JPH0678173U - 車両用スペアタイヤのキャリア - Google Patents

車両用スペアタイヤのキャリア

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JPH0678173U
JPH0678173U JP1896693U JP1896693U JPH0678173U JP H0678173 U JPH0678173 U JP H0678173U JP 1896693 U JP1896693 U JP 1896693U JP 1896693 U JP1896693 U JP 1896693U JP H0678173 U JPH0678173 U JP H0678173U
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swing arm
stopper pin
spring
spare tire
base
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治之 都築
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイングアームを全開位置においてストッパ
ーピンにより保持する作業を簡素化するとともに、この
ストッパーピンの紛失なども回避する。 【構成】 スペアタイヤの装着可能なスイングアーム2
0は車体の外側面に添わせた状態の全閉位置でロックさ
れており、このロックを解除することで所定の全開位置
まで回動させることが可能である。そして前記スイング
アーム20が全開位置に達すると同時に、ストッパーピ
ン30がスプリング34の弾力により自動的にベース1
6の係合部18と係合してスイングアーム20は全開位
置に保持される。スイングアーム20を元の全閉位置に
回動させる場合は、解除機構によりストッパーピン30
をスプリング34の弾力に抗して移動させてベース16
の係合部18に対する係合を解除できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スペアタイヤの装着可能なスイングアームが車体に対して回動自在 に支持されているタイプの車両用スペアタイヤのキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の形式のキャリアは図5で示す構成となっている。すなわちスイ ングアーム20は、スペアタイヤが装着されるキャリアプレート22を備えてお り、その一端側が車体10のリヤ部分に対して回動自在に支持されている。この スイングアーム20は、通常はバックドア12の外面に添わせた全閉位置でロッ ク部材26によりロックされている。そして必要に応じてロック解除レバー40 を引くことにより前記のロックが解除され、スイングアーム20を図5の仮想線 で示す全開位置まで回動させれる。 また図6で示すようにスイングアーム20が回転自在に支持されている車体1 0側のベース16には、このアーム20の回動支点から少し偏倚した箇所におい て上下に貫通させたピン挿通孔60が形成されている。スイングアーム20を前 記の全開位置へ回動させた状態に保持する場合、付属のピン62を前記のピン挿 通孔60に差し込むことでスイングアーム20が全閉位置に向かって回動するの を阻止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来技術においては、作業者が前記ピン62をベース16のピン挿通孔 60に差し込んだり抜き取ったりしなければならず面倒であるとともに、スイン グアーム20を全開位置に保持したい場合でも前記ピン62の差し込み忘れとい った心配もある。またこのピン62は単独の付属部品であることから、紛失しや すい。 本考案の技術的課題は、スイングアームをその全開位置まで回動させることで ストッパーピンを自動的に係合状態にしてスイングアームを全開位置に保持する ことにより、作業を簡素化するとともにストッパーピンの紛失なども回避するこ とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案における車両用スペアタイヤのキャリアは つぎのように構成されている。 すなわちスペアタイヤの装着可能なスイングアームの一端側が車体に対して回 動自在に支持され、このスイングアームは車体の外側面に添わせた状態の全閉位 置でロックされており、このロックを解除することで所定の全開位置まで回動さ せることが可能な車両用スペアタイヤのキャリアであって、前記スイングアーム に対し、このアームの回動に伴う円弧動作と直交する方向へ移動可能に設けられ たストッパーピンと、前記スイングアームの回動範囲においてストッパーピンの 先端部を常に受けるように車体側に固定されたベースと、前記ストッパーピンを 前記ベース側へ常に付勢しているスプリングと、前記スイングアームを全開位置 に回動させたときの前記ストッパーピンが前記スプリングの弾力により係合する ように前記ベースに形成された係合部と、前記ストッパーピンを前記スプリング の弾力に抗して移動操作可能に設けられた解除機構とを備えている。
【0005】
【作用】
この構成によれば、前記スイングアームを全閉位置から全開位置に向けて回動 させると、前記ストッパーピンはその先端部が前記ベースに受けられた状態で円 弧動作する。そしてスイングアームが全開位置に達すると同時に、ストッパーピ ンがスプリングの弾力により自動的に前記ベースの係合部と係合し、この係合に よりスイングアームは全開位置に保持される。なおスイングアームを元の全閉位 置に回動させる場合は、前記の解除機構によりストッパーピンを前記スプリング の弾力に抗して移動させると、前記ベースの係合部に対するストッパーピンの係 合が解除される。
【0006】
【実施例】 つぎに本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図2に車体のリヤ側の一部が斜視図で示されている。この図面で明らかなよう にスイングアーム20の一端側は、車体10のリヤ側部に形成された上下のヒン ジ用ベース14,16に対して回動自在に支持されている。そしてすでに図5に よって説明した従来技術の場合と同様に、前記スイングアーム20はスペアタイ ヤ(図示外)の装着可能なキャリアプレート22を備えている。また通常でのス イングアーム20はバックドア12に添わせた全閉位置でロック部材26により ロックされており、このロックを解除することでスイングアーム20を前述した 全開位置(図5の仮想線位置)まで回動させれる。
【0007】 図3に前記下側のベース16に対するスイングアーム20の支持部が斜視図で 示され、図1にこの支持部が拡大断面図で示されている。これらの図面において 前記ヒンジ用ベース14,16のうち、下側のベース16に対して回動自在に支 持されているスイングアーム20の端部にはブラケット24が側方へ張り出した 状態で固定されている。このブラケット24には、図1で明らかなように内部に ストッパーピン30を備えたピンケース32が固定されていて、スイングアーム 20の回動によりピンケース32がストッパーピン30と共にこのアーム20の 回動支点を中心として円弧動作することとなる。 前記ストッパーピン30はピンケース32に対して前記の円弧動作と直交する 方向(上下方向)へ移動可能に組付けられており、その下端部は前記ベース16 の上面で受けられている。またピンケース32の内部には図1で示すようにスプ リング34が組込まれていて、このスプリング34は前記ストッパーピン30を ベース16の上面に押しつける方向へ付勢している。
【0008】 前記ベース16には、図3で示すようにスイングアーム20の回動に伴って円 弧動作するストッパーピン30の作動軌跡上の二箇所において孔17,18が形 成されている。一方の孔17はスイングアーム20を前記の全閉位置に回動させ たときのストッパーピン30と対応する箇所にあけられており、他方の孔18は スイングアーム20を全開位置に回動させたときのストッパーピン30と対応す る箇所にあけられている。そしてこれらの各孔17,18は、図1(A)で示す ように前記ストッパーピン30の先端部が係合可能な内径に設定されている。そ こでスイングアーム20を全閉位置あるいは全開位置へ回動させれば、それぞれ の位置の孔17,18に対してストッパーピン30がスプリング34の弾力によ り自動的に係合することとなる。 なお前記の孔17,18は、前記ストッパーピン30と係合してスイングアー ム20を全閉位置あるいは全開位置に保持するための係合部の一例であり、これ らを溝などの凹部に代えることもできる。
【0009】 図2で示すように前記スイングアーム20の一部には、ロック解除レバー40 のレバーハウジング41が取付けられている。このレバーハウジング41からは 前記ロック部材26に操作力を与えるロック解除ケーブル42と、前記ストッパ ーピン30に操作力を与えるストッパー解除ケーブル44とがそれぞれに向かっ て延びている。 図4に前記レバーハウジング41の内部が拡大断面図で示されている。この図 面で明らかなようにレバーハウジング41の内部にはロック解除レバー40のリ ターンスプリング40aが組込まれていて、ロック解除レバー40をこのリター ンスプリング40aの弾力に抗して引くことにより、前記ロック解除ケーブル4 2のインナケーブル43及びストッパー解除ケーブル44のインナケーブル45 が共に引っ張られるようになっている。
【0010】 前記ロック解除レバー40が引かれたときのロック解除ケーブル42における インナケーブル43の動作は、前記ロック部材26に対しそのロックを解除する ように作用する。これに対し前記ストッパー解除ケーブル44におけるインナケ ーブル45の動作は前記ストッパーピン30を引き上げるように作用する。すな わち図1で示すように、ストッパー解除ケーブル44のインナケーブル45は前 記ピンケース32の内部に位置し、ここで連結部材46が結合されている。この 連結部材46は上下方向に長い連結孔47を有し、この連結孔47には図1(B )で明らかなようにストッパーピン30の延長部31に固定された連結ピン48 がスライド自在に係合している。
【0011】 このように前記ロック解除レバー40の本来の機能は、前記ロック部材26の ロックを解除するためのものであるが、本実施例ではこのロック解除レバー40 及びストッパー解除ケーブル44により、前記ベース16の各孔17,18のい ずれかに係合しているストッパーピン30をそのスプリング34の弾力に抗して 引き上げて係合を解除する解除機構が構成されている。ただしロック解除レバー 40とは別にストッパーピン30の係合を解除するための専用解除レバーを設け てもよい。
【0012】 前記構成においてスイングアーム20が図2で示されている全閉位置にあると き、このスイングアーム20は前記ロック部材26によりその位置でロックされ ている。またこの状態においては前記ストッパーピン30がベース16の孔17 に係合しているため、スイングアーム20は全閉位置で二重ロックされているこ とになる。したがって仮に前記ロック部材26がロック状態になっていない場合 でも、スイングアーム20はストッパーピン30と孔17との係合により全閉位 置に保持される。
【0013】 さてスイングアーム20を全開位置に回動させる必要が生じたときは、前記ロ ック解除レバー40を引くことによりロック部材26のロックが解除されると同 時に、前記ストッパーピン30が引き上げられて孔17との係合が解除される。 この状態でスイングアーム20を全開位置に向けて回動させれば、ストッパーピ ン30の先端部は前記ベース16の上面で受止められ、この上面に沿って滑りな がら円弧動作する。ここで前記ロック解除レバー40の引っ張り力を解除しても それに伴うストッパー解除ケーブル44のインナケーブル45の動きは、前記連 結部材46の連結孔47に対する連結ピン48の相対的な移動によって逃がされ る。したがってこのインナケーブル45や連結部材46などに無理な力をかける ことなくスイングアーム20を回動させれる。
【0014】 スイングアーム20が全開位置に達すると同時に、前記ストッパーピン30は 前記ベース16の他方の孔18に対してスプリング34の弾力により自動的に係 合する。この係合によりスイングアーム20は全開位置に保持される。 スイングアーム20を再び全閉位置に回動させる場合は、前記ロック解除レバ ー40を引いてストッパーピン30と孔18との係合を解除すればスイングアー ム20を回動させれる。そしてスイングアーム20が全閉位置に達すると同時に 前記ロック部材26が再びロック状態となり、かつ前記ストッパーピン30がベ ース16の孔17に係合して二重ロック状態となる。なおロック部材26による ロック機能の信頼性が高ければ、全閉位置に対応する孔17は必ずしも必要では ない。
【0015】
【考案の効果】
このように本考案は、スイングアームを全開位置まで回動させるだけでストッ パーピンが自動的に係合状態になってスイングアームが全開位置に保持され、ま たストッパーピンの係合状態は解除機構の操作で解除されるため、作業が簡単に なるとともにストッパーピンの係合を忘れるといった心配がなく、またストッパ ーピンの紛失といった事態も起こり得ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイングアームの支持部を拡大して表した断面
図である。
【図2】スペアタイヤのキャリアを表した斜視図であ
る。
【図3】スイングアームの支持部を拡大して表した斜視
図である。
【図4】ロック解除レバーのレバーハウジング内を表し
た拡大断面図である。
【図5】従来のスペアタイヤ用キャリアを表した斜視図
である。
【図6】図5におけるスイングアームの支持部を拡大し
て表した斜視図である。
【符号の説明】
10 車体 16 ベース 18 係合部(孔) 20 スイングアーム 30 ストッパーピン 34 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペアタイヤの装着可能なスイングアー
    ムの一端側が車体に対して回動自在に支持され、このス
    イングアームは車体の外側面に添わせた状態の全閉位置
    でロックされており、このロックを解除することで所定
    の全開位置まで回動させることが可能な車両用スペアタ
    イヤのキャリアであって、 前記スイングアームに対し、このアームの回動に伴う円
    弧動作と直交する方向へ移動可能に設けられたストッパ
    ーピンと、 前記スイングアームの回動範囲においてストッパーピン
    の先端部を常に受けるように車体側に固定されたベース
    と、 前記ストッパーピンを前記ベース側へ常に付勢している
    スプリングと、 前記スイングアームを全開位置に回動させたときの前記
    ストッパーピンが前記スプリングの弾力により係合する
    ように前記ベースに形成された係合部と、 前記ストッパーピンを前記スプリングの弾力に抗して移
    動操作可能に設けられた解除機構と、 を備えたことを特徴とする車両用スペアタイヤのキャリ
    ア。
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