JPH0680957A - 蓄熱材組成物 - Google Patents
蓄熱材組成物Info
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- JPH0680957A JPH0680957A JP27068892A JP27068892A JPH0680957A JP H0680957 A JPH0680957 A JP H0680957A JP 27068892 A JP27068892 A JP 27068892A JP 27068892 A JP27068892 A JP 27068892A JP H0680957 A JPH0680957 A JP H0680957A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室温付近に融解温度を有し潜熱量が大きく、
長期熱リサイクル性能の安定した蓄熱材を提供する。 【構成】 硫酸ナトリウム10水和塩と結晶水の異なる
他の硫酸ナトリウム水和塩と無水硫酸ナトリウムからな
り、硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比が9.46
〜6.5である蓄熱材。
長期熱リサイクル性能の安定した蓄熱材を提供する。 【構成】 硫酸ナトリウム10水和塩と結晶水の異なる
他の硫酸ナトリウム水和塩と無水硫酸ナトリウムからな
り、硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比が9.46
〜6.5である蓄熱材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潜熱蓄熱材に用いられ
ることの多い硫酸ナトリウム10水和塩および/または
硫酸ナトリウムの共晶塩を蓄熱材に用いるのに適するよ
うに改質する技術および蓄熱材組成部に関するものであ
る。
ることの多い硫酸ナトリウム10水和塩および/または
硫酸ナトリウムの共晶塩を蓄熱材に用いるのに適するよ
うに改質する技術および蓄熱材組成部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】硫酸ナトリウム10水和塩は安価で大量
に入手し易く、潜熱量も大きいので室温付近の潜熱蓄熱
材として一般的に用いられてきた。これまで硫酸ナトリ
ウム10水和塩系組成物において、硫酸ナトリウムに対
する水のモル比に関する発明は、硫酸ナトリウム10水
和塩100重量部に対して水130〜190重量部から
なる組成物(特開昭60−202183工業技術院
長)、硫酸ナトリウム10水和塩100重量部に対して
水35重量部を加えて硫酸ナトリウムの飽和水溶液とす
る(特公平1−15549四国化成工業)などがある。
何れの発明も、融点で硫酸ナトリウム10水和塩が自分
の結晶水に完全には溶解せず、無水硫酸ナトリウムと硫
酸ナトリウムの飽和溶液になるために、水を添加して無
水硫酸ナトリウムを完全に溶解させている。しかし硫酸
ナトリウム10水和塩は過冷却現象と相分離現象を起こ
し、実用化するために過冷却防止剤と相分離防止剤の開
発が行なわれてきた。過冷却防止剤としては、硼砂(N
a2B4O7・10H2O)、ケイ酸塩、氷晶石などが
相分離防止剤としては、かんなくず、おがくず、パル
プ、各種繊維素混合物、澱粉、アルギン酸、シリカゲ
ル、ケイ藻土、水溶性樹脂や高吸水性樹脂やなどが検討
されてきた。
に入手し易く、潜熱量も大きいので室温付近の潜熱蓄熱
材として一般的に用いられてきた。これまで硫酸ナトリ
ウム10水和塩系組成物において、硫酸ナトリウムに対
する水のモル比に関する発明は、硫酸ナトリウム10水
和塩100重量部に対して水130〜190重量部から
なる組成物(特開昭60−202183工業技術院
長)、硫酸ナトリウム10水和塩100重量部に対して
水35重量部を加えて硫酸ナトリウムの飽和水溶液とす
る(特公平1−15549四国化成工業)などがある。
何れの発明も、融点で硫酸ナトリウム10水和塩が自分
の結晶水に完全には溶解せず、無水硫酸ナトリウムと硫
酸ナトリウムの飽和溶液になるために、水を添加して無
水硫酸ナトリウムを完全に溶解させている。しかし硫酸
ナトリウム10水和塩は過冷却現象と相分離現象を起こ
し、実用化するために過冷却防止剤と相分離防止剤の開
発が行なわれてきた。過冷却防止剤としては、硼砂(N
a2B4O7・10H2O)、ケイ酸塩、氷晶石などが
相分離防止剤としては、かんなくず、おがくず、パル
プ、各種繊維素混合物、澱粉、アルギン酸、シリカゲ
ル、ケイ藻土、水溶性樹脂や高吸水性樹脂やなどが検討
されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】長期熱リサイクル安定
性を有する硫酸ナトリウム10水和塩系組成物が求めら
れている。
性を有する硫酸ナトリウム10水和塩系組成物が求めら
れている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 硫酸ナトリウム10水和塩と結晶水の異なる他
の硫酸ナトリウム水和塩と無水硫酸ナトリウムとからな
り、硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比が9.4〜
6.5である、蓄熱材組成物。 2. 結晶水の異なる他の硫酸ナトリウム塩が硫酸ナト
リウム7水和塩である1項に記載された蓄熱材組成物。 3. 凝固点調整剤として硫酸ナトリウム以外の他の無
機塩の一種以上を添加した、1項または2項に記載され
た蓄熱材組成物。 4. 過冷却防止剤として硼砂、ケイ酸塩、氷晶石から
選んだ1または2以上と、相分離防止剤としてCMC、
アタパルシャイ粘土、アクリル吸水性樹脂から選んだ1
または2以上を配合した、1項ないし3項のいずれか1
項に記載された蓄熱材組成物。」 に関する。
の硫酸ナトリウム水和塩と無水硫酸ナトリウムとからな
り、硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比が9.4〜
6.5である、蓄熱材組成物。 2. 結晶水の異なる他の硫酸ナトリウム塩が硫酸ナト
リウム7水和塩である1項に記載された蓄熱材組成物。 3. 凝固点調整剤として硫酸ナトリウム以外の他の無
機塩の一種以上を添加した、1項または2項に記載され
た蓄熱材組成物。 4. 過冷却防止剤として硼砂、ケイ酸塩、氷晶石から
選んだ1または2以上と、相分離防止剤としてCMC、
アタパルシャイ粘土、アクリル吸水性樹脂から選んだ1
または2以上を配合した、1項ないし3項のいずれか1
項に記載された蓄熱材組成物。」 に関する。
【0005】本発明者らは室温用や冷房用に適した室温
付近に融解温度を有し潜熱量が大きく長期熱安定性に優
れた蓄熱材組成物を開発すべく鋭意検討した結果、硫酸
ナトリウム10水和塩(Na2SO4・10H2O)に
無水硫酸ナトリウム(Na2SO4)を添加して無水硫
酸ナトリウムに対する水のモル比が9.4〜6.5であ
ることを特徴とする組成物が長期凝固・融解リサイクル
に対して安定であることを見出した。 また、凝固点調
整剤として塩化アンモニウム、臭化アンモニウム、塩化
ナトリウムなどの他の一種以上の無機塩を含有してもよ
く、硼砂、ケイ酸塩、氷晶石など硫酸ナトリウム系組成
物に通常用いられる過冷却防止剤を添加してもよく、か
んなくず、おがくず、パルプ、各種繊維混合物、澱粉、
アルギン酸、シリカゲル、ケイ藻土、水溶性樹脂や架橋
ポリアクリル酸塩、澱粉のグラフト重合物、セルロース
のグラフト重合物、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共
重合体の部分ケン化物、架橋ポリビニルアルコール、架
橋ポリエチレンオキサイドなどの高吸水性樹脂など相分
離防止剤を添加しても良い。
付近に融解温度を有し潜熱量が大きく長期熱安定性に優
れた蓄熱材組成物を開発すべく鋭意検討した結果、硫酸
ナトリウム10水和塩(Na2SO4・10H2O)に
無水硫酸ナトリウム(Na2SO4)を添加して無水硫
酸ナトリウムに対する水のモル比が9.4〜6.5であ
ることを特徴とする組成物が長期凝固・融解リサイクル
に対して安定であることを見出した。 また、凝固点調
整剤として塩化アンモニウム、臭化アンモニウム、塩化
ナトリウムなどの他の一種以上の無機塩を含有してもよ
く、硼砂、ケイ酸塩、氷晶石など硫酸ナトリウム系組成
物に通常用いられる過冷却防止剤を添加してもよく、か
んなくず、おがくず、パルプ、各種繊維混合物、澱粉、
アルギン酸、シリカゲル、ケイ藻土、水溶性樹脂や架橋
ポリアクリル酸塩、澱粉のグラフト重合物、セルロース
のグラフト重合物、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共
重合体の部分ケン化物、架橋ポリビニルアルコール、架
橋ポリエチレンオキサイドなどの高吸水性樹脂など相分
離防止剤を添加しても良い。
【0006】
【作用】本発明は、カプセル型と呼ばれる蓄熱システム
での運用を前提としている。実用化するにあたって相分
離の防止と長期熱リサイクル性能の安定化が必要であ
る。冷房期間は3カ月/年として1年に約100回の蓄
熱放熱を繰り返す。蓄熱システム設置後10年間はメン
テナンスフリーとするためには、最低1000回の熱サ
イクルを経ても初期性能を維持することが必要である。
そこで本発明は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が
9.4〜6.5である組成物は、余剰の水が系に存在し
ないため相分離が起こりにくく、長期熱リサイクルにお
いて安定した性能を示すことを見出した。
での運用を前提としている。実用化するにあたって相分
離の防止と長期熱リサイクル性能の安定化が必要であ
る。冷房期間は3カ月/年として1年に約100回の蓄
熱放熱を繰り返す。蓄熱システム設置後10年間はメン
テナンスフリーとするためには、最低1000回の熱サ
イクルを経ても初期性能を維持することが必要である。
そこで本発明は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が
9.4〜6.5である組成物は、余剰の水が系に存在し
ないため相分離が起こりにくく、長期熱リサイクルにお
いて安定した性能を示すことを見出した。
【0007】本発明は、相分離の防止と長期熱リサイク
ル性能の向上を目的に検討を進めてきた結果、硫酸ナト
リウムに対する水のモル比を9.4〜6.5に調整する
ことで凝固・融解リサイクルにおける余剰の水がなくな
り、繰り返し性能が安定することを見出した。硫酸ナト
リウムは10水和塩が最も安定であるが、凝固・融解を
繰り返す不安定な状態では準安定な7水和塩が多く存在
し、余剰の水が存在していると考えられる。ただし、1
0水和塩が全く存在しないわけではなく、硫酸ナトリウ
ムの無水物、7水和塩および10水和物の存在比を決定
する事は非常に困難である。しかしながら本発明者の研
究によると、硫酸ナトリウム無水物、7水和塩、10水
和塩が存在することは確かめられており、本発明者はこ
のような組成物であるので硫酸ナトリウムに対する結晶
水のモル比が9.4〜6.5に調整されると凝固、融解
リサイクルにおける余剰の水の発生がなく、繰り返し性
能が安定すると考える。
ル性能の向上を目的に検討を進めてきた結果、硫酸ナト
リウムに対する水のモル比を9.4〜6.5に調整する
ことで凝固・融解リサイクルにおける余剰の水がなくな
り、繰り返し性能が安定することを見出した。硫酸ナト
リウムは10水和塩が最も安定であるが、凝固・融解を
繰り返す不安定な状態では準安定な7水和塩が多く存在
し、余剰の水が存在していると考えられる。ただし、1
0水和塩が全く存在しないわけではなく、硫酸ナトリウ
ムの無水物、7水和塩および10水和物の存在比を決定
する事は非常に困難である。しかしながら本発明者の研
究によると、硫酸ナトリウム無水物、7水和塩、10水
和塩が存在することは確かめられており、本発明者はこ
のような組成物であるので硫酸ナトリウムに対する結晶
水のモル比が9.4〜6.5に調整されると凝固、融解
リサイクルにおける余剰の水の発生がなく、繰り返し性
能が安定すると考える。
【0008】7水和物の存在比を決定することは困難だ
が、硫酸ナトリウムに対する水のモル比を9.4〜6.
5に調整することで系の余剰の水の発生が無くなり、相
分離を起こしにくくなり、また余剰の水の発生がなくな
ることで融解パターンがシャープになることがわかっ
た。硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比は9.4よ
り大きいと10水和塩と変わりなく、6.5より小さい
と硫酸ナトリウムの無水物が析出する。好ましくは、
9.0〜7.0モル、より好ましくは、8.5〜7.5
モルが良い結果を与える。
が、硫酸ナトリウムに対する水のモル比を9.4〜6.
5に調整することで系の余剰の水の発生が無くなり、相
分離を起こしにくくなり、また余剰の水の発生がなくな
ることで融解パターンがシャープになることがわかっ
た。硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比は9.4よ
り大きいと10水和塩と変わりなく、6.5より小さい
と硫酸ナトリウムの無水物が析出する。好ましくは、
9.0〜7.0モル、より好ましくは、8.5〜7.5
モルが良い結果を与える。
【0009】また、硫酸ナトリウムの水に対するモル比
が9.4〜6.5である組成物を得る方法として、無水
硫酸ナトリウムに水を加えたり、や硫酸ナトリウム10
水和塩、無水硫酸ナトリウムおよび水の混合物を形成す
ることによる方法など、その作製方法に制限はない。
が9.4〜6.5である組成物を得る方法として、無水
硫酸ナトリウムに水を加えたり、や硫酸ナトリウム10
水和塩、無水硫酸ナトリウムおよび水の混合物を形成す
ることによる方法など、その作製方法に制限はない。
【0010】
実施例1〜3 無水硫酸ナトリウム、凝固点調整剤として塩化アンモニ
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
夫々37.4−10−5−5−42.6重量%、39.
2−10−5−5−40.8重量%および42.4−1
0−5−5−37.6重量%となるように調製し、過冷
却防止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重
量部に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリ
ル吸水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式
会社製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対し
て1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施
例1〜3は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、
8および7である。調製後、DSCにて−50〜50℃
の温度範囲で潜熱量を測定した。この組成物は、9〜1
1℃に蓄熱温度を有する蓄熱材であり、10℃付近と−
30℃付近に潜熱ピークが存在する。−30℃付近の潜
熱ピークは水と塩化ナトリウムなどの塩との共晶物で、
本組成物にとっては不必要な成分であり少い方がよい。
測定結果を表1に示す。モル比が小さくなるにつれ−3
0℃の潜熱量は減少している。10℃付近の潜熱量はモ
ル比8付近で最大となることが判った。
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
夫々37.4−10−5−5−42.6重量%、39.
2−10−5−5−40.8重量%および42.4−1
0−5−5−37.6重量%となるように調製し、過冷
却防止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重
量部に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリ
ル吸水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式
会社製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対し
て1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施
例1〜3は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、
8および7である。調製後、DSCにて−50〜50℃
の温度範囲で潜熱量を測定した。この組成物は、9〜1
1℃に蓄熱温度を有する蓄熱材であり、10℃付近と−
30℃付近に潜熱ピークが存在する。−30℃付近の潜
熱ピークは水と塩化ナトリウムなどの塩との共晶物で、
本組成物にとっては不必要な成分であり少い方がよい。
測定結果を表1に示す。モル比が小さくなるにつれ−3
0℃の潜熱量は減少している。10℃付近の潜熱量はモ
ル比8付近で最大となることが判った。
【0011】比較例1〜3 無水硫酸ナトリウム、凝固転調製剤として塩化アンモニ
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
33.2−10−5−5−46.8重量%、35.2−
10−5−5−44.8重量%および48.3−10−
5−5−31.7重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
3は調合後しばらくすると組成物中の水量が少なすぎる
ため結晶が析出し始めた。比較例1〜3は、硫酸ナトリ
ウムに対する水のモル比が11、10および9である。
実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定した。測定結
果を表1に示す。
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
33.2−10−5−5−46.8重量%、35.2−
10−5−5−44.8重量%および48.3−10−
5−5−31.7重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
3は調合後しばらくすると組成物中の水量が少なすぎる
ため結晶が析出し始めた。比較例1〜3は、硫酸ナトリ
ウムに対する水のモル比が11、10および9である。
実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定した。測定結
果を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】実施例4〜6 無水硫酸ナトリウム、凝固転調製剤として塩化アンモニ
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
37.4−5−10−5−42.6重量%、39.2−
5−10−5−40.8重量%および42.4−5−1
0−5−37.6重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施例
4〜6は硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、8お
よび7である。本組成物は7〜9℃に蓄熱温度を有する
蓄熱材であり、9℃付近と−30℃付近に潜熱ピークが
存在する。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定し
た。測定結果を表2に示す。モル比が減少するに従い、
−30℃の潜熱量は減少し、9℃付近の潜熱量は8モル
付近で最大となることが判った。
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
37.4−5−10−5−42.6重量%、39.2−
5−10−5−40.8重量%および42.4−5−1
0−5−37.6重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施例
4〜6は硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、8お
よび7である。本組成物は7〜9℃に蓄熱温度を有する
蓄熱材であり、9℃付近と−30℃付近に潜熱ピークが
存在する。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定し
た。測定結果を表2に示す。モル比が減少するに従い、
−30℃の潜熱量は減少し、9℃付近の潜熱量は8モル
付近で最大となることが判った。
【0014】比較例4〜6 無水硫酸ナトリウム、凝固転調製剤として塩化アンモニ
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
33.2−5−10−5−46.8重量%、35.2−
5−10−5−44.8重量%および48.3−5−1
0−5−31.7重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
6は調合後しばらくすると結晶が析出し始めた。比較例
4〜6は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が11、
10、6である。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を
測定した。測定結果を表2に示す。
ウム、臭化アンモニウム、塩化ナトリウムおよび水を、
33.2−5−10−5−46.8重量%、35.2−
5−10−5−44.8重量%および48.3−5−1
0−5−31.7重量%となるように調製し、過冷却防
止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部
に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸
水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社
製)を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して
1.5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
6は調合後しばらくすると結晶が析出し始めた。比較例
4〜6は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が11、
10、6である。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を
測定した。測定結果を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】実施例7〜9 硫酸ナトリウム10水和塩、無水硫酸ナトリウムおよび
凝固転調製剤として塩化ナトリウム85.9−4.1−
10重量%、81.2−8.8−10重量%および76
−14−10重量%となるように調製し、過冷却防止剤
として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対
して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸水性
樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社製)
を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して1.5
重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施例7〜9
は硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、8および7
である。本組成物は18〜20℃に蓄熱温度を有する蓄
熱材であり、DSCにて潜熱量を測定した。測定結果を
表1に示す。
凝固転調製剤として塩化ナトリウム85.9−4.1−
10重量%、81.2−8.8−10重量%および76
−14−10重量%となるように調製し、過冷却防止剤
として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対
して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル吸水性
樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会社製)
を硫酸ナトリウム系水和物100重量部に対して1.5
重量部添加してミキサーで撹拌調合した。実施例7〜9
は硫酸ナトリウムに対する水のモル比が9、8および7
である。本組成物は18〜20℃に蓄熱温度を有する蓄
熱材であり、DSCにて潜熱量を測定した。測定結果を
表1に示す。
【0017】
【表3】
【0018】比較例7、8 硫酸ナトリウム10水和塩、凝固転調製剤として塩化ナ
トリウムおよび水を、85.5−10−4.5重量%お
よび90ー10−0重量%となるように調製し、過冷却
防止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量
部に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル
吸水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会
社製)を硫酸ナトリウム系水和物10O重量部に対して
1・5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
7、8は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が11、
10である。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定
した。比較例5、6ともに融解温度範囲が15〜27℃
と広くなり、蓄熱材として不適当な組成物であった。1
8〜20℃の潜熱量の測定出来ず。
トリウムおよび水を、85.5−10−4.5重量%お
よび90ー10−0重量%となるように調製し、過冷却
防止剤として硼砂を硫酸ナトリウム系水和物100重量
部に対して1.5重量部、相分離防止剤としてアクリル
吸水性樹脂(サンウエットM−1000三洋化成株式会
社製)を硫酸ナトリウム系水和物10O重量部に対して
1・5重量部添加してミキサーで撹拌調合した。比較例
7、8は、硫酸ナトリウムに対する水のモル比が11、
10である。実施例1と同様にDSCにて潜熱量を測定
した。比較例5、6ともに融解温度範囲が15〜27℃
と広くなり、蓄熱材として不適当な組成物であった。1
8〜20℃の潜熱量の測定出来ず。
【0019】
【発明の効果】本発明の蓄熱材は鋭敏な融解パターンを
示し凝固、融解を繰り返しても初期の安定性を維持する
ことが出来る優れた蓄熱性を奏する。
示し凝固、融解を繰り返しても初期の安定性を維持する
ことが出来る優れた蓄熱性を奏する。
Claims (4)
- 【請求項1】 硫酸ナトリウム10水和塩と結晶水の異
なる他の硫酸ナトリウム水和塩と無水硫酸ナトリウムと
からなり、硫酸ナトリウムに対する結晶水のモル比が
9.4〜6.5である、蓄熱材組成物。 - 【請求項2】 結晶水の異なる他の硫酸ナトリウム塩が
硫酸ナトリウム7水和塩である請求項1に記載された蓄
熱材組成物。 - 【請求項3】 凝固点調整剤として硫酸ナトリウム以外
の他の無機塩の一種以上を添加した、請求項1または2
に記載された蓄熱材組成物。 - 【請求項4】 過冷却防止剤として硼砂、ケイ酸塩、氷
晶石から選んだ1または2以上と、相分離防止剤として
CMC、アタパルシャイ粘土、アクリル吸水性樹脂から
選んだ1または2以上を配合した、請求項1ないし3の
いずれか1項に記載された蓄熱材組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27068892A JPH0680957A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 蓄熱材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27068892A JPH0680957A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 蓄熱材組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680957A true JPH0680957A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17489572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27068892A Pending JPH0680957A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 蓄熱材組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680957A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018110592A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | Ntn株式会社 | 回転センサ付き転がり軸受 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP27068892A patent/JPH0680957A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018110592A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | Ntn株式会社 | 回転センサ付き転がり軸受 |
| US10883543B2 (en) | 2016-12-14 | 2021-01-05 | Ntn Corporation | Rolling bearing with rotation sensor |
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