JPH0685182U - エアスポイラー - Google Patents

エアスポイラー

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JPH0685182U
JPH0685182U JP2727093U JP2727093U JPH0685182U JP H0685182 U JPH0685182 U JP H0685182U JP 2727093 U JP2727093 U JP 2727093U JP 2727093 U JP2727093 U JP 2727093U JP H0685182 U JPH0685182 U JP H0685182U
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健一 山田
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西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水口を外部から見えないようにして見栄え
を良くするとともに、成形型の大幅な改造をなくして製
作費の高騰を避ける。しかも優れた排水機能を確保す
る。 【構成】 中空部に連通するハーネス取出用の取出口3
3を車体取付用の脚部11の車体と対向する底壁19に
形成する。外部に連通し車体外方に向かって下方に傾斜
する排水用の凹状溝37を取出口33に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のエアスポイラーの改良に関し、特に内部にハーネスが配置 されたエアスポイラーの排水対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、自動車のエアスポイラーは、車体の軽量化等を図る観点からブロー成形 されているものが多く、ブロー成形品としてのエアスポイラーの内部には中空部 が形成されている。そして、一般に、エアスポイラーの中空部には、例えば実開 平4−135883号公報に開示されているように、電気系統のハーネスが配置 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の如く中空部にハーネスが配置されたエアスポイラーにおいて は、例えば洗車時等にハーネスのシール部から中空部に水が浸入してハーネスが 腐食したり、浸入した水が中空部に溜まって重量の増大を招くおそれがある。
【0004】 そこで、例えば実開昭64−1180号公報に開示されているように、エアス ポイラー後壁の車幅方向中程に窪み部からなる排水口を形成し、該排水口の両側 面に外部に通ずる凹状溝を形成することにより、中空部に浸入した水を上記排水 口から外部に排出して中空部に水が溜まらないようにしたエアスポイラーが提案 されている。
【0005】 しかし、上記の提案例のエアスポイラーでは、排水口が外部に大きく露出して いることから、外観を損ねるという問題がある。また、上記排水口および凹状溝 を形成するために成形型を別注しなければならず、製作費が嵩むという問題もあ る。
【0006】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは 、中空部にハーネスが配置されたエアスポイラーにおいて、ハーネス取出用の取 出口を有効に利用することにより、排水口を外部から見えないようにして外観を 損ねることなく見栄えが良く、それでいて排水性に優れたエアスポイラーを提供 せんとすることにある。また、成形型の大幅な改造をなくして製作費の高騰を避 けんとすることにもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、車幅方向に延びるウイング部と、該ウ イング部の両端に一体に設けられた車体取付用の脚部とからなり、かつ内部に中 空部を有し該中空部に電気系統のハーネスが配置されるエアスポイラーを対象と し、次のような解決手段を講じた。
【0008】 すなわち、本考案の解決手段は、上記中空部に連通するハーネス取出用の取出 口を上記脚部の車体と対向する底壁に形成する。さらに、外部に連通し車体外方 に向かって下方に傾斜する排水用の凹状溝を上記取出口に形成したことを特徴と する。
【0009】
【作用】
上記の構成により、本考案の解決手段では、例えば洗車時等にハーネスのシー ル部から中空部に水が浸入すると、この浸入した水は、脚部の底壁に形成された ハーネス取出用の取出口の凹状溝を経て外部に排出される。
【0010】 この取出口は車体外方に向かって下方に傾斜していることから、上記浸入した 水は中空部に溜まることなく確実に外部に排出され、ハーネスの水による腐食が 防止されるとともに、浸入水の滞溜による重量増大が避けられる。
【0011】 また、上記取出口が排水口を兼ねていることから、エアスポイラーを車体に取 り付けた状態で取出口(排水口)は車体に面して外部から見えず、見栄えが良く なるとともに、別途に排水口を形成しなくてよく取出口に凹状溝を形成するだけ でよく、従来の型構造に僅かな変更を加えるだけで成形できて製作費が安価とな る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0013】 図1は本考案の実施例に係るエアスポイラーAが適用された自動車の車体B後 部を示し、上記エアスポイラーAは車体Bのトランクリッドb1 上面の後端部に 取り付けられている。
【0014】 図2〜図6に示すように、上記エアスポイラーAは、ブロー成形され車幅方向 に延びる樹脂製のスポイラー本体1を備えてなり、該スポイラー本体1の内部に は、電気系統としてのハイマウントストップランプ3のハーネス5が配置される 中空部7が形成されている。
【0015】 上記スポイラー本体1は、中央部に空気の流れを変化させる上下幅の小さい車 幅方向に延びるウイング部9と、該ウイング部9の両端に該ウイング部9よりも 厚肉に一体に形成され、上記トランクリッドb1 に取り付けられる車体取付用の 一対の脚部11,11とで構成されている。
【0016】 上記スポイラー本体1のウイング部9後端の裏面には上記ハイマウントストッ プランプ3が4本のビス13,13,…によって取り付けられている。該ハイマ ウントストップランプ3は、ランプ部材(図示せず)が内蔵された樹脂製の表示 部15を備え、該表示部15の裏面には接続部17が突設され、該接続部17か らは上記ランプ部材に接続されたハーネス5が延びており、図示しないブレーキ の作動に連動して上記ランプ部材が点滅するように構成されている。
【0017】 上記各脚部11の車体B(トランクリッドb1 )と対向する底壁19には、ブ ラケット取付凹部21が形成され、該ブラケット取付凹部21の上壁21aには 2つのインサートナット23,23がインサートされている。そして、取付ブラ ケット25の一端を上記インサートナット23にビス27を螺合させるとともに 、取付ブラケット25の他端を車体Bのトランクリッドb1 にビス29で締結す ることにより、エアスポイラーAをトランクリッドb1 に取り付けるようになさ れている。なお、31は上記各脚部11の底壁19とトランクリッドb1 との間 に介装されたプロテクターである。
【0018】 上記各脚部11のトランクリッドb1 と対向する底壁19の車体B後端には、 上記中空部7に連通するハーネス5取出用の円形の取出口33が形成され、該取 出口33にはカプラー35が装着され、上記ハーネス5が該カプラー35を介し てトランクリッドb1 の内側に導入されている。
【0019】 また、本考案の特徴として、上記取出口33には外部に連通する排水用の凹状 溝37が形成され、該凹状溝37は車体B外方(後方)に向かって下方に傾斜す るように形成されている。
【0020】 また、上記スポイラー本体1(ウイング部9)裏面のハイマウントストップラ ンプ3取付部には、樹脂製のカバー部材39が4本のビス41,41,…によっ て取り付けられ、該カバー部材39によって上記ハイマウントストップランプ3 取付部をカバーするようになされている。そして、この取付け状態で、上記ハイ マウントストップランプ3とカバー部材39とは、ウイング部9の気流変化機能 を損なわないようにウイング部9における他部の外面と面一に配設されている。 なお、図6中、43はパッキンである。
【0021】 このように、本実施例では、脚部11のトランクリッドb1 と対向する底壁1 9にハーネス5取出用の取出口33を形成していることから、例えば洗車時等に ハーネス5のシール部から中空部7に水が浸入しても、この浸入した水を上記取 出口33の凹状溝37を経て外部に排出することができる。
【0022】 また、上記取出口33を車体B後方に向かって下方に傾斜させていることから 、上記浸入した水を中空部7に溜まることなく確実に外部に排出することができ 、ハーネス5の水による腐食を防止することができるとともに、浸入水の滞溜に よる重量増大を避けることができる。
【0023】 さらに、上記取出口33を排水口に兼用していることから、エアスポイラーA を車体Bに取り付けた状態で取出口33(排水口)を車体B(トランクリッドb 1 )に面して外部から見えないようにすることができ、見栄えを良くすることが できるとともに、別途に排水口を形成しなくてよく取出口33に凹状溝37を形 成するだけでよいので、従来の型構造を僅かに変更するだけで成形できて製作費 を安価にすることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、脚部の車体と対向する底壁に形成した ハーネス取出用の取出口に、外部に連通し車体外方に向かって下方に傾斜する排 水用の凹状溝を形成したので、つまり上記取出口が排水口を兼ねるので、エアス ポイラーの取付け状態で取出口(排水口)が外部から見えず見栄えを良くするこ とができるとともに、排水機能を十分に発揮させることができる。また、型構造 をそれほど変えずに済むので、製作費の高騰を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアスポイラーが取り付けられた自動車の車体
後部を示す斜視図である。
【図2】エアスポイラーの脚部を裏側から見た斜視図で
ある。
【図3】図2のIII −III 線における断面図である。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】凹状溝を正面から見た脚部の拡大図である。
【図6】エアスポイラーの分解斜視図である。
【符号の説明】
5 ハーネス 7 中空部 9 ウイング部 11 脚部 19 底壁 33 取出口 37 凹状溝 A エアスポイラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に延びるウイング部と、該ウイ
    ング部の両端に一体に設けられた車体取付用の脚部とか
    らなり、かつ内部に中空部を有し該中空部に電気系統の
    ハーネスが配置されるエアスポイラーであって、上記脚
    部の車体と対向する底壁には、上記中空部に連通するハ
    ーネス取出用の取出口が形成され、該取出口には、外部
    に連通し車体外方に向かって下方に傾斜する排水用の凹
    状溝が形成されていることを特徴とするエアスポイラ
    ー。
JP1993027270U 1993-05-25 1993-05-25 エアスポイラー Expired - Lifetime JP2602213Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012039242A1 (ja) * 2010-09-24 2012-03-29 本田技研工業株式会社 車両用スポイラー

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WO2012039242A1 (ja) * 2010-09-24 2012-03-29 本田技研工業株式会社 車両用スポイラー
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