JPH0681102U - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線基板への実装の位置ずれをなくして自動
実装機に対応させること。 【構成】 5個の誘電体同軸共振器1〜5のショート面
側を直線状に揃え、カバー27の前面とベース基板22
の縁部との距離a’と、誘電体同軸共振器1〜5のショ
ート面とベース基板22の縁部との距離b’とを同じに
する(a’=b’)。a’=b’とすることで、ベース
基板22上に実装されるカバー27及び誘電体同軸共振
器1〜5のセンターラインCLに対しての距離a,bが
等しくなる(a=b)。従って、位置決め爪によりカバ
ー27及び誘電体同軸共振器3を挟持した場合、そのセ
ンターと誘電体フィルタのセンターラインCLとを一致
させることができる。
実装機に対応させること。 【構成】 5個の誘電体同軸共振器1〜5のショート面
側を直線状に揃え、カバー27の前面とベース基板22
の縁部との距離a’と、誘電体同軸共振器1〜5のショ
ート面とベース基板22の縁部との距離b’とを同じに
する(a’=b’)。a’=b’とすることで、ベース
基板22上に実装されるカバー27及び誘電体同軸共振
器1〜5のセンターラインCLに対しての距離a,bが
等しくなる(a=b)。従って、位置決め爪によりカバ
ー27及び誘電体同軸共振器3を挟持した場合、そのセ
ンターと誘電体フィルタのセンターラインCLとを一致
させることができる。
Description
【0001】
本考案は、例えば、自動車電話、携帯電話等の移動通信機器に使用される誘電 体フィルタに関するものである。
【0002】
図10及び図11は、例えば、自動車電話、携帯電話等の移動通信機器に使用 される誘電体フィルタを示している。この従来の誘電体フィルタは、その外殻を 誘電体基板からなるベース基板22と、このベース基板22の上面を覆設する金 属製のカバー27とで構成されている。 また、この誘電体フィルタは、バンドエリミネーションフィルタとバンドパス フィルタとで構成されるデュプレクサタイプの所謂アンテナ共用器として使用さ れるものである。
【0003】 上記ベース基板22は平板状に形成されていて、その上面にはフィルタを構成 する1/4波長形誘電体同軸共振器(この例では7個の誘電体同軸共振器)1〜 7が複数実装されるようになっている。また、他の構成部品としては、チップコ ンデンサ、コイル状のインダクタンス等が実装されている。 これら各電子回路構成部品を覆設する形で上記カバー27がベース基板22の 上面に半田付け等で実装されている。
【0004】 上記ベース基板22の裏面には図10(c)に示すように、アンテナに接続さ れる電極膜状の入出力端子23と、受信部側に接続される電極膜状の入出力端子 25と、送信部側に接続される電極膜状の入出力端子24とが形成されている。 これら入出力端子23〜25以外のベース基板22の裏面は全面にわたって電極 膜状のアース電極26が形成されている。
【0005】 尚、入出力端子23〜25は、ベース基板22の端面に形成された半円状のス ルーホールに設けられた電極膜を介して上面側の電極膜と接続されている。 また、アース電極26は、ベース基板22の端面に形成された半円状のスルー ホールに設けられた電極膜やベース基板22に穿設されている複数のスルーホー ルを介して上面側のアース電極と接続されている。
【0006】 上記誘電体フィルタは、ユーザー側の配線基板の上面に自動実装機により配設 されて位置決めされ、半田付け等により実装される表面実装タイプのものである 。 かかる誘電体フィルタは、図10(a)及び図11に示すように、複数の誘電 体同軸共振器1〜7をベース基板22上に実装した場合に、カバー27から誘電 体同軸共振器1〜7の端部がはみ出すように実装されるようになっている。
【0007】 ここで、誘電体同軸共振器1〜7は、直方体状に形成されている誘電体の穴の 内周面に形成した電極膜状の内導体と、該誘電体の表面に形成した電極膜状の外 導体とで構成され、所定の周波数で共振するようになっている。 この誘電体同軸共振器1〜7の穴には一端側を略円筒状に形成した金属製の接 続端子がそれぞれ圧入されて、穴内の内導体と接触して導通を得るようになって いる。 また、接続端子が圧入される側の誘電体同軸共振器1〜7の面には外導体が形 成されていない開放面となっており、接続端子が圧入されない側の面は導体が形 成されている短絡面(ショート面)となっている。
【0008】 誘電体同軸共振器1〜7の端部であるショート面をカバー27より露出させて いるのは、該ショート面の電極膜を削って共振器の周波数の調整を行うためであ る。 この場合、ベース基板22上に複数の誘電体同軸共振器1〜7を実装する場合 に、図10(a)及び図11に示すように、誘電体同軸共振器1〜7のショート 面側が不揃いで、上から見た場合に、直線状にならず、ガタガタの凹凸状になっ ていた。
【0009】
かかる従来の誘電体フィルタを自動実装機により配線基板に自動実装する場合 には以下に述べるような問題を有していた。 尚、説明の便宜上、図12に示すように誘電体同軸共振器を5個用いた場合の 誘電体フィルタについて説明する。図13は自動実装機の位置決め爪40により 誘電体フィルタを挟持し、上方から吸着ノズル41により誘電体フィルタを吸着 して配線基板に自動実装する場合の図を示している。
【0010】 ここで、自動実装機の位置決め爪40の厚みが誘電体フィルタの厚みより厚い 場合には、両側から位置決め爪40で誘電体フィルタを挟持した場合には、誘電 体フィルタのベース基板22を位置決め爪40で挟持でき、この場合には、誘電 体フィルタを配線基板へ実装する場合のセンタリングが可能となる。 つまり、位置決め爪40により誘電体フィルタを挟持した場合に、両位置決め 爪40間のセンターラインと、誘電体フィルタのセンターラインとが一致してい る必要がある。
【0011】 図12において、CLは誘電体フィルタのセンターラインを示しており、図1 2(b)においてセンターラインCLの両側の寸法A,Bは、A=Bである。し かし、図12(a)に示すように、誘電体同軸共振器1〜5のショート面側が不 揃いに配設されていて、尚且つ誘電体フィルタのセンターラインCLに対して、 カバー27の前面までの寸法aと誘電体同軸共振器3のショート面までの寸法b とは等しくない(この例では、a<bとなっている)。
【0012】 しかも、従来では上述したように、図13に示すように、自動実装機によって メカチャック式で吸着ノズル41と位置決め爪40の距離Sが1.5mm程に短 い場合がある。 こうした場合、位置決め爪40によりベース基板22を挟持できず、位置決め 爪40によりカバー27と誘電体同軸共振器3を挟持した場合には、上述のa< bの関係から、吸着したセンターと誘電体フィルタのセンターとがずれてしまい 、誘電体フィルタの配線基板への実装の位置決めもずれてしまうという問題があ った。
【0013】 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、配線基板への実装の位置ず れをなくして自動実装機に対応させることを目的とした誘電体フィルタを提供す るものである。
【0014】
本考案は、ベース基板と、このベース基板の上面に並設される誘電体同軸共振 器と、これらの誘電体同軸共振器を覆い上記ベース基板の上面側に実装されるカ バーとからなる誘電体フィルタであって、自動実装機の位置決め爪を誘電体フィ ルタのカバーないし誘電体同軸共振器を両側から挟持すると共に、カバーの上面 を吸着ノズルより吸着して、自動実装機により誘電体フィルタを配線基板に実装 するようにした誘電体フィルタにおいて、ベース基板の上面に実装される誘電体 同軸共振器ないしカバー等の部材のセンターと、ベース基板のセンターとを一致 させている。
【0015】 また、請求項2においては、カバーの端部より誘電体同軸共振器の端部が突出 し、これら誘電体同軸共振器の端部の面を一直線状になるように誘電体同軸共振 器をベース基板上に配設し、カバーと誘電体同軸共振器とを含めた寸法のセンタ ーと、ベース基板のセンターとを一致させている。
【0016】 更に、請求項3においては、誘電体同軸共振器全体をカバーにて覆設し、該カ バーのセンターとベース基板のセンターとを一致させている。
【0017】
本考案によれば、ベース基板の上面に実装される誘電体同軸共振器ないしカバ ー等の部材のセンターと、ベース基板のセンターとを一致させているために、自 動実装機の吸着ノズルと位置決め爪との間の距離が短い場合に、位置決め爪によ りカバーないし誘電体同軸共振器とを挟持した場合でも、誘電体フィルタのセン タリングが可能となる。従って、自動実装機により誘電体フィルタを吸着して配 線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装位置がずれることがなく、機 械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき、実装コストの削減を図るこ とができる。
【0018】 また、請求項2によれば、カバーの端部より誘電体同軸共振器の端部が突出し 、これら誘電体同軸共振器の端部の面を一直線状になるように誘電体同軸共振器 をベース基板上に配設し、カバーと誘電体同軸共振器とを含めた寸法のセンター と、ベース基板のセンターとを一致させていることで、自動実装機の吸着ノズル と位置決め爪との間の距離が短い場合に、自動実装機の位置決め爪でカバーと誘 電体同軸共振器とを挟持した場合でも、誘電体フィルタのセンタリングが可能と なる。従って、請求項1の場合と同様に、自動実装機により誘電体フィルタを吸 着して配線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装位置がずれることが なく、機械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき、実装コストの削減 を図ることができる。
【0019】 更に、請求項3によれば、誘電体同軸共振器全体をカバーにて覆設し、該カバ ーのセンターとベース基板のセンターとを一致させていることで、自動実装機の 吸着ノズルと位置決め爪との間の距離が短い場合に、自動実装機の位置決め爪で カバーの両側で該カバーを挟持した場合でも、誘電体フィルタのセンタリングが 可能となる。従って、請求項1,2の場合と同様に、自動実装機により誘電体フ ィルタを吸着して配線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装位置がず れることがなく、機械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき、実装コ ストの削減を図ることができる。
【0020】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。まず、本考案が適用される 誘電体フィルタの全体の構成について説明する。 図7は誘電体フィルタの分解斜視図を示し、図8は各種部品を実装した状態の 斜視図を示している。図7及び図8に示す誘電体フィルタは、例えば、自動車電 話、携帯電話等の移動通信機器に使用されるものであり、マイクロ波帯に用いら れ所謂アンテナ共用器と言われるものである。
【0021】 そして、この誘電体フィルタは送信側がバンドエリミネーションフィルタで構 成され、受信側がバンドパスフィルタで構成されている。 まず、表面実装タイプのこの誘電体フィルタの全体の構成を図7及び図8によ り説明する。バンドエリミネーションフィルタは3段の共振器構成となっており 、3個の1/4波長形誘電体同軸共振器1〜3を有し、バンドパスフィルタは4 段の共振器構成で、4個の1/4波長形誘電体同軸共振器4〜7を有している。
【0022】 誘電体同軸共振器1〜7は、直方体状に形成されている誘電体の穴8の内周面 に形成した電極膜状の内導体と、該誘電体の側表面に形成した電極膜状の外導体 と、前記内導体と外導体とを短絡するために穴8が開口している端面の一方に形 成した短絡導体(図示せず)とで構成され、所定の周波数で共振するようになっ ている。 この誘電体同軸共振器1〜7の穴8には一端側を略円筒状に形成した金属製の 接続端子9がそれぞれ誘電体同軸共振器1〜7の開放端側より圧入されて、穴8 内の内導体と接触して導通を得ている。 上記接続端子9の他端側は舌片状に形成されていて、後述するコンデンサ基板 10〜12や結合基板13の上面に形成されている電極膜14〜17に半田付け 等でそれぞれ接続されるようになっている。
【0023】 上記コンデンサ基板10〜12は誘電体からなり、その上下面には電極膜がそ れぞれ形成されていて、キャパシタを形成している。また、誘電体からなる結合 基板13の上面には複数の電極膜14〜17が並設されており、電極膜14〜1 6は結合容量を多くとるために、対向部分が櫛歯状に形成されている。更に、結 合基板13の下面の両側にも電極膜が形成されている。 また、コンデンサ基板10〜12間にはコイル状のインダクタL1 〜L3 が接 続される。上記インダクタL1 〜L3 を実装する誘電体からなる結合基板18の 上面には電極膜19,20が形成されており、この結合基板18の下面は全面に わたってアース電極となる電極膜が形成されている。
【0024】 上記各部材を上面に実装するベース基板22には、アンテナ側と接続される電 極膜状の入出力端子23と、送信部側が接続される電極膜状の入出力端子24と 、受信部側が接続される電極膜状の入出力端子25とがそれぞれ形成されている 。 また、ベース基板22の上面及び下面は電極膜状のアース電極26が略全面に わたって形成してある。尚、このベース基板22は、誘電体または絶縁体等で形 成されている。 ベース基板22の上面に実装される上記結合基板13は2個のスペーサ21を 介して実装されるものであり、他の1個のスペーサ21はベース基板22の入出 力端子24の上面に実装される。これら3個のスペーサ21は、金属等の導通の ある部材を用いている。
【0025】 ベース基板22を覆設するカバー27は金属製で構成され、カバー27の天板 には誘電体同軸共振器1〜7の上面側導体とカバー27とを半田付け等をするた めの細長の穴28と、誘電体同軸共振器1〜7の特性を調整するための治具挿入 用の穴29が穿孔してある。また、カバー27の下縁の前部・背部(図示せず) よりベース基板22の上面アース電極26と接続されるアース端子30が複数形 成されている。 カバー27の側板には、上記ベース基板22の入出力端子23〜25を露出さ せるための切欠部31がそれぞれ形成してある。 また、図8に示すように、カバー27の上面にはラベル32が貼付され穴28 や29が覆われるようになっている。
【0026】 尚、上記ラベル32は、耐熱性の高いカプトン(商品名)という樹脂で形成さ れている。ラベル32は、樹脂で形成した場合はシールドの役目を有していない が、シールドの機能を持たす場合には、金属製のものを使用するようになってい る。
【0027】 次に、各部材の配置構成について説明する。図7及び図8に示すように、バン ドエリミネーションフィルタ側では、1個のスペーサ21がベース基板22の入 出力端子24の上に実装され、また、結合基板18がベース基板22の入出力端 子24と23との間のアース電極26の上に実装されハンダづけされる。 更に、入出力端子23と25の上面にスペーサ21がそれぞれ実装され、この 2個のスペーサ21の上面に、下面の電極膜が接触する形で結合基板13が架橋 されハンダづけされる。
【0028】 図8に示すように、インダクタL1 の一端がスペーサ21の上面に実装され、 その上にコンデンサ基板10が実装され、このコンデンサ基板10の上面の電極 膜に誘電体同軸共振器1からの接続端子9が接続される。 また、インダクタL1 の他端は結合基板18の電極膜19の上に実装され、イ ンダクタL2 が結合基板18の電極膜19と20との間に実装される。そして、 インダクタL1 とL2 の接続部の上にコンデンサ基板11が実装され、コンデン サ基板11の上面の電極膜に誘電体同軸共振器2からの接続端子9が接続される 。 インダクタL3 の一端が結合基板18の電極膜20の上に実装され、他端は入 出力端子23の上に実装される。また、インダクタL2 とL3 の接続部の上にコ ンデンサ基板12が実装され、コンデンサ基板12の上面の電極膜に誘電体同軸 共振器3からの接続端子9が接続される。
【0029】 2個のスペーサ21の上に実装された結合基板13の上面の各電極膜14〜1 7に、誘電体同軸共振器4〜7からの接続端子9がそれぞれ接続されるようにな っている。
【0030】 また、ベース基板22の上下面の入出力端子23〜25の部分以外の箇所は全 面にわたってアース電極26が形成されており、上下面のアース電極26は横方 向に一直線状に形成した複数のスルーホール33により導通を得ている。 また、ベース基板22の周囲に複数形成した半円状の切欠部34の端面に形成 した電極膜を介しても上下面のアース電極26が導通している。 更に、入出力端子23〜25も端面に形成した電極膜を介してベース基板22 の上下面が導通している。
【0031】 図9は上記のようにして構成されている誘電体フィルタの等価回路図を示し、 バンドエリミネーションフィルタ側のキャパシタC1 〜C3 は、コンデンサ基板 10〜12の上下の電極膜で形成され、キャパシタC4 は入出力端子24と下面 のアース電極との間で形成されるものである。 キャパシタC5 ,C6 は、結合基板18の上面の電極膜19,20と下面の電 極膜とで形成されている。また、キャパシタC7 は、入出力端子23と下面のア ース電極との間で形成されるものである。
【0032】 また、バンドパスフィルタ側のキャパシタC8 は、結合基板13の電極膜14 と下面の電極膜との間で形成され、キャパシタC9 〜C1 0 は、結合基板13の 各電極膜14〜16間で形成される。また、キャパシタC1 1 は、結合基板13 の上面の電極膜16と下面の電極膜(図示せず)で形成される。また、この下面 の電極膜は図の右端のスペーサ21に導通している。 更に、キャパシタC1 2 は結合基板13の上面の電極膜17と下面の電極膜と で形成される。尚、誘電体同軸共振器7とキャパシタC1 2 とで直列共振回路の トラップ回路を構成している。
【0033】 次に、本考案の要旨について詳述する。尚、図7〜図9に示した誘電体フィル タは、誘電体同軸共振器を7個用いた例について説明したが、ここでは、図1に 示すように、5個の誘電体同軸共振器1〜5を用いた場合の誘電体フィルタにつ いて説明する。 本実施例では、図1(a)に示すように、5個の誘電体同軸共振器1〜5のシ ョート面側を直線状に揃え、カバー27の前面とベース基板22の縁部との距離 a’と、誘電体同軸共振器1〜5のショート面とベース基板22の縁部との距離 b’とを同じにしている(a’=b’)。
【0034】 このように、a’=b’とすることで、図1(b)に示すように、ベース基板 22上に実装されるカバー27及び誘電体同軸共振器1〜5のセンターラインC Lに対しての距離a,bが等しくなる(a=b)。 従って、位置決め爪によりカバー27及び誘電体同軸共振器3を挟持した場合 、そのセンターと誘電体フィルタのセンターラインCLとを一致させることがで きる。
【0035】 (実施例2) 先の実施例の応用例として図2に示すように、誘電体同軸共振器1〜5のショ ート面が不揃いの場合でも、自動実装機の位置決め爪40はセンターライン上で 誘電体フィルタに当たるようになっているので、中央の誘電体同軸共振器3が他 の誘電体同軸共振器よりもショート面方向へ突出していて、且つカバー27の前 面とベース基板22の縁部との距離a’と、誘電体同軸共振器3のショート面と ベース基板22の縁部との距離b’とを同じにしておけば(a’=b’)、誘電 体フィルタのセンタリングを出すことができる。
【0036】 (実施例3) 図3は実施例3を示し、カバー27の後面側に後板27bを一体に折曲形成し 、この後板27bにより誘電体同軸共振器1〜5を覆設したものである。そして 、カバー27の前板27aとベース基板22の縁部との距離a’と、カバー27 の後板27bとベース基板22の縁部との距離b’とを等しくなるようにしてい る。 この場合も、誘電体フィルタのセンターラインCLに対してカバー27の前板 27aまでの距離aと、カバー27の後板27bまでの距離bとが等しくなり、 カバー27の前板27aと後板27bとを位置決め爪で挟持した場合、誘電体フ ィルタのセンタリングを出すことができる。
【0037】 (実施例4) 実施例4を図4に示す。図4は誘電体同軸共振器1〜5のショート面側から見 た斜視図を示し、カバー27の後板27cをセンター位置となる誘電体同軸共振 器3,4の部分に設けたものである。 本実施例では、誘電体同軸共振器1〜5のショート面側がカバー27より露出 しているために、共振器の調整は従来通り可能である。
【0038】 (実施例5) 図5は実施例5を示し、図3に示す場合と比べて、カバー27の天板及び後板 27bにかけて穴42を穿孔したものである。この場合も、誘電体同軸共振器1 〜5のショート面が露出しているため、共振器の調整は可能である。
【0039】 (実施例6) 図6は実施例6を示し、略L型の後板27dとしたものである。この場合も誘 電体同軸共振器1〜5のショート面は露出しているため、共振器の調整は可能で ある。
【0040】 尚、先の実施例4〜6において、カバー27の前面とベース基板22の距離と 、カバー27の後面とベース基板22の縁部の距離とは等しくして、センタリン グを出すようにしている。
【0041】 尚、先の実施例では、フィルタの構成として、バンドパスフィルタとバンドエ リミネーションフィルタの組み合わせたアンテナ共用器の例を示したが、バンド パスフィルタやバンドエリミネーションフィルタの単独構成や、他のハイパスフ ィルタ、ローパスフィルタのそれぞれの単独構成、又は各フィルタの組み合わせ にも本考案を適用できるものである。また、共振器の段数には制限されないもの である。
【0042】
本考案によれば、ベース基板と、このベース基板の上面に並設される誘電体同 軸共振器と、これらの誘電体同軸共振器を覆い上記ベース基板の上面側に実装さ れるカバーとからなる誘電体フィルタであって、自動実装機の位置決め爪を誘電 体フィルタのカバーないし誘電体同軸共振器を両側から挟持すると共に、カバー の上面を吸着ノズルより吸着して、自動実装機により誘電体フィルタを配線基板 に実装するようにした誘電体フィルタにおいて、ベース基板の上面に実装される 誘電体同軸共振器ないしカバー等の部材のセンターと、ベース基板のセンターと を一致させていることで、自動実装機の吸着ノズルと位置決め爪との間の距離が 短い場合に、位置決め爪によりカバーないし誘電体同軸共振器とを挟持した場合 でも、誘電体フィルタのセンタリングが可能となる。従って、自動実装機により 誘電体フィルタを吸着して配線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装 位置がずれることがなく、機械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき 、実装コストの削減を図ることができるという効果を奏するものである。
【0043】 また、請求項2によれば、カバーの端部より誘電体同軸共振器の端部が突出し 、これら誘電体同軸共振器の端部の面を一直線状になるように誘電体同軸共振器 をベース基板上に配設し、カバーと誘電体同軸共振器とを含めた寸法のセンター と、ベース基板のセンターとを一致させていることで、自動実装機の吸着ノズル と位置決め爪との間の距離が短い場合に、自動実装機の位置決め爪でカバーと誘 電体同軸共振器とを挟持した場合でも、誘電体フィルタのセンタリングが可能と なる。従って、請求項1の場合と同様に、自動実装機により誘電体フィルタを吸 着して配線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装位置がずれることが なく、機械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき、実装コストの削減 を図ることができる。
【0044】 更に、請求項3によれば、誘電体同軸共振器全体をカバーにて覆設し、該カバ ーのセンターとベース基板のセンターとを一致させていることで、自動実装機の 吸着ノズルと位置決め爪との間の距離が短い場合に、自動実装機の位置決め爪で カバーの両側で該カバーを挟持した場合でも、誘電体フィルタのセンタリングが 可能となる。従って、請求項1,2の場合と同様に、自動実装機により誘電体フ ィルタを吸着して配線基板へ実装する場合にも、誘電体フィルタの実装位置がず れることがなく、機械的な位置決め方式を持つ自動実装機にも対応でき、実装コ ストの削減を図ることができる。
【図1】(a)は本考案の実施例の誘電体フィルタの平
面図である。(b)は本考案の実施例の誘電体フィルタ
の側面図である。
面図である。(b)は本考案の実施例の誘電体フィルタ
の側面図である。
【図2】本考案の実施例2の誘電体フィルタの平面図で
ある。
ある。
【図3】(a)は本考案の実施例3の誘電体フィルタの
平面図である。(b)は本考案の実施例3の誘電体フィ
ルタの側面図である。
平面図である。(b)は本考案の実施例3の誘電体フィ
ルタの側面図である。
【図4】本考案の実施例4の誘電体フィルタの斜視図で
ある。
ある。
【図5】本考案の実施例5の誘電体フィルタの斜視図で
ある。
ある。
【図6】本考案の実施例6の誘電体フィルタの斜視図で
ある。
ある。
【図7】本考案の誘電体フィルタ全体の分解斜視図であ
る。
る。
【図8】本考案の実施例の実装状態を示す誘電体フィル
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【図9】本考案の図7に示す誘電体フィルタの等価回路
図である。
図である。
【図10】(a)は従来例の誘電体フィルタの平面図で
ある。(b)は従来例の誘電体フィルタの正面図であ
る。(c)は従来例の誘電体フィルタの背面図である。
(d)は従来例の誘電体フィルタの側面図である。
ある。(b)は従来例の誘電体フィルタの正面図であ
る。(c)は従来例の誘電体フィルタの背面図である。
(d)は従来例の誘電体フィルタの側面図である。
【図11】従来例の誘電体フィルタの斜視図である。
【図12】(a)は従来例の誘電体フィルタの平面図で
ある。(b)は従来例の誘電体フィルタの側面図であ
る。
ある。(b)は従来例の誘電体フィルタの側面図であ
る。
【図13】従来例の誘電体フィルタを自動実装機により
吸着して配線基板へ自動実装する場合の説明図である。
吸着して配線基板へ自動実装する場合の説明図である。
1〜7 誘電体同軸共振器 22 ベース基板 27 カバー 40 位置決め爪 41 吸着ノズル
Claims (3)
- 【請求項1】 ベース基板と、このベース基板の上面に
並設される誘電体同軸共振器と、これらの誘電体同軸共
振器を覆い上記ベース基板の上面側に実装されるカバー
とからなる誘電体フィルタであって、自動実装機の位置
決め爪を誘電体フィルタのカバーないし誘電体同軸共振
器を両側から挟持すると共に、カバーの上面を吸着ノズ
ルより吸着して、自動実装機により誘電体フィルタを配
線基板に実装するようにした誘電体フィルタにおいて、
ベース基板の上面に実装される誘電体同軸共振器ないし
カバー等の部材のセンターと、ベース基板のセンターと
を一致させたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 カバーの端部より誘電体同軸共振器の端
部が突出し、これら誘電体同軸共振器の端部の面を一直
線状になるように誘電体同軸共振器をベース基板上に配
設し、カバーと誘電体同軸共振器とを含めた寸法のセン
ターと、ベース基板のセンターとを一致させたことを特
徴とする請求項1記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 誘電体同軸共振器全体をカバーにて覆設
し、該カバーのセンターとベース基板のセンターとを一
致させたことを特徴とする請求項1記載の誘電体フィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2692693U JPH0681102U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2692693U JPH0681102U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681102U true JPH0681102U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12206791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2692693U Withdrawn JPH0681102U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681102U (ja) |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP2692693U patent/JPH0681102U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970703 |