JPH068372B2 - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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- JPH068372B2 JPH068372B2 JP60024119A JP2411985A JPH068372B2 JP H068372 B2 JPH068372 B2 JP H068372B2 JP 60024119 A JP60024119 A JP 60024119A JP 2411985 A JP2411985 A JP 2411985A JP H068372 B2 JPH068372 B2 JP H068372B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩化ビニル系樹脂に、繊維状水酸化マグネシ
ウムとアクリル・ブタジエン・スチレン系樹脂を配合し
てなる、すぐれた耐衝撃性と透明性を主たる特徴とする
塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
ウムとアクリル・ブタジエン・スチレン系樹脂を配合し
てなる、すぐれた耐衝撃性と透明性を主たる特徴とする
塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、塩化ビニル系樹脂100重量部に、長さ
/直径比(以下アスペクト比という)が約10以上の繊
維状水酸化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・スチ
レン系樹脂(以下ABS系樹脂という)を合計で約1〜5
0重量部配合することにより樹脂の透明性を損わずに耐
衝撃性等の機械強度、耐熱性を改善した塩化ビニル系樹
脂組成物に関する。
/直径比(以下アスペクト比という)が約10以上の繊
維状水酸化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・スチ
レン系樹脂(以下ABS系樹脂という)を合計で約1〜5
0重量部配合することにより樹脂の透明性を損わずに耐
衝撃性等の機械強度、耐熱性を改善した塩化ビニル系樹
脂組成物に関する。
塩化ビニル系樹脂は、透明性が高く、しかもすぐれた化
学的、機械的性質を有し、かつ安価なため工業的に大量
に使用されてきた。しかしながら、特に硬質塩化ビニル
系樹脂において耐衝撃性が弱いという欠点がある。その
ためMBS、ABS等が塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性改良剤と
して使われつつある。しかしながら、これらの強化樹脂
で強化された塩化ビニル系樹脂はその衝撃強度が極めて
耐候性に弱いという欠点がある。更にこれら強化樹脂は
塩化ビニル系樹脂の耐熱性を低下させる欠点も有してい
る。
学的、機械的性質を有し、かつ安価なため工業的に大量
に使用されてきた。しかしながら、特に硬質塩化ビニル
系樹脂において耐衝撃性が弱いという欠点がある。その
ためMBS、ABS等が塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性改良剤と
して使われつつある。しかしながら、これらの強化樹脂
で強化された塩化ビニル系樹脂はその衝撃強度が極めて
耐候性に弱いという欠点がある。更にこれら強化樹脂は
塩化ビニル系樹脂の耐熱性を低下させる欠点も有してい
る。
他方、あまり耐候性に影響を及ぼさない強化剤としてガ
ラス繊維、アスベスト、ワラストナイト、石こう繊維等
の無機繊維がある。しかしながら、これら無機繊維は塩
化ビニル系樹脂本来の特性である透明性を著しく損うと
いう欠点がある。更にこれらの無機繊維は成形時の流れ
方向に配向するため物性に異方性を生じ、流れと直角方
向の物性が著しく低いという欠点がある。
ラス繊維、アスベスト、ワラストナイト、石こう繊維等
の無機繊維がある。しかしながら、これら無機繊維は塩
化ビニル系樹脂本来の特性である透明性を著しく損うと
いう欠点がある。更にこれらの無機繊維は成形時の流れ
方向に配向するため物性に異方性を生じ、流れと直角方
向の物性が著しく低いという欠点がある。
そこで本発明者等は、前記欠点を有しない塩化ビニル系
樹脂の強化剤、特には耐衝撃性改良剤を鋭意研究した結
果、意外にも、本発明者等の発明になる繊維状水酸化マ
グネシウム(特公昭58−30248号)が、前記諸課
題を克服できることを発見するに至った。
樹脂の強化剤、特には耐衝撃性改良剤を鋭意研究した結
果、意外にも、本発明者等の発明になる繊維状水酸化マ
グネシウム(特公昭58−30248号)が、前記諸課
題を克服できることを発見するに至った。
水酸化マグネシウムは、ほぼ六角形の板状結晶で、塩化
ビニル系樹脂に充填すると両者の屈折率の違いから同樹
脂の透明性を損う。ところが繊維状水酸化マグネシウム
の場合は、化学組成、結晶構造とも六角形板状の水酸化
マグネシウムと同じであるにかかわらず、塩化ビニル系
樹脂の透明性を殆んど損わないという予想外の事実を発
見した。該繊維状水酸化マグネシウムの屈折率を調べる
と、約1.56(25℃)であり、塩化ビニル系樹脂の屈折
率に近いことから透明性が良くなることが理解できる。
このことは六角板状の一般的な水酸化マグネシウムが1.
56と1.58(25℃)の2つの屈折率を示す事実から考え
ると全く予想外である。この理由は繊維状水酸化マグネ
シウムにおいては、繊維の長さ方向に平行に個々の水酸
化マグネシウムの(001)面が配向しているため、(00
1)面に垂直な方向の屈折率に相当する1.56のみが観測
されることになっているものと推定される。そして、該
繊維状水酸化マグネシウムは塩化ビニル系樹脂の透明性
を損わないで、塩化ビニル系樹脂の衝撃強度、耐熱性等
の機械的強度を改善するとともに、他の前記無機繊維で
見られた繊維の配向による物性の異方性は無視できる程
度に少ないという特徴を示すことが判った。更に該繊維
状水酸化マグネシウムは塩化ビニル系樹脂の熱安定性を
改善する、いわゆる熱安定剤としての働きも示すととも
に、組成物を農業用フィルムに利用すると、すぐれた赤
外線吸収性を示すために、そのすぐれた透明性と相俟っ
て、すぐれた保温効果を発揮する。
ビニル系樹脂に充填すると両者の屈折率の違いから同樹
脂の透明性を損う。ところが繊維状水酸化マグネシウム
の場合は、化学組成、結晶構造とも六角形板状の水酸化
マグネシウムと同じであるにかかわらず、塩化ビニル系
樹脂の透明性を殆んど損わないという予想外の事実を発
見した。該繊維状水酸化マグネシウムの屈折率を調べる
と、約1.56(25℃)であり、塩化ビニル系樹脂の屈折
率に近いことから透明性が良くなることが理解できる。
このことは六角板状の一般的な水酸化マグネシウムが1.
56と1.58(25℃)の2つの屈折率を示す事実から考え
ると全く予想外である。この理由は繊維状水酸化マグネ
シウムにおいては、繊維の長さ方向に平行に個々の水酸
化マグネシウムの(001)面が配向しているため、(00
1)面に垂直な方向の屈折率に相当する1.56のみが観測
されることになっているものと推定される。そして、該
繊維状水酸化マグネシウムは塩化ビニル系樹脂の透明性
を損わないで、塩化ビニル系樹脂の衝撃強度、耐熱性等
の機械的強度を改善するとともに、他の前記無機繊維で
見られた繊維の配向による物性の異方性は無視できる程
度に少ないという特徴を示すことが判った。更に該繊維
状水酸化マグネシウムは塩化ビニル系樹脂の熱安定性を
改善する、いわゆる熱安定剤としての働きも示すととも
に、組成物を農業用フィルムに利用すると、すぐれた赤
外線吸収性を示すために、そのすぐれた透明性と相俟っ
て、すぐれた保温効果を発揮する。
繊維状水酸化マグネシウムを合成樹脂に配合して機械的
強度の改善された難燃性樹脂組成物をえる技術は本発明
者等の発明として特開昭56−74137号に7より開
示されているが、同公報には塩化ビニル系樹脂という特
定樹脂に繊維状水酸化マグネシウム及びABS系樹脂を配
合して、前記樹脂の重要な特質である透明性を損うこと
なく、耐衝撃性並びに耐熱性を向上せしめうるという知
見については全く示唆されておらず、これはその後の研
究に伴い本発明者等により見出された新規な事実であ
る。
強度の改善された難燃性樹脂組成物をえる技術は本発明
者等の発明として特開昭56−74137号に7より開
示されているが、同公報には塩化ビニル系樹脂という特
定樹脂に繊維状水酸化マグネシウム及びABS系樹脂を配
合して、前記樹脂の重要な特質である透明性を損うこと
なく、耐衝撃性並びに耐熱性を向上せしめうるという知
見については全く示唆されておらず、これはその後の研
究に伴い本発明者等により見出された新規な事実であ
る。
従って本発明の目的は、塩化ビニル系樹脂に繊維状水酸
化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・スチレン系樹
脂を充填して、透明性、耐衝撃性、耐熱性等にすぐれた
塩化ビニル系樹脂組成物を提供するにある。
化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・スチレン系樹
脂を充填して、透明性、耐衝撃性、耐熱性等にすぐれた
塩化ビニル系樹脂組成物を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的並びに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。
本発明で用いる繊維状水酸化マグネシウムは、特公昭5
8−30248号及び特公昭57−32040号に開示
された、電子顕微鏡下1000倍倍率の条件で決定されたア
スペクト比が約10以上であり、化学組成及び結晶構造
が非繊維状水酸化マグネシウムと同じである。好ましく
はアスペクト比が約20以上100以下であって、BET
比表面積が20m2/g以下、特に好ましくは、アスペクト
比が約20〜50の範囲にあって、且つBET比表面積が
10m2/g以下である繊維状水酸化マグネシウムを用いる
とが、成形性、耐衝撃性等の一層の改善に寄与する。
8−30248号及び特公昭57−32040号に開示
された、電子顕微鏡下1000倍倍率の条件で決定されたア
スペクト比が約10以上であり、化学組成及び結晶構造
が非繊維状水酸化マグネシウムと同じである。好ましく
はアスペクト比が約20以上100以下であって、BET
比表面積が20m2/g以下、特に好ましくは、アスペクト
比が約20〜50の範囲にあって、且つBET比表面積が
10m2/g以下である繊維状水酸化マグネシウムを用いる
とが、成形性、耐衝撃性等の一層の改善に寄与する。
更に繊維状水酸化マグネシウムは、高級脂肪酸のアルカ
リ金属塩等のアニオン系界面活性剤類、高級脂肪酸、シ
ラン系カップリング剤、有機チタネートカップリング剤
等で、繊維状水酸化マグネシウムの重量にもとづいて約
0.1〜5%の該表面処理剤で処理した後に塩化ビニル系
樹脂に充填すると、繊維状水酸化マグネシウムの塩化ビ
ニル系樹脂中での分散、相溶性が改善され、成形適性、
機械強度、成形物外観等の改善につながるので好まし
い。
リ金属塩等のアニオン系界面活性剤類、高級脂肪酸、シ
ラン系カップリング剤、有機チタネートカップリング剤
等で、繊維状水酸化マグネシウムの重量にもとづいて約
0.1〜5%の該表面処理剤で処理した後に塩化ビニル系
樹脂に充填すると、繊維状水酸化マグネシウムの塩化ビ
ニル系樹脂中での分散、相溶性が改善され、成形適性、
機械強度、成形物外観等の改善につながるので好まし
い。
本発明で対象とされる塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニ
ル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル・塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル・無水マレイン酸共重合体、塩化ビニル・エチレ
ン共重合体、塩化ビニル・プロピレン共重合体等の共重
合体、塩素化塩化ビニル樹脂の単独又は2種以上の混合
物を意味する。
ル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル・塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル・無水マレイン酸共重合体、塩化ビニル・エチレ
ン共重合体、塩化ビニル・プロピレン共重合体等の共重
合体、塩素化塩化ビニル樹脂の単独又は2種以上の混合
物を意味する。
本発明において、繊維状水酸化マグネシウムとアクリル
・ブタジエン・スチレン系樹脂は塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し約1〜50重量部の範囲で配合される。
・ブタジエン・スチレン系樹脂は塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し約1〜50重量部の範囲で配合される。
繊維状水酸化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・ス
チレン系樹脂(ABS系樹脂)を併用すると、両者の相
乗作用により優れた耐衝撃性の改良効果が得られる。こ
こにABS系樹脂とは、メチルメタアクリレート・ブタジ
エン・スチレン共重合体(MBS)及びアクリルニトリル
・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)を意味する。
チレン系樹脂(ABS系樹脂)を併用すると、両者の相
乗作用により優れた耐衝撃性の改良効果が得られる。こ
こにABS系樹脂とは、メチルメタアクリレート・ブタジ
エン・スチレン共重合体(MBS)及びアクリルニトリル
・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)を意味する。
繊維状水酸化マグネシウムとABS系樹脂の相対的配合比
率は約8:2〜2:8の範囲が適当である。
率は約8:2〜2:8の範囲が適当である。
繊維状水酸化マグネシウムとアクリル・ブタジエン・ス
チレン系樹脂の合計量が上記範囲より多くなると十分高
い耐衝撃強度がえられないし、逆に少なすぎると、耐候
耐衝撃性が悪くなるとともに、樹脂の耐熱性も低下す
る。
チレン系樹脂の合計量が上記範囲より多くなると十分高
い耐衝撃強度がえられないし、逆に少なすぎると、耐候
耐衝撃性が悪くなるとともに、樹脂の耐熱性も低下す
る。
本発明においては、繊維状水酸化マグネシウム、ABS系
樹脂の外に公知の耐衝撃性改良剤及び通常用いられる添
加剤を添加することができる。
樹脂の外に公知の耐衝撃性改良剤及び通常用いられる添
加剤を添加することができる。
このような他の添加剤の例としては、例えば三塩基性硫
酸鉛、二塩基性フタル酸鉛等の鉛系熱安定剤、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カド
ミウム、ステアリン酸鉛等の金属石けん系熱安定剤、ハ
イドロタルサイト類系熱安定剤、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫マレエート、オクチル錫メルカプタイド
等の錫系熱安定剤、エポキシ化合物、有機亜リン酸エス
テル、フェノール誘導体、多価アルコール、含窒素化合
物、含イオウ化合物、β−ジケトン化合物等の非金属系
熱安定剤等の熱安定剤類;例えばDBP、DOP等の可塑剤
類;例えば流動パラフィン、低分子量ポリエチレン、ス
テアリルアミド、ブチルステアレート、グリセリンシア
ノレート、ステアリルアルコール、ブチルアルコール、
モンタン酸エステル、ステアリン酸等の滑剤類;例えば
ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ジステアリルチオプ
ロピオネート、ジラウリルチオジプロピオネート、トリ
フェニルフォスファイト等の酸化防止剤類;例えばフタ
ロシアニン、キナクリドン、インドリン、アゾ系顔料等
の着色剤類;例えば2−ヒドロキシ−4−オクトキシベ
ンゾフェノン、2(2′−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、エチル−2−シアノ−3.8
−ジフェニルアクリレートの如き紫外線吸収剤類;アク
リル樹脂系加工助剤類などの如き添加剤をあげることが
できる。
酸鉛、二塩基性フタル酸鉛等の鉛系熱安定剤、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カド
ミウム、ステアリン酸鉛等の金属石けん系熱安定剤、ハ
イドロタルサイト類系熱安定剤、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫マレエート、オクチル錫メルカプタイド
等の錫系熱安定剤、エポキシ化合物、有機亜リン酸エス
テル、フェノール誘導体、多価アルコール、含窒素化合
物、含イオウ化合物、β−ジケトン化合物等の非金属系
熱安定剤等の熱安定剤類;例えばDBP、DOP等の可塑剤
類;例えば流動パラフィン、低分子量ポリエチレン、ス
テアリルアミド、ブチルステアレート、グリセリンシア
ノレート、ステアリルアルコール、ブチルアルコール、
モンタン酸エステル、ステアリン酸等の滑剤類;例えば
ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ジステアリルチオプ
ロピオネート、ジラウリルチオジプロピオネート、トリ
フェニルフォスファイト等の酸化防止剤類;例えばフタ
ロシアニン、キナクリドン、インドリン、アゾ系顔料等
の着色剤類;例えば2−ヒドロキシ−4−オクトキシベ
ンゾフェノン、2(2′−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、エチル−2−シアノ−3.8
−ジフェニルアクリレートの如き紫外線吸収剤類;アク
リル樹脂系加工助剤類などの如き添加剤をあげることが
できる。
このような他の添加剤類の使用量は適宜に選択できる
が、例えば塩化ビニル系樹脂100重量部当り約1〜2
0重量部の耐衝撃改良剤類、約0.1〜5重量部の熱安定
剤類、約1〜100重量部の可塑剤類、約0.1〜5重量
部の滑剤類、約0.01〜1重量部の酸化防止剤類、約0.01
〜1重量部の着色剤類、約0.01〜1重量部の紫外線吸収
剤類、約1〜20重量部の加工助剤類の如き使用量をあ
げることができる。
が、例えば塩化ビニル系樹脂100重量部当り約1〜2
0重量部の耐衝撃改良剤類、約0.1〜5重量部の熱安定
剤類、約1〜100重量部の可塑剤類、約0.1〜5重量
部の滑剤類、約0.01〜1重量部の酸化防止剤類、約0.01
〜1重量部の着色剤類、約0.01〜1重量部の紫外線吸収
剤類、約1〜20重量部の加工助剤類の如き使用量をあ
げることができる。
本発明組成物の調製は、塩化ビニル系樹脂、繊維状水酸
化マグネシウム及びABS系樹脂並びに熱安定剤、滑剤、
加工性改良剤などの如き所望の添加剤類をできるだけ均
一に混合した後、二本ロール、単軸押出機、二軸押出
機、特殊な複合混練機などによって、直接成形材料とす
るか、あるいは二本ロール、バンバリーミキサー、単軸
押出機、二軸押出機、特殊な複合混練機などによってペ
レットを製造し、射出成形、吹き込み成形、押出成形、
カレンダー成形、溶融紡糸加工などによって成形材料と
してもよい。
化マグネシウム及びABS系樹脂並びに熱安定剤、滑剤、
加工性改良剤などの如き所望の添加剤類をできるだけ均
一に混合した後、二本ロール、単軸押出機、二軸押出
機、特殊な複合混練機などによって、直接成形材料とす
るか、あるいは二本ロール、バンバリーミキサー、単軸
押出機、二軸押出機、特殊な複合混練機などによってペ
レットを製造し、射出成形、吹き込み成形、押出成形、
カレンダー成形、溶融紡糸加工などによって成形材料と
してもよい。
以下、実施例により本発明組成物の調製及びその効果を
詳しく説明する。
詳しく説明する。
〔実施例〕 実施例1〜3、比較例1〜6 平均直径が0.2μm、平均長さが20μm、アスペクト
比が100で、BET比表面積が10m2/gの繊維状水酸化
マグネシウムを約60℃の温水に懸濁し攪拌下に、繊維
状水酸化マグネシウムの重量に基いて、2%に相当する
オレイン酸ナトリウムの温水溶液を加えて、更に約30
分間攪拌を継続して、繊維状水酸化マグネシウムの表面
をオレイン酸基でコーティングした。その後、脱水、乾
燥してえられた繊維状水酸化マグネシウムを、下記配合
比 塩化ビニル樹脂(=700 100 重量部 オクチル錫メルカプタイド 2.
0〃 グリセリンリシノレート 0.
8〃 モンタン酸エステル 0.
4〃 アクリル系加工助剤 1.
0〃 カネエースB-22(MBS系衝撃改良剤) 0〜10〃 繊維状水酸化マグネシウム
0〜10〃 で混合後、二本ロールにより約180℃で5分間混練し
た後、プレス成形機を用いて170℃で10分間プレス
成形して厚さ1/8インチのシートを作成した。このシー
トについて次のテストを行った。その結果を第1表に示
す。
比が100で、BET比表面積が10m2/gの繊維状水酸化
マグネシウムを約60℃の温水に懸濁し攪拌下に、繊維
状水酸化マグネシウムの重量に基いて、2%に相当する
オレイン酸ナトリウムの温水溶液を加えて、更に約30
分間攪拌を継続して、繊維状水酸化マグネシウムの表面
をオレイン酸基でコーティングした。その後、脱水、乾
燥してえられた繊維状水酸化マグネシウムを、下記配合
比 塩化ビニル樹脂(=700 100 重量部 オクチル錫メルカプタイド 2.
0〃 グリセリンリシノレート 0.
8〃 モンタン酸エステル 0.
4〃 アクリル系加工助剤 1.
0〃 カネエースB-22(MBS系衝撃改良剤) 0〜10〃 繊維状水酸化マグネシウム
0〜10〃 で混合後、二本ロールにより約180℃で5分間混練し
た後、プレス成形機を用いて170℃で10分間プレス
成形して厚さ1/8インチのシートを作成した。このシー
トについて次のテストを行った。その結果を第1表に示
す。
透明性:黒色の下地の上に成形シートを置き目視で判断 ノッチ付きアイゾート衝撃強度:JISK6740 同耐候性:東洋理化製サンシャインウェザメーターによ
り、ブラックパネル温度63℃、12分/2時間降雨 耐熱性:ASTM D-1256法によりビカット軟化点を測定 引脹強さ:JISK6740 伸び率:同上 熱安定性:190℃のオーブンに入れ黒化するまでの時
間を測定(分) 比較例7〜8 上記実施例の配合において、繊維状水酸化マグネシウム
の代りにBET比表面積18m2/gの水酸化マグネシウム
(オレイン酸ソーダを用いて実施例と同様の方法によ
り、水酸化マグネシウムの重量に基いて、2%の量で処
理した)を10重量部添加した場合(比較例7)と、ガ
ラス繊維を10重量部添加した場合(比較例8)のテス
ト結果を第1表に示す。
り、ブラックパネル温度63℃、12分/2時間降雨 耐熱性:ASTM D-1256法によりビカット軟化点を測定 引脹強さ:JISK6740 伸び率:同上 熱安定性:190℃のオーブンに入れ黒化するまでの時
間を測定(分) 比較例7〜8 上記実施例の配合において、繊維状水酸化マグネシウム
の代りにBET比表面積18m2/gの水酸化マグネシウム
(オレイン酸ソーダを用いて実施例と同様の方法によ
り、水酸化マグネシウムの重量に基いて、2%の量で処
理した)を10重量部添加した場合(比較例7)と、ガ
ラス繊維を10重量部添加した場合(比較例8)のテス
ト結果を第1表に示す。
実施例4 平均直径が0.2μm、平均長さが10μm、アスペクト
比が50で、BET比表面積が4m2/gの繊維状水酸化マグ
ネシウムを、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランの1重量%で処理した。この繊維状水酸化マグネシ
ウムを実施例2と同じ配合でテストシートを作成し評価
した。その結果を第1表に示す。
比が50で、BET比表面積が4m2/gの繊維状水酸化マグ
ネシウムを、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランの1重量%で処理した。この繊維状水酸化マグネシ
ウムを実施例2と同じ配合でテストシートを作成し評価
した。その結果を第1表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 55:00)
Claims (2)
- 【請求項1】塩化ビニル系樹脂100重量部に、繊維状
水酸化マグネシウム(A)とアクリル・ブタジエン・ス
チレン系樹脂(B)をA/Bが0.25〜4の配合比で合計
1〜50重量部配合したことを特徴とする、透明性を損
なわずに耐衝撃性の改善された塩化ビニル系樹脂組成
物。 - 【請求項2】繊維状水酸化マグネシウムが、表面処理剤
で処理されたものである特許請求の範囲第1項記載の塩
化ビニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024119A JPH068372B2 (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024119A JPH068372B2 (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61183342A JPS61183342A (ja) | 1986-08-16 |
| JPH068372B2 true JPH068372B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=12129427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60024119A Expired - Fee Related JPH068372B2 (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068372B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611867B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1994-02-16 | 出光石油化学株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
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-
1985
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