JPH06789Y2 - 電子計数装置 - Google Patents

電子計数装置

Info

Publication number
JPH06789Y2
JPH06789Y2 JP1987147298U JP14729887U JPH06789Y2 JP H06789 Y2 JPH06789 Y2 JP H06789Y2 JP 1987147298 U JP1987147298 U JP 1987147298U JP 14729887 U JP14729887 U JP 14729887U JP H06789 Y2 JPH06789 Y2 JP H06789Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
gas
flow rate
electron
dry gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987147298U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6451886U (ja
Inventor
敦 万本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP1987147298U priority Critical patent/JPH06789Y2/ja
Publication of JPS6451886U publication Critical patent/JPS6451886U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH06789Y2 publication Critical patent/JPH06789Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光エネルギーの照射で試料から放出された電
子の数を計数する電子計数装置に関する。
(従来技術) 従来、例えば半導体等の試料表面の酸化膜等の膜厚を計
測する方法として、試料表面に光を照射し、光の照射に
より試料表面の薄膜を通って外部に放出される電子を電
子検出部により計数して膜厚を計測する方法が知られて
いる(特開昭60−202005号等)。
このような電子計数装置に用いられる電子検出部として
は、金属ケースに納めた陽極リングに例えば3.4KV
の高電圧を印加して高電界を発生させる。陽極リングに
対し試料から放出される電子を導入するケースの検出窓
側には、定常状態で例えば10Vの電圧が印加された第
1格子電極と、その外側に定常状態で例えば80Vの電
圧が印加された第2格子電極が配置される。
光の照射で試料から放出された電子は、第2及び第1格
子電極を通過して陽極リングに引き寄せられ、陽極リン
グに近づくと高電界により電子が加速されて気体放電現
象を引き起こし、陽極印加電圧が低下する。この陽極電
圧の低下は外部回路で検出され第1格子電極の印加電圧
を100Vから例えば400Vに、また第2格子電極の
印加電圧を80Vから例えば−30Vにそれぞれ所定時
間変化させ、これによって気体放電により発生した光や
陽イオンによる二次電子が放電電圧に達することができ
ず、なだれ的な放電を阻止され、放出電子1個につき1
つの陽極パルスを発生させて電子数を計数する。
ところで、このような電子計数装置にあっては、電子検
出部内の湿度の影響により計数誤差が大きくなるという
問題があり、これを解決するために、電子検出部内のド
ライエアー等の乾燥したガスを供給して湿度の影響をな
くすことが考えられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の電子検出部内に対する乾燥ガスの
供給は、電子検出部のケースにガス供給口を設け、ガス
供給口から内部に供給した乾燥ガスを試料に対向した検
出窓から外部に吹き出させるようにしていたため、乾燥
ガスの吹き出しによって試料から放出された電子が検出
窓から電子検出部内に引き込みにくくなり、計数誤差を
生ずるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、湿度による計数誤差を防ぐと同時に試料放出電子
の導入に影響を及ぼさないように乾燥ガスを供給する電
子計数装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案にあっては、試料に光を
照射し、該試料から放出される電子を検出窓から電子検
出部内に導入して電子の数を計数する電子計数装置に於
いて、前記電子検出部の検出窓又は試料の近傍にドライ
エアー等の乾燥ガスを供給するガス供給口を設け、前記
電子検出部にガス供給口から送り込まれた乾燥ガスを前
記検出窓から導入して内部を通過させた後に外部に排出
するガス排出口を設けるとともに、乾燥ガスの流量をバ
ックグラウンドノイズが飽和する流量に保持して電子の
数を計数することを特徴とする。
(作用) このような構成を備えた本考案の電子計数装置にあって
は、電子検出部の検出窓又は試料の近傍に設置されたガ
ス供給口から送り込まれた乾燥ガスは、電子検出部の検
出窓から導入されて電極が配置された内部を通過した後
にガス排出口から外部に排出され、試料から電子検出部
の検出窓に向かう乾燥ガスの流れを生ずるために、試料
から放出された電子は乾燥ガスの気流に乗って電子検出
部内に導入され、湿度の影響を除去すると同時に、乾燥
ガスの流量をバックグラウンドノイズが飽和する流量に
保持して電子の数を計数するので放出電子を効率良く計
数することができる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示した断面説明図である。
第1図において、1は電子検出部であり、金属製の円筒
体で成る外カバー2内に下方に検出窓3を開口した検出
部本体4を組み込んでいる。検出部本体4は中心軸方向
に中心導体5、絶縁チューブ6及び外部導体7の同軸構
造で成る陽極支持構造が設けられ、内部導体5の先端に
陽極リング8を装着している。中心導体5、絶縁チュー
ブ6及び外部導体7で成る陽極支持構造は外周上下に多
段の凹凸リング形状を備えた絶縁筒部材9の中に装着さ
れ、この絶縁筒部材9はその外側に位置する絶縁筒部材
10内に軸方向に調整自在に螺合されている。絶縁筒部
材10の内側先端にはカソード電極11が装着され、カ
ソード電極11の先端に網目電極構造をもった第1格子
電極12が装着される。また、絶縁筒部材10の先端に
は絶縁材料で作られたトップカバー13がビスにより固
着され、トップカバー13の先端の開口部に網目電極形
状をもった第2格子電極14を装着している。
このような構造をもった電子検出部1は図示のように試
料台カバー15に先端を挿入して配置されており、電子
検出部1の先端の検出窓3に対向したカバー内には試料
台16が設けられ、試料台16の上に適宜の試料17が
セットされている。試料台16の試料17に対しては試
料台カバー15の左側上部に設けた透過窓18より外部に
設けた光源装置からモノクロメータにより単波長光に変
換した光ビーム19が照射されている。また透過窓18
の下側には試料台カバー15内に試料17を出し入れす
る際に開放する扉20が設けられている。
更に本考案にあっては試料台カバー15の右側となる電
子検出部1の検出窓3の近傍となる位置に、プラグ部材
21の装着によりガス供給口22が設けられる。ガス供
給口22を形成するプラグ部材21に対しては配管チュ
ーブ23によってガスボンベに充填されたドライエアー
やシリカゲル等のフィルタ装置で湿度を除去されたドラ
イエアー等が供給され、このドライガスの供給経路には
流量調整弁24が設けられ、ドライガスの供給流量Qを
調整できるようにしている。
一方、電子検出部1の外カバー2の上部に装着した蓋部
材25にはプラグ部材26が装着され、プラグ部材26
の装着によってガス排出口27を形成している。プラグ
部材26の外側には配管チューブ28が嵌め込まれ、配
管チューブ28は例えば吸引ポンプ29に接続され、吸
引ポンプ29によって電子検出部1内を通して供給され
た乾燥ガスを外部に排出するようにしている。
次に第1図の実施例の作用を説明する。
電子検出部1による試料17の測定に際してはガスボン
ベ等を開いてドライエアー等の乾燥ガスを流量調整弁2
4、配管チューブ23及びプラグ部材21を介してガス
供給口22により試料台カバー15内に供給し、同時に
吸引ポンプ29を起動して電子検出部1の蓋部材25に
設けたプラグ部材26によるガス排出口27より電子検
出部1内の雰囲気を吸引して外部に排出させる。
このためガス供給口22から送り込まれた乾燥ガスは、
電子検出部1の検出窓3から内部に導入され、検出部本
体4における外側の絶縁筒部材10には図示のように第1
格子電極12及び第2格子電極14に接続する信号線を
通すための通し穴30が軸方向に嵌通されているため、検
出窓3から導入された乾燥ガスは各電極の配置部分から
通し穴30を通って上部に流れ、ガス排出口から吸引ポ
ンプ29により引き込まれて外部に排出される乾燥ガス
の流れを生ずる。尚、通し穴30が形成されていたくと
も検出部本体4の隙間を通って乾燥ガスは上方に流れ
る。
このため光源装置(図示せず)からの光ビーム19の試
料17に対する照射で試料17から放出された電子は、
検出窓3に導入される乾燥ガスの流れに乗って第2格子
電極14及び第1格子電極12を通過して陽極リング8
に向うようになり、検出窓3に対する乾燥ガスの流れに
よって効率良く放出電子を電子検出部1内に導入するこ
とができる。
一方、電子検出部1に対する乾燥ガスの供給流量は、電
子検出部1の電極電圧をバックグラウンド計数モードに
設定し、このバックグラウンド計数モードにおける計数
率(cps)が最小となる流量にガス供給流量を調整す
る。
即ち、バックグラウンド計数モードにあっては陽極リン
グ8の印加電圧が例えば3.4KV、第1格子電圧の陽
極電圧は例えば100Vと通常の計数モードと同じであ
るが、第2格子電極14の電極電圧については通常の計
数モードにおける例えば80Vの印加電圧に代えて−3
0Vに保つことで、試料17から検出窓3を通って電子
検出部1内に入ろうとする電子の導入を禁止する遮閉状
態を作り出す。従って、バックグラウンド計数モードに
あっては電子検出部1内のみから発生した電子による計
数値(ノイズ分)が得られる。
そこでバックグラウンド計数モードを設定した状態での
流量調整弁24による乾燥ガス流量の調整は、第2格子
電極3の電極電圧を−30Vとした後に流量調整弁24
を零流量から徐々に開いてガス供給口22より乾燥ガス
を電子検出部1に供給する。
第2図は乾燥ガスの流量Qを零から徐々に増加させたと
きのバックグラウンド計数モードにおける電子計数率の
変化を示したもので、ガス流量の増加に伴って電子検出
部1内の湿度が低下することから、湿度に起因したバッ
クグラウンドノイズとしての計数率も低下するようにな
る。このとき乾燥ガスの供給流量がある流量Qsを越え
て増加させてもバックグラウンドノイズとしての計数率
はそれ以上下がらず、計数率Nsを保つ飽和状態となる
特性が得られる。そこで流量調整弁24についてバック
グラウンド計数モードの計数率が飽和する流量Qsに達
したならば、その時点で流量調整を停止し、バックグラ
ウンドノイズが飽和する流量Qsを保持させる。すなわ
ち、この流量Qsが試料から放出される電子を効率良く
計数することができる最適値である。この結果、電子検
出部1に対しては湿度によるバックグラウンドノイズを
最小とする乾燥した必要最小限の乾燥ガスの供給状態が
得られ、その後にバックグラウンド計数モードを解除し
て通常の計数モードとすることで、光エネルギーの照射
で試料17から放出された電子の計数処理を行う。
更に第1図の実施例にあっては、電子検出部1の検出窓
3の側方にガス供給口22を設けているが、第1図に想
像線で示すようにプラグ部材21aを試料17の近傍に設
け、試料台16の試料17及び電子検出部1の検出窓3
に対し、プラグ部材21aの先端のガス供給口より乾燥
ガスを供給するようにしても良い。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案によれば、電子検出部の
検出窓又は試料の近傍にドライエアー等の乾燥ガスを供
給するガス供給口を設けると共に、電子検出部にガス供
給口から送り込まれた乾燥ガスを検出窓から導入して内
部を通過させた後に外部に排出するガス排出口を設ける
ようにしたため、乾燥ガスの供給により電子検出部内の
湿度を除去して湿度による計数誤差を防ぐと同時に、検
出窓から導入した乾燥ガスを電子検出部内を通過後に外
部に排出する乾燥ガスの流れを作り出しているため、試
料から放出された電子は検出窓に対する乾燥ガスの流れ
に乗って、また、ガス流量がバックグラウンドノイズが
飽和する流量に保持されて電子検出部内に送り込まれ、
試料放出電子を効率良く計数でき、測定精度をより一層
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した断面説明図、第2図
はガス供給量を調整するためのバックグラウンド計数モ
ードにおけるガス流量と計数率の関係を示した説明図で
ある。 1:電子計数部 2:外カバー 3:検出窓 4:検出部本体 5:中心導体 6:絶縁チューブ 7:外部導体 8:陽極リング 9,10:絶縁筒部材 11:カソード電極 12:第1格子電極 13:トップカバー 14:第2格子電極 15:試料台カバー 16:試料台 17:試料 18:透過窓 19:光ビーム 20:扉 21,21a,26:プラグ部材 22:ガス供給口 23,28:配管チューブ 24:流量調整弁 25:蓋部材 27:ガス排出口 29:吸引ポンプ 30:通し穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料に光を照射し、該試料から放出される
    電子を検出窓から電子検出部内に導入して電子の数を計
    数する電子計数装置に於いて、 前記電子検出部の検出窓又は試料の近傍にドライエアー
    等の乾燥ガスを供給するガス供給口を設け、前記電子検
    出部に前記ガス供給口から送り込まれた乾燥ガスを前記
    検出窓から導入して内部を通過させた後に外部に排出す
    るガス排出口を設けるとともに、電子の数の計測時に、
    前記乾燥ガスの流量をバックグラウンドノイズが飽和す
    る流量に保持することができる流量調整弁を設けたこと
    を特徴とする電子計数装置。
JP1987147298U 1987-09-25 1987-09-25 電子計数装置 Expired - Lifetime JPH06789Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987147298U JPH06789Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 電子計数装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987147298U JPH06789Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 電子計数装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6451886U JPS6451886U (ja) 1989-03-30
JPH06789Y2 true JPH06789Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31417566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987147298U Expired - Lifetime JPH06789Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 電子計数装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06789Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542377Y2 (ja) * 1986-11-25 1993-10-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6451886U (ja) 1989-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102117728B (zh) 一种源内碰撞诱导解离的质谱vuv光电离源装置
Dunning et al. Secondary electron ejection from metal surfaces by metastable atoms. I. Measurement of secondary emission coefficients using a crossed beam method
CN105675710B (zh) 电离室及光离子化传感器
US2884538A (en) Radio-active gaseous gauging source
JPH06789Y2 (ja) 電子計数装置
CN111024803B (zh) 一种可调节的光离子化传感器
CN111505700A (zh) 一种电子加速器束流强度实时监测装置
GB1326051A (en) Elemental analyzing apparatus
CN116699247A (zh) 一种介质材料稳态x射线辐射感应电导率测试仪
CN110596232A (zh) 一种有智能启停功能的光离子化检测装置及其检测方法
CN106569161B (zh) 一种空间电荷密度测量仪器的校准装置
CN205449880U (zh) 电离室及光离子化传感器
US5508526A (en) Dual entrance window ion chamber for measuring X-ray exposure
US20060138353A1 (en) Ion-implanting apparatus, ion-implanting method, and device manufactured thereby
JPH0524234Y2 (ja)
CN115793014A (zh) 一种带内标定功能的叠层电离室设备
JPH0754131A (ja) 薄膜形成装置
CN114779311B (zh) 一种防溅射法拉第筒及其制备方法
JPH09171079A (ja) 比例計数管
JP4216375B2 (ja) 二次電子増倍素子を使用した測定方法及び二次電子増倍素子を使用した装置
JPH0526549Y2 (ja)
JPS6361179A (ja) 低速電子測定装置
JPH03141546A (ja) エレクトロンを測定する装置と方法
Takagi et al. Characteristics of a channel electron multiplier for detection of positive ion
JPS5838445A (ja) スパ−ク・ソ−ス質量分析装置