JPH067669A - アクロレイン及びアクリル酸合成用触媒の充填方法 - Google Patents
アクロレイン及びアクリル酸合成用触媒の充填方法Info
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- JPH067669A JPH067669A JP19307892A JP19307892A JPH067669A JP H067669 A JPH067669 A JP H067669A JP 19307892 A JP19307892 A JP 19307892A JP 19307892 A JP19307892 A JP 19307892A JP H067669 A JPH067669 A JP H067669A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/0015—Feeding of the particles in the reactor; Evacuation of the particles out of the reactor
- B01J8/003—Feeding of the particles in the reactor; Evacuation of the particles out of the reactor in a downward flow
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクロレイン及びアクリル酸合成用の成型触
媒又は担持触媒を、固定床反応器に触媒を落下させて充
填する際の触媒の粉化・崩壊を減少する。 【構成】 反応器内に触媒の落下を妨げない形状、太さ
を有するひも状物質を介在させて触媒を落下充填する。 【効果】 成型触媒又は担持触媒に必要以上に機械的強
度を持たせる必要がなく、触媒設計上の制限が少なくな
る。
媒又は担持触媒を、固定床反応器に触媒を落下させて充
填する際の触媒の粉化・崩壊を減少する。 【構成】 反応器内に触媒の落下を妨げない形状、太さ
を有するひも状物質を介在させて触媒を落下充填する。 【効果】 成型触媒又は担持触媒に必要以上に機械的強
度を持たせる必要がなく、触媒設計上の制限が少なくな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクロレイン及びアク
リル酸合成用成型触媒又は担持触媒の固定床反応器での
充填方法に関する。
リル酸合成用成型触媒又は担持触媒の固定床反応器での
充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、成型触媒又は担持触媒を固定床
反応器に上部より落下充填するに際し、落下時の物理的
衝撃による触媒の粉化・崩壊を防ぐため、触媒自体にあ
る程度以上の機械的強度を持たせるか、もしくは充填の
手法に何らかの工夫を施す必要がある。
反応器に上部より落下充填するに際し、落下時の物理的
衝撃による触媒の粉化・崩壊を防ぐため、触媒自体にあ
る程度以上の機械的強度を持たせるか、もしくは充填の
手法に何らかの工夫を施す必要がある。
【0003】触媒の機械的強度は成型圧力を調節した
り、成型又は担持の操作を工夫することで、ある程度は
改善される。しかし、このような手法で機械的強度を高
くした触媒は、概して触媒の持つ比表面積が小さくなっ
たり、反応に有効な活性点の数が減少したり、反応に有
効な細孔分布が制御できない等の理由で目的生成物の収
率が低くなり実用的ではない。工業的見地から、機械的
強度の高くない成型触媒又は担持触媒の粉化・崩壊を最
小限に抑えて反応器に充填する手法が望まれている。
り、成型又は担持の操作を工夫することで、ある程度は
改善される。しかし、このような手法で機械的強度を高
くした触媒は、概して触媒の持つ比表面積が小さくなっ
たり、反応に有効な活性点の数が減少したり、反応に有
効な細孔分布が制御できない等の理由で目的生成物の収
率が低くなり実用的ではない。工業的見地から、機械的
強度の高くない成型触媒又は担持触媒の粉化・崩壊を最
小限に抑えて反応器に充填する手法が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アクロレイ
ン及びアクリル酸合成用成型触媒又は担持触媒の反応器
での充填時に粉化・崩壊の少ない充填方法の提供を目的
としている。
ン及びアクリル酸合成用成型触媒又は担持触媒の反応器
での充填時に粉化・崩壊の少ない充填方法の提供を目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロピレンを
分子状酸素により気相接触酸化してアクロレイン及びア
クリル酸を合成するための成型触媒又は担持触媒を固定
床反応器に上部より落下充填するに際し、反応器内に、
実質的に触媒の落下を妨げない形状及び太さを有する少
なくとも1本のひも状物質を介在させることを特徴とす
るアクロレイン及びアクリル酸合成用成型触媒又は担持
触媒の充填方法にある。
分子状酸素により気相接触酸化してアクロレイン及びア
クリル酸を合成するための成型触媒又は担持触媒を固定
床反応器に上部より落下充填するに際し、反応器内に、
実質的に触媒の落下を妨げない形状及び太さを有する少
なくとも1本のひも状物質を介在させることを特徴とす
るアクロレイン及びアクリル酸合成用成型触媒又は担持
触媒の充填方法にある。
【0006】本発明において成型触媒を用いる場合、そ
の形状については特に限定されるものではなく、球状、
円柱状、円筒状、星型状等通常の打錠機、押出成型機、
転動造粒機等で成型されるものが用いられる。また、担
持触媒を用いる場合、担体の種類については特に限定は
なく、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、マグネシ
ア、チタニア等の通常の担体が用いられる。また、その
形状についてもとくに限定されるものではなく、球状、
円柱状、円筒状、板状等が挙げられる。
の形状については特に限定されるものではなく、球状、
円柱状、円筒状、星型状等通常の打錠機、押出成型機、
転動造粒機等で成型されるものが用いられる。また、担
持触媒を用いる場合、担体の種類については特に限定は
なく、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、マグネシ
ア、チタニア等の通常の担体が用いられる。また、その
形状についてもとくに限定されるものではなく、球状、
円柱状、円筒状、板状等が挙げられる。
【0007】本発明においては、固定床反応器の形態は
特に限定されるものではなく、さまざまな形態の反応器
に適用することができる。なかでも多管垂直型反応器の
ように、管径が狭く管長が長いものに適用する場合、非
常に有効な手段である。
特に限定されるものではなく、さまざまな形態の反応器
に適用することができる。なかでも多管垂直型反応器の
ように、管径が狭く管長が長いものに適用する場合、非
常に有効な手段である。
【0008】本発明において、反応器内に挿入介在させ
るひも状物質の材質は特に限定はなく、落下する触媒と
の接触により破損・破断しないものであればよい。ま
た、その形状は触媒の落下を実質的に妨げない形状及び
太さであれば特に制限を設ける必要はなく、例えば棒
状、針金状、糸状、帯状、チューブ状、鎖状、板状、ら
せん状等が挙げられ、更にその各々に枝状、ブラシ毛
状、板状等のものを備えた形状のものが挙げられる。
るひも状物質の材質は特に限定はなく、落下する触媒と
の接触により破損・破断しないものであればよい。ま
た、その形状は触媒の落下を実質的に妨げない形状及び
太さであれば特に制限を設ける必要はなく、例えば棒
状、針金状、糸状、帯状、チューブ状、鎖状、板状、ら
せん状等が挙げられ、更にその各々に枝状、ブラシ毛
状、板状等のものを備えた形状のものが挙げられる。
【0009】反応器内に挿入介在させるひも状物質の長
さは特に限定されるものではないが、あまり短すぎると
触媒充填時の粉化・崩壊を抑制する効果が低下する。長
さとしては、反応器底部に届く程度が好ましい。ひも状
物質の使用本数には制限はなく、本数が多いほど触媒充
填時の粉化・崩壊を抑制する効果は大きい。しかし、本
数が多すぎると触媒の落下の妨げになることがあるた
め、挿入するひも状物質の形状に応じて適当な本数を選
ぶ。
さは特に限定されるものではないが、あまり短すぎると
触媒充填時の粉化・崩壊を抑制する効果が低下する。長
さとしては、反応器底部に届く程度が好ましい。ひも状
物質の使用本数には制限はなく、本数が多いほど触媒充
填時の粉化・崩壊を抑制する効果は大きい。しかし、本
数が多すぎると触媒の落下の妨げになることがあるた
め、挿入するひも状物質の形状に応じて適当な本数を選
ぶ。
【0010】反応器内に介在させたひも状物質は反応開
始前に除去してもよいし、しなくてもよい。用いたひも
状物質の形状及び材質が目的生成物の収率に影響を及ぼ
さないものであれば、必ずしも触媒充填後に除去する必
要はない。また、用いたひも状物質が、充填した触媒の
性能を変化させない範囲の加熱処理により、容易に燃焼
又は気化し除去できるような材質のものであれば、触媒
充填後に適当な熱処理をすることにより除去することも
できる。
始前に除去してもよいし、しなくてもよい。用いたひも
状物質の形状及び材質が目的生成物の収率に影響を及ぼ
さないものであれば、必ずしも触媒充填後に除去する必
要はない。また、用いたひも状物質が、充填した触媒の
性能を変化させない範囲の加熱処理により、容易に燃焼
又は気化し除去できるような材質のものであれば、触媒
充填後に適当な熱処理をすることにより除去することも
できる。
【0011】しかし、用いたひも状物質の形状及び材質
が前記のようなものでない場合は、反応開始前に除去す
る方が好ましい。その際、反応器への触媒の充填を終え
た後に該ひも状物質を上部より引き抜くことは著しく困
難であるため、触媒の充填と同時に上部より徐々に引き
上げる方法が好ましい。
が前記のようなものでない場合は、反応開始前に除去す
る方が好ましい。その際、反応器への触媒の充填を終え
た後に該ひも状物質を上部より引き抜くことは著しく困
難であるため、触媒の充填と同時に上部より徐々に引き
上げる方法が好ましい。
【0012】ひも状態物質を反応器内に介在させる手段
としては、反応器内に挿入し、吊下げる等適宜の方法が
採用できる。また、ひも状物質の形状、材質によっては
反応器の底部に載置してもよい。
としては、反応器内に挿入し、吊下げる等適宜の方法が
採用できる。また、ひも状物質の形状、材質によっては
反応器の底部に載置してもよい。
【0013】本発明は、プロピレンを分子状酸素により
気相接触酸化してアクロレイン及びアクリル酸を合成す
るための成型触媒又は担持触媒として、次の一般式で示
される組成を有する触媒が好ましく用いられる。 一般式 Moa Bib Fec Ad Ze Yf Zg Sih Oi (式中、Mo、Bi、Fe、Si及びOはそれぞれモリ
ブデン、ビスマス、鉄、ケイ素及び酸素を表し、Aはニ
ッケル及び/又はコバルト、Xはマグネシウム、亜鉛、
マンガン、スズ及び鉛からなる群より選ばれた少なくと
も1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テルル、セ
レン、ゲルマニウム、タングステン及びアンチモンから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウ
ム、ナトリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムか
らなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。た
だし、a、b、c、d、e、f、g、h及びiは各元素
の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦b≦3、
0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦5、0≦f
≦5、0.001≦g≦1、0≦h≦20であり、iは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子数で
ある。)
気相接触酸化してアクロレイン及びアクリル酸を合成す
るための成型触媒又は担持触媒として、次の一般式で示
される組成を有する触媒が好ましく用いられる。 一般式 Moa Bib Fec Ad Ze Yf Zg Sih Oi (式中、Mo、Bi、Fe、Si及びOはそれぞれモリ
ブデン、ビスマス、鉄、ケイ素及び酸素を表し、Aはニ
ッケル及び/又はコバルト、Xはマグネシウム、亜鉛、
マンガン、スズ及び鉛からなる群より選ばれた少なくと
も1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テルル、セ
レン、ゲルマニウム、タングステン及びアンチモンから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウ
ム、ナトリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムか
らなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。た
だし、a、b、c、d、e、f、g、h及びiは各元素
の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦b≦3、
0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦5、0≦f
≦5、0.001≦g≦1、0≦h≦20であり、iは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子数で
ある。)
【0014】上述の一般式で示される組成の触媒におい
て、触媒成分である元素の原料としては、特に限定され
るものではないが、通常は酸化物又は強熱することによ
り酸化物に成り得る塩化物、水酸化物、硫酸塩、硝酸
塩、炭酸塩、アンモニウム塩又はそれらの混合物が用い
られる。
て、触媒成分である元素の原料としては、特に限定され
るものではないが、通常は酸化物又は強熱することによ
り酸化物に成り得る塩化物、水酸化物、硫酸塩、硝酸
塩、炭酸塩、アンモニウム塩又はそれらの混合物が用い
られる。
【0015】
【実施例】以下本発明の効果を実施例により示す。実施
例及び比較例中における「部」は重量部を意味する。成
型触媒又は担持触媒の充填粉化率(%)は以下のように
定義される。すなわち、触媒a部を水平方向に対して垂
直に設置した反応器上部より充填し、充填後容器底部よ
り回収された触媒のうち、14メッシュのふるいを通過
しないものがb部であったとする。 充填粉化率(%)=(a−b/a)×100
例及び比較例中における「部」は重量部を意味する。成
型触媒又は担持触媒の充填粉化率(%)は以下のように
定義される。すなわち、触媒a部を水平方向に対して垂
直に設置した反応器上部より充填し、充填後容器底部よ
り回収された触媒のうち、14メッシュのふるいを通過
しないものがb部であったとする。 充填粉化率(%)=(a−b/a)×100
【0016】実施例1 下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo12W0.1 Bi0.9 Fe1.2 Ni0.5 Co4 Zn0.1
Mg0.5 B0.2 Sb0.3 K0.06Si5 OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Ni、Co、Zn、M
g、B、Sb、K、Si及びOはそれぞれモリブテン、
タングステン、ビスマス、鉄、ニッケル、コバルト、亜
鉛、マグネシウム、ホウ素、アンチモン、カリウム、ケ
イ素及び酸素を表す。また、元素記号右下併記の数字は
各元素の原子比であり、xは前記各成分の原子価を満足
するのに必要な酸素原子数である(以下同じ)。)得ら
れた触媒粉末970部をグラファイト粉末30部とよく
混合した後、外径5mm、内径2mm、高さ4mmの円
筒形に打錠成型した。内径3cm、長さ5mのステンレ
ス製円筒型反応器上部より、外径1mm、長さ5mの針
金を3本挿入した。前記で得られた成型触媒2kgを反
応器上部より落下充填した。このときの充填粉化率を測
定したところ、0.9%であった。
Mg0.5 B0.2 Sb0.3 K0.06Si5 OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Ni、Co、Zn、M
g、B、Sb、K、Si及びOはそれぞれモリブテン、
タングステン、ビスマス、鉄、ニッケル、コバルト、亜
鉛、マグネシウム、ホウ素、アンチモン、カリウム、ケ
イ素及び酸素を表す。また、元素記号右下併記の数字は
各元素の原子比であり、xは前記各成分の原子価を満足
するのに必要な酸素原子数である(以下同じ)。)得ら
れた触媒粉末970部をグラファイト粉末30部とよく
混合した後、外径5mm、内径2mm、高さ4mmの円
筒形に打錠成型した。内径3cm、長さ5mのステンレ
ス製円筒型反応器上部より、外径1mm、長さ5mの針
金を3本挿入した。前記で得られた成型触媒2kgを反
応器上部より落下充填した。このときの充填粉化率を測
定したところ、0.9%であった。
【0017】比較例1 実施例1と同様にして得られた成型触媒を実施例1と同
様の反応器に針金を挿入することなくそのまま落下充填
した。このときの充填粉化率を測定したところ4.7%
であった。
様の反応器に針金を挿入することなくそのまま落下充填
した。このときの充填粉化率を測定したところ4.7%
であった。
【0018】実施例2 下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo12W0.2 Bi1 Fe1.1 Co4.5 Mn0.1 Tl0.04
P0.15Si10OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Co、Mn、Tl、
P、Si及びOはそれぞれモリブデン、タングステン、
ビスマス、鉄、コバルト、マンガン、タリウム、リン、
ケイ素及び酸素を表す。)得られた触媒粉末970部を
グラファイト粉末30部とよく混合した後、直径5m
m、高さ4mmの円柱形に打錠成型した。内径3cm、
長さ5mのステンレス製円筒型反応器上部より、幅1c
m、長さ4.6mのナイロン製リボンを1本挿入した。
前記で得られた成型触媒2kgを、100g充填するご
とにリボンを15cm上部に引き上げる要領で、反応器
上部より落下充填した。このときの充填粉化率を測定し
たところ、0.5%であった。
P0.15Si10OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Co、Mn、Tl、
P、Si及びOはそれぞれモリブデン、タングステン、
ビスマス、鉄、コバルト、マンガン、タリウム、リン、
ケイ素及び酸素を表す。)得られた触媒粉末970部を
グラファイト粉末30部とよく混合した後、直径5m
m、高さ4mmの円柱形に打錠成型した。内径3cm、
長さ5mのステンレス製円筒型反応器上部より、幅1c
m、長さ4.6mのナイロン製リボンを1本挿入した。
前記で得られた成型触媒2kgを、100g充填するご
とにリボンを15cm上部に引き上げる要領で、反応器
上部より落下充填した。このときの充填粉化率を測定し
たところ、0.5%であった。
【0019】比較例2 実施例2と同様にして得られた成型触媒を実施例2と同
様の反応器にリボンを挿入することなくそのまま落下充
填した。このときの充填粉化率を測定したところ2.4
%であった。
様の反応器にリボンを挿入することなくそのまま落下充
填した。このときの充填粉化率を測定したところ2.4
%であった。
【0020】実施例3 下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo12W0.2 Bi1 Fe0.9 Ni4 Zn0.2 Pb0.2 T
e0.1 Se0.01K0.04Na0.02OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Ni、Zn、Pb、T
e、Se、K、Na及びOはそれぞれモリブデン、タン
グステン、ビスマス、鉄、ニッケル、亜鉛、鉛、テル
ル、セレン、カリウム、ナトリウム及び酸素を表す。)
得られた触媒粉末200部を直径4mmの球状アルミナ
担体800部に担持した。内径3cm、長さ5mのステ
ンレス製円筒型反応器上部より、羊毛製で長さ1cmの
ブラシ毛を備えた直径0.8mm、長さ4.8mの針金
を1本挿入した。前記で得られた担持触媒2kgを、1
00g充填するごとにブラシ毛付き針金を15cm上部
に引き上げる要領で、反応器上部より落下充填した。こ
のときの充填粉化率を測定したところ、0.2%であっ
た。
e0.1 Se0.01K0.04Na0.02OX (式中、Mo、W、Bi、Fe、Ni、Zn、Pb、T
e、Se、K、Na及びOはそれぞれモリブデン、タン
グステン、ビスマス、鉄、ニッケル、亜鉛、鉛、テル
ル、セレン、カリウム、ナトリウム及び酸素を表す。)
得られた触媒粉末200部を直径4mmの球状アルミナ
担体800部に担持した。内径3cm、長さ5mのステ
ンレス製円筒型反応器上部より、羊毛製で長さ1cmの
ブラシ毛を備えた直径0.8mm、長さ4.8mの針金
を1本挿入した。前記で得られた担持触媒2kgを、1
00g充填するごとにブラシ毛付き針金を15cm上部
に引き上げる要領で、反応器上部より落下充填した。こ
のときの充填粉化率を測定したところ、0.2%であっ
た。
【0021】比較例3 実施例3と同様にして得られた担持触媒を実施例3と同
様の反応器にブラシ毛付き針金を挿入することなくその
まま落下充填した。このときの充填粉化率を測定したと
ころ1.2%であった。
様の反応器にブラシ毛付き針金を挿入することなくその
まま落下充填した。このときの充填粉化率を測定したと
ころ1.2%であった。
【0022】実施例4 下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo12Bi1.1 Fe1 Co4 Zn0.5 Sn0.5 S0.03G
e0.1 Sb0.1 Cs0.02Rb0.02OX (式中、Mo、Bi、Fe、Co、Zn、Sn、S、G
e、Sb、Cs、Rb及びOはそれぞれモリブデン、ビ
スマス、鉄、コバルト、亜鉛、スズ、イオウ、ゲルマニ
ウム、アンチモン、セシウム、ルビジウム及び酸素を表
す。)得られた触媒粉末に少量の水を加え、よく混合し
た後、押出成型機により、直径4mm、高さ5mmの円
柱形に成型した。内径3cm、長さ5mのステンレス製
円筒型反応器上部より、外径6mm、内径3mm、長さ
4.8mのポリテトラフルオロエチレン製チューブを2
本挿入した。前記で得られた成型触媒2kgを、100
g充填するごとにチューブを15cm上部に引き上げる
要領で、反応器上部より落下充填した。このときの充填
粉化率を測定したところ、0.5%であった。
e0.1 Sb0.1 Cs0.02Rb0.02OX (式中、Mo、Bi、Fe、Co、Zn、Sn、S、G
e、Sb、Cs、Rb及びOはそれぞれモリブデン、ビ
スマス、鉄、コバルト、亜鉛、スズ、イオウ、ゲルマニ
ウム、アンチモン、セシウム、ルビジウム及び酸素を表
す。)得られた触媒粉末に少量の水を加え、よく混合し
た後、押出成型機により、直径4mm、高さ5mmの円
柱形に成型した。内径3cm、長さ5mのステンレス製
円筒型反応器上部より、外径6mm、内径3mm、長さ
4.8mのポリテトラフルオロエチレン製チューブを2
本挿入した。前記で得られた成型触媒2kgを、100
g充填するごとにチューブを15cm上部に引き上げる
要領で、反応器上部より落下充填した。このときの充填
粉化率を測定したところ、0.5%であった。
【0023】比較例4 実施例4と同様にして得られた成型触媒を実施例4と同
様の反応器にポリテトラフルオロエチレン製チューブを
挿入することなくそのまま落下充填した。このときの充
填粉化率を測定したところ1.9%であった。
様の反応器にポリテトラフルオロエチレン製チューブを
挿入することなくそのまま落下充填した。このときの充
填粉化率を測定したところ1.9%であった。
【0024】実施例5 下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo12Bi1 Fe1 Co4 K0.05OX (式中、Mo、Bi、Fe、Co、K及びOはそれぞれ
モリブデン、ビスマス、鉄、コバルト、カリウム及び酸
素を表す。)得られた触媒粉末に少量の水を加え、よく
混合した後、押出成型機により、外径5mm、内径2m
m、高さ3mmの円筒形に成型した。内径3cm、長さ
5mのステンレス製円筒型反応器上部より、横幅8m
m、長さ4.9mの樹脂製鎖を2本挿入した。前記で得
られた成型触媒2kgを、100g充填するごとに樹脂
製鎖を15cm上部に引き上げる要領で、反応器上部よ
り落下充填した。このときの充填粉化率を測定したとこ
ろ、0.6%であった。
モリブデン、ビスマス、鉄、コバルト、カリウム及び酸
素を表す。)得られた触媒粉末に少量の水を加え、よく
混合した後、押出成型機により、外径5mm、内径2m
m、高さ3mmの円筒形に成型した。内径3cm、長さ
5mのステンレス製円筒型反応器上部より、横幅8m
m、長さ4.9mの樹脂製鎖を2本挿入した。前記で得
られた成型触媒2kgを、100g充填するごとに樹脂
製鎖を15cm上部に引き上げる要領で、反応器上部よ
り落下充填した。このときの充填粉化率を測定したとこ
ろ、0.6%であった。
【0025】比較例5 実施例5と同様にして得られた成型触媒を実施例5と同
様の反応器に樹脂製鎖を挿入することなくそのまま落下
充填した。このときの充填粉化率を測定したところ2.
3%であった。
様の反応器に樹脂製鎖を挿入することなくそのまま落下
充填した。このときの充填粉化率を測定したところ2.
3%であった。
【0026】
【発明の効果】本発明による方法で、アクロレイン及び
アクリル酸合成用成型触媒又は担持触媒を固定床反応器
に充填すると、落下時の物理的衝撃による触媒の粉化・
崩壊が著しく少なくなる。このため充填時における触媒
の粉化等を懸念して触媒の機械的強度を過剰に高くする
必要がなくなる。したがって、触媒設計上の制限が少な
くなり、幅広い条件での触媒調製が可能となる。
アクリル酸合成用成型触媒又は担持触媒を固定床反応器
に充填すると、落下時の物理的衝撃による触媒の粉化・
崩壊が著しく少なくなる。このため充填時における触媒
の粉化等を懸念して触媒の機械的強度を過剰に高くする
必要がなくなる。したがって、触媒設計上の制限が少な
くなり、幅広い条件での触媒調製が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大北 求 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 プロピレンを分子状酸素により気相接触
酸化してアクロレイン及びアクリル酸を合成するための
成型触媒又は担持触媒を固定床反応器に上部より落下充
填するに際し、反応器内に、実質的に触媒の落下を妨げ
ない形状及び太さを有する少なくとも1個のひも状物質
を介在させることを特徴とするアクロレイン及びアクリ
ル酸合成用触媒の充填方法。 - 【請求項2】 成型触媒又は担持触媒が一般式 Moa Bib Fec Ad Xe Yf Zg Sih Oi (式中、Mo、Bi、Fe、Si及びOはそれぞれモリ
ブデン、ビスマス、鉄、ケイ素及び酸素を表し、Aはニ
ッケル及び/又はコバルト、Xはマグネシウム、亜鉛、
マンガン、スズ及び鉛からなる群より選ばれた少なくと
も1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テルル、セ
レン、ゲルマニウム、タングステン及びアンチモンから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウ
ム、ナトリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムか
らなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。た
だし、a、b、c、d、e、f、g、h及びiは各元素
の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦b≦3、
0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦5、0≦f
≦5、0.001≦g≦1、0≦h≦20であり、iは
前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子数で
ある。)で示される組成を有することを特徴とする請求
項1の触媒の充填方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19307892A JPH067669A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | アクロレイン及びアクリル酸合成用触媒の充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19307892A JPH067669A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | アクロレイン及びアクリル酸合成用触媒の充填方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067669A true JPH067669A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16301853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19307892A Pending JPH067669A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | アクロレイン及びアクリル酸合成用触媒の充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067669A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003057653A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Method for vapor phase catalytic oxidation |
| JP2004505753A (ja) * | 2000-08-10 | 2004-02-26 | トタル、フイナ、エルフ、フランス | 容器中に固体粒子を均質に装入する新規な方法 |
| WO2005053833A1 (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | 固定触媒の充填方法 |
| JP2005169345A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsubishi Chemicals Corp | 触媒の充填方法 |
| WO2010001732A1 (ja) | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 株式会社日本触媒 | 固定床多管式反応器への固体粒状物の充填方法 |
| JP2020163373A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三菱ケミカル株式会社 | 粒状物の充填方法 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP19307892A patent/JPH067669A/ja active Pending
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| US7528281B2 (en) | 2001-12-28 | 2009-05-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | Method for vapor phase catalytic oxidation |
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