JPH0678655U - ラック・ピニオン噛合い機構 - Google Patents
ラック・ピニオン噛合い機構Info
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- JPH0678655U JPH0678655U JP2491893U JP2491893U JPH0678655U JP H0678655 U JPH0678655 U JP H0678655U JP 2491893 U JP2491893 U JP 2491893U JP 2491893 U JP2491893 U JP 2491893U JP H0678655 U JPH0678655 U JP H0678655U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラック・ピニオン機構の初期の噛合いが円滑
にかつ正常に行われるようにする。 【構成】 ラック・ピニオン機構において、ピニオン1
または同期して回転するギヤの少なくとも歯5の部分を
磁性体で形成し、このピニオン1の周囲に磁石7を配置
する。この磁石7の形態、構造および配置位置を適当に
調整して、ピニオン1の回転が停止するとき、次にラッ
ク2とピニオン1が噛み合おうとする場合において円滑
な初期噛合いが行える位置に停止させることを達成す
る。磁石7と歯5の材質を反対にしても同様な作用が生
じる。
にかつ正常に行われるようにする。 【構成】 ラック・ピニオン機構において、ピニオン1
または同期して回転するギヤの少なくとも歯5の部分を
磁性体で形成し、このピニオン1の周囲に磁石7を配置
する。この磁石7の形態、構造および配置位置を適当に
調整して、ピニオン1の回転が停止するとき、次にラッ
ク2とピニオン1が噛み合おうとする場合において円滑
な初期噛合いが行える位置に停止させることを達成す
る。磁石7と歯5の材質を反対にしても同様な作用が生
じる。
Description
【0001】
本考案はラック・ピニオン噛合い機構に関し、特に搬送装置に利用されるラッ ク・ピニオン送り機構に適用されるラック・ピニオン噛合い機構に関する。
【0002】
例えば、複数の処理チャンバを有する真空処理装置で被スパッタリング物等を 載置したキャリアを各処理チャンバに順次に移動させる搬送装置において、キャ リアを移動させるための駆動力を伝達する機構として一般的にラック・ピニオン 機構を利用した送り機構が使用される。
【0003】 従来ラック・ピニオン機構において、ピニオンから離れた状態にあるラックが 回転停止状態にあるピニオンに接近してこれに噛合うとき、両者の歯先が衝突す るのを回避するため、一方向性クラッチを用いる方法、ピニオンをその軸に対し て垂直な方向に逃がす方法等が採用されている。また空圧シリンダまたは電磁石 によりピニオンの回転停止時に歯の間にピンを押し付けピニオンの歯がラックと 確実に噛合う一定の方向に常に揃える方法がある。
【0004】
従来の回避手段において、一方向性クラッチを用いる方法は、ラックの運動方 向が1つの方向のみに制限される欠点がある。またピニオンをその軸に対して垂 直な方向に逃がす方法は、機構自身が複雑になると共に往復運動を行う構成では 中間ギヤを2つ配置する必要があり、スペースも大きくとらなければならない。 また空圧シリンダ等を利用する方法は、空圧または電力の駆動源を必要とし、こ れらの機構を配置するためのスペースも大きくとる必要があるという欠点を有す る。
【0005】 本考案の目的は、簡素な構造でラックとピニオンとの最初の噛合いを滑らかに 行うことができるラック・ピニオン噛合い機構を提供することにある。
【0006】
本考案に係る第1のラック・ピニオン噛合い機構は、ピニオンの少なくとも歯 部を磁性体で形成すると共に、前記ピニオンの回転停止時、ピニオンとラックと の初期噛合いが円滑に行える位置にピニオンを停止させる磁石をピニオンの周囲 に配置する。
【0007】 本考案に係る第2のラック・ピニオン機構は、ピニオンに同期して回転するギ ヤの少なくとも歯部を磁性体で形成すると共に、ピニオンの回転停止時にピニオ ンとラックとの初期噛合いが円滑に行える位置にピニオンを停止させる磁石を前 記ギヤの周囲に配置する。
【0008】 前記の各構成において、要部構成を反対とし、前記歯の部分を磁化した部材で 形成し、前記磁石の代わりに磁性体を用いることもできる。
【0009】
本考案では、ピニオンの周囲またはピニオンに同期して回転する他のギヤが存 在するときにはギヤの周囲の所定の位置に配置された磁石の磁力線の作用によっ て、ピニオンの歯の停止位置が制限される。磁石によって制限されるピニオンの 歯の停止位置は、ピニオンに接近してラックがピニオンに噛み合う時、最初の噛 合いが滑らかにすなわち正常に行われる位置である。構成を反対にする場合にも 同様な作用を生じさせることができる。
【0010】
以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は本考案の要部の構成を示す、図1において、1は回転軸1aの回りに回 転自在に支持されたピニオンであり、2は例えば右方向3に移動するラックで、 その先端部分を示す。ピニオン1の回転軸1aの位置は固定されている。ピニオ ン1の回転軸1aは、例えば図示しない駆動装置の回転駆動軸に連結され、駆動 装置から回転動力を与えられるとき反時計方向4に回転する。ラック2がピニオ ン1に噛み合った状態で、ピニオン1が回転力を受けて反時計方向4に回転する とき、ラック2は右方向3に移動する。問題は、右方向3に移動するラック2の 歯6とピニオン1の歯5の初期(最初)の噛合いを、歯同士が衝突するのを避け ていかに円滑に行うかということである。
【0012】 上記ピニオン1の少なくとも歯5の部分は、磁力線を通す磁性材料で形成され ている。そしてピニオン1の周囲の適当な箇所に、ピニオン1に近づけて磁石7 が配置されている。この磁石7は、好ましくは永久磁石であり、かつ所定の間隔 を有する2つの磁極片8a,8bを有する。磁極片8a,8bはプレート状で、 磁極片8a,8bの間隔は、ピニオン1の隣合う2つの歯5の先部の間隔にほぼ 等しい。磁石7の作用は、回転するピニオン1を停止状態にさせるとき、ピニオ ン1の例えばいずれかの隣合う2つの歯5のそれぞれを、磁石7の吸着作用を利 用して磁極片8a,8bに対応させた状態で停止させることにある。図1では、 歯5a,5bのそれぞれが磁極片8a,8bに対応した状態でピニオン1が停止 している様子を示している。
【0013】 磁石7が配置される位置は、図1に示すピニオン1の歯5a,5bと磁極片8 a,8bが対応した停止状態において、ラック2の先端の歯6aと噛み合うピニ オン1の歯5c,5dが、円滑に初期の噛合いを行える箇所である。これにより 回転停止状態にあるピニオン1がラック2の先端の歯6aと正常に噛み合う位置 に待機し、歯先同士の衝突を回避し、円滑な初期噛合いを行うことができる。
【0014】 上記実施例は次のように変更できる。磁極片8a,8bを省略し、単に磁石7 のみを設けるだけでもよい。また磁石7を永久磁石でなく、電磁石で作ることも できる。前記実施例の反対の構成として、ピニオン1の歯5の部分を磁化し、磁 石7の代わりに同様な形態を有する単なる磁性体を配置しても同様な作用を生じ させることができる。
【0015】 他の実施例として、ピニオン1に同期して回転する他のギヤが存在するとき、 このギヤの歯の部分と、その周囲に近接して配置された磁石7との間に前記実施 例と同様な構成を設け、これにより、ピニオン1とラック2との初期噛合いを円 滑に行うことができる。ピニオン1と同期して回転する他のギヤとしては、例え ば、ピニオン1と噛み合って回転するギヤ、ピニオン1の回転軸1aに固定され たギヤなどが存在する。
【0016】 図2は上記各実施例のラック・ピニオン噛合い機構が適用された装置の一例を 示す。本装置は、複数の処理用真空チャンバが直列的にかつ互いにゲートバルブ で隔離された真空処理装置に適用される搬送装置であり、この搬送装置は、被処 理物であるウェハを載せたキャリアを順次に各真空チャンバに送る。各真空チャ ンバでは、必要な処理が搬入されたウェハに対して行なわれる。図2において、 31は真空処理装置、11は第1の真空チャンバの区間、12は第2の真空チャ ンバの区間、13が第3の真空チャンバの区間を表すものとする。
【0017】 図2において、32は平行に配置された2本のレールであり、33は平面形状 が矩形である前記キャリアである。キャリア33の上に前記ウェハ34が載置さ れる。9はレール32に取り付けられ、キャリア33を移動方向に案内する案内 部材である。キャリア33は、レール32の上において案内部材9で案内されて 、10で示す方向に移動する。矢印で示される10の方向が前進方向である。
【0018】 キャリア33の手前の辺にはラック2が形成される。また2本のレール32の うち図2中の手前側のレールに沿って一定の間隔で複数のピニオン1が設けられ ている。キャリア33は、そのラック2が各ピニオン1と順次に噛合い、噛合っ た状態にて各ピニオン1から動力を伝達され、これにより、10の方向に移動す る。このときに、ラック2と各ピニオン1との初期の噛合いを滑らかに行うよう にするため、図1で説明した噛合い機構が設けられる。すなわちピニオン1の周 囲には適当な位置に、例えば図1に示した磁極片8a,8bを備えた磁石7(図 2中に図示せず)が配置される。
【0019】
以上の説明で明らかなように本考案によれば、磁石と磁性体の磁力線を介した 吸着作用を利用して、回転するピニオンの停止位置を常にラックとピニオンの初 期の噛合いが滑らかにかつ正常に行われる位置とすることができ、部品点数の少 ない簡単な機構によって円滑な噛合いを確保し、さらに、駆動力伝達における信 頼性の向上、製作・保守の簡略化、駆動力伝達機構のコンパクト化、コストダウ ンを達成することができる。
【図1】本考案に係るラック・ピニオン噛合い機構の要
部構成を示す図である。
部構成を示す図である。
【図2】本考案に係るラック・ピニオン噛合い機構の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
1 ピニオン 2 ラック 5,5a〜5d ピニオンの歯 6,6a ラックの歯 7 磁石 8a,8b 磁極片
Claims (4)
- 【請求項1】 ラックとピニオンが噛み合う機構におい
て、前記ピニオンの少なくとも歯部を磁性体で形成する
と共に、前記ピニオンの回転停止時、前記ピニオンと前
記ラックとの初期噛合いが円滑に行える位置に前記ピニ
オンを停止させる磁石を前記ピニオンの周囲に配置した
ことを特徴とするラック・ピニオン噛合い機構。 - 【請求項2】 ラックとピニオンが噛み合う機構におい
て、前記ピニオンに同期して回転するギヤの少なくとも
歯部を磁性体で形成すると共に、前記ピニオンの回転停
止時に前記ピニオンと前記ラックとの初期噛合いが円滑
に行える位置に前記ピニオンを停止させる磁石を前記ギ
ヤの周囲に配置したことを特徴とするラック・ピニオン
噛合い機構。 - 【請求項3】 ラックとピニオンが噛み合う機構におい
て、前記ピニオンの少なくとも歯部を磁化した部材で形
成すると共に、前記ピニオンの回転停止時、前記ピニオ
ンと前記ラックとの初期噛合いが円滑に行える位置に前
記ピニオンを停止させる磁性体を前記ピニオンの周囲に
配置したことを特徴とするラック・ピニオン噛合い機
構。 - 【請求項4】 ラックとピニオンが噛み合う機構におい
て、前記ピニオンに同期して回転するギヤの少なくとも
歯部を磁化した部材で形成すると共に、前記ピニオンの
回転停止時に前記ピニオンと前記ラックとの初期噛合い
が円滑に行える位置に前記ピニオンを停止させる磁性体
を前記ギヤの周囲に配置したことを特徴とするラック・
ピニオン噛合い機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024918U JP2560340Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ラック・ピニオン噛合い機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024918U JP2560340Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ラック・ピニオン噛合い機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678655U true JPH0678655U (ja) | 1994-11-04 |
| JP2560340Y2 JP2560340Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12151538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993024918U Expired - Lifetime JP2560340Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ラック・ピニオン噛合い機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560340Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239984A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Shoichi Kagami | 磁石を使った駆動軸ロック装置 |
| WO2010067591A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | キヤノンアネルバ株式会社 | ラック・アンド・ピニオン機構、真空処理装置、ラック・アンド・ピニオン機構の駆動制御方法、駆動制御プログラム及び記録媒体 |
| JP2019082211A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 歯車装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5969067U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-10 | 日産自動車株式会社 | ラツクアンドピニオン型ステアリング装置 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP1993024918U patent/JP2560340Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5969067U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-10 | 日産自動車株式会社 | ラツクアンドピニオン型ステアリング装置 |
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| CN102245934A (zh) * | 2008-12-09 | 2011-11-16 | 佳能安内华股份有限公司 | 齿条-小齿轮机构、真空处理装置、齿条-小齿轮机构的驱动控制方法、驱动控制程序及记录介质 |
| JP5249351B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-07-31 | キヤノンアネルバ株式会社 | ラック・アンド・ピニオン機構、真空処理装置、ラック・アンド・ピニオン機構の駆動制御方法、駆動制御プログラム及び記録媒体 |
| JP2019082211A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 歯車装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2560340Y2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |