JPH0684574A - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JPH0684574A
JPH0684574A JP4233934A JP23393492A JPH0684574A JP H0684574 A JPH0684574 A JP H0684574A JP 4233934 A JP4233934 A JP 4233934A JP 23393492 A JP23393492 A JP 23393492A JP H0684574 A JPH0684574 A JP H0684574A
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義雄 竹並
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Abstract

(57)【要約】 【構成】クリンパー1の下端部に、アンビル2を隙間な
く導入する双脚状の爪部11を設け、この爪部11を爪
部挟持部材3によって挟み込んで、爪部11が開脚する
のを防止するようにした。 【効果】圧着端子Aをクリンパー1とアンビル2との間
で隙間なく挟み込むことができるので、コネクタハウジ
ングC1内において、圧着端子Aを電線Wに対し、確実
且つ強固に圧着させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタハウジング
の内部に装填された圧着端子を、コネクタハウジングの
内部でかしめることにより、電線の端部に圧着端子を圧
着する端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電線間の電気的な接続を行うコネ
クタの一つとして、コネクタハウジングの内部において
電線に圧着端子を圧着させることができる圧着コネクタ
が提供されている。この圧着コネクタは、図2に示すよ
うに、コネクタハウジング100の上下両面に開口部1
01、102を設け、この開口部を蓋103、104に
よって開閉可能に覆っているものであり、上記コネクタ
ハウジング100の内部には、複数の圧着端子挿入部1
05が並設されている。この圧着コネクタによれば、各
圧着端子挿入部105に圧着端子Aを装填した状態で、
後述する端子圧着装置によって圧着端子Aのワイヤーバ
レルA1をかしめることにより、当該ワイヤーバレルA
1を電線Wの端部の芯線に圧着することができ、同時に
圧着端子AのインシュレーションバレルA2を、コネク
タハウジングC1の底部で受け止めた状態で加圧するこ
とにより、当該インシュレーションバレルA2を電線W
の被覆端部に圧着することができる。このような圧着コ
ネクタは、電線Wと圧着端子Aとの圧着作業を、容易且
つ迅速に行うことができるという利点があり、特にワイ
ヤーハーネスの製造の自動化を達成する上で、極めて好
適である。
【0003】上記端子圧着装置としては、図3に示すよ
うに、コネクタハウジング100を挟んで互いに近接可
能に対向配置されたアンビル107とクリンパー108
とを備えるものであり、アンビル107の先端をコネク
タハウジング100の圧着端子挿入部105に導入し、
この状態で上方から加圧手段によってクリンパー108
を下降させることにより、上記クリンパー108とアン
ビル107との間で、圧着端子AのワイヤーバレルA1
を挟み込んでかしめることができる(例えば特開平3−
98278号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】激しい振動を繰り返し
受ける例えば自動車用のワイヤーハーネスにおいては、
電線Wの芯線と圧着端子Aとの導通状態を長期間に亘っ
て確実に維持するために、電線Wの芯線に対して圧着端
子AのワイヤーバレルA1をかなり強固に圧着させる必
要がある。しかし、上記の構成の端子圧着装置において
は、クリンパー108とアンビル107との間に隙間S
が構成されることから、クリンパー108の加圧力を高
めたとしても、上記隙間Sに圧着端子Aが逃げるので、
所望の圧着強度を得ることができないという問題があっ
た。
【0005】ところで、一般的な大電流用の電線の端子
圧着においては、上記隙間Sを構成することなく端子圧
着を行う端子圧着装置が使用されている。この端子圧着
装置は、図4に示すように、クリンパー108の下部
に、アンビル107を隙間なく導入する双脚状の爪部1
08aを設けることによって圧着端子Aを隙間なく包囲
し、この状態でクリンパー108を強い圧力で加圧する
ことにより、所望の圧着強度を確保して圧着部における
接触抵抗が小さくなるようにしたものである。この種の
端子圧着装置を、ハウジング内圧着に適用することも考
えられる。しかし、一般に、ワイヤーハーネスに使用さ
れる圧着コネクタは、圧着端子挿入部105の幅が狭い
ために、上記爪部108aの肉厚tを厚くすることがで
きない。このため、爪部108aの強度が不足し、圧着
端子Aをかしめる際に爪部108aが開脚してクリンパ
ー108とアンビル107との間に隙間が構成されてし
まう。従って、かかる端子圧着装置を圧着コネクタ内で
の端子圧着に適用することは実際上困難である。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、圧着コネクタにおける端子圧着を、確実且
つ強固に行うことができる端子圧着装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の端子圧着装置としては、コネクタハウジン
グを挟んで対向配置されたクリンパーとアンビルとを備
え、コネクタハウジングの内部に装填された圧着端子
を、上記クリンパーとアンビルとの間で挟み込んでかし
めることにより、電線の端部に圧着端子を圧着する端子
圧着装置において、上記アンビルに、コネクタハウジン
グを挿通可能で、且つクリンパーの少なくとも先端部を
ほぼ隙間なく導入可能な双脚状の爪部を形成していると
ともに、上記アンビルに対向させて、コネクタハウジン
グを挿通した上記爪部を挟み込んで当該爪部が開脚する
のを規制する爪部挟持部材を設けたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】上記の構成の端子圧着装置によれば、爪部狭持
部材によってコネクタハウジングを挿通した爪部を挟み
込んで当該爪部が開脚するのを規制することができる。
このため、アンビルとクリンパーとの間で圧着端子をほ
ぼ隙間なく挟み込んだ状態でかしめることができる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例について、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明の端子
圧着装置を示す要部正面図である。この端子圧着装置
は、圧着コネクタCのコネクタハウジングC1の内部に
装填された圧着端子Aを挟み込んでかしめるクリンパー
1及びアンビル2と、上記クリンパー1の先端側を挟み
込んでクリンパー1が開脚するのを規制する爪部挟持部
材3とを備えている。 上記クリンパー1は、コネクタ
ハウジングC1の上方に昇降可能に設けられており、図
示しない加圧手段によって下方へ加圧されることによ
り、圧着端子AのワイヤーバレルA1部を押圧すること
ができる。このクリンパー1は、コネクタハウジングC
1に並列に設けられた複数の圧着端子挿入部C2を挿通
可能なものであり、その下端側には、アンビル2をほぼ
隙間なく導入可能な双脚状の爪部11が形成されてい
る。この爪部11を構成する一対の爪片11aの厚みt
は、上記圧着端子挿入部C2の幅にもよるが、一般に
0.3から1.0mm程度に設定されている。また、上記
爪部11の付け根には半円状のかしめ部12が形成され
ており、圧着端子AのワイヤーバレルA1の先端部どう
しをオーバーラップさせた状態で、アンビル2と協働し
て当該ワイヤーバレルA1部をかしめることができる。
さらに、上記各爪片11aの下端部には、先細りの案内
部11bが形成されており、この案内部11bによって
アンビル2を爪部11に、容易且つ確実に導入すること
ができる。なお、上記爪部11とアンビル2との隙間と
しては、零であることが好ましいが、かしめ時において
圧着端子Aが逃げない程度の僅かな隙間が設けられてい
てもよい。
【0010】上記アンビル2は、コネクタハウジングC
1の下方に固定されており、その上端部は、コネクタハ
ウジングC1のセット位置4から所定高さ突出されてい
る。従って、上記アンビル2の上端部は、上記セット位
置4にコネクタハウジングC1をセットした状態で、コ
ネクタハウジングC1の圧着端子挿入部C2内に導入さ
れることになる。また、上記アンビル2の上端部は、ク
リンパー1のかしめ部12と滑らかに連続するようにほ
ぼ半円状に形成されている。
【0011】なお、上記クリンパー1およびアンビル2
は、それぞれ焼入れ硬化されたダイス鋼等によって形成
されている。上記爪部挟持部材3は、圧着端子Aをかし
める際にクリンパー1の爪部11を挟持して、当該爪部
11が開脚するのを防止するものであり、上記爪部11
を挟持する一対の挟持片31と、この挟持片31を上下
方向に摺動自在に保持する保持部材32と、上記挟持片
31の高さ調整を行うスペーサ33とを備えている。
【0012】上記挟持片31は、爪部11と接触する側
の面31aが鉛直に形成され、この面31aの反対側
が、上方が漸次爪部11側へ近づく傾斜面31bに形成
されている。また、各挟持片31には、これを保持部材
32に対して固定するためのねじNを挿通する挿通孔3
1cが形成されている。この挿通孔31cは、挟持片3
1の上下方向への移動調整を許容すべく、長穴に形成さ
れている。
【0013】また、保持部材32は、上記挟持片31を
導入可能な溝部32aを備えており、この溝部32aの
側壁32bは、上記挟持片31の傾斜面31bに沿わせ
てある。スペーサ33は、上記保持部材32を固定する
基台5と挟持片31の底面との間に介在されており、上
記挟持片31とスペーサ33の互いの接触面は、それぞ
れ傾斜面に形成されている。また、スペーサ33は、上
記基台5に沿って水平方向に移動可能に設けられてお
り、その水平方向への移動量を調整することにより、挟
持片31を上下方向に移動調整できるようになってい
る。このように、上記挟持片31を上下方向に移動調整
することにより、脚部11と、挟持片31との隙間がほ
ぼ零になるように調整することができる。
【0014】なお、上記端子圧着装置には、コネクタハ
ウジングC1の底部との間で電線Wの被覆端部を挟み込
んで、圧着端子AのインシュレーションバレルA2(図
2参照)をかしめるパンチが上記クリンパー1と同行移
動可能に構成されている(図示せず)。以上の構成であ
れば、コネクタハウジングC1をセットした状態で、ク
リンパー1を下降させてコネクタハウジング1の圧着端
子挿入部C2を挿通させ、クリンパー1とアンビル2と
の間で、上記圧着端子挿入部C2に装填されている圧着
端子AのワイヤーバレルA1部を挟み込んでかしめるこ
とにより、当該ワイヤーバレルA1を電線Wの芯線に圧
着させることができる。そして、上記圧着に際しては、
圧着端子挿入部C2を挿通した上記クリンパー1の脚部
11を、爪部挟持部材3によって挟み込んで、当該爪部
11が開脚するのを規制することができるので、クリン
パー1とアンビル2との間で、圧着端子Aのワイヤーバ
レルA1部をほぼ隙間なく包囲することができる。この
ため、上記ワイヤーバレルA1部をかなりの圧力でかし
めることが可能となり、電線Wの圧縮率〔(かしめ後の
電線断面積/かしめ前の電線断面積)×100〕とし
て、70〜90%を達成することができる。従って、上
記圧着端子AのワイヤーバレルA1を、電線Wの芯線に
確実且つ強固に圧着させることができる。
【0015】なお、この発明の端子圧着装置は、上記実
施例に限定されるものでなく、例えば、アンビル2を導
入する脚部11としては、少なくともアンビル2の先端
部を隙間なく導入できるものであればよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明の端子圧着装置
によれば、端子の圧着に際して、クリンパーに形成され
た脚部を爪部挟持部材によって挟み込んで上記脚部が開
脚するのを規制しているので、クリンパーとアンビルと
の間で圧着端子をほぼ隙間なく挟み込むことがでる。こ
のため、圧着端子を強い圧力で確実且つ強固に圧着する
ことができ、ひいては、電線と圧着端子との導通状態
を、長期間に亘って確実に維持することができるという
特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の端子圧着装置を示す要部正面図であ
る。
【図2】圧着コネクタを示す斜視図である。
【図3】従来の端子圧着装置を示す要部正面図である。
【図4】従来の他の端子圧着装置を示す要部正面図てあ
る。
【符号の説明】
1 クリンパー 11 脚部 2 アンビル 3 爪部挟持部材 A 圧着端子 W 電線 C1 コネクタハウジング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタハウジングを挟んで対向配置され
    たクリンパーとアンビルとを備え、コネクタハウジング
    の内部に装填された圧着端子を、上記クリンパーとアン
    ビルとの間で挟み込んでかしめることにより、電線の端
    部に圧着端子を圧着する端子圧着装置において、 上記アンビルに、コネクタハウジングを挿通可能で、且
    つクリンパーの少なくとも先端部をほぼ隙間なく導入可
    能な双脚状の爪部を形成しているとともに、 上記アンビルに対向させて、コネクタハウジングを挿通
    した上記爪部を挟み込んで当該爪部が開脚するのを規制
    する爪部挟持部材を設けたことを特徴とする端子圧着装
    置。
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