JPH0677085A - 半導体磁器コンデンサ用組成物及びその製造方法 - Google Patents

半導体磁器コンデンサ用組成物及びその製造方法

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JPH0677085A
JPH0677085A JP4200023A JP20002392A JPH0677085A JP H0677085 A JPH0677085 A JP H0677085A JP 4200023 A JP4200023 A JP 4200023A JP 20002392 A JP20002392 A JP 20002392A JP H0677085 A JPH0677085 A JP H0677085A
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JP
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mol
oxide
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cuo
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JP4200023A
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Takero Ishiguro
武朗 石黒
Yoshiji Harada
芳次 原田
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JGC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 Ti100mol、Sr70〜80mol、
Ca20〜30molを含む酸化物からなる主材に、少
なくともNb25を0.1〜0.4mol、Mn34
0.015〜0.05mol、CuOを0.1〜0.3mo
l、B23を0.05〜0.2mol、SiO2を0.5〜
2.0mol添加してなる焼成体に、モル比でLi2O:
Bi23=30〜70:70〜30の酸化物を熱拡散さ
せてなる半導体磁器コンデンサ用組成物である。 【効果】 スイッチング電源などのノイズフィルタのL
C回路用として好適な破壊電圧2500V/mm、比誘電率 50
00以上の粒界絶縁型半導体磁器を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体磁器コンデンサ用
組成物及びその製造方法に関し、特に従来の粒界絶縁型
半導体磁器コンデンサにおける耐電圧特性を改善するた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、米国のFCC(連邦通信委員会)
や日本のVCCI(情報処理装置等電波障害自主規制協
議会)によるノイズ規制が制定され、規制が厳しくなっ
てきている。このため、情報機器の電源回路のノイズ対
策についても改善が求められている。通常のノイズ対策
としてはLCフィルタが用いられているが、これには高
電気容量、温度特性の良いコンデンサが必要となる。こ
のため従来はメタライズドフィルムコンデンサが多く用
いられてきた。しかし、ノイズ規制の強化により、メタ
ライズドフィルムコンデンサでは耐電圧、熱安定性の点
で規制に対応できないという問題が生じてきた。一方、
通常のセラミックコンデンサは耐電圧、熱安定性に優れ
ているが、比誘電率が2000以上のものは比誘電率の温度
依存性が大きく、高周波領域での誘電損失が大きくなる
という欠点がある。
【0003】そして従来、これら従来のコンデンサに比
べ優れた特性を有するものとして、SrTiO3系の粒
界絶縁型半導体コンデンサが提案されている。この種の
粒界絶縁型半導体コンデンサとしては、例えば、特公昭
60−20344号公報や、特公昭63−4339号及
び特公昭63−4340号各公報にそれぞれ開示された
ものが知られている。前者の特公昭60−20344号
公報に開示されたものは、Sr,Ca,Tiの酸化物を
主成分として、これにY,La,Ceなどの希土類元
素、Nb,W,Taの酸化物の内の1種又は2種以上と
Mnの酸化物を添加、混合、焼成して得た半導体磁器に
Bi23とCuO、B23,MnO,ZnOおよびPb
Oのうち1種以上からなる酸化物を熱拡散させて得た粒
界絶縁型半導体磁器について開示されている。また後者
の特公昭63−4339号公報には、Sr,Ca,Ti
の酸化物を主成分として、これにNb,Siの酸化物を
添加、混合、焼成して得た半導体磁器にBi,Cu,
B,Mn,La,Li及びTiを含めた内の酸化物6種
類からなる組成物を熱拡散することを特徴とする粒界誘
電層型半導体磁器組成物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような粒界絶
縁型半導体は、比誘電率、熱安定性、比誘電率の温度依
存性に優れ、高周波領域での誘電損失が小さいという優
れた特性を有しているものの、耐電圧が低い問題があっ
た。また上記従来の粒界絶縁型半導体磁器については、
添加成分の最終的な組成比率が制御できない問題があっ
た。即ち前者の特公昭60−20344号公報に開示さ
れたものは、添加成分のうちCuO,MnOは溶融温度
が高く、その実施例に示されている熱拡散温度1100℃は
れらの溶融温度より低く、一方ZnOは昇華性であり、
PbOは蒸気圧が高いなどのため焼結体内への拡散条件
の選定が難しく、熱拡散された酸化物の粒界絶縁型半導
体磁器中の組成を特定することが困難である。また後者
の特公昭63−4339号公報に開示されたものは、6
種類もの酸化物を熱拡散させるものなので、熱拡散条件
の選定は更に困難になるばかりでなく、熱拡散させた酸
化物の粒界絶縁型半導体磁器中の組成を特定することは
困難である。従って、これら従来の粒界絶縁型半導体磁
器組成物では、製造条件によってその特性が大きく左右
され、品質の一定化が難しい問題があった。
【0005】このように従来の各種コンデンサは、スイ
ッチング電源などのノイズ対策として用いられるLCフ
ィルタ用コンデンサの特性として要求されている、常用
1000V/mm程度、破壊電圧として2500V/mm以上の
耐電圧で比誘電率5000以上などの特性を満たしていなか
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
比誘電率、熱安定性、比誘電率の温度依存性に優れ、高
周波領域での誘電損失が小さいという特性を有する粒界
絶縁型半導体磁器コンデンサの特徴を生かし、その欠点
である耐電圧特性を改善し、スイッチング電源などのノ
イズフィルタのLC回路用として好適な高耐電圧、高電
気容量コンデンサのための粒界絶縁型半導体磁器を提供
するものである。すなわち破壊電圧2500V/mm、比誘電
率 5000以上の粒界絶縁型半導体磁器を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項1に記載した発
明は、Ti100mol、Sr70〜80mol、Ca
20〜30molを含む酸化物からなる主材に、少なく
ともNb25を0.1〜0.4mol、Mn34を0.0
15〜0.05mol、CuOを0.1〜0.3mol、
23を0.05〜0.2mol、SiO2を0.5〜2.
0mol添加してなる焼成体に、モル比でLi2O:B
23=30〜70:70〜30の酸化物を熱拡散させ
てなる半導体磁器コンデンサ用組成物である。
【0008】また請求項2に記載した発明は、酸化チタ
ン100mol、Sr酸化物又は炭酸塩70〜80mo
l、Ca酸化物又は炭酸塩20〜30molの混合物に
対し、少なくともNb25を0.1〜0.4mol、Mn
34を0.015〜0.05mol、CuOを0.1〜0.
3mol、B23を0.05〜0.2mol、SiO2
0.5〜2.0mol添加し、これら各材料の混合粉体を
1000〜1100℃で仮焼成し、それを粉砕して成形
した後、水素を含む還元性雰囲気中、1350〜145
0℃で焼結し、得られた焼結体に、モル比でLi2O:
Bi23=30〜70:70〜30の組成の酸化物を1
150〜1280℃で熱拡散させることを特徴とする半
導体磁器コンデンサ用組成物の製造方法である。
【0009】
【作用】本発明に係る半導体磁器コンデンサ用組成物
は、Ti100mol、Sr70〜80mol、Ca2
0〜30molを含む酸化物からなる主材に、少なくと
もNb25を0.1〜0.4mol、Mn34を0.01
5〜0.05mol、CuOを0.1〜0.3mol、B2
3を0.05〜0.2mol、SiO2を0.5〜2.0m
ol添加してなる焼成体に、モル比でLi2O:Bi2
3=30〜70:70〜30の比較的低融点の酸化物を
熱拡散させてなるものなので、Li・Bi酸化物からな
る絶縁層が焼結体の粒界に均一な状態に形成でき、優れ
た特性が得られるとともに、再現性良く初期目的組成の
粒界絶縁型半導体が得られる。
【0010】
【実施例】本発明らは鋭意研究の結果、Sr及びCaの
炭酸塩又は酸化物とチタン酸化物を主成分とし、これに
半導体化剤として少量のNb25及びMn34、B
23、SiO2などの添加剤を加えて混合、仮焼成、成
形、1次焼成することにより、粒界絶縁型半導体磁器の
結晶粒径を容易に好ましい大きさに制御できることおよ
び上記添加物の1つにCuOを加えて得られた半導体磁
器に、Li2O、Bi23を熱拡散させる(2次焼成)
ことにより、比誘電率、耐電圧に優れた粒界絶縁型半導
体磁器が得られることを見出し、この知見に基いて本発
明を完成させた。即ち、本発明に係る半導体磁器コンデ
ンサ用組成物は、1次焼成に於いて、SrとCaとTi
を含む酸化物からなる主材と、半導体化剤(Nb25
を混合した原料中にMn34、B23、SiO2及びC
uOを共存させるとともに、焼結体にLi2O、Bi2
3を熱拡散させることにより、優れた特性を得るように
したものである。
【0011】本発明に係る半導体磁器コンデンサ用組成
物における添加材料のうち、Mn34及びB23はそれ
ぞれ結晶粒の成長を促進する作用がある。しかし、Mn
34、B23及びSiO2を添加したのみでは結晶粒径
は大きくなるが、破壊電圧が十分に得られない。Srと
CaとTiを含む酸化物からなる主材にNb25を添加
混合した原料中に、Mn34、B23、SiO2及びC
uOを添加することにより、結晶粒径及び比誘電率を変
えずに破壊電圧を改善することができる。即ち、Mn3
4、B23、SiO2及びCuOを1次焼成の段階で添
加したときにそれらの相互作用により結晶粒径及び比誘
電率を変えずに破壊電圧を向上させる効果が発現される
ものであり、このような効果については、これまで明ら
かにされておらず、本発明において初めて明らかにされ
たものである。
【0012】SiO2の添加量が主材原料の酸化チタン
に対して0.5mol%より少ないと添加の効果が認め
られないばかりか、1次焼成時にCuOが還元されるお
それがあるために好ましくない。一方、2.0mol%
より多く添加すると、1次焼成時に磁器間での融着、磁
器の変形が生じるおそれがあるので好ましくない。
【0013】さらにCuOの添加量が主材原料の酸化チ
タンに対して0.1mol%より少ないと、得られる磁
器の破壊電圧が不十分となり、0.3mol%を越える
と、CuO/SiO2比が大きくなるために、1次焼成
時にCuOが還元され易くなるために好ましくない。即
ち、このCuO/SiO2は(1/4)mol以下が好
ましい。
【0014】また、Mn34の添加量が主材原料の酸化
チタンに対して0.01mol%より少ないと、破壊電
圧特性の点で不十分であり、0.06mol%を越える
と、破壊電圧が低下するため、Mn34の添加量は酸化
チタンに対し0.015〜0.05mol%の範囲が好ま
しい。
【0015】また、B23の添加量が主材原料の酸化チ
タンに対して0.04mol%より少ないと、破壊電圧
の点で不十分であり、0.2mol%を越えると誘電損
失が増大するために、B23の添加量は酸化チタンに対
し0.05〜0.2mol%の範囲が好ましい。
【0016】さらにまた、焼結体の粒界に熱拡散させる
Li2OとBi23との酸化物の組成比が、モル比でL
2O:Bi23=30〜70:70〜30の範囲外で
あると、焼結体の粒界に形成される絶縁層の特性が悪く
なり、破壊電圧の悪化を招くことになり好ましくない。
【0017】次に、本発明に係る半導体磁器コンデンサ
用組成物の製造方法の一例を説明する。酸化チタン10
0mol、Sr酸化物又は炭酸塩70〜80mol、C
a酸化物又は炭酸塩20〜30molの混合物に対し、
Nb25を0.1〜0.4mol、Mn34を0.015
〜0.05mol、CuOを0.1〜0.3mol、B2
3を0.05〜0.2mol、SiO2を0.5〜2.0mo
l添加し、これら各原料粉末をボールミルで湿式混合粉
砕処理した後、このスラリーを乾燥させる。乾燥品を破
砕し、大気中1000〜1100℃で1〜5時間程度仮
焼成する。この仮焼成温度が1000℃より低いと、各
酸化物間の固相反応が不十分となり、一方、1100℃
より高いと、粉体同士の凝結が強過ぎ、以後の粉砕が困
難になり好ましくない。
【0018】仮焼成品は、再度ボールミルで粉砕し、必
要に応じてバインダーなどの添加剤を加え、均一に混合
する。このスラリーを乾燥し、好ましくはスプレードラ
イヤーで乾燥、造粒を行い、その乾燥粉或いは造粒体
を、望ましくは500〜2000kg/cm2の圧力で所望の形
状に加圧成形する。成形品は必要に応じて大気中500〜7
00℃程度で加熱して脱バインダー処理した後、水素を含
む還元雰囲気中、1350〜1450℃で2〜12時間
程度の焼成(1次焼成)を行う。この1次焼成の際の温
度が1350℃より低いと、得られる焼結体中の結晶粒
径が小さくなり好ましくない。一方、1次焼成温度が1
450℃より高いと、結晶に異常粒成長が認められるよ
うになり、好ましくない。
【0019】1次焼成を終えた焼結体に、モル比でLi
2O:Bi23=30〜70:70〜30の組成の酸化
物を添加し、更に1150〜1280℃で2〜8時間程
度保持して2次焼成を行い、Li2OとBi23を含む
酸化物を焼結体に熱拡散させる。この2次焼成によって
半導体磁器コンデンサ用組成物を製造する。この2次焼
成の温度が1150℃より低いと酸化物の拡散状態が悪
くなり、一方、1280℃より高いと粒界絶縁特性が悪
化することになる。以下、実験例により本発明の効果を
明確にする。
【0020】(実験例1)表−1に示す組成となるよう
に、TiO2、SrCO3、CaCO3、Nb25、Mn3
4、B23及びSiO2を秤量した。
【0021】
【表1】
【0022】これらの各粉体原料をボールミルに入て2
4時間湿式で粉砕混合し、その後乾燥した。乾燥品を破
砕し、大気中1060℃、3時間仮焼成した。仮焼成品
を再びボールミルに入れて16時間湿式粉砕した後、バ
インダーを添加し更に1時間混合した。このスラリーを
スプレードライヤーで乾燥、造粒し、この造粒粉を1000
kg/cm2の圧力で加圧成形した。成形品を大気中、6
00℃で加熱して脱バインダー処理した後、水素含有還元
雰囲気(水素5容量%、窒素95容量%)中、1350
℃〜1450℃で4時間かけて1次焼成し、直径7.4
mm、厚さ0.4mmの円板状の半導体磁器を作製し
た。この半導体磁器の表面にBi23:Li2O=5
9:41(モル比)なる組成の酸化物を1mg塗布し、
これを大気中、1160〜1280℃で4時間処理して
粒界絶縁型半導体磁器を得た。
【0023】得られた各磁器の電気的特性を測定するた
めに、磁器の両面にオーミック性の銀電極を塗布、焼付
けした。また、結晶粒径を測定するためには、磁器表面
を研摩し更にエッチングし、それをSEM観察に供し
た。表−1に試料01〜03の各組成の磁器における結
晶粒径と比誘電率を示した。この表−1に示した結果か
ら、B23及びMn34には、1次焼成において、結晶
の粒成長に効果があることがわかる。
【0024】(実験例2)表−2に示す組成となるよう
に原料を混合し、以下実験例1と同様の操作を行って試
料04,05,14の各磁器を作製した。これらの磁器
について結晶粒径、破壊電圧および比誘電率を測定し、
それらの測定結果を表−2にまとめて記載した。
【0025】
【表2】
【0026】表−2に示した結果より、CuOの添加効
果が明らかとなり、1次焼成時にMn34、B23及び
CuOを添加することにより、結晶粒径及び比誘電率を
変えずに破壊電圧を改善できることがわかる。即ち、M
34、B23及びCuOを1次焼成の段階で添加した
ときにそれらの相互作用により結晶粒径及び比誘電率を
変えずに破壊電圧を向上させる効果が発現されるのであ
る。
【0027】(実験例3)表−3に示す組成となるよう
に原料を混合し、以下実験例1と同様の操作を行った。
なお、Nb25の添加量は実験例1と同じである。得ら
れた磁器(試料06〜21)について破壊電圧と比誘電
率を測定し、それらの測定結果を表−3にまとめて記載
した。
【0028】
【表3】
【0029】表−3の結果から、SrTiO3が90m
ol%以上では、比誘電率は大きいが破壊電圧が小さ
く、実用上問題がある。また、実験例の試料には示され
ていないが、SrTiO3が60mol%以下になると
誘電率が小さくなるため好ましくない。従って、Sr/
Caはモル比で70/30〜80/20とするのが好ま
しい。
【0030】試料番号08,09,10,18,20,
21はSr/Ca=80/20とし、SiO2の添加量
と2次焼成温度の影響を検討したものである。これらの
うち試料番号08及び20はSiO2の添加量が少ない
例であり、この場合には2次焼成温度は1270℃程度
が好ましい。また、試料番号21はSiO2の添加量が
2.0mol%の場合であり、2次焼成温度は1250
程度が好ましい。
【0031】試料番号12,13,14,15,16は
Sr/Ca=70/30に関して、SiO2の添加量と
2次焼成温度の影響を検討したものである。Caの含有
率が大きくなるとSr/Ca=80/20の場合より低
い2次焼成温度においても目標とする粒界絶縁型半導体
磁器が得られる。即ち、SiO2の含有率が1.0mol
%の場合、2次焼成温度が1160℃においても目標を
達成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体磁器コンデンサ用組成物は、1次焼成に於いて、Sr
とCaとTiを含む酸化物からなる主材と、半導体化剤
(Nb25)を混合した原料中にMn34、B23、S
iO2及びCuOを共存させるとともに、焼結体にLi2
O、Bi23を熱拡散させることにより、スイッチング
電源などのノイズフィルタのLC回路用として好適な破
壊電圧2500V/mm、比誘電率 5000以上の粒界絶縁型半導
体磁器を提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ti100mol、Sr70〜80mo
    l、Ca20〜30molを含む酸化物からなる主材
    に、少なくともNb25を0.1〜0.4mol、Mn3
    4を0.015〜0.05mol、CuOを0.1〜0.
    3mol、B23を0.05〜0.2mol、SiO2
    0.5〜2.0mol添加してなる焼成体に、モル比でL
    2O:Bi23=30〜70:70〜30の酸化物を
    熱拡散させてなる半導体磁器コンデンサ用組成物。
  2. 【請求項2】 酸化チタン100mol、Sr酸化物又
    は炭酸塩70〜80mol、Ca酸化物又は炭酸塩20
    〜30molの混合物に対し、少なくともNb25
    0.1〜0.4mol、Mn34を0.015〜0.05m
    ol、CuOを0.1〜0.3mol、B23を0.05
    〜0.2mol、SiO2を0.5〜2.0mol添加し、
    これら各材料の混合粉体を1000〜1100℃で仮焼
    成し、それを粉砕して成形した後、水素を含む還元性雰
    囲気中、1350〜1450℃で焼結し、得られた焼結
    体に、モル比でLi2O:Bi23=30〜70:70
    〜30の組成の酸化物を1150〜1280℃で熱拡散
    させることを特徴とする半導体磁器コンデンサ用組成物
    の製造方法。
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