JPH0684979B2 - 電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法 - Google Patents
電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法Info
- Publication number
- JPH0684979B2 JPH0684979B2 JP61281893A JP28189386A JPH0684979B2 JP H0684979 B2 JPH0684979 B2 JP H0684979B2 JP 61281893 A JP61281893 A JP 61281893A JP 28189386 A JP28189386 A JP 28189386A JP H0684979 B2 JPH0684979 B2 JP H0684979B2
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- Japan
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- current
- insulation deterioration
- power cable
- voltage
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電力ケーブルの絶縁劣化を活線下で診断する
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来の絶縁劣化診断法を第2図に示す。主変圧器11によ
り充電された高電圧母線12に、絶縁劣化を診断すべき電
力ケーブル13が接続されている。この三相回路には接地
変圧器14が接続され、その中性点が接地線15により接地
されている。一方、電力ケーブル13の遮蔽体も接地線16
により接地されている。
り充電された高電圧母線12に、絶縁劣化を診断すべき電
力ケーブル13が接続されている。この三相回路には接地
変圧器14が接続され、その中性点が接地線15により接地
されている。一方、電力ケーブル13の遮蔽体も接地線16
により接地されている。
診断を行う場合には、接地変圧器14側の中性点接地線15
を開いて、商用周波数(50または60Hz)に対して低いイ
ンピーダンス17(コンデンサや抵抗)を挿入し、その両
端に測定電源18を接続する。同時に開閉器19、20を設け
る。一方、電力ケーブル13側の遮蔽体接地線16にも、同
様のンピーダンス21を挿入し、その両端に電流測定器22
を接続する。同時に開閉器23、24を設ける。この状態
で、測定電源18により電力ケーブル13の導体に直流電圧
を印加し、電力ケーブル13の絶縁体を通して遮蔽体接地
線16に流れる電流を電流測定器22で測定する。この電流
の大小により絶縁劣化の度合を診断するのが従来の方法
である。
を開いて、商用周波数(50または60Hz)に対して低いイ
ンピーダンス17(コンデンサや抵抗)を挿入し、その両
端に測定電源18を接続する。同時に開閉器19、20を設け
る。一方、電力ケーブル13側の遮蔽体接地線16にも、同
様のンピーダンス21を挿入し、その両端に電流測定器22
を接続する。同時に開閉器23、24を設ける。この状態
で、測定電源18により電力ケーブル13の導体に直流電圧
を印加し、電力ケーブル13の絶縁体を通して遮蔽体接地
線16に流れる電流を電流測定器22で測定する。この電流
の大小により絶縁劣化の度合を診断するのが従来の方法
である。
しかし従来の方法では、接地線にインピーダンスを挿入
する必要があり、その配線作業を活線下で行うことは危
険なので、一時停電させる必要が生じる。このため診断
の機会が限定されるという問題がある。また測定電源と
しては直流を用いるのが一般的であるが、ケーブルに対
する充電電流が少なくてすむ、商用周波数より低周波の
交流電源を用いる方法も知られている。しかし低周波電
源を用いると、漏れ電流と充電電流を分離することが難
しく、電流の絶対値を測定するだけでは絶縁劣化を感度
よく診断することができない。
する必要があり、その配線作業を活線下で行うことは危
険なので、一時停電させる必要が生じる。このため診断
の機会が限定されるという問題がある。また測定電源と
しては直流を用いるのが一般的であるが、ケーブルに対
する充電電流が少なくてすむ、商用周波数より低周波の
交流電源を用いる方法も知られている。しかし低周波電
源を用いると、漏れ電流と充電電流を分離することが難
しく、電流の絶対値を測定するだけでは絶縁劣化を感度
よく診断することができない。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決した電
力ケーブルの絶縁劣化診断法を提供するもので、その方
法は、絶縁劣化を診断すべき電力ケーブルが接続されて
いる三相回路の中性点接地線にクランプ型電圧注入装置
を装着すると共に、上記電力ケーブルの遮蔽体接地線に
クランプ型電流検出装置を装着し、活線下で、上記電圧
注入装置により商用周波数より低周波の電圧を印加する
と共に、上記電流検出装置により漏れ電流を検出し、上
記印加電圧の波形と上記漏れ電流より抽出した上記印加
電圧に基づく電流の波形を解析することにより電力ケー
ブルの絶縁劣化を診断することを特徴とするものであ
る。
力ケーブルの絶縁劣化診断法を提供するもので、その方
法は、絶縁劣化を診断すべき電力ケーブルが接続されて
いる三相回路の中性点接地線にクランプ型電圧注入装置
を装着すると共に、上記電力ケーブルの遮蔽体接地線に
クランプ型電流検出装置を装着し、活線下で、上記電圧
注入装置により商用周波数より低周波の電圧を印加する
と共に、上記電流検出装置により漏れ電流を検出し、上
記印加電圧の波形と上記漏れ電流より抽出した上記印加
電圧に基づく電流の波形を解析することにより電力ケー
ブルの絶縁劣化を診断することを特徴とするものであ
る。
すなわち本発明では、クランプ型電圧注入装置とクラン
プ型電流検出装置を用いることにより接地線を開くこと
なく低周波電圧の印加と、それに基づく電流の検出を行
えるようにすると共に、波形解析により感度の高い診断
を行えるようにするものである。
プ型電流検出装置を用いることにより接地線を開くこと
なく低周波電圧の印加と、それに基づく電流の検出を行
えるようにすると共に、波形解析により感度の高い診断
を行えるようにするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図を参照して詳細に説明
する。
する。
この方法では、まず接地変圧器14の中性点接地線15にク
ランプ型電圧注入装置25を装着する。この電圧注入装置
25は磁性材料でできたクランプ型(開閉式)のコアにコ
イルを巻いたもので、接地線15に簡単に着脱可能であ
る。電圧注入装置25のコイルは低周波電源26に接続され
ており、そこから商用周波数より低い周波数の電圧を印
加すると、接地線15を含む閉回路に低周波の電圧が誘起
される。
ランプ型電圧注入装置25を装着する。この電圧注入装置
25は磁性材料でできたクランプ型(開閉式)のコアにコ
イルを巻いたもので、接地線15に簡単に着脱可能であ
る。電圧注入装置25のコイルは低周波電源26に接続され
ており、そこから商用周波数より低い周波数の電圧を印
加すると、接地線15を含む閉回路に低周波の電圧が誘起
される。
一方、電力ケーブル13の遮蔽体接地線16にはクランプ型
電流検出装置27を装着して、漏れ電流を検出する。この
電流検出装置27もクランプ型のコアにコイルを巻いた構
造である。検出された電流は低周波フィルタ28に通し、
その中から上記低周波電圧に基づく電流を抽出して波形
解析器29に入力する。波形解析器29には上記低周波電源
26の電圧波形も入力される。
電流検出装置27を装着して、漏れ電流を検出する。この
電流検出装置27もクランプ型のコアにコイルを巻いた構
造である。検出された電流は低周波フィルタ28に通し、
その中から上記低周波電圧に基づく電流を抽出して波形
解析器29に入力する。波形解析器29には上記低周波電源
26の電圧波形も入力される。
波形解析器29では、これらの入力から、電流のピーク
値、電圧・電流の位相差(誘電正接に対応するもの)、
電流波形の歪(高調波成分の割合の大小)を解析し、表
示する。
値、電圧・電流の位相差(誘電正接に対応するもの)、
電流波形の歪(高調波成分の割合の大小)を解析し、表
示する。
以上の方法で、(a)劣化した6KV CVケーブルと(b)
新品の6KV CVケーブル、各30mに対して絶縁劣化診断を
行ったところ、電流のピーク値は(a)が(b)よりや
や多く、位相差は(a)(b)ともほぼ等しく、高調波
成分は(a)が(b)にくらべ多いという結果を得た。
このように電流のピーク値だけを測定する従来の方法で
は絶縁劣化を感度よく診断できなかったが、この方法に
よれば、波形の歪を調べることにより感度の高い診断が
可能となった。
新品の6KV CVケーブル、各30mに対して絶縁劣化診断を
行ったところ、電流のピーク値は(a)が(b)よりや
や多く、位相差は(a)(b)ともほぼ等しく、高調波
成分は(a)が(b)にくらべ多いという結果を得た。
このように電流のピーク値だけを測定する従来の方法で
は絶縁劣化を感度よく診断できなかったが、この方法に
よれば、波形の歪を調べることにより感度の高い診断が
可能となった。
なお上記実施例ではクランプ型電圧注入装置を接地変圧
器の中性点接地線に装着したが、例えば主変圧器に中性
点接地線がある場合は、そこにクランプ型電圧注入装置
を装着するようにしてもよい。
器の中性点接地線に装着したが、例えば主変圧器に中性
点接地線がある場合は、そこにクランプ型電圧注入装置
を装着するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、クランプ型電圧注
入装置とクランプ型電流測定装置を用いることにより、
接地線に外部から手を加えることなく、活線下、無停電
で電力ケーブルの絶縁劣化診断を行うことができる。ま
た測定された電圧と電流の波形解析を行うことにより、
絶縁劣化を感度よく検出することができる。
入装置とクランプ型電流測定装置を用いることにより、
接地線に外部から手を加えることなく、活線下、無停電
で電力ケーブルの絶縁劣化診断を行うことができる。ま
た測定された電圧と電流の波形解析を行うことにより、
絶縁劣化を感度よく検出することができる。
第1図は本発明の一実施例に係る電力ケーブルの絶縁劣
化診断法を示す回路図、第2図は従来の絶縁劣化診断法
を示す回路図である。 13〜電力ケーブル、14〜接地変圧器、15〜中性点接地
線、16〜遮蔽体接地線、25〜クランプ型電圧注入装置、
26〜低周波電源、27〜クランプ型電流検出装置、28〜低
周波フィルタ、29〜波形解析器。
化診断法を示す回路図、第2図は従来の絶縁劣化診断法
を示す回路図である。 13〜電力ケーブル、14〜接地変圧器、15〜中性点接地
線、16〜遮蔽体接地線、25〜クランプ型電圧注入装置、
26〜低周波電源、27〜クランプ型電流検出装置、28〜低
周波フィルタ、29〜波形解析器。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁劣化を診断すべき電力ケーブルが接続
されている三相回路の中性点接地線にクランプ型電圧注
入装置を装着すると共に、上記電力ケーブルの遮蔽体接
地線にクランプ型電流検出装置を装着し、活線下で、上
記電圧注入装置により商用周波数より低周波の電圧を印
加すると共に、上記電流検出装置により漏れ電流を検出
し、上記印加電圧の波形と上記漏れ電流より抽出した上
記印加電圧に基づく電流の波形を解析することにより電
力ケーブルの絶縁劣化を診断することを特徴とする電力
ケーブルの絶縁劣化診断法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281893A JPH0684979B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281893A JPH0684979B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63135876A JPS63135876A (ja) | 1988-06-08 |
| JPH0684979B2 true JPH0684979B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17645429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61281893A Expired - Fee Related JPH0684979B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684979B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3431390B2 (ja) * | 1996-03-18 | 2003-07-28 | 三菱電機株式会社 | ケーブルの絶縁診断方法 |
| CN116819200A (zh) * | 2023-05-25 | 2023-09-29 | 华能伊敏煤电有限责任公司 | 一种运行电缆与故障电缆的辨识方法及其装置 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP61281893A patent/JPH0684979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63135876A (ja) | 1988-06-08 |
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Legal Events
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