JPH0681275A - 合成皮革用接着剤組成物 - Google Patents
合成皮革用接着剤組成物Info
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- JPH0681275A JPH0681275A JP4263038A JP26303892A JPH0681275A JP H0681275 A JPH0681275 A JP H0681275A JP 4263038 A JP4263038 A JP 4263038A JP 26303892 A JP26303892 A JP 26303892A JP H0681275 A JPH0681275 A JP H0681275A
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- synthetic leather
- adhesive composition
- parts
- polyurethane resin
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- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 速硬化性に優れ、基布との接着性、耐加水分
解性、耐溶剤性も良好で、且つ加熱乾燥時の臭気の問題
や製造設備の腐食の問題もない合成皮革用接着剤組成物
を提供する。 【構成】 活性水素基を含有したポリウレタン樹脂
(A)、イソシアヌレート環を含有したポリイソシアネ
ートを20重量%以上含んで成る有機ポリイソシアネー
ト(B)、および触媒(C)からなる合成皮革用接着剤
組成物。
解性、耐溶剤性も良好で、且つ加熱乾燥時の臭気の問題
や製造設備の腐食の問題もない合成皮革用接着剤組成物
を提供する。 【構成】 活性水素基を含有したポリウレタン樹脂
(A)、イソシアヌレート環を含有したポリイソシアネ
ートを20重量%以上含んで成る有機ポリイソシアネー
ト(B)、および触媒(C)からなる合成皮革用接着剤
組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は速硬化性に優れる合成皮
革用接着剤組成物に関する。
革用接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾式合成皮革の製造法としては一
般的にはキャスティング法が採用されている。即ち離型
紙などの離型基材を支持体とし、該支持体上にポリウレ
タン樹脂溶液を塗工し、加熱乾燥してこれを表皮層と
し、この表皮上に接着層としての2液型ポリウレタン樹
脂溶液を塗工してから基布を貼合わせるという方法であ
る。
般的にはキャスティング法が採用されている。即ち離型
紙などの離型基材を支持体とし、該支持体上にポリウレ
タン樹脂溶液を塗工し、加熱乾燥してこれを表皮層と
し、この表皮上に接着層としての2液型ポリウレタン樹
脂溶液を塗工してから基布を貼合わせるという方法であ
る。
【0003】上記のキャスティング法による合成皮革製
造時に用いる接着剤としては、従来から末端にOH基を
有するポリウレタン樹脂と、トリメチロールプロパンに
トリレンジイソシアネートやヘキサメチレンジイソシア
ネートを付加した3官能イソシアネートを組み合わせた
2液型接着剤が広く知られている。
造時に用いる接着剤としては、従来から末端にOH基を
有するポリウレタン樹脂と、トリメチロールプロパンに
トリレンジイソシアネートやヘキサメチレンジイソシア
ネートを付加した3官能イソシアネートを組み合わせた
2液型接着剤が広く知られている。
【0004】しかしこのタイプの接着剤は80〜130
℃で2〜5分の加熱硬化反応の後に更に20〜40℃で
数十時間の長い熟成工程を必要とする為、実際の生産
で、離型紙等の支持体から合成皮革を早期に剥離できな
いため、生産から出荷までに数日を要し、エージングの
ためのスペースが必要で、かつ大量の離型紙を準備する
等生産コスト上も種々の問題がある。
℃で2〜5分の加熱硬化反応の後に更に20〜40℃で
数十時間の長い熟成工程を必要とする為、実際の生産
で、離型紙等の支持体から合成皮革を早期に剥離できな
いため、生産から出荷までに数日を要し、エージングの
ためのスペースが必要で、かつ大量の離型紙を準備する
等生産コスト上も種々の問題がある。
【0005】また仕上がった合成皮革が時として接着剤
層の硬化不足のために接着層の経時的変形をひき起こ
し、ひいては表皮層の平滑性が失われたり、シボ模様が
変形したりすることによる合皮の表面光沢不良あるいは
表面のしぼ流れ等の不良要因を包含することも少なくな
い。
層の硬化不足のために接着層の経時的変形をひき起こ
し、ひいては表皮層の平滑性が失われたり、シボ模様が
変形したりすることによる合皮の表面光沢不良あるいは
表面のしぼ流れ等の不良要因を包含することも少なくな
い。
【0006】これに対し、特開昭60−199087号
公報に記載されたごとく、マスキング剤で末端イソシア
ネート基をマスキングしたウレタンプレポリマーと、反
応性の高いポリアミン系の硬化剤を使用し、加熱による
マスキング剤の解離と同時にイソシアネート基と遊離し
たポリアミンとを反応させ接着剤層を速硬化させようと
する方法がある。
公報に記載されたごとく、マスキング剤で末端イソシア
ネート基をマスキングしたウレタンプレポリマーと、反
応性の高いポリアミン系の硬化剤を使用し、加熱による
マスキング剤の解離と同時にイソシアネート基と遊離し
たポリアミンとを反応させ接着剤層を速硬化させようと
する方法がある。
【0007】また、特開昭62−199610号公報に
記載されたごとく、第3級アミノ基を含有するジオール
と有機ジイソシアネートからなる末端OH基を有するポ
リウレタン樹脂に、蟻酸等の140℃以下の温度で蒸発
する酸性物質を添加したポリウレタン樹脂溶液を使用し
て加熱硬化を促進する方法が提唱されている。
記載されたごとく、第3級アミノ基を含有するジオール
と有機ジイソシアネートからなる末端OH基を有するポ
リウレタン樹脂に、蟻酸等の140℃以下の温度で蒸発
する酸性物質を添加したポリウレタン樹脂溶液を使用し
て加熱硬化を促進する方法が提唱されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭60−
199087号公報記載の方法はブロック化剤の解離の
後、架橋反応が進むため硬化条件が厳しくなり、ポリア
ミンに起因する着色黄変があり、また硬化後の三次元架
橋密度が低い為、基布との接着性が劣る。また、架橋密
度が不足するため、耐溶剤性が不十分となり、後処理に
使用する溶剤により合成皮革の外観を損なうトラブルが
発生しやすいという問題点がある。
199087号公報記載の方法はブロック化剤の解離の
後、架橋反応が進むため硬化条件が厳しくなり、ポリア
ミンに起因する着色黄変があり、また硬化後の三次元架
橋密度が低い為、基布との接着性が劣る。また、架橋密
度が不足するため、耐溶剤性が不十分となり、後処理に
使用する溶剤により合成皮革の外観を損なうトラブルが
発生しやすいという問題点がある。
【0009】また、特開昭62−199610号公報に
記載の方法では、触媒活性を高める為に分子内に導入さ
れた第三級アミノ基が硬化後のポリウレタン樹脂の耐加
水分解性を低下させるという問題点や、加熱時に遊離し
た酸が悪臭を放つため回収装置が必要となったり、製造
設備を腐食させる問題点があり実用的でない。
記載の方法では、触媒活性を高める為に分子内に導入さ
れた第三級アミノ基が硬化後のポリウレタン樹脂の耐加
水分解性を低下させるという問題点や、加熱時に遊離し
た酸が悪臭を放つため回収装置が必要となったり、製造
設備を腐食させる問題点があり実用的でない。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明者は上記のごとき問
題点を解決し、さらに速硬化性に優れ、且つ風合い、耐
溶剤性、基布との接着性、耐加水分解性も良好で、製造
時に悪臭や製造設備の腐食の問題の無い乾式合成皮革用
接着剤を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至
った。
題点を解決し、さらに速硬化性に優れ、且つ風合い、耐
溶剤性、基布との接着性、耐加水分解性も良好で、製造
時に悪臭や製造設備の腐食の問題の無い乾式合成皮革用
接着剤を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至
った。
【0011】すなわち、本発明は活性水素基を含有した
ポリウレタン樹脂(A)、イソシアヌレート環を含有し
たポリイソシアネートを20重量%以上含んでなる有機
ポリイソシアネート(B)、および触媒(C)からなる
合成皮革用接着剤組成物である。
ポリウレタン樹脂(A)、イソシアヌレート環を含有し
たポリイソシアネートを20重量%以上含んでなる有機
ポリイソシアネート(B)、および触媒(C)からなる
合成皮革用接着剤組成物である。
【0012】本発明に用いられるイソシアヌレート環を
含有したポリイソシアネート(b)を20重量%以上含
んでなる有機ポリイソシアネート(B)中のNCO基
は、活性水素基を含有したポリウレタン樹脂(A)中の
活性水素基と主に反応するが、他に(A)中のウレタン
基とも反応し、また、条件によってNCO基どうし反応
し2量化、3量化することも多い。従って(A)中の活
性水素基を−AHと表すと、通常は(B)中のNCO基
と(A)中の活性水素基の比は当量比で、当量かNCO
基過剰、すなわちNCO/AH≧1の配合比で配合し硬
化させる。また、本発明に用いられる活性水素基を含有
したポリウレタン樹脂(A)は、活性水素基がポリウレ
タン樹脂の分子内の末端に結合したもの、および末端以
外の分子鎖中、あるいは分子鎖より枝別れした分岐部分
に結合したものであり、1分子当り活性水素基を1個以
上、多くの場合2個以上含む。活性水素基1個当りの分
子量は通常500〜10万である。本発明の組成物中に
は、活性水素基を含まないポリウレタン樹脂を一部含有
しても良い。
含有したポリイソシアネート(b)を20重量%以上含
んでなる有機ポリイソシアネート(B)中のNCO基
は、活性水素基を含有したポリウレタン樹脂(A)中の
活性水素基と主に反応するが、他に(A)中のウレタン
基とも反応し、また、条件によってNCO基どうし反応
し2量化、3量化することも多い。従って(A)中の活
性水素基を−AHと表すと、通常は(B)中のNCO基
と(A)中の活性水素基の比は当量比で、当量かNCO
基過剰、すなわちNCO/AH≧1の配合比で配合し硬
化させる。また、本発明に用いられる活性水素基を含有
したポリウレタン樹脂(A)は、活性水素基がポリウレ
タン樹脂の分子内の末端に結合したもの、および末端以
外の分子鎖中、あるいは分子鎖より枝別れした分岐部分
に結合したものであり、1分子当り活性水素基を1個以
上、多くの場合2個以上含む。活性水素基1個当りの分
子量は通常500〜10万である。本発明の組成物中に
は、活性水素基を含まないポリウレタン樹脂を一部含有
しても良い。
【0013】本発明に用いられる活性水素基を含有した
ポリウレタン樹脂(A)は、有機ジイソシアネート
(α)および、数平均分子量500〜5000の高分子ポリオ
ールもしくは高分子ポリアミン(β)と、必要により低
分子量の鎖伸長剤(γ)からなる。有機ジイソシアネー
ト(α)としては芳香族ジイソシアネート〔4,4'-ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4-および
/または2,6-トリレンジイソシアネート(TDI)な
ど〕;脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネートなど);脂環式ジ
イソシアネート(イソホロンジイソシアネート、ジシク
ロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアネートなど);芳香
脂肪族ジイソシアネート(テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネートなど)などおよびこれら2種以上の混合物
が挙げられる。有機ジイソシアネート(α)として好ま
しいものはMDI、TDI、イソホロンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートであり、特に好ましい
ものはMDI、TDIである。
ポリウレタン樹脂(A)は、有機ジイソシアネート
(α)および、数平均分子量500〜5000の高分子ポリオ
ールもしくは高分子ポリアミン(β)と、必要により低
分子量の鎖伸長剤(γ)からなる。有機ジイソシアネー
ト(α)としては芳香族ジイソシアネート〔4,4'-ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4-および
/または2,6-トリレンジイソシアネート(TDI)な
ど〕;脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネートなど);脂環式ジ
イソシアネート(イソホロンジイソシアネート、ジシク
ロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアネートなど);芳香
脂肪族ジイソシアネート(テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネートなど)などおよびこれら2種以上の混合物
が挙げられる。有機ジイソシアネート(α)として好ま
しいものはMDI、TDI、イソホロンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタン-4,4'-ジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートであり、特に好ましい
ものはMDI、TDIである。
【0014】数平均分子量500〜5000の高分子ポリオー
ルまたは高分子ポリアミン(β)としては例えばポリエ
ーテルポリオール(イ)、ポリエステルポリオール
(ロ)、ポリカーボネートジオール(ハ)、ポリブタジ
エンジオール(ニ)、水添ポリブタジエンジオール
(ホ)、ポリオキシアルキレンポリアミン(ヘ)などお
よびこれら2種以上の混合物で上記範囲の数平均分子量
のものが挙げられる。
ルまたは高分子ポリアミン(β)としては例えばポリエ
ーテルポリオール(イ)、ポリエステルポリオール
(ロ)、ポリカーボネートジオール(ハ)、ポリブタジ
エンジオール(ニ)、水添ポリブタジエンジオール
(ホ)、ポリオキシアルキレンポリアミン(ヘ)などお
よびこれら2種以上の混合物で上記範囲の数平均分子量
のものが挙げられる。
【0015】ポリエーテルポリオール(イ)としては、
低分子量ポリオール(例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ビスフェノー
ルA、グリセリン、トリメチロールプロパンなど)にア
ルキレンオキシド(炭素数2〜4のアルキレンオキシド;
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2-ブチレン
オキシドなど)または環状エーテル(テトラヒドロフラ
ンなど)を開環重合または開環共重合(ブロックおよび
/またはランダム)させて得られるものが挙げられる。
例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエチレン−ポリプロピレン(ブロックまたは
ランダム)グリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリテトラメチレン−エチレン(ブロックまたはラ
ンダム)グリコールなどおよびこれらの2種以上の混合
物が挙げられる。
低分子量ポリオール(例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ビスフェノー
ルA、グリセリン、トリメチロールプロパンなど)にア
ルキレンオキシド(炭素数2〜4のアルキレンオキシド;
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2-ブチレン
オキシドなど)または環状エーテル(テトラヒドロフラ
ンなど)を開環重合または開環共重合(ブロックおよび
/またはランダム)させて得られるものが挙げられる。
例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエチレン−ポリプロピレン(ブロックまたは
ランダム)グリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリテトラメチレン−エチレン(ブロックまたはラ
ンダム)グリコールなどおよびこれらの2種以上の混合
物が挙げられる。
【0016】ポリエステルポリオール(ロ)としては、
低分子量ポリオールとジカルボン酸とを反応させて得ら
れる縮合ポリエステルポリオールや、ラクトンの開環重
合により得られるポリカプロラクトンポリオールおよび
ポリバレロラクトンポリオールなどが挙げられる。上記
低分子量ポリオールとしては(イ)の項で例示した低分
子量ポリオールと同じものが挙げられる。ジカルボン酸
としては脂肪族ジカルボン酸(例えばコハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸など)、芳香族ジカルボン酸(テレフ
タル酸、イソフタル酸など)などおよびこれらの2種以
上の混合物が挙げられる。ラクトンとしては例えばε-
カプロラクトン、バレロラクトンが挙げられる。これら
のポリエステルポリオールの具体例としては、ポリエチ
レンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリエチレ
ンブチレンアジペート、ポリカプロラクトンポリオー
ル、ポリバレロラクトンポリオールなどおよびこれらの
2種以上の混合物が挙げられる。
低分子量ポリオールとジカルボン酸とを反応させて得ら
れる縮合ポリエステルポリオールや、ラクトンの開環重
合により得られるポリカプロラクトンポリオールおよび
ポリバレロラクトンポリオールなどが挙げられる。上記
低分子量ポリオールとしては(イ)の項で例示した低分
子量ポリオールと同じものが挙げられる。ジカルボン酸
としては脂肪族ジカルボン酸(例えばコハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸など)、芳香族ジカルボン酸(テレフ
タル酸、イソフタル酸など)などおよびこれらの2種以
上の混合物が挙げられる。ラクトンとしては例えばε-
カプロラクトン、バレロラクトンが挙げられる。これら
のポリエステルポリオールの具体例としては、ポリエチ
レンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリエチレ
ンブチレンアジペート、ポリカプロラクトンポリオー
ル、ポリバレロラクトンポリオールなどおよびこれらの
2種以上の混合物が挙げられる。
【0017】ポリカーボネートジオール(ハ)として
は、例えばポリブチレンカーボネートジオール、ポリヘ
キサメチレンカーボネートジオールなどが挙げられる。
は、例えばポリブチレンカーボネートジオール、ポリヘ
キサメチレンカーボネートジオールなどが挙げられる。
【0018】ポリオキシアルキレンポリアミン(ヘ)と
しては例えばポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキ
シエチレンジアミン、ポリオキシプロピレントリアミン
などが挙げられる。
しては例えばポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキ
シエチレンジアミン、ポリオキシプロピレントリアミン
などが挙げられる。
【0019】低分子量の鎖伸長剤(γ)としては、
(イ)の項で例示した低分子量ポリオール、脂肪族ジア
ミン(エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンな
ど)、脂環族ジアミン(イソホロンジアミンなど)、芳
香族ジアミン(4,4'-ジアミノジフェニルメタンな
ど)、芳香脂肪族ジアミン(キシリレンジアミンな
ど)、ヒドラジンなど、およびこれらの2種以上の混合
物が挙げられる。
(イ)の項で例示した低分子量ポリオール、脂肪族ジア
ミン(エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンな
ど)、脂環族ジアミン(イソホロンジアミンなど)、芳
香族ジアミン(4,4'-ジアミノジフェニルメタンな
ど)、芳香脂肪族ジアミン(キシリレンジアミンな
ど)、ヒドラジンなど、およびこれらの2種以上の混合
物が挙げられる。
【0020】活性水素基を含有するポリウレタン樹脂
(A)の製造は、通常の方法で行うことができ、
(α)、(β)および(γ)を同時に反応させるワンシ
ョット法;(α)と(β)を反応させてNCO末端プレ
ポリマーを製造し次いでこれを(γ)と反応させるプレ
ポリマー法などが挙げられる。(α)、(β)および
(γ)合計中のNCO基と活性水素基の当量比は活性水
素過剰またはNCO過剰で反応させる。
(A)の製造は、通常の方法で行うことができ、
(α)、(β)および(γ)を同時に反応させるワンシ
ョット法;(α)と(β)を反応させてNCO末端プレ
ポリマーを製造し次いでこれを(γ)と反応させるプレ
ポリマー法などが挙げられる。(α)、(β)および
(γ)合計中のNCO基と活性水素基の当量比は活性水
素過剰またはNCO過剰で反応させる。
【0021】活性水素基を含有するポリウレタン樹脂
(A)の製造に際し、反応温度はポリウレタン化反応に
通常採用される温度と同じで良く、溶媒を使用する場合
は通常20〜140℃、無溶媒の場合は通常20〜220℃であ
る。
(A)の製造に際し、反応温度はポリウレタン化反応に
通常採用される温度と同じで良く、溶媒を使用する場合
は通常20〜140℃、無溶媒の場合は通常20〜220℃であ
る。
【0022】また、NCO過剰で重合させた場合はポリ
ウレタン樹脂の末端がNCO基となる。この場合は、更
にアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミンなど);ポリオール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、トリ
メチロールプロパンなど);ポリアミン(エチレンジア
ミン、イソホロンジアミンなど);水などおよびこれら
の2種以上の混合物を末端のNCO基と反応させること
により、活性水素基を含有するポリウレタン樹脂を得る
ことができる。これらのうち好ましいのはアルカノール
アミンおよびポリアミンである。
ウレタン樹脂の末端がNCO基となる。この場合は、更
にアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミンなど);ポリオール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、トリ
メチロールプロパンなど);ポリアミン(エチレンジア
ミン、イソホロンジアミンなど);水などおよびこれら
の2種以上の混合物を末端のNCO基と反応させること
により、活性水素基を含有するポリウレタン樹脂を得る
ことができる。これらのうち好ましいのはアルカノール
アミンおよびポリアミンである。
【0023】活性水素基を含有したポリウレタン樹脂
(A)の重量平均分子量は通常5000〜15万であ
る。好ましくは1万〜8万であり、特に好ましくは2万
〜7万である。
(A)の重量平均分子量は通常5000〜15万であ
る。好ましくは1万〜8万であり、特に好ましくは2万
〜7万である。
【0024】重量平均分子量が5000未満の場合は硬
化後の樹脂の可とう性が不足し、風合いや耐屈曲性が不
十分となる。また、15万を越える場合は、コーティン
グ適性粘度に調整するために希釈溶剤を多く使用せねば
ならず、そのため、表皮層に重ね塗りした場合、表皮層
の溶解や膨潤現象が起こりやすく得られた合成皮革の表
面外観が不良となる等の不都合がおこりやすい。また乾
燥にも多大なエネルギーを要し、省エネルギー面からも
好ましくない。
化後の樹脂の可とう性が不足し、風合いや耐屈曲性が不
十分となる。また、15万を越える場合は、コーティン
グ適性粘度に調整するために希釈溶剤を多く使用せねば
ならず、そのため、表皮層に重ね塗りした場合、表皮層
の溶解や膨潤現象が起こりやすく得られた合成皮革の表
面外観が不良となる等の不都合がおこりやすい。また乾
燥にも多大なエネルギーを要し、省エネルギー面からも
好ましくない。
【0025】本発明に用いられるイソシアヌレート環を
含有したポリイソシアネート(b)としては、TDI、
MDI、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネートなどのポリイソシアネートをイソシア
ヌレート環形成重合したもの、またはこれらイソシアヌ
レート環形成重合したポリイソシアネート中のイソシア
ネート基の一部をOH基やアミノ基などの活性水素を含
有した化合物と反応させた誘導体などがあげられる。そ
してこれらのイソシアヌレート環を含有したポリイソシ
アネートのうち好ましいのは芳香族ポリイソシアネート
である。また、好ましい分子量は350〜5000であ
る。(b)はこれらの2種以上の混合物を用いてもよ
い。(B)として用いる(b)以外の有機ポリイソシア
ネート成分としては、TDI、MDI、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートや、こ
れらのトリメチロールプロパンアダクト体、カルボジイ
ミド変性体、ビュレット結合体など、およびこれら2種
以上の混合物があげられる。
含有したポリイソシアネート(b)としては、TDI、
MDI、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネートなどのポリイソシアネートをイソシア
ヌレート環形成重合したもの、またはこれらイソシアヌ
レート環形成重合したポリイソシアネート中のイソシア
ネート基の一部をOH基やアミノ基などの活性水素を含
有した化合物と反応させた誘導体などがあげられる。そ
してこれらのイソシアヌレート環を含有したポリイソシ
アネートのうち好ましいのは芳香族ポリイソシアネート
である。また、好ましい分子量は350〜5000であ
る。(b)はこれらの2種以上の混合物を用いてもよ
い。(B)として用いる(b)以外の有機ポリイソシア
ネート成分としては、TDI、MDI、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートや、こ
れらのトリメチロールプロパンアダクト体、カルボジイ
ミド変性体、ビュレット結合体など、およびこれら2種
以上の混合物があげられる。
【0026】イソシアヌレート環を含有したポリイソシ
アネート(b)の含有量が20重量%未満の時は十分な
硬化速度は得られず、加熱硬化反応の後、離型紙を即時
に剥離した場合、接着剤層の硬化不足のために接着層の
経時的流動を引き起こし、ひいては表皮層の平滑性が失
われたり、シボ模様が変形したりすることによる合皮の
表面光沢不良あるいは表面のしぼ流れなどの問題を生ず
る。
アネート(b)の含有量が20重量%未満の時は十分な
硬化速度は得られず、加熱硬化反応の後、離型紙を即時
に剥離した場合、接着剤層の硬化不足のために接着層の
経時的流動を引き起こし、ひいては表皮層の平滑性が失
われたり、シボ模様が変形したりすることによる合皮の
表面光沢不良あるいは表面のしぼ流れなどの問題を生ず
る。
【0027】活性水素基を含有したポリウレタン樹脂
(A)の樹脂固形分重量100部に対し、(B)の使用
量は通常、2〜50部、好ましくは5〜20部である。
2部より少ないと硬化性が不十分となり、基布との接着
性、接着層の耐溶剤性が不十分である。50部を越える
と三次元架橋密度が高くなり過ぎ、接着層樹脂の可とう
性が不足し、合成皮革の風合いや耐屈曲性が悪くなる。
(A)の樹脂固形分重量100部に対し、(B)の使用
量は通常、2〜50部、好ましくは5〜20部である。
2部より少ないと硬化性が不十分となり、基布との接着
性、接着層の耐溶剤性が不十分である。50部を越える
と三次元架橋密度が高くなり過ぎ、接着層樹脂の可とう
性が不足し、合成皮革の風合いや耐屈曲性が悪くなる。
【0028】本発明に用いられる触媒(C)としては通
常、アミン系触媒、有機金属系触媒が用いられる。アミ
ン系触媒としてはモノアミン類(トリエチルアミンな
ど);ジアミン類(N,N,N',N'-テトラメチルエチレ
ンジアミンなど);トリアミン類(N,N,N',N'',
N''-ペンタメチルジエチレントリアミンなど);環状
アミン類(トリエチレンジアミン、N-メチルモルホリ
ンなど);アルカノールアミン類(ジメチルアミノエタ
ノールなど);エーテルアミン類〔ビス(2-ジメチル
アミノエチル)エーテルなど〕;アミン塩類(ジアザ-
ビシクロ-アルケン類の塩、トリエチレンジアミンの蟻
酸塩、ジメチルアミノエタノールのシアノ酢酸塩など)
などがある。有機金属系触媒としては錫系(スタナスオ
クトエート、ジブチルチンジアセテートなど);水銀系
(フェニル水銀プロピオン酸塩など);鉛系(オクテン
酸鉛など)などが挙げられる。これらのうちで好ましい
のはジアザ−ビシクロ−アルケン類の塩である。
常、アミン系触媒、有機金属系触媒が用いられる。アミ
ン系触媒としてはモノアミン類(トリエチルアミンな
ど);ジアミン類(N,N,N',N'-テトラメチルエチレ
ンジアミンなど);トリアミン類(N,N,N',N'',
N''-ペンタメチルジエチレントリアミンなど);環状
アミン類(トリエチレンジアミン、N-メチルモルホリ
ンなど);アルカノールアミン類(ジメチルアミノエタ
ノールなど);エーテルアミン類〔ビス(2-ジメチル
アミノエチル)エーテルなど〕;アミン塩類(ジアザ-
ビシクロ-アルケン類の塩、トリエチレンジアミンの蟻
酸塩、ジメチルアミノエタノールのシアノ酢酸塩など)
などがある。有機金属系触媒としては錫系(スタナスオ
クトエート、ジブチルチンジアセテートなど);水銀系
(フェニル水銀プロピオン酸塩など);鉛系(オクテン
酸鉛など)などが挙げられる。これらのうちで好ましい
のはジアザ−ビシクロ−アルケン類の塩である。
【0029】このジアザ−ビシクロ−アルケン類の塩の
ジアザ−ビシクロ−アルケン類としては1,5−ジアザ
−ビシクロ(4,2,0)オクテン−5、1,8−ジア
ザ−ビシクロ(7,2,0)ウンデセン−8、1,4−
ジアザ−ビシクロ(3,3,0)オクテン−4、1,8
−ジアザ−ビシクロ(7,3,0)ドデセン−8、1,
7−ジアザ−ビシクロ(4,3,0)ノネン−6、1,
5−ジアザ−ビシクロ(4,4,0)デセン−5、1,
8−ジアザ−ビシクロ(7,4,0)トリデセン−8、
1,8−ジアザ−ビシクロ(5,3,0)デセン−7、
9−メチル−1,8−ジアザ−ビシクロ(5,3,0)
デセン−7、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)
ウンデセン−7などおよびこれらの混合物が挙げられ
る。
ジアザ−ビシクロ−アルケン類としては1,5−ジアザ
−ビシクロ(4,2,0)オクテン−5、1,8−ジア
ザ−ビシクロ(7,2,0)ウンデセン−8、1,4−
ジアザ−ビシクロ(3,3,0)オクテン−4、1,8
−ジアザ−ビシクロ(7,3,0)ドデセン−8、1,
7−ジアザ−ビシクロ(4,3,0)ノネン−6、1,
5−ジアザ−ビシクロ(4,4,0)デセン−5、1,
8−ジアザ−ビシクロ(7,4,0)トリデセン−8、
1,8−ジアザ−ビシクロ(5,3,0)デセン−7、
9−メチル−1,8−ジアザ−ビシクロ(5,3,0)
デセン−7、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)
ウンデセン−7などおよびこれらの混合物が挙げられ
る。
【0030】また、これらと塩を形成する化合物として
はフェノール類(フェノール、クレゾール、ナフトール
など);脂肪酸(蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉
草酸、ヘキサン酸、2-エチルヘキサン酸、オレイン酸、
アクリル酸、クロトン酸、乳酸、グリコール酸、アジピ
ン酸など);炭素環カルボン酸(安息香酸、トルイル酸
など);複素環カルボン酸(ニコチン酸、フロ酸な
ど);スルホン酸類(トルエンスルホン酸、エタンスル
ホン酸など);炭酸などおよびこれら2種以上の混合物
が挙げられる。このうち好ましいのはフェノールと脂肪
酸で、特に好ましいのはフェノール、蟻酸、2-エチルヘ
キサン酸、オレイン酸である。
はフェノール類(フェノール、クレゾール、ナフトール
など);脂肪酸(蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉
草酸、ヘキサン酸、2-エチルヘキサン酸、オレイン酸、
アクリル酸、クロトン酸、乳酸、グリコール酸、アジピ
ン酸など);炭素環カルボン酸(安息香酸、トルイル酸
など);複素環カルボン酸(ニコチン酸、フロ酸な
ど);スルホン酸類(トルエンスルホン酸、エタンスル
ホン酸など);炭酸などおよびこれら2種以上の混合物
が挙げられる。このうち好ましいのはフェノールと脂肪
酸で、特に好ましいのはフェノール、蟻酸、2-エチルヘ
キサン酸、オレイン酸である。
【0031】触媒(C)は、活性水素基を含有したポリ
ウレタン樹脂(A)とイソシアヌレート環を含有したポ
リイソシアネートを20重量%以上を含んでなる有機ポ
リイソシアネート(B)の合計固形分重量100部に対
して通常、0.01〜3部使用する。0.01部未満の
場合は十分な速硬化性が得られず、3部以上の場合は合
成皮革の耐加水分解性に悪影響を及ぼし、好ましくな
い。
ウレタン樹脂(A)とイソシアヌレート環を含有したポ
リイソシアネートを20重量%以上を含んでなる有機ポ
リイソシアネート(B)の合計固形分重量100部に対
して通常、0.01〜3部使用する。0.01部未満の
場合は十分な速硬化性が得られず、3部以上の場合は合
成皮革の耐加水分解性に悪影響を及ぼし、好ましくな
い。
【0032】本発明の合成皮革用接着剤組成物には、必
要により溶剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、安定剤、顔
料、フィラー、可塑剤、帯電防止剤、殺菌剤などを含ん
でもよい。溶剤としてはアミド系〔ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、ジメチルアセトアミドなど〕;スルホキ
シド系溶媒(ジメチルスルホキシドなど);ケトン系溶
媒〔メチルエチルケトン(MEK)など〕;エーテル系
溶媒(ジオキサン、テトラヒドロフランなど);エステ
ル系溶媒(酢酸エチルなど);芳香族炭化水素系溶媒
(トルエン、キシレンなど)などおよびこれらの2種以
上の混合物が挙げられる。酸化防止剤としては4,4'-ブ
チリデン-ビス(3-メチル-6-t-ブチルフェノール)など
のヒンダードフェノール;トリフェニルホスファイト、
トリクロルエチルホスファイトなどの有機ホスファイト
などおよびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。紫
外線吸収剤としてはベンゾフェノン系;ベンゾトリアゾ
ール系などおよびこれら2種以上の混合物が挙げられ
る。安定剤としてはハロゲン化フェノールなどが挙げら
れる。顔料としては酸化チタン、カーボンブラックなど
が挙げられる。フィラーとしては炭酸カルシウムなどが
挙げられる。
要により溶剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、安定剤、顔
料、フィラー、可塑剤、帯電防止剤、殺菌剤などを含ん
でもよい。溶剤としてはアミド系〔ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、ジメチルアセトアミドなど〕;スルホキ
シド系溶媒(ジメチルスルホキシドなど);ケトン系溶
媒〔メチルエチルケトン(MEK)など〕;エーテル系
溶媒(ジオキサン、テトラヒドロフランなど);エステ
ル系溶媒(酢酸エチルなど);芳香族炭化水素系溶媒
(トルエン、キシレンなど)などおよびこれらの2種以
上の混合物が挙げられる。酸化防止剤としては4,4'-ブ
チリデン-ビス(3-メチル-6-t-ブチルフェノール)など
のヒンダードフェノール;トリフェニルホスファイト、
トリクロルエチルホスファイトなどの有機ホスファイト
などおよびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。紫
外線吸収剤としてはベンゾフェノン系;ベンゾトリアゾ
ール系などおよびこれら2種以上の混合物が挙げられ
る。安定剤としてはハロゲン化フェノールなどが挙げら
れる。顔料としては酸化チタン、カーボンブラックなど
が挙げられる。フィラーとしては炭酸カルシウムなどが
挙げられる。
【0033】
【実施例】以下実施例により本発明を更に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。実施例および
比較例中の部は重量部、%は重量%を表す。 〔活性水素基を含有したポリウレタン樹脂(A−1)の
製造法〕数平均分子量1500のポリ−ε−カプロラク
トンジオール3394部、1,4ブタンジオール151
部およびMDI955部をMEK3575部、DMF1
925部中で70℃で15時間反応させ樹脂濃度45
%、20℃の粘度350ポイズ、残存NCO%0.00
5%以下の活性水素基を含有したポリウレタン樹脂溶液
を得た。本樹脂をGPC装置〔東ソー製HLC−802
0、溶媒:テトラヒドロフラン、カラム:ウェーターズ
社製ウルトラスタイラジェルリニア(2本)、検出器:
RI、東ソー社製標準ポリスチレンにて分子量を較正〕
を使用して重量平均分子量を測定したところ、73,4
00であった。
本発明はこれに限定されるものではない。実施例および
比較例中の部は重量部、%は重量%を表す。 〔活性水素基を含有したポリウレタン樹脂(A−1)の
製造法〕数平均分子量1500のポリ−ε−カプロラク
トンジオール3394部、1,4ブタンジオール151
部およびMDI955部をMEK3575部、DMF1
925部中で70℃で15時間反応させ樹脂濃度45
%、20℃の粘度350ポイズ、残存NCO%0.00
5%以下の活性水素基を含有したポリウレタン樹脂溶液
を得た。本樹脂をGPC装置〔東ソー製HLC−802
0、溶媒:テトラヒドロフラン、カラム:ウェーターズ
社製ウルトラスタイラジェルリニア(2本)、検出器:
RI、東ソー社製標準ポリスチレンにて分子量を較正〕
を使用して重量平均分子量を測定したところ、73,4
00であった。
【0034】〔イソシアヌレート環を含有したポリイソ
シアネート(b−1)の製造法〕 酢酸エチル500
部、TDI495部およびナフテン酸カルシウム5部を
混合し、65℃にて6時間反応を行う。その後燐酸0.
3部を仕込み、イソシアヌレート環重合反応を停止さ
せ、固形分濃度50%、NCO含量10.8%のイソシ
アヌレート環を含有した芳香族ポリイソシアネートを得
た。
シアネート(b−1)の製造法〕 酢酸エチル500
部、TDI495部およびナフテン酸カルシウム5部を
混合し、65℃にて6時間反応を行う。その後燐酸0.
3部を仕込み、イソシアヌレート環重合反応を停止さ
せ、固形分濃度50%、NCO含量10.8%のイソシ
アヌレート環を含有した芳香族ポリイソシアネートを得
た。
【0035】〔イソシアヌレート環を含有したポリイソ
シアネート(b−2)の製造法〕ヘキサメチレンジイソ
シアネート990部およびナフテン酸カルシウム10部
を混合し、80℃にて6時間反応を行う。その後燐酸
0.6部を仕込み、イソシアヌレート環重合反応を停止
させ、NCO含量22.6%のイソシアヌレート環を含
有したポリイソシアネートを得た。
シアネート(b−2)の製造法〕ヘキサメチレンジイソ
シアネート990部およびナフテン酸カルシウム10部
を混合し、80℃にて6時間反応を行う。その後燐酸
0.6部を仕込み、イソシアヌレート環重合反応を停止
させ、NCO含量22.6%のイソシアヌレート環を含
有したポリイソシアネートを得た。
【0036】(実施例1)離型紙(大日本印刷社製:D
E−43)上にポリウレタン樹脂溶液(三洋化成工業社
製:サンプレンLQ−195)100部と黒色トナー
(東洋インキ社製:リオエースM915)10部とで調
整した表皮層樹脂溶液を約60g/m2塗布し、120
℃×2分間乾燥し、表皮層を得た。次いで活性水素基を
含有したポリウレタン樹脂(A−1)100部とトリエ
チレンジアミン0.3部の混合物とイソシアヌレート環
を含有したポリイソシアネート(b−1)10部を表皮
層上に約150g/m2塗布した。10秒後にポリエス
テル/レーヨン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分
間加熱硬化した後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革1
を得た。
E−43)上にポリウレタン樹脂溶液(三洋化成工業社
製:サンプレンLQ−195)100部と黒色トナー
(東洋インキ社製:リオエースM915)10部とで調
整した表皮層樹脂溶液を約60g/m2塗布し、120
℃×2分間乾燥し、表皮層を得た。次いで活性水素基を
含有したポリウレタン樹脂(A−1)100部とトリエ
チレンジアミン0.3部の混合物とイソシアヌレート環
を含有したポリイソシアネート(b−1)10部を表皮
層上に約150g/m2塗布した。10秒後にポリエス
テル/レーヨン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分
間加熱硬化した後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革1
を得た。
【0037】(実施例2)実施例1のトリエチレンジア
ミン0.3部の代わりに1,8−ジアザ−ビシクロ
(5,4,0)ウンデセン−7の2−エチルヘキサン酸
塩0.3部を用いた他は実施例1と同様にして合成皮革
2を得た。 (実施例3)実施例1のトリエチレンジアミン0.3部
の代わりに1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7のフェノール塩0.3部を用いた他は実施
例1と同様にして合成皮革3を得た。
ミン0.3部の代わりに1,8−ジアザ−ビシクロ
(5,4,0)ウンデセン−7の2−エチルヘキサン酸
塩0.3部を用いた他は実施例1と同様にして合成皮革
2を得た。 (実施例3)実施例1のトリエチレンジアミン0.3部
の代わりに1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7のフェノール塩0.3部を用いた他は実施
例1と同様にして合成皮革3を得た。
【0038】(実施例4)実施例1のイソシアヌレート
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにイソシアヌレート環を含有したポリイソシアネー
ト(b−1)5部とコロネートL(日本ポリウレタン社
製 トリメチロールプロパンにトリレンジイソシアネー
トを付加した芳香族ポリイソシアネートの酢酸エチル2
5%含有品)5部を用いた他は実施例1と同様にして合
成皮革4を得た。
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにイソシアヌレート環を含有したポリイソシアネー
ト(b−1)5部とコロネートL(日本ポリウレタン社
製 トリメチロールプロパンにトリレンジイソシアネー
トを付加した芳香族ポリイソシアネートの酢酸エチル2
5%含有品)5部を用いた他は実施例1と同様にして合
成皮革4を得た。
【0039】(実施例5)実施例1のイソシアヌレート
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにイソシアヌレート環を含有したポリイソシアネー
ト(b−2)10部を用いた他は実施例1と同様にして
合成皮革5を得た。
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにイソシアヌレート環を含有したポリイソシアネー
ト(b−2)10部を用いた他は実施例1と同様にして
合成皮革5を得た。
【0040】(比較例1)実施例1のイソシアヌレート
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにコロネートL10部を用いた他は実施例1と同様
にして合成皮革6を得た。
環を含有したポリイソシアネート(b−1)10部の代
わりにコロネートL10部を用いた他は実施例1と同様
にして合成皮革6を得た。
【0041】(比較例2)特開昭60−199087号
公報記載の方法に準じて、以下の通りポリウレタン樹脂
接着剤溶液を得た。数平均分子量2000のポリエチレ
ンブチレンアジペート3600部、DMF800部を窒
素気流下で溶解し、これにTDI348部を加えて10
0℃で1時間保持し、NCO末端ウレタン樹脂溶液を得
た。その後MEK800部、トルエン2376部を加
え、このウレタン樹脂溶液を60℃まで冷却した。この
時のNCO含量は0.170%であった。そしてメチル
エチルケトンオキシム28部を徐々に添加した。このよ
うにして得られたマスキング化ウレタン樹脂溶液は固形
分濃度が50%で20℃の粘度は90ポイズであった。
次にこの末端NCO基をマスキングしたウレタン樹脂溶
液100部に硬化剤としてイミノビスプロピルアミン1
部を加え、よくかき混ぜてポリウレタン接着剤樹脂溶液
を得た。そしてこれを実施例1で得た表皮層の上に約1
50g/m2塗布し、10秒後にポリエステル/レーヨ
ン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分間加熱硬化し
た後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革7を得た。
公報記載の方法に準じて、以下の通りポリウレタン樹脂
接着剤溶液を得た。数平均分子量2000のポリエチレ
ンブチレンアジペート3600部、DMF800部を窒
素気流下で溶解し、これにTDI348部を加えて10
0℃で1時間保持し、NCO末端ウレタン樹脂溶液を得
た。その後MEK800部、トルエン2376部を加
え、このウレタン樹脂溶液を60℃まで冷却した。この
時のNCO含量は0.170%であった。そしてメチル
エチルケトンオキシム28部を徐々に添加した。このよ
うにして得られたマスキング化ウレタン樹脂溶液は固形
分濃度が50%で20℃の粘度は90ポイズであった。
次にこの末端NCO基をマスキングしたウレタン樹脂溶
液100部に硬化剤としてイミノビスプロピルアミン1
部を加え、よくかき混ぜてポリウレタン接着剤樹脂溶液
を得た。そしてこれを実施例1で得た表皮層の上に約1
50g/m2塗布し、10秒後にポリエステル/レーヨ
ン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分間加熱硬化し
た後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革7を得た。
【0042】(比較例3)特開昭62−199610号
公報記載の方法に準じて、以下の通りポリウレタン樹脂
接着剤溶液を得た。数平均分子量2000のネオペンチ
ルグリコール−アジピン酸エステル1000部、モノメ
チルジエタノールアミン181部をMEK1680部に
窒素気流下で溶解し、次いでMDI511部を加えて7
0℃で8時間反応した後、50℃に冷却して90%蟻酸
75部を加え、2時間攪拌し、固形分濃度50%で30
℃の粘度が300ポイズのポリウレタン樹脂溶液を得
た。そしてこのポリウレタン樹脂溶液100部にMEK
10部、コロネートL8部、ジブチルチンジラウレート
0.01部添加し、よくかきまぜてポリウレタン接着剤
樹脂溶液を得た。そしてこれを実施例1で得た表皮層の
上に約150g/m2塗布し、10秒後にポリエステル
/レーヨン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分間加
熱硬化した後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革8を得
た。
公報記載の方法に準じて、以下の通りポリウレタン樹脂
接着剤溶液を得た。数平均分子量2000のネオペンチ
ルグリコール−アジピン酸エステル1000部、モノメ
チルジエタノールアミン181部をMEK1680部に
窒素気流下で溶解し、次いでMDI511部を加えて7
0℃で8時間反応した後、50℃に冷却して90%蟻酸
75部を加え、2時間攪拌し、固形分濃度50%で30
℃の粘度が300ポイズのポリウレタン樹脂溶液を得
た。そしてこのポリウレタン樹脂溶液100部にMEK
10部、コロネートL8部、ジブチルチンジラウレート
0.01部添加し、よくかきまぜてポリウレタン接着剤
樹脂溶液を得た。そしてこれを実施例1で得た表皮層の
上に約150g/m2塗布し、10秒後にポリエステル
/レーヨン片面起毛布を貼合わせ、120℃×2分間加
熱硬化した後、すぐに離型紙を剥離して合成皮革8を得
た。
【0043】得られた1〜8の合成皮革についてその性
能を調べたところ表1〜3の結果を得た。本発明の合成
皮革用接着剤組成物は速硬化性に優れているため、12
0℃×2分の加熱硬化後、すぐに離型紙から剥離しても
表面光沢、しぼ流れ共に良好であった。また基布との接
着力、耐加水分解性、耐溶剤性、風合いにも優れ、加熱
乾燥時の臭気の問題もなく、合成皮革の製造についても
有用であることが認められた。
能を調べたところ表1〜3の結果を得た。本発明の合成
皮革用接着剤組成物は速硬化性に優れているため、12
0℃×2分の加熱硬化後、すぐに離型紙から剥離しても
表面光沢、しぼ流れ共に良好であった。また基布との接
着力、耐加水分解性、耐溶剤性、風合いにも優れ、加熱
乾燥時の臭気の問題もなく、合成皮革の製造についても
有用であることが認められた。
【0044】
【表1】 注)表中の各符号の意味は次の通りである。 ◎:優れる ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0045】
【表2】 注)表中の各符号の意味は次の通りである。 ◎:優れる ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0046】
【表3】 注)表中の各符号の意味は次の通りである。 ◎:優れる ○:良好 △:やや不良 ×:不良
【0047】なお、試験方法は下記の要領で実施した。 (基布との接着力)20℃、相対湿度65%下で島津製
作所製のオートグラフS−100−Dによりクロスヘッ
ドスピード200mm/minで合成皮革のポリウレタ
ン樹脂層と基布をT剥離した時の接着力を測定した。 (耐加水分解性)合成皮革を70℃、相対湿度95%中
で14日間暴露し、基布との接着力の保持率を測定し
た。 保持率(%)=〔(暴露後の基布との接着力)/(暴露前の基布
との接着力)〕×100 (耐溶剤性)合成皮革をMEKに1時間浸漬して、接着
剤層の耐溶剤性を評価した。 (風合い)手触りにより、実施例−1で得た合成皮革−
1の風合いを標準として合成皮革2〜8を比較した。
作所製のオートグラフS−100−Dによりクロスヘッ
ドスピード200mm/minで合成皮革のポリウレタ
ン樹脂層と基布をT剥離した時の接着力を測定した。 (耐加水分解性)合成皮革を70℃、相対湿度95%中
で14日間暴露し、基布との接着力の保持率を測定し
た。 保持率(%)=〔(暴露後の基布との接着力)/(暴露前の基布
との接着力)〕×100 (耐溶剤性)合成皮革をMEKに1時間浸漬して、接着
剤層の耐溶剤性を評価した。 (風合い)手触りにより、実施例−1で得た合成皮革−
1の風合いを標準として合成皮革2〜8を比較した。
【0048】
【発明の効果】本発明の合成皮革用樹脂組成物は従来の
ものに比べ更に速硬化性に優れ、且つ加熱乾燥時の臭気
の問題や製造設備の腐食の問題もない。また得られた合
成皮革も基布との接着性、耐加水分解性、耐溶剤性も良
好である。上記効果を奏することから本発明のポリウレ
タン樹脂組成物は靴用、衣料用、鞄用、雑貨用などの合
成皮革接着剤用樹脂として有用である。
ものに比べ更に速硬化性に優れ、且つ加熱乾燥時の臭気
の問題や製造設備の腐食の問題もない。また得られた合
成皮革も基布との接着性、耐加水分解性、耐溶剤性も良
好である。上記効果を奏することから本発明のポリウレ
タン樹脂組成物は靴用、衣料用、鞄用、雑貨用などの合
成皮革接着剤用樹脂として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06N 3/14 101 7258−4F // C08G 18/02 NDL 8620−4J 18/18 NFV 8620−4J 18/64 NER 8620−4J
Claims (5)
- 【請求項1】 活性水素基を含有したポリウレタン樹脂
(A)、イソシアヌレート環を含有したポリイソシアネ
ート(b)を20重量%以上含んでなる有機ポリイソシ
アネート(B)、および触媒(C)からなる合成皮革用
接着剤組成物。 - 【請求項2】 該触媒(C)がジアザ−ビシクロ−アル
ケン類の塩である請求項1記載の合成皮革用接着剤組成
物。 - 【請求項3】 該活性水素基を含有したポリウレタン樹
脂(A)の重量平均分子量が5000〜15万である請
求項1または2記載の合成皮革用接着剤組成物。 - 【請求項4】 該イソシアヌレート環を含有したポリイ
ソシアネート(b)が分子量350〜5000の芳香族
ポリイソシアネートである請求項1〜3のいずれか記載
の合成皮革用接着剤組成物。 - 【請求項5】 該ジアザ−ビシクロ−アルケン類の塩
(C)がジアザ−ビシクロ−アルケン類の脂肪酸もしく
はフェノールとの塩である請求項1〜4のいずれか記載
の合成皮革用接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4263038A JP2533437B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 合成皮革用接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4263038A JP2533437B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 合成皮革用接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681275A true JPH0681275A (ja) | 1994-03-22 |
| JP2533437B2 JP2533437B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=17384010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4263038A Expired - Lifetime JP2533437B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 合成皮革用接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533437B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH09316422A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | ラミネート用接着剤組成物、およびそれを用いたラミネートフィルムの製造方法 |
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-
1992
- 1992-09-03 JP JP4263038A patent/JP2533437B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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| JP2533437B2 (ja) | 1996-09-11 |
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