JPH06770U - 感熱記録型透明ラベル - Google Patents
感熱記録型透明ラベルInfo
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- JPH06770U JPH06770U JP4760692U JP4760692U JPH06770U JP H06770 U JPH06770 U JP H06770U JP 4760692 U JP4760692 U JP 4760692U JP 4760692 U JP4760692 U JP 4760692U JP H06770 U JPH06770 U JP H06770U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は感熱記録型透明ラベルに関し、実質
的に透明である感熱記録型ラベルにおいて、感熱記録部
のコントラストが良好で、バーコード等を印字した場
合、光学スキャナーで読みとり可能である感熱記録型透
明ラベルの提供を目的とするものである。 【構成】 透明樹脂フィルムからなる支持体の表面に、
感熱記録層および保護層を順次積層して設け、該支持体
の裏面に粘着剤層を介して剥離紙を貼り合わせた構成よ
りなる感熱記録型透明ラベルであって、前記支持体の少
なくとも片面または粘着剤層の表面に、不透明印刷パタ
ーンが部分的に施されていることを特徴とする感熱記録
型透明ラベル。
的に透明である感熱記録型ラベルにおいて、感熱記録部
のコントラストが良好で、バーコード等を印字した場
合、光学スキャナーで読みとり可能である感熱記録型透
明ラベルの提供を目的とするものである。 【構成】 透明樹脂フィルムからなる支持体の表面に、
感熱記録層および保護層を順次積層して設け、該支持体
の裏面に粘着剤層を介して剥離紙を貼り合わせた構成よ
りなる感熱記録型透明ラベルであって、前記支持体の少
なくとも片面または粘着剤層の表面に、不透明印刷パタ
ーンが部分的に施されていることを特徴とする感熱記録
型透明ラベル。
Description
【0001】
本考案は感熱記録型透明ラベルに関し、より詳細にはラベル貼付部分から内容 物が確認できるとともに、光学スキャナーで読みとるための感熱記録部分の判読 性が良好な感熱記録型透明ラベルに関するものである。
【0002】
従来、発色剤と該発色剤と加熱時発色させる顕色剤との発色反応を利用した感 熱記録体は良く知られており、かかる感熱記録体は比較的安価であり、また記録 装置がコンパクトでありその保守も容易であるため、ファクシミリや各種計測機 のアウトプットとして広く使用されている。また、各種商品に貼付し価格や内容 等の情報を記載するラベル分野でも、感熱記録方式が採用されており、例えば実 開昭50−146500号、実開昭53−89334号や実開昭56−1253 54号に開示されているように、感熱記録型のラベル用紙として広く実用されて いる。 近年このラベル分野においても、その使用用途に応じて、デザインや形態を変 えて差別化を図ることが行われており、その一例として、ラベルを透明化して貼 付された内容物を確認できることの要求がなされている。しかしながら、従来の 感熱記録型ラベルでは、紙や合成紙を支持体として用いることが多く、ラベル自 体が不透明であった。また、透明な支持体を用いて、実質的に透明な感熱記録層 を設けた場合でも、貼付される内容物が着色している場合では、地肌部分と記録 部分のコントラストがはっきりせず、特にバーコード記録を行い光学スキャナー で読みとる場合では、ほとんど読みとり不可能となる問題点を抱えていた。
【0003】
本考案は上記の如き事情に鑑み、実質的に透明である感熱記録型ラベルにおい て、感熱記録部のコントラストが良好で、バーコード等を印字した場合、光学ス キャナーで読みとり可能である感熱記録型透明ラベルの提供を目的とするもので ある。
【0004】
本考案は、透明樹脂フィルムからなる支持体の表面に、感熱記録層および保護 層を順次積層して設け、該支持体の裏面に粘着剤層を介して剥離紙を貼り合わせ た構成よりなる感熱記録型透明ラベルであって、前記支持体の少なくとも片面ま たは粘着剤層の表面に、不透明印刷パターンが部分的に施されていることを特徴 とする感熱記録型透明ラベルである。
【0005】 以下、本考案を図面を用いて詳細に説明する。 図1は本考案の感熱記録型透明ラベルの層構成の一例を示す図であり、図2は 同じく別の層構成を示す図である。図1は、透明樹脂フィルムからなる支持体1 の表面に感熱記録層2、保護層3が順次積層されており、透明樹脂フィルムから なる支持体の裏面には不透明印刷パターン5が部分的に形成され、さらに粘着剤 層4を介して表面が剥離処理された剥離紙6が仮着積層されている。そして、剥 離紙6の裏面側にはタイミングマーク7が設けられているものである。上記の如 き構成を有する本考案の感熱記録型透明ラベルは、透明樹脂フィルム(裏面に部 分的に不透明印刷パターンを有する)1の表面に感熱記録層2および保護層3、 裏面に粘着剤層4が設けられた構成よりなる透明ラベル8に、タイミングマーク により位置ずれなく不透明印刷パターン上の感熱記録層にバーコード等の情報が 記録された後に、透明ラベル8が剥離紙より剥離・分離されて貼着ラベルとして 使用される。 また、図2は図1における不透明印刷パターン5が透明樹脂フィルム1の裏面 ではなく、粘着剤層4上に形成されている層構成を有する本考案の感熱記録型透 明ラベルを示すものである。
【0006】 図3は、上記の図1および図2に示した層構成を有する本考案の感熱記録型透 明ラベルの斜視図であり、表側(イ)と裏側(ロ)とから見た図を示すものであ る。図3(イ)において剥離紙6上に透明ラベル8を有し、破線部aは光学スキ ャナーで読みとるための感熱記録が施される位置に対応する部分に形成されてい る不透明印刷パターン5に相当するものである。また、図3(ロ)における黒色 部bはタイミングマーク7が設けられているものである。なお、図1および図2 の層構成は図3におけるX−Y部分の断面図に相当するものである。
【0007】 本考案の感熱記録型透明ラベルは、上記の如き各層からなる構成を有し、かつ 光学スキャナーで読みとるための感熱記録が施される位置に対応した部分である 感熱記録層と剥離紙の間の部分に、具体的には透明樹脂フィルム表面(感熱記録 層との接着性向上のために表面処理されている場合の処理表面も含む)、透明樹 脂フィルム裏面、粘着剤層表面等の少なくともいずれかの部分に、不透明印刷パ ターンが形成されているものである。なお、製造工程上の効率から透明樹脂フィ ルム裏面または粘着剤層の剥離紙側表面に印刷パターンが形成されていることが 好ましい。ここで言う不透明印刷パターンとは、本考案のラベルを貼着した時に 印刷パターン上の感熱記録層に記録された例えばバーコードの如き情報を光学ス キャナーで正確に読みとることができる程度のコントラストが得られるためのも ので、貼着物や内容物をある程度隠ぺいして読みとる情報と印刷パターンのコン トラストが十分得られる程度、即ち、実質的に不透明であれば完全に不透明であ る必要はない。かかるコントラストを得るには、本考案の感熱記録型透明ラベル における不透明印刷パターン形成部は、剥離紙を除去した時の不透明度(JIS P−8138)が70%以上となるように印刷パターンが形成されることが好 ましく、一方、印刷パターンが形成されない部分は不透明度30%以下とするこ とが好ましい。更に、不透明印刷パターンは上記の如く光学スキャナーでの読み とりに十分なコントラストが得られれば良いことから、その色調は白色でも着色 していてもよく、また、無地でも地模様があってもよく、特に限定されるもので はないが、バーコード情報の読みとりには白色系の印刷パターンが好ましい。 なお、印刷パターンの形成方法は特に限定されるものではなく、スクリーン印 刷、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等により適宜行うことができ るものであり、印刷パターンの材料は白色顔料と結着樹脂、着色剤と結着樹脂等 、特に限定されるものではない。
【0008】 また、本考案の感熱記録型透明ラベルにおいては、剥離紙裏面にラベルカット 周期に対応したタイミングマークを施すと、光透過型のラベル位置センサーでラ ベルの位置を検出可能となり、ラベル毎の感熱記録の位置ずれをなくすことがで きる。従って、不透明印刷パターンの面積を必要最小限にする、即ち、ラベル貼 着部分の内容物を隠ぺいすることが少ないため、ラベル貼着物や内容物を容易に 確認できるものである。なお、タイミングマークの形成方法は、例えばオフセッ ト印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等を適宜用いることがで き、特に限定されるものではなく、形成されるマークも位置センサーの読みとり に適応できるものであれば、その材料、形態、色調等特に限定されるものではな い。
【0009】 本考案に用いられる支持体としての透明樹脂フィルムは、実質的に透明であれ ばその組成は限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポ リエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の ポリオレフィン、セルローストリアセテート等の各種透明樹脂フィルムが挙げら れる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレー トフィルムが感熱記録を行う場合の熱的な安定性や寸法安定性、透明性の点で好 ましい。なお、本考案においては不透明度(JIS P−8138)30%以下 、好ましくは20%以下の透明樹脂フィルムが好適に用いられる。 透明樹脂フィルムの厚さは、20〜80μmの範囲で選択することが好ましく 、薄すぎるとラベルとしてこしがなくなり、剥離紙から剥離する際の剥離性が悪 くなり、また感熱記録時の熱的安定性に難点が発生する。逆に厚すぎるとラベル としてのこしが強くなり、ラベルを巻きとり形状とした場合、剥離紙から剥がれ てしまう欠点を発生する。 上記支持体としては、感熱記録層との接着性向上のため、コロナ処理や易接着 処理されたものを用いることが好ましい。
【0010】 本考案における感熱記録層としては、種々のものが使用でき、例えば次のよう な熱発色系が採用できるが実質的に透明であることが好ましい。 (1)ステアリン酸第2鉄、ミリスチン酸第2鉄のような長鎖脂肪酸鉄塩と、タ ンニン酸、没食子酸、サリチル酸アンモニウムのようなフェノール類との組み合 せ、 (2)銀、鉛、水銀、トリウムのような重金属シュウ酸塩とNa−テトラチオネ ート、チオ硫酸ナトリウム、チオ尿素のような硫黄化合物の組み合せ、 (3)ベヘン酸銀、ステアリン酸銀のような有機酸貴金属塩とプロトカテキュ酸 、スピロインダン、ハイドロキノンのような芳香族有機還元剤とからなる組み合 せ、 (4)ベラルゴン酸鉛、カプロン酸鉛、ベヘン酸鉛のような有機酸鉛塩とエチレ ンチオ尿素、N−ドデシルチオ尿素のようなチオ尿素誘導体との組み合せ、 (5)ジアゾニウム塩とカップラー化合物の組み合せ、 (6)クリスタルバイオレットラクトンのような無色ないし淡色のロイコ染料と ビスフェノールAのような顕色剤との組み合せ。
【0011】 上記のような各種発色系が採用できるが、鮮明な発色画像を与える点で(6) の発色系が好ましく用いられる。具体的には、無色ないし淡色のロイコ染料とし ては、例えば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3,3− ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(CVL) 、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド 、4−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノトリフェニルメタンラクトン、4,4 ′−ビスジヒドロキシ−3,3′−ビスジアミノトリフェニルメタンラクトン等 のトリフェニルメタン系、例えば3−ジメチルアミノ−6−メトキシフルオラン 、3,6−ビス−β−メトキシエトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6− メチル−7−クロルフルオラン、3,7−ビスジエチルアミノフルオラン、3− ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン等のフルオラン系、スピロピラン系、 オーラミン系、フェノチアジン系等の各種ロイコ染料を使用することができる。 また、顕色剤としてはシュウ酸、マレイン酸、クエン酸、ステアリン酸、安息香 酸、没食子酸等の有機酸や、カチコール、レゾルシン、ヒドロキノン、α−ナフ トール、β−ナフトール、3,5−キシレノール、チモール、ピロガロール、フ ロログルシン、フロログルシンカルボン酸、4−ターシャリーブチルフェノール 、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキシジフェノキシド、4−ヒドロキシア セトフェノン、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ターシャリーオクチ ルカテコール、4,4′−セカンダリーブチリデンジフェノール、2,2′−ジ ヒドロキシジフェノール、4,4′−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェ ノールA)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフ ェノール)、4,4′−シクロヘキシリデンフェノール、4,4′−イソプロピ リデンビス(2−クロロフェノール)。そのほか、フェノールホルムアルデヒド 樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、ハロゲン化ノボラック型フェノール樹脂等 のフェノール性化合物が挙げられる。
【0012】 また、感熱記録層中には、充填剤としての無機及び有機顔料、例えば、重質及 び軽質炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリ ウム、タルク、クレー、サチンホワイト、カオリナイト、ポリオレフィン粒子、 ポリスチレン粒子、尿素−ホルマリン樹脂粒子等を添加し発色画像の鮮明性を向 上させることができる。 また、記録感度を向上させるために、必要に応じ、更に種々の熱可融性物質を 感熱記録層中に添加できる。熱可融性物質としては、適当な融点を持つ有機化合 物が挙げられ、例えば、ステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド、密ロウ、シ ェラックロウなどの動物性ワックス、カルナバロウなどの植物性ワックス、モン タンワックスなどの鉱物性ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリ ンワックス等のワックス類、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、ジメチルテレフ タレート、ジフェニルフタレート等の芳香族カルボン酸エステル類、アルキルナ フタレン誘導体、アルキルジフェニル誘導体、アルキルターフェニル誘導体等が 用いられる。
【0013】 本考案における感熱記録層を形成するには、一般に水を分散媒として、ボール ミル、アトライター、サンドミル等の分散機で、ロイコ染料と顕色剤を別々に粉 砕して分散液を調製し、結着剤と混合して支持体上に塗布、乾燥することにより 形成される。かかる結着剤としては、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルア ルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチル セルロース、でんぷんおよびその誘導体、カゼイン、ゼラチン、アルギン酸ソー ダ、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、変性ポリアクリルアミド、イ ソブチレン−無水マレイン酸共重合体樹脂アルカリ水溶液、ジイソブチレン−無 水マレイン酸共重合体樹脂アルカリ水溶液、スチレン−無水マレイン酸共重合体 樹脂アルカリ水溶液等の水溶性樹脂、水性ポリエステル、水性ポリウレタン、ス チレン−ブタジエン共重合体エマルジョン、(メタ)アクリル酸エステル系共重 合体、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ 塩化ビニリデン等が用いられる。 感熱記録層に用いられるロイコ染料と顕色剤の使用比率は、使用するロイコ染 料と顕色剤の種類により適宜選択されるものであり、特に限定されるものではな いが、一般にロイコ染料100重量部に対して顕色剤が100〜500重量部、 好ましくは150〜400重量部程度である。感熱記録層の塗布量としては、一 般に1〜15g/m2 程度、好ましくは2〜10g/m2 の範囲である。
【0014】 本考案の保護層とは、造膜性良好な高分子化合物を主体に感熱記録層上に設け られるものであり、実質的に透明であることが好ましい。この保護層は、ラベル 用途に使用される場合での、様々な薬品の付着による発色画像の劣化を防止する ためのバリヤー効果を発揮する目的、さらには耐擦傷性を向上する目的で設けら れる。具体的には、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ヒドロ キシエチルセルロース、メチルセルロース、でんぷんおよびその誘導体、ポリア クリルアミド、変性ポリアクリルアミド等の水溶性樹脂、水性ポリエステル、水 性ポリウレタン、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、スチレン−(メタ) アクリル酸エステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン及びこれら の誘導体等の水分散性樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン等の有機 溶剤可溶性樹脂が使用できる。さらに感熱記録ヘッドとのマッチング性を向上す る目的で、各種の滑剤、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等も 透明性の低下しない範囲で使用できる。 保護層の塗布量としては、1〜15g/m2 程度であるが、塗布量が多すぎる と感熱記録層への熱伝達が悪くなり記録感度が低下することとなり、逆に少ない と薬品バリヤー効果が低下するとともに、耐擦傷性や折り目特性が悪くなるため 、好ましくは2〜6g/m2 程度である。
【0015】 本考案における感熱記録層及び保護層の形成方法については、特に限定される ものではないが、慣用の塗工方式、例えばエアーナイフコーティング、ロールコ ーティング、バーコーティング、ブレードコーティング等の公知の塗工方式を用 いることができる。 さらに、上記のようにして感熱記録層及び保護層を形成した後、感熱ヘッドと の密着性を向上し記録感度を良好とするために、金属ロールと弾性ロールからな るキャレンダー装置で、表面平滑度としてベック平滑度で50秒以上、好ましく は300秒以上に表面を平滑化処理することが望ましい。
【0016】 本考案において透明樹脂フィルムの裏面に粘着剤層および剥離紙を積層する方 法は、例えばシリコーンで剥離処理された剥離紙上に粘着剤を塗布し、感熱記録 層が塗工されている支持体の裏面とラミネーションするか、または前記支持体の 裏面に粘着剤を塗工して、剥離処理された剥離紙とラミネーションすることによ り行われる。粘着剤としては、(メタ)アクリル酸エステル共重合体系のエマル ジョン型粘着剤やゴム系のホットメルト型粘着剤等が使用できる。粘着剤の塗布 量としては5〜50g/m2 、好ましくは10〜30g/m2 程度であり、目的 や用途に応じて選択できる。なお、粘着剤層は実質的に透明であることが好まし い。
【0017】
以下、実施例により本考案の詳細な説明を行う。なお、実施例中の部数は全て 重量部を表わす。 実施例1 感熱記録層用塗料を製造するために、下記組成[A]液及び[B]液をサンド グラインダーを用いてロイコ染料および顕色剤の平均粒径が1.5μmとなるよ うに粉砕、分散液を調製した。 [A]液 ・4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル 30部 ・軽質炭酸カルシウム(白石工業社製、ブリリアント15) 20部 ・ポリビニルアルコール10%水溶液(クラレ社製、PVA203) 50部 ・水 50部 [B]液 ・3−N−エチル−N−イソアミルアミノ−6−メチル−7− アニリノフルオラン 15部 ・ポリビニルアルコール10%水溶液(クラレ社製、PVA203) 15部 ・水 20部 上記のようにして得られた[A]液150部と[B]液50部に、10%ポリ ビニルアルコール水溶液(クラレ社製、PVA−117)を100部添加し撹拌 して感熱記録層用塗料とし、支持体としての透明ポリエチレンテレフタレートフ ィルム(帝人社製、テトロンフィルム、厚さ50μm)上に乾燥後の塗布量が4 g/m2 となるように塗布・乾燥して感熱記録層を形成した。 次に、保護層用塗料として以下の配合よりなる塗料を調製し、感熱発色層上に 乾燥重量4g/m2 となるように塗工した。その後スーパーカレンダーで表面の 平滑化処理を行った。 ・カルボキシル変性ポリビニルアルコール10%水溶液 (日本合成化学社製、ゴセノールT−330) 100部 ・40%カオリンクレー水分散液 20部 ・ステアリン酸亜鉛の30%水分散液 5部 ・ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂20%水溶液 (昭和高分子社製、ポリフィックス203) 20部 ・水 15部
【0018】 上記の感熱記録層及び保護層が積層された支持体の裏面にフレキソ印刷により 酸化チタン顔料を含有する白色インクを用いて不透明印刷パターンを形成した。 次に、シリコーン剥離処理加工した坪量64g/m2 の剥離紙にアクリル酸エス テル系粘着剤(カネボウNSC社製、デュロタック)が塗布量20g/m2 塗布 して粘着剤層を設け、該粘着剤層面と前記不透明印刷パターンが施された支持体 裏面とを貼り合わせを行い、ラベル打ち抜き加工後、オフセット印刷により黒色 のタイミングマークを剥離紙裏面に施して図1の層構成を有する図3の如き形態 の本考案の感熱記録型透明ラベルを作製した。なお、不透明印刷パターンが形成 されている部分の剥離紙を剥離した際の不透明度(JIS P−8138)は8 2%であった。
【0019】 実施例2 実施例1において支持体裏面に不透明印刷パターンを形成せずに、支持体裏面 に粘着剤層を設け、該粘着剤層表面に不透明印刷パターンを形成した後、剥離紙 を貼り合わせて図2の層構成とした以外は全て実施例1と同様にして本考案の感 熱記録型透明ラベルを作製した。また、不透明度を実施例1と同様にして測定し たところ78%であった。 比較例 実施例1において支持体裏面に不透明印刷パターンを形成しない以外は、全て 実施例1と同様にして比較用の感熱記録型透明ラベルを作製した。なお、不透明 度は20%であった。
【0020】 上記で作製した実施例1〜2および比較例の感熱記録型透明ラベルに、寺岡精 工社製の感熱バーコードプリンターにてバーコードを記録し、透明ラベル部を剥 離紙から剥離して新聞紙上に貼着した。 上記の透明ラベルにおけるバーコード記録を光学スキャナーで読みとったとこ ろ、実施例1〜2の透明ラベルにおいては不透明印刷パターン上に記録されてい るため良好な読みとり特性が得られたが、比較例の透明ラベルは粘着部の新聞記 事の文字の影響で正確な読みとりができなかった。なお、実施例の透明ラベルに おいてはタイミングマークが施されていたことから、バーコード記録は不透明印 刷パターンの中央部に記録されており、全く位置ずれを生じていなかった。
【0021】
本考案の感熱記録型透明ラベルは、上記の如く構成することにより、内容物の 確認ができるのみならず、感熱記録部分のコントラストが良好で、バーコード等 を印字した場合、光学スキャナーで読みとり可能である。さらに、剥離台紙裏面 に印刷されたタイミングマークを設けると、カットラベル毎の感熱記録の位置ず れがなくなり、不透明印刷パターンを小面積化可能となり、内容物の確認を良好 にできる。
【図1】本考案の感熱記録型透明ラベルの層構成を例示
する断面図である。
する断面図である。
【図2】本考案の感熱記録型透明ラベルの層構成を例示
する断面図である。
する断面図である。
【図3】図1および図2に示した層構成を有する本考案
の感熱記録型透明ラベルの斜視図である。
の感熱記録型透明ラベルの斜視図である。
1 透明樹脂フィルム 2 感熱記録層 3 保護層 4 粘着剤層 5 不透明印刷パターン 6 剥離紙 7 タイミングマーク
Claims (3)
- 【請求項1】 透明樹脂フィルムからなる支持体の表面
に、感熱記録層および保護層を順次積層して設け、該支
持体の裏面に粘着剤層を介して剥離紙を貼り合わせた構
成よりなる感熱記録型透明ラベルであって、前記支持体
の少なくとも片面または粘着剤層の表面に、不透明印刷
パターンが部分的に施されていることを特徴とする感熱
記録型透明ラベル。 - 【請求項2】 印刷パターンが施されている部分は、剥
離紙を除去した時の不透明度(JIS P−8138)
が70%以上であることを特徴とする請求項1記載の感
熱記録型透明ラベル。 - 【請求項3】 剥離紙裏面にラベルカット周期に対応し
たタイミングマークが施されていることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の感熱記録型透明ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4760692U JP2567769Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 感熱記録型透明ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4760692U JP2567769Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 感熱記録型透明ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06770U true JPH06770U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2567769Y2 JP2567769Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12779901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4760692U Expired - Fee Related JP2567769Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 感熱記録型透明ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567769Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005141407A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Brother Ind Ltd | 無線タグ用テープおよび無線タグラベル印刷装置 |
| JP2017013403A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 印刷体、印刷体の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4760692U patent/JP2567769Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005141407A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Brother Ind Ltd | 無線タグ用テープおよび無線タグラベル印刷装置 |
| JP2017013403A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 印刷体、印刷体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567769Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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