JPH0676436B2 - 新規な生理活性ペプチド - Google Patents

新規な生理活性ペプチド

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JPH0676436B2
JPH0676436B2 JP60111874A JP11187485A JPH0676436B2 JP H0676436 B2 JPH0676436 B2 JP H0676436B2 JP 60111874 A JP60111874 A JP 60111874A JP 11187485 A JP11187485 A JP 11187485A JP H0676436 B2 JPH0676436 B2 JP H0676436B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な生理活性ペプチドに関する。
〔従来の技術〕
1970年以降、精製技術、分析法の進歩に伴い、哺乳類の
脳および消化管から従来のアミン系神経伝達物質に類似
した作用を示すペプチド サブスタンスP、ニユーロテ
ンシン、バソアクテイブ インテスデイナル ポリペプ
チドやモルヒネ様作用を示す内在性のペプチド β−エ
ンドルフイン、メチオニンエンケフアリン、ロイシンエ
ンケフアリン、α−ネオ−エンドルフイン、ダイノルフ
イン等の生理活性を有する一群のペプチドが発見されて
以来、ペプチドの生理作用の研究が盛んに行われてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しながら、その一方では生理活性を有する新規なペプ
チドの開発が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者はブタ脊髄中から各種の
生理活性ペプチドを抽出し、その一次構造及び生物学的
活性を調べていたところ、その中に従来知られていない
下記の一般式で示される新規化合物が存在すること見出
すと共に、これを合成によつて製造することに成功し
た。
すなわち本発明は、一般式 X−Tyr−Phe−Leu−Phe−Arg−Pro−Arg−Asn−NH2 (式中、XはH又はH−Phe−Lys−Val−Asp−Glu−Glu
−Phe−Gln−Gly−Pro−Ile−Val−Ser−Gln−Asn−Arg
−Arg−を示す) で表わされる生理活性ペプチド〔以下、XがHのものを
ペプチド(1)、XがH−Phe−…−Arg−のものをペプチ
ド(2)という〕及びその塩を提供するものである。
なお、本明細書において、本発明化合物中の略称は当該
分野において一般に使用されるもので次の意味を有す
る。
Tyr;L−チロシン,Phe;L−フエニルアラニン Leu;L−ロイシン,Arg;L−アルギニン Pro;L−プロリン,Asn;L−アスパラギン Lys;L−リジン,Val;L−バリン Asp;L−アスパラギン酸,Glu;L−グルタミン酸 Gln;L−グルタミン,Gly;グリシン Ile;L−イソロイシン,Sre;L−セリン 本発明の新規な生理活性ペプチドは、ブタ脊髄から抽出
・単離する方法あるいは合成によつて得ることができ
る。
ブタ脊髄から本発明ペプチドを抽出・単離するには、例
えばブタ脊髄を適当な酸性溶媒、即ちギ酸水溶液、酢酸
水溶液等の中でホモジナイズ、不溶物を遠心分離するこ
とにより抽出液を得、次いでこの抽出液を有機溶媒によ
る分別沈殿、溶媒抽出、透析、限外過、ゲル過、イ
オン交換クロマトグラフイー、吸着クロマトグラフイ
ー、高速液体クロマトグラフイー等のペプチド精製に用
いられる自体公知の手段を使つて対応する分子量を有す
る物質を収得すればよい。
然し、工業的には合成で得る方が原料の入手、大量生
産、価格といつた面で有利である。
本発明ペプチドの合成は、ペプチド合成に常用される固
相法又は液相法によつて行うことができる。〔泉屋信夫
等著「ペプチド合成」1984年、丸善(株)発光;日本化
学会編「生化学実験講座(I)/タンパク質の化学」4
巻、208〜495頁、1977年、東京化学同人発行〕。
例えば固相法を本発明に適用する場合、ペプチドアミド
を得るための支持体としては、ベンズヒドリルアミン樹
脂(ポリスチレン)を用いるのが好ましい。また、使用
するアミノ酸のα−アミノ基はいずれの場合もtert−ブ
チルオキシカルボニル基(Boc基)で保護し、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸のβ,及びγカルボン酸はベンジ
ル基(Bzl基),アルギニンのグアジノ基はトシル基(T
os基),チロシンの水酸基は2,6−ジクロルベンジル基
(Cl2−Bzl基),リジンのε−アミノ基はベンジルオキ
シカルボニル基(Z基),セリンの水酸基はベンジル基
(Bzl基)でそれぞれ保護するのが好ましい。更にま
た、保護アミノ酸の縮合はジシクロヘキシルカルボジイ
ミド(DCC)法又はDCCによる酸無水物法によるが、Boc
−Asn−OH,Boc−Gln−OHについては活性エステル法を用
いるのが好ましい。
例えば本発明ペプチドは、まずC末端アミノ酸であるア
スパラギンをその保護誘導体であるBoc−アスパラギン
−p−ニトロフエニルエステルを用いてベンズヒドリル
アミン樹脂に導入し、以後順次アミノ酸を延長し保護ペ
プチド樹脂を合成した後、これをフツ化水素酸(HF)で
処理することにより粗合成ペプチドを得、必要であれば
更にこれを精製することにより製造することができる。
粗合成ペプチドの精製は常法に従つて、ゲル過、イオ
ン交換クロマトグラフイー、逆相高速液体クロマトグラ
フイー(RP−HPLC)等により行うことが出来る。また、
本発明ペプチドの塩は該ペプチドを酢酸,クエン酸,酒
石酸,フマル酸,マレイン酸等の当モル程度に溶解した
後、凍結乾燥することにより得ることができる。
斯くして抽出又は合成されたペプチドがペプチド(1)あ
るいはペプチド(2)の構造を有するものであることの確
認は、アミノ酸組成をアミノ酸分析計により、またアミ
ノ酸配列を気相ブロテインシーケンサーによりエドマン
分解して得られたフエニルチオヒダントイン(PTH)ア
ミノ酸を逆相高速液体クロマトグラフイーで分析するこ
とにより行なつた。C末端のアミドは、精製したペプチ
ドをトリプシン消化後ダンシルクロリドでダンシル化
し、ポリアミドシートによる二次元薄層クロマトグラフ
イーでの分析によりダンシルアスパラギンアミドの生成
を確認することにより証明した。
本発明のペプチド(1)及び(2)の物理化学的性質は次のと
おりである。
〔作用〕 本発明ペプチドは平滑筋(ラツト子宮筋)を収縮させる
活性並びに血圧上昇作用を有する。
本発明ペプチドの生物学的性質を下記方法により試験し
た。その結果を第2図に示す。
(試験方法) ラツト〔ウイスター(wister)〕雌の子宮筋を摘出し、
3mlオルガンバスを用いてロツク−リンゲル液中に浸し
た。オルガンバス中のロツク−リンゲル液には95%O2
5%CO2ガスを通じ32℃に保温した。筋標本には1gの静
圧をかけ1時間程静置し、筋の自動運動が安定したとこ
ろで本発明のペプチドを投与し、3〜4分間筋の収縮を
測定した〔等張性トランスデユーサー:モデル ME−40
12エム・イー・コマーシヤル(MEC)社製〕。測定後す
みやかにオルガンバスを洗い、20〜30分おきにこれを繰
返した。被験物質は所定量を生理食塩水に溶かし投与し
た。
(結果) 第2図から明らかなように、アミノ酸残基数が8個のペ
プチド(1)は1.0nMで活性を示した。一方、アミノ酸残基
数が25個のペプチド(2)は(1)よりも活性が強く、0.35nM
で活性を示し、しかも0.7nMでは活性の持続時間が著し
く長いという特徴を示した。この特徴は生理作用の解明
に有効に利用しうるものである。
〔発明の効果〕
従来、消化管、子宮、輸精管、胆嚢、血筋等の平滑筋を
収縮又は弛緩させる活性がある生理活性ペプチドは数多
く知られている。例えばモルモツト回腸の収縮に強い作
用を示すものとしてサブスタンスP,ニューロテンシン,
コレチストキニン,ニユーロメジンK,ニユーロメジンL,
ニユーロメジンN,カツシニン等が、またラツト子宮筋の
収縮に強い作用を示すものとしてオキシトシン,ブラジ
キニン,ガストリン放出ペプチド,ニユーロメジンB,ニ
ユーロメジンC,ボンベシン等が知られている。またこれ
らの物質は平滑筋の収縮,弛緩だけでなく生体内で独自
の生理作用をもつことが知られており、本発明ペプチド
も生体内で新たな生理的役割をはたしていると考えられ
る。
さらに従来知られている生理活性ペプチドのアミノ酸配
列は、例えばサブスタンPではH−Arg−Pro−Lys−Pro
−Gln−Gln−Phe−Phe−Gly−Leu−Met−NH2、オキシト
シンでは ブラジキニンではH−Arg−Pro−Pro−Gly−Phe−Ser−
Pro−Phe−Arg−OHであつて本発明の生理活性ペプチド
のアミノ酸配列とは全く異なる。
従つて、本発明ペプチドは新規なものであり、かつ生理
学的活性を有し、また生理作用の解明にも有用なもので
ある。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 屠殺直後のブタから摘出した脊髄20kg(550頭分)を2
倍量の20mM塩酸を含有する1N−酢酸中で10分間煮沸する
ことにより内在するプロテアーゼを失活させた。これを
冷却した後、4℃においてポリトロンミキサーでホモジ
ナイズすることにより抽出をおこなつた。得られた抽出
液を12,000×Gで30分間遠心分離し、その上清を約40
得た。さらにGF/Bグラスフイルター(ワツトマン製)で
浮遊する脂肪を除き限外過(UM−2,アミコン社製)す
ることにより脱塩濃縮して最終液量を3.3とした。こ
の調整液にアセトンを4℃で滴下し、その最終濃度を75
%にすることによりアセトン沈殿をおこない、次にこれ
を遠心分離することにより約13の上清を得た。得られ
た上清を減圧下で濃縮乾固し、残渣を再度1N−酢酸に溶
かし凍結乾燥した。この乾燥物を1N−酢酸2に溶か
し、1N−酢酸で平衡化したSP−セフアデツクス C−25
400mlで処理し、1N−酢酸で溶出する酸性画分(SP−
I),2M−ピリジン溶液で溶出する中性弱塩基画分(SP
−II),2M−ピリジン−酢酸(pH5.0)で溶出する塩基性
画分(SP−III)を得た。
このSP−IIIの画分を凍結乾燥することにより乾燥物10.
5gを得、これを1N−酢酸に溶解しセフアデツクス G−
50によりゲル過(4.5×140cm;流速40ml/時;フラク
シヨンサイズ50ml/チユーブ)を5回にわけておこなつ
た。ここでラツト子宮筋のアツセイをおこない収縮活性
のある画分を凍結乾燥後1N−酢酸に溶解し、さらにセフ
アデツクス G−25によるゲル過(7.5×135cm;流速6
0ml/時;フラクシヨンサイズ100ml/チユーブ)をおこ
なつた。ここでもラツト子宮筋のアツセイをおこない第
1図のようにA〜Fの画分を得た。
(1)のペプチドはFの画分を精製するとこにより得られ
る。
Fの画分をさらに陽イオン交換HPLCにかけた。条件〔カ
ラム:TSKゲルCM−2sw、4.0×250mm(東洋ソーダ製);
流速1.0ml/分;溶媒系(A)10mM HCOONH4(pH6.6):ア
セトニトリル=90:10、(B)1.0M HCOONH4(pH6.6):ア
セトニトリル:90:10、(A):(B)=100:0から(A):(B)=8
5:15まで48分の直線グラジエントさらに(A):(B)=85:1
5から(A):(B)=50:50まで48分の直線グラジエントをか
けた。〕このHPLCでリテンシヨンタイム103〜105分のと
ころに子宮筋の活性がある画分を得た。この画分をさら
に逆相HPLCにかけた。条件〔カラムケムコソルプ(Chem
cosorb)5 ODS−H,4.6×250mm(ケムコ製);流速1m
l/分、溶媒系(A)水:アセトニトリル:10%トリフルオ
ロ酢酸(TFA)=90:10:1、(B)水:アセトニトリル:10%
TFA=40:60:1、(A):(B)=100:0から(A):(B)=0:100へ
の80分の直線グラジエントをかけた。〕リテンシヨンタ
イム39分の主要ピークを分取し実質的に純粋なペプチド
(1)を約1μg得た。
(2)のペプチドはセフアデツクスG−25のBの画分から
得られる。Bの画分2.6gを10mlの1N−酢酸に溶かし7回
に分けて逆相HPLCにかけた。条件〔カラム:TSKゲル OD
S−120A,20×250mm(東洋ソーダ製);流速5ml/分;
溶媒系(A)水:アセトニトリル:10%TFA=90:10:1,(B)
水:アセトニトリル:10%TFA=40:60:1,(A):(B)=90:1
0から(A):(B)=30:70への250分直線グラジエントをか
けた。〕このHPLCでリテンシヨンタイム128〜136分のと
ころに子宮筋の活性がある画分を得た。次にこの画分を
陽イオン交換HPLCにかけた。条件〔カラム;TSKゲルCM−
2sw、4.6×250mm(東洋ソーダ製);流速1ml/分;溶
媒系(A)10mM HCOONH4:アセトニトリル=90:10、(B)1.
0M HCOONH4:アセトニトリル=90:10、(A):(B)=100:
0から(A):(B)=50:50への100分直線グラジエントをか
けた。〕リテンシヨンタイム68〜71分のところに子宮筋
の活性がある画分を得た。さらにこの画分を逆相HPLCに
かけた。条件〔カラム;ケムコソルブ7−ジフエニル,
4.6×250mm(ケムコ製);流速1.5ml/分,溶媒(A)水:
アセトニトリル:10%TFA=90:10:1(B)水:アセトニトリ
ル:10%TFA=40:60:1、(A):(B)=80:20から(A):(B)=
0:100への128分の直線グラジエントをかけた。〕リテン
シヨンタイム27〜8分のところに子宮筋の活性がある画
分を得た。最終精製として活性画分を逆相HPLCにかけ
た。条件〔カラム;ケムコソルプ3 ODS−H,4.6×75mm
(ケムコ製);流速1ml/分;溶媒系(A)水:アセトニ
トリル:10%TFA=90:10:1(B)水:アセトニトリル:10%T
FA=40:60:1,(A):(B)=80:20から(A):(B)=0:100へ19
2分直線グラジエントをかけた。〕リテンシヨンタイム3
4分の主要ピークを分取し実質的に純粋なペプチド(2)を
約3.5μg得た。
実施例2 ベンズヒドリルアミン樹脂1g(0.4meq NH2/g)をジメチ
ルホルムアミド(DMF)5mlによく膨潤させ、これにBoc
−アスパラギン−p−ニトロフエニルエステル0.71g
(2.0mmol)のDMF溶液5mlを加え室温でゆるやかに撹拌
し6時間反応した。母液を去し、樹脂はDMFで3回洗
う。再度同じ反応を繰り返した。反応の進行および完結
はニンヒドリンによるカイザーテストでモニターした。
ついでDMF,塩化メチレン,イソプロピルアルコール,塩
化メチレンの順に樹脂を洗つて乾燥した。
保護ペプチド樹脂の合成においては、各構成アミノ酸の
α−アミノ基はすべてBoc基で保護し、活性な側鎖のう
ち、チロシンの水酸基はジクロルベンジル基(Cl2−Bz
l)で、アルギニンのグアジノ基はトシル基(Tos)で、
リジンのε−アミノ基はベンジルオキシカルボニル基
(Z)で保護し、アスパラギン酸のβ−カルボン酸はベン
ジル基(Bzl)、グルタミン酸のγ−カルボン酸はBzl基
およびセリンの水酸基はBzl基で保護した。
保護アミノ酸の縮合にあたつては樹脂に結合している保
護ペプチドの末端アミノ基の保護基であるBoc基を塩化
メチレン中50%トリフルオロ酢酸で室温下20分処理する
ことを2回繰返しほぼ完全に除去した。ついで脱Boc化
で遊離したアミノ基を目的のペプチドのアミノ酸配列に
おける次に位置するアミノ酸のBoc保護誘導体のカルボ
キシル基と縮合した。この保護アノミ酸の縮合において
Boc−Asn,Boc−Glnはp−ニトロフエニルエステルとし
てこれを5当量用い10時間反応する操作を2回おこなつ
た。その他のBoc−アミノ酸は5当量用いジシクロカル
ボジイミドを縮合剤として用い縮合した。この操作によ
つて反応が完結していない場合は同じ操作を繰返した。
なお反応の進行及び完結はニンヒドリンによるカイザー
テストでモニターした。
このようにしてベンズヒドリルアミン1gよりBoc−Tyr
(Cl2−Bzl)−Phe−Leu−Phe−Arg(Tos)−Pro−Arg
(Tos)−Asn−NH−ベンズヒドリル樹脂〔以下、保護ペ
プチド樹脂(A)という〕を合成した段階でこのものを一
部(500mg)取り出した。残りをさらにN端延長の反応
にかけBoc−Phe−Lys(Z)−Val−Asp(OBzl)−Glu
(OBzl)−Glu(OBz)−Phe−Gln−Gly−Pro−Ile−Val
−Ser(Bzl)−Gln−Asn−Arg(Tos)−Arg(Tos)−)
Tyr(Cl2−Bzl)−Phe−Leu−Phe−Arg(Tos)−Pro−A
rg(Tos)−Asn−NH−ベンズヒドリル樹脂〔以下、保護
ペプチド樹脂(B)という〕1460mgを得た。
(1)のペプチドの樹脂からの脱離・精製は次の方法によ
りおこなつた。保護ペプチド樹脂(A)300mgをアニソール
1.5mlと共にHFの反応器中に入れHFを8ml導入し、0℃
で60分反応させた。ついで過剰のHFを留去し、エーテル
25mlで洗いアニソールを除去し、1N−酢酸14.2mlを加え
生成物を抽出する。樹脂および不溶物を別し、さらに
水で10倍希釈後、90mlのODS樹脂〔LC−sorb(ケムコ社
製)〕を充填したカラム(2.0×40cm)に吸着させ、0.1
N酢酸でよく洗浄後0.1%トルフルオロ酢酸(TFA)を含
む60%アセトニトリル200mlで溶出する。溶出液はアセ
トニトリルを減圧下留去後凍結乾燥し約90mgの粗ペプチ
ド(1)を得た。このものを0.1%トリフルオロ酢酸6mlに
溶かし6回にわけて逆相HPLCにかけた。条件〔カラム:T
SKゲルODS120A,2.0×250cm;流速5ml/分;溶媒系(A)
水:アセトニトリル:10%TFA=90:10:1,(B)水:アセト
ニトリル:10%TFA=40:60:1,(A):(B)=75:25から(A):
(B)=25:75の100分間の直線グラジエントをかけた。〕
この操作を6回繰返してメインピークを分取した。この
分画を減圧下アセトニトリルを留去後凍結乾燥をおこな
い目的のペプチド(1)H−Tyr−Phe−Leu−Phe−Arg−Pr
o−Arg−Asn−NH2を58.2mg得た。
(2)のペプチドの樹脂からの脱離・精製は次の方法によ
り行なつた。保護ペプチド樹脂(B)600mgをアニソール2
mlと共にHFの反応器中に入れ、HFを10ml導入し0℃で60
分反応させた。ついで過剰のHFを留去後、エーテル30ml
で洗いアニソールを除去し、1N−酢酸24.2mlを加え生成
物を抽出した。樹脂および不溶物を別し、さらに水で
10倍希釈後90mlのODS樹脂〔LC−sorb(ケムコ社製)〕
を充填したカラム(2.0×40cm)に吸着させ0.1N−酢酸
でよく洗浄後0.1%TFAを含む60%アセトニトリル200ml
で溶出する。溶出液はアセトニトリルを減圧下留去後凍
結乾燥し約228mgの粗ペプチド(2)を得た。この粗ペプチ
ド62.2mgを7mlのTFAに溶かし5回にわけて逆相HPLCに
かけた。条件〔カラム;TSKゲル、ODS120A、2.0×25cm;
流速5ml/分、溶媒系(A)水:アセトニトリル:10%TFA
=90:10:1,(B)水:アセトニトリル:10%TFA=40:60:1、
(A):(B)=75:25から(A):(B)=25:75の100分間直線グ
ラジエントをかけた。〕この操作を5回くり返えしメイ
ンピークを分取した。この分画をアセトニトリルを減圧
下留去後凍結乾燥をして目的のペプチド(2)H−Phe−Ly
s−Val−Asp−Glu−Glu−Phe−Gln−Gly−Pro−Ile−Va
l−Ser−Gln−Asn−Arg−Arg−Tyr−Phe−Leu−Phe−Ar
g−Pro−Arg−Asn−NH2を11.5mg得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における塩基性画分(SP−III)のセ
フアデツクスG−25によるゲル過の結果を示す図面で
あつて、280nmにおける吸収曲線及び相対活性を示す図
面である。第2図はラツト子宮筋の標本に本発明ペプチ
ドを投与したときの収縮長さの経時変化を示す図面であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 哲司 東京都中央区日本橋3丁目13番5号 第一 化学薬品株式会社内 (56)参考文献 [Peptides(Fayetter ille,N.Y.)6(Suppl. 3)245−248(1985) [Pept.;Struct.Func t.,Proc.Am.Pept.Sym p.,9th 643−646(1985) [Biochem.Biophys.R es.Commun]130(3),1078− 1085(1985)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 X−Tyr−Phe−Leu−Phe−Arg−Pro−Arg−Asn−NH2 (式中、XはH又はH−Phe−Lys−Val−Asp−Glu−Glu
    −Phe−Gln−Gly−Pro−Ile−Val−Ser−Gln−Asn−Arg
    −Arg−を示す) で表わされる生理活性ペプチド及びその塩。
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JPS61268700A (ja) 1986-11-28

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