JPH067801U - 濃縮終了検出装置 - Google Patents
濃縮終了検出装置Info
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- JPH067801U JPH067801U JP4453692U JP4453692U JPH067801U JP H067801 U JPH067801 U JP H067801U JP 4453692 U JP4453692 U JP 4453692U JP 4453692 U JP4453692 U JP 4453692U JP H067801 U JPH067801 U JP H067801U
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濃縮工程における濃縮終了時点を自動的に検
知する。 【構成】 反応フラスコの加温等によって反応フラスコ
内の溶液を濃縮する工程での濃縮終了時点を検出するた
めの装置であって、反応フラスコ内の温度がを検出する
温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度に対し
て、温度が一定状態を継続した後最初に上昇を開始する
変化点を検出するための制御プログラムを格納したメモ
リと、前記制御プログラムに従って、検出温度の最降下
点を濃縮終了時点と判定するコンピュータとを備える。
知する。 【構成】 反応フラスコの加温等によって反応フラスコ
内の溶液を濃縮する工程での濃縮終了時点を検出するた
めの装置であって、反応フラスコ内の温度がを検出する
温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度に対し
て、温度が一定状態を継続した後最初に上昇を開始する
変化点を検出するための制御プログラムを格納したメモ
リと、前記制御プログラムに従って、検出温度の最降下
点を濃縮終了時点と判定するコンピュータとを備える。
Description
【0001】
本考案は、濃縮終了検出装置に関し、詳しくは、反応容器内の溶媒を留去する 時、その溶媒が留去された時点を自動的に検出し、濃縮工程を終了させるもので ある。
【0002】
化合物の自動合成装置等において、従来の濃縮工程では、濃縮終了の時間を予 め推測し、設定した時間の経過により濃縮を終了するようにしている。
【0003】
しかしながら、同じ容量、溶媒、温度でもって濃縮を繰替えして行う場合はこ の方法でも差し支えないが、濃縮条件が異なれば、濃縮時間の設定は、実験者の 経験および勘に頼っている。そのため、濃縮時間が短くて濃縮不十分となる場合 や、濃縮時間が長過ぎて化合物の分解を招いたりした。 本考案は、上述した課題を解決するためになされたものであり、濃縮の終了時 点を自動的に検知できる装置を提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、反応容器内の溶液を濃縮する工程で濃縮終了時点を検出する装置で あって、上記反応容器内の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段で検出 した温度が一定状態を継続した後最初に上昇を開始する変化点を検出するための 制御プログラムを格納したメモリと、該制御プログラムに従って、検出温度の上 記変化点を濃縮終了時点と判定するコンピュータとを備えたことを特徴とする濃 縮終了検出装置を提供するものである。
【0005】 具体的には、上記反応容器の内部に撹拌手段を備えると共に減圧ポンプと連通 した枝口を備え、かつ、該反応容器を一定温度保持用の熱媒体循環容器で囲繞す る一方、上記温度検出手段を、撹拌手段による撹拌時に溶液の飛まつがかからな いと共に容器内部との間に温度変化の無い上記枝口に設置している。 さらに、上記反応容器は上記枝口の他に上部に空気あるいは窒素供給用の枝口 と、上記撹拌手段を構成する撹拌棒の挿入用枝口および溶液注入用の枝口を備え ている。
【0006】 上記温度検出装置は熱電対からなり、該熱電対を温度補償付増幅変換器、A/ D変換器を介してコンピュータに接続し、かつ、該コンピュータにより上記撹拌 手段、減圧ポンプおよび熱媒体循環手段の動作を制御して、濃縮終了時点の判定 により、これらの動作を停止して濃縮工程を終了させる構成としている。
【0007】
上記構成によれば、溶液の濃縮工程時に、温度検出手段によって反応容器内の 温度、具体的には気化した蒸気が減圧ポンプにより枝口を通して吸引される時に 、該枝口で蒸気の温度が検出され、その検出温度が一定状態を継続した後最初に 上昇を開始する変化点が制御プログラムに従ってコンピュータで検出され、濃縮 終了時点と判定される。 上記温度検出手段で検出した温度の変化点は、濃縮する液体がエタノール、メ タノール、酢酸エチル、テトラビドフラン等の場合には、濃縮終了直前に降下す る温度が再度上昇を開始する点、即ち、最も温度が降下した点である。一方、濃 縮する液体が水、NNジメチルホルムアミド等の場合には、濃縮終了直前までほ ぼ一定であった温度が上昇を開始する点が上記変化点となる。
【0008】
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に説明する。 図1は、本考案の濃縮終了検出装置の一実施例を示した制御ブロック図である 。1は上部に4箇所(図中、 3箇所の枝口しか現れていない)の枝口2を備える反 応フラスコであり、図2の詳細図で示すように、一側方に設けた第1の枝口2A からは導入管3を通じて反応フラスコ1内へ空気または窒素を導入するようにし ている。該導入管3は反応フラスコ1内で底部側まで伸長させ、底部に向かって 開口させている。第2の中央の枝口2Bには、撹拌モータ4で回転する撹拌器5 を挿入している。 他側方の第3の枝口2Cには、トラップ6を介設した吸引管7を介して減圧ポ ンプ8を接続するしている。また、上記枝口2Aの背面側に図示していないが、 溶液注入管と接続した枝口を設けている。 上記反応フラスコ1と接続する各管はテフロンチューブより形成している。
【0009】 上記減圧ポンプ8と連通させた枝口2Cに温度検出用の熱電対9を取り付けて いる。 該熱電対9の取付位置は、減圧ポンプ8により気化した溶媒の蒸気の主流路と なり、かつ、反応フラスコ1の本体内部との温度差がなく、しかも、反応溶液の 撹拌時に飛まつが当たらない位置となっている。
【0010】 反応フラスコ1の内部は、上記減圧ポンプ8により減圧することで、第1の枝 口2Aから空気または窒素が供給され、これにより、濃縮液をバブリングさせて 溶媒の気化を促進させている。
【0011】 上記反応フラスコ1を覆うように熱媒体容器10を取り付け、この熱媒体容器 10の下部供給口10Aに熱媒体循環装置11より温水を供給し、熱媒体容器1 0の上部排出口10Bより温水を取り出して熱媒体循環装置11に戻して循環さ せ、一定温度を保持するようにしている。
【0012】 上記熱電対9に温度補償付増幅変換器12を接続し、熱電対よりの検出信号を 増幅して温度信号に変換している。13は温度補償付増幅変換器12より出力さ れるアナログの温度信号をデジタルに変換するA/D変換器である。14はCP Uからなるコンピュータであり、上記熱電対9からA/D変換器13を介して所 定のサンプリングレートで入力される温度の変化を、メモリ15に格納した濃縮 検知プログラムに基づき解析することにより、濃縮終了時点を判定するようにし ている。 さらに、上記コンピュータ14から、上記濃縮終了を知らせる信号をパラレル 出力器16からパラレル信号でもって撹拌モータ4、減圧ポンプ8および熱媒体 循環装置11へ出力させ、濃縮終了時に上記各機器が停止し、濃縮工程を終了す るようにしている。
【0013】 図3は濃縮過程における各種液体(エタノール、メタノール、酢酸エチル、テ トラビドフラン)の温度変化を示している。いずれの液体においても溶媒の気化 中は温度がほぼ一定に保たれるが低沸点の液体は、濃縮終了直前で温度が降下し 、濃縮が終了すればその後、温度が上昇することが判明している。 また、高沸点の液体は一定の状態から直ちに上昇する。 本考案では、上記熱電対9から所定のサンプリングレートで入力される温度を 毎回、前回検出した温度と比較し、2、3回程度上昇が継続した時点を上昇が開 始した変化点として検出し、この変化点の検出時点を濃縮終了時と判定するため のプログラムを上記メモリ15に備えている。
【0014】 次に、本実施例の装置により、上記図3に示す液体を濃縮する場合の作動につ いて説明する。ここで熱媒体容器10内に循環させる温水を約60゜C程度の一 定温度に維持している。 まず、反応フラスコ1内の溶液は、温水循環により一定温度で加温された状態 で撹拌機10で撹拌されるとともに、前述したバブリング作用により、溶媒が気 化する。 この気化された蒸気は減圧ポンプ8により吸引されて枝口2Cを通ってトラッ プ6に排出され、トラップ6で液化されて回収され、廃棄される。
【0015】 上記枝口2Cを通過する蒸気の温度は熱電対9で検出される。その際、熱電対 9はバブリングされている本体内部の溶液の飛まつがかからず、かつ、本体内部 の蒸気との温度差が殆んどなく、しかも、トラップ6への通路に設置しているた め、溶媒の温度を常に正確に検出することが出来る。
【0016】 上記濃縮工程において、濃縮終了に近付くと、熱電対9で検出された溶媒の蒸 気温度が低下し始める。ついで、濃縮が終了すると、温度が上昇し始める。 この時、コンピュータ14は、上記メモリ15に記憶したプログラムにより、 毎回、前回検出した温度と比較しているため、温度が最も降下した点から上昇を 開始する変化点を検出し、この変化点の検出により濃縮が終了したと判定する。
【0017】 コンピュータ14により濃縮終了の判定が為されると、パラレル出力器16よ り出力される所定の信号により、撹拌モータ4、減圧ポンプ8および温水循環装 置11が停止し、濃縮工程を終了する。
【0018】 尚、上記図3に示すエタノール、メタノール等の液体の場合には、濃縮終了直 前で温度が一旦降下して、濃縮終了後に温度が再上昇するという特性を示すが、 水、N,Nジメチルホルムアミド等の高沸点の液体の場合には、濃縮終了直前ま で温度は一定であり、濃縮終了後は温度が上昇する。 しかしながら、本実施例の濃縮終了検出装置では、熱電対9から所定のサンプ リングレートで入力される温度をモニタし、この温度が2、3回程度上昇を継続 した時点を温度上昇開始の変化点として検出して濃縮終了の判定を行うようにし ているため、上記水等の濃縮終了前に温度が降下しない液体の場合にも濃縮終了 時点を判定することができる。
【0019】
以上の説明より明らかなように、本考案は、溶液の濃縮工程時に検出された反 応容器内温度が一定状態を継続した後最初に上昇を開始する変化点を検出し、こ の時点を濃縮終了時点と判定するようにしたので、濃縮条件が異なる種々の濃縮 工程においても、また、濃縮終了前に温度が降下する液体であるか、このような 温度降下を伴わない液体であるかにかかわらず、勘や経験に頼ることなく、自動 的に濃縮終了時点を的確に知ることができる。また、濃縮終了の判定により自動 的に濃縮動作を行う各機器の動作を停止するため、濃縮工程の自動化を達成する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の濃縮終了検出装置一実施例を示した
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図2】 図1における反応容器の詳細を示した部分破
断図である。
断図である。
【図3】 溶液の濃縮過程における温度変化を示した図
である。
である。
1 反応フラスコ 2 枝口 3 導入管 4 撹拌モータ 5 撹拌機 6 トラップ 7 吸引管 8 減圧ポンプ 9 熱電対 10 熱媒体容器 11 温水循環装置 12 温度補償付増幅変換器 13 A/D変換器 14 コンピュータ 15 メモリ 16 パラレル出力モジュール
Claims (4)
- 【請求項1】 反応容器内の溶液を濃縮する工程で濃縮
終了時点を検出する装置であって、 上記反応容器内の温度を検出する温度検出手段と、 温度検出手段で検出した温度が一定状態を継続した後最
初に上昇を開始する変化点を検出するための制御プログ
ラムを格納したメモリと、該制御プログラムに従って、
検出温度の上記変化点を濃縮終了時点と判定するコンピ
ュータとを備えたことを特徴とする濃縮終了検出装置。 - 【請求項2】 上記反応容器の内部に撹拌手段を備える
と共に減圧ポンプと連通した枝口を備え、かつ、該反応
容器を一定温度保持用の熱媒体循環容器で囲繞する一
方、 上記温度検出手段を、撹拌手段による撹拌時に溶液の飛
まつがかからないと共に容器内部との間に温度変化の無
い上記枝口に設置していることを特徴とする請求項1記
載の装置。 - 【請求項3】 上記温度検出手段が熱電対からなる前記
請求項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項4】 上記コンピュータにより、濃縮終了時点
の判定がなされると、上記撹拌手段、減圧ポンプおよび
熱媒体循環容器の動作を終了させる構成としてる前記請
求項のいずれか1項に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4453692U JPH067801U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 濃縮終了検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4453692U JPH067801U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 濃縮終了検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067801U true JPH067801U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12694233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4453692U Pending JPH067801U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 濃縮終了検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067801U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS513904Y1 (ja) * | 1969-08-15 | 1976-02-04 | ||
| JP2008289984A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 液体濃縮システムおよび液体濃縮方法 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4453692U patent/JPH067801U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS513904Y1 (ja) * | 1969-08-15 | 1976-02-04 | ||
| JP2008289984A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 液体濃縮システムおよび液体濃縮方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990216 |