JPH0675958U - ステアリングコラムの揺動支持装置 - Google Patents
ステアリングコラムの揺動支持装置Info
- Publication number
- JPH0675958U JPH0675958U JP2202693U JP2202693U JPH0675958U JP H0675958 U JPH0675958 U JP H0675958U JP 2202693 U JP2202693 U JP 2202693U JP 2202693 U JP2202693 U JP 2202693U JP H0675958 U JPH0675958 U JP H0675958U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ステアリングコラム4と固定ブラケット17と
を電気的に導通させる為のばね18の装着作業の容易化
を図る。 【構成】金属製のステアリングコラム4の前端部は、金
属製の固定ブラケット17を構成する支持筒11の内側
に、弾性材12を介して揺動自在に支持する。金属製の
線材を略C字形に折り曲げて成るばね18は、ステアリ
ングコラム4の外周面と支持筒11に形成した曲げ起し
部15の上面とに弾接している。
を電気的に導通させる為のばね18の装着作業の容易化
を図る。 【構成】金属製のステアリングコラム4の前端部は、金
属製の固定ブラケット17を構成する支持筒11の内側
に、弾性材12を介して揺動自在に支持する。金属製の
線材を略C字形に折り曲げて成るばね18は、ステアリ
ングコラム4の外周面と支持筒11に形成した曲げ起し
部15の上面とに弾接している。
Description
【0001】
この考案に係るステアリングコラムの揺動支持装置は、チルト式ステアリング 装置を構成するステアリングコラムの前端部を、車体に対し揺動自在に支持する と共に、このステアリングコラムと車体との間の電気的導通を確保するものであ る。
【0002】
運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの高さ位置を調節する 為、チルト式ステアリングと呼ばれる、ステアリングホイールの高さ位置調節装 置が、従来から知られている。この様なチルト式ステアリング装置では、ステア リングホイールの高さ位置調節に伴ってステアリングコラムを、その前端部を中 心として揺動させる。又、ステアリングホイール部分に設けた各種スイッチ類の アース端子をステアリングコラムに接続する為、前記ステアリングコラムの揺動 支持部は、その前端部を中心とする揺動に拘らず、車体との間の電気的導通を確 保する構造でなければならない。
【0003】 この様な要求を満足する構造として、実開昭63−28077号公報には、図 5〜7図に示す様な構造のステアリングコラムの揺動支持装置が記載されている 。ステアリングホイール1の高さ位置を調節する場合には、チルトレバー2を操 作する事により、車体に固定した支持ブラケット3に対するステアリングコラム 4の固定力を解除する。この状態で前記ステアリングホイール1を昇降させれば 、前記ステアリングコラム4が、その前端部(図5の左端部)を中心に揺動する 。ステアリングホイール1が所望の高さ位置に移動した状態で、前記チルトレバ ー2を逆方向に操作し、前記支持ブラケット3に対してステアリングコラム4を 固定すれば、前記ステアリングホイール1が、調節後の高さ位置に固定される。
【0004】 前記ステアリングコラム4の前端部を揺動自在に支持する為の揺動支持装置は 、このステアリングコラム4の前端部左右両側面に固定された1対の揺動側ブラ ケット6、6と、車体側に固定された固定側ブラケット7とを、水平方向に配置 された左右1対の枢軸5、5により、揺動自在に結合する事で構成されている。 又、固定側ブラケット7の下面には、金属製の板ばね8の基端部を結合している 。この板ばね8の先端部は、前記枢軸5、5を中心とするステアリングコラム4 の揺動に拘らず、常にこのステアリングコラム4の前端部上面に弾接して、固定 側ブラケット7とステアリングコラム4との間の電気的導通を確保する。尚、固 定側ブラケット7と車体22とは、固定用のボルト23とナット24とを介して 、常に導通している。
【0005】
ところが、上述の様な、従来のステアリングコラムの揺動支持装置の場合、板 ばね8を固定側ブラケット7に固定する為、リベット9を挿通する為の孔を穿設 する作業や、このリベット9をかしめる作業が必要になり、組立作業が面倒にな り、製作費が嵩む事が避けられない。
【0006】 本考案のステアリングコラムの揺動支持装置は、この様な不都合を解消するも のである。
【0007】
本考案のステアリングコラムの揺動支持装置は、前述した従来のステアリング コラムの揺動支持装置と同様に、金属製で管状のステアリングコラムと、このス テアリングコラムの前端部を車体に対し揺動自在に支持する固定ブラケットとを 備えている。
【0008】 特に、本考案のステアリングコラムの揺動支持装置に於いては、金属製の線材 を折り曲げる事により略C字形に形成されたばねを備えている。このばねは、前 記ステアリングコラムを左右両側から抱持する左右1対の抱持部と、両抱持部の 間部分に設けられ、直径方向外方に突出した突出部とを有する。そして、前記1 対の抱持部により前記ステアリングコラムの前端部を左右両側から抱持した状態 で、前記突出部を前記固定ブラケットの一部表面に弾接させた事を特徴としてい る。
【0009】
上述の様に構成される本考案のステアリングコラムの揺動支持装置の場合、線 材を折り曲げて成るばねを介して、ステアリングコラムと固定ブラケットとの間 の電気的導通が図られる。特に、本考案のステアリングコラムの揺動支持装置の 場合、ばねを所定部分に装着する為の作業が容易で、組立作業の簡略化を図る事 が出来、製作費の低廉化を図れる。
【0010】
図1〜4は本考案の実施例を示している。金属製で管状のステアリングコラム 4の前端部外周面には突条10を、その全周に亙り形成している。又、このステ アリングコラム4の前端部周囲には、円筒状の支持筒11を設けている。この支 持筒11は、後述する支持板16と共に、固定ブラケット17を構成する。又、 前記突条10は、この支持筒11の内周面に対向している。
【0011】 そして、この支持筒11の内周面と前記ステアリングコラム4の前端部外周面 との間に、前記突条10を覆う状態で、ゴム等の弾性材12を設けている。従っ て、前記ステアリングコラム4は、この弾性材12が撓む範囲で、その前端部を 中心として揺動自在である。
【0012】 又、前記支持筒11の側面には、上下方向に長い長孔13を形成し、前記弾性 材12の前端部側面に固設した突起14を、この長孔13に遊合させている。又 、前記支持筒11の後端縁部で円周方向3個所位置には、この後端縁部を直径方 向内方に折り曲げる事で曲げ起し部15、15を形成し、前記支持筒11の剛性 向上を図っている。
【0013】 又、前記支持筒11の上面には、金属板をプレス成形して成る支持板16を溶 接により固定して、固定ブラケット17を構成している。この固定ブラケット1 7は、図示しないボルトとナットとにより車体に支持固定される。従って、前記 支持筒11と車体とは電気的に導通する。尚、21は、前記ステアリングコラム 4の前端部に固定されたカバーで、ステアリングシャフトの前端部と中間軸とを 連結する自在継手(図示せず)の周囲を覆う役目を有する。以上に述べた構成は 、従来からチルト式ステアリング装置に組み込まれていたステアリングコラムの 揺動支持装置と同じである。
【0014】 更に、本考案のステアリングコラムの揺動支持装置に於いては、前記ステアリ ングコラム4の前端部外周面と前記支持筒11の内周面との間に、金属製の線材 を折り曲げる事により略C字形に形成された、ばね18を設けている。このばね 18は、左右1対の抱持部19、19を有する。各抱持部19、19は、それぞ れが前記ステアリングコラム4の外周面の曲率とほぼ同じ曲率を有する円弧形で 、前記ステアリングコラム4の前端部を左右両側から抱持する。又、両抱持部1 9、19の間部分で、前記ばね18の中央部且つ下端位置には、上方が開いたコ 字形の突出部20を、直径方向外方(図1〜4の下方)に突出した状態で設けて いる。この突出部20は、ばね18を側方から見た場合に、下方に向かう程前方 (図1の左方、図4の右方)に向かう方向に傾斜している。
【0015】 上述の様な抱持部19、19と突出部20とから成るばね18は、1対の抱持 部19、19により前記ステアリングコラム4の前端部を左右両側から抱持する と共に、前記突出部20を、前記支持筒11の後端縁3個所に形成した曲げ起し 部15、15の内、下端の曲げ起し部15の上面に弾接させる。組み付け完了時 に於ける、前記抱持部19と前記突出部20との角度α(図1)は、自由状態に 於ける角度β(図4)よりも小さく(α<β)なる。従って、前記ステアリング コラム4を揺動させ、このステアリングコラム4と前記支持筒11との位置関係 が変化しても、前記突出部20は前期曲げ起し部15の上面に弾接したままとな る。
【0016】 上述の様に構成される本考案のステアリングコラムの揺動支持装置の場合、線 材を折り曲げて成るばね18を介して、ステアリングコラム4と固定ブラケット 17との間の電気的導通が図られる。特に、本考案のステアリングコラムの揺動 支持装置の場合、ばね18を所定部分に装着する為の作業が容易で、組立作業の 簡略化を図る事が出来、製作費の低廉化を図れる。
【0017】 即ち、本考案のステアリングコラムの揺動支持装置を組み立てる場合、前記突 出部20を前記下端の曲げ起し部15の内側に挿入すると共に、前記1対の抱持 部19、19をステアリングコラム4の前端部に外嵌するのみで、前記ばね18 の装着作業が完了する。この様な装着作業は、作業員が片手で、容易且つ迅速に 、特別な工具を使用する事なく行なえる。
【0018】
本考案のステアリングコラムの揺動支持装置は、以上に述べた通り構成され作 用するが、面倒な組み付け作業が不要となり、製作費を高くする事なく、ステア リングコラムと車体との間の電気的導通を確保出来る。
【図1】本考案の実施例を示す部分縦断側面図。
【図2】一部の部品を省略して示す、図1のA−A断面
図。
図。
【図3】ばねを取り出して図2と同じ方向から見た図。
【図4】図3の右方から見た図。
【図5】ステアリングコラムの揺動支持装置を組み込ん
だチルト式ステアリング装置の側面図。
だチルト式ステアリング装置の側面図。
【図6】従来のステアリングコラムの揺動支持装置を示
す、部分縦断側面図。
す、部分縦断側面図。
【図7】図6のB矢視図。
【符号の説明】 1 ステアリングホイール 2 チルトレバー 3 支持ブラケット 4 ステアリングコラム 5 枢軸 6 揺動側ブラケット 7 固定側ブラケット 8 板ばね 9 リベット 10 突条 11 支持筒 12 弾性材 13 長孔 14 突起 15 曲げ起し部 16 支持板 17 固定ブラケット 18 ばね 19 抱持部 20 突出部 21 カバー 22 車体 23 ボルト 24 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製で管状のステアリングコラムと、
このステアリングコラムの前端部を車体に対し揺動自在
に支持する固定ブラケットとを備えたステアリングコラ
ムの揺動支持装置に於いて、金属製の線材を折り曲げる
事により略C字形に形成されたばねを備えており、この
ばねは、前記ステアリングコラムを左右両側から抱持す
る左右1対の抱持部と、両抱持部の間部分に設けられ、
直径方向外方に突出した突出部とを有するものであり、
前記1対の抱持部により前記ステアリングコラムの前端
部を左右両側から抱持した状態で前記突出部を、前記固
定ブラケットの一部表面に弾接させた事を特徴とするス
テアリングコラムの揺動支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993022026U JP2588335Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ステアリングコラムの揺動支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993022026U JP2588335Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ステアリングコラムの揺動支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675958U true JPH0675958U (ja) | 1994-10-25 |
| JP2588335Y2 JP2588335Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12071481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993022026U Expired - Lifetime JP2588335Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ステアリングコラムの揺動支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588335Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018062315A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | アイシン精機株式会社 | 車両のステアリング装置 |
| CN115362098A (zh) * | 2020-04-09 | 2022-11-18 | 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 | 用于机动车的转向柱 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1993022026U patent/JP2588335Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018062315A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | アイシン精機株式会社 | 車両のステアリング装置 |
| CN115362098A (zh) * | 2020-04-09 | 2022-11-18 | 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 | 用于机动车的转向柱 |
| CN115362098B (zh) * | 2020-04-09 | 2023-12-08 | 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 | 用于机动车的转向柱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588335Y2 (ja) | 1999-01-06 |
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