JPH0677248U - ラジカル反応等による加工装置 - Google Patents

ラジカル反応等による加工装置

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JPH0677248U
JPH0677248U JP9896191U JP9896191U JPH0677248U JP H0677248 U JPH0677248 U JP H0677248U JP 9896191 U JP9896191 U JP 9896191U JP 9896191 U JP9896191 U JP 9896191U JP H0677248 U JPH0677248 U JP H0677248U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応ガスによる機械類の腐食を防ぎ、供給ノ
ズル等の取付けを正確かつ容易にする。 【構成】 ワイヤ電極Wを機械室Ca内のボビン5から
加工室Cbを通して機械室Ccの引取りローラ47に引
き取る。供給ノズル23から反応ガスを加工室Cbに供
給するとともに、加工に働いた反応ガスを吸引ノズル5
5で外部に吸い出し加工室Cb内の気圧を機械室Ca,
Ccよりも低く保つ。反応ガスが機械室Ca,Ccに漏
れて機械類に触れることがない。基準部材27を挿入孔
に下から挿入して底板1aに固定する。基準部材27の
上に基台26を固定し、その上に供給ノズル等の部材を
設ける。溶接等によって歪んだ狭小な加工室Cbの内壁
面を機械加工することなく供給ノズル23等の部材を正
確かつ容易に取り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラジカル(遊離基)反応を利用して、例えば、半導体デバイス製造 用シリコン単結晶やゲルマニウム単結晶、ガリウム−ひ素化合物、或いは通常の 機械的方法では切断が困難なセラミックス、ガラスなどの比較的厚肉の材料を精 度よく切断する精密切断装置、及びこれに類する加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリコン単結晶等の切断には、従来、ダイヤモンドホイールによるダイシング 加工方法が採用されているが、この方法による切断では、表面に塑性加工層の残 留、微細クラックが発生し、製造されたウェハーの歩留りが低下する原因となっ ている。
【0003】 このような問題点を解消するために、ラジカル反応を利用した精密加工方法が 提案されている(特開平1−125829号公報)。このラジカル反応による精 密加工方法は、反応ガスの雰囲気中に配した被加工物近傍で、放電又はレーザ光 励起により反応ガスを活性化させてラジカルを生成し、該ラジカルと被加工物の 構成原子又は分子とをラジカル反応させて被加工物を加工するものである。
【0004】 そして、上記の公開公報には、加工方法の一例として、ワイヤ供給用ボビンに 巻かれたワイヤ電極をワイヤ引取りボビンに巻き取りながら該ワイヤ電極に電圧 を印加し、ワイヤ電極と被切断物間に放電を発生させて反応ガスを活性化させ、 該反応ガスによりラジカルを生成して該ラジカルと被切断物の構成原子又は分子 とをラジカル反応させ、被切断物をワイヤ電極に対して該ワイヤ電極を横切る方 向に相対的に移動させて被切断物を切断するラジカル反応による精密切断方法が 開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、ワイヤ電極を用いる上記切断方法を通常の装置でそのまま実施しよ うとすると、ワイヤ電極の移送系の機械類が塩素やフッ素等の反応ガスに触れる こととなり、その機械類を構成する部品の材質によっては腐食するなどの問題点 がある。
【0006】 本考案は、反応ガス等の加工ガスによる機械類の腐食を防止することができる とともに、加工ガスの使用量を低減することができ、また、供給ノズル等の部材 を狭い室内に精度よく、かつ容易に設けることができるラジカル反応等による加 工装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の考案は、機械室と加工室が並設され、上 記機械室には、機械室と加工室の隔壁に設けられた小孔から加工室内に入れられ たワイヤ電極等の加工機材を動かす機械類が設けられ、また上記加工室には、加 工室内に反応ガス等の加工ガスを供給する供給ノズルと、加工に働いた加工ガス 等を外部に吸い出して加工室内の気圧を機械室内の気圧よりも低く保つ吸引ノズ ルとが設けられた構成とし、また第2の考案は、外部基準面と内部基準面とを有 する基準部材が、内部基準面を挿入孔から加工室等の室内に挿入するとともに外 部基準面を上記室の基準外面に当接させて設けられ、上記基準部材に供給ノズル 等の部材が基準部材の基準内面を利用して室内に支持された構成とした。
【0008】
【作用】
第1の考案においては、吸引ノズルの働きで加工室内の気圧が機械室の気圧よ りも低く保たれるため、加工室内の加工ガスが隔壁の小孔から機械室に漏出する ことがなく、したがって機械室内の機械類が加工ガスによって腐食することがな い。また加工ガスは比較的小さい加工室のみに供給すればよいので、加工ガスの 使用量を少なくすることができる。また、第2の考案においては、基準部材の内 部基準面は、加工室等の基準外面に対する基準部材の外部基準面の当接によって 正確に位置出しされるので、その内部基準面を利用して供給ノズル等の部材を狭 い加工室等の所定位置に正しく、かつ容易に設けることができる。
【0009】
【実施例】
添付図面は本考案に係るラジカル反応等による加工装置の一実施例を示す。こ れらの図において符号1はフレームであり、機械室Ca,Ccと加工室Cbを有 する。二つの機械室Ca,Ccは加工室Cbの左右に並設されており、図1と図 2で左の機械室Caにはワイヤ電極(加工機材)Wの供給機構2が、また中央の 加工室Cbには切断機構3が、更に右の機械室Ccにはワイヤ電極Wの引取り機 構4がそれぞれ設けられている。
【0010】 ワイヤ電極Wの供給機構2は、ワイヤ電極Wが巻かれているワイヤ供給用ボビ ン5、ダンサーローラ6、ブレーキドラム7、及び位置決めローラ8を主体とす る。ワイヤ供給用ボビン5のワイヤ電極Wは、ダンサーローラ6、ブレーキドラ ム7、外部ローラ10、ブレーキドラム7の順に巻き付けられ、位置決めローラ 8に引き出される。ワイヤ供給用ボビン5は逆相ブレーキ用モータ11の回転軸 12に着脱自在に取り付けられており、ワイヤ電極Wの引出し供給時における回 転に逆相ブレーキ用モータ11で抵抗が掛けられる。
【0011】 ダンサーローラ6はエンコーダ13の回動アーム14に取り付けられている。 エンコーダ13は、回動アーム14の回動角からワイヤ供給用ボビン5とブレー キドラム7間のワイヤ電極Wの張力を検出し、その検出信号を逆相ブレーキ用モ ータ11に出力する。逆相ブレーキ用モータ11はエンコーダ13の検出信号に 従ってブレーキ力を変え、ワイヤ供給用ボビン5とブレーキドラム7間のワイヤ 電極Wの張力を一定に保つ。ブレーキドラム7には電磁ブレーキ15(図2)が 付設されており、ブレーキドラム7の回転に抵抗を掛ける。
【0012】 切断機構3は、前後(図1では左右)各一対の案内ローラ16,17、18, 19と、各案内ローラ16,17、18,19の間に配設された給電ブラシ21 ,22と、反応ガス(加工ガス)の供給ノズル23と、被切断物24を保持する 保持板25とを主体とする。加工室Cb内には、基台26が底板1aに下から挿 通された基準部材27に固定されて設けられている。そしてこの基台26の垂直 板28には、上下部材29(図3)が調節ねじ30によって上下に調節自在に取 り付けられ、また、この上下部材29には、横移動部材31が調節ねじ32によ って、案内ローラ16,17,18,19の並び方向と直交する水平方向(図1 で紙面に垂直な方向)に調節自在に取り付けられている。各案内ローラ16,1 7,18,19は外周面に案内溝を有する。基準部材27については後で述べる 。
【0013】 切断機構3の案内ローラ16,17、18,19は、横移動部材31に取り付 けられており、供給機構2の位置決めローラ8から隔壁1bに設けられたシール 機構34の小孔を通して加工室Cb内に送り込まれたワイヤ電極Wを水平に案内 し、他の隔壁1cに設けられたシール機構35の小孔を通して機械室Ccに送り 出す。また各給電ブラシ21,22は、垂直板28に揺動自在に取り付けられた 揺動部材37に固定され、案内ローラ16,17、及び案内ローラ18,19の 中間においてワイヤ電極Wに接触している。揺動部材37はブラシ揺動用モータ 38によって給電ブラシ21,22と一緒にワイヤ電極Wと交差する水平方向に 動かされる。取付部材36はワイヤ電極Wの長さ方向に調節自在とされている。 なお、案内ローラ16,17と給電ブラシ21等の設備構造は図3における案内 ローラ18,19及び給電ブラシ22と同じ(但し左右勝手が逆)である。
【0014】 反応ガスの供給ノズル23は案内ローラ17,18の間において取付部材36 に水平に取り付けられている。供給ノズル23は、ラジカル反応で被切断物24 に形成される切断溝の溝幅よりも薄く形成され、その側縁(下縁)にスリット状 の噴出口を有する。供給ノズル23の噴出口は案内ローラ17,18間のワイヤ 電極Wと平行とされている。また、供給ノズル23は、塩素やフッ素等の反応ガ スのボンベ(図示せず)にパイプを介して連結されており、反応ガスを噴出口か ら切断溝の溝底に噴出する。なお、供給ノズル23は、通常、噴出口からその全 長にわたって反応ガスが均等に噴出される構造とされるが、その具体的な構造は 任意である。
【0015】 また、被切断物24の保持板25は上下用サーボモータ40によって上下に動 かされるロッド41に支えられている。上下用サーボモータ40は、切断の進行 に合わせて被切断物24をロッド41と保持板25を介して上昇させる。ロッド 41が貫通された底板1aの部分にはベローズ42が設けられ、その部分を気密 にしている。
【0016】 ワイヤ電極Wの引取り機構4は、ガイドローラ43,44,45,46と、引 取りローラ47と、引取り用モータ48と、ピンチローラ49とを主体とする。 引取り用モータ48は引取りローラ47を回転させる。ピンチローラ49は上下 に回動自在とされたレバー51の先端に取り付けられ、ばね(図示せず)によっ て引取りローラ47に圧接されている。
【0017】 中央のワイヤ電極Wはガイドローラ43,45に、また両側のワイヤ電極wは ガイドローラ43,44,46にそれぞれ案内されて引取りローラ47とピンチ ローラ49の間にそれぞれ挟み込まれており、引取り用モータ48による引取り ローラ47の回転でワイヤ供給用ボビン5から引取りローラ47に引き取られる 。引取りローラ47の下にはロールカッタ53が設けられている。ロールカッタ 53は引取りローラ47に引き取られた用済みのワイヤ電極Wを所定の長さに切 断する。
【0018】 符号55は吸引ノズルである。吸引ノズル55はその先端を案内ローラ17, 18間のワイヤ電極Wの下に配した状態で各隔壁1b,1cを貫通して設けられ 、水平移動用ステッピングモータ56によって動かされる支承部材57に取り付 けられている。水平移動用ステッピングモータ56は、上下用サーボモータ40 に同期して作動し、上下用サーボモータ40によって上昇させられる被切断物2 4の切断溝の端部に吸引ノズル55の先端を常時一致又は近接させる。各隔壁1 b,1cと吸引ノズル55との間にはベローズ58が設けられ、その部分を気密 にしている。
【0019】 吸引ノズル55には真空ポンプ(図示せず)が連結されている。真空ポンプは 、ラジカル反応で生じた反応生成物(SiF4 ,S,C等)と余剰反応ガスを切 断溝の溝底から吸引ノズル55を介して吸い取る。真空ポンプによる吸引は、中 央の加工室Cb内の気圧が左右の機械室Ca,Ccの気圧より僅かに低くて反応 ガスが加工室Cbから外に洩れない程度とされる。各室Ca,Cb,Ccの外壁 には適宜点検窓59が設けられる。
【0020】 前記基準部材27について説明すると、該基準部材27は図4に示すように、 固定フランジ27aと軸部27bに、外部基準面27cと内部基準面27dとが 個々に形成されている。外部基準面27cと内部基準面27dとは仕上げ加工さ れ相互に平行である。加工室Cbの底板1aには挿入孔1dが形成され、底板1 aの下面における挿入孔1dの周辺部は水平に仕上げ加工されて基準外面1eと なっている。基準部材27はその軸部27bを挿入孔1dに下から挿入し、外部 基準面27cを底板1aの基準外面1eに当接させた状態でボルト60により底 板1aに固定されている。
【0021】 上記のように基準外面1eは水平に仕上げられ、また外部基準面27cと内部 基準面27dとは平行とされているので、基準部材27の上記の固定状態では内 部基準面27dは加工室Cb内において水平となる。基台26は複数の基準部材 27の内部基準面27d上に水平に載せられ、ボルト等で基準部材27に固定さ れる。挿入孔1dにはOリング等のシール材61が嵌め込まれ、その部分を気密 にしている。
【0022】 なお、図の実施例では、供給機構2、切断機構3、引取り機構4等が各3組宛 設けられ、被切断物24の3個所を同時に切断する構成とされているが、それら の組数を増減させることができる。また、ワイヤ供給用ボビン5やダンサーロー ラ6、ブレーキドラム7、シール機構34,35等のワイヤ電極Wの移送系はす べて絶縁されていることは言うまでもない。ワイヤ電極Wの移送系の絶縁はその 静電容量をなるべく小さくする。また、チャンバ内で発生した電磁波により、モ ータ類の誤動作、焼損などの危険性があるため、モータ類及び配線には電磁波防 止のシールド対策が施される。
【0023】 次に上記のように構成された本考案に係るラジカル反応等による加工装置の作 用を説明する。 引取り用モータ48で引取りローラ47を回転駆動し、ワイヤ供給用ボビン5 に巻かれたワイヤ電極Wを引取りローラ47に引き取りながら、供給ノズル23 から反応ガスを供給するとともに、給電ブラシ21,22を通じてワイヤ電極W に電圧を印加し、ワイヤ電極Wと被切断物24との間に放電を発生させる。放電 によって反応ガスが活性化してラジカルを生成し、該ラジカルは被切断物の構成 原子又は分子とラジカル反応する。この結果、被切断物24に溝が穿設され、被 切断物24が切断されるようになる。給電に際し、ブラシ揺動用モータ38は給 電ブラシ21,22をワイヤ電極Wと交差する水平方向に揺動させ、給電ブラシ 21,22の局部摩耗を防止する。
【0024】 被切断物24の切断の進行に従って上下用サーボモータ40を作動させ、被切 断物24を上昇させる。また、吸引ノズル55で溝底の余剰反応ガスと該ガスに よって排出される反応生成物を吸引し、中央の加工室Cbの気圧を隣の機械室C a,Ccよりも僅かに低くする。このため、反応生成物によって放電が止ること がなく、ラジカル反応、つまり切断が円滑に行われるとともに、反応ガスの外部 への漏洩が防止される。この際、吸引ノズル55は、被切断物24の外周面に沿 って相対移動するように、被切断物24の上昇に同期してステッピングモータ5 6で水平に動かす。
【0025】 供給ノズル23はラジカル反応によって形成される切断溝よりも薄く形成され ており、被切断物24の上昇に伴ってワイヤ電極Wと一緒に切断溝内に入る。し たがって、被切断物24の肉厚が大で、切断溝がどのように深くなっても溝底に 反応ガスを十分に供給して切断加工を継続することができる。
【0026】 ところで、現在、ダイヤモンドホイールによるダイシング加工で切断されてい る半導体デバイス製造用シリコンブロックの直径は6〜8インチが主流であり、 この大きさまでが従来方法適用の限界である。しかし上記の実施例においては、 ワイヤ電極Wによるため、直径10インチ以上のシリコンブロックの切断も可能 である。また、電極が板状のブレードタイプで固定されている場合、プラズマ反 応熱による電極の加熱、溶融の危険性があるとともに、ラジカルとの反応により 電極が損傷し、耐久性に問題があり、電極の設備構造が複雑でこれの交換が容易 ではないが、図の実施例においてはワイヤ電極Wを使用し、これを引き取ること によって常時新しくするので、上記のような問題を生じることがない。
【0027】 ワイヤ電極Wがワイヤ供給用ボビン5から引き出されて切断機構3に供給され る場合、逆相ブレーキモータ11と電極ブレーキ15が働いてワイヤ電極Wの張 力を一定に保つが、エンコーダ13によって逆相ブレーキ用モータ11を制御す る構成となっているため、ワイヤ電極Wの供給によってワイヤ供給用ボビン5の ワイヤ電極Wの巻き径が徐々に小さくなっても張力が変わることはない。
【0028】 なお、ワイヤ電極Wには、通常、0.05〜0.3mm径の各種材質のワイヤが使 用される。ワイヤ電極Wの供給移送速度は、ワイヤ電極Wの強度等を勘案して決 定する。各種のワイヤ電極Wに対応するため、引取り用モータ48の回転速度、 逆相ブレーキモータ11と電極ブレーキ15のブレーキ力は調節自在とされてい る。反応ガスの供給ノズル23の厚さは、通常、0.15〜0.3mm程度である。
【0029】 供給ノズル23等の加工室Cbにおける組付けに際しては、加工室Cbの組み 立て後に底板1aの下面を水平に仕上げて基準外面1eとし、互いに平行な外部 基準面27cと内部基準面27dとを固定フランジ27aと軸部27bに個々に 仕上げ加工した基準部材27を製作する。そして、基準部材27の軸部27bを 挿入孔1dに下から挿入して加工室Cb内に突出させるとともに、固定フランジ 27aの外部基準面27cを底板1aの基準外面1eに当接させて基準部材27 をボルト60で底板1aに固定する。その後、基準部材27の軸部27bの内部 基準面27dの上に基台26を載せてこれを基準部材27にボルト等で固定し、 その基台26の上に供給ノズル23等を組み付ける。
【0030】 この構成においては、反応ガスの使用量を少なく抑えるために加工室Cbが狭 小に形成されていて、加工室Cbの組立て時に溶接等によって加工室Cbの内壁 面に生じた歪みを機械加工で取ることが困難な場合でも、供給ノズル23等の部 材を加工室Cb内に正確かつ容易に設けることができる。なお、中央の加工室C b以外の、外側の機械室Ca,Ccにおける各種部材の取付けにも適用すること ができる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、第1の考案は、機械室と加工室が並設され、上記機械室 には、機械室と加工室の隔壁に設けられた小孔から加工室内に入れられたワイヤ 電極等の加工機材を動かす機械類が設けられ、また上記加工室には、加工室内に 反応ガス等の加工ガスを供給する供給ノズルと、加工に働いた加工ガス等を外部 に吸い出して加工室内の気圧を機械室内の気圧よりも低く保つ吸引ノズルとが設 けられた構成とされているので、機械室に加工室内の加工ガスが漏れることがな く、機械室に設けられたブレーキモータやエンコンダ、電磁ブレーキ、引取り用 モータ等の機械類の加工ガスによる腐食を防止することができる。また、加工ガ スは加工室にだけ供給される構成とされているので、加工ガスの使用量を可及的 に少なく抑えることができる。
【0032】 また、第2の考案は、外部基準面と内部基準面とを有する基準部材が、内部基 準面を挿入孔から加工室等の室内に挿入するとともに外部基準面を上記室の基準 外面に当接させて設けられ、上記基準部材に供給ノズル等の部材が基準部材の基 準内面を利用して室内に支持された構成とされているので、加工室等の組立て時 にその内壁面に歪みが生じたような場合でも、供給ノズル等の部材を正確、かつ 容易に室内に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るラジカル反応等による加工装置
の正断面図である。
【図2】 同じく平断面図である。
【図3】 案内ローラと給電ブラシ等の関係を示す外観
図である。
【図4】 加工室の底板に対する基準部材の取付け状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1a 底板 1b,1c 隔壁 1d 挿入孔 1e 基準外面 23 供給ノズル 27 基準部材 27a 固定フランジ 27b 軸部 27c 外部基準面 27d 内部基準面 55 吸引ノズル Ca,Cc 機械室 Cb 加工室 W ワイヤ電極

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械室と加工室が並設され、上記機械室
    には、機械室と加工室の隔壁に設けられた小孔から加工
    室内に入れられたワイヤ電極等の加工機材を動かす機械
    類が設けられ、また上記加工室には、加工室内に反応ガ
    ス等の加工ガスを供給する供給ノズルと、加工に働いた
    加工ガス等を外部に吸い出して加工室内の気圧を機械室
    内の気圧よりも低く保つ吸引ノズルとが設けられたこと
    を特徴とするラジカル反応等による加工装置。
  2. 【請求項2】 外部基準面と内部基準面とを有する基準
    部材が、内部基準面を挿入孔から加工室等の室内に挿入
    するとともに外部基準面を上記室の基準外面に当接させ
    て設けられ、上記基準部材に供給ノズル等の部材が基準
    部材の基準内面を利用して室内に支持されたことを特徴
    とするラジカル反応等による加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018065210A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機

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JP2018065210A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機
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