JPH0683911A - 配線経路決定方法及びその装置 - Google Patents
配線経路決定方法及びその装置Info
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- JPH0683911A JPH0683911A JP4231839A JP23183992A JPH0683911A JP H0683911 A JPH0683911 A JP H0683911A JP 4231839 A JP4231839 A JP 4231839A JP 23183992 A JP23183992 A JP 23183992A JP H0683911 A JPH0683911 A JP H0683911A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レイアウトモデルによらずバス構造を考慮し
た配線経路を決定することができる。 【構成】 隣接平行走行条件を満す部分経路の群を作成
し、所望の配線対象区間に対し、部分経路の群の中から
特定の部分経路の群を選択する。そして配線対象区間に
対する配線経路に対して、特定の部分経路の群の属する
位置情報及び線路幅情報を基に配線禁止領域を設定する
と共に配線禁止領域の周囲に配線許容領域を設定する。
そして配線許容領域内で配線経路の探索を実行する。
た配線経路を決定することができる。 【構成】 隣接平行走行条件を満す部分経路の群を作成
し、所望の配線対象区間に対し、部分経路の群の中から
特定の部分経路の群を選択する。そして配線対象区間に
対する配線経路に対して、特定の部分経路の群の属する
位置情報及び線路幅情報を基に配線禁止領域を設定する
と共に配線禁止領域の周囲に配線許容領域を設定する。
そして配線許容領域内で配線経路の探索を実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線経路決定方法及びそ
の装置に係り、特に、プリント基板上に論理回路などの
配線パターンを形成する際の配線経路を自動的に決定す
るに好適な配線経路決定方法及びその装置に関する。
の装置に係り、特に、プリント基板上に論理回路などの
配線パターンを形成する際の配線経路を自動的に決定す
るに好適な配線経路決定方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VLSI、プリント基板に対する配線設
計を行なうための配線設計自動化システムにおいては、
コンピュータなど論理装置の高性能化に伴ない、バス配
線など回路の機能的側面を考慮したシステムの必要性が
高まっている。このようなシステムに採用された従来の
自動配線方法のうちバス配線構造を考慮したものとして
は、第21回 デザイン オートメーション コンファ
レンス プロシーディングス、第679頁〜第682頁
(proceedings 21st Design AutomationConference,pp.
679-682)において論じられている方法が知られてい
る。この種の従来技術においては、VLSIなどを対象
としたレイアウトモデルのレイアウト領域を端子や素子
などを配置するための配置領域とパターンを配線するた
めの配線領域とに分離し、バス構造を考慮した構成が採
用されている。すなわち、チャネル配線法をベースとし
た2段階配線において、「第1段階である概略配線時
に、同一のバスに属すネット群を同一の配線領域に割り
当てる。」ことにある。その後第2段階で、各配線領域
毎にチャネル配線法による詳細配線を行なうことによ
り、同一バスに属すネット群に対し、束線状の配線経路
(すなわちバス構造にかなった配線経路)の発生を可能
としている。
計を行なうための配線設計自動化システムにおいては、
コンピュータなど論理装置の高性能化に伴ない、バス配
線など回路の機能的側面を考慮したシステムの必要性が
高まっている。このようなシステムに採用された従来の
自動配線方法のうちバス配線構造を考慮したものとして
は、第21回 デザイン オートメーション コンファ
レンス プロシーディングス、第679頁〜第682頁
(proceedings 21st Design AutomationConference,pp.
679-682)において論じられている方法が知られてい
る。この種の従来技術においては、VLSIなどを対象
としたレイアウトモデルのレイアウト領域を端子や素子
などを配置するための配置領域とパターンを配線するた
めの配線領域とに分離し、バス構造を考慮した構成が採
用されている。すなわち、チャネル配線法をベースとし
た2段階配線において、「第1段階である概略配線時
に、同一のバスに属すネット群を同一の配線領域に割り
当てる。」ことにある。その後第2段階で、各配線領域
毎にチャネル配線法による詳細配線を行なうことによ
り、同一バスに属すネット群に対し、束線状の配線経路
(すなわちバス構造にかなった配線経路)の発生を可能
としている。
【0003】一方、論理装置の高性能化を達成すると共
に回路の安定動作を保証するためには、特にプリント基
板に対する配線設計において、さまざまな電気特性上の
対策が必要である。このうち近年特に重要となってきた
のは、同一配線層内の隣接平行配線パターンに起因する
クロストークノイズの対策である。このようなクロスト
ークノイズは、一般に、2本以上平行して配線された信
号線間において引き起こされる電気的エネルギーの結合
に起因して発生する。このクロストークノイズの対策に
は、「平行線の間隔を広くとる」か、または「平行線の
長さを短くする」ことが必要である。そこで、プリント
基板に対する配線設計自動化システムにおいては、「平
行線の間隔を広くとる」ことに関して、2信号線間が満
すべき最少導体間隔を順守しつつ配線経路を決定すると
いう一般的な方法が広く採用されている。この方法によ
れば、一対の配線パターンを平行に配線した場合でも、
各配線パターン間の間隔はクロストークを考慮した最少
導体間隔で配線されているため、2本の平行配線の間隔
に起因するクロストーク低減に対し充分な対策を行なう
ことができる。また「平行線の長さを短くする」ことに
関しては、1986年アイ・イー・イー・イー インタ
ーナショナル コンファレンス オン コンピュータ・
エーデッド デザイン プロシーディングス、第250
頁〜第253頁(proceedings 1986 IEEE Internationa
l Conference on Computer-AidedDesign(ICCAD-86),pp.
250-253)に論じられている方法がある。この方法によれ
ば、平行に配線された配線パターン長に制限値を設け、
この制限値以内で各信号線に対する配線経路を決定する
ことができる。この結果、平行配線の長さに起困するク
ロストーク低減に対し充分な対策を行なうことができ
る。また更に、以上述べた2つの方法、すなわち「平行
線の間隔を広くとる」方法及び「平行線の長さを短くす
る」方法は、互いに組み合わされて実施されるのが一般
的である。
に回路の安定動作を保証するためには、特にプリント基
板に対する配線設計において、さまざまな電気特性上の
対策が必要である。このうち近年特に重要となってきた
のは、同一配線層内の隣接平行配線パターンに起因する
クロストークノイズの対策である。このようなクロスト
ークノイズは、一般に、2本以上平行して配線された信
号線間において引き起こされる電気的エネルギーの結合
に起因して発生する。このクロストークノイズの対策に
は、「平行線の間隔を広くとる」か、または「平行線の
長さを短くする」ことが必要である。そこで、プリント
基板に対する配線設計自動化システムにおいては、「平
行線の間隔を広くとる」ことに関して、2信号線間が満
すべき最少導体間隔を順守しつつ配線経路を決定すると
いう一般的な方法が広く採用されている。この方法によ
れば、一対の配線パターンを平行に配線した場合でも、
各配線パターン間の間隔はクロストークを考慮した最少
導体間隔で配線されているため、2本の平行配線の間隔
に起因するクロストーク低減に対し充分な対策を行なう
ことができる。また「平行線の長さを短くする」ことに
関しては、1986年アイ・イー・イー・イー インタ
ーナショナル コンファレンス オン コンピュータ・
エーデッド デザイン プロシーディングス、第250
頁〜第253頁(proceedings 1986 IEEE Internationa
l Conference on Computer-AidedDesign(ICCAD-86),pp.
250-253)に論じられている方法がある。この方法によれ
ば、平行に配線された配線パターン長に制限値を設け、
この制限値以内で各信号線に対する配線経路を決定する
ことができる。この結果、平行配線の長さに起困するク
ロストーク低減に対し充分な対策を行なうことができ
る。また更に、以上述べた2つの方法、すなわち「平行
線の間隔を広くとる」方法及び「平行線の長さを短くす
る」方法は、互いに組み合わされて実施されるのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうちバ
ス構造を考慮した自動配線方法においては、VLSIな
どそのレイアウト領域が配置領域と配線領域とに分離で
きるレイアウトモデルに対しては、バス構造にかなった
配線経路を決定することができる。しかし、プリント基
板のようなレイアウトモデルに対しては、基板上に搭載
される部品同士の間隔が極めて密であり、部品配置領域
も配線領域として用いなければ全ての部品の配線を行な
うことができない。従って、このようなレイアウトモデ
ルにおいては、レイアウト領域を配置領域と配線領域と
に分離することが困難であり、各ネットに対する配線経
路を決定するに際しては、迷路法、線分探索法により1
ネットずつ独立に行なわなければならず、結果として、
バス構造にかなった配線経路を決定することが困難であ
る。
ス構造を考慮した自動配線方法においては、VLSIな
どそのレイアウト領域が配置領域と配線領域とに分離で
きるレイアウトモデルに対しては、バス構造にかなった
配線経路を決定することができる。しかし、プリント基
板のようなレイアウトモデルに対しては、基板上に搭載
される部品同士の間隔が極めて密であり、部品配置領域
も配線領域として用いなければ全ての部品の配線を行な
うことができない。従って、このようなレイアウトモデ
ルにおいては、レイアウト領域を配置領域と配線領域と
に分離することが困難であり、各ネットに対する配線経
路を決定するに際しては、迷路法、線分探索法により1
ネットずつ独立に行なわなければならず、結果として、
バス構造にかなった配線経路を決定することが困難であ
る。
【0005】またクロストークを考慮した従来の自動配
線方法においては、相隣接して互いに平行に配線された
一対の信号線間に対しては、クロストークを考慮した配
線経路を決定することができる。しかし、隣接して3本
以上平行に配線された信号線間に対しては、一般には、
それらの配線相互間の結合に起因するノイズの重ね合わ
せとしてクロストークノイズが発生するため、平行に配
線された信号線の配線本数が多くなるほど大きなクロス
トークノイズが発生する。この結果、従来技術を単に適
用してもクロストークノイズを充分に低減することがで
きない場合がある。例えば、3本の信号線を互いに平行
に配線した場合、真中の信号線に対してその両側の信号
線に対する導体間隔をクロストークを考慮した間隔に保
って各信号線を配線しても、真中の信号線に対しては両
側の信号線との結合に起因するノイズが重畳し真中の信
号線には大きなクロストークノイズが発生する。更に4
本の信号線を互いに平行に配線した場合には、両端以外
の信号線に対しては、各信号線との結合に起因するノイ
ズが重畳し、大きなクロストークノイズが発生する。こ
のクロストークノイズは、対象とする論理装置の動作速
度が速くなるほど顕著になる。
線方法においては、相隣接して互いに平行に配線された
一対の信号線間に対しては、クロストークを考慮した配
線経路を決定することができる。しかし、隣接して3本
以上平行に配線された信号線間に対しては、一般には、
それらの配線相互間の結合に起因するノイズの重ね合わ
せとしてクロストークノイズが発生するため、平行に配
線された信号線の配線本数が多くなるほど大きなクロス
トークノイズが発生する。この結果、従来技術を単に適
用してもクロストークノイズを充分に低減することがで
きない場合がある。例えば、3本の信号線を互いに平行
に配線した場合、真中の信号線に対してその両側の信号
線に対する導体間隔をクロストークを考慮した間隔に保
って各信号線を配線しても、真中の信号線に対しては両
側の信号線との結合に起因するノイズが重畳し真中の信
号線には大きなクロストークノイズが発生する。更に4
本の信号線を互いに平行に配線した場合には、両端以外
の信号線に対しては、各信号線との結合に起因するノイ
ズが重畳し、大きなクロストークノイズが発生する。こ
のクロストークノイズは、対象とする論理装置の動作速
度が速くなるほど顕著になる。
【0006】本発明の第1の目的は、レイアウトモデル
によらずバス構造を考慮した配線経路を決定することが
できる配線経路決定方法及びその装置を提供することに
ある。
によらずバス構造を考慮した配線経路を決定することが
できる配線経路決定方法及びその装置を提供することに
ある。
【0007】本発明の第2の目的は、隣接して3本以上
平行に配線される配線パターンに対してクロストークノ
イズを考慮した配線経路を決定することができる配線経
路決定方法及びその装置を提供することにある。
平行に配線される配線パターンに対してクロストークノ
イズを考慮した配線経路を決定することができる配線経
路決定方法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の方法として、プリント基板上の配
線対象区間を複数の端子で特定し、この配線対象区間を
結ぶ配線パターンの配線経路を迷路法または線分探索法
で決定するに際して、既に配線経路の決定された配線パ
ターンの配線経路を線路長に応じて複数の部分経路に分
割し、各部分経路を線路間隔と線路の平行条件から複数
のグループに分類し、各グループに属する部分経路の位
置情報と線路幅情報を記憶し、その後配線経路未定の配
線対象区間を特定する複数の端子に関する位置情報を入
力し、この入力情報と配線経路の決定された配線パター
ンに関する情報を基に配線経路の決定された端子群の中
から配線対象区間近傍で且つ配線対象区間と同一バスに
属する端子群を選択し、選択した端子間を結ぶ部分経路
を選択し、選択した各部分経路の属するグループを選択
し、選択した各グループに属する部分経路に関する位置
情報と線路幅情報を入力し、入力した位置情報と線路幅
情報を基に各部分経路に対する配線禁止領域をグループ
毎に設定し、各配線禁止領域の周囲に配線対象区間の配
線経路として許容される配線許容領域を設定し、各グル
ープの配線許容領域の集合を配線経路探索領域に設定
し、設定した配線経路探索領域内で配線パターンの配線
経路を決定することを特徴とする配線経路決定方法を採
用したものである。。
に、本発明は、第1の方法として、プリント基板上の配
線対象区間を複数の端子で特定し、この配線対象区間を
結ぶ配線パターンの配線経路を迷路法または線分探索法
で決定するに際して、既に配線経路の決定された配線パ
ターンの配線経路を線路長に応じて複数の部分経路に分
割し、各部分経路を線路間隔と線路の平行条件から複数
のグループに分類し、各グループに属する部分経路の位
置情報と線路幅情報を記憶し、その後配線経路未定の配
線対象区間を特定する複数の端子に関する位置情報を入
力し、この入力情報と配線経路の決定された配線パター
ンに関する情報を基に配線経路の決定された端子群の中
から配線対象区間近傍で且つ配線対象区間と同一バスに
属する端子群を選択し、選択した端子間を結ぶ部分経路
を選択し、選択した各部分経路の属するグループを選択
し、選択した各グループに属する部分経路に関する位置
情報と線路幅情報を入力し、入力した位置情報と線路幅
情報を基に各部分経路に対する配線禁止領域をグループ
毎に設定し、各配線禁止領域の周囲に配線対象区間の配
線経路として許容される配線許容領域を設定し、各グル
ープの配線許容領域の集合を配線経路探索領域に設定
し、設定した配線経路探索領域内で配線パターンの配線
経路を決定することを特徴とする配線経路決定方法を採
用したものである。。
【0009】第2の方法として、プリント基板上の配線
対象区間を複数の端子で特定し、この配線対象区間を結
ぶ配線パターンの配線経路を迷路法または線分探索法で
決定するに際して、既に配線経路の決定された配線パタ
ーンの配線経路を線路長に応じて複数の部分経路に分割
し、線路の平行条件を満たす部分経路の本数から各部分
経路を複数のグループに分類し、各グループに属する部
分経路の位置情報と線路幅情報を記憶し、その後配線経
路未定の配線対象区間を特定する複数の端子に関する位
置情報を入力し、この入力情報と配線経路の決定された
配線パターンに関する情報を基に配線経路の決定された
端子群の中から配線対象区間近傍の端子群を選択し、選
択した端子間を結ぶ部分経路を選択し、選択した各部分
経路の属するグループを選択し、選択した各グループに
属する部分経路に関する位置情報と線路幅情報を入力
し、入力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に
対する配線禁止領域をグループ毎に線路の平行条件を満
たす部分経路の本数に応じた大きさに設定し、各配線禁
止領域を外れた領域を配線経路探索領域に設定し、設定
した配線経路探索領域内で配線パターンの配線経路を決
定することを特徴とする配線経路決定方法を採用したも
のである。
対象区間を複数の端子で特定し、この配線対象区間を結
ぶ配線パターンの配線経路を迷路法または線分探索法で
決定するに際して、既に配線経路の決定された配線パタ
ーンの配線経路を線路長に応じて複数の部分経路に分割
し、線路の平行条件を満たす部分経路の本数から各部分
経路を複数のグループに分類し、各グループに属する部
分経路の位置情報と線路幅情報を記憶し、その後配線経
路未定の配線対象区間を特定する複数の端子に関する位
置情報を入力し、この入力情報と配線経路の決定された
配線パターンに関する情報を基に配線経路の決定された
端子群の中から配線対象区間近傍の端子群を選択し、選
択した端子間を結ぶ部分経路を選択し、選択した各部分
経路の属するグループを選択し、選択した各グループに
属する部分経路に関する位置情報と線路幅情報を入力
し、入力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に
対する配線禁止領域をグループ毎に線路の平行条件を満
たす部分経路の本数に応じた大きさに設定し、各配線禁
止領域を外れた領域を配線経路探索領域に設定し、設定
した配線経路探索領域内で配線パターンの配線経路を決
定することを特徴とする配線経路決定方法を採用したも
のである。
【0010】第1の装置として、配線経路探索領域内を
迷路法または線分探索法に従って探索してプリント基板
上の配線対象区間を結ぶ配線パターンの配線経路を決定
する配線経路決定装置において、既に配線経路の決定さ
れた配線パターンの配線経路を線路長に応じて複数の部
分経路に分割する配線経路分割手段と、配線経路分割手
段の分割による各部分経路を線路間隔と線路の平行条件
から複数のグループに分類する分類手段と、分類手段で
分類されたグループに属する各部分経路の位置情報と線
路幅情報をグループ毎に記憶する記憶手段と、配線経路
未定の配線対象区間を特定する複数の端子に関する位置
情報を入力する端子情報入力手段と、端子情報入力手段
の入力情報と配線経路の決定された配線パターンに関す
る情報を基に配線経路の端子群の中から配線対象区間近
傍で且つ配線対象区間と同一バスに属する端子群を選択
する端子選択手段と、記憶手段に記憶された部分経路に
関する情報を基に端子選択手段の選択による端子間を結
ぶ部分経路を選択する部分経路選択手段と、記憶手段に
記憶されたグループに関する情報を基に部分経路選択手
段の選択による各部分経路の属するグループを選択する
グループ選択手段と、グループ選択手段の選択した各グ
ループに属する部分経路に関する位置情報と線路幅情報
を入力する部分経路情報入力手段と、部分経路情報入力
手段の入力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路
に対する配線禁止領域をグループ毎に設定する配線禁止
領域設定手段と、配線禁止領域設定手段の設定による各
配線禁止領域の周囲に配線対象区間の配線経路として許
容される配線許容領域を設定する配線許容領域設定手段
と、配線許容領域設定手段の設定による各グループの配
線許容領域の集合を配線経路探索領域に設定する配線探
索領域設定手段とを備えていることを特徴とする配線経
路決定装置を構成したものである。
迷路法または線分探索法に従って探索してプリント基板
上の配線対象区間を結ぶ配線パターンの配線経路を決定
する配線経路決定装置において、既に配線経路の決定さ
れた配線パターンの配線経路を線路長に応じて複数の部
分経路に分割する配線経路分割手段と、配線経路分割手
段の分割による各部分経路を線路間隔と線路の平行条件
から複数のグループに分類する分類手段と、分類手段で
分類されたグループに属する各部分経路の位置情報と線
路幅情報をグループ毎に記憶する記憶手段と、配線経路
未定の配線対象区間を特定する複数の端子に関する位置
情報を入力する端子情報入力手段と、端子情報入力手段
の入力情報と配線経路の決定された配線パターンに関す
る情報を基に配線経路の端子群の中から配線対象区間近
傍で且つ配線対象区間と同一バスに属する端子群を選択
する端子選択手段と、記憶手段に記憶された部分経路に
関する情報を基に端子選択手段の選択による端子間を結
ぶ部分経路を選択する部分経路選択手段と、記憶手段に
記憶されたグループに関する情報を基に部分経路選択手
段の選択による各部分経路の属するグループを選択する
グループ選択手段と、グループ選択手段の選択した各グ
ループに属する部分経路に関する位置情報と線路幅情報
を入力する部分経路情報入力手段と、部分経路情報入力
手段の入力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路
に対する配線禁止領域をグループ毎に設定する配線禁止
領域設定手段と、配線禁止領域設定手段の設定による各
配線禁止領域の周囲に配線対象区間の配線経路として許
容される配線許容領域を設定する配線許容領域設定手段
と、配線許容領域設定手段の設定による各グループの配
線許容領域の集合を配線経路探索領域に設定する配線探
索領域設定手段とを備えていることを特徴とする配線経
路決定装置を構成したものである。
【0011】第2の装置として、配線経路探索領域内を
迷路法または線分探索法に従って探索してプリント基板
上の配線対象区間を結ぶ配線パターンの配線経路を決定
する配線経路決定装置において、既に配線経路の決定さ
れた配線パターンの配線経路を線路長に応じて複数の部
分経路に分割する配線経路分割手段と、線路の平行条件
を満たす部分経路の本数を基に配線経路分割手段の分割
による各部分経路を複数のグループに分類する分類手段
と、分類手段で分類されたグループに属する各部分経路
の位置情報と線路幅情報をグループ毎に記憶する記憶手
段と、配線経路未定の配線対象区間を特定する複数の端
子に関する位置情報を入力する端子情報入力手段と、端
子情報入力手段の入力情報と配線経路の決定された配線
パターンに関する情報を基に配線経路の決定された端子
群の中から配線対象区間近傍の端子群を選択する端子選
択手段と、記憶手段に記憶された部分経路に関する情報
を基に端子選択手段の選択による端子間を結ぶ部分経路
を選択する部分経路選択手段と、記憶手段に記憶された
グループに関する情報を基に部分経路選択手段の選択に
よる各部分経路の属するグループを選択するグループ選
択手段と、グループ選択手段の選択した各グループに属
する部分経路に関する位置情報と線路幅情報を入力する
部分経路情報入力手段と、部分経路情報入力手段の入力
した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する配
線禁止領域をグループ毎に部分経路の本数に応じた大き
さに設定する配線禁止領域設定手段と、配線禁止領域設
定手段の設定による各配線禁止領域を外れた領域を配線
経路探索領域に設定する配線探索領域設定手段とを備え
ていることを特徴とする配線経路決定装置を構成したも
のである。
迷路法または線分探索法に従って探索してプリント基板
上の配線対象区間を結ぶ配線パターンの配線経路を決定
する配線経路決定装置において、既に配線経路の決定さ
れた配線パターンの配線経路を線路長に応じて複数の部
分経路に分割する配線経路分割手段と、線路の平行条件
を満たす部分経路の本数を基に配線経路分割手段の分割
による各部分経路を複数のグループに分類する分類手段
と、分類手段で分類されたグループに属する各部分経路
の位置情報と線路幅情報をグループ毎に記憶する記憶手
段と、配線経路未定の配線対象区間を特定する複数の端
子に関する位置情報を入力する端子情報入力手段と、端
子情報入力手段の入力情報と配線経路の決定された配線
パターンに関する情報を基に配線経路の決定された端子
群の中から配線対象区間近傍の端子群を選択する端子選
択手段と、記憶手段に記憶された部分経路に関する情報
を基に端子選択手段の選択による端子間を結ぶ部分経路
を選択する部分経路選択手段と、記憶手段に記憶された
グループに関する情報を基に部分経路選択手段の選択に
よる各部分経路の属するグループを選択するグループ選
択手段と、グループ選択手段の選択した各グループに属
する部分経路に関する位置情報と線路幅情報を入力する
部分経路情報入力手段と、部分経路情報入力手段の入力
した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する配
線禁止領域をグループ毎に部分経路の本数に応じた大き
さに設定する配線禁止領域設定手段と、配線禁止領域設
定手段の設定による各配線禁止領域を外れた領域を配線
経路探索領域に設定する配線探索領域設定手段とを備え
ていることを特徴とする配線経路決定装置を構成したも
のである。
【0012】
【作用】前記した手段によれば、バス構造を考慮した配
線経路を迷路法または線分探索法で決定するに先だっ
て、すでに配線経路の決定された配線パターンの配線経
路を線路長に応じて複数の部分経路に分割し、各部分経
路を線路間隔と線路の平行条件から複数のグループに分
類し、各グループに属する部分経路の位置情報と線路幅
情報を記憶する。これらの処理が行なわれたあと、配線
対象区間を特定するために複数の端子に関する位置情報
を入力し、この入力情報と配線経路の決定された配線パ
ターンに関する情報を基に配線経路の決定された端子群
の中から配線対象区間近傍でかつ配線対象区間と同一バ
スに属する端子群を選択する。そして選択した端子間を
結ぶ部分経路を選択し、選択した各部分経路の属するグ
ループを選択し、選択した各グループに属する部分経路
に関する位置情報と線路幅情報を入力する。このあと入
力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する
配線禁止領域をグループ毎に設定し、各配線禁止領域の
周囲に配線対象区間の配線経路として許容される配線許
容領域を設定し、各グループの配線許容領域の集合を配
線経路探索領域に設定する。そして設定した配線経路探
索領域内に迷路法または線分探索法を適用して配線パタ
ーンの配線経路を決定する。これによりバス構造を考慮
した配線経路を決定することができ、プリント基板に対
する高密度配線設計を容易に行なうことができる。
線経路を迷路法または線分探索法で決定するに先だっ
て、すでに配線経路の決定された配線パターンの配線経
路を線路長に応じて複数の部分経路に分割し、各部分経
路を線路間隔と線路の平行条件から複数のグループに分
類し、各グループに属する部分経路の位置情報と線路幅
情報を記憶する。これらの処理が行なわれたあと、配線
対象区間を特定するために複数の端子に関する位置情報
を入力し、この入力情報と配線経路の決定された配線パ
ターンに関する情報を基に配線経路の決定された端子群
の中から配線対象区間近傍でかつ配線対象区間と同一バ
スに属する端子群を選択する。そして選択した端子間を
結ぶ部分経路を選択し、選択した各部分経路の属するグ
ループを選択し、選択した各グループに属する部分経路
に関する位置情報と線路幅情報を入力する。このあと入
力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する
配線禁止領域をグループ毎に設定し、各配線禁止領域の
周囲に配線対象区間の配線経路として許容される配線許
容領域を設定し、各グループの配線許容領域の集合を配
線経路探索領域に設定する。そして設定した配線経路探
索領域内に迷路法または線分探索法を適用して配線パタ
ーンの配線経路を決定する。これによりバス構造を考慮
した配線経路を決定することができ、プリント基板に対
する高密度配線設計を容易に行なうことができる。
【0013】またクロストークノイズを考慮した配線経
路を迷路法または線分探索法で決定するに先だって、す
でに配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割し、線路の平行条件
を満す部分経路の本数から各部分経路を複数のグループ
に分類し、各グループに属する部分経路の位置情報と線
路幅情報を記憶する。このあと配線対象区間を特定する
ために複数の端子に関する位置情報を入力し、この入力
情報と配線経路の決定された配線パターンに関する情報
を基に配線経路の決定された端子群の中から配線対象区
間近傍の端子群を選択し、選択した端子間を結ぶ部分経
路を選択し、選択した各部分経路の属するグループを選
択する。このあと選択した各グループに属する部分経路
に関する位置情報と線路幅情報を入力し、入力した位置
情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する配線禁止領
域をグループ毎に線路の平行条件を満す部分経路の本数
に応じた大きさに設定する。すなわち相隣接する部分経
路の本数が多いときには部分経路に対する配線禁止領域
を大きくする。そして各配線禁止領域を外れた領域を配
線経路探索領域に設定し、設定した配線経路探索領域内
に迷路法または線分探索法を適用して配線パターンの配
線経路を決定する。このように、相隣接する配線経路の
本数が大きくなったときには各配線間の間隔を広くする
ようにしたため、クロストークノイズを考慮した配線経
路を決定することができ、高速回路が実装されるプリン
ト基板に対する配線設計を容易に行なうことができる。
路を迷路法または線分探索法で決定するに先だって、す
でに配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割し、線路の平行条件
を満す部分経路の本数から各部分経路を複数のグループ
に分類し、各グループに属する部分経路の位置情報と線
路幅情報を記憶する。このあと配線対象区間を特定する
ために複数の端子に関する位置情報を入力し、この入力
情報と配線経路の決定された配線パターンに関する情報
を基に配線経路の決定された端子群の中から配線対象区
間近傍の端子群を選択し、選択した端子間を結ぶ部分経
路を選択し、選択した各部分経路の属するグループを選
択する。このあと選択した各グループに属する部分経路
に関する位置情報と線路幅情報を入力し、入力した位置
情報と線路幅情報を基に各部分経路に対する配線禁止領
域をグループ毎に線路の平行条件を満す部分経路の本数
に応じた大きさに設定する。すなわち相隣接する部分経
路の本数が多いときには部分経路に対する配線禁止領域
を大きくする。そして各配線禁止領域を外れた領域を配
線経路探索領域に設定し、設定した配線経路探索領域内
に迷路法または線分探索法を適用して配線パターンの配
線経路を決定する。このように、相隣接する配線経路の
本数が大きくなったときには各配線間の間隔を広くする
ようにしたため、クロストークノイズを考慮した配線経
路を決定することができ、高速回路が実装されるプリン
ト基板に対する配線設計を容易に行なうことができる。
【0014】
(第1実施例)以下、バス構造を考慮した配線経路決定
方法が適用された配線経路自動決定装置の実施例を図面
に基づいて説明する。
方法が適用された配線経路自動決定装置の実施例を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る配線経路自動決定装
置の構成を示すブロック図である。図1において、配線
経路自動決定装置はコンピュータ101、基板情報ファ
イル102、ネット情報ファイル103、配線パターン
情報ファイル104を備えて構成されている。コンピュ
ータ101は配線経路決定処理制御部105、入力処理
部106、配線対象区間抽出処理部107、部分経路群
作成更新処理部108、特定部分経路群選択処理部10
9、配線禁止領域作成処理部110、配線許容領域作成
処理部111、配線経路探索処理部112、発生経路編
集処理部113、出力処理部114、信号情報テーブル
115、部分経路情報テーブル116、配線対象区間管
理テーブル117、配線格子情報テーブル118を備え
て構成されている。そして基板情報ファイル102に
は、プリント基板の配線層の構成等に関する情報、例え
ば基板の大きさ、配線層の数などに関する情報が格納さ
れている。ネット情報ファイル103には、信号に対す
るピン情報及びピン相互間を接続するための配線パター
ンの経路幅、最少導体間隔など配線条件に関する情報が
格納されている。配線パターン情報ファイル104に
は、配線パターンに関する情報として、配線経路の位置
情報(座標)や中継穴の位置情報に関する情報が格納さ
れている。各ファイル102,103,104に格納さ
れた各種情報は入力処理部106と出力処理部114を
介してコンピュータ101と情報の授受を行なうように
構成されている。コンピュータ101は各ファイルと情
報の授受を行なって配線パターンの配線経路を決定する
処理を行なうように構成されている。そして配線経路決
定処理プログラムに従って配線パターンの配線経路を決
定するコンピュータ101の各部は以下のように構成さ
れている。
置の構成を示すブロック図である。図1において、配線
経路自動決定装置はコンピュータ101、基板情報ファ
イル102、ネット情報ファイル103、配線パターン
情報ファイル104を備えて構成されている。コンピュ
ータ101は配線経路決定処理制御部105、入力処理
部106、配線対象区間抽出処理部107、部分経路群
作成更新処理部108、特定部分経路群選択処理部10
9、配線禁止領域作成処理部110、配線許容領域作成
処理部111、配線経路探索処理部112、発生経路編
集処理部113、出力処理部114、信号情報テーブル
115、部分経路情報テーブル116、配線対象区間管
理テーブル117、配線格子情報テーブル118を備え
て構成されている。そして基板情報ファイル102に
は、プリント基板の配線層の構成等に関する情報、例え
ば基板の大きさ、配線層の数などに関する情報が格納さ
れている。ネット情報ファイル103には、信号に対す
るピン情報及びピン相互間を接続するための配線パター
ンの経路幅、最少導体間隔など配線条件に関する情報が
格納されている。配線パターン情報ファイル104に
は、配線パターンに関する情報として、配線経路の位置
情報(座標)や中継穴の位置情報に関する情報が格納さ
れている。各ファイル102,103,104に格納さ
れた各種情報は入力処理部106と出力処理部114を
介してコンピュータ101と情報の授受を行なうように
構成されている。コンピュータ101は各ファイルと情
報の授受を行なって配線パターンの配線経路を決定する
処理を行なうように構成されている。そして配線経路決
定処理プログラムに従って配線パターンの配線経路を決
定するコンピュータ101の各部は以下のように構成さ
れている。
【0016】入力処理部106は基板情報ファイル10
2、ネット情報ファイル103、配線パターン情報ファ
イル104から情報を読み込み、読み込こんだ情報のう
ち信号に関する情報を信号情報テーブル115に格納
し、部分経路情報に関する情報を部分経路情報テーブル
116に格納するように構成されている。配線対象区間
抽出処理部107は、信号情報テーブル115内の情報
を参照して所定の情報、例えば配線対象区間の始点、終
点位置情報、経路幅、最少導体間隔などに関する情報を
作成し、作成した情報を配線対象区間管理テーブル11
7へ格納するようになっている。部分経路群作成更新処
理部108は部分経路情報テーブル116内の情報、例
えば部分経路群の識別、部分経路情報に関する情報を参
照し、テーブル内の所定の情報を更新処理するようにな
っている。特定部分経路群選択処理部109は信号情報
テーブル115と部分経路情報テーブル116内の情報
を参照して特定部分経路群を選択し、選択した部分経路
群の情報を配線対象区間管理テーブル117へ格納する
ようになっている。配線禁止領域作成処理部110は部
分経路情報テーブル116及び配線対象区間管理テーブ
ル117内の所定の情報を参照して配線禁止領域に関す
る情報を作成し、作成した配線禁止領域に関する情報を
配線格子情報テーブル118に格納するようになってい
る。配線許容領域作成処理部111は、配線禁止領域作
成処理部110で作成された配線禁止領域に関する情報
を入力すると共に配線対象区間管理テーブル117内の
所定の情報を参照して配線禁止領域の周囲に配線対象区
間の配線経路として許容される配線許容領域に関する情
報を作成し、作成した配線許容領域に関する情報を配線
格子情報テーブル118に格納するようになっている。
配線経路探索処理部112は配線格子情報テーブル11
8内の所定の情報を参照すると共に更新し、配線経路探
索領域を設定するための処理を行なうようになってい
る。発生経路編集処理部113は、配線格子情報テーブ
ル118内の探索来歴情報等を参照して、部分経路情報
テーブル116内の所定の情報を更新処理するようにな
っている。出力処理部114は部分経路情報テーブル1
16内の所定の情報を参照し、参照した情報をパターン
情報ファイル104へ出力するようになっている。そし
てこれら各部の起動は配線経路決定処理制御部105か
らの指令によって行なわれるようになっている。
2、ネット情報ファイル103、配線パターン情報ファ
イル104から情報を読み込み、読み込こんだ情報のう
ち信号に関する情報を信号情報テーブル115に格納
し、部分経路情報に関する情報を部分経路情報テーブル
116に格納するように構成されている。配線対象区間
抽出処理部107は、信号情報テーブル115内の情報
を参照して所定の情報、例えば配線対象区間の始点、終
点位置情報、経路幅、最少導体間隔などに関する情報を
作成し、作成した情報を配線対象区間管理テーブル11
7へ格納するようになっている。部分経路群作成更新処
理部108は部分経路情報テーブル116内の情報、例
えば部分経路群の識別、部分経路情報に関する情報を参
照し、テーブル内の所定の情報を更新処理するようにな
っている。特定部分経路群選択処理部109は信号情報
テーブル115と部分経路情報テーブル116内の情報
を参照して特定部分経路群を選択し、選択した部分経路
群の情報を配線対象区間管理テーブル117へ格納する
ようになっている。配線禁止領域作成処理部110は部
分経路情報テーブル116及び配線対象区間管理テーブ
ル117内の所定の情報を参照して配線禁止領域に関す
る情報を作成し、作成した配線禁止領域に関する情報を
配線格子情報テーブル118に格納するようになってい
る。配線許容領域作成処理部111は、配線禁止領域作
成処理部110で作成された配線禁止領域に関する情報
を入力すると共に配線対象区間管理テーブル117内の
所定の情報を参照して配線禁止領域の周囲に配線対象区
間の配線経路として許容される配線許容領域に関する情
報を作成し、作成した配線許容領域に関する情報を配線
格子情報テーブル118に格納するようになっている。
配線経路探索処理部112は配線格子情報テーブル11
8内の所定の情報を参照すると共に更新し、配線経路探
索領域を設定するための処理を行なうようになってい
る。発生経路編集処理部113は、配線格子情報テーブ
ル118内の探索来歴情報等を参照して、部分経路情報
テーブル116内の所定の情報を更新処理するようにな
っている。出力処理部114は部分経路情報テーブル1
16内の所定の情報を参照し、参照した情報をパターン
情報ファイル104へ出力するようになっている。そし
てこれら各部の起動は配線経路決定処理制御部105か
らの指令によって行なわれるようになっている。
【0017】次に、配線経路決定処理部105の処理手
順を図2のフローチャートに従って説明する。図2にお
いて、まず入力処理部106を起動することにより入力
処理を実行する(ステップ201)。このステップで
は、信号情報テーブル115内の全情報を作成する処理
を行なうと共に、部分経路情報テーブル116内の部分
経路情報を作成する処理を行なう。すなわち、すでに配
線経路の決定された配線パターンの配線経路を線路長に
応じて複数の部分経路に分割し、各部分経路を線路間隔
と線路の平行条件から複数のグループに分類し、分類さ
れたグループに属する各部分経路の位置情報と線路幅情
報をグループ毎に記憶する。次に、配線対象区間抽出処
理部107を起動し、作成された信号情報テーブル11
5内の所定の情報を参照し、配線処理の終了していない
配線区間を1つ取り出し、配線対象区間管理テーブル1
17内の配線区間に係る始点/終点位置に関する情報を
作成する(ステップ202)。すなわち配線経路未定の
配線対象区間を特定する複数の端子(ピン)に関する位
置情報を入力する。更に配線対象区間を結ぶ配線パター
ンの経路幅及び最少導体間隔に関する情報を作成する。
これらの処理が終了したあとはステップ203からステ
ップ210による配線対象区間の配線処理を実行する。
順を図2のフローチャートに従って説明する。図2にお
いて、まず入力処理部106を起動することにより入力
処理を実行する(ステップ201)。このステップで
は、信号情報テーブル115内の全情報を作成する処理
を行なうと共に、部分経路情報テーブル116内の部分
経路情報を作成する処理を行なう。すなわち、すでに配
線経路の決定された配線パターンの配線経路を線路長に
応じて複数の部分経路に分割し、各部分経路を線路間隔
と線路の平行条件から複数のグループに分類し、分類さ
れたグループに属する各部分経路の位置情報と線路幅情
報をグループ毎に記憶する。次に、配線対象区間抽出処
理部107を起動し、作成された信号情報テーブル11
5内の所定の情報を参照し、配線処理の終了していない
配線区間を1つ取り出し、配線対象区間管理テーブル1
17内の配線区間に係る始点/終点位置に関する情報を
作成する(ステップ202)。すなわち配線経路未定の
配線対象区間を特定する複数の端子(ピン)に関する位
置情報を入力する。更に配線対象区間を結ぶ配線パター
ンの経路幅及び最少導体間隔に関する情報を作成する。
これらの処理が終了したあとはステップ203からステ
ップ210による配線対象区間の配線処理を実行する。
【0018】まず、ステップ203では、部分経路群作
成更新処理部108を起動し、部分経路情報テーブル1
16内の部分経路情報を参照し、このテーブル内の部分
経路の群識別を作成/更新することにより、部分経路の
うち隣接して互いに平行に配線された部分経路の群を編
集するための処理を行なう。具体的には図3及び図4に
示される処理が行なわれる。
成更新処理部108を起動し、部分経路情報テーブル1
16内の部分経路情報を参照し、このテーブル内の部分
経路の群識別を作成/更新することにより、部分経路の
うち隣接して互いに平行に配線された部分経路の群を編
集するための処理を行なう。具体的には図3及び図4に
示される処理が行なわれる。
【0019】まず、配線済みの各ネットの配線経路に対
して隣接して平行に配線された部分経路を再分割する。
すなわち、図3に示されるように、配線済みの各ネット
に対する配線経路を少なくとも中継穴位置乃至は分岐位
置により分割した部分経路lk(k=1,2,………)
のうち、互いに隣接して平行に配線された隣接平行条件
を満たしかつ隣接する距離が規定値δ以内であるもの
で、更に相対する部分経路の始点と終点の座標が規定値
θ以上離れるような部分経路に対しては、この座標差が
規定値θ以内となる適当な位置で部分経路を再度分割す
る。
して隣接して平行に配線された部分経路を再分割する。
すなわち、図3に示されるように、配線済みの各ネット
に対する配線経路を少なくとも中継穴位置乃至は分岐位
置により分割した部分経路lk(k=1,2,………)
のうち、互いに隣接して平行に配線された隣接平行条件
を満たしかつ隣接する距離が規定値δ以内であるもの
で、更に相対する部分経路の始点と終点の座標が規定値
θ以上離れるような部分経路に対しては、この座標差が
規定値θ以内となる適当な位置で部分経路を再度分割す
る。
【0020】次に、作成した部分経路lk(k=1,
2,………)に対して、図4に示されるように、「距離
が規定値δ以内であり、かつ相対する部分経路の始点と
終点の座標(端点座標)の差が規定値θ以内(隣接平行
条件)」となる部分経路をグループ毎にまとめて編集す
る。例えば、図4(a)に示される部分経路の場合は、
ネット(A1,A2,A3,A4)の配線経路が部分経
路l1,l2,l3,l4,l5に分割され、ネット
(B1,B2,B3)の配線経路が部分経路l6,l
7,l8,l9に分割されている。このような場合、部
分経路l1を第1グループG1に、部分経路l2,l6
を第2グループG2に、部分経路l3,l7を第3グル
ープG3に、部分経路l4,l8を第4グループG4
に、部分経路l5,l9を第5グループG5に分類す
る。
2,………)に対して、図4に示されるように、「距離
が規定値δ以内であり、かつ相対する部分経路の始点と
終点の座標(端点座標)の差が規定値θ以内(隣接平行
条件)」となる部分経路をグループ毎にまとめて編集す
る。例えば、図4(a)に示される部分経路の場合は、
ネット(A1,A2,A3,A4)の配線経路が部分経
路l1,l2,l3,l4,l5に分割され、ネット
(B1,B2,B3)の配線経路が部分経路l6,l
7,l8,l9に分割されている。このような場合、部
分経路l1を第1グループG1に、部分経路l2,l6
を第2グループG2に、部分経路l3,l7を第3グル
ープG3に、部分経路l4,l8を第4グループG4
に、部分経路l5,l9を第5グループG5に分類す
る。
【0021】また図4(b)の場合には、部分経路l1
を第1グループG1に、部分経路l2,l6を第2グル
ープG2に、部分経路l3,l7、l8を第3グループ
G3に、部分経路l5を第4グループG4に、部分経路
l4を第5グループG5に、部分経路l9を第6グルー
プG6に分類する。このように各部分経路をグループ
(群)に分類すると、各部分経路の群Giに属する各部
分経路gijは必ず距離δ以内で隣接平行条件を満す関
係の情報を作成することができる。また部分経路の群G
iに属する各部分経路gijは必ずその平行開始位置と
平行終了位置のずれを規定値θ以内とすることができ
る。
を第1グループG1に、部分経路l2,l6を第2グル
ープG2に、部分経路l3,l7、l8を第3グループ
G3に、部分経路l5を第4グループG4に、部分経路
l4を第5グループG5に、部分経路l9を第6グルー
プG6に分類する。このように各部分経路をグループ
(群)に分類すると、各部分経路の群Giに属する各部
分経路gijは必ず距離δ以内で隣接平行条件を満す関
係の情報を作成することができる。また部分経路の群G
iに属する各部分経路gijは必ずその平行開始位置と
平行終了位置のずれを規定値θ以内とすることができ
る。
【0022】次に、ステップ204に移り、特定部分経
路群選択処理部109を起動し、部分経路情報テーブル
116内の所定の情報及び信号情報テーブル115内の
信号に対する機能の識別情報を参照しつつ、配線対象区
間管理テーブル117内に設けた隣接平行走行させる部
分経路の群情報を作成することより、隣接平行走行させ
るべき特定の部分経路の群を選択するための処理を実行
する。具体的には、図5に示されるような処理が行なわ
れる。すなわち、隣接平行走行する部分経路の群の中か
ら所望の配線区間に対し、隣接平行走行させるべき特定
の部分経路の群を選択する処理を行なう。
路群選択処理部109を起動し、部分経路情報テーブル
116内の所定の情報及び信号情報テーブル115内の
信号に対する機能の識別情報を参照しつつ、配線対象区
間管理テーブル117内に設けた隣接平行走行させる部
分経路の群情報を作成することより、隣接平行走行させ
るべき特定の部分経路の群を選択するための処理を実行
する。具体的には、図5に示されるような処理が行なわ
れる。すなわち、隣接平行走行する部分経路の群の中か
ら所望の配線区間に対し、隣接平行走行させるべき特定
の部分経路の群を選択する処理を行なう。
【0023】(1)配線区間(P,P′)に対してP,
P′と近傍でかつ同一のバスに属す配線区間(Q,
Q′)を取り出す(但しQとQ′は同一ネットであ
る)。
P′と近傍でかつ同一のバスに属す配線区間(Q,
Q′)を取り出す(但しQとQ′は同一ネットであ
る)。
【0024】(2)上記配線区間(Q,Q′)を接続す
る部分経路gmsを取り出す。
る部分経路gmsを取り出す。
【0025】(3)上記部分経路gmsの属す部分経路
の群Gm=(gmj)を選択する。
の群Gm=(gmj)を選択する。
【0026】例えば、図5(a)の場合には、配線経路
の未定の配線区間B1,B2に対して、配線区間B1,
B2と近傍でかつ同一のバスに属する配線区間として配
線区間A2,A3が取り出される。そして配線区間A
2,A3を結ぶ部分経路として部分経路g21,g3
1,g41の属するグループG2,G3,G4が選択さ
れる。また図5(b)の場合には、配線経路未定の配線
区間C1,C2に対し、配線区間C1,C2と近傍でか
つ同一のバスに属する配線区間として配線区間B1,B
2が取り出される。そしてこの配線区間B1,B2を結
ぶ部分経路g22,g32,g42が取り出される。さ
らにこれらの部分経路が属する部分経路のグループG
2,G3,G4が選択される。また図5(c)の場合に
は、配線経路未定の配線区間c2,C3に対して配線区
間b2,B3が取り出される。なお、c2,b2はそれ
ぞれ配線済み経路上の中継穴を示す。そして配線区間b
2,B3を結ぶ部分経路g52が取り出されると、部分
経路g52,g51が属するグループG5が選択され
る。このように、配線対象区間を結ぶ部分経路の属する
グループが選択されることになる。このため、本実施例
では、同一バスに属す配線済みの経路に対し、配線済み
経路に分岐を含む場合においても、隣接平行走行させる
に必要かつ充分な部分経路のみを選択することができ
る。
の未定の配線区間B1,B2に対して、配線区間B1,
B2と近傍でかつ同一のバスに属する配線区間として配
線区間A2,A3が取り出される。そして配線区間A
2,A3を結ぶ部分経路として部分経路g21,g3
1,g41の属するグループG2,G3,G4が選択さ
れる。また図5(b)の場合には、配線経路未定の配線
区間C1,C2に対し、配線区間C1,C2と近傍でか
つ同一のバスに属する配線区間として配線区間B1,B
2が取り出される。そしてこの配線区間B1,B2を結
ぶ部分経路g22,g32,g42が取り出される。さ
らにこれらの部分経路が属する部分経路のグループG
2,G3,G4が選択される。また図5(c)の場合に
は、配線経路未定の配線区間c2,C3に対して配線区
間b2,B3が取り出される。なお、c2,b2はそれ
ぞれ配線済み経路上の中継穴を示す。そして配線区間b
2,B3を結ぶ部分経路g52が取り出されると、部分
経路g52,g51が属するグループG5が選択され
る。このように、配線対象区間を結ぶ部分経路の属する
グループが選択されることになる。このため、本実施例
では、同一バスに属す配線済みの経路に対し、配線済み
経路に分岐を含む場合においても、隣接平行走行させる
に必要かつ充分な部分経路のみを選択することができ
る。
【0027】次に、ステップ205,206に移り、配
線禁止領域作成処理部110の起動に続いて配線許容領
域作成処理部111を起動し、部分経路情報テーブル1
16内の所定の情報及び配線対象区間管理テーブル11
7内の所定の情報を参照しつつ、配線区間の線路探索に
対する配線格子上での配線禁止領域及び配線許容領域を
設定するための処理を実行する。すなわち、図6に示さ
れるように、迷路法または線分探索法による経路探索に
先だって、配線格子上での全ての既配線経路に対する配
線禁止領域の設定処理と同時に、これら既配線経路のう
ち特定の部分経路の群に対しては更に、配線禁止領域の
外側に一定量拡大した配線許容領域を設定する処理を実
行する。
線禁止領域作成処理部110の起動に続いて配線許容領
域作成処理部111を起動し、部分経路情報テーブル1
16内の所定の情報及び配線対象区間管理テーブル11
7内の所定の情報を参照しつつ、配線区間の線路探索に
対する配線格子上での配線禁止領域及び配線許容領域を
設定するための処理を実行する。すなわち、図6に示さ
れるように、迷路法または線分探索法による経路探索に
先だって、配線格子上での全ての既配線経路に対する配
線禁止領域の設定処理と同時に、これら既配線経路のう
ち特定の部分経路の群に対しては更に、配線禁止領域の
外側に一定量拡大した配線許容領域を設定する処理を実
行する。
【0028】具体的には、図6(a)に示されるよう
に、例えば、配線経路未定の配線区間C1,C2に対し
て隣接平行条件を満す特定の部分経路を含む群として群
G2,G3,G4が選択されたとき、特定の部分経路g
21,g22,g31,g32,g41,g42を含む
群G2,G3,G4に対し隣接平行走行させるべき領域
として配線許容領域R2,R3,R4を設定する。この
場合、例えば、群G3に対する配線許容領域R3の設定
に関しては、群G3に属する2つの部分経路g31,g
32に対し隣接平行させるべき領域としての配線許容領
域r31,r32を求め、これらの領域の和を配線許容
領域R3として設定する。ここで、部分経路g31に対
して配線許容領域r31は部分経路g31の中心線から
の距離α(B)+δ(B,C)+α(C)+d以内の領
域として求める。すなわち、α(B)+δ(B,C)+
α(C)で表わされる配線禁止領域を一定幅dで拡大し
た領域として求める。ただし、α(B):ネット(B
1,B2,B3)に係る経路幅(半幅)、α(C):ネ
ット(C1,C2)に係る経路幅(半幅)、δ(B,
C):ネット(B1,B2,B3)とネット(C1,C
2)に係る最少導体間隔である。
に、例えば、配線経路未定の配線区間C1,C2に対し
て隣接平行条件を満す特定の部分経路を含む群として群
G2,G3,G4が選択されたとき、特定の部分経路g
21,g22,g31,g32,g41,g42を含む
群G2,G3,G4に対し隣接平行走行させるべき領域
として配線許容領域R2,R3,R4を設定する。この
場合、例えば、群G3に対する配線許容領域R3の設定
に関しては、群G3に属する2つの部分経路g31,g
32に対し隣接平行させるべき領域としての配線許容領
域r31,r32を求め、これらの領域の和を配線許容
領域R3として設定する。ここで、部分経路g31に対
して配線許容領域r31は部分経路g31の中心線から
の距離α(B)+δ(B,C)+α(C)+d以内の領
域として求める。すなわち、α(B)+δ(B,C)+
α(C)で表わされる配線禁止領域を一定幅dで拡大し
た領域として求める。ただし、α(B):ネット(B
1,B2,B3)に係る経路幅(半幅)、α(C):ネ
ット(C1,C2)に係る経路幅(半幅)、δ(B,
C):ネット(B1,B2,B3)とネット(C1,C
2)に係る最少導体間隔である。
【0029】配線許容領域が設定されたあとは、ステッ
プ207の処理に移り配線対象区間のセットアップを行
なう。すなわち配線対象区間の始点/終点位置を配線格
子情報テーブル118に格納する。このあと配線経路探
索処理部112を起動して配線経路探索を行なう。経路
探索は迷路法または線分探索法によって行ない、この経
路探索は配線許容領域Riからの探索が優先的に行なわ
れるように制御する(ステップ208)。更に配線禁止
領域を回避しつつ実行し、隣接平行させ得る経路の中で
迷路法のときには最短経路が探索され、線分探索法の場
合には折れ曲がり数最少経路(中継穴数最少経路)を得
ることができる。そして経路探索の結果配線対象区間の
終点に到達した場合(ステップ209)、上記始点から
終点に至る経路は配線格子情報テーブル118内の探索
来歴情報に格納され、この情報を基に発生経路編集処理
部113が起動される。そしてステップ210において
は、始点から終点に至る配線経路の情報が編集され、こ
の編集によって得られた配線経路により部分経路情報テ
ーブル116内の部分経路情報が更新される。
プ207の処理に移り配線対象区間のセットアップを行
なう。すなわち配線対象区間の始点/終点位置を配線格
子情報テーブル118に格納する。このあと配線経路探
索処理部112を起動して配線経路探索を行なう。経路
探索は迷路法または線分探索法によって行ない、この経
路探索は配線許容領域Riからの探索が優先的に行なわ
れるように制御する(ステップ208)。更に配線禁止
領域を回避しつつ実行し、隣接平行させ得る経路の中で
迷路法のときには最短経路が探索され、線分探索法の場
合には折れ曲がり数最少経路(中継穴数最少経路)を得
ることができる。そして経路探索の結果配線対象区間の
終点に到達した場合(ステップ209)、上記始点から
終点に至る経路は配線格子情報テーブル118内の探索
来歴情報に格納され、この情報を基に発生経路編集処理
部113が起動される。そしてステップ210において
は、始点から終点に至る配線経路の情報が編集され、こ
の編集によって得られた配線経路により部分経路情報テ
ーブル116内の部分経路情報が更新される。
【0030】このような処理を全ての配線対象区間に対
する処理が完了するまで繰り返して行う。そしてステッ
プ211による判定で、全ての配線対象区間に対する処
理が完了した場合には出力処理部114を起動し、得ら
れた全ての配線経路を配線パターン情報ファイル114
に格納し、全ての処理を終了する(ステップ212)。
する処理が完了するまで繰り返して行う。そしてステッ
プ211による判定で、全ての配線対象区間に対する処
理が完了した場合には出力処理部114を起動し、得ら
れた全ての配線経路を配線パターン情報ファイル114
に格納し、全ての処理を終了する(ステップ212)。
【0031】このように、本実施例によれば、配線対象
区間を指定したときに、この配線対象区間と隣接平行条
件を満す部分経路群を作成し、作成した部分経路群の中
から特定の部分経路群を選択し、選択した部分経路の群
について配線禁止領域を作成すると共に配線許容領域を
作成し、配線許容領域内で配線経路の探索を行なうよう
にしたため、レイアウトモデルが配置領域と配線領域に
分離不可能であっても、バス構造を考慮した配線経路を
自動的に決定することができ、配線経路によって無駄な
面積が生じるのを防止することができる。
区間を指定したときに、この配線対象区間と隣接平行条
件を満す部分経路群を作成し、作成した部分経路群の中
から特定の部分経路群を選択し、選択した部分経路の群
について配線禁止領域を作成すると共に配線許容領域を
作成し、配線許容領域内で配線経路の探索を行なうよう
にしたため、レイアウトモデルが配置領域と配線領域に
分離不可能であっても、バス構造を考慮した配線経路を
自動的に決定することができ、配線経路によって無駄な
面積が生じるのを防止することができる。
【0032】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
として、クロストークを考慮した配線方法が適用された
配線経路自動決定装置の構成を図7に従って説明する。
として、クロストークを考慮した配線方法が適用された
配線経路自動決定装置の構成を図7に従って説明する。
【0033】図7において、配線経路自動決定装置はコ
ンピュータ301,基板情報ファイル302、ネット情
報ファイル303、配線パターン情報ファイル304を
備えて構成されている。コンピュータ301は配線経路
決定処理制御部305、入力処理部306、配線対象区
間抽出処理部307、部分経路群作成更新処理部30
8、部分経路群グループ化処理部309、配線禁止領域
作成処理部310、配線経路探索処理部312、発生経
路編集処理部313、出力処理部314、信号情報テー
ブル315、部分経路情報テーブル316、配線対象区
間管理テーブル317、配線格子情報テーブル318を
備えて構成されている。基板情報ファイル302にはプ
リント基板の配線層の構成等に関する情報、例えば基板
の大きさ、配線層の数に関する情報が格納されている。
ネット情報ファイル303には信号に対するピン情報及
びピン相互間を接続するための経路幅、最少導体間隔な
ど配線条件に関する情報が格納されている。また配線パ
ターン情報ファイル304には配線経路の位置情報(座
標)、中継穴の位置情報など配線パターンに関する情報
が格納されている。そしてコンピュータ301は各情報
ファイルと情報の授受を行なってクロストークノイズを
考慮した配線経路を決定するように構成されている。
ンピュータ301,基板情報ファイル302、ネット情
報ファイル303、配線パターン情報ファイル304を
備えて構成されている。コンピュータ301は配線経路
決定処理制御部305、入力処理部306、配線対象区
間抽出処理部307、部分経路群作成更新処理部30
8、部分経路群グループ化処理部309、配線禁止領域
作成処理部310、配線経路探索処理部312、発生経
路編集処理部313、出力処理部314、信号情報テー
ブル315、部分経路情報テーブル316、配線対象区
間管理テーブル317、配線格子情報テーブル318を
備えて構成されている。基板情報ファイル302にはプ
リント基板の配線層の構成等に関する情報、例えば基板
の大きさ、配線層の数に関する情報が格納されている。
ネット情報ファイル303には信号に対するピン情報及
びピン相互間を接続するための経路幅、最少導体間隔な
ど配線条件に関する情報が格納されている。また配線パ
ターン情報ファイル304には配線経路の位置情報(座
標)、中継穴の位置情報など配線パターンに関する情報
が格納されている。そしてコンピュータ301は各情報
ファイルと情報の授受を行なってクロストークノイズを
考慮した配線経路を決定するように構成されている。
【0034】入力処理部306は基板情報ファイル30
2、ネット情報ファイル303、配線パターン情報ファ
イル304から各種の情報を読み込み、所定の情報、例
えば信号に対する最少導体間隔に関する情報を信号情報
テーブル315に格納し、部分経路情報に関する情報を
部分経路情報テーブル316に格納するようになってい
る。配線対象区間抽出処理部307は信号情報テーブル
315内の所定の情報例えば信号に対するピン情報を参
照し、配線対象区間管理テーブル317内に配線対象区
間に関する情報として始点/終点位置に関する情報など
を格納するようになっている。部分経路群作成更新処理
部308は部分経路情報テーブル316内の所定の情報
を参照し、このテーブル内の所定の情報を更新処理する
ようになっている。部分経路群グループ化処理部309
は部分経路情報テーブル316内の所定の情報を参照
し、平行走行配線本数に応じた部分経路を複数のグルー
プに分け分類した部分経路群に関する情報を部分経路情
報テーブル316に格納するようになっている。配線禁
止領域作成処理部310は部分経路情報テーブル316
と配線対象区間管理テーブル317内の所定の情報を参
照し、平行配線本数に応じた部分経路の群毎の配線禁止
領域を作成し、作成した配線禁止領域に関する情報を配
線格子情報テーブル318の所定の記憶エリアに格納す
るようになっている。配線経路探索処理部312は配線
格子情報テーブル318内の所定の情報を参照すると共
に更新しつつ配線経路の探索を行なうようになってい
る。発生経路編集処理部313は配線格子情報テーブル
318内の所定の情報を参照し、部分経路情報テーブル
316内の所定の情報を更新するようになっている。出
力処理部314は部分経路情報テーブル316内の所定
の情報を参照し、パターン情報ファイル304に配線パ
ターン関する情報を格納するようになっている。そして
これら各処理部は配線経路決定処理制御部305からの
指令に従って起動するようになっている。
2、ネット情報ファイル303、配線パターン情報ファ
イル304から各種の情報を読み込み、所定の情報、例
えば信号に対する最少導体間隔に関する情報を信号情報
テーブル315に格納し、部分経路情報に関する情報を
部分経路情報テーブル316に格納するようになってい
る。配線対象区間抽出処理部307は信号情報テーブル
315内の所定の情報例えば信号に対するピン情報を参
照し、配線対象区間管理テーブル317内に配線対象区
間に関する情報として始点/終点位置に関する情報など
を格納するようになっている。部分経路群作成更新処理
部308は部分経路情報テーブル316内の所定の情報
を参照し、このテーブル内の所定の情報を更新処理する
ようになっている。部分経路群グループ化処理部309
は部分経路情報テーブル316内の所定の情報を参照
し、平行走行配線本数に応じた部分経路を複数のグルー
プに分け分類した部分経路群に関する情報を部分経路情
報テーブル316に格納するようになっている。配線禁
止領域作成処理部310は部分経路情報テーブル316
と配線対象区間管理テーブル317内の所定の情報を参
照し、平行配線本数に応じた部分経路の群毎の配線禁止
領域を作成し、作成した配線禁止領域に関する情報を配
線格子情報テーブル318の所定の記憶エリアに格納す
るようになっている。配線経路探索処理部312は配線
格子情報テーブル318内の所定の情報を参照すると共
に更新しつつ配線経路の探索を行なうようになってい
る。発生経路編集処理部313は配線格子情報テーブル
318内の所定の情報を参照し、部分経路情報テーブル
316内の所定の情報を更新するようになっている。出
力処理部314は部分経路情報テーブル316内の所定
の情報を参照し、パターン情報ファイル304に配線パ
ターン関する情報を格納するようになっている。そして
これら各処理部は配線経路決定処理制御部305からの
指令に従って起動するようになっている。
【0035】次に、配線経路決定処理制御部305の処
理手順を図8のフローチャートに従って説明する。
理手順を図8のフローチャートに従って説明する。
【0036】まず、入力処理部306を起動することに
よって入力処理を行なう(ステップ401)。すなわち
信号情報テーブル315内の全情報を作成する処理を行
なうと共に部分経路情報テーブル316内の部分経路情
報を作成するための処理を行なう。すなわちすでに配線
経路の決定された配線パターンの配線経路を線路長に応
じて複数の部分経路に分割し、線路間隔と線路の平行条
件から各部分経路を複数のグループに分類し、各グルー
プに属する部分経路の位置情報と線路幅情報をグループ
毎に記憶する。次に配線対象区間抽出処理部307を起
動し、作成された信号情報テーブル315内の所定の情
報を参照し、配線処理の終了していない配線区間を1つ
取り出し、配線対象区間管理テーブル317内の配線区
間に係る始点/終点位置に関する情報を作成する。すな
わち配線経路未定の配線対象区間を特定するために複数
の端子に(ピン)に関する位置情報を入力する。更に配
線区間を結ぶ配線経路に関する経路幅及び平行配線本数
に応じた最少導体間隔に関する情報を作成する(ステッ
プ402)。そしてこれらの処理が終了したあとは、ス
テップ403から410による配線対象区間の配線処理
を実行する。
よって入力処理を行なう(ステップ401)。すなわち
信号情報テーブル315内の全情報を作成する処理を行
なうと共に部分経路情報テーブル316内の部分経路情
報を作成するための処理を行なう。すなわちすでに配線
経路の決定された配線パターンの配線経路を線路長に応
じて複数の部分経路に分割し、線路間隔と線路の平行条
件から各部分経路を複数のグループに分類し、各グルー
プに属する部分経路の位置情報と線路幅情報をグループ
毎に記憶する。次に配線対象区間抽出処理部307を起
動し、作成された信号情報テーブル315内の所定の情
報を参照し、配線処理の終了していない配線区間を1つ
取り出し、配線対象区間管理テーブル317内の配線区
間に係る始点/終点位置に関する情報を作成する。すな
わち配線経路未定の配線対象区間を特定するために複数
の端子に(ピン)に関する位置情報を入力する。更に配
線区間を結ぶ配線経路に関する経路幅及び平行配線本数
に応じた最少導体間隔に関する情報を作成する(ステッ
プ402)。そしてこれらの処理が終了したあとは、ス
テップ403から410による配線対象区間の配線処理
を実行する。
【0037】まず、ステップ403では、部分経路群作
成更新処理部308を起動し、部分経路情報テーブル3
16内の部分経路情報を参照し、テーブル316内の部
分経路の群識別を作成/更新することにより、隣接平行
走行する部分経路の群を編集する。すなわち、前記実施
例のステップ203と同様の処理により、図3に示され
るような部分経路の再分割を行なうと共に図4に示され
るように、部分経路の編集処理を実行する。
成更新処理部308を起動し、部分経路情報テーブル3
16内の部分経路情報を参照し、テーブル316内の部
分経路の群識別を作成/更新することにより、隣接平行
走行する部分経路の群を編集する。すなわち、前記実施
例のステップ203と同様の処理により、図3に示され
るような部分経路の再分割を行なうと共に図4に示され
るように、部分経路の編集処理を実行する。
【0038】次にステップ404では、部分経路群グル
ープ化処理部309を起動し、部分経路情報テーブル3
16内の所定の情報を参照しつつ、このテーブル316
内に設けた部分経路の群のグループ化情報を作成するこ
とにより、隣接平行走行する配線本数に応じた部分経路
の群の分類を行なう。具体的には、図9に示されるよう
に、配線済みネットに対する部分経路を隣接平行走行条
件を満すグループに分類した場合、グループG1には部
分経路g11が属し、グループG2には部分経路g2
1,g22,g23が属し、グループG3には部分経路
g31,g32,g33が属し、グループG4には部分
経路g41,g42、グループG5には部分経路g5
1,g52,g53,g54が属し、グループG6には
部分経路g61が属する。このような場合、各グループ
に属する部分経路の本数はそれぞれ1,3,3,2,
4,1である。そこで、本実施例では、これら部分経路
の群を以下の方法によって分類する。
ープ化処理部309を起動し、部分経路情報テーブル3
16内の所定の情報を参照しつつ、このテーブル316
内に設けた部分経路の群のグループ化情報を作成するこ
とにより、隣接平行走行する配線本数に応じた部分経路
の群の分類を行なう。具体的には、図9に示されるよう
に、配線済みネットに対する部分経路を隣接平行走行条
件を満すグループに分類した場合、グループG1には部
分経路g11が属し、グループG2には部分経路g2
1,g22,g23が属し、グループG3には部分経路
g31,g32,g33が属し、グループG4には部分
経路g41,g42、グループG5には部分経路g5
1,g52,g53,g54が属し、グループG6には
部分経路g61が属する。このような場合、各グループ
に属する部分経路の本数はそれぞれ1,3,3,2,
4,1である。そこで、本実施例では、これら部分経路
の群を以下の方法によって分類する。
【0039】(1)隣接平行走行する配線本数の等しい
群毎に分類する。
群毎に分類する。
【0040】(2)規定本数Nを超え、隣接平行走行す
る配線本数がN以下の群とNより大きい群に分類する。
る配線本数がN以下の群とNより大きい群に分類する。
【0041】例えば、図9(a)に示される部分経路の
群に対して、上記分類方法(1)に従った場合、部分経
路の群Giは、(G1,G6)、(G4)、(G2,G
3)、(G5)の4グループに分類することができる。
また上記分類方法(2)により、規定本数を2とした場
合、部分経路の群は、(G1,G4,G6)、(G2,
G3,G5)の2つのグループに分類することができ
る。
群に対して、上記分類方法(1)に従った場合、部分経
路の群Giは、(G1,G6)、(G4)、(G2,G
3)、(G5)の4グループに分類することができる。
また上記分類方法(2)により、規定本数を2とした場
合、部分経路の群は、(G1,G4,G6)、(G2,
G3,G5)の2つのグループに分類することができ
る。
【0042】このように、上記いずれかの方法によって
部分経路群をグループ化すれば、所望の配線対象区間に
対する配線経路決定において、既配線経路との最少導体
間隔を一意に与えるのでなく、既配線経路と隣接平行走
行する本数に応じて可変に与えることができる。すなわ
ち配線経路の本数に応じて最少導体間隔の間隔を広くす
ることができ、クロストークノイズの低減を図ることが
できる。
部分経路群をグループ化すれば、所望の配線対象区間に
対する配線経路決定において、既配線経路との最少導体
間隔を一意に与えるのでなく、既配線経路と隣接平行走
行する本数に応じて可変に与えることができる。すなわ
ち配線経路の本数に応じて最少導体間隔の間隔を広くす
ることができ、クロストークノイズの低減を図ることが
できる。
【0043】次に、ステップ405に移り配線禁止領域
作成処理部310を起動し、部分経路情報テーブル31
6内の所定の情報及び配線対象区間管理テーブル317
内の所定の情報を参照しつつ、配線区間の経路探索に対
する配線格子上での配線禁止領域を、隣接平行走行する
配線本数に応じた最少導体間隔に基づいて求め、配線禁
止領域に関する情報を配線格子情報テーブル318内の
所定の記憶エリアに格納する。すなわち、ステップ40
4の処理で複数のグループに分割された部分経路に対
し、配線対象区間の配線経路が保持すべき最少導体間隔
を個別に制御しつつ配線経路を決定する処理を行なう。
作成処理部310を起動し、部分経路情報テーブル31
6内の所定の情報及び配線対象区間管理テーブル317
内の所定の情報を参照しつつ、配線区間の経路探索に対
する配線格子上での配線禁止領域を、隣接平行走行する
配線本数に応じた最少導体間隔に基づいて求め、配線禁
止領域に関する情報を配線格子情報テーブル318内の
所定の記憶エリアに格納する。すなわち、ステップ40
4の処理で複数のグループに分割された部分経路に対
し、配線対象区間の配線経路が保持すべき最少導体間隔
を個別に制御しつつ配線経路を決定する処理を行なう。
【0044】具体的には、図10に示されるように、分
類方法(2)により、隣接平行配線本数が1以下の群
(G1)と隣接平行配線本数が2以上の群(G2,G
3,G4,G5)に分類された場合、隣接平行配線本数
が一本以下の群(G1)に対しては、最少導体間隔をδ
1と設定し、また隣接平行配線本数が2本以上の群(G
2,G3,G4,G5)対しては、最少導体間隔をδ2
と設定する。これら最少導体間隔δ1,δ2は、配線対
象区間のもつネット属性及び既配線経路のもつネット属
性に依存し、更に個別に設定することができる。例え
ば、図10の場合には、配線対象区間(D1,D2)の
もつネット属性及び既配線区間(A1,A4)の有する
ネット属性に対し、最少導体間隔をδ1(D,A)、δ
2(D,A)のように設定することができる。
類方法(2)により、隣接平行配線本数が1以下の群
(G1)と隣接平行配線本数が2以上の群(G2,G
3,G4,G5)に分類された場合、隣接平行配線本数
が一本以下の群(G1)に対しては、最少導体間隔をδ
1と設定し、また隣接平行配線本数が2本以上の群(G
2,G3,G4,G5)対しては、最少導体間隔をδ2
と設定する。これら最少導体間隔δ1,δ2は、配線対
象区間のもつネット属性及び既配線経路のもつネット属
性に依存し、更に個別に設定することができる。例え
ば、図10の場合には、配線対象区間(D1,D2)の
もつネット属性及び既配線区間(A1,A4)の有する
ネット属性に対し、最少導体間隔をδ1(D,A)、δ
2(D,A)のように設定することができる。
【0045】そして、本実施例では、迷路法または線分
探索法による経路探索に先だって、全ての既配線経路に
対する配線禁止領域の設定処理において、分類された群
毎に定義された最少導体間隔に従って配線禁止領域を設
定することとしている。例えば、隣接平行配線本数が一
本以下の群G1に対しては、最少導体間隔δ1に従った
配線禁止領域K1を設定し、隣接平行配線本数が2以上
の群G2,G3,G4,G5に対しては、最小導体間隔
δ2に従った配線禁止領域K2,K3,K4,K5を設
定する。ここで、各禁止領域Kiは、各群Giに属する
部分経路gijに対する配線禁止領域kijの和であ
る。更に、部分経路gijに対する禁止領域kijの設
定については、例えば、部分経路g11に対する配線禁
止領域k11は、部分経路の中心線からの距離α(A)
+δ1(A,D)+α(D)以内の領域として求めるこ
とができる。ただし、α(A):ネット(A1,A2,
A3,A4)に係る経路幅(半幅)、α(D):ネット
(D1,D2)に係る経路幅(半幅)、δ1(A,
D):ネット(A1,A2,A3,A4)とネット(D
1,D2)に係る平行配線本数が1本以下の場合の最少
導体間隔である。
探索法による経路探索に先だって、全ての既配線経路に
対する配線禁止領域の設定処理において、分類された群
毎に定義された最少導体間隔に従って配線禁止領域を設
定することとしている。例えば、隣接平行配線本数が一
本以下の群G1に対しては、最少導体間隔δ1に従った
配線禁止領域K1を設定し、隣接平行配線本数が2以上
の群G2,G3,G4,G5に対しては、最小導体間隔
δ2に従った配線禁止領域K2,K3,K4,K5を設
定する。ここで、各禁止領域Kiは、各群Giに属する
部分経路gijに対する配線禁止領域kijの和であ
る。更に、部分経路gijに対する禁止領域kijの設
定については、例えば、部分経路g11に対する配線禁
止領域k11は、部分経路の中心線からの距離α(A)
+δ1(A,D)+α(D)以内の領域として求めるこ
とができる。ただし、α(A):ネット(A1,A2,
A3,A4)に係る経路幅(半幅)、α(D):ネット
(D1,D2)に係る経路幅(半幅)、δ1(A,
D):ネット(A1,A2,A3,A4)とネット(D
1,D2)に係る平行配線本数が1本以下の場合の最少
導体間隔である。
【0046】また部分経路g32に対する配線禁止領域
k32は、部分経路の中心線からの距離α(B)+δ2
(B,D)+α(D)以内の領域として求めることがで
きる。ただし、α(B):ネット(B1,B2,B3)
に係る経路幅(半幅)、α(D):ネット(D1,D
2)に係る経路幅(半幅)、δ2(B,D):ネット
(B1,B2,B3)とネット(D1,D2)に係る平
行配線本数が2本以上の場合の最少導体間隔である。
k32は、部分経路の中心線からの距離α(B)+δ2
(B,D)+α(D)以内の領域として求めることがで
きる。ただし、α(B):ネット(B1,B2,B3)
に係る経路幅(半幅)、α(D):ネット(D1,D
2)に係る経路幅(半幅)、δ2(B,D):ネット
(B1,B2,B3)とネット(D1,D2)に係る平
行配線本数が2本以上の場合の最少導体間隔である。
【0047】次に、ステップ407に移り、配線対象区
間のセットアップを行なう。すなわち配線対象区間の始
点/終点位置の位置情報を入力し、この位置情報を配線
格子情報テーブル318に格納する。このあと配線経路
探索処理部302を起動し配線経路探索を実行する(ス
テップ408)。この場合迷路法または線分探索法によ
る線路探索を行ない、配線禁止領域を回避しつつ配線経
路の探索を行なう。すなわち配線禁止領域を除いた領域
内で配線経路の探索を行なう。この配線経路の探索の結
果、配線対象区間の終点に到達した場合(ステップ40
9)、配線対象区間の始点から終点に至る経路に関する
来歴情報が配線格子情報テーブル318内に格納され
る。そしてこの情報を基に、ステップ410において、
始点から終点に至る配線経路の編集処理が行なわれる。
この編集処理が行なわれると発生経路編集処理部313
が起動され、編集処理により得られた配線経路により部
分経路情報テーブル316内の部分経路情報が更新され
る。
間のセットアップを行なう。すなわち配線対象区間の始
点/終点位置の位置情報を入力し、この位置情報を配線
格子情報テーブル318に格納する。このあと配線経路
探索処理部302を起動し配線経路探索を実行する(ス
テップ408)。この場合迷路法または線分探索法によ
る線路探索を行ない、配線禁止領域を回避しつつ配線経
路の探索を行なう。すなわち配線禁止領域を除いた領域
内で配線経路の探索を行なう。この配線経路の探索の結
果、配線対象区間の終点に到達した場合(ステップ40
9)、配線対象区間の始点から終点に至る経路に関する
来歴情報が配線格子情報テーブル318内に格納され
る。そしてこの情報を基に、ステップ410において、
始点から終点に至る配線経路の編集処理が行なわれる。
この編集処理が行なわれると発生経路編集処理部313
が起動され、編集処理により得られた配線経路により部
分経路情報テーブル316内の部分経路情報が更新され
る。
【0048】このような処理は、全ての配線対象区間に
対する処理が完了するまで繰り返して行なわれる。そし
てステップ411において全ての処理が終了したと判定
されたときには出力処理部314が起動され、以上の処
理で得られた配線経路に関する配線パターン情報が配線
パターン情報ファイル304に格納され、全ての処理が
終了する(ステップ412)。
対する処理が完了するまで繰り返して行なわれる。そし
てステップ411において全ての処理が終了したと判定
されたときには出力処理部314が起動され、以上の処
理で得られた配線経路に関する配線パターン情報が配線
パターン情報ファイル304に格納され、全ての処理が
終了する(ステップ412)。
【0049】このように、本実施例によれば、平行配線
本数に応じて配線禁止領域の大きさを大きくするように
したため、信号線が3本以上並行して走行するレイアウ
トモデルにおいてもクロストークノイズを考慮した配線
経路を自動的に決定することができ、高速回路の実装さ
れるプリント基板の配線設計を容易に行なうことができ
る。
本数に応じて配線禁止領域の大きさを大きくするように
したため、信号線が3本以上並行して走行するレイアウ
トモデルにおいてもクロストークノイズを考慮した配線
経路を自動的に決定することができ、高速回路の実装さ
れるプリント基板の配線設計を容易に行なうことができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接平行走行条件を満す部分経路を複数のグループに分
け、配線対象区間に対して部分経路の群から隣接平行走
行条件を満す特定の部分経路の群を選択し、選択した特
定の部分経路の群に対して配線禁止領域を設定し、この
配線禁止領域の周囲に配線許容領域を設定し、この配線
許容領域内で配線経路を探索するようにしたため、配置
領域と配線領域の分離が困難なレイアウトモデルにおい
ても、バス構造を考慮した配線経路を自動的に決定する
ことができ、配線経路によって無駄な面積が生じるのを
防止することができる。
隣接平行走行条件を満す部分経路を複数のグループに分
け、配線対象区間に対して部分経路の群から隣接平行走
行条件を満す特定の部分経路の群を選択し、選択した特
定の部分経路の群に対して配線禁止領域を設定し、この
配線禁止領域の周囲に配線許容領域を設定し、この配線
許容領域内で配線経路を探索するようにしたため、配置
領域と配線領域の分離が困難なレイアウトモデルにおい
ても、バス構造を考慮した配線経路を自動的に決定する
ことができ、配線経路によって無駄な面積が生じるのを
防止することができる。
【0051】また更に、隣接平行配線本数に応じて配線
禁止領域の大きさを設定するようにしたため、信号線が
3本以上平行に走行するレイアウトモデルにおいても、
クロストークノイズを考慮して配線経路を自動的に決定
することができ、配線収容性を劣化させることなく、ク
ロストークノイズを低減した配線経路を決定することが
できる。
禁止領域の大きさを設定するようにしたため、信号線が
3本以上平行に走行するレイアウトモデルにおいても、
クロストークノイズを考慮して配線経路を自動的に決定
することができ、配線収容性を劣化させることなく、ク
ロストークノイズを低減した配線経路を決定することが
できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す配線経路自動決定装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図2】図1に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】部分経路の再分割方法を説明するための図であ
る。
る。
【図4】部分経路の編集方法を説明するための図であ
る。
る。
【図5】部分経路の群の選択方法を説明するための図で
ある。
ある。
【図6】配線禁止領域と配線許容領域の設定方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す配線経路自動決定装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図8】図7に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】配線本数に応じた部分経路群の分類方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図10】配線本数に応じた最少導体間隔の制御方法を
説明するための図である。
説明するための図である。
101,301 コンピュータ 102,302 基板情報ファイル 103,303 ネット情報ファイル 104,304 配線パターン情報ファイル 105,305 配線経路決定処理制御部 106,306 入力処理部 107,307 配線対象区間抽出処理部 108,308 部分経路群作成更新処理部 109 特定部分経路群選択処理部 309 部分経路群グループ化処理部 110,310 配線禁止領域作成処理部 111 配線許容領域作成処理部 112,312 配線経路探索処理部 113,313 発生経路編集処理部 114,314 出力処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 寛 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内 (72)発明者 楠原 治郎 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 プリント基板上の配線対象区間を複数の
端子で特定し、この配線対象区間を結ぶ配線パターンの
配線経路を迷路法または線分探索法で決定するに際し
て、 既に配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割し、各部分経路を線
路間隔と線路の平行条件から複数のグループに分類し、
各グループに属する部分経路の位置情報と線路幅情報を
記憶し、その後配線経路未定の配線対象区間を特定する
複数の端子に関する位置情報を入力し、この入力情報と
配線経路の決定された配線パターンに関する情報を基に
配線経路の決定された端子群の中から配線対象区間近傍
で且つ配線対象区間と同一バスに属する端子群を選択
し、選択した端子間を結ぶ部分経路を選択し、選択した
各部分経路の属するグループを選択し、選択した各グル
ープに属する部分経路に関する位置情報と線路幅情報を
入力し、入力した位置情報と線路幅情報を基に各部分経
路に対する配線禁止領域をグループ毎に設定し、各配線
禁止領域の周囲に配線対象区間の配線経路として許容さ
れる配線許容領域を設定し、各グループの配線許容領域
の集合を配線経路探索領域に設定し、設定した配線経路
探索領域内で配線パターンの配線経路を決定することを
特徴とする配線経路決定方法。 - 【請求項2】 プリント基板上の配線対象区間を複数の
端子で特定し、この配線対象区間を結ぶ配線パターンの
配線経路を迷路法または線分探索法で決定するに際し
て、 既に配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割し、線路の平行条件
を満たす部分経路の本数から各部分経路を複数のグルー
プに分類し、各グループに属する部分経路の位置情報と
線路幅情報を記憶し、その後配線経路未定の配線対象区
間を特定する複数の端子に関する位置情報を入力し、こ
の入力情報と配線経路の決定された配線パターンに関す
る情報を基に配線経路の決定された端子群の中から配線
対象区間近傍の端子群を選択し、選択した端子間を結ぶ
部分経路を選択し、選択した各部分経路の属するグルー
プを選択し、選択した各グループに属する部分経路に関
する位置情報と線路幅情報を入力し、入力した位置情報
と線路幅情報を基に各部分経路に対する配線禁止領域を
グループ毎に線路の平行条件を満たす部分経路の本数に
応じた大きさに設定し、各配線禁止領域を外れた領域を
配線経路探索領域に設定し、設定した配線経路探索領域
内で配線パターンの配線経路を決定することを特徴とす
る配線経路決定方法。 - 【請求項3】 配線経路探索領域内を迷路法または線分
探索法に従って探索してプリント基板上の配線対象区間
を結ぶ配線パターンの配線経路を決定する配線経路決定
装置において、 既に配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割する配線経路分割手
段と、配線経路分割手段の分割による各部分経路を線路
間隔と線路の平行条件から複数のグループに分類する分
類手段と、分類手段で分類されたグループに属する各部
分経路の位置情報と線路幅情報をグループ毎に記憶する
記憶手段と、配線経路未定の配線対象区間を特定する複
数の端子に関する位置情報を入力する端子情報入力手段
と、端子情報入力手段の入力情報と配線経路の決定され
た配線パターンに関する情報を基に配線経路の決定され
た端子群の中から配線対象区間近傍で且つ配線対象区間
と同一バスに属する端子群を選択する端子選択手段と、
記憶手段に記憶された部分経路に関する情報を基に端子
選択手段の選択による端子間を結ぶ部分経路を選択する
部分経路選択手段と、記憶手段に記憶されたグループに
関する情報を基に部分経路選択手段の選択による各部分
経路の属するグループを選択するグループ選択手段と、
グループ選択手段の選択した各グループに属する部分経
路に関する位置情報と線路幅情報を入力する部分経路情
報入力手段と、部分経路情報入力手段の入力した位置情
報と線路幅情報を基に各部分経路に対する配線禁止領域
をグループ毎に設定する配線禁止領域設定手段と、配線
禁止領域設定手段の設定による各配線禁止領域の周囲に
配線対象区間の配線経路として許容される配線許容領域
を設定する配線許容領域設定手段と、配線許容領域設定
手段の設定による各グループの配線許容領域の集合を配
線経路探索領域に設定する配線探索領域設定手段とを備
えていることを特徴とする配線経路決定装置。 - 【請求項4】 配線経路探索領域内を迷路法または線分
探索法に従って探索してプリント基板上の配線対象区間
を結ぶ配線パターンの配線経路を決定する配線経路決定
装置において、 既に配線経路の決定された配線パターンの配線経路を線
路長に応じて複数の部分経路に分割する配線経路分割手
段と、線路の平行条件を満たす部分経路の本数を基に配
線経路分割手段の分割による各部分経路を複数のグルー
プに分類する分類手段と、分類手段で分類されたグルー
プに属する各部分経路の位置情報と線路幅情報をグルー
プ毎に記憶する記憶手段と、配線経路未定の配線対象区
間を特定する複数の端子に関する位置情報を入力する端
子情報入力手段と、端子情報入力手段の入力情報と配線
経路の決定された配線パターンに関する情報を基に配線
経路の決定された端子群の中から配線対象区間近傍の端
子群を選択する端子選択手段と、記憶手段に記憶された
部分経路に関する情報を基に端子選択手段の選択による
端子間を結ぶ部分経路を選択する部分経路選択手段と、
記憶手段に記憶されたグループに関する情報を基に部分
経路選択手段の選択による各部分経路の属するグループ
を選択するグループ選択手段と、グループ選択手段の選
択した各グループに属する部分経路に関する位置情報と
線路幅情報を入力する部分経路情報入力手段と、部分経
路情報入力手段の入力した位置情報と線路幅情報を基に
各部分経路に対する配線禁止領域をグループ毎に部分経
路の本数に応じた大きさに設定する配線禁止領域設定手
段と、配線禁止領域設定手段の設定による各配線禁止領
域を外れた領域を配線経路探索領域に設定する配線探索
領域設定手段とを備えていることを特徴とする配線経路
決定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231839A JPH0683911A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 配線経路決定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231839A JPH0683911A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 配線経路決定方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683911A true JPH0683911A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16929822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4231839A Pending JPH0683911A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 配線経路決定方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683911A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452041A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-28 | Furukawa Aluminium | Brazing sheet for fin |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4231839A patent/JPH0683911A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452041A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-28 | Furukawa Aluminium | Brazing sheet for fin |
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