JPH0678155U - 伸縮式ステアリングコラム装置 - Google Patents

伸縮式ステアリングコラム装置

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JPH0678155U JP2471993U JP2471993U JPH0678155U JP H0678155 U JPH0678155 U JP H0678155U JP 2471993 U JP2471993 U JP 2471993U JP 2471993 U JP2471993 U JP 2471993U JP H0678155 U JPH0678155 U JP H0678155U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形状が簡単な部品を組み合わせるのみで安価に
製作出来、しかも保持力の大きな構造を得る。 【構成】螺子杆31の両端部に、互いに逆方向の第一、
第二の雄螺子部32、33を形成する。第一の雄螺子部
32に、第一の押圧ブロック25の螺子孔29を螺合さ
せる。螺子杆31の一端部で、前記第一の押圧ブロック
25の外端面から突出した部分には、ロックナット34
を螺合し緊締する。前記螺子杆31の他端部は、第二の
押圧ブロック27に形成した貫通孔30を挿通して、こ
の第二の押圧ブロック27の外端面から突出させる。そ
して、この他端部に調整ナット35を螺合させる。この
調整ナット35の回転は、調整レバー36により自在と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る伸縮式ステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを挿 通したステアリングコラムの全長を伸縮し、前記ステアリングシャフトの端部に 設けたステアリングホイールの前後位置を、運転者の体格や運転姿勢に合わせて 調節する場合に利用する。
【0002】
【従来の技術】
運転者の体格や運転姿勢に合わせてステアリングホイールの位置を調節する為 の装置として、チルトステアリング装置と、伸縮式ステアリングコラム装置(所 謂テレスコピックステアリング装置)とが知られている。図5は、この様なチル トステアリング装置と伸縮式ステアリングコラム装置との両方を組み込んだステ アリング装置として、実開平3−9973号公報に記載された構造を示している 。
【0003】 図示しないステアリングホイールの高さ位置を調節する際には、チルトステア リング装置の調節レバー1を操作する事により、ステアリングコラム2内を挿通 されたステアリングシャフト3の一端部(図5の右端部)を矢印a方向に変位さ せる。又、ステアリングホイールの前後位置を調節する際には、伸縮式ステアリ ングコラム装置の調節レバー4を操作する事により、アウターコラム5とインナ ーコラム6とをテレスコープ状に組み合わせたステアリングコラム2の全長を伸 縮させ、やはり伸縮自在に構成された前記ステアリングシャフト3の一端部を矢 印b方向に変位させる。
【0004】 尚、この内のチルトステアリング装置の構造及び作用に就いては、実願平1− 49490号(実開平2−142373号)のマイクロフィルム等に詳しく記載 されており、本考案の要旨とする所でもない為、詳しい説明は省略する。
【0005】 一方、伸縮式ステアリングコラム装置は、従来、図6〜7に示す様に構成され ていた。ステアリングコラム2は、それぞれが円筒状に形成され、互いにテレス コープ状に組み合わされたアウターコラム5とインナーコラム6とから成る。こ の内のインナーコラム6の内側には、深溝型(或はアンギュラ型)の玉軸受7、 7を介して、ステアリングシャフト3の中間部が支承されている。そして、この ステアリングシャフト3の中間部には、スプライン係合部8を設け、前記ステア リングコラム2の伸縮に伴って、前記ステアリングシャフト3も伸縮する様にし ている。
【0006】 又、前記アウターコラム5の中間部には、一部を前記アウターコラム5の側方 (図6の下方、図7の左方)に突出させた状態で、ロックハウジング9を固設し ている。このロックハウジング9の一部で、前記アウターコラム5の側方に突出 した部分には、後述するロック部材10を嵌装する為の、シリンダ空間11を設 けている。
【0007】 直方体形状を有するこのシリンダ空間11の両側(図7の上下両側)は、前記 アウターコラム5の中心軸と平行で、互いに間隔を開けて設けられた1対の平面 17、17で区画されている。又、前記アウターコラム5の側面の一部で、前記 シリンダ空間11に整合する位置には、このシリンダ空間11とアウターコラム 5の内部とを連通させる連通開口12を形成している。そして、この連通開口1 2を通じて、前記シリンダ空間11内に嵌装したロック部材10の内側面を、ア ウターコラム5の内側に挿通されたインナーコラム6の外周面に突き当て自在と している。
【0008】 前記ロック部材10の内側面は、前記インナーコラム6の外周面の曲率とほぼ 同じ曲率を有する、円弧状凹面13としている。ステアリングホイールの前後位 置を固定する際には、この円弧状凹面13を前記インナーコラム6の外周面に強 く押し付ける事により、このインナーコラム6と前記アウターコラム5との相対 的変位を阻止する。
【0009】 一方、前記シリンダ空間11の外側を区画する隔壁14の中央部には、螺子孔 15を形成し、この螺子孔15に螺合したロック螺子16の内端を、前記ロック 部材10の外面中央部に突き当てている。前記ロック螺子16の外端部には、前 記調節レバー4の基端部を固定し、この調節レバー4の操作に基づき、前記ロッ ク部材10の円弧状凹面13を、インナーコラム6の外周面に押圧自在としてい る。更に、前記ロックハウジング9の底部に固定し、アウターコラム5の下面を 貫通したガイドピン18を、インナーコラム6の下面に、軸方向に亙って形成し た長孔19に係合させる事により、このインナーコラム6の(回転を防止して) 軸方向に亙る変位のみを許容している。
【0010】 上述の様に構成される伸縮式ステアリングコラム装置に於いて、ステアリング コラム2の全長を調節する場合、先ず調節レバー4を操作する事により、ロック 螺子16を(図7の左方に)後退させ、このロック螺子16がロック部材10を インナーコラム6の外周面に押圧していた力を解除し、インナーコラム6がアウ ターコラム5の内側で変位自在な状態とする。
【0011】 この状態で、ステアリングシャフト3の端部に固定した、図示しないステアリ ングホイールを押し引きし、このステアリングホイールの前後位置を調節する。 ステアリングホイールを押し引きする事に伴なって、ステアリングシャフト3の 途中に設けたスプライン係合部8が変位すると共に、このステアリングシャフト 3の外側に、玉軸受7、7を介して設けられたインナーコラム6が前後方向に変 位する。
【0012】 この結果、ステアリングホイールの前後位置が調節されたならば、前記調節レ バー4を操作する事で、前記ロック螺子16を(図7の右方に)前進させ、この ロック螺子16により、前記ロック部材10をインナーコラム6の外周面に押圧 する。この結果、前記ロック部材10の内側面に形成した円弧状凹面13とイン ナーコラム6の外周面との間に強い摩擦力が働く様になり、前記インナーコラム 6がアウターコラム5の内側に、変位不能に支持され、前記ステアリングホイー ルが、調節後の位置に支持されたままの状態となる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成され作用する、従来の伸縮式ステアリングコラム装 置の場合、シリンダ空間11を有するロックハウジング9の製作並びにロック部 材10の円弧状凹面13の加工が面倒で、伸縮式ステアリングコラム装置の製作 費を高くする原因となっている。
【0014】 又、ステアリングホイールの前後位置を固定すべく、ロック部材10をインナ ーコラム6の外周面に押し付けると、このインナーコラム6が押し潰される方向 に弾性変形する。この結果、前記インナーコラム6を固定する力が不足しがちに なる。特に、前記ロック部材10をインナーコラム6の外周面に向け押圧する力 は、前記ロック螺子16が軸方向に変位しようとする力そのものであり、特に増 力機構が働く事はない為、上記固定する力が不足しがちになる。
【0015】 これに対して、実開昭63−152771号公報には、レバー操作により遠近 動する1対の抑え駒により、インナーコラムの抑え付ける構造が記載されている が、構成部材の加工が面倒で、やはり製作費が嵩む事が避けられない。本考案の 伸縮式ステアリングコラム装置は、上述の様な不都合を解消するものである。
【0016】
【課題を解決する為の手段】
本考案の伸縮式ステアリングコラム装置は、軸方向に長い管状で、車体に支持 されるアウターコラムと、このアウターコラムの内側に軸方向に亙る変位自在に 挿入され、その内側にステアリングシャフトを、回転自在に支持するインナーコ ラムと、前記アウターコラムの一部に、このアウターコラムの外周面から直径方 向外方に突出する状態で固設されたロックハウジングと、このロックハウジング を左右方向に貫通する状態で形成され、その一部内周面から前記インナーコラム の一部外周面を突出させたシリンダ孔と、このシリンダ孔の一端開口からこのシ リンダ孔内に挿入されて、その内端寄り部分を前記一部外周面の片側部分に当接 させた第一の押圧ブロックと、前記シリンダ孔の他端開口から前記シリンダ孔内 に挿入されて、その内端寄り部分を前記一部外周面の他側部分に当接させた第二 の押圧ブロックと、前記第一の押圧ブロックに左右方向に亙って形成された螺子 孔と、前記第二の押圧ブロックに左右方向に亙って前記螺子孔と同心に形成され た貫通孔と、一端部に前記螺子孔と螺合する第一の雄螺子部を、他端部にこの第 一の雄螺子部と逆方向の第二の雄螺子部を、それぞれ形成した螺子杆と、この螺 子杆が前記第一の押圧ブロックに対して回転する事を阻止する回転阻止部と、前 記螺子杆の他端部で、前記第二の押圧ブロックの外端面から突出した部分に螺合 した螺子孔部材と、この螺子孔部材にその基端部を固定した調整レバーとを備え ている。
【0017】
【作用】
上述の様に構成される本考案の伸縮式ステアリングコラム装置により、ステア リングホイールの前後位置を調節すべく、ステアリングコラムの長さ調節を行な う場合、先ず調整レバーを操作する事により、螺子孔部材を回転させる。第二の 雄螺子部によりこの螺子孔部材と螺合した螺子杆は、回転阻止部の働きにより回 転する事はない為、前記螺子孔部材が第二の雄螺子部との螺合に基づき、前記螺 子杆の軸方向に亙って、この螺子杆の他端側に変位する。この結果、螺子孔部材 が第二の押圧ブロックを押圧していた力が解除され、この第二の押圧ブロックと 第一の押圧ブロックとの距離が広がって、インナーコラムがアウターコラムの内 側で変位自在な状態となる。
【0018】 この状態で、ステアリングシャフトの端部に固定したステアリングホイールを 押し引きし、インナーコラムを前後方向に変位させつつ、ステアリングホイール の前後位置を調節する。ステアリングホイールの前後位置を、所望位置に調節し たならば、前記調整レバーを前述の場合と逆方向に操作する事で、前記螺子孔部 材を前記螺子杆の一端側に変位させ、前記第二の押圧ブロックと第一の押圧ブロ ックとの距離を縮める。この結果、第一、第二の各押圧ブロックの内端寄り部分 がインナーコラムの外周面に強く押圧され、前記ステアリングホイールが、調節 後の位置に支持されたままの状態となる。
【0019】 特に、本考案の伸縮式ステアリングコラム装置の場合、前記第一、第二の各押 圧ブロックを嵌装する為のシリンダ孔の形状が簡単なもので済む為、部品加工が 容易で、製作費が嵩む事がない。又、第一、第二の各押圧ブロックの内端寄り部 分の形状を工夫する事で、この内端寄り部分が前記インナーコラムの外周面に、 くさび状に食い込む様に構成出来る為、このインナーコラムの外周面を押圧する 力が大きくなり、ステアリングホイールの位置を保持固定する際の保持力が大き くなる。
【0020】
【実施例】
図1〜3は本考案の第一実施例を示している。アウターコラム20は、アルミ ニウム材のダイキャスト成形、或は合成樹脂の射出成形等により、軸方向に長い 管状に形成されている。この様なアウターコラム20は、中間部上面に固設され た支持ブラケット21により、ダッシュボードの下面部分等に於いて、車体に支 持される。このアウターコラム20の内側には、やはり軸方向に長い管状に形成 されたインナーコラム22が、軸方向(図1の左右方向)に亙る変位自在に挿入 されている。このインナーコラム22の内側には伸縮自在なステアリングシャフ ト3を、回転のみ自在に支持している。
【0021】 前記アウターコラム20の一部で前記支持ブラケット21の下側部分には、ロ ックハウジング23を、このアウターコラム20の外周面から直径方向外方(図 1〜3の下方)に突出する状態で固設している。そして、このロックハウジング 23に断面円形のシリンダ孔24を、このロックハウジング23を左右方向に貫 通する状態で形成している。このシリンダ孔24の中心軸は、前記アウターコラ ム20並びにインナーコラム22の中心軸に対し捩れの位置関係となっている。 そして、前記インナーコラム22の一部外周面を、前記シリンダ孔24の一部内 周面から突出させている。
【0022】 この様なシリンダ孔24の片半部(図2の右半部)には第一の押圧ブロック2 5を、このシリンダ孔24の一端開口から挿入している。この第一の押圧ブロッ ク25は、前記シリンダ孔24内にがたつきなく挿入自在な、短円柱状に形成さ れている。又、前記第一の押圧ブロック25の内端寄り部分(シリンダ孔24の 中央寄り部分で、図2の左寄り部分)で、前記インナーコラム22の外周面に対 向する部分には、第一の傾斜平面26を形成し、この第一の傾斜平面26と前記 インナーコラム22の外周面とを当接させている。
【0023】 又、前記シリンダ孔24の他半部(図2の左半部)には第二の押圧ブロック2 7を、このシリンダ孔24の他端開口から挿入している。この第二の押圧ブロッ ク27は、前記第一の押圧ブロック25と同様に、前記シリンダ孔24内にがた つきなく挿入自在な、短円柱状に形成されている。又、前記第二の押圧ブロック 27の内端寄り部分(図2の右寄り部分)で、前記インナーコラム22の外周面 に対向する部分には、第二の傾斜平面28を形成し、この第二の傾斜平面28と 前記インナーコラム22の外周面とを当接させている。
【0024】 そして、前記第一の押圧ブロック25には螺子孔29を、左右方向に亙って形 成している。又、前記第二の押圧ブロック27には貫通孔30を左右方向に亙っ て、前記螺子孔29と同心に形成している。そして、前記螺子孔29に、螺子杆 31の一端部(図1の右端部)に形成した第一の雄螺子部32を螺合させている 。又、この螺子杆31の他端部には、この第一の雄螺子部32と逆方向の第二の 雄螺子部33を形成している。尚、この第二の雄螺子部33は、二条螺子等、ピ ッチの粗い螺子としている。
【0025】 更に、前記螺子杆31の一端部で、前記第一の押圧ブロック25の外端面から 突出した部分にはロックナット34を螺合し、このロックナット34を前記外端 面に向け緊締して、前記第一の押圧ブロックに対する螺子杆31の回転を阻止す る、回転阻止部を構成している。尚、前記螺子杆31の一端部外周面には、互い に平行な1対の平坦面37、37を形成している。一方、前記螺子杆31の他端 部で、前記第二の押圧ブロック27の外端面から突出した部分には、螺子孔部材 である調整ナット35を螺合させている。そして、この調整ナット35に、調整 レバー36の基端部を、溶接等により結合固定している。
【0026】 上述の様に構成される本考案の伸縮式ステアリングコラム装置の組立調整時に は、前記ロックナット34を緩めた状態で、前記平坦面37、37にスパナ等の 工具を係合させ、前記螺子杆31を回転させる。この螺子杆31に形成した第一 、第二の雄螺子部32、33は互いに逆方向である為、この螺子杆31の回転に 伴って第一の押圧ブロック25と前記調整ナット35とが互いに逆方向に移動す る。そこで、これら両部材25、35同士が近づく様に、前記螺子杆31を回転 させ、前記第一押圧ブロック25と、前記調整ナット35に押された第二の押圧 ブロック27との距離を縮める。この際、前記調整レバー36は、ステアリング ホイールの位置を固定すべく、この調整レバー36を回動させた状態位置に保持 し、前記調整ナット35が回転しない様にしておく。
【0027】 この結果、両押圧ブロック25、27の内端寄り部分に形成した第一、第二の 傾斜面26、28が、前記インナーコラム22の外周面に押し付けられ、このイ ンナーコラム22が前記アウターコラム20の内側に固定される。そこで、十分 な固定力が得られた状態で、前記ロックナット34を緊締し、前記螺子杆31が 前記第一の押圧ブロック25に対し回転しない様にする。
【0028】 この様にして組み立てられた本考案の伸縮式ステアリングコラム装置により、 ステアリングホイールの前後位置を調節すべく、ステアリングコラムの長さ調節 を行なう場合、先ず調整レバー36を操作する事により、調整ナット35を回転 させる。前記螺子杆31は、前記ロックナット34の緊締により回転する事はな い為、前記調整ナット35が第二の雄螺子部33との螺合に基づいて、前記螺子 杆31の軸方向に亙り、この螺子杆31の他端側(図2の左側)に変位する。こ の場合、前記第二の螺子部33のピッチは粗い為、前記操作レバー36の操作角 度が小さくても、前記調整ナット35の変位量は十分に大きくなる。
【0029】 この様に調整ナット35を螺子杆31の他端側に変位させる結果、調整ナット 35が第二の押圧ブロック27を押圧していた力が解除される。そして、この第 二の押圧ブロック27と第一の押圧ブロック25との距離が広がって、インナー コラム22がアウターコラム20の内側で変位自在な状態となる。
【0030】 この状態で、ステアリングシャフトの端部に固定したステアリングホイールを 押し引きし、インナーコラム22を前後方向に変位させつつ、ステアリングホイ ールの前後位置を調節する。ステアリングホイールの前後位置を、所望位置に調 節したならば、前記調整レバー36を前述の場合と逆方向に操作する事で、前記 調整ナット35を前記螺子杆31の一端側に変位させ、前記第二の押圧ブロック 27と第一の押圧ブロック25との距離を縮める。この結果、第一、第二の各押 圧ブロック25、27の内端寄り部分に形成した第一、第二の傾斜面26、28 がインナーコラム22の外周面に強く押圧され、前記ステアリングホイールが、 調節後の位置に支持されたままの状態となる。
【0031】 特に、本考案の伸縮式ステアリングコラム装置の場合、前記第一、第二の各押 圧ブロック25、27を嵌装する為のシリンダ孔24は単なる円孔で良く、又、 前記各押圧ブロック25、27も、円柱の一部を平削して第一、第二の傾斜面2 6、28を形成しただけの、簡単な形状で済む為、部品加工が容易で、製作費が 嵩む事がない。更に、前記第一、第二の傾斜面26、28の傾斜角度を適切にす る事で、これら各傾斜面26、28が前記インナーコラム22の外周面に、くさ び状に食い込む様に出来る。この為、このインナーコラム22の外周面を押圧す る力が大きくなり、ステアリングホイールの位置を保持固定する際の保持力が大 きくなる。
【0032】 次に、図4は本考案の第二実施例を示している。本実施例の場合、調整レバー 36の基端部に、バーリング加工、或は絞り加工等により円筒部38を形成し、 この円筒部38の内周面に雌螺子を加工する事により、螺子杆31他端の第二の 雄螺子部33と螺合する螺子孔部材を構成している。又、前記螺子杆31の一端 部には、前記第一実施例に於ける様なロックナット螺合させていない。この螺子 杆31の回転阻止部を構成する場合には、螺子孔29の外端開口部を第一の雄螺 子部32に向けてかしめ付ける。更に、第一、第二の押圧ブロック25、27同 士の間には圧縮ばね39を挟持し、ステアリングホイールの前後位置を調整すべ く、前記螺子孔部材を緩めた場合に、前記両押圧ブロック25、27同士の距離 が確実に広がる様にしている。その他の構成及び作用は、前述した第一実施例と 同様である。
【0033】
【考案の効果】
本考案の伸縮式ステアリングコラム装置は、以上に述べた通り構成され作用す る為、形状が簡単な部品を組み合わせるのみで、比較的安価に構成出来るにも拘 らず、ステアリングホイールの保持力を向上させる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す側面図。
【図2】図1の拡大A−A断面図。
【図3】図2のB矢視図。
【図4】本考案の第二実施例を示す、図2と同様の図。
【図5】伸縮式ステアリング装置とチルト式ステアリン
グ装置とを組み込んだ、従来のステアリング装置の側面
図。
【図6】一部を切断して示す、図5のC矢視図。
【図7】図5のD−D断面図。
【符合の説明】
1 調節レバー 2 ステアリングコラム 3 ステアリングシャフト 4 調節レバー 5 アウターコラム 6 インナーコラム 7 玉軸受 8 スプライン係合部 9 ロックハウジング 10 ロック部材 11 シリンダ空間 12 連通開口 13 円弧状凹面 14 隔壁 15 螺子孔 16 ロック螺子 17 平面 18 ガイドピン 19 長孔 20 アウターコラム 21 支持ブラケット 22 インナーコラム 23 ロックハウジング 24 シリンダ孔 25 第一の押圧ブロック 26 第一の傾斜平面 27 第二の押圧ブロック 28 第二の傾斜平面 29 螺子孔 30 貫通孔 31 螺子杆 32 第一の雄螺子部 33 第二の雄螺子部 34 ロックナット 35 調整ナット 36 調整レバー 37 平坦面 38 円筒部 39 圧縮ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に長い管状で、車体に支持される
    アウターコラムと、このアウターコラムの内側に軸方向
    に亙る変位自在に挿入され、その内側にステアリングシ
    ャフトを、回転自在に支持するインナーコラムと、前記
    アウターコラムの一部に、このアウターコラムの外周面
    から直径方向外方に突出する状態で固設されたロックハ
    ウジングと、このロックハウジングを左右方向に貫通す
    る状態で形成され、その一部内周面から前記インナーコ
    ラムの一部外周面を突出させたシリンダ孔と、このシリ
    ンダ孔の一端開口からこのシリンダ孔内に挿入されて、
    その内端寄り部分を前記一部外周面の片側部分に当接さ
    せた第一の押圧ブロックと、前記シリンダ孔の他端開口
    から前記シリンダ孔内に挿入されて、その内端寄り部分
    を前記一部外周面の他側部分に当接させた第二の押圧ブ
    ロックと、前記第一の押圧ブロックに左右方向に亙って
    形成された螺子孔と、前記第二の押圧ブロックに左右方
    向に亙って前記螺子孔と同心に形成された貫通孔と、一
    端部に前記螺子孔と螺合する第一の雄螺子部を、他端部
    にこの第一の雄螺子部と逆方向の第二の雄螺子部を、そ
    れぞれ形成した螺子杆と、この螺子杆が前記第一の押圧
    ブロックに対して回転する事を阻止する回転阻止部と、
    前記螺子杆の他端部で、前記第二の押圧ブロックの外端
    面から突出した部分に螺合した螺子孔部材と、この螺子
    孔部材にその基端部を固定した調整レバーとを備えた伸
    縮式ステアリングコラム装置。
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