JPH068097U - ベルト巻取装置 - Google Patents
ベルト巻取装置Info
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- JPH068097U JPH068097U JP4652892U JP4652892U JPH068097U JP H068097 U JPH068097 U JP H068097U JP 4652892 U JP4652892 U JP 4652892U JP 4652892 U JP4652892 U JP 4652892U JP H068097 U JPH068097 U JP H068097U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フックをトノカバー等の被係止体から離脱さ
せた場合等に、ベルトが急速に巻き取られることを防止
することができるベルト巻取装置を得る。 【構成】 ぜんまいばね38の付勢力でベルト巻取回転
方向へ付勢された回転ドラム44には、ロックギヤ60
が一体形成されており、このロックギヤ60の歯部60
Aと対向する位置にはロックレバー66が配設されてい
る。ベルト54に張力が作用している場合にはロックレ
バー66の張力感知部66Bがベルト54で押し上げら
れるが、ベルト54の張力が解消されるとねじりコイル
バネ72の付勢力でロックレバー66が回転して係合部
66Aが歯部60Aに係合する。従って、回転ドラム4
4のベルト巻取方向回転がロックされ、回転ドラム44
が急速にベルト巻取方向へ回転することがなくなる。
せた場合等に、ベルトが急速に巻き取られることを防止
することができるベルト巻取装置を得る。 【構成】 ぜんまいばね38の付勢力でベルト巻取回転
方向へ付勢された回転ドラム44には、ロックギヤ60
が一体形成されており、このロックギヤ60の歯部60
Aと対向する位置にはロックレバー66が配設されてい
る。ベルト54に張力が作用している場合にはロックレ
バー66の張力感知部66Bがベルト54で押し上げら
れるが、ベルト54の張力が解消されるとねじりコイル
バネ72の付勢力でロックレバー66が回転して係合部
66Aが歯部60Aに係合する。従って、回転ドラム4
4のベルト巻取方向回転がロックされ、回転ドラム44
が急速にベルト巻取方向へ回転することがなくなる。
Description
【0001】
本考案は、長尺状のベルトを付勢手段の付勢力で回転ドラムに層状に巻取るベ ルト巻取装置に係り、特に車両のトノカバーとの関係で用いられるのが好適なベ ルト巻取装置に関する。
【0002】
従来から、荷物室の荷物を隠蔽する目的で用いられるトノカバーを備えた車両 がある。例えば、所謂ステーションワゴンタイプの車両の後部座席の裏面側に、 トノカバーは巻取状態で配設されており、必要に応じて引き出され先端部がハッ チバック付近にあるフックに係止されて用いられるようになっている。
【0003】 また、最近では、比較的大きなリヤガラスを嵌め込んだバックドアを備えた所 謂クーペタイプの車両においても、同様の目的からトノカバーを設けることが考 えられている。さらに、この場合において、操作性の向上の観点から、バックド アの開閉と共にこれに追従してトノカバーも開閉させることが考えられている。 この場合、バックドアのヒンジの位置とトノカバーのヒンジの位置とが一致せず ずれているため、開閉に伴うバックドアの先端部とトノカバーの先端部との差を 吸収するべくベルト巻取装置を配設することが考えられている。
【0004】 ベルト巻取装置によって前記差を吸収させる場合、巻取装置のベルトの先端部 にフックを設けておき、このフックをトノカバーの先端部に設けた被係止具に係 止させることにより達成することができる。これにより、トノカバーには、常に 巻取装置のぜんまいばねの付勢力が作用し所定の張力が付与されていると共に、 バックドアの開閉に伴ってバックドアの先端部とトノカバーの先端部との差が変 化した場合にはベルト巻取装置からベルトが必要なだけ引き出されてその差を吸 収することができる。
【0005】
しかしながら、上述した構造を採用する場合、トノカバーはある程度の重量を 有しているため、付勢手段のトルクも強くなる。このため、乗員がフックをトノ カバーの被係止具から外し急速にベルトが巻き取られようとした際に、乗員の手 からフックが抜け落ちてベルト及びフックが踊るおそれがある。なお、バックド アの開状態、つまりトノカバーも開状態とされているときに、乗員もしくは取り 出した荷物がベルトに不用意に触れる等して、フックがトノカバーから外れた場 合においても同様のおそれがある。
【0006】 本考案は上記事実を考慮し、フックをトノカバー等の被係止体から離脱させた 場合等に、ベルトが急速に巻き取られることを防止することができるベルト巻取 装置を得ることが目的である。
【0007】
本考案に係るベルト巻取装置は、被係止体に係止可能とされたフックが先端部 に取り付けられた長尺状のベルトと、ケースに軸支され、前記ベルトを層状に巻 取る回転ドラムと、この回転ドラムをベルト巻取回転方向へ付勢する付勢手段と 、ベルト張力作用時には非作動状態とされ、ベルト張力解消時には作動状態とさ れるロック手段と、を有し、前記ロック手段の作動状態では、前記回転ドラムの ベルト巻取方向回転を阻止または減速回転させることを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、ベルト張力作用時、例えばフックを被係止体に係止させる べくベルトを付勢手段の付勢力に抗して回転ドラムから引き出した場合、もしく はフックが被係止体に係止された状態を維持している場合には、ロック手段は非 作動状態とされる。このため、回転ドラムがベルト巻取方向回転を阻止または減 速回転させることはない。
【0009】 一方、ベルト張力解消時、例えば乗員がフックを被係止体から外した際乗員の 手からフックが抜け落ちた場合には、ロック手段が作動状態とされる。このため 、回転ドラムのベルト巻取方向回転が阻止または減速回転される。これにより、 回転ドラムが付勢手段の付勢力により急速に回転して、ベルト及びフックが踊る といったことが防止される。従って、フックが例えば乗員の体に当たることを防 止することができる。
【0010】 なお、被係止体の一例としては、車両の荷物室に置かれた荷物を隠蔽するため のトノカバーが考えられる。
【0011】
以下に、本考案の第1実施例に係るベルト巻取装置を図1〜図5を用いて説明 する。
【0012】 図5に示されるように、車両10はバックドアヒンジ12を回転中心として開 閉可能なバックドア14を備えており、その内部空間が荷物室16とされている 。なお、バックドア14の中央部には、比較的広面積なリヤガラス18が嵌め込 まれている。
【0013】 また、荷物室16の両側部における上端かつ車両前方側にはトノカバーヒンジ 20が設けられている。このトノカバーヒンジ20を回転中心として布状かつ矩 形状の被係止体としてのトノカバー22が回動可能に配設されている。なお、こ のトノカバー22自体は、巻取格納されるタイプではない。
【0014】 また、トノカバー22の先端部(車両後方側の端部)22Aには、その両サイ ドに各々係止具24が取り付けられている。この係止具24は、軸芯をコ字形に 屈曲させたループ26の両端部をステー28を介してトノカバー22に取り付け て成るものである。
【0015】 上述したバックドアヒンジ12が設けられた位置とトノカバーヒンジ20が設 けられた位置とは、所定のギャップが設けられている。このギャップがあるため に、バックドア14の後端部両サイドには、各々ベルト巻取装置30が配設され ている。
【0016】 このことを図4を用いて、以下に簡単に説明する。 図4にはバックドア14及びトノカバー22が模式的に示されており、バック ドア14のバックドアヒンジ12とトノカバー22のトノカバーヒンジ20との 間には、所定のギャップPが設けられている。そして、バックドア14の全閉状 態ではバックドア14の先端部14Aとトノカバー22の先端部22Aとの間の 距離Qは、ほぼゼロに等しい。しかしながら、バックドア14が全開状態に近づ くにつれてバックドア14の先端部14Aとトノカバー22の先端部22Aとの 間の距離が徐々に増加していき、バックドア14の開度θに対してはQ’(>Q )である。このため、この差(Q’−Q)を吸収するべく、ベルト巻取装置30 が設けられており、以下にその構造について詳細に説明する。
【0017】 図1に示されるように、ベルト巻取装置30は、箱状のケース32及びこれに 嵌着される箱状のカバー34を備えており、両者が嵌合された状態でケース32 のフランジ36を介してバックドア14の後端両サイドに取り付けられるように なっている。
【0018】 このケース32内には所定トルクのぜんまいばね38が配設されており、その 外端38Aはケース32の内側面に形成された係止部40のスリット42に係止 されるようになっている。また、ぜんまいばね38の内端38Bは、後述する回 転ドラム44の支軸48に設けられたスリット50に係止されるようになってい る。従って、ぜんまいばね38は、回転ドラム44をベルト巻取回転方向(図2 、図3の矢印A方向)へ付勢している。
【0019】 回転ドラム44は、ドラム本体46及びその軸芯部に形成された支軸48から 成る。支軸48は、軸方向先端部が絞られており、ケース32の底壁中央に形成 された軸支孔52へ軸支されるようになっている。また、回転ドラム44のドラ ム本体46は二枚の円板形状の支持板46A、46Bを備えており、これらの支 持板46A、46B間にベルト54が層状に巻き取られるようになっている。ベ ルト54は長尺状とされており、その先端部には略C字形のフック56が回動自 在に取り付けられている。また、ベルト54は、ケース32の側壁下部に形成さ れたスリット58内を移動するようになっている。
【0020】 また、ドラム本体46の一方の支持板46Bには、同軸上にロックギヤ60が 一体形成されている。このロックギヤ60の軸芯部にも、回転ドラム44と同軸 上の円孔62が形成されており、カバー34の底壁中央から立設された軸支ピン 64の先端絞り部64Aが嵌入されるようになっている。なお、軸支ピン64の 先端絞り部64Aと基部64Bとの径寸法を異ならせることにより段差を形成し 、この段差によって組付時の位置決めをなすようになっている。
【0021】 上述したロックギヤ60の下方側には、く字形のロックレバー66が配置され ている。ロックレバー66は、係合部66A、張力感知部66B及び支軸部66 Cから成る。支軸部66Cの軸方向の一方の端部は、カバー34の底壁下部から 立設された円筒支持部68に嵌入されるようになっている。また、支軸部66C の軸方向の他方の端部は、ケース32の底壁下部に形成された小孔70へ軸支さ れるようになっている。張力感知部66Bは、ベルト54上に配置されており、 通常はベルト54と干渉している。また、係合部66Aは、ロックギヤ60の歯 部60Aと対向して配置されており、所定のタイミングで係合するようになって いる。ロックレバー66の係合部66Aがロックギヤ60の歯部60Aに係合し た状態では、ロックギヤ60のベルト巻取方向回転が阻止される。
【0022】 また、ロックレバー66の軸方向の一方の端部には、ねじりコイルバネ72が 巻装されている。ねじりコイルバネ72の一方の端部72Aはロックレバー66 の係合部66Aから立設されたピン74に係止されており、また他方の端部72 Bはカバー34の底壁下部から立設された図示しないピンに係止されている。こ のため、ねじりコイルバネ72は、ロックレバー66の係合部66Aがロックギ ヤ60の歯部に係合する方向(図2、図3の矢印B方向)へ付勢している。なお 、上述したロックギヤ60、ロックレバー66、及びねじりコイルバネ72が、 本考案におけるロック手段に相当する。
【0023】 以下に、本実施例の作用を説明する。 通常の使用状態においては、フック56がトノカバー22の先端部22Aのル ープ26に係止されている。そして、バックドア14が閉止された状態(図4の 実線図示状態)にあるので、ベルト54はベルト巻取装置30に最大限巻き取ら れた状態にある。このため、トノカバー22は、ぜんまいばね38による所定の 張力の下で展長状態を維持する。従って、トノカバー22の下にある荷物はトノ カバー22によって隠蔽され、バックドア14に配設されたリヤガラス18が比 較的大きくても外方から見えることはない。
【0024】 この状態から乗員が荷物を降ろす等のため、バックドア14を開放状態(図4 の二点鎖線図示状態)にすると、これに伴い、バックドア14の先端部14Aと トノカバー22の先端部22Aとの間のギャップがQからQ’へと変化する。こ のため、ベルト54がベルト巻取装置30から引き出される。従って、ギャップ が変化した場合においても、トノカバー22にはぜんまいばねによる所定の張力 が作用するので良好な展長状態を維持する。なお、バックドア14の開度θが増 加するにつれて、ベルト54が引き出されるのでぜんまいばね38による付勢力 が蓄積され、バックドア14が全開状態となったときのトノカバー22のループ 26とベルト54の先端部のフック56との係止状態が確実になる。
【0025】 図2に示されるように、上述したバックドア14の開閉動作時にはベルト54 にぜんまいばね38による張力が作用しているので、ロックレバー66の張力感 知部66Bがベルト54と干渉する。このため、ロックレバー66は、ねじりコ イルバネ72の付勢力に抗して図2の矢印B方向と反対方向へ支軸部66C回り に所定角度回動した状態にある。従って、ロックレバー66の係合部66Aは、 ロックギヤ60の歯部60Aから離間した状態(非係合状態)を維持する。この ため、回転ドラム44の巻取方向回転が阻止されることはない。
【0026】 次に、バックドア14の開状態で、乗員がフック56をトノカバー22のルー プ26から外した場合、ベルト54は蓄積されたぜんまいばね38の付勢力によ り急速に回転ドラム44に巻き取られようとする。この際、乗員の手から滑る等 してフック56が離れてしまうことがあり、この場合の作動について以下に説明 する。
【0027】 乗員の手からフック56が離れると、それと同時にベルト54の張力が解消さ れる。このため、図3に示されるように、ロックレバー66がねじりコイルバネ 72の付勢力によって図3の矢印B方向へと支軸部66C回りに回動される。従 って、ロックレバー66は二点鎖線から実線で示される状態になり、係合部66 Aがロックギヤ60の歯部60Aに係合する。このため、回転ドラム44のベル ト巻取方向回転が阻止される。この結果、ベルト54及びフック56が踊りなが ら回転ドラム44に巻き取られていくことが防止される。
【0028】 なお、回転ドラム44のロック後、再びベルト54を巻き取らせる場合には、 乗員がフック56を把持し直して若干ベルト54を引き出しロック状態を解除さ せた後、フック56を把持した状態を維持しながらベルト54を巻き取らせるよ うにすれば、ベルト54を回転ドラム44に良好に巻取らせることができる。
【0029】 このように本実施例では、ベルト54が弛んだ状態をロックレバー66で感知 して、瞬時にロックギヤ60(回転ドラム44)のベルト巻取方向回転を阻止す るようにしたので、ベルト54及びフック56が踊りながら巻き取られるのを防 止することができる。従って、乗員にフック56が当たることも防止することが できる。
【0030】 次に、本考案の第2実施例を図6〜図8を用いて説明する。 なお、第1実施例と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省 略する。
【0031】 図6に示されるように、この実施例では、回転ドラム44のベルト巻取方向回 転を阻止するのではなく、減速回転させる点に特徴がある。
【0032】 回転ドラム44の支軸48は、一方の支持板46B側に突出形成されており、 この部分にねじりコイルバネ76が巻装されている。
【0033】 ねじりコイルバネ76は、コイル部76A、このコイル部76Aから互いに離 反する半径方向へ突出された一方の端部76B及び他方の端部76Cから成る。 ねじりコイルバネ76のコイル部76Aは、回転ドラム44の支軸48の突出端 部48Aにゆとりをもって巻装されている。ねじりコイルバネ76の一方の端部 76Bは、カバー34の底壁中央側部から立設された円筒状の突起78に挿入係 止されている。また、ねじりコイルバネ76の他方の端部76Cは、ロックレバ ー80のアーム部80Aに形成された小孔82に係止されている。このため、ね じりコイルバネ72は、ロックレバー80をその支軸部80C回りに図7、図8 の矢印C方向へ付勢している。なお、上述したねじりコイルバネ76及びロック レバー80が、本考案におけるロック手段に相当する。
【0034】 上記構成によれば、基本的な作動は第1実施例と同様であるので省略するが、 ベルト54を回転ドラム44から引き出している等(バックドア14の開放時等 )の場合には、ロックレバー80の張力感知部80Bがベルト54に押されて図 7に示されるように矢印C方向と反対方向へ若干回動した状態にある。このため 、ねじりコイルバネ76のコイル部76Aはゆとりをもって回転ドラム44の支 軸48回りに巻装された状態にある。ところが、フック56が乗員の手から放れ てしまった等のときには、ベルト54が弛み、張力が解消されるので、ロックレ バー80がねじりコイルバネ76の付勢力により図8の矢印C方向へと支軸部8 0C回りに回動すると共にねじりコイルバネ76が復元する。これにより、ねじ りコイルバネ76のコイル部76Aが締まり、回転ドラム44の支軸48を締め 付ける。これにより、回転ドラム44のベルト巻取方向回転に抵抗が付与される ので、回転ドラム44が減速回転することになる。
【0035】 従って、上述した第1実施例と同様にベルト54及びフック56が踊ることを 防止することができるという効果が得られる。また、この実施例による場合、回 転ドラム44のベルト巻取方向回転が阻止されるのではなく、減速回転する構成 であるので、再度乗員がフック56(もしくはベルト54)を把持してベルト巻 取装置30にベルト54を巻き取らせるという操作が不要になるというメリット がある。
【0036】 次に、本考案の第3実施例を図9〜図12を用いて説明する。 なお、第1実施例と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省 略する。
【0037】 この実施例も、第2実施例と同様に回転ドラム44のベルト巻取方向回転を阻 止するのではなく、減速回転させる点に特徴がある。
【0038】 回転ドラム44には支持板46Bの代わりに同軸上にロックギヤ84が一体形 成されており、その歯部84Aに対向する位置にはロックギヤ84よりも小径と された係合ギヤ86が配置されている。係合ギヤ86の一方の端面には一対の突 起88が突出形成されており、これに隣接して配置される円板状のマス90に形 成された一対の小孔92へ嵌入されている。従って、係合ギヤ86とマス90と は一体回転する。
【0039】 これらの係合ギヤ86及びマス90には、同軸上の貫通孔94、96が形成さ れており、揺動レバー98の長手方向の一端部から立設された支軸100に嵌入 されることにより両者は軸支されている。この揺動レバー98の支軸100には 、その先端部周面に溝102が形成されており、この溝102へはEリング10 4が嵌着されるようになっている。
【0040】 揺動レバー98の長手方向の他端部には支軸106が貫通しており、支軸10 6の軸方向の一方の端部はケース32の下部に形成された軸受板108の貫通孔 110へ嵌入されている。これにより、揺動レバー98は軸受板108に軸支さ れている。また、揺動レバー98の支軸100の軸方向の他方の端部には、ねじ りコイルバネ112が巻装されている。ねじりコイルバネ112の一方の端部1 12Aはカバー34の底壁下部から立設された円筒状の突起114へ挿入係止さ れている。また、ねじりコイルバネ112の他端部112Bは、揺動レバー98 の支軸100の下端に当接係止されている。このため、ねじりコイルバネ112 は、揺動レバー98を図10、図11の矢印D方向へ付勢している。なお、上述 したロックギヤ84、係合ギヤ86、揺動レバー98、及びねじりコイルバネ1 12が、本考案におけるロック手段に相当する。
【0041】 上記構成によれば、基本的な作動は第1実施例と同様であるので省略するが、 ベルト54を回転ドラム44から引き出している等(バックドア14の開放時等 )の場合には、図10に示されるように、揺動レバー98の長手方向の一端部の 上端コーナー面をねじりコイルバネ112の付勢力に抗して、ベルト54が押圧 することにより押し下げられた状態にある。このため、係合ギヤ86の歯部86 Aはロックギヤ84の歯部84Aから離間した状態にある。ところが、フック5 6が乗員の手から放れてしまった等のときには、ベルト54が弛み張力が解消さ れるので、揺動レバー98がねじりコイルバネ112の付勢力によりロックギヤ 84側へと押し上げられる。このため、係合ギヤ86の歯部86Aがロックギヤ 84の歯部84Aに係合する。ここで、この係合ギヤ86にはマス90が一体的 に取り付けられているので、ロックギヤ84が巻取方向回転する際の抵抗となる 。従って、係合ギヤ86がロックギヤ84に係合した状態では、ロックギヤ84 は減速回転することになる。
【0042】 従って、上述した第1実施例と同様にベルト54及びフック56が踊ることを 防止することができるという効果が得られる。また、第2実施例と同様に、回転 ドラム44のベルト巻取方向回転が阻止されるのではなく、減速回転する構成で あるので、再度乗員がフック56(もしくはベルト54)を把持してベルト巻取 装置30にベルト54を巻き取らせるという操作が不要になるというメリットが ある。
【0043】 なお、上述した実施例においては、ベルト巻取装置30の適用対象をトノカバ ー22として説明したが、これに限らず、ベルト54の先端部のフック56を係 止することで、ぜんまいばね38の付勢力を作用させ、所定の張力下で展長もし くは伸長しておく必要がある部材で、フック56が外れたときのベルト54及び フック56の踊りを防止する必要がある部材であれば、本考案に係るベルト巻取 装置30の適用は可能である。例えば、巻尺や電車の窓に配設されている日除け 、更には電気掃除機等のコードの巻取装置等に適用することが可能である。
【0044】
以上説明したように本考案に係るベルト巻取装置は、フックをトノカバー等の 被係止体から離脱させた場合等に、ベルトが急速に巻き取られることを防止する ことができるという優れた効果を有する。
【図1】本考案の第1実施例に係るベルト巻取装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】ベルトに張力が作用している状態におけるロッ
ク手段の作動を示す要部拡大側面図である。
ク手段の作動を示す要部拡大側面図である。
【図3】ベルトの張力が解消された場合におけるロック
手段の作動を示す図2に対応する要部拡大側面図であ
る。
手段の作動を示す図2に対応する要部拡大側面図であ
る。
【図4】図1のベルト巻取装置が必要になる理由を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【図5】図1のベルト巻取装置が配設された車両のバッ
クドア付近を示す斜視図である。
クドア付近を示す斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に係るベルト巻取装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】図6に示される構造において、ベルトに張力が
作用している状態におけるロック手段の作動を示す要部
拡大側面図である。
作用している状態におけるロック手段の作動を示す要部
拡大側面図である。
【図8】ベルトの張力が解消された場合におけるロック
手段の作動を示す図7に対応する要部拡大側面図であ
る。
手段の作動を示す図7に対応する要部拡大側面図であ
る。
【図9】本考案の第3実施例に係るベルト巻取装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図10】図9に示される構造において、ベルトに張力
が作用している状態におけるロック手段の作動を示す要
部拡大側面図である。
が作用している状態におけるロック手段の作動を示す要
部拡大側面図である。
【図11】ベルトの張力が解消された場合におけるロッ
ク手段の作動を示す図10に対応する要部拡大側面図で
ある。
ク手段の作動を示す図10に対応する要部拡大側面図で
ある。
22 トノカバー(被係止体) 30 ベルト巻取装置 38 ぜんまいばね(付勢手段) 44 回転ドラム 54 ベルト 56 フック 60 ロックギヤ(ロック手段) 66 ロックレバー(ロック手段) 72 ねじりコイルバネ(ロック手段) 76 ねじりコイルバネ(ロック手段) 80 ロックレバー(ロック手段) 84 ロックギヤ(ロック手段) 86 係合ギヤ(ロック手段) 98 揺動レバー(ロック手段) 112 ねじりコイルバネ(ロック手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 被係止体に係止可能とされたフックが先
端部に取り付けられた長尺状のベルトと、 ケースに軸支され、前記ベルトを層状に巻取る回転ドラ
ムと、 この回転ドラムをベルト巻取回転方向へ付勢する付勢手
段と、 ベルト張力作用時には非作動状態とされ、ベルト張力解
消時には作動状態とされるロック手段と、 を有し、 前記ロック手段の作動状態では、前記回転ドラムのベル
ト巻取方向回転を阻止または減速回転させることを特徴
とするベルト巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4652892U JPH068097U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ベルト巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4652892U JPH068097U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ベルト巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068097U true JPH068097U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12749788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4652892U Pending JPH068097U (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ベルト巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068097U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-07-03 JP JP4652892U patent/JPH068097U/ja active Pending
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