JPH067916A - 精密鋳造方法 - Google Patents
精密鋳造方法Info
- Publication number
- JPH067916A JPH067916A JP3128222A JP12822291A JPH067916A JP H067916 A JPH067916 A JP H067916A JP 3128222 A JP3128222 A JP 3128222A JP 12822291 A JP12822291 A JP 12822291A JP H067916 A JPH067916 A JP H067916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- mold
- casting method
- metal
- precision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D23/00—Casting processes not provided for in groups B22D1/00 - B22D21/00
- B22D23/06—Melting-down metal, e.g. metal particles, in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
- B22C9/04—Use of lost patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/14—Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳造時の脱ガスを十分にし、かつ組織の均一
化、一方向凝固組織化などの結晶構造の調整も可能に
し、また金属とセラミックスとの複合材料を用いる場合
に複雑な形状のものや大型のものを能率良く作ることが
できる精密鋳造方法を提供する。 【構成】 非誘導性の鋳型内に、高周波誘導性の金属あ
るいはセラミックス複合金属材からなる鋳造材を充填
し、前記鋳型の外側から高周波加熱して溶融部位を移動
させつつ前記鋳造材を溶融し、その後凝固させる。ここ
に誘導コイルの移動中に鋳型内に粒状あるいは粉状の鋳
造材を補充し続けたり、鋳造材の材質に応じて酸化雰囲
気、不活性雰囲気、還元雰囲気、真空あるいは減圧雰囲
気とするのが望ましい。鋳造過程でHIP処理を施すこ
とも可能である。
化、一方向凝固組織化などの結晶構造の調整も可能に
し、また金属とセラミックスとの複合材料を用いる場合
に複雑な形状のものや大型のものを能率良く作ることが
できる精密鋳造方法を提供する。 【構成】 非誘導性の鋳型内に、高周波誘導性の金属あ
るいはセラミックス複合金属材からなる鋳造材を充填
し、前記鋳型の外側から高周波加熱して溶融部位を移動
させつつ前記鋳造材を溶融し、その後凝固させる。ここ
に誘導コイルの移動中に鋳型内に粒状あるいは粉状の鋳
造材を補充し続けたり、鋳造材の材質に応じて酸化雰囲
気、不活性雰囲気、還元雰囲気、真空あるいは減圧雰囲
気とするのが望ましい。鋳造過程でHIP処理を施すこ
とも可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波誘導加熱を用い
た精密鋳造方法に関するものである。
た精密鋳造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来の鋳造方法は、鋳込む材料に含まれ
たガスあるいは鋳造行程で発生するガスなどが鋳造製品
の内部に残って内部欠陥を生じたり、また表面に残って
鋳肌の悪化を招いたりし易く、このため製品の歩留まり
が低下するという問題があった。また溶湯の鋳込み後に
おける冷却条件の変化により、材料の組織が不均一にな
ったり、一方向凝固組織、単結晶組織、微細組織などの
結晶構造の調整も困難になるという問題もあった。
たガスあるいは鋳造行程で発生するガスなどが鋳造製品
の内部に残って内部欠陥を生じたり、また表面に残って
鋳肌の悪化を招いたりし易く、このため製品の歩留まり
が低下するという問題があった。また溶湯の鋳込み後に
おける冷却条件の変化により、材料の組織が不均一にな
ったり、一方向凝固組織、単結晶組織、微細組織などの
結晶構造の調整も困難になるという問題もあった。
【0003】一方製品の特定の性質を改善するなどの目
的で、金属とセラミックスとの複合材料を用いることが
考えられている。従来この種の材料を焼結で作ることが
知られている。すなわち金属とセラミックスの粉末を混
ぜてプレス成形し、これを焼結するものである。しかし
この方法ではプレス成形の都合から複雑な形状のものや
大型のものを作ることができず、生産性も悪いという問
題があった。
的で、金属とセラミックスとの複合材料を用いることが
考えられている。従来この種の材料を焼結で作ることが
知られている。すなわち金属とセラミックスの粉末を混
ぜてプレス成形し、これを焼結するものである。しかし
この方法ではプレス成形の都合から複雑な形状のものや
大型のものを作ることができず、生産性も悪いという問
題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、鋳造時の脱ガスを十分にし、かつ組織の均
一化、一方向凝固組織化などの結晶構造の調整も可能に
する精密鋳造方法を提供することを目的とするものであ
る。
ものであり、鋳造時の脱ガスを十分にし、かつ組織の均
一化、一方向凝固組織化などの結晶構造の調整も可能に
する精密鋳造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】また同時に、金属とセラミックスとの複合
材料を用いる場合に複雑な形状のものや大型のものを能
率良く作ることができる精密鋳造方法を提供することを
目的とする。
材料を用いる場合に複雑な形状のものや大型のものを能
率良く作ることができる精密鋳造方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、非誘導性の
鋳型内に、高周波誘導性の金属あるいはセラミックス複
合金属材からなる鋳造材を充填し、前記鋳型の外側から
高周波加熱して溶融部位を移動させつつ前記鋳造材を溶
融し、その後凝固させることを特徴とする精密鋳造方
法、により達成される。
鋳型内に、高周波誘導性の金属あるいはセラミックス複
合金属材からなる鋳造材を充填し、前記鋳型の外側から
高周波加熱して溶融部位を移動させつつ前記鋳造材を溶
融し、その後凝固させることを特徴とする精密鋳造方
法、により達成される。
【0007】ここに誘導コイルは鋳型に対して一方向例
えば下から上に向ってに連続して移動させて、溶融部位
をコイルと共に下から上へ移動させたり、この移動中に
鋳型内に粒状あるいは粉状の鋳造材を補充し続けるよう
にすることができる。この場合、鋳造材の材質に応じて
酸化雰囲気、不活性雰囲気、還元雰囲気、真空あるいは
減圧雰囲気とするのが望ましい。さらに鋳造過程でHI
P(熱間静水圧加圧プロセス、Hot Isostatic Pressin
g)処理を施すことも可能である。
えば下から上に向ってに連続して移動させて、溶融部位
をコイルと共に下から上へ移動させたり、この移動中に
鋳型内に粒状あるいは粉状の鋳造材を補充し続けるよう
にすることができる。この場合、鋳造材の材質に応じて
酸化雰囲気、不活性雰囲気、還元雰囲気、真空あるいは
減圧雰囲気とするのが望ましい。さらに鋳造過程でHI
P(熱間静水圧加圧プロセス、Hot Isostatic Pressin
g)処理を施すことも可能である。
【0008】
【作用】鋳型に充填された金属はその一部が高周波加熱
により溶融し、この間に脱ガスが行われる。またコイル
の移動方向に追従して順に凝固するから、金属の組織が
同方向に揃う。コイルの移動の態様や冷却速度を調整す
ることにより、結晶組織の調整も可能になる。
により溶融し、この間に脱ガスが行われる。またコイル
の移動方向に追従して順に凝固するから、金属の組織が
同方向に揃う。コイルの移動の態様や冷却速度を調整す
ることにより、結晶組織の調整も可能になる。
【0009】一方セラミックス複合金属材料に対して
は、高周波加熱によりその一部の領域が加熱されると、
金属粉末が溶融して溶融金属中にセラミックス粉末が分
散する。金属粉末とセラミック粉末とを均質に混合して
充填することにより、セラミックス粉末は片在すること
なく均質に溶融金属中に分散でき、この状態の領域は狭
いので溶融領域を順に移動させることにより製品全体中
にセラミックスを均質に分散できる。
は、高周波加熱によりその一部の領域が加熱されると、
金属粉末が溶融して溶融金属中にセラミックス粉末が分
散する。金属粉末とセラミック粉末とを均質に混合して
充填することにより、セラミックス粉末は片在すること
なく均質に溶融金属中に分散でき、この状態の領域は狭
いので溶融領域を順に移動させることにより製品全体中
にセラミックスを均質に分散できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の側断面図、図2は
そのII−II線断面図である。これらの図で符号10は鋳
型であり、非誘導性の材料、例えばセラミックスで作ら
れている。この材料としてはジルコン、溶融シリカ、溶
融アルミナ、焼成粘土、ムライトなどのスタッコ粒を、
コロイダル・シリカ、エチル・シリケートなどのバイン
ダを含むスラリにより消失模型に付着させた後、消失模
型を消失させ、さらに焼成したものを用いることができ
る。
そのII−II線断面図である。これらの図で符号10は鋳
型であり、非誘導性の材料、例えばセラミックスで作ら
れている。この材料としてはジルコン、溶融シリカ、溶
融アルミナ、焼成粘土、ムライトなどのスタッコ粒を、
コロイダル・シリカ、エチル・シリケートなどのバイン
ダを含むスラリにより消失模型に付着させた後、消失模
型を消失させ、さらに焼成したものを用いることができ
る。
【0011】この鋳型10は左型10Aと右型10Bと
を密着させたものであり、この実施例では左右型10
A、10B間に中子12が挟持されている。そして鋳型
10内面とこの中子12との間に鋳込み空間14が形成
される。この鋳型10は繰り返し使用可能なパーマネン
ト鋳型とするのが望ましい。
を密着させたものであり、この実施例では左右型10
A、10B間に中子12が挟持されている。そして鋳型
10内面とこの中子12との間に鋳込み空間14が形成
される。この鋳型10は繰り返し使用可能なパーマネン
ト鋳型とするのが望ましい。
【0012】左右の型10A、10B間には適宜間隔を
おいて湯口部16と、これに連結する押し湯部18とが
形成されている。これらの押し湯部18には粉末状に作
られた高周波誘導性、すなわち高周波誘導加熱が可能な
性質をもった金属あるいはセラミック複合金属材からな
る鋳造材20が流入される。これらはさらに湯口部16
を通り、鋳込み空間14内に流入する。そしてこの鋳込
み空間14内はこの鋳造材20で充填される。
おいて湯口部16と、これに連結する押し湯部18とが
形成されている。これらの押し湯部18には粉末状に作
られた高周波誘導性、すなわち高周波誘導加熱が可能な
性質をもった金属あるいはセラミック複合金属材からな
る鋳造材20が流入される。これらはさらに湯口部16
を通り、鋳込み空間14内に流入する。そしてこの鋳込
み空間14内はこの鋳造材20で充填される。
【0013】ここに鋳造材20としては、たとえば鉄、
鉄系基合金(Ni、Co)、銅、銅合金、Cr合金、 S
US304、316等のステンレス鋼などの流動性を有す
る金属粉、特に焼結用粉末が適する。例えば、 SUS31
6にTic を33wt%分散させた複合合金の粉末を用いる
ことができる。セラミック複合金属材としては、例えば
鉄系基合金を母合金としてこれにセラミック(炭火けい
素、ホウ化けい素、酸化けい素、窒化けい素等)の粒子
を10〜50wt%分散させたものが使用できる。この場
合鋳造材20に応じて真空あるいは減圧雰囲気、酸化雰
囲気、不活性雰囲気、還元雰囲気として溶融鋳造するの
が望ましい。特に真空(減圧)雰囲気下では脱ガスを促
進できる。
鉄系基合金(Ni、Co)、銅、銅合金、Cr合金、 S
US304、316等のステンレス鋼などの流動性を有す
る金属粉、特に焼結用粉末が適する。例えば、 SUS31
6にTic を33wt%分散させた複合合金の粉末を用いる
ことができる。セラミック複合金属材としては、例えば
鉄系基合金を母合金としてこれにセラミック(炭火けい
素、ホウ化けい素、酸化けい素、窒化けい素等)の粒子
を10〜50wt%分散させたものが使用できる。この場
合鋳造材20に応じて真空あるいは減圧雰囲気、酸化雰
囲気、不活性雰囲気、還元雰囲気として溶融鋳造するの
が望ましい。特に真空(減圧)雰囲気下では脱ガスを促
進できる。
【0014】22は高周波誘導コイルである。このコイ
ル22は鋳型10の長手方向にほぼ直交する平面状で鋳
型10を囲むように環状に作られ、図示しない高周波電
源から高周波電流が供給される。このためこのコイル2
2内に位置する誘導性材料である鋳造材20が部分的に
加熱され、溶融する。コイル22を図1で右端から左端
に向って移動させれば溶融部位Aはコイル22と共に移
動し、コイル22の通過後には凝固する。
ル22は鋳型10の長手方向にほぼ直交する平面状で鋳
型10を囲むように環状に作られ、図示しない高周波電
源から高周波電流が供給される。このためこのコイル2
2内に位置する誘導性材料である鋳造材20が部分的に
加熱され、溶融する。コイル22を図1で右端から左端
に向って移動させれば溶融部位Aはコイル22と共に移
動し、コイル22の通過後には凝固する。
【0015】鋳造材20の溶融によりその容積が減少す
ると、押し湯部18内の鋳造材20の粉末が湯口部16
を通って鋳込み空間14内に流入する。このように鋳造
材20を補充しつつ高周波加熱することにより、欠陥の
ない高品質の鋳造製品を歩留まり良く得ることができ
る。
ると、押し湯部18内の鋳造材20の粉末が湯口部16
を通って鋳込み空間14内に流入する。このように鋳造
材20を補充しつつ高周波加熱することにより、欠陥の
ない高品質の鋳造製品を歩留まり良く得ることができ
る。
【0016】図3は他の実施例の概念図である。この実
施例は高周波加熱と凝固とを行う際にHIP(熱間等方
圧加圧プロセス、Hot Isostatic Pressing)処理を施す
ものである。
施例は高周波加熱と凝固とを行う際にHIP(熱間等方
圧加圧プロセス、Hot Isostatic Pressing)処理を施す
ものである。
【0017】この図で符号50は圧力容器本体、52、
54は下側ふた、上側ふたであり、これらはスチールで
作られている。この容器50の中の支持台56には鋳造
材58を充填した状態の鋳型60が置かれ、その外側に
は高周波誘導コイル62が巻かれている。高周波誘導コ
イル62は鋳型58の長手方向に多数に分割され、各部
分はそれぞれ独立して通電可能となっている。また容器
本体50の中はアルゴンなどの圧力媒体となるガスが充
填されている。なお64はコイル60と容器本体50と
の間に介在する断熱材である。
54は下側ふた、上側ふたであり、これらはスチールで
作られている。この容器50の中の支持台56には鋳造
材58を充填した状態の鋳型60が置かれ、その外側に
は高周波誘導コイル62が巻かれている。高周波誘導コ
イル62は鋳型58の長手方向に多数に分割され、各部
分はそれぞれ独立して通電可能となっている。また容器
本体50の中はアルゴンなどの圧力媒体となるガスが充
填されている。なお64はコイル60と容器本体50と
の間に介在する断熱材である。
【0018】容器の中は100MPa (約1000kgf/cm
2 )以上の圧力に加圧され、コイル62は一端側から順
に通電される。この結果鋳造材58はその一端側から順
に溶融してから凝固し、前記図1、2で示したようにコ
イル22を移動させるのと等価になる。
2 )以上の圧力に加圧され、コイル62は一端側から順
に通電される。この結果鋳造材58はその一端側から順
に溶融してから凝固し、前記図1、2で示したようにコ
イル22を移動させるのと等価になる。
【0019】この実施例によれば、高圧下でHIP処理
されるから、鋳造製品の密度を上げて、組織をち密化さ
せ、品質を向上させることができる。このHIP処理は
高周波誘導加熱中および凝固中に施すのが望ましいが、
高周波誘導加熱による処理後にHIP処理を行ってもよ
い。
されるから、鋳造製品の密度を上げて、組織をち密化さ
せ、品質を向上させることができる。このHIP処理は
高周波誘導加熱中および凝固中に施すのが望ましいが、
高周波誘導加熱による処理後にHIP処理を行ってもよ
い。
【0020】なお長手の製品の鋳型に対しては、鋳型を
縦置きにして下方から上方へ向って溶融部位を移動させ
るようにするのが望ましい。この場合溶融部位の移動に
伴ってガスや不純物が上昇し易くなり製品の純度を向上
させる効果も得られる。また本発明は複数回高周波加熱
を繰り返すものも包含し、この場合には本発明の効果を
一層向上させ、確実にすることができる。
縦置きにして下方から上方へ向って溶融部位を移動させ
るようにするのが望ましい。この場合溶融部位の移動に
伴ってガスや不純物が上昇し易くなり製品の純度を向上
させる効果も得られる。また本発明は複数回高周波加熱
を繰り返すものも包含し、この場合には本発明の効果を
一層向上させ、確実にすることができる。
【0021】図4はさらに他の実施例を示す斜視図であ
る。この実施例はパイプ状の製品を作るものである。す
なわち鋳型70は円柱状の中子72をもち、この中子7
2との間に上に向って開口する筒状の鋳込み空間74が
形成されている。鋳造材76は、銅、ステンレス、鉄等
の金属板を曲げ加工して鋳込み空間74の形状にほぼ対
応するように略筒状に作られている。
る。この実施例はパイプ状の製品を作るものである。す
なわち鋳型70は円柱状の中子72をもち、この中子7
2との間に上に向って開口する筒状の鋳込み空間74が
形成されている。鋳造材76は、銅、ステンレス、鉄等
の金属板を曲げ加工して鋳込み空間74の形状にほぼ対
応するように略筒状に作られている。
【0022】この鋳造材76は鋳込み空間74に上方か
ら挿入される一方、高周波誘導コイル78は下から上方
へ移動され、鋳造材76の溶融部位は下から上へ移動す
る。この溶融により鋳造材74は鋳込み空間74内に流
れ込み、その後凝固してこの空間74の形状の製品が作
られる。なお鋳込み空間74は図4のように直線の筒状
のものに限られず、円弧状などに湾曲しているものであ
ってもよい。
ら挿入される一方、高周波誘導コイル78は下から上方
へ移動され、鋳造材76の溶融部位は下から上へ移動す
る。この溶融により鋳造材74は鋳込み空間74内に流
れ込み、その後凝固してこの空間74の形状の製品が作
られる。なお鋳込み空間74は図4のように直線の筒状
のものに限られず、円弧状などに湾曲しているものであ
ってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように、非誘導性の鋳型
内に、高周波誘導性の金属またはセラミックス複合金属
材などの鋳造材を充填し、鋳型の外側から高周波加熱し
て溶融部位を移動させつつ鋳造材を溶融し、その後凝固
させるものであるから、溶融部位をコイルの移動により
制御しつつ鋳造できる。このため鋳造時の溶融・凝固の
過程をコイルの電流や移動速度、移動方向などにより制
御することができ、脱ガスあるいは組織の制御、例えば
一方向性組織、単結晶組織、微細組織等の結晶組織の制
御が可能になる(請求項1、2)。
内に、高周波誘導性の金属またはセラミックス複合金属
材などの鋳造材を充填し、鋳型の外側から高周波加熱し
て溶融部位を移動させつつ鋳造材を溶融し、その後凝固
させるものであるから、溶融部位をコイルの移動により
制御しつつ鋳造できる。このため鋳造時の溶融・凝固の
過程をコイルの電流や移動速度、移動方向などにより制
御することができ、脱ガスあるいは組織の制御、例えば
一方向性組織、単結晶組織、微細組織等の結晶組織の制
御が可能になる(請求項1、2)。
【0024】特に金属粉末とセラミックス粉末とを充填
した時には狭い領域ごとに順に溶融させてゆくので溶融
金属中にセラミックス粉末が均質に混入する。このため
望ましい性質をもったセラミックス複合金属材料による
製品を能率良く作ることができる。また粉末をプレス成
形する必要もないので大型の製品の製作に適する。
した時には狭い領域ごとに順に溶融させてゆくので溶融
金属中にセラミックス粉末が均質に混入する。このため
望ましい性質をもったセラミックス複合金属材料による
製品を能率良く作ることができる。また粉末をプレス成
形する必要もないので大型の製品の製作に適する。
【0025】またコイルを一方向に移動させれば長尺の
鋳造物の製造に好適であり(請求項3)、この時鋳造材
を補充しながら行なえば製品の歩留まりは一層向上する
(請求項4、7)。ここに鋳造材は金属の燒結用粉末、
金属とセラミック粉末の燒結用粉末材とすることができ
る(請求項5、6)。さらに、高周波加熱を複数回繰り
返すことにより(請求項8)、製品の精度は一層向上で
きる。
鋳造物の製造に好適であり(請求項3)、この時鋳造材
を補充しながら行なえば製品の歩留まりは一層向上する
(請求項4、7)。ここに鋳造材は金属の燒結用粉末、
金属とセラミック粉末の燒結用粉末材とすることができ
る(請求項5、6)。さらに、高周波加熱を複数回繰り
返すことにより(請求項8)、製品の精度は一層向上で
きる。
【0026】略筒状の鋳込み空間を有する場合には、金
属を筒状に曲げて鋳込み空間に挿入したり(請求項9、
10)、複数の金属板や金属ブロックを用いることもで
きる。この高周波加熱中および凝固中に、鋳型および鋳
造材にHIP処理を施せば、製品の密度は一層上がり欠
陥のない高品質な製品を得ることができる(請求項1
1)。
属を筒状に曲げて鋳込み空間に挿入したり(請求項9、
10)、複数の金属板や金属ブロックを用いることもで
きる。この高周波加熱中および凝固中に、鋳型および鋳
造材にHIP処理を施せば、製品の密度は一層上がり欠
陥のない高品質な製品を得ることができる(請求項1
1)。
【図1】本発明の一実施例の側断面図
【図2】そのII−II線断面図
【図3】他の実施例の概念図
【図4】さらに他の実施例の概念図
10、60、70 鋳型 14、74 鋳込み空間 16 湯口部 18 押し湯部 20、58、76 鋳造材 22、62、78 高周波誘導コイル
Claims (11)
- 【請求項1】 非誘導性の鋳型内に、高周波誘導性の金
属からなる鋳造材を充填し、前記鋳型の外側から高周波
加熱して溶融部位を移動させつつ前記鋳造材を溶融し、
凝固させることを特徴とする精密鋳造方法。 - 【請求項2】 非誘導性の鋳型内に、高周波誘導性のセ
ラミックス複合金属材からなる鋳造材を充填し、前記鋳
型の外側から高周波加熱して溶融部位を移動させつつ前
記鋳造材を溶融し、凝固させることを特徴とする精密鋳
造方法。 - 【請求項3】 鋳型に対して高周波誘導コイルを一方向
に連続して移動させ、鋳造材の溶融部位を誘導コイルの
移動につれて移動させる請求項1または2の精密鋳造方
法。 - 【請求項4】 鋳型内に充填する鋳造材は流動性を有す
る粒状あるいは粉状である請求項1または2の精密鋳造
方法。 - 【請求項5】 鋳造材は鉄、ステンレス鋼の焼結用粉末
材料である請求項1の精密鋳造方法。 - 【請求項6】 鋳造材は、金属粉末にセラミック粉末を
混入した焼結用材料である請求項2の精密鋳造方法。 - 【請求項7】 高周波誘導コイル内を移動させつつ前記
鋳造材と同材質の粒体あるいは粉体を鋳型内に補充する
請求項1または2の精密鋳造方法。 - 【請求項8】 凝固した鋳造物を含む鋳型に、高周波誘
導による溶融と凝固とを複数回繰り返す請求項1または
2の精密鋳造方法 - 【請求項9】 鋳型は略筒状の鋳込み空間をもち、鋳造
材はこの鋳込み空間に上方から挿入された板状の金属あ
るいはセラミック複合金属である請求項1または2の精
密鋳造方法。 - 【請求項10】 鋳造材は鋳型の鋳込み空間にほぼ沿う
ように略筒状に曲げ加工されている請求項9の精密鋳造
方法。 - 【請求項11】 高周波誘導加熱による溶融中および凝
固中にHIP処理を施す請求項1〜10のいずれかの精
密鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3128222A JPH067916A (ja) | 1990-06-04 | 1991-05-02 | 精密鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-144380 | 1990-06-04 | ||
| JP14438090 | 1990-06-04 | ||
| JP3128222A JPH067916A (ja) | 1990-06-04 | 1991-05-02 | 精密鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067916A true JPH067916A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=26463948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3128222A Pending JPH067916A (ja) | 1990-06-04 | 1991-05-02 | 精密鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067916A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100252595B1 (ko) * | 1997-01-10 | 2000-04-15 | 배진원 | 자동문개폐장치 |
| WO2015015143A1 (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-05 | Castings Technology International Ltd | Applying heat to form a component |
| GB2523583A (en) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | Castings Technology Internat Ltd | Forming a composite component |
| EP2844410B1 (en) * | 2012-05-01 | 2022-06-29 | Raytheon Technologies Corporation | Metal powder casting |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP3128222A patent/JPH067916A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100252595B1 (ko) * | 1997-01-10 | 2000-04-15 | 배진원 | 자동문개폐장치 |
| EP2844410B1 (en) * | 2012-05-01 | 2022-06-29 | Raytheon Technologies Corporation | Metal powder casting |
| WO2015015143A1 (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-05 | Castings Technology International Ltd | Applying heat to form a component |
| GB2516990A (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-11 | Castings Technology Internat Ltd | Forming a metal component |
| GB2516991A (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-11 | Castings Technology Internat Ltd | Metal component forming |
| CN105492142A (zh) * | 2013-08-02 | 2016-04-13 | 卡斯丁技术国际有限公司 | 形成金属部件的方法 |
| GB2523583A (en) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | Castings Technology Internat Ltd | Forming a composite component |
| WO2015128597A1 (en) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | Castings Technology International Limited | Forming a composite component |
| GB2523583B (en) * | 2014-02-28 | 2016-09-14 | Castings Tech Int Ltd | Forming a composite component |
| CN106163698A (zh) * | 2014-02-28 | 2016-11-23 | 卡斯丁技术国际有限公司 | 形成复合组件 |
| JP2017512138A (ja) * | 2014-02-28 | 2017-05-18 | キャスティング テクノロジー インターナショナル リミテッドCastings Technology International Limited | 複合成分の形成 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110983262B (zh) | 一种铝钪合金靶材的制备方法 | |
| WO2015015143A1 (en) | Applying heat to form a component | |
| EP0583124A2 (en) | Process and apparatus for molding article | |
| CN107159887A (zh) | 一种基于微波吸收发热材料的成型方法 | |
| JP7043217B2 (ja) | 活性金属の鋳造方法 | |
| US4601877A (en) | Press sintering process for green compacts and apparatus therefor | |
| US6610230B2 (en) | Method of making mold using elongated metal elements | |
| JPH067916A (ja) | 精密鋳造方法 | |
| CN111112551B (zh) | 一种镁合金大尺寸铸件的成形方法 | |
| JPH06340937A (ja) | 成形方法および装置 | |
| JPS585749B2 (ja) | 純チタンまたはチタンを主成分とする合金からなるチタン鋳造品の鋳造方法 | |
| US20050167072A1 (en) | Apparatus and method for manufacturing metal mold using semisolid rapid tooling | |
| CN101490290A (zh) | 制造溅射靶的方法和所制造的靶产品 | |
| EP0457502A1 (en) | Method and apparatus for precision casting | |
| ES2329985T3 (es) | Reduccion del tamaño de las mazarotas y/o mejora de la calidad del metal en el vaciado por gravedad de productos conformados mediante arco electrico movil. | |
| JP2541312B2 (ja) | 精密鋳造方法及び精密鋳造装置 | |
| JPH1046211A (ja) | 中子を用いた加圧焼結法 | |
| US5623727A (en) | Method for manufacturing powder metallurgical tooling | |
| CN1209213C (zh) | 真空定向凝固制造铜铬触头材料的方法 | |
| US3996047A (en) | Method and mold for producing round rods by powder metallurgy | |
| KR102910305B1 (ko) | 유도 가변 전력 및 가변 주파수를 사용한 인몰드 대규모 강괴의 주조 제어 | |
| CN1208491C (zh) | 块体金属复合材料及其制备方法 | |
| JPS6250068A (ja) | 金属製筒・棒状素材の製造方法 | |
| EP0233478B1 (en) | Mold, method of producing mold and casting method | |
| JPH01281392A (ja) | 炉体 |