JPH0679789U - 軸方向に往復動するたて軸のシール装置 - Google Patents

軸方向に往復動するたて軸のシール装置

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JPH0679789U
JPH0679789U JP2745993U JP2745993U JPH0679789U JP H0679789 U JPH0679789 U JP H0679789U JP 2745993 U JP2745993 U JP 2745993U JP 2745993 U JP2745993 U JP 2745993U JP H0679789 U JPH0679789 U JP H0679789U
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seal
oil
oil seal
air
vertical shaft
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Application number
JP2745993U
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Inventor
明 鳥居
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Okuma Corp
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Okuma Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不織布製造機の垂直方向に往復動するニード
ルビーム案内軸のオイルシール寿命の延長を計り高速化
に対応可能とする。 【構成】 クランクボックス下面より垂直に突出する案
内筒1の円筒軸受2の下側に上部オイルシール5と下部
オイルシール8を設け、この二個のオイルシール間の空
気室4aに圧縮空気を供給し、下部オイルシールのリッ
プ部8aのシール効果を高め、上部オイルシールにノズ
ル17より空気を噴射してリップ5aを開いて微小隙間
を作り、この隙間より上方に流出する空気によりエアシ
ールを構成し、主排油口14外部へ流出する空気流によ
り排油空間13を経て降下する排油を機外部に排出す
る。フエルトリング9は下部オイルシールに最小限の潤
滑油を供給し、埃の侵入を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は低部に潤滑油が滞留している歯車箱等箱体の低部に下向きに突出する 案内筒に軸方向に往復動可能に支持されるたて軸の潤滑油のもれを防止するシー ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば不織布製造機の針板を上下動させるたて軸のシール構造に、実公 平4−5808号で公知の技術がある。このものは図2に示すようにクランクボ ックス101の油溜まり101aに溜められた潤滑油が軸受部を潤滑してたて軸 102を伝って降下するのを、一個のオイルシール103で阻止して排出口10 4より外部へ排出するようになっている。尚、105は空気導入口で布カバー1 06の内圧を高めて綿埃等の侵入を阻止するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた実公平4−5808号の降下する潤滑油を一個のオイルシ ールで阻止する方法は、寿命予測が難しく、油漏れが起きると製品が汚れて商品 価値がなくなるという致命的な問題を有し、これが機械の高速化を阻止する要因 という問題を有している。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、主たるシール寿命の向上とシール交換時期予測の容易な たて軸のシール装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案における軸方向に往復動するたて軸のシール 装置においては、低部に潤滑油が滞留している歯車箱等箱体の下面に下向きに突 出する案内筒に軸方向に往復動可能に支持されるたて軸のシール装置であって、 前記案内筒の円筒軸受の下側に設けられた上部オイルシール及び下部オイルシー ルと、前記往復動時のみ前記上部オイルシールと下部オイルシール間に供給され る圧縮空気により前記上部オイルシールのリップ部を開き前記たて軸外周との微 小隙間にエアシールを構成する手段と、該エアシールから排出される空気ととも に前記円筒軸受からの排油を外部へ排出する手段とを含んでなり、停止時のみ上 部のオイルシールが接触形シールとして機能するものである。
【0005】 また上部オイルシールと下部オイルシールの間に供給された圧縮空気により下 部オイルシールのリップ部が閉じるようにするための手段を設けたものとするこ ともできる。 また案内筒の下端に下部オイルシールのシール面への給油と埃の侵入を防止す るフエルトリングを設けたものとすることもできる。
【0006】
【作用】
運転中は上部オイルシールと下部オイルシール間に圧縮空気を送り込んで、下 部オイルシールのリップ部を圧縮空気により閉じ勝手にしてシール効果を高めて 空気の下側への流出を阻止し、殆どの空気を上部オイルシールに向けて噴出させ る。この噴出する空気により上部オイルシールのリップ部を開いて微小隙間を作 り、上向きに流出する空気によりエアシールを構成し、リップ部より流出した空 気を外部へ排出する流路の途中に開口する排油空間より降下する排油を空気流に 乗せて外部へ排出する。
【0007】
【実施例】
実施例について図1に基づいて説明する。 不織布製造機のクランクボックスの下面一体垂直に設けられた案内筒1に、円 筒軸受2を介して中空のニードルビーム案内軸3が、図示しないクランク軸の回 転により上下に往復動可能に支持されており、案内筒1の円筒軸受2の下側に本 考案のシール装置が組み込まれている。 案内筒1の下端の穴1aに下側より挿入嵌着される上部シールホルダ4の上側 に上部オイルシール5が組込まれており、上部オイルシール5は上部シールホル ダ4上端に固着の油切りガイド6により上下方向位置が規制され、油切りガイド 6は案内軸3外周との間に僅かな隙間aを有している。
【0008】 更に上部シールホルダ4には空気室4aとなる外周溝が刻設されており、この 空気室4aより下側の大径中心穴4bに下部シールホルダ7が嵌着されている。 この下部シールホルダ7の上側には下部オイルシール8が、また下側の大径中心 穴8aにフエルトリング9が挿入されており、フエルトリング9は蓋11により 軸方向位置が規制されている。10はフエルトリングに潤滑油を供給するための 給油口である。そして上部オイルシール5はリップ部5aを案内軸に押圧するば ねがなく、下部オイルシール8はばねを有しており、案内軸3にはシール装置の 上方の排油空間13を往復動する油切りリング12が設けられている。
【0009】 案内筒1下側のシール装置対応位置に排油空間13に連通する主排油口14が 穿設されており、更に案内筒1及び上部シールホルダ4を貫通して上部オイルシ ール5の外周部に達するシール排油口15が穿設されている。そして上部オイル シール5にはこのシール排油口に連通する油排出用の小穴が穿設されている。ま た案内筒1には上部シールホルダ4の空気室4aに圧縮空気を供給する空気口1 6が穿設されており、この空気口16より機械運転時のみ圧力空気が供給される ようになっている。そしてこの供給口16より空気室4aに送り込まれた圧縮空 気は、殆ど斜め上側を向くノズル17より噴出して上部オイルシール5のリップ 部5aに作用して微少隙間を作ってエアシールを構成し、大半は油切りガイド6 の隙間aを通って主排油口14から流出し、一部シール排出口より流出するよう になっている。
【0010】 更に上部シールホルダ4の空気室4a対応の小径中心穴は案内軸3との間に僅 かな隙間(b)を有し、内周面に空気室4cとなる内周溝が刻設されている。そ して二つの空気室4a,4cを連通する小穴と空気室4aと下部オイルシール7 の上方に開口する右下がりの斜め穴が穿設されており、斜め穴を通じて下部オイ ルシール8の上室に供給される圧縮空気は、空気室4a,4cがほぼ同圧のため シール部8aを案内軸3外周に押圧する空圧として作用し、小穴から空気室4c に供給される空気は隙間(b)を通って上部シール側へ流出するようになってい る。
【0011】 続いて本実施例の作用について説明する。 円筒軸受2に案内されて往復動するニードルビーム案内軸3は、ストロークS が40〜70mm,ストローク数1000〜2000回/分と高速なため、円筒 軸受部から流出する排油は殆どミスト化されているが、一部は案内軸2に設けら れている油切りリング12の外縁を伝って降下し、油切りガイド6の突起部より 外側に落ちる。クランク軸回転中は空気口16より一定圧Pの圧縮空気が空気室 4aに供給されており、空気室4aの圧縮空気は右下がり斜め穴を通って下部オ イルシールの上室に、また小穴を通って空気室4cに供給され、下部オイルシー ル8に供給圧Pが作用してリップ部を閉じ勝手に付勢し、下側への流出が阻止さ れているので、殆どの空気はノズル17から上部オイルシール5へ向けて噴出す る。
【0012】 そしてバックアップばねのないリップ部5aを押圧荷重を弱める方向に作用し てシール面に微小隙間を作り、上向きに流出してエアシールを構成する。このシ ール面から流出する空気流は、一部隙間aを通って主排油口14より排出され、 この間にミスト状の油又は油切りガイド6上に落下した油を外部へ誘導する。 フエルトリング9は給油口10より供給された潤滑油を保持して下部オイルシ ール8のシール面への最低の給油と埃の侵入を防止する。 クランク軸が停止すると圧縮空気の供給も停止され、上部オイルシール5のリ ップ部5aが弾性により案内軸3外周に密着してシール効果を発揮し、隙間aよ り徐々に上部オイルシール5上に落下した僅かな油はシール排油口15より排出 される。
【0013】 このように上部オイルシール5は運転中殆ど非接触の状態でエアシール効果を 発揮し、下部オイルシール8はリップ部の接触によりシール効果を得ているので 、下部オイルシール8の方が寿命が短いが、下部オイルシール8が損傷して油が 漏れ始めても、漏れ量が小さいうちはフエルトリング9がこれを吸収して潤滑油 として再利用するため直接製品上に落下することがないので、稼働中に緊急停止 してシール交換を行う必要はなく、作業の一区割の終わるのを待って取り換えれ ばよい。 また取換え作業は下部シールホルダを外せば容易に下部オイルシール8を取り 出すことができ簡単にシール交換ができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。 運転中上部オイルシールを非接触形のエアシールとして機能させるようにした ので、メインとなる上部シールの寿命が長くなりシール交換のための保守時間の 削減と機台の稼働率が向上する。 更に上部オイルシールと下部オイルシールとの二重構造にしたので一方のオイ ルシールの機能が低下しても直ちに油漏れに至らない。 また油漏れが発生してもフエルトリング部で貯蔵され潤滑油として利用するこ とができるので、フエルトリング部のオイル量を確認することによりオイルシー ルの劣化の程度を予知することができ、交換の時期を予定することができるので 稼働中に緊急停止してシール交換する不都合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のニードルビーム案内軸のシール装置
の断面図である。
【図2】従来の技術のニードルビーム案内軸のシール部
断面図である。
【符号の説明】
1 案内筒 2 円筒軸受 3 ニードルビーム案内軸 4 上部シールホ
ルダ 4a,4b 空気室 5 上部オイルシ
ール 7 下部シールホルダ 8 下部オイルシ
ール 9 フエルトリング 14 主排油口 15 シール排油口 16 空気口 17 ノズル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低部に潤滑油が滞留している歯車箱等箱
    体の下面に下向きに突出する案内筒に軸方向に往復動可
    能に支持されるたて軸のシール装置であって、前記案内
    筒の円筒軸受の下側に設けられた上部オイルシール及び
    下部オイルシールと、前記往復動時のみ前記上部オイル
    シールと下部オイルシール間に供給される圧縮空気によ
    り前記上部オイルシールのリップ部を開き前記たて軸外
    周との微小隙間にエアシールを構成する手段と、該エア
    シールから排出される空気とともに前記円筒軸受からの
    排油を外部へ排出する手段とを含んでなり、停止時のみ
    上部オイルシールが接触形シールとして機能することを
    特徴とする軸方向に往復動するたて軸のシール装置。
  2. 【請求項2】 上部オイルシールと下部オイルシールの
    間に供給された圧縮空気により下部オイルシールのリッ
    プ部が閉じるようにする手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の軸方向に往復動するたて軸のシール装
    置。
  3. 【請求項3】 案内筒の下端に下部オイルシールのシー
    ル面への給油と埃の侵入を防止するフエルトリングを設
    けたことを特徴とする請求項1及び2記載の軸方向に往
    復動するたて軸のシール装置。
JP2745993U 1993-04-26 1993-04-26 軸方向に往復動するたて軸のシール装置 Pending JPH0679789U (ja)

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JPH0679789U true JPH0679789U (ja) 1994-11-08

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JP2745993U Pending JPH0679789U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 軸方向に往復動するたて軸のシール装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145333A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 軸封構造、ポンプ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145333A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 軸封構造、ポンプ装置

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