JPH0682956U - アームレストのリッド取り付け構造 - Google Patents

アームレストのリッド取り付け構造

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JPH0682956U
JPH0682956U JP2957793U JP2957793U JPH0682956U JP H0682956 U JPH0682956 U JP H0682956U JP 2957793 U JP2957793 U JP 2957793U JP 2957793 U JP2957793 U JP 2957793U JP H0682956 U JPH0682956 U JP H0682956U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッドの取り付け作業を容易にするととも
に、アームレストの全体的な外観品質の向上をはかる。 【構成】 ロック手段16がビス22によってフレーム14に
直接的に固定されるとともに、リッド12がロック手段の
ビスを被覆可能に配置されている。そして、第1、第2
の係合手段32、34 の係合のもとで、リッド12がフレーム
14に対して取り付け可能となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小物入れ等を兼用するアームレストのリッド取り付け構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
車両等のシートのアームレストとして、たとえば、基部となる下半部に対して 開閉可能な上半部を有し、下半部上面の皿状凹部を小物入れ等として利用可能な 構成が知られている。
【0003】 このような構成のアームレストの上半部は、たとえば、着座者の腕部を弾性支 持可能にパッドを一体成形したフレームと、上半部を下半部に対する閉鎖位置に 保持するロック手段と、上半部の裏蓋となるリッドとの組み合わせにより形成さ れ、後端が、下半部の対応する箇所に揺動自在に取り付けられている。リッドは 、通常、ロック手段とフレームとの間に介在されて挟持され、ビス(小ねじ)等 による、ロック手段サイドからの共締め(締め付け)によって、ロック手段とと もに上半部の裏面に固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成においては、ロック手段、リッドを上半部に取 り付けたビスが、アームレスト上半部の裏面に露出されるため、上半部の開放時 におけるアームレスト、つまりはシートの外観上の品質低下は避けられない。
【0005】 また、公知の構成においては、リッドがフレーム、ロック手段間に介在され、 ロック手段サイドからのビスの締め付けによって共締めされるため、ロック手段 、リッドの挿通孔およびフレームのねじ孔のそれぞれに、高い精度が要求される 。そのため、アームレスト上半部の各部材の成形が容易に行えず、作業性が複雑 化する虞れがある。
【0006】 そして、リッドをフレーム、ロック手段間に挟んでビス止めするため、ビスの 締め付けトルクが大きいとリッドを破損、損傷するとともに、逆に小さいとリッ ド、ロック手段がガタつき、取り付け不良の原因となる虞れがある。つまり、ビ スの締め付けトルクの管理が難しく、取り付け作業時における作業性の低下は避 けられない。
【0007】 この考案は、リッドの取り付け作業を容易にするとともに、全体的な外観品質 の向上をはかるアームレストのリッド取り付け構造の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案によれば、ロック手段が、一体的な取り 付け片の所定箇所に配置された所定数のビスによってフレームに直接的に固定さ れるとともに、リッドが、少なくともロック手段のビスを被覆する形状で対応す る位置に配置されている。そして、少なくともリッド、フレーム間の第1の係合 手段の係合のもとで、リッドが、当該位置でフレームに対して取り付け可能とな っている。
【0009】
【作用】
この構成によれば、リッドの取り付けにビスを使用しないとともに、ロック手 段のビスがリッドによって覆われるため、内部へのビスの露出が防止でき、アー ムレスト、つまりはシートの全体的な外観品質が十分に向上される。そして、リ ッドを介在した、ビスによる共締めを行わないことから、フレーム、ロック手段 およびリッドの各部材にさほど高い精度が要求されないとともに、締め付けトル クの厳密な管理が不要となるため、作業性が向上される。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳細に説明する。
【0011】 図1、図2に示すように、この考案に係るアームレストのリッド取り付け構造 10においては、リッド12が、アームレスト上半部を形成するフレーム14の裏面に 、ロック手段16とともに固定されている。
【0012】 フレーム14は、たとえば、一体成形されたパッド14a を上面に有して、着座者 の腕部を弾性的に支持可能に形成され、通常、アームレストの基部となる下半部 (図示しない)に対して揺動のもとで開閉されるように、後端が、対応する箇所 に蝶番状に取り付けられる。
【0013】 なお、ここでは図示しないが、通常、アームレストの下半部が、皿状凹部を上 面に有して形成され、アームレスト自体が、小物入れとして兼用可能となってい る。このような上半部、下半部からなるアームレストは公知であり、その構成自 体はこの考案の趣旨でないため、詳細に説明しない。
【0014】 ところで、図1に示すように、上半部を下半部に対する閉鎖位置に保持するロ ック手段16が、たとえば、上半部の前端に設けられている。ロック手段16は、た とえば、連動可能な操作片18、ロック片20を有し、下半部の対応する係合片(図 示しない)へのロック片の係合によって、下半部に対する上半部の揺動を規制す るように構成されている。
【0015】 なお、ロック手段16の構成は公知であり、その構成自体はこの考案の趣旨でな いため、詳細に説明しない。
【0016】 ここで、この考案においては、ロック手段16が、取り付け片16a を一体的に有 して形成されて、取り付け片の所定箇所に配置された所定数、たとえば、2個の ビス(小ねじ)22によって、フレーム14の裏面の対応箇所に直接的に固定される とともに、ロック手段の少なくともビスを覆う形状で対応する位置に配置された リッド12が、第1、第2の係合手段32、34 の係合のもとでフレームに取り付けら れている。
【0017】 図1を見るとわかるように、フレーム14は、ロック手段16の突出部16b に対応 した切欠き24、凹部26を予め有し、これらに整列させて、ロック手段が配置され 、相互に整列したロック手段の挿通孔28、フレームのねじ孔30へのビス22の連続 した挿通、螺着によって、ロック手段がフレームに固定されている(図2参照) 。
【0018】 また、リッド12は、たとえば、ロック手段の突出部16b に対応した切欠き12a を有して形成され、図2に示すように、フレームの縦壁14b の内部への遊嵌によ って取り付けられている。
【0019】 そして、図1、図2を見るとわかるように、たとえば、第1、第2の係合手段 の係合爪32a、34a が、フレーム14との対向面において、それぞれリッドに一体的 に形成されるとともに、第1係合手段の係合孔32b がロック手段の取り付け片16 a に、第2係合手段の係合爪34b がフレームの対応箇所に、それぞれ設けられて いる。
【0020】 第1、第2の係合手段の係合爪32a、34a は、それぞれ弾性変形可能に形成され 、リッド12の押し込みによる、弾性変形を伴う対応する係合孔32b、34b への挿入 のもとで、係合孔に対して係合可能に構成されている。
【0021】 なお、第1の係合手段32においては、たとえば、スペーサとして機能するブッ シュ36が係合爪32a 、係合孔34b 間に介在されて、フレーム14に対するリッド12 のガタつきの抑制、つまりはフレームに対する安定した状態でのリッドの保持が 可能となっている。
【0022】 このような構成においては、まず、ビス22によって、ロック手段16がフレーム 14に固定される。そして、次に、フレーム14に対するリッド12の押し込みに伴っ た第1、第2の係合手段32、34 のそれぞれ係合のもとで、リッドがフレームに対 して固定される。
【0023】 つまり、この考案のアームレストのリッド取り付け構造10においては、リッド 12が、ビスを使用することなく、第1、第2の係合手段32、34 の係合のもとで、 フレーム14に対して取り付けられるとともに、図2を見るとわかるように、ロッ ク手段のビス22が、リッドによって覆われている。そのため、外部へのビス22の 露出が確実に防止でき、上半部の開放時におけるアームレスト、つまりはシート の全体的な外観品質が十分に向上される。
【0024】 また、この考案においては、リッド12を介することなく、ロック手段16がビス 22での締め付けによってフレーム14に直接的に取り付けられるため、フレームの ねじ孔30とロック手段の挿通孔28との間に、さほど高い精度は要求されない。そ して、ロック手段、フレームの係合孔32b、34b に対応した第1、第2の係合手段 のロック爪32a、34a をそれぞれ設ければ足りるため、リッド12の成形時において も、さほど高い精度は要求されない。
【0025】 そのため、フレーム14、ロック手段16およびリッド12のいずれの成形時におい ては、さほど高い精度が各部材に要求されず、各部材の成形が容易に行えること によって、作業性が向上される。
【0026】 更に、フレーム14へのビス22の直接的な締め付けによって、ロック手段16がフ レームに固定されるため、ビスの締め付けトルクの大小に拘らず、リッド12の破 損、損傷、および、リッド、ロック手段の取り付け不良等を招くことがない。つ まり、締め付けトルクの管理を厳密に行うことなく、ビス22の締め付け作業が行 えるため、ビスの締め付け作業の簡単化により、作業性が向上される。
【0027】 なお、リッド12は、フレーム方向への押し込みによる第1、第2の係合手段32、 34 のそれぞれの係合のもとで、フレーム14に対して離脱不能に取り付けられる ため、リッドの取り付けの際の作業性を複雑化することがない。
【0028】 ここで、実施例においては、第1、第2の係合手段32、34 の係合爪32a、34a を リッド12に、係合孔32b、34b をフレーム14、ロック手段の取り付け片16a にそれ ぞれ設けているが、これとは逆に、係合孔をリッドに、係合爪をフレーム、ロッ ク手段の取り付け片にそれぞれ設けてもよい。
【0029】 また、第1、第2の係合手段32、34 においては、対応する係合爪、係合孔間が 相互に係合可能であれば足りるため、係合爪、係合孔は、いずれも図示の形状に 限定されない。そして、第1、第2の係合手段32、34 は、図中のような異なる形 状に限定されず、同一の形状としてもよい。
【0030】 更に、図中においては、ビス22の数、および、第1、第2の係合手段32、34 の 数がいずれも2個として例示されているが、ロック手段16およびリッド12を固定 すれば足りるため、これらの数は2個に限定されない。
【0031】 上述した実施例は、この考案を説明するためのものであり、この考案を何等限 定するものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全て この考案に包含されることはいうまでもない。
【0032】
【考案の効果】
上記のように、この考案に係るアームレストのリッド取り付け構造によれば、 リッドの取り付けにビスを使用しないとともに、ロック手段のビスがリッドによ って覆われるため、外部へのビスの露出が確実に防止できる。そのため、上半部 の開放時におけるアームレスト、つまりはシートの全体的な外観品質が十分に向 上される。
【0033】 また、リッドを介在した、ビスによる共締めを行わないため、フレームのねじ 孔とロック手段の挿通孔とを整列可能とすれば足りる。つまり、フレーム、ロッ ク手段およびリッドの各部材に、さほど高い精度が要求されないため、容易な成 形作業のもとで、作業性が向上される。
【0034】 そして、フレームへのビスの直接的な締め付けによって、ロック手段がフレー ムに固定されるため、締め付けトルクの管理を厳密に行うことなく、ビスの締め 付け作業が行える。従って、ビスの締め付け作業の簡単化により、作業性が向上 される。
【0035】 また、第1の係合手段に加えて、リッド、ロック手段間を連結する第2の係合 手段を設ければ、第1の係合手段から更に内方の位置で、リッドがフレームに対 して固定されるため、リッドの膨らみ等に起因する外観品質の低下が確実に防止 できる。
【0036】 更に、第1、第2の係合手段を相互に係合可能な係合爪、係合孔の組み合わせ から構成すれば、フレーム方向へのリッドの押し込みによって第1、第2の係合 手段がそれぞれ係合できるため、フレームへのリッドの取り付け作業を複雑化す ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るアームレストのリッド取り付け
構造の概略分解斜視図である。
【図2】アームレスト上半部の正面から見た、アームレ
ストのリッド取り付け構造の部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 アームレストのリッド取り付け構造 12 リッド 14 フレーム 16 ロック手段 16a ロック手段の取り付け片 22 ビス(小ねじ) 32 第1の係合手段 32a 係合爪 32b 係合孔 34 第2の係合手段 34a 係合爪 34b 係合孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下半部に対して開閉可能な上半部を有す
    るアームレストにおいて、 アームレストの上半部が、着座者の腕部を弾性支持可能
    にパッドの一体成形されたフレームと;上半部を下半部
    に対する閉鎖位置に保持するロック手段と;上半部の裏
    蓋となるリッドと;を備えて形成され、 ロック手段が、一体的な取り付け片の所定箇所に配置さ
    れた所定数のビスによってフレームに直接的に固定され
    るとともに、リッドが、少なくともロック手段のビスを
    被覆する形状で対応する位置に配置され、 少なくともリッド、フレーム間に設けられた第1の係合
    手段の係合のもとで、リッドを当該位置でフレームに対
    して取り付け可能としたことを特徴とするアームレスト
    のリッド取り付け構造。
  2. 【請求項2】 第1の係合手段が、係合孔と;係合孔に
    挿入して弾性のもとで係合可能な係合爪と;の組み合わ
    せから形成され、フレームに対するリッドの押し込みに
    連動して、係合爪が係合孔に挿入、係合される請求項1
    記載のアームレストのリッド取り付け構造。
  3. 【請求項3】 第2の係合手段がリッド、ロック手段の
    取り付け片間に設けられ、第1の係合手段に加えた第2
    の係合手段の係合のもとで、リッドをフレームに対して
    取り付け可能とした請求項1または2記載のアームレス
    トの取り付け構造。
  4. 【請求項4】 第2の係合手段が、係合孔と;係合孔に
    挿入して弾性のもとで係合可能な係合爪と;の組み合わ
    せから形成され、フレームに対するリッドの押し込みに
    連動して、第1の係合手段とともに、係合爪が係合孔に
    挿入、係合される請求項1ないし3のいずれか記載のア
    ームレストのリッド取り付け構造。
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