JPH068560Y2 - 車輪速センサ付アクスル構造 - Google Patents

車輪速センサ付アクスル構造

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JPH068560Y2
JPH068560Y2 JP15732387U JP15732387U JPH068560Y2 JP H068560 Y2 JPH068560 Y2 JP H068560Y2 JP 15732387 U JP15732387 U JP 15732387U JP 15732387 U JP15732387 U JP 15732387U JP H068560 Y2 JPH068560 Y2 JP H068560Y2
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JP
Japan
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sensor
wheel speed
speed sensor
splash guard
axle
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JP15732387U
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篤 岩田
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ホイールベアリングのグリースがブレーキ部
材に掛からないようにするスプラッシュガードと、アン
チスキッドブレーキ装置等の入力情報として用いられる
車輪速を検出する車輪速センサとが同位置に設けられた
車輪速センサ付アクスル構造に関する。
(従来の技術) 従来、車輪速センサ付アクスル構造としては、例えば
「ニッサンサービス周報第578号」(昭和62年6
月,日産自動車(株)発行)のC−69ページのC08
−0329図に記載されている構造が知られている。
この従来構造は、磁性体である鉄材により形成されたラ
ビリンスプレートを有するスプラッシュガードと、セン
サピックアップとセンサロータとを有する車輪速センサ
とを備え、前記センサピックアップのポールピース部
が、前記ラビリンスプレートに開穴されたセンサ穴に貫
通状態で近接配置されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来構造にあっては、センサ
ピックアップのポールピース部が鉄材により形成された
ラビリンスプレートに(センサ穴の周囲部)に囲まれて
近接配置されている為、センサロータの回転による磁束
変化で車輪速を検出する時には、ポールピース部から入
力する磁束変化がセンサ穴の周囲部のラビリンスプレー
トに吸収され、センサ出力不足をもたらすことがあっ
た。
即ち、車輪速検出時には、ポールピース部から出される
所定の磁束が、センサロータの回転に伴なって磁束変化
するが、この時、センサ穴の周囲部のラビリンスプレー
トに、誘導電流の一種である渦電流が磁束変化を妨げる
方向に流れ、この規制されること無く発生する大きな渦
電流が磁束の変化を小さくさせてしまう。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本考案で
は、アクスル部の車体側部材に固定されたスプラッシュ
ガードと、アクスル部の車体側部材に固定されたセンサ
ピックアップと、アクスル部の車輪側部材に固定された
センサロータとを有し、該センサロータの回転による磁
束変化で車輪速を検出する車輪速センサとを備え、前記
センサピックアップのポールピース部が、前記スプラッ
シュガードに開穴されたセンサ穴に貫通状態で近接配置
されている車輪速センサ付アクスル構造において、前記
スプラッシュガードのセンサ穴の外周部に、誘導電流低
減用の切欠部を形成した事を特徴とする手段とした。
(作用) 車輪速検出時には、ポールピース部から出される所定の
磁束がセンサロータの回転に伴なって磁束変化し、この
センサロータの回転による磁束変化をセンサピックアッ
プで正弦波信号等に変換して車輪速が検出される。
この、車輪速検出時には、センサ穴の周囲部のスプラッ
シュガードに誘導電流の一種である渦電流が磁束変化を
妨げる方向に流れるが、スプラッシュガードのセンサ穴
の外周部に誘導電流低減用の切欠部が形成されている
為、この渦電流の流れが切欠部で大幅に規制され、磁束
変化を妨げる渦電流の発生が非常に小さくなる。
従って、車輪速センサ自体を改良したり、部品点数を増
大させること無く、切欠部という極めて簡単な構造で、
正確な車輪速情報をもたらす高いセンサ出力が確保出来
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例の車輪速センサ付アクスル構造Aは、第1図に示
すように、アクスル部のナックル1(車体側部材)に固
定され、バッフルプレート2とラビリンスプレート3と
を有するスプラッシュガード4と、センサピックアップ
5とセンサロータ6とを有し、該センサロータ6の回転
による磁束変化で車輪速を検出する車輪速センサ7とを
備え、前記センサピックアップ5のポールピース部5a
が、前記ラビリンスプレート3に開穴されたセンサ穴3
aに貫通状態で近接配置されている。
前記スプラッシュガード4は、第2図に示すように、デ
ィスクロータ8の全体を覆うように配置されるバッフル
プレート2と、ホイールベアリング9のグリース等がデ
ィスクロータ8に掛らないようホイールベアリング9を
覆うようにディスクロータ8の内側に配置される鍔付環
状のラビリンスプレート3とによって構成されている。
尚、第2図中4aはスプラッシュガード4をナット1に
固定するためのボルト穴である。
前記車輪速センサ7は、第3図の概略図に示すように、
アクスル部のナックル1(車体側部材)に固定され、ポ
ールピース部5aとセンサ本体部5bとを有するセンサ
ピックアップ5と、アクスル部のハブ10(車輪側部
材)に圧入により固定され、外周に歯8aを有するセン
サロータ8とによって構成されている。
尚、前記ポールピース部5aは所定の磁束を出す永久磁
石により形成され、センサ本体部5bには磁束変化を正
弦波電圧信号に変換するコイル5c(波形整形回路や制
御回路を有するモジュール11に接続)が設けられてい
る。
そして、前記ラビリンスプレート3を非磁性材であるア
ルミ系の材料で形成すると共に、ラビリンスプレート3
のセンサ穴3aの内側には、誘導電流低減するに足る4
mm幅程度の切欠部3bが形成されている。
次に、作用を説明する。
車輪速検出時には、ポールピース部5aから出される所
定の磁束がセンサロータ8の回転に伴なって磁束変化
し、このセンサロータ8の回転による磁束変化をセンサ
ピックアップ5で正弦波信号に変換して車輪速が検出さ
れ、この車輪速情報がアンチスキッドブレーキ装置等の
入力情報として使われる。
この、車輪速検出時には、第4図の1点鎖線に示すよう
に、センサ穴3aの周囲部のラビリンスプレート3に誘
導電流の一種である渦電流が磁束変化を妨げる方向に流
れるが、ラビリンスプレート3のセンサ穴3aの内側に
誘導電流低減用の切欠部3bが形成されている為、この
渦電流の流れが切欠部で大幅に規制され、磁束変化を妨
げる渦電流の発生が非常に小さくなる。
このように、切欠部3bによって渦電流の発生が十分に
低減されるが、加えて実施例のように、ラビリンスプレ
ート3を非磁性体であるアルミ系の素材により形成した
場合には、渦電流の電流値が磁性体である鉄を素材にし
たものに比べ更に小さくなる。
従って、車輪速センサ自体を改良したり(例えば、磁束
変化を大きくしたり、小さな磁束変化でも精度良く検出
するように改良)、部品点数を増大させる(ラビリンス
プレート3と車輪速センサ5を磁性的に隔離するシール
ド部材の追加等)こと無く、切欠部3bという極めて簡
単な構造で、正確な車輪速情報をもたらす高いセンサ出
力が確保出来る。
また、ラビリンスプレート3を非磁性体であるアルミ系
の素材(磁性体より渦電流の発生しにくい素材)により
形成した為、センサ出力をより向上させることが出来る
し、軽量化を図ることも出来る。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
考案に含まれる。
例えば、実施例では、ラビリンスプレートの素材とし
て、非極性体のアルミ系素材を用いた好ましい例を示し
たが、切欠部の形成だけで渦電流の低減に十分効果があ
る為、従来のように鉄板を素材にしたものであっても良
い。
また、切欠部の位置はセンサ穴の内側に限られず、更
に、切欠部の間隔や長さは、誘導電流の十分な低減効果
が得られるように、ラビリンスプレートの板厚や素材等
を勘案して決定される。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のスプラッシュガード
と車輪速センサとを備えた車輪速センサ付アクスル構造
にあっては、スプラッシュガードのセンサ穴の外周部
に、誘導電流低減用の切欠部を形成した為、車輪速セン
サ自体を改良したり、部品点数を増大させること無く、
切欠部という極めて簡単な構造で、正確な車輪速情報を
もたらす高いセンサ出力が確保出来るという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の車輪速センサ付アクスル構造を
示す断面図、第2図は実施例の車輪速センサ付アクスル
構造に適応されたスプラッシュガードを示す斜視図、第
3図は実施例の車輪速センサ付アクスル構造に適応され
た車輪速センサを示す概略図、第4図は実施例の車輪速
センサ付アクスル構造での渦電流の発生低減作用を示す
説明図である。 A……車輪速センサ付アクスル構造 1……ナックル(車体側部材) 2……バッフルプレート 3……ラビリンスプレート 3a……センサ穴 3b……切欠部 4……スプラッシュガード 5……センサピックアップ 5a……ポールピース部 6……センサロータ 7……車輪速センサ 9……ホイールベアリング 10……ハブ(車輪側部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクスル部の車体側部材に固定されたスプ
    ラッシュガードと、 アクスル部の車体側部材に固定されたセンサピックアッ
    プと、アクスル部の車輪側部材に固定されたセンサロー
    タとを有し、該センサロータの回転による磁束変化で車
    輪速を検出する車輪速センサとを備え、 前記センサピックアップのポールピース部が、前記スプ
    ラッシュガードに開穴されたセンサ穴に貫通状態で近接
    配置されている車輪速センサ付アクスル構造において、 前記スプラッシュガードのセンサ穴の外周部に、誘導電
    流低減用の切欠部を形成した事を特徴とする車輪速セン
    サ付アクスル構造。
JP15732387U 1987-10-14 1987-10-14 車輪速センサ付アクスル構造 Expired - Lifetime JPH068560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15732387U JPH068560Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14 車輪速センサ付アクスル構造

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JP15732387U JPH068560Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14 車輪速センサ付アクスル構造

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Publication Number Publication Date
JPH0161663U JPH0161663U (ja) 1989-04-19
JPH068560Y2 true JPH068560Y2 (ja) 1994-03-02

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JP15732387U Expired - Lifetime JPH068560Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14 車輪速センサ付アクスル構造

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