JPH068366Y2 - 自動変速機のエンジンブレーキ制御装置 - Google Patents
自動変速機のエンジンブレーキ制御装置Info
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- JPH068366Y2 JPH068366Y2 JP3847988U JP3847988U JPH068366Y2 JP H068366 Y2 JPH068366 Y2 JP H068366Y2 JP 3847988 U JP3847988 U JP 3847988U JP 3847988 U JP3847988 U JP 3847988U JP H068366 Y2 JPH068366 Y2 JP H068366Y2
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- speed
- engine brake
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- shift
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機、特に前進5段自動変速機のエンジ
ンブレーキ制御装置に関するものである。
ンブレーキ制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の前進5段自動変速機としては、例えば本願出願人
が先に出願した特願昭62−215148号(特開平1−58836
号公報)に記載されたものがある。この自動変速機は、
前進5段でありながら前進4段又は前進3段自動変速機
と同様、マニュアルバルブの般用性を考慮して6ポジシ
ョン(P,R,N,D,3,2)を設定するのみであ
り、それらの内のポジション(3,2)を夫々3速エン
ジンブレーキレンジ及び2速エンジンブレーキレンジと
している。
が先に出願した特願昭62−215148号(特開平1−58836
号公報)に記載されたものがある。この自動変速機は、
前進5段でありながら前進4段又は前進3段自動変速機
と同様、マニュアルバルブの般用性を考慮して6ポジシ
ョン(P,R,N,D,3,2)を設定するのみであ
り、それらの内のポジション(3,2)を夫々3速エン
ジンブレーキレンジ及び2速エンジンブレーキレンジと
している。
(考案が解決しようとする課題) 5段自動変速機においては既存の3段又は4段自動変速
機に較べ変速段数が多い分、設定可能なエンジンブレー
キレンジ数も多くなるから、これらを全てマニュアルバ
ルブに設定すると、以下の問題が生じてしまう。
機に較べ変速段数が多い分、設定可能なエンジンブレー
キレンジ数も多くなるから、これらを全てマニュアルバ
ルブに設定すると、以下の問題が生じてしまう。
すなわち、前述した6ポジション(P,R,N,D,
3,2)のマニュアルバルブにおいて雪道のエンジンブ
レーキ力向上のため1速エンジンブレーキレンジを追設
すると、(P,R,N,D,3,2,1)の7ポジショ
ンとなってポート数が増大してしまい、シフトレバーの
移動量も増加するから、人間工学的な操作性や車両搭載
性が悪化し、さらに既存の自動変速機のマニュアルバル
ブやセレクトリンケージ等のセレクト系部品との互換性
がなくなるという問題が生ずる。
3,2)のマニュアルバルブにおいて雪道のエンジンブ
レーキ力向上のため1速エンジンブレーキレンジを追設
すると、(P,R,N,D,3,2,1)の7ポジショ
ンとなってポート数が増大してしまい、シフトレバーの
移動量も増加するから、人間工学的な操作性や車両搭載
性が悪化し、さらに既存の自動変速機のマニュアルバル
ブやセレクトリンケージ等のセレクト系部品との互換性
がなくなるという問題が生ずる。
そこで、4段自動変速機において従来より採用されてい
るOD禁止スイッチの考え方を用いて、5段自動変速機
の1速エンジンブレーキ状態は、マニュアルバルブの手
動操作に頼らず、1速エンジンブレーキスイッチを追設
して、その投入により達成し得るようにすることも考え
られる。
るOD禁止スイッチの考え方を用いて、5段自動変速機
の1速エンジンブレーキ状態は、マニュアルバルブの手
動操作に頼らず、1速エンジンブレーキスイッチを追設
して、その投入により達成し得るようにすることも考え
られる。
しかし、このようにして1速エンジンブレーキスイッチ
を投入するだけで、マニュアルバルブの選択レンジに関
係なく、1速エンジンブレーキ状態が得られるようにす
ると、例えば4速や、5速での高速走行中にも1速エン
ジンブレーキ状態を選択可能となる。
を投入するだけで、マニュアルバルブの選択レンジに関
係なく、1速エンジンブレーキ状態が得られるようにす
ると、例えば4速や、5速での高速走行中にも1速エン
ジンブレーキ状態を選択可能となる。
ところで、5段自動変速機において1速は、減速比を通
常よりも大きく設定するのが常套であり、それにもかか
わらず、上記のような高速段選択中に1速エンジンブレ
ーキが得られるというのでは、当該1速エンジンブレー
キ状態への切り換え時、急激で大きなエンジンブレーキ
が作用して安全上大いに問題となるだけでなく、エンジ
ン回転が車輪からの逆駆動により許容限界を越えて上昇
され、エンジンを過回転により破損させるに至る。
常よりも大きく設定するのが常套であり、それにもかか
わらず、上記のような高速段選択中に1速エンジンブレ
ーキが得られるというのでは、当該1速エンジンブレー
キ状態への切り換え時、急激で大きなエンジンブレーキ
が作用して安全上大いに問題となるだけでなく、エンジ
ン回転が車輪からの逆駆動により許容限界を越えて上昇
され、エンジンを過回転により破損させるに至る。
本考案は、5段自動変速機において、マニュアルバルブ
のポジション数を増大させることなしに1速エンジンブ
レーキ状態が得られるようにすると共に、かと言って上
記の問題を生ずることのないようにしたエンジンブレー
キ制御装置を提案することを目的とする。
のポジション数を増大させることなしに1速エンジンブ
レーキ状態が得られるようにすると共に、かと言って上
記の問題を生ずることのないようにしたエンジンブレー
キ制御装置を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため本考案は、第1図に概念を示す如く、 2速エンジンブレーキレンジを最低速エンジンブレーキ
レンジとして有するマニュアルバルブ100を具えた前進
5段自動変速機101において、 マニュアルバルブ100が2速エンジンブレーキレンジで
あるのを検知する2レンジ検知手段102と、 1速エンジンブレーキの希望時に投入する1速エンジン
ブレーキスイッチ103とを設け、 2レンジ検知手段102により2速エンジンブレーキレン
ジが検知され、且つ1速エンジンブレーキスイッチ103
が投入される時、自動変速機が1速エンジンブレーキ状
態にされるよう構成したものである。
レンジとして有するマニュアルバルブ100を具えた前進
5段自動変速機101において、 マニュアルバルブ100が2速エンジンブレーキレンジで
あるのを検知する2レンジ検知手段102と、 1速エンジンブレーキの希望時に投入する1速エンジン
ブレーキスイッチ103とを設け、 2レンジ検知手段102により2速エンジンブレーキレン
ジが検知され、且つ1速エンジンブレーキスイッチ103
が投入される時、自動変速機が1速エンジンブレーキ状
態にされるよう構成したものである。
(作用) 5段自動変速機101の1速エンジンブレーキを希望する
場合、マニュアルバルブ100を2速エンジンブレーキレ
ンジにし、且つ1速エンジンブレーキスイッチ103を投
入する。この時、2レンジ検知手段102はマニュアルバ
ルブ100の2速エンジンブレーキレンジ選択状態を検知
し、自動変速機101は、当該2レンジ検知手段102による
検知に応答して、且つ、1速エンジンブレーキスイッチ
103の投入信号を受けて初めて、1速エンジンブレーキ
状態にされる。
場合、マニュアルバルブ100を2速エンジンブレーキレ
ンジにし、且つ1速エンジンブレーキスイッチ103を投
入する。この時、2レンジ検知手段102はマニュアルバ
ルブ100の2速エンジンブレーキレンジ選択状態を検知
し、自動変速機101は、当該2レンジ検知手段102による
検知に応答して、且つ、1速エンジンブレーキスイッチ
103の投入信号を受けて初めて、1速エンジンブレーキ
状態にされる。
よって、マニュアルバルブ100のポート数を増大させる
ことなく、つまり3段または4段自動変速機におけるマ
ニュアルバルブのポート数と同じポート数のままで、5
段自動変速機101の1速エンジンブレーキ状態を得るこ
とができる。これがためマニュアルバルブ100として、
3段または4段自動変速機のマニュアルバルブで用いら
れていたと同じ短いものを兼用可能で、マニュアルバル
ブの互換性、車両搭載性、操作性を損なうことなしに、
5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態を達成可能
にする。
ことなく、つまり3段または4段自動変速機におけるマ
ニュアルバルブのポート数と同じポート数のままで、5
段自動変速機101の1速エンジンブレーキ状態を得るこ
とができる。これがためマニュアルバルブ100として、
3段または4段自動変速機のマニュアルバルブで用いら
れていたと同じ短いものを兼用可能で、マニュアルバル
ブの互換性、車両搭載性、操作性を損なうことなしに、
5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態を達成可能
にする。
また、マニュアルバルブ100が2速エンジンブレーキレ
ンジでなければ、つまり自動変速機101が2速エンジン
ブレーキ状態にされていなければ、1速エンジンブレー
キスイッチ103の投入によっても、1速エンジンブレー
キ状態になり得ず、3速以上の高速段からいきなり1速
エンジンブレーキ状態になることがなく、急激に大きな
エンジンブレーキが作用したり、エンジンが過回転によ
り破損されるといった弊害を解消することができる。
ンジでなければ、つまり自動変速機101が2速エンジン
ブレーキ状態にされていなければ、1速エンジンブレー
キスイッチ103の投入によっても、1速エンジンブレー
キ状態になり得ず、3速以上の高速段からいきなり1速
エンジンブレーキ状態になることがなく、急激に大きな
エンジンブレーキが作用したり、エンジンが過回転によ
り破損されるといった弊害を解消することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図及び第3図は本考案一実施の態様になるエンジン
ブレーキ制御装置を具えた5段自動変速機を示す。先
ず、第3図の歯車変速装置を説明するに、1は入力軸、
2は出力軸を夫々示す。これら入出力軸1,2を同軸突
合せ関係に設け、入力軸1上に同心に主遊星歯車変速機
構3を、また出力軸2上に同心に副遊星歯車変速機構4
を夫々配置する。
ブレーキ制御装置を具えた5段自動変速機を示す。先
ず、第3図の歯車変速装置を説明するに、1は入力軸、
2は出力軸を夫々示す。これら入出力軸1,2を同軸突
合せ関係に設け、入力軸1上に同心に主遊星歯車変速機
構3を、また出力軸2上に同心に副遊星歯車変速機構4
を夫々配置する。
主遊星歯車変速機構3は、本願出願人が1987年に発行し
た「オートマチックトランスミッションRE4R01A型整備
要領書」(A261C07)中第1−53頁に記載の変速機構と同
じもので、2個の第1および第2遊星歯車組5,6をタ
ンデムに具え、これらは夫々第1および第2サンギヤ5
S,6S、第1および第2リングギヤ5R,6R、これ
らサンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオン5P,
6P、これらピニオンを回転自在に支持する第1および
第2キャリア5C,6Cよりなる単純遊星歯車組とす
る。
た「オートマチックトランスミッションRE4R01A型整備
要領書」(A261C07)中第1−53頁に記載の変速機構と同
じもので、2個の第1および第2遊星歯車組5,6をタ
ンデムに具え、これらは夫々第1および第2サンギヤ5
S,6S、第1および第2リングギヤ5R,6R、これ
らサンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオン5P,
6P、これらピニオンを回転自在に支持する第1および
第2キャリア5C,6Cよりなる単純遊星歯車組とす
る。
サンギヤ5SをバンドブレーキB/Bにより固定可能とす
る他、リバースクラッチR/Cにより入力軸1に結合可能
とする。キャリア5CはハイクラッチH/Cにより入力軸
1に結合可能とする他、ローワンウェイクラッチL/OWC
により入力軸1と逆の方向へ回転不能とすると共に、ロ
ーリバースブレーキLR/Bにより固定可能とする。キャリ
ア5CはさらにフォワードクラッチF/Cにより、ローワ
ンウェイクラッチL/OWCと同方向に配置したフォワード
ワンウェイクラッチF/OWCのアウタレースに結合可能と
し、フォワードワンウェイクラッチのインナレースをリ
ングギヤ6Rに結合する。またリングギヤ6Rはオーバ
ーランクラッチOR/Cによりキャリア5Cに結合可能と
し、サンギヤ6Sを入力軸1に結合する。
る他、リバースクラッチR/Cにより入力軸1に結合可能
とする。キャリア5CはハイクラッチH/Cにより入力軸
1に結合可能とする他、ローワンウェイクラッチL/OWC
により入力軸1と逆の方向へ回転不能とすると共に、ロ
ーリバースブレーキLR/Bにより固定可能とする。キャリ
ア5CはさらにフォワードクラッチF/Cにより、ローワ
ンウェイクラッチL/OWCと同方向に配置したフォワード
ワンウェイクラッチF/OWCのアウタレースに結合可能と
し、フォワードワンウェイクラッチのインナレースをリ
ングギヤ6Rに結合する。またリングギヤ6Rはオーバ
ーランクラッチOR/Cによりキャリア5Cに結合可能と
し、サンギヤ6Sを入力軸1に結合する。
副遊星歯車変速機構4は第3遊星歯車組7を具え、これ
を第3サンギヤ7S、第3リングギヤ7R、これらに噛
合するピニオン7P、およびピニオン7Pを回転自在に
支持する第3キャリア7Cによりなる単純遊星歯車組と
する。主遊星歯車変速機構3の出力要素であるキャリア
6Cにリングギヤ7Rを結合し、キャリア7Cを出力軸
2に結合する。リングギヤ7Rはさらにダイレクトクラ
ッチD/Cにより適宜サンギヤ7Sに結合可能とする。そ
して、サンギヤ7Sをリダクションワンウェイクラッチ
RD/OWCにより入力軸1と逆の方向へ回転不能にする他、
リダクションブレーキRD/Bにより適宜固定可能とする。
を第3サンギヤ7S、第3リングギヤ7R、これらに噛
合するピニオン7P、およびピニオン7Pを回転自在に
支持する第3キャリア7Cによりなる単純遊星歯車組と
する。主遊星歯車変速機構3の出力要素であるキャリア
6Cにリングギヤ7Rを結合し、キャリア7Cを出力軸
2に結合する。リングギヤ7Rはさらにダイレクトクラ
ッチD/Cにより適宜サンギヤ7Sに結合可能とする。そ
して、サンギヤ7Sをリダクションワンウェイクラッチ
RD/OWCにより入力軸1と逆の方向へ回転不能にする他、
リダクションブレーキRD/Bにより適宜固定可能とする。
上記実施例の歯車変速装置は、前記クラッチやブレーキ
を第1表に示す組合せで作動させる(○で示す)ことに
より前進第1速〜第5速および後退の変速段を得ること
ができる。
を第1表に示す組合せで作動させる(○で示す)ことに
より前進第1速〜第5速および後退の変速段を得ること
ができる。
第2図は、以上の構成になる歯車変速機構の変速制御シ
ステムを示す。このシステムは主遊星歯車変速機構3用
の主変速制御油圧回路20と、それ以外の副変速制御油圧
回路30とで構成し、後者の回路30により副遊星歯車変速
機構4を選択的に減速状態又は直結状態となし得るよう
にする。
ステムを示す。このシステムは主遊星歯車変速機構3用
の主変速制御油圧回路20と、それ以外の副変速制御油圧
回路30とで構成し、後者の回路30により副遊星歯車変速
機構4を選択的に減速状態又は直結状態となし得るよう
にする。
なお、主変速制御油圧回路20は当然、前記文献「オート
マチックトランスミッションRE4R01A型整備要領書」に
記載されたと同じものとし、51で示すシフトソレノイド
Aおよび52で示すシフトソレノイドBのONで主遊星歯車
変速機構3を1速選択状態に、シフトソレノイドAのOF
Fで変速機構3を2速選択状態に、シフトソレノイドB
もOFFで変速機構3を2速選択状態に、シフトソレノイ
ドBもOFFすることで変速機構3をONすることで変速機
構3を4速選択状態にすることができる。そして主変速
制御油圧回路20の内部におけるライン圧PL、パイロッ
ト圧PP、3レンジ圧PIIIおよびアキュムレータ圧P
Aを副変速制御油圧回路30に導く。
マチックトランスミッションRE4R01A型整備要領書」に
記載されたと同じものとし、51で示すシフトソレノイド
Aおよび52で示すシフトソレノイドBのONで主遊星歯車
変速機構3を1速選択状態に、シフトソレノイドAのOF
Fで変速機構3を2速選択状態に、シフトソレノイドB
もOFFで変速機構3を2速選択状態に、シフトソレノイ
ドBもOFFすることで変速機構3をONすることで変速機
構3を4速選択状態にすることができる。そして主変速
制御油圧回路20の内部におけるライン圧PL、パイロッ
ト圧PP、3レンジ圧PIIIおよびアキュムレータ圧P
Aを副変速制御油圧回路30に導く。
副変速制御油圧回路30はシフト弁31を有し、この弁はス
プール31aをばね31bにより弾支して具える。ばね31bか
ら遠いスプール31aの端面が臨む室31cに回路32を接続
し、この回路中に設けた小径オリフィス33および大径オ
リフィス34間を35で示すシフトソレノイドCのドレンポ
ート35aに通じさせる。シフトソレノイドCは常態で、
ばね35bのばね力を受けるプランジャ35cがドレンポート
35aを開くため、室31cにパイロット圧PPを供給せず、
シフト弁スプール31aを非作動位置にするものとする。
したがってシフトソレノイドCはコイル35dのON時、プ
ランジャ35cをばね35bに抗して進出させることによりド
レンポート35aを塞ぎ、室31cにパイロット圧PPを供給
してシフト弁スプール31aを図示の作動位置にする。シ
フト弁31は、非作動状態で出力ポート31dをライン圧
(PL)導入回路36に、また出力ポート31eをドレン
ポート31fに夫々通じ、作動状態で出力ポート31d,31e
を夫々ドレンポート31gおよび回路36に通じるものとす
る。
プール31aをばね31bにより弾支して具える。ばね31bか
ら遠いスプール31aの端面が臨む室31cに回路32を接続
し、この回路中に設けた小径オリフィス33および大径オ
リフィス34間を35で示すシフトソレノイドCのドレンポ
ート35aに通じさせる。シフトソレノイドCは常態で、
ばね35bのばね力を受けるプランジャ35cがドレンポート
35aを開くため、室31cにパイロット圧PPを供給せず、
シフト弁スプール31aを非作動位置にするものとする。
したがってシフトソレノイドCはコイル35dのON時、プ
ランジャ35cをばね35bに抗して進出させることによりド
レンポート35aを塞ぎ、室31cにパイロット圧PPを供給
してシフト弁スプール31aを図示の作動位置にする。シ
フト弁31は、非作動状態で出力ポート31dをライン圧
(PL)導入回路36に、また出力ポート31eをドレン
ポート31fに夫々通じ、作動状態で出力ポート31d,31e
を夫々ドレンポート31gおよび回路36に通じるものとす
る。
シフト弁出力ポート31d,31eは夫々ワンウェイオリフィ
ス37,38を介して副遊星歯車変速機構4(第3図参照)
のダイレクトクラッチD/CおよびリダクションブレーキR
D/Bに接続すると共にタイミングバルブ43のポート43a,
43bに接続する。
ス37,38を介して副遊星歯車変速機構4(第3図参照)
のダイレクトクラッチD/CおよびリダクションブレーキR
D/Bに接続すると共にタイミングバルブ43のポート43a,
43bに接続する。
ダイレクトクラッチD/Cにはさらにアキュムレータ39お
よびタイミングバルブ43のポート43cを接続し、このア
キュムレータは段付ピストン39aおよびばね39bよりな
り、主変速制御油圧回路20内におけるアキュムレータと
同様に機能するようにアキュムレータ圧PAを供給す
る。
よびタイミングバルブ43のポート43cを接続し、このア
キュムレータは段付ピストン39aおよびばね39bよりな
り、主変速制御油圧回路20内におけるアキュムレータと
同様に機能するようにアキュムレータ圧PAを供給す
る。
リダクションブレーキRD/Bにはさらにアキュムレータ44
およびタイミングバルブ43のポート43dを接続する。こ
こでリダクションブレーキRD/Bとポート43dとの間にワ
ンウェイオリフィス38より大きい径のオリフィス45を設
ける。
およびタイミングバルブ43のポート43dを接続する。こ
こでリダクションブレーキRD/Bとポート43dとの間にワ
ンウェイオリフィス38より大きい径のオリフィス45を設
ける。
上記実施例の変速制御油圧回路は以下の如くに作用す
る。
る。
すなわち、シフトソレノイドCをOFFしてドレンポート3
5aを開き、シフト弁31を非作動状態にすると、出力ポー
ト31d,31eが夫々回路36およびドレンポート31fに通
じ、ダイレクトクラッチD/Cを油圧PD/Cにより作動させ
ると共にリダクションブレーキRD/Bを非作動にして副遊
星歯車変速機構4を減速状態にする。この減速状態で、
主変速制御油圧回路20内におけるシフトソレノイドA,
BのON,OFFにより前記した通り主遊星歯車変速機構3
を1速、2速または3速選択状態にすると、自動変速機
は前記の表に示す如く第1速、第2速または第3速を得
ることができる。
5aを開き、シフト弁31を非作動状態にすると、出力ポー
ト31d,31eが夫々回路36およびドレンポート31fに通
じ、ダイレクトクラッチD/Cを油圧PD/Cにより作動させ
ると共にリダクションブレーキRD/Bを非作動にして副遊
星歯車変速機構4を減速状態にする。この減速状態で、
主変速制御油圧回路20内におけるシフトソレノイドA,
BのON,OFFにより前記した通り主遊星歯車変速機構3
を1速、2速または3速選択状態にすると、自動変速機
は前記の表に示す如く第1速、第2速または第3速を得
ることができる。
次に、シフトソレノイドCをONしてドレンポート35aを
塞ぎ、室31cへのパイロット圧PPによりシフト弁31を
作動状態にすると、出力ポート31d,31eが夫々ドレンポ
ート31gおよび回路36に通じ、リダクションブレーキRD/
Bを油圧PRD/Bにより作動させると共にダイレクトクラ
ッチD/Cを非作動にして副遊星歯車変速機構4を直結状
態にする。この直結状態で、主変速制御油圧回路20内に
おけるシフトソレノイドA,BのON,OFFにより主遊星
歯車変速機構3を3速または4速選択状態にすると、自
動変速機は前記の第1表に示す如く第4速(直結)また
は第5速(オーバードライブ)を得ることができる。
塞ぎ、室31cへのパイロット圧PPによりシフト弁31を
作動状態にすると、出力ポート31d,31eが夫々ドレンポ
ート31gおよび回路36に通じ、リダクションブレーキRD/
Bを油圧PRD/Bにより作動させると共にダイレクトクラ
ッチD/Cを非作動にして副遊星歯車変速機構4を直結状
態にする。この直結状態で、主変速制御油圧回路20内に
おけるシフトソレノイドA,BのON,OFFにより主遊星
歯車変速機構3を3速または4速選択状態にすると、自
動変速機は前記の第1表に示す如く第4速(直結)また
は第5速(オーバードライブ)を得ることができる。
なお、上記の作用により得られる第1速〜第5速と、シ
フトソレノイドA,B,CのON,OFFの組合せとを表に
より示す、次表の如くである。
フトソレノイドA,B,CのON,OFFの組合せとを表に
より示す、次表の如くである。
なおここでタイミングバルブ43は、4→3変速時におけ
る変速ショック防止のためのタイミング制御を行う。す
なわち、リダクションブレーキRD/BがOFF、ダイレクト
クラッチD/CがONである第4速状態において、マニュア
ルバルブが3レンジを選択された時に発生する3レンジ
圧PIIIによりタイミングバルブのポート43c〜43a間、4
3d〜43b間が通じる。これによりライン圧導入回路36は
シフト弁の出力ポート31e、タイミングバルブのポール4
3b,43dおよびオリフィス45を経てリダクションブレー
キRD/Bに通じ、リダクションブレーキRD/BをONにし、ま
たダイレクトクラッチD/Cはポート43c,43a、シフト弁
のポート31dを経てドレンポート31gに通じてOFFにな
り、したがって第3速に変速される。ここでリダクショ
ンブレーキRD/BのOFF〜ON作動速度は、オリフィス45の
ためにダイレクトクラッチD/Cの作動速度より遅くなる
よう設定してあるので、所望の変速ショック防止機能を
実現することができる。
る変速ショック防止のためのタイミング制御を行う。す
なわち、リダクションブレーキRD/BがOFF、ダイレクト
クラッチD/CがONである第4速状態において、マニュア
ルバルブが3レンジを選択された時に発生する3レンジ
圧PIIIによりタイミングバルブのポート43c〜43a間、4
3d〜43b間が通じる。これによりライン圧導入回路36は
シフト弁の出力ポート31e、タイミングバルブのポール4
3b,43dおよびオリフィス45を経てリダクションブレー
キRD/Bに通じ、リダクションブレーキRD/BをONにし、ま
たダイレクトクラッチD/Cはポート43c,43a、シフト弁
のポート31dを経てドレンポート31gに通じてOFFにな
り、したがって第3速に変速される。ここでリダクショ
ンブレーキRD/BのOFF〜ON作動速度は、オリフィス45の
ためにダイレクトクラッチD/Cの作動速度より遅くなる
よう設定してあるので、所望の変速ショック防止機能を
実現することができる。
また、シフトソレノイドCのONによりシフト弁31を作動
状態にして副遊星歯車変速機構4を減速状態にしてお
き、主変速制御油圧回路20により主遊星歯車変速機構3
を後退選択状態にすると、自動変速機は前記の第1表に
示す如く後退変速段を得ることができる。
状態にして副遊星歯車変速機構4を減速状態にしてお
き、主変速制御油圧回路20により主遊星歯車変速機構3
を後退選択状態にすると、自動変速機は前記の第1表に
示す如く後退変速段を得ることができる。
次に、主変速制御油圧回路20内のシフトソレノイドA,
Bおよび副変速制御油圧回路30内のシフトソレノイドC
を電子制御するシステムを第2図を用いて説明する。
Bおよび副変速制御油圧回路30内のシフトソレノイドC
を電子制御するシステムを第2図を用いて説明する。
このシステムはマイクロコンピュータを可とするコント
ローラ40を具え、これにエンジンスロットル開度THを検
出するスロットルセンサ41からの信号と、車速Vを検出
する車速センサ42からの信号と、1速エンジンブレーキ
スイッチ46からの信号Sと、2レンジ検知手段としての
レンジセンサ46からの信号Rとを入力し、後述の実施例
で用い得るよう5速禁止スイッチ47からの信号SSを適宜
入力する。なおここで1速エンジンブレーキスイッチ46
はバネ復帰型、5速禁止スイッチ47は自己保持型とす
る。
ローラ40を具え、これにエンジンスロットル開度THを検
出するスロットルセンサ41からの信号と、車速Vを検出
する車速センサ42からの信号と、1速エンジンブレーキ
スイッチ46からの信号Sと、2レンジ検知手段としての
レンジセンサ46からの信号Rとを入力し、後述の実施例
で用い得るよう5速禁止スイッチ47からの信号SSを適宜
入力する。なおここで1速エンジンブレーキスイッチ46
はバネ復帰型、5速禁止スイッチ47は自己保持型とす
る。
コントローラ40はこれら入力情報を基に第4〜6図の制
御プログラムを実行して主変速制御油圧回路20内のシフ
トソレノイドA,Bおよび副変速制御油圧回路30内にシ
フトソレノイドCをON,OFFし、以下の如くに自動変速機
の変速制御を行う。
御プログラムを実行して主変速制御油圧回路20内のシフ
トソレノイドA,Bおよび副変速制御油圧回路30内にシ
フトソレノイドCをON,OFFし、以下の如くに自動変速機
の変速制御を行う。
第4図は1速エンジンブレーキの選択に際し、エンジン
の過回転を生ずる車速域では、当該エンジンブレーキ状
態を禁止するという基本概念を示し、第5図、第6図の
本考案によるエンジンブレーキ制御の前提とする。すな
わち、第4図においては先ずステップ60で車速V、スロ
ットル開度THおよび1速エンジンブレーキスイッチ46の
ON信号Sを読込む。次のステップ61で1速エンジンブレ
ーキスイッチ46のON,OFF状態の判断を前記信号Sによ
り行い、OFFと判定した場合、またONと判定した場合で
もステップ62において車速Vがエンジンの過回転を示す
所定車速V0以上であると判定した場合には、ステップ
63で通常の変速処理を行う。すなわち、所定の変速パタ
ーンに基づき車速V、スロットル開度THの組合せから判
る現在の運転状態に最も好適な変速段を決定し、これが
達成されるような通常の変速処理を行う。ステップ62で
車速Vが所定値V0より小さく、エンジンの過回転を生
じない車速域であると判別した場合にはステップ64でシ
フトソレノイドA,BおよびCのOFF→ON切換を行い、
1速エンジンブレーキ状態を得る。
の過回転を生ずる車速域では、当該エンジンブレーキ状
態を禁止するという基本概念を示し、第5図、第6図の
本考案によるエンジンブレーキ制御の前提とする。すな
わち、第4図においては先ずステップ60で車速V、スロ
ットル開度THおよび1速エンジンブレーキスイッチ46の
ON信号Sを読込む。次のステップ61で1速エンジンブレ
ーキスイッチ46のON,OFF状態の判断を前記信号Sによ
り行い、OFFと判定した場合、またONと判定した場合で
もステップ62において車速Vがエンジンの過回転を示す
所定車速V0以上であると判定した場合には、ステップ
63で通常の変速処理を行う。すなわち、所定の変速パタ
ーンに基づき車速V、スロットル開度THの組合せから判
る現在の運転状態に最も好適な変速段を決定し、これが
達成されるような通常の変速処理を行う。ステップ62で
車速Vが所定値V0より小さく、エンジンの過回転を生
じない車速域であると判別した場合にはステップ64でシ
フトソレノイドA,BおよびCのOFF→ON切換を行い、
1速エンジンブレーキ状態を得る。
なお、第2図に点線で示したように5速禁止スイッチ47
を追設した場合、下表に示す如く最高速段エンジンブレ
ーキを4速エンジンブレーキとして、このエンジンブレ
ーキをも選択することが可能になり、したがって1速〜
5速の全てでエンジンブレーキを選択可能にする効果が
得られる。
を追設した場合、下表に示す如く最高速段エンジンブレ
ーキを4速エンジンブレーキとして、このエンジンブレ
ーキをも選択することが可能になり、したがって1速〜
5速の全てでエンジンブレーキを選択可能にする効果が
得られる。
第5図は本考案の第1実施例では、まずステップ70でマ
ニュアルバルブの2レンジが手動選択されているか否か
の判断を行い、選択されている場合にはステップ71で1
速エンジンブレーキスイッチの状態を判断し、スイッチ
ONの場合にはステップ72で変速段を1速エンジンブレー
キレンジと判断し、処理をステップ73に進める。この場
合ステップ73では、第4図につき前述した車速の判断を
行い、エンジンの過回転を生じない車速条件V<V0を
満足した場合には1速エンジンブレーキ状態を得ること
ができる。
ニュアルバルブの2レンジが手動選択されているか否か
の判断を行い、選択されている場合にはステップ71で1
速エンジンブレーキスイッチの状態を判断し、スイッチ
ONの場合にはステップ72で変速段を1速エンジンブレー
キレンジと判断し、処理をステップ73に進める。この場
合ステップ73では、第4図につき前述した車速の判断を
行い、エンジンの過回転を生じない車速条件V<V0を
満足した場合には1速エンジンブレーキ状態を得ること
ができる。
なお、ステップ70において2レンジが選択されていない
場合にはステップ74で3、4、又はDレンジと判断し、
それに基づき次のステップ73で選択レンジ毎の通常の変
速処理を行う。同様にステップ71でスイッチ46がOFF
(例えばスイッチから手を離した)と判別した場合には
ステップ75で変速段を2レンジと判断し、それに基づき
次のステップ73で2レンジに対応した通常の変速処理を
行う。
場合にはステップ74で3、4、又はDレンジと判断し、
それに基づき次のステップ73で選択レンジ毎の通常の変
速処理を行う。同様にステップ71でスイッチ46がOFF
(例えばスイッチから手を離した)と判別した場合には
ステップ75で変速段を2レンジと判断し、それに基づき
次のステップ73で2レンジに対応した通常の変速処理を
行う。
この実施例においては、マニュアルバルブのポート数を
増大させることなく、つまり3段または4段自動変速機
におけるマニュアルバルブのポート数と同じポート数の
ままで、5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態
を、上述の如くに得ることができ、3段または4段自動
変速機のマニュアルバルブで用いられていたと同じ短い
マニュアルバルブを兼用可能である。従って、マニュア
ルバルブの互換性、車両搭載性、操作性を損なうことな
しに、5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態が達
成可能になる。
増大させることなく、つまり3段または4段自動変速機
におけるマニュアルバルブのポート数と同じポート数の
ままで、5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態
を、上述の如くに得ることができ、3段または4段自動
変速機のマニュアルバルブで用いられていたと同じ短い
マニュアルバルブを兼用可能である。従って、マニュア
ルバルブの互換性、車両搭載性、操作性を損なうことな
しに、5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態が達
成可能になる。
また、マニュアルバルブが2速エンジンブレーキレンジ
にされていなければ、つまり自動変速機が2速エンジン
ブレーキ状態されていなければ、1速エンジンブレーキ
スイッチ46の投入によっても、1速エンジンブレーキ状
態になり得ず、3速以上の高速段からいきなり1速エン
ジンブレーキ状態になることがなく、急激に大きなエン
ジンブレーキが作用したり、エンジンが過回転により破
損されるといった弊害を解消することができる。
にされていなければ、つまり自動変速機が2速エンジン
ブレーキ状態されていなければ、1速エンジンブレーキ
スイッチ46の投入によっても、1速エンジンブレーキ状
態になり得ず、3速以上の高速段からいきなり1速エン
ジンブレーキ状態になることがなく、急激に大きなエン
ジンブレーキが作用したり、エンジンが過回転により破
損されるといった弊害を解消することができる。
第6図の第2実施例では、まずステップ80でフラグをA
=1、B=0とセットする。次のステップ81でマニュア
ルバルブの2レンジが手動選択されているか否かの判断
を行い、選択されていない場合には(3,4,Dレンジ
のとき)にはステップ82で1速エンジンブレーキスイッ
チの状態を判断し、スイッチOFFの場合にはステップ83
でフラグAをA=0とし、次のステップ84で変速段を
3,4,Dレンジと判断し、次のステップ85で通常の変
速処理を行った後に処理をステップ81に戻す。ここで2
レンジが手動選択された場合には、次のステップ86でフ
ラグAがA=1か否かの判定を行い、前記ステップ83で
A=0にセットされているので処理はステップ87に進
み、そこで再度スイッチの状態を判断する。このときス
イッチONの場合にはステップ88でフラグBがB=1か否
かの判定を行う。ここで上述したステップ80でフラグB
はB=0とセットしてあるので処理はステップ89に進み
フラグBをB=1とする。次のステップ90で現在2レン
ジが選択されているか否かの判断を行い、選択されてい
る場合にはステップ91で変速段を1速エンジンブレーキ
レンジと判断し、次のステップ85で第3実施例と同様に
して1速エンジンブレーキレンジを得ることができる。
=1、B=0とセットする。次のステップ81でマニュア
ルバルブの2レンジが手動選択されているか否かの判断
を行い、選択されていない場合には(3,4,Dレンジ
のとき)にはステップ82で1速エンジンブレーキスイッ
チの状態を判断し、スイッチOFFの場合にはステップ83
でフラグAをA=0とし、次のステップ84で変速段を
3,4,Dレンジと判断し、次のステップ85で通常の変
速処理を行った後に処理をステップ81に戻す。ここで2
レンジが手動選択された場合には、次のステップ86でフ
ラグAがA=1か否かの判定を行い、前記ステップ83で
A=0にセットされているので処理はステップ87に進
み、そこで再度スイッチの状態を判断する。このときス
イッチONの場合にはステップ88でフラグBがB=1か否
かの判定を行う。ここで上述したステップ80でフラグB
はB=0とセットしてあるので処理はステップ89に進み
フラグBをB=1とする。次のステップ90で現在2レン
ジが選択されているか否かの判断を行い、選択されてい
る場合にはステップ91で変速段を1速エンジンブレーキ
レンジと判断し、次のステップ85で第3実施例と同様に
して1速エンジンブレーキレンジを得ることができる。
一方、前記ステップ87においてスイッチOFFの場合に
は、ステップ92でフラグBをB=0とした後に次のステ
ップ93で現在3,4,Dレンジが選択されているか否か
の判断を行う。ここで切換操作により3,4,Dレンジ
が選択されている場合には、ステップ94で変速段を2レ
ンジと判断して次のステップ85で通常の変速処理を行
う。また選択されていない、すなわち2レンジが保持さ
れている場合には、ステップ95で2レンジを保持し、処
理をステップ81に戻す。
は、ステップ92でフラグBをB=0とした後に次のステ
ップ93で現在3,4,Dレンジが選択されているか否か
の判断を行う。ここで切換操作により3,4,Dレンジ
が選択されている場合には、ステップ94で変速段を2レ
ンジと判断して次のステップ85で通常の変速処理を行
う。また選択されていない、すなわち2レンジが保持さ
れている場合には、ステップ95で2レンジを保持し、処
理をステップ81に戻す。
さらに前記ステップ90で切換操作により2レンジ以外の
レンジが手動選択されたときには、ステップ96で変速段
を2レンジと判断し、次のステップ85で通常の変速処理
を行った後、処理はステップ81,86,87,88を経てステ
ップ95に進み、2レンジを保持する。
レンジが手動選択されたときには、ステップ96で変速段
を2レンジと判断し、次のステップ85で通常の変速処理
を行った後、処理はステップ81,86,87,88を経てステ
ップ95に進み、2レンジを保持する。
このようにして本例ではマニュアルバルブの2レンジが
手動選択された後に1速エンジンブレーキスイッチのON
信号が有効となって1速エンジンブレーキレンジが得ら
れ、さらに1速エンジンブレーキスイッチのON信号が有
効になった後にマニュアルバルブの2レンジ以外のレン
ジが手動選択されたときには前記ON信号を無効にして1
速エンジンブレーキレンジ選択を解除して2レンジを保
持するから、第1実施例の効果に加えて例えば3→1速
変速のような急エンジンブレーキを防止する効果が得ら
れる。
手動選択された後に1速エンジンブレーキスイッチのON
信号が有効となって1速エンジンブレーキレンジが得ら
れ、さらに1速エンジンブレーキスイッチのON信号が有
効になった後にマニュアルバルブの2レンジ以外のレン
ジが手動選択されたときには前記ON信号を無効にして1
速エンジンブレーキレンジ選択を解除して2レンジを保
持するから、第1実施例の効果に加えて例えば3→1速
変速のような急エンジンブレーキを防止する効果が得ら
れる。
さらに、前述したステップ82においてスイッチON、すな
わち3,4,Dレンジ手動選択後に1速エンジンブレー
キスイッチをONにした場合には、ステップ97でフラグA
をA=1とした後、ステップ84,85の通常の変速処理を
行い、処理をステップ81に戻す。ここで2レンジへの切
換操作が行われると、次のステップ86において前記ステ
ップ97でフラグAをA=0にセットされているため処理
はステップ98に進み、変速段を2レンジと判断する。次
のステップ99で1速エンジンブレーキスイッチの状態を
判断し、スイッチONが継続している場合にはステップ85
で通常の変速処理を行う。その後処理はステップ81,8
6,98,99,85,81へ進むループとなり、2レンジを保
持する。
わち3,4,Dレンジ手動選択後に1速エンジンブレー
キスイッチをONにした場合には、ステップ97でフラグA
をA=1とした後、ステップ84,85の通常の変速処理を
行い、処理をステップ81に戻す。ここで2レンジへの切
換操作が行われると、次のステップ86において前記ステ
ップ97でフラグAをA=0にセットされているため処理
はステップ98に進み、変速段を2レンジと判断する。次
のステップ99で1速エンジンブレーキスイッチの状態を
判断し、スイッチONが継続している場合にはステップ85
で通常の変速処理を行う。その後処理はステップ81,8
6,98,99,85,81へ進むループとなり、2レンジを保
持する。
前記ステップ99においてスイッチOFFの場合には、ステ
ップ100でフラグAをA=0にセットし、次のステップ8
5で通常の変速処理を行った後に処理をステップ81に戻
し、次いでステップ86に進める。ここで前記ステップ10
0によりA=0にセットされてあるから、処理はステッ
プ86からステップ87に進む。このときスイッチが再び押
されてONになると、処理は前記と同様にしてステップ8
8,89,90,91,85と進み、1速エンジンブレーキレン
ジを得ることができる。
ップ100でフラグAをA=0にセットし、次のステップ8
5で通常の変速処理を行った後に処理をステップ81に戻
し、次いでステップ86に進める。ここで前記ステップ10
0によりA=0にセットされてあるから、処理はステッ
プ86からステップ87に進む。このときスイッチが再び押
されてONになると、処理は前記と同様にしてステップ8
8,89,90,91,85と進み、1速エンジンブレーキレン
ジを得ることができる。
このようにして、1速エンジンブレーキスイッチがON信
号発生中マニュアルバルブの2以外のレンジから2レン
ジへの切換操作が行われたとき前記ON信号を無効として
2レンジを選択し、前記スイッチをOFFにした後に再びO
Nにした場合に前記スイッチのON信号を有効にして1速
エンジンブレーキレンジを得ることができるから、例え
ば5→2→1速のような、安全性の高いエンジンブレー
キ作用を得ることができる。
号発生中マニュアルバルブの2以外のレンジから2レン
ジへの切換操作が行われたとき前記ON信号を無効として
2レンジを選択し、前記スイッチをOFFにした後に再びO
Nにした場合に前記スイッチのON信号を有効にして1速
エンジンブレーキレンジを得ることができるから、例え
ば5→2→1速のような、安全性の高いエンジンブレー
キ作用を得ることができる。
(考案の効果) かくして本考案によるエンジンブレーキ制御装置は、請
求項1に記載の如く、 2速エンジンブレーキレンジを最低速エンジンブレーキ
レンジとして有するマニュアルバルブを具えた前進5段
自動変速機を前提とし、 マニュアルバルブが2速エンジンブレーキレンジである
のを検知する2レンジ検知手段と、 1速エンジンブレーキの希望時に投入する1速エンジン
ブレーキスイッチとを設け、 2レンジ検知手段により2速エンジンブレーキレンジが
検知され、且つ1速エンジンブレーキスイッチが投入さ
れる時、1速エンジンブレーキ状態が得られる構成にし
たから、 マニュアルバルブのポート数を増大させることなしに、
5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態を得ること
ができることとなり、 従って、3段または4段自動変速機のマニュアルバルブ
で用いられていたと同じ短いマニュアルバルブを兼用可
能で、マニュアルバルブの互換性、車両搭載性、操作性
を損なうことなしに、5段自動変速機の1速エンジンブ
レーキ状態を達成可能である。
求項1に記載の如く、 2速エンジンブレーキレンジを最低速エンジンブレーキ
レンジとして有するマニュアルバルブを具えた前進5段
自動変速機を前提とし、 マニュアルバルブが2速エンジンブレーキレンジである
のを検知する2レンジ検知手段と、 1速エンジンブレーキの希望時に投入する1速エンジン
ブレーキスイッチとを設け、 2レンジ検知手段により2速エンジンブレーキレンジが
検知され、且つ1速エンジンブレーキスイッチが投入さ
れる時、1速エンジンブレーキ状態が得られる構成にし
たから、 マニュアルバルブのポート数を増大させることなしに、
5段自動変速機の1速エンジンブレーキ状態を得ること
ができることとなり、 従って、3段または4段自動変速機のマニュアルバルブ
で用いられていたと同じ短いマニュアルバルブを兼用可
能で、マニュアルバルブの互換性、車両搭載性、操作性
を損なうことなしに、5段自動変速機の1速エンジンブ
レーキ状態を達成可能である。
また、マニュアルバルブが2速エンジンブレーキレンジ
でなければ、1速エンジンブレーキ状態になり得ず、従
って3速以上の高速段からいきなり1速エンジンブレー
キ状態になることがなく、急激に大きなエンジンブレー
キが作用したり、エンジンが過回転により破損されると
いった問題を解消することができる。
でなければ、1速エンジンブレーキ状態になり得ず、従
って3速以上の高速段からいきなり1速エンジンブレー
キ状態になることがなく、急激に大きなエンジンブレー
キが作用したり、エンジンが過回転により破損されると
いった問題を解消することができる。
第1図は本考案エンジンブレーキ制御装置の概念図、 第2図は本考案装置の一実施例を示す5段自動変速機の
変速制御システム図、 第3図はこのシステムにより変速制御すべく歯車変速機
構の半部スケルトン図、 第4〜6図は同システムにおけるコントローラの制御プ
ログラムを例示するフローチャートである。 1…入力軸 2…出力軸 3…主遊星歯車変速機構 4…副遊星歯車変速機構 5…第1遊星歯車組 6…第2遊星歯車組 7…第3遊星歯車組 RD/B…リダクションブレーキ D/C…ダイレクトクラッチ 20…主変速制御油圧回路 30…副変速制御油圧回路 31…シフト弁 35,51,52…シフトソレノイド 37,38…ワンウェイオリフィス 39…アキュムレータ 40…コントローラ 41…スロットルセンサ 42…車速センサ 43…タイミングバルブ 46…1速エンジンブレーキスイッチ 47…5速禁止スイッチ 48…レンジセンサ(2レンジ検知手段)
変速制御システム図、 第3図はこのシステムにより変速制御すべく歯車変速機
構の半部スケルトン図、 第4〜6図は同システムにおけるコントローラの制御プ
ログラムを例示するフローチャートである。 1…入力軸 2…出力軸 3…主遊星歯車変速機構 4…副遊星歯車変速機構 5…第1遊星歯車組 6…第2遊星歯車組 7…第3遊星歯車組 RD/B…リダクションブレーキ D/C…ダイレクトクラッチ 20…主変速制御油圧回路 30…副変速制御油圧回路 31…シフト弁 35,51,52…シフトソレノイド 37,38…ワンウェイオリフィス 39…アキュムレータ 40…コントローラ 41…スロットルセンサ 42…車速センサ 43…タイミングバルブ 46…1速エンジンブレーキスイッチ 47…5速禁止スイッチ 48…レンジセンサ(2レンジ検知手段)
Claims (1)
- 【請求項1】2速エンジンブレーキレンジを最低速エン
ジンブレーキレンジとして有するマニュアルバルブを具
えた前進5段自動変速機において、 前記マニュアルバルブが2速エンジンブレーキレンジで
あるのを検知する2レンジ検知手段と、 1速エンジンブレーキの希望時に投入する1速エンジン
ブレーキスイッチとを設け、 前記2レンジ検知手段により2速エンジンブレーキレン
ジが検知され、且つ前記1速エンジンブレーキスイッチ
が投入される時、1速エンジンブレーキ状態にされるよ
う構成したことを特徴とする自動変速機のエンジンブレ
ーキ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3847988U JPH068366Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動変速機のエンジンブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3847988U JPH068366Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動変速機のエンジンブレーキ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01141950U JPH01141950U (ja) | 1989-09-28 |
| JPH068366Y2 true JPH068366Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31265026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3847988U Expired - Lifetime JPH068366Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動変速機のエンジンブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068366Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP3847988U patent/JPH068366Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01141950U (ja) | 1989-09-28 |
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