発明
に到達した。
株では培養液1リットル当りせいぜい0.5g程度のεPL
の生産性しかなく、従って生産コストが高く当該物質の
広範な利用が妨げられていた。本発明者らは、εPLを
著量に生産する株を得、これを用いてεPLを多量に製
造することを目的として研究を重ね、以下に述べる発明
に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はストレプトマイ
セス・アルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラ
ス(Streptomyces albulus subsp. lysinopolymerus) 菌
株をクロラムフェニコールを用いて、εPLの生合成に
関与する遺伝子を含むプラスミドを増幅させたεPLを
生産する菌株である。
セス・アルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラ
ス(Streptomyces albulus subsp. lysinopolymerus) 菌
株をクロラムフェニコールを用いて、εPLの生合成に
関与する遺伝子を含むプラスミドを増幅させたεPLを
生産する菌株である。
【0007】また、本発明のεPLを生産する菌株は、
ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピーシーズ・
リジノポリメラスNo. 346−D株のプラスミド増幅変
異株が好ましい。この変異株は、前記菌にプラスミドを
増幅させる処理を施した菌株であり、クロラムフェニコ
ール処理によりプラスミド増幅変異株50833株(微
工研条寄第1110号)が得られる。
ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピーシーズ・
リジノポリメラスNo. 346−D株のプラスミド増幅変
異株が好ましい。この変異株は、前記菌にプラスミドを
増幅させる処理を施した菌株であり、クロラムフェニコ
ール処理によりプラスミド増幅変異株50833株(微
工研条寄第1110号)が得られる。
【0008】以下に本発明を詳細に説明する。先ず、本
発明の菌株の取得方法を述べる。ストレプトマイセス・
アルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラスNo.
346−D株あるいは、S−アミノエチル−L−システ
イン耐性変異株を培地に接種し振とう培養した後に、ク
ロラムフェニコールを添加し培養を続ける。遠心分離し
て菌体を集め、洗浄した後、寒天培地に菌を塗布する。
静置培養した後、ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
を含む普通寒天培地を重層し、さらに培養し生成したブ
ドウ球菌の生育阻止円の大きな株が目的のプラズミド増
幅εPL高生産株、すなわち、プラスミド増幅変異株5
0833株(微工研条寄第1110号) である。508
33株の菌学的性質を示すと次の通りである。
発明の菌株の取得方法を述べる。ストレプトマイセス・
アルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラスNo.
346−D株あるいは、S−アミノエチル−L−システ
イン耐性変異株を培地に接種し振とう培養した後に、ク
ロラムフェニコールを添加し培養を続ける。遠心分離し
て菌体を集め、洗浄した後、寒天培地に菌を塗布する。
静置培養した後、ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
を含む普通寒天培地を重層し、さらに培養し生成したブ
ドウ球菌の生育阻止円の大きな株が目的のプラズミド増
幅εPL高生産株、すなわち、プラスミド増幅変異株5
0833株(微工研条寄第1110号) である。508
33株の菌学的性質を示すと次の通りである。
【0009】(1) 形態学的性質 シュークロース・硝酸塩寒天培地上で30℃、10日間生育
した50833株の気菌糸および基生菌糸を顕微鏡で観
察した結果を次に示す。 胞子形成菌糸の分枝法および形態:単純分枝、閉鎖
らせん状(closed spiral) 胞子の数: 数十個 胞子の表面構造および大きさ:胞子は円ないし楕円
形で大きさは約1.2 〜 1.5 μであり、その表面構造は
スパイニー(Spiny) である。 鞭毛胞子、菌核および胞子のうの有無存在が認めら
れない。 胞子柄の着生位置: 気菌糸上。
した50833株の気菌糸および基生菌糸を顕微鏡で観
察した結果を次に示す。 胞子形成菌糸の分枝法および形態:単純分枝、閉鎖
らせん状(closed spiral) 胞子の数: 数十個 胞子の表面構造および大きさ:胞子は円ないし楕円
形で大きさは約1.2 〜 1.5 μであり、その表面構造は
スパイニー(Spiny) である。 鞭毛胞子、菌核および胞子のうの有無存在が認めら
れない。 胞子柄の着生位置: 気菌糸上。
【0010】(2) 各種培地上における生育状態 下記の各種培地上における性状はそれぞれ30℃で10〜14
日間培養後の観察結果である。 (3) 生理的性質 50833株の生理的性質は次の通りである。 生育温度範囲 約15〜40℃。生育最適温度:30℃付近。 ゼラチンの液化、でん粉の加水分解および脱脂牛乳
のペプトン化:すべて陽性 脱脂牛乳の凝固:陰性 メラニン様色素の生成 チロシン寒天培地上では褐色の色素を生成する。 細胞壁組成 細胞壁組成成分中のジアミノピメリン酸の型についてベ
ッカー(Becker)らの方法〔アプライド・マイクロバイオ
ロジー第13巻第 236頁(1965 年) 参照〕により分析した
結果、L,L型であった。
日間培養後の観察結果である。 (3) 生理的性質 50833株の生理的性質は次の通りである。 生育温度範囲 約15〜40℃。生育最適温度:30℃付近。 ゼラチンの液化、でん粉の加水分解および脱脂牛乳
のペプトン化:すべて陽性 脱脂牛乳の凝固:陰性 メラニン様色素の生成 チロシン寒天培地上では褐色の色素を生成する。 細胞壁組成 細胞壁組成成分中のジアミノピメリン酸の型についてベ
ッカー(Becker)らの方法〔アプライド・マイクロバイオ
ロジー第13巻第 236頁(1965 年) 参照〕により分析した
結果、L,L型であった。
【0011】(4) 各種炭素源の同化性(プリドハム・
ゴットリープ寒天培地上) L−アラビノース − D−キシロース − D−グルコース + D−フラクトース + L−ラムノース − D−ガラクトース + シュークロース − ラフィノース − D−マンニトール + i−イノシトール + サリシン − 註)+:同化する、 −:同化しない。
ゴットリープ寒天培地上) L−アラビノース − D−キシロース − D−グルコース + D−フラクトース + L−ラムノース − D−ガラクトース + シュークロース − ラフィノース − D−マンニトール + i−イノシトール + サリシン − 註)+:同化する、 −:同化しない。
【0012】以上記述したように、本発明の変異株の菌
学的性質は原菌株であるストレプトマイセス・アルブラ
ス・サブスピーシーズ・リジノポリメラスNo. 346−
D株の菌学的性質と類似している。次に得られた変異株
を用いて本発明方法によりεPLを製造する。なお、文
中の%は特に記さないかぎり重量(g)/容量(ml)%を
示す。
学的性質は原菌株であるストレプトマイセス・アルブラ
ス・サブスピーシーズ・リジノポリメラスNo. 346−
D株の菌学的性質と類似している。次に得られた変異株
を用いて本発明方法によりεPLを製造する。なお、文
中の%は特に記さないかぎり重量(g)/容量(ml)%を
示す。
【0013】まず、得られた変異株を培地に接種して培
養し、培養液から生成蓄積したεPLを分離・精製す
る。培地は炭素源、窒素源、無機塩、ビタミンが含まれ
ていれば、いかなるものでもよいが、好ましくは、炭素
源としてブドウ糖5%、あるいはグリセリン5%を含
み、窒素源として硫酸アンモニウム、あるいはL−リシ
ンあるいはペプトンを含むものが良い。培養途中で炭素
源、窒素源を逐次添加してもよい。pHは培養初期はp
H 4.0になるまで下がるにまかせ、その後水酸化ナトリ
ウム水溶液等のアルカリでpH 4.0を維持するようにし
ても良い。培養液から遠心分離機あるいはフィルターで
菌体を除いた後、濾過液を精製・脱色し、これを濃縮す
る。濃縮液からアセトン、エタノール等の有機溶媒でε
PLを晶析する。
養し、培養液から生成蓄積したεPLを分離・精製す
る。培地は炭素源、窒素源、無機塩、ビタミンが含まれ
ていれば、いかなるものでもよいが、好ましくは、炭素
源としてブドウ糖5%、あるいはグリセリン5%を含
み、窒素源として硫酸アンモニウム、あるいはL−リシ
ンあるいはペプトンを含むものが良い。培養途中で炭素
源、窒素源を逐次添加してもよい。pHは培養初期はp
H 4.0になるまで下がるにまかせ、その後水酸化ナトリ
ウム水溶液等のアルカリでpH 4.0を維持するようにし
ても良い。培養液から遠心分離機あるいはフィルターで
菌体を除いた後、濾過液を精製・脱色し、これを濃縮す
る。濃縮液からアセトン、エタノール等の有機溶媒でε
PLを晶析する。
【0014】
【発明の効果】本発明の変異株はεPLを著量に生産す
る能力を有しており、該変異株を培養することによって
公知の菌株を用いるよりも著量にεPLを産生すること
ができる。
る能力を有しており、該変異株を培養することによって
公知の菌株を用いるよりも著量にεPLを産生すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例につき詳細に述べる。 実施例 プラスミド増幅変異株の取得:ストレプトマイセス・ア
ルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラス(Strep
tomyces albulus subsp. lysinopolymerus) No. 346
−D株の胞子1白金耳量をトリス−マレイン酸緩衝液
(pH9.0)5mlに懸濁し、これにN−メチル−N−ニト
ロ−N’−ニトロソグアニジンを、 1.5mg/mlの濃度に
なるように添加した。これを、30分間、30℃で振とうし
た後、遠心分離機により胞子を集め滅菌水で洗浄し、ブ
ドウ糖5%、硫酸アンモニウム1%、酵母エキス 0.5
%、リン酸二水素一カリウム・7水塩 0.136%、リン酸
一水素二ナトリウム・12水塩 0.158%、硫酸マグネシ
ウム・7水塩0.05%、硫酸亜鉛・7水塩0.004%、硫酸
第一鉄・7水塩 0.003%、pH 6.8の培地(以下第1培
地と呼ぶ)5mlに接種し、一昼夜30℃で振とう培養し、
菌を生育させた。
ルブラス・サブスピーシーズ・リジノポリメラス(Strep
tomyces albulus subsp. lysinopolymerus) No. 346
−D株の胞子1白金耳量をトリス−マレイン酸緩衝液
(pH9.0)5mlに懸濁し、これにN−メチル−N−ニト
ロ−N’−ニトロソグアニジンを、 1.5mg/mlの濃度に
なるように添加した。これを、30分間、30℃で振とうし
た後、遠心分離機により胞子を集め滅菌水で洗浄し、ブ
ドウ糖5%、硫酸アンモニウム1%、酵母エキス 0.5
%、リン酸二水素一カリウム・7水塩 0.136%、リン酸
一水素二ナトリウム・12水塩 0.158%、硫酸マグネシ
ウム・7水塩0.05%、硫酸亜鉛・7水塩0.004%、硫酸
第一鉄・7水塩 0.003%、pH 6.8の培地(以下第1培
地と呼ぶ)5mlに接種し、一昼夜30℃で振とう培養し、
菌を生育させた。
【0016】その培養液をMS溶液(組成は硫酸マグネ
シウム・7水塩0.05%、塩化ナトリウム 0.5%、ツィー
ン80 0.05%)で 500倍に希釈する。次いで、この希
釈培養液を、寒天培地1ml当り2mgの濃度になるように
S−アミノエチル−L−システイン、またはこの濃度に
なるようにS−アミノエチル−L−システインおよび寒
天培地1ml当り1mgの濃度になるようにグリシンまたは
L−スレオニンを添加した前述の第1培地と同じ組成の
寒天培地に塗布した。この寒天培地を、30℃で48時間保
温し、コロニーとして生育させ、S−アミノエチル−L
−システイン耐性変異株を得た。
シウム・7水塩0.05%、塩化ナトリウム 0.5%、ツィー
ン80 0.05%)で 500倍に希釈する。次いで、この希
釈培養液を、寒天培地1ml当り2mgの濃度になるように
S−アミノエチル−L−システイン、またはこの濃度に
なるようにS−アミノエチル−L−システインおよび寒
天培地1ml当り1mgの濃度になるようにグリシンまたは
L−スレオニンを添加した前述の第1培地と同じ組成の
寒天培地に塗布した。この寒天培地を、30℃で48時間保
温し、コロニーとして生育させ、S−アミノエチル−L
−システイン耐性変異株を得た。
【0017】このようにして得られたS−アミノエチル
−L−システイン耐性変異株を、前記の第1培地と同じ
組成の培地5mlに接種する。これを30℃2日間振とう培
養した後に、クロラムフェニコールを培養液1リットル
当り50から 500mg、好ましくは 100mgの濃度になるよう
に添加し、さらに5から10時間好ましくは8時間培養を
続ける。遠心分離して菌体を集め、滅菌水あるいは生理
食塩水で洗浄した後、第1培地と同じ組成の培地に寒天
1.7%を加えた寒天培地に菌を塗布する。
−L−システイン耐性変異株を、前記の第1培地と同じ
組成の培地5mlに接種する。これを30℃2日間振とう培
養した後に、クロラムフェニコールを培養液1リットル
当り50から 500mg、好ましくは 100mgの濃度になるよう
に添加し、さらに5から10時間好ましくは8時間培養を
続ける。遠心分離して菌体を集め、滅菌水あるいは生理
食塩水で洗浄した後、第1培地と同じ組成の培地に寒天
1.7%を加えた寒天培地に菌を塗布する。
【0018】8日間30℃で静置培養した後、ブドウ球菌
(Staphylococcus aureus)を含む普通寒天培地を重層
し、さらに1夜培養し生成したブドウ球菌の生育阻止円
の大きな株がプラスミド増幅εPL高生産株である。こ
の中の1株が50833株(微工研条寄第1110号)
である。 εPLの生産:前記第1培地と同じ組成の培地5mlにプ
ラスミド増幅変異株50833株を1白金耳量接種し、
30℃で8日間振とう培養した。培養終了後、培養液中
のεPLの濃度をイツァキ(Itzhaki) の方法で測定し
た。
(Staphylococcus aureus)を含む普通寒天培地を重層
し、さらに1夜培養し生成したブドウ球菌の生育阻止円
の大きな株がプラスミド増幅εPL高生産株である。こ
の中の1株が50833株(微工研条寄第1110号)
である。 εPLの生産:前記第1培地と同じ組成の培地5mlにプ
ラスミド増幅変異株50833株を1白金耳量接種し、
30℃で8日間振とう培養した。培養終了後、培養液中
のεPLの濃度をイツァキ(Itzhaki) の方法で測定し
た。
【0019】その結果を表1に示す。 比較例 ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピーシーズ・
リジノポリメラスNo.346−D株を用いた以外は、実
施例と同様の方法で培養し、εPLの濃度を同様の方法
で測定した。その結果を表1に示す。
リジノポリメラスNo.346−D株を用いた以外は、実
施例と同様の方法で培養し、εPLの濃度を同様の方法
で測定した。その結果を表1に示す。
【0020】その結果を表1に示す。
【表1】 試験例 εPL生産菌株3種のεPL生産性の確認試験: 試験対象菌株:No.50833株(微工研条第1110号) No.11011A−1株(微工研条第1109号) No.346−D株(微工研条第3834号) 試験方法: 実施例で使用したと同様の組成の第1培地5mlに試験
対象菌株3種を各々1白金耳量摂取し、30℃で8日間
振とう培養を行った。培養終了後、遠心分離(5,00
0G、15分間)を行い菌体を除去し、上澄を試料とし
てイツァキ(R.F.Itzhaki,
対象菌株3種を各々1白金耳量摂取し、30℃で8日間
振とう培養を行った。培養終了後、遠心分離(5,00
0G、15分間)を行い菌体を除去し、上澄を試料とし
てイツァキ(R.F.Itzhaki,
【他1/】した。試験区番号と試験対象菌株番号は、次
表に示した。
表に示した。
【他2/】 1 50833株(第1110号) 2 11011A−1株(第1109号) 3 346−D株(第3834号) 次に、第一培地にクロラムフェニコール50mg/Lを
添加した培地5mlに試験対象菌株の内50833株
(微工研条寄第1110号)、346−D株(微工研条
寄第3834号)を1白金耳量接種し、30℃で8日間
振とう培養を行った。培養終了後、遠心分離(5,00
0G、15分間)を行い菌体を除去し、上澄を試料とし
て前記イツァキの方法により培養液中のεPL濃度を測
定した。 試験区番号と試験対象菌株番号は、次表に示した。
添加した培地5mlに試験対象菌株の内50833株
(微工研条寄第1110号)、346−D株(微工研条
寄第3834号)を1白金耳量接種し、30℃で8日間
振とう培養を行った。培養終了後、遠心分離(5,00
0G、15分間)を行い菌体を除去し、上澄を試料とし
て前記イツァキの方法により培養液中のεPL濃度を測
定した。 試験区番号と試験対象菌株番号は、次表に示した。
【他3/】 4 50833株(第1110号) 5 346−D株(第3834号) 試験結果: 試験結果は、次表に示した。
【他4/】 1 1.83 2 0.70 3 0.20
【他5/】 4 1.55 5 0.01 この表から判るように、クロラムフェニコール処理によ
り得られた本願発明の菌株のε−ポリリジンの生産性は
1.83g/Lであり、S−アミノエチル−L−システ
イン耐性株のε−ポリリジンの生産性は0.70g/
L、No.346−D株は0.20g/Lである。 この結果から本願発明のクロラムフェニコール処理菌株
の生産性は、S−アミノエチル−L−システイン耐性株
の生産性の2.6倍の生産性を示しており、この生産性
の差は本願発明のクロラムフェニコール処理による効果
によるものであることは明らかである。
り得られた本願発明の菌株のε−ポリリジンの生産性は
1.83g/Lであり、S−アミノエチル−L−システ
イン耐性株のε−ポリリジンの生産性は0.70g/
L、No.346−D株は0.20g/Lである。 この結果から本願発明のクロラムフェニコール処理菌株
の生産性は、S−アミノエチル−L−システイン耐性株
の生産性の2.6倍の生産性を示しており、この生産性
の差は本願発明のクロラムフェニコール処理による効果
によるものであることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 13/04 C12R 1:465)
Claims (2)
- 【請求項1】 ストレプトマイセス・アルブラス・サブ
スピーシーズ・リジノポリメラス(Streptomyces albulu
s subsp. lysinopolymerus) 菌株をクロラムフェニコー
ルを用いて、イプシロン−ポリ−L−リシンの生合成に
関与する遺伝子を含むプラスミドを増幅させた、イプシ
ロン−ポリ−L−リシンを生産する菌株。 - 【請求項2】 イプシロン−ポリ−L−リシンを生産す
る菌株が、ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピ
ーシーズ・リジノポリメラス(Streptomycesalbulus sub
sp. lysinopolymerus)No. 346−D株のプラスミド増
幅変異株50833株(微工研条寄第1110号)であ
る、特許請求の範囲第1項記載の菌株。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4548791A JPH0675501B2 (ja) | 1986-08-19 | 1991-02-19 | イプシロン−ポリ−l−リシンを生産する菌株 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61192157A JPS6349075A (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | イプシロン―ポリ―l―リシンを生産する菌株 |
| JP4548791A JPH0675501B2 (ja) | 1986-08-19 | 1991-02-19 | イプシロン−ポリ−l−リシンを生産する菌株 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61192157A Division JPS6349075A (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | イプシロン―ポリ―l―リシンを生産する菌株 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568537A JPH0568537A (ja) | 1993-03-23 |
| JPH0675501B2 true JPH0675501B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=26385492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4548791A Expired - Lifetime JPH0675501B2 (ja) | 1986-08-19 | 1991-02-19 | イプシロン−ポリ−l−リシンを生産する菌株 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675501B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194591A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-10 | Nippon Steel Corp | チタン薄板とその製造方法 |
| JP2002330797A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-19 | Chisso Corp | ε−ポリ−L−リジンの製造法 |
| CN110804572A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-02-18 | 江南大学 | 一株链霉菌及其制备ε-聚赖氨酸的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5920359B2 (ja) | 2011-12-01 | 2016-05-18 | Jsr株式会社 | ゴム組成物、ゴム弾性体の製造方法およびタイヤの製造方法並びにブロック共重合体 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP4548791A patent/JPH0675501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5920359B2 (ja) | 2011-12-01 | 2016-05-18 | Jsr株式会社 | ゴム組成物、ゴム弾性体の製造方法およびタイヤの製造方法並びにブロック共重合体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0568537A (ja) | 1993-03-23 |
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