JPH0686515A - ハイブリッド形のステッピングモータ - Google Patents
ハイブリッド形のステッピングモータInfo
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- JPH0686515A JPH0686515A JP23033492A JP23033492A JPH0686515A JP H0686515 A JPH0686515 A JP H0686515A JP 23033492 A JP23033492 A JP 23033492A JP 23033492 A JP23033492 A JP 23033492A JP H0686515 A JPH0686515 A JP H0686515A
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータを径方向へ大型化させることなく充分
な占積率を確保し、かつ、5相よりも更に多相化するこ
とができるハイブリッド形のステッピングモータを得
る。 【構成】 ロータシャフトには第1のステータ36に対
応する第1のロータ34と、第2のステータ46に対応
する第2のロータ44とが分離して固着されている。ま
た、第2のステータ46は第1のステータ36に対して
18.36°だけ第1のロータ34の回転方向へずらさ
れた状態で固定されている。従って、モータを径方向へ
大型化させることなく充分な占積率を確保し、かつ相数
を5相から10相にすることができる。これにより、最
小分解能も2倍になる。
な占積率を確保し、かつ、5相よりも更に多相化するこ
とができるハイブリッド形のステッピングモータを得
る。 【構成】 ロータシャフトには第1のステータ36に対
応する第1のロータ34と、第2のステータ46に対応
する第2のロータ44とが分離して固着されている。ま
た、第2のステータ46は第1のステータ36に対して
18.36°だけ第1のロータ34の回転方向へずらさ
れた状態で固定されている。従って、モータを径方向へ
大型化させることなく充分な占積率を確保し、かつ相数
を5相から10相にすることができる。これにより、最
小分解能も2倍になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッド形のステ
ッピングモータに関する。
ッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、制御用モータの一つとしてス
テッピングモータが用いられているが、以下ハイブリッ
ド形のステッピングモータを例にして説明する。この種
のステッピングモータでは、多相化することにより、出
力効率や角度分解能の向上を図ることができる他、低振
動化や脱調現象の低減化を図ることができるので、一般
に多相化することが望ましいとされている。
テッピングモータが用いられているが、以下ハイブリッ
ド形のステッピングモータを例にして説明する。この種
のステッピングモータでは、多相化することにより、出
力効率や角度分解能の向上を図ることができる他、低振
動化や脱調現象の低減化を図ることができるので、一般
に多相化することが望ましいとされている。
【0003】ここで、現状のステッピングモータでは、
相数の多いもので5相とされている。この種の5相ステ
ッピングモータでは、ロータ歯数50、ステータ主極数
10とされ、最小分解能は0.36°とされている。と
ころが、より精密な制御をするために、最小分解能を更
に向上させたいという要請がある。この場合、ロータ歯
数及びステータ主極数のどちらか又は両方を増やせばよ
い。
相数の多いもので5相とされている。この種の5相ステ
ッピングモータでは、ロータ歯数50、ステータ主極数
10とされ、最小分解能は0.36°とされている。と
ころが、より精密な制御をするために、最小分解能を更
に向上させたいという要請がある。この場合、ロータ歯
数及びステータ主極数のどちらか又は両方を増やせばよ
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単体の
ステッピングモータでロータ歯数及びステータ主極数の
どちらか又は両方を単純に増やすと、モータが径方向へ
大型化してしまうので好ましくない。また、モータを径
方向へ大型化させずに例えばステータ主極数を増やそう
とすると、ステータ主極間のエアギャップが狭くなるの
でステータ主極への巻線時に充分な占積率が得られなく
なるという問題点がある。以上のことから、現状では、
5相までのステッピングモータが用いられている。
ステッピングモータでロータ歯数及びステータ主極数の
どちらか又は両方を単純に増やすと、モータが径方向へ
大型化してしまうので好ましくない。また、モータを径
方向へ大型化させずに例えばステータ主極数を増やそう
とすると、ステータ主極間のエアギャップが狭くなるの
でステータ主極への巻線時に充分な占積率が得られなく
なるという問題点がある。以上のことから、現状では、
5相までのステッピングモータが用いられている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、モータを径方
向へ大型化させることなく充分な占積率を確保し、か
つ、5相よりも更に多相化することができるハイブリッ
ド形のステッピングモータを得ることが目的である。
向へ大型化させることなく充分な占積率を確保し、か
つ、5相よりも更に多相化することができるハイブリッ
ド形のステッピングモータを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るハイブリッド形のステッピングモータは、シャフト
に同軸に固定され周面に複数のロータ歯が形成された第
1のロータと、前記シャフトに同軸にかつ前記第1のロ
ータと離間して固定され、前記第1のロータと同一構造
の第2のロータと、前記第1のロータと同心に配置さ
れ、励磁用コイルが巻装されていると共に所定数のステ
ータ歯が形成されかつ等間隔に配置された複数の主極を
備えた第1のステータと、前記第2のロータと同心に配
置され、前記第1のステータと同一構造の第2のステー
タと、を有し、前記第1のロータのロータ歯と前記第1
のステータのいずれかの主極のステータ歯とが互いに対
向した状態から、前記第1のロータが1/2ステップだ
け歩進した位置で、前記第2のロータのロータ歯と前記
第2のステータのいずれかの主極のステータ歯とが互い
に対向するように、前記第2のステータを前記第1のス
テータに対して前記シャフトの軸線回りにずらして配置
したことを特徴としている。
係るハイブリッド形のステッピングモータは、シャフト
に同軸に固定され周面に複数のロータ歯が形成された第
1のロータと、前記シャフトに同軸にかつ前記第1のロ
ータと離間して固定され、前記第1のロータと同一構造
の第2のロータと、前記第1のロータと同心に配置さ
れ、励磁用コイルが巻装されていると共に所定数のステ
ータ歯が形成されかつ等間隔に配置された複数の主極を
備えた第1のステータと、前記第2のロータと同心に配
置され、前記第1のステータと同一構造の第2のステー
タと、を有し、前記第1のロータのロータ歯と前記第1
のステータのいずれかの主極のステータ歯とが互いに対
向した状態から、前記第1のロータが1/2ステップだ
け歩進した位置で、前記第2のロータのロータ歯と前記
第2のステータのいずれかの主極のステータ歯とが互い
に対向するように、前記第2のステータを前記第1のス
テータに対して前記シャフトの軸線回りにずらして配置
したことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明に係るハイブリッド
形のステッピングモータは、請求項1記載の本発明にお
いて、前記第1のロータ及び前記第1のステータ、前記
第2のロータ及び前記第2のステータで、それぞれ5相
ステッピングモータを構成した場合において、前記第1
のステータに対する前記第2のステータのずれ角をαと
し、前記第1のロータのロータ歯のピッチをPとし、N
を0以上9以下の整数としたときに、α=(N+0.1)
P/2で表されるずれ角で、前記第2のステータを前記
第1のステータに対して前記シャフトの軸線回りにずら
して配置したことを特徴としている。
形のステッピングモータは、請求項1記載の本発明にお
いて、前記第1のロータ及び前記第1のステータ、前記
第2のロータ及び前記第2のステータで、それぞれ5相
ステッピングモータを構成した場合において、前記第1
のステータに対する前記第2のステータのずれ角をαと
し、前記第1のロータのロータ歯のピッチをPとし、N
を0以上9以下の整数としたときに、α=(N+0.1)
P/2で表されるずれ角で、前記第2のステータを前記
第1のステータに対して前記シャフトの軸線回りにずら
して配置したことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の本発明に係るハイブリッド
形のステッピングモータは、請求項1または請求項2記
載の本発明において、前記第1のロータと前記第2のロ
ータとを離間して配置することにより形成された空間部
に、前記シャフトに連結された駆動制御対象となるアク
チュエータを配設したことを特徴としている。
形のステッピングモータは、請求項1または請求項2記
載の本発明において、前記第1のロータと前記第2のロ
ータとを離間して配置することにより形成された空間部
に、前記シャフトに連結された駆動制御対象となるアク
チュエータを配設したことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明では、ロータ及びステー
タをシャフトの軸方向へそれぞれ二分割(第1のロータ
及び第1のステータ、第2のロータ及び第2のステー
タ)したので、第1のステータの励磁用コイル及び第2
のステータの励磁用コイルの両方を使って励磁駆動させ
ることにより、相数を2倍にすることができる。しか
も、ロータ及びステータをシャフトの軸方向へ二分割し
たので、ステッピングモータが径方向へ大型化すること
もない。さらに、同一のステータに2倍の数の主極を設
けて相数を2倍にするのではないから、隣接する主極間
のエアギャップが狭まることもない。このため、各主極
への巻線時の占積率も充分確保することができるので、
モータ駆動時のトルクも充分に確保することができる。
タをシャフトの軸方向へそれぞれ二分割(第1のロータ
及び第1のステータ、第2のロータ及び第2のステー
タ)したので、第1のステータの励磁用コイル及び第2
のステータの励磁用コイルの両方を使って励磁駆動させ
ることにより、相数を2倍にすることができる。しか
も、ロータ及びステータをシャフトの軸方向へ二分割し
たので、ステッピングモータが径方向へ大型化すること
もない。さらに、同一のステータに2倍の数の主極を設
けて相数を2倍にするのではないから、隣接する主極間
のエアギャップが狭まることもない。このため、各主極
への巻線時の占積率も充分確保することができるので、
モータ駆動時のトルクも充分に確保することができる。
【0010】ここで、上述したようにロータ及びステー
タをシャフトの軸方向へそれぞれ二分割したので、第2
のステータを第1のステータに対してシャフトの軸線回
りに如何様にでもずらすことが可能となる。本発明によ
れば、第1のロータのロータ歯と第1のステータのいず
れかの主極のステータ歯とが互いに対向した状態から、
第1のロータが1/2ステップだけ歩進した位置で、第
2のロータのロータ歯と第2のステータのいずれかの主
極のステータ歯とが互いに対向するように、第2のステ
ータを第1のステータに対してシャフトの軸線回りにず
らして配置したので、前述したように第1のステータの
励磁用コイルと第2のステータの励磁用コイルとを使っ
て順次励磁していけば、第1のロータ及び第2のロータ
を本来のステップの1/2づつ歩進させることができ
る。つまり、この1/2ステップを1ステップとしてシ
ャフトを回転させることができる。さらに、ハーフステ
ップ駆動させると、1/4ステップづつロータを歩進さ
せることができる。従って、最小分解能を2倍に向上す
ることができる。
タをシャフトの軸方向へそれぞれ二分割したので、第2
のステータを第1のステータに対してシャフトの軸線回
りに如何様にでもずらすことが可能となる。本発明によ
れば、第1のロータのロータ歯と第1のステータのいず
れかの主極のステータ歯とが互いに対向した状態から、
第1のロータが1/2ステップだけ歩進した位置で、第
2のロータのロータ歯と第2のステータのいずれかの主
極のステータ歯とが互いに対向するように、第2のステ
ータを第1のステータに対してシャフトの軸線回りにず
らして配置したので、前述したように第1のステータの
励磁用コイルと第2のステータの励磁用コイルとを使っ
て順次励磁していけば、第1のロータ及び第2のロータ
を本来のステップの1/2づつ歩進させることができ
る。つまり、この1/2ステップを1ステップとしてシ
ャフトを回転させることができる。さらに、ハーフステ
ップ駆動させると、1/4ステップづつロータを歩進さ
せることができる。従って、最小分解能を2倍に向上す
ることができる。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
記載の本発明において、第1のロータ及び第1のステー
タ、第2のロータ及び第2のステータで、それぞれ5相
ステッピングモータを構成した場合における第1のステ
ータに対する第2のステータのずれ角αを具体的な一般
式を以て特定(α=(N+0.1)P/2,P:第1のロ
ータのピッチ、N:0以上9以下の整数)したので、確
実かつ正確なステップ角で第1のロータ及び第2のロー
タを歩進させてシャフトを回転させることができる。
記載の本発明において、第1のロータ及び第1のステー
タ、第2のロータ及び第2のステータで、それぞれ5相
ステッピングモータを構成した場合における第1のステ
ータに対する第2のステータのずれ角αを具体的な一般
式を以て特定(α=(N+0.1)P/2,P:第1のロ
ータのピッチ、N:0以上9以下の整数)したので、確
実かつ正確なステップ角で第1のロータ及び第2のロー
タを歩進させてシャフトを回転させることができる。
【0012】なお、この一般式において、Nを整数とし
たのは、整数以外の数であると、ステップ角が不均一に
なったり、ステップ動作不能となるためである。
たのは、整数以外の数であると、ステップ角が不均一に
なったり、ステップ動作不能となるためである。
【0013】請求項3記載の本発明に係るハイブリッド
形のステッピングモータは、請求項1または請求項2記
載の本発明において、第1のロータと第2のロータとを
離間して配置することにより形成された空間部に、シャ
フトに連結された駆動制御対象となるアクチュエータを
配設したので、空間部の有効利用を図ることができる。
形のステッピングモータは、請求項1または請求項2記
載の本発明において、第1のロータと第2のロータとを
離間して配置することにより形成された空間部に、シャ
フトに連結された駆動制御対象となるアクチュエータを
配設したので、空間部の有効利用を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図6を用いて、本発明の一実施
例に係るハイブリッド形のステッピングモータ10につ
いて説明する。
例に係るハイブリッド形のステッピングモータ10につ
いて説明する。
【0015】図5に示されるように、有底円筒形のハウ
ジング12の軸方向中間部には一対の隔壁12A、12
Bが形成されており、これらの隔壁12A、12Bによ
ってハウジング12の内部空間はその軸方向に沿って三
つの室14、16、18に区画されている。室14には
後述する第1の駆動部20が配設されており、また室1
8には後述する第2の駆動部22が配設されている。
ジング12の軸方向中間部には一対の隔壁12A、12
Bが形成されており、これらの隔壁12A、12Bによ
ってハウジング12の内部空間はその軸方向に沿って三
つの室14、16、18に区画されている。室14には
後述する第1の駆動部20が配設されており、また室1
8には後述する第2の駆動部22が配設されている。
【0016】ハウジング12の双方の底壁12C、12
D及び双方の隔壁12A、12Bには、その軸芯部にロ
ータシャフト24が貫通配置されている。一方の底壁1
2Cと一方の隔壁12A及び他方の底壁12Dと他方の
隔壁12Bには、これらの互いに対向する位置にベアリ
ング26、28、30、32がそれぞれ配置されてお
り、ロータシャフト24を回転自在に軸支している。
D及び双方の隔壁12A、12Bには、その軸芯部にロ
ータシャフト24が貫通配置されている。一方の底壁1
2Cと一方の隔壁12A及び他方の底壁12Dと他方の
隔壁12Bには、これらの互いに対向する位置にベアリ
ング26、28、30、32がそれぞれ配置されてお
り、ロータシャフト24を回転自在に軸支している。
【0017】第1の駆動部20は、ロータシャフト24
に同軸に固定された第1のロータ34と、この第1のロ
ータ34の外周部に配置された第1のステータ36と、
によって構成されている。さらに、第1のロータ34
は、ベアリング26側に配置された第1ロータコア38
と、ベアリング28側に配置された第2ロータコア40
と、これらのコア間に配置された円板状のマグネット4
2と、から構成されている。
に同軸に固定された第1のロータ34と、この第1のロ
ータ34の外周部に配置された第1のステータ36と、
によって構成されている。さらに、第1のロータ34
は、ベアリング26側に配置された第1ロータコア38
と、ベアリング28側に配置された第2ロータコア40
と、これらのコア間に配置された円板状のマグネット4
2と、から構成されている。
【0018】同様に、第2の駆動部22は、ロータシャ
フト24に同軸に固定された第2のロータ44と、この
第2のロータ44の外周部に配置された第2のステータ
46と、によって構成されている。さらに、第2のロー
タ44は、ベアリング32側に配置された第3ロータコ
ア50と、ベアリング30側に配置された第4ロータコ
ア52と、これらのコア間に配置された円板状のマグネ
ット48と、から構成されている。
フト24に同軸に固定された第2のロータ44と、この
第2のロータ44の外周部に配置された第2のステータ
46と、によって構成されている。さらに、第2のロー
タ44は、ベアリング32側に配置された第3ロータコ
ア50と、ベアリング30側に配置された第4ロータコ
ア52と、これらのコア間に配置された円板状のマグネ
ット48と、から構成されている。
【0019】すなわち、本実施例では、ロータ及びステ
ータで構成される駆動部がロータシャフト24の軸方向
へ二分割されており、また第1の駆動部20及び第2の
駆動部22のそれぞれを構成する構成部品は相互に同一
とされている。
ータで構成される駆動部がロータシャフト24の軸方向
へ二分割されており、また第1の駆動部20及び第2の
駆動部22のそれぞれを構成する構成部品は相互に同一
とされている。
【0020】図2に示されるように、第1の駆動部20
における第1ロータコア38及び第2ロータコア40の
各周面には、その周方向に沿って50個のロータ歯が等
間隔に形成されている。従って、第1ロータコア38、
第2ロータコア40の1ピッチ(P)は、7.2°(=
360°/50)とされている。また、第1ロータコア
38のロータ歯と第2ロータコア40のロータ歯とは、
相互に1/2P(=7.2/2=3.6°)ずれた状態
でロータシャフト24に固定されている。すなわち、第
1ロータコア38の隣接するロータ歯の谷になる位置に
第2ロータコア40のロータ歯の山が位置している。こ
の関係は第3ロータコア50と第4ロータコア52とに
ついても同じであるが、第1ロータコア38のロータ歯
と第3ロータコア50のロータ歯とにずれ(位相差)は
無く、また第2ロータコア40のロータ歯と第4ロータ
コア52のロータ歯とにずれは無い。なお、図2には第
2のロータ44を第1のロータ34に対して若干ずらし
て図示している。
における第1ロータコア38及び第2ロータコア40の
各周面には、その周方向に沿って50個のロータ歯が等
間隔に形成されている。従って、第1ロータコア38、
第2ロータコア40の1ピッチ(P)は、7.2°(=
360°/50)とされている。また、第1ロータコア
38のロータ歯と第2ロータコア40のロータ歯とは、
相互に1/2P(=7.2/2=3.6°)ずれた状態
でロータシャフト24に固定されている。すなわち、第
1ロータコア38の隣接するロータ歯の谷になる位置に
第2ロータコア40のロータ歯の山が位置している。こ
の関係は第3ロータコア50と第4ロータコア52とに
ついても同じであるが、第1ロータコア38のロータ歯
と第3ロータコア50のロータ歯とにずれ(位相差)は
無く、また第2ロータコア40のロータ歯と第4ロータ
コア52のロータ歯とにずれは無い。なお、図2には第
2のロータ44を第1のロータ34に対して若干ずらし
て図示している。
【0021】一方、図1に示されるように、第1のステ
ータ36は、その内周面から合計10個の主極54が等
間隔に軸芯方向へ向けて突出形成されている。従って、
隣接する主極54のなす角は、36°(=360°/1
0)とされている。さらに、各主極54の内側面には各
々4個のステータ歯が形成されている。なお、第2のス
テータ46(図1、図3及び図4においては破線で図
示)についても同様である。以下、第1のステータ36
において、10極ある主極54の内、いずれかを特定す
る場合には「A極、B極、・・・、E極」あるいは「a
極、b極、・・・、e極」というように図1に記した名
称を用いることにする。また、第2のステータ46にお
いて、10極ある主極56の内、いずれかを特定する場
合には上記名称に更に「 '」を付記するものとする。
ータ36は、その内周面から合計10個の主極54が等
間隔に軸芯方向へ向けて突出形成されている。従って、
隣接する主極54のなす角は、36°(=360°/1
0)とされている。さらに、各主極54の内側面には各
々4個のステータ歯が形成されている。なお、第2のス
テータ46(図1、図3及び図4においては破線で図
示)についても同様である。以下、第1のステータ36
において、10極ある主極54の内、いずれかを特定す
る場合には「A極、B極、・・・、E極」あるいは「a
極、b極、・・・、e極」というように図1に記した名
称を用いることにする。また、第2のステータ46にお
いて、10極ある主極56の内、いずれかを特定する場
合には上記名称に更に「 '」を付記するものとする。
【0022】また、第1のステータ36の主極54及び
第2のステータ46の主極56には、それぞれ励磁用の
コイル58、60(図5参照)が巻装されている。巻線
の仕方は、ロータシャフト24側から見て、A極とA’
極、C極とC’極、E極とE’極の各対は同方向に巻か
れており、またB極とB’極、D極とD’極の各対は同
方向に巻かれている。しかしながら、前者の極と後者の
極とでは、巻線方向が相互に反対方向となるように巻線
されている。また、巻線はA極にコイル状に巻かれた
後、a極にコイル状に巻かれている。従って、A極を励
磁すると、第1のロータ34側から見てA極とa極とは
同極に励磁される。B極以下についても同様である。従
って、第1の駆動部20もしくは第2の駆動部22を単
体で見ると、5相ステッピングモータとなっている。
第2のステータ46の主極56には、それぞれ励磁用の
コイル58、60(図5参照)が巻装されている。巻線
の仕方は、ロータシャフト24側から見て、A極とA’
極、C極とC’極、E極とE’極の各対は同方向に巻か
れており、またB極とB’極、D極とD’極の各対は同
方向に巻かれている。しかしながら、前者の極と後者の
極とでは、巻線方向が相互に反対方向となるように巻線
されている。また、巻線はA極にコイル状に巻かれた
後、a極にコイル状に巻かれている。従って、A極を励
磁すると、第1のロータ34側から見てA極とa極とは
同極に励磁される。B極以下についても同様である。従
って、第1の駆動部20もしくは第2の駆動部22を単
体で見ると、5相ステッピングモータとなっている。
【0023】さらに、ロータ歯とステータ歯との関係に
ついて説明すると、今仮に図3に示されるように、第1
のステータ36のA極のステータ歯と第1ロータコア3
8のロータ歯とが互いにずれの無い状態(対向している
状態)にあった場合、A極に隣接するB極のステータ歯
は第1ロータコア38のロータ歯に対して0.6P(=
0.6×7.2°=4.32°)だけずれている。この
ため、B極のステータ歯は、第1ロータコア38に対し
て1/2Pだけずれている第2ロータコア40のロータ
歯に対しては、0.1P(=0.6P−0.5P=0.
72°)だけ第1のロータ34の回転方向(矢印A方
向)へ進んだ位置にあることになる。
ついて説明すると、今仮に図3に示されるように、第1
のステータ36のA極のステータ歯と第1ロータコア3
8のロータ歯とが互いにずれの無い状態(対向している
状態)にあった場合、A極に隣接するB極のステータ歯
は第1ロータコア38のロータ歯に対して0.6P(=
0.6×7.2°=4.32°)だけずれている。この
ため、B極のステータ歯は、第1ロータコア38に対し
て1/2Pだけずれている第2ロータコア40のロータ
歯に対しては、0.1P(=0.6P−0.5P=0.
72°)だけ第1のロータ34の回転方向(矢印A方
向)へ進んだ位置にあることになる。
【0024】同様に、C極のステータ歯は第2ロータコ
ア40のロータ歯に対して2×(0.1P)だけロータ
回転方向へ進んだ位置、D極のステータ歯は第1ロータ
コア38のロータ歯に対して3×(0.1P)だけロー
タ回転方向へ進んだ位置、E極のステータ歯は第2ロー
タコア40のロータ歯に対して4×(0.1P)だけロ
ータ回転方向へ進んだ位置にある。従って、この第1の
駆動部20だけを取り出して観た場合、第1のステータ
36のA極からB極へ、B極からC極へと順次励磁して
いくと、第1のロータ34は1/10P(=0.72
°)づつロータ回転方向へと歩進していく。
ア40のロータ歯に対して2×(0.1P)だけロータ
回転方向へ進んだ位置、D極のステータ歯は第1ロータ
コア38のロータ歯に対して3×(0.1P)だけロー
タ回転方向へ進んだ位置、E極のステータ歯は第2ロー
タコア40のロータ歯に対して4×(0.1P)だけロ
ータ回転方向へ進んだ位置にある。従って、この第1の
駆動部20だけを取り出して観た場合、第1のステータ
36のA極からB極へ、B極からC極へと順次励磁して
いくと、第1のロータ34は1/10P(=0.72
°)づつロータ回転方向へと歩進していく。
【0025】以上のロータ歯とステータ歯との関係につ
いては、第2の駆動部22においても同様であるので、
その説明は省略する。
いては、第2の駆動部22においても同様であるので、
その説明は省略する。
【0026】さて、図1に示されるように、上述した第
2のステータ46のA’極は、第1のステータ36のA
極に対してロータシャフト24の軸線回り(第1のロー
タ34の回転方向)へ18°+P/20(=18.36
°)だけずれている。すなわち、第2のステータ46の
主極56が第1のステータ36の主極54に対して第1
のロータ34の回転方向へ18.36°だけずれた状態
で、第1のステータ36及び第2のステータ46はハウ
ジング12の内周面に固定されている。
2のステータ46のA’極は、第1のステータ36のA
極に対してロータシャフト24の軸線回り(第1のロー
タ34の回転方向)へ18°+P/20(=18.36
°)だけずれている。すなわち、第2のステータ46の
主極56が第1のステータ36の主極54に対して第1
のロータ34の回転方向へ18.36°だけずれた状態
で、第1のステータ36及び第2のステータ46はハウ
ジング12の内周面に固定されている。
【0027】従って、図3に一部拡大して図示したよう
に、第1ロータコア38のロータ歯と第1のステータ3
6のA極のステータ歯とがずれのない状態(互いに対向
している状態)のとき、第2のステータ46のA’極の
ステータ歯は第2ロータコア40(第4ロータコア5
2)のロータ歯に対してP/20(=0.36°)だけ
第1のロータ34の回転方向へ進んだ位置にある。同様
に、第1のステータ36のB極のステータ歯は第2ロー
タコア40のロータ歯に対して2×(P/20)だけ進
んだ位置、B’極のステータ歯は第1ロータコア38
(第3ロータコア50)のロータ歯に対して3×(P/
20)だけ進んだ位置、C極のステータ歯は第1ロータ
コア38のロータ歯に対して4×(P/20)だけ進ん
だ位置、C’極のステータ歯は第2ロータコア40のロ
ータ歯に対して5×(P/20)だけ進んだ位置、D極
のステータ歯は第2ロータコア40のロータ歯に対して
6×(P/20)だけ進んだ位置、D’極のステータ歯
は第1ロータコア38のロータ歯に対して7×(P/2
0)だけ進んだ位置、E極のステータ歯は第1ロータコ
ア38のロータ歯に対して8×(P/20)だけ進んだ
位置、E’極のステータ歯は第2ロータコア40のロー
タ歯に対して9×(P/20)だけ進んだ位置にある。
従って、第1のロータ34及び第2のロータ44が1ス
テップ(フルステップ)だけ正回転した場合、第1のス
テータ36の主極54のステータ歯及び第2のステータ
46の主極56のステータ歯と第1のロータ34のロー
タ歯及び第2のロータ44のロータ歯との位置関係は図
4に示される状態となり、1/20P(=0.36°)
づつ歩進することが判る。別言すれば、この1/20P
が、本実施例に係るステッピングモータ10の1ステッ
プに相当し、後述するように9−10相励磁駆動する
と、更にその半分の1/40P(=0.18°)づつ歩
進する。
に、第1ロータコア38のロータ歯と第1のステータ3
6のA極のステータ歯とがずれのない状態(互いに対向
している状態)のとき、第2のステータ46のA’極の
ステータ歯は第2ロータコア40(第4ロータコア5
2)のロータ歯に対してP/20(=0.36°)だけ
第1のロータ34の回転方向へ進んだ位置にある。同様
に、第1のステータ36のB極のステータ歯は第2ロー
タコア40のロータ歯に対して2×(P/20)だけ進
んだ位置、B’極のステータ歯は第1ロータコア38
(第3ロータコア50)のロータ歯に対して3×(P/
20)だけ進んだ位置、C極のステータ歯は第1ロータ
コア38のロータ歯に対して4×(P/20)だけ進ん
だ位置、C’極のステータ歯は第2ロータコア40のロ
ータ歯に対して5×(P/20)だけ進んだ位置、D極
のステータ歯は第2ロータコア40のロータ歯に対して
6×(P/20)だけ進んだ位置、D’極のステータ歯
は第1ロータコア38のロータ歯に対して7×(P/2
0)だけ進んだ位置、E極のステータ歯は第1ロータコ
ア38のロータ歯に対して8×(P/20)だけ進んだ
位置、E’極のステータ歯は第2ロータコア40のロー
タ歯に対して9×(P/20)だけ進んだ位置にある。
従って、第1のロータ34及び第2のロータ44が1ス
テップ(フルステップ)だけ正回転した場合、第1のス
テータ36の主極54のステータ歯及び第2のステータ
46の主極56のステータ歯と第1のロータ34のロー
タ歯及び第2のロータ44のロータ歯との位置関係は図
4に示される状態となり、1/20P(=0.36°)
づつ歩進することが判る。別言すれば、この1/20P
が、本実施例に係るステッピングモータ10の1ステッ
プに相当し、後述するように9−10相励磁駆動する
と、更にその半分の1/40P(=0.18°)づつ歩
進する。
【0028】上述した第1のステータ36に対する第2
のステータ46のずれ角をA極とA’極とのずれ角で代
表し、これをαとすると、ずれ角αは以下の一般式で表
される。
のステータ46のずれ角をA極とA’極とのずれ角で代
表し、これをαとすると、ずれ角αは以下の一般式で表
される。
【0029】 α=(N+0.1)P/2 ・・・ (1) 但し、P=360/n (nはロータ歯数) とする。
【0030】また、N∈I(整数) 0≦N≦9 とす
る。ここで、Nを整数としたのは、整数以外であると第
1のロータ34及び第2のロータ44のステップ角が不
均一になったり、ステップ動作不能となるので、これを
回避するためである。
る。ここで、Nを整数としたのは、整数以外であると第
1のロータ34及び第2のロータ44のステップ角が不
均一になったり、ステップ動作不能となるので、これを
回避するためである。
【0031】また、上述した実施例は、N=5とした例
である。これは、N=5のときが隣接する主極54同士
のなす角度36°の1/2である18°に最も近くなる
(18.36°)ためであるが、N=5以外であっても
(例えば、N=4等)、ずれ角が異なってくるものの実
施例としては成立する。
である。これは、N=5のときが隣接する主極54同士
のなす角度36°の1/2である18°に最も近くなる
(18.36°)ためであるが、N=5以外であっても
(例えば、N=4等)、ずれ角が異なってくるものの実
施例としては成立する。
【0032】次に、図6に示されるトルクベクトル図及
び以下に示す表1〜表3を用いながら、本実施例の作用
を説明する。
び以下に示す表1〜表3を用いながら、本実施例の作用
を説明する。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】なお、表1は9相励磁シーケンスを示し、
表2は10相励磁シーケンスを示している。また、表3
は、表1及び表2に示されるシーケンスに基づいて作成
されたもので、9相励磁及び10相励磁を交互に行い励
磁相を順次入替えていった場合のハーフステップ駆動励
磁用のシーケンスである。これらの表において、例えば
Aが+のときはA相電流が流れ、−のときは/A相電流
が流れることを意味している。また、図5は、表3のシ
ーケンスに基づいて作成したトルクベクトル図であり、
1周が機械角7.2°(360°/50)に対応してい
る。この図において、実線ベクトルは前記表における+
に対応し、破線ベクトルは−に対応している。
表2は10相励磁シーケンスを示している。また、表3
は、表1及び表2に示されるシーケンスに基づいて作成
されたもので、9相励磁及び10相励磁を交互に行い励
磁相を順次入替えていった場合のハーフステップ駆動励
磁用のシーケンスである。これらの表において、例えば
Aが+のときはA相電流が流れ、−のときは/A相電流
が流れることを意味している。また、図5は、表3のシ
ーケンスに基づいて作成したトルクベクトル図であり、
1周が機械角7.2°(360°/50)に対応してい
る。この図において、実線ベクトルは前記表における+
に対応し、破線ベクトルは−に対応している。
【0037】表1に示されるように、例えばこの表のス
テップ1ではA相、B’相、C相、D’相、E相の計5
相がS極に励磁され、A’相、B相、C’相、D相の計
4相がN極に励磁される。なお、E’相には電流が流れ
ていない。これをトルクベクトル図で見ると、9相励磁
を示す内側の円上におけるステップ1の位置(最終ベク
トルE)である。この表1におけるステップ1が表3に
おけるステップ1に相当する。
テップ1ではA相、B’相、C相、D’相、E相の計5
相がS極に励磁され、A’相、B相、C’相、D相の計
4相がN極に励磁される。なお、E’相には電流が流れ
ていない。これをトルクベクトル図で見ると、9相励磁
を示す内側の円上におけるステップ1の位置(最終ベク
トルE)である。この表1におけるステップ1が表3に
おけるステップ1に相当する。
【0038】また、表2に示されるように、例えばこの
表のステップ1ではA相、B’相、C相、D’相、E相
の計5相がS極に励磁され、A’相、B相、C’相、D
相、E’相の計5相がN極に励磁される。従って、すべ
ての相がS極またはN極に励磁される。これをトルクベ
クトル図で見ると、10相励磁を示す外側の円上におけ
るステップ2の位置(最終ベクトル/E’)である。こ
の表2におけるステップ1が表3におけるステップ2に
相当する。
表のステップ1ではA相、B’相、C相、D’相、E相
の計5相がS極に励磁され、A’相、B相、C’相、D
相、E’相の計5相がN極に励磁される。従って、すべ
ての相がS極またはN極に励磁される。これをトルクベ
クトル図で見ると、10相励磁を示す外側の円上におけ
るステップ2の位置(最終ベクトル/E’)である。こ
の表2におけるステップ1が表3におけるステップ2に
相当する。
【0039】このように順次表1と表2の各ステップを
交互に繰り返していくと、1ステップが0.18°(=
0.36°/2)となる。これにより、最小分解能を
0.18°として第1のロータ34及び第2のロータ4
4(つまり、ロータシャフト24)を歩進させることが
できる。
交互に繰り返していくと、1ステップが0.18°(=
0.36°/2)となる。これにより、最小分解能を
0.18°として第1のロータ34及び第2のロータ4
4(つまり、ロータシャフト24)を歩進させることが
できる。
【0040】このように本実施例では、ハイブリッド形
のステッピングモータにおいて、ロータ及びステータを
ロータシャフト24の軸方向へ二分割して第1のロータ
34と第1のステータ36及び第2のロータ44と第2
のステータ46とに分け、かつ、第2のステータ46の
主極56を第1のステータ36の主極54に対してロー
タシャフト24の軸線回りに(1)式で表される一般式
に基づいてずらして配置したので、ステッピングモータ
10を径方向へ大型化することなく、各主極54、56
への巻線時の占積率を充分確保した上で相数を2倍に増
やすことができる。このため、最小分解能も2倍にする
ことができ、より精密な制御を行うことができる。
のステッピングモータにおいて、ロータ及びステータを
ロータシャフト24の軸方向へ二分割して第1のロータ
34と第1のステータ36及び第2のロータ44と第2
のステータ46とに分け、かつ、第2のステータ46の
主極56を第1のステータ36の主極54に対してロー
タシャフト24の軸線回りに(1)式で表される一般式
に基づいてずらして配置したので、ステッピングモータ
10を径方向へ大型化することなく、各主極54、56
への巻線時の占積率を充分確保した上で相数を2倍に増
やすことができる。このため、最小分解能も2倍にする
ことができ、より精密な制御を行うことができる。
【0041】また、相数を増加させることができたこと
により、低振動化を図ることができると共に脱調現象の
低減化を図ることができる。
により、低振動化を図ることができると共に脱調現象の
低減化を図ることができる。
【0042】次に、図7を用いて、請求項3記載の本発
明に対応する実施例について説明する。
明に対応する実施例について説明する。
【0043】この実施例では、前述した図5に示される
空間部としての中央の室18内に、ロータシャフト24
に支持されたダンパ66が配置されている。この実施例
によれば、室18の有効利用を図ることができる。ま
た、最小ステップ角が0.18°と小さいので、精密な
ダンピングをさせることができ、ダンパ性能を向上させ
ることができる。なお、このダンパ66に代えて、位置
検出用または脱調検出用のセンサを設けてもよいし、流
水路を設けてステッピングモータ10の冷却用として用
いてもよい。
空間部としての中央の室18内に、ロータシャフト24
に支持されたダンパ66が配置されている。この実施例
によれば、室18の有効利用を図ることができる。ま
た、最小ステップ角が0.18°と小さいので、精密な
ダンピングをさせることができ、ダンパ性能を向上させ
ることができる。なお、このダンパ66に代えて、位置
検出用または脱調検出用のセンサを設けてもよいし、流
水路を設けてステッピングモータ10の冷却用として用
いてもよい。
【0044】また、図8には他の実施例が示されてい
る。この実施例では、ハウジング12の室18に相当す
る部位にこれを軸直角方向へ貫通する管路が一体形成さ
れており、この管路内にロータシャフト24に固着され
た自動車等のエンジン制御用のアクチュエータとしての
スロットル弁68が配置されている。ロータシャフト2
4の軸方向の一方端部(第1の駆動部20側の端部)に
は、リターンスプリング70が配設されており、励磁が
解除された場合にスロットル弁を元の状態に復元するよ
うになっている。また、ロータシャフト24の軸方向の
他方の端部には、リターンスプリング70の他にスロッ
トルポジションセンサ72が配設されており、スロット
ル弁68の現在開度を検出している。なお、この実施例
では、第1の駆動部20、第2の駆動部22を別個の5
相ステッピングモータとしても機能し得るようにドライ
バが調整されており、このためスロットル弁68の1ス
テップ開閉角は0.72°、0.36°、0.18°の
3種類が選択可能とされている。
る。この実施例では、ハウジング12の室18に相当す
る部位にこれを軸直角方向へ貫通する管路が一体形成さ
れており、この管路内にロータシャフト24に固着され
た自動車等のエンジン制御用のアクチュエータとしての
スロットル弁68が配置されている。ロータシャフト2
4の軸方向の一方端部(第1の駆動部20側の端部)に
は、リターンスプリング70が配設されており、励磁が
解除された場合にスロットル弁を元の状態に復元するよ
うになっている。また、ロータシャフト24の軸方向の
他方の端部には、リターンスプリング70の他にスロッ
トルポジションセンサ72が配設されており、スロット
ル弁68の現在開度を検出している。なお、この実施例
では、第1の駆動部20、第2の駆動部22を別個の5
相ステッピングモータとしても機能し得るようにドライ
バが調整されており、このためスロットル弁68の1ス
テップ開閉角は0.72°、0.36°、0.18°の
3種類が選択可能とされている。
【0045】なお、上述した実施例では、5相を10相
にした例を示したが、これに限らず、例えば4相を8相
にすることも可能であり、元になる相数は5相に限定さ
れるものではない。4相を8相に増やす場合には、第2
のステータ46のA’極が第1のステータ36のA極に
対して22.5°だけ第1のロータ34の回転方向へず
れるように配置すればよい。
にした例を示したが、これに限らず、例えば4相を8相
にすることも可能であり、元になる相数は5相に限定さ
れるものではない。4相を8相に増やす場合には、第2
のステータ46のA’極が第1のステータ36のA極に
対して22.5°だけ第1のロータ34の回転方向へず
れるように配置すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明に係るハイブリッド形のステッピングモータは、ロ
ータ及びステータをシャフトの軸方向へ二分割すると共
に第1のロータのロータ歯と第1のステータのいずれか
の主極のステータ歯とが互いに対向した状態から、第1
のロータが1/2ステップだけ歩進した位置で、第2の
ロータのロータ歯と第2のステータのいずれかの主極の
ステータ歯とが互いに対向するように、第2のステータ
を第1のステータに対してシャフトの軸線回りにずらし
て配置したので、モータを径方向へ大型化させることな
く充分な占積率を確保し、かつ、5相よりも更に多相化
することができるという優れた効果を有する。
発明に係るハイブリッド形のステッピングモータは、ロ
ータ及びステータをシャフトの軸方向へ二分割すると共
に第1のロータのロータ歯と第1のステータのいずれか
の主極のステータ歯とが互いに対向した状態から、第1
のロータが1/2ステップだけ歩進した位置で、第2の
ロータのロータ歯と第2のステータのいずれかの主極の
ステータ歯とが互いに対向するように、第2のステータ
を第1のステータに対してシャフトの軸線回りにずらし
て配置したので、モータを径方向へ大型化させることな
く充分な占積率を確保し、かつ、5相よりも更に多相化
することができるという優れた効果を有する。
【0047】また、請求項2記載の本発明に係るハイブ
リッド形のステッピングモータは、請求項1記載の本発
明において、第1のロータ及び第1のステータ、第2の
ロータ及び第2のステータで、それぞれ5相ステッピン
グモータを構成した場合において、第1のステータに対
する第2のステータのずれ角をαとし、第1のロータの
ロータ歯のピッチをPとし、Nを0以上9以下の整数と
したときに、α=(N+0.1)P/2で表されるずれ角
で、第2のステータを第1のステータに対してシャフト
の軸線回りにずらして配置したので、確実かつ正確なス
テップ角で第1のロータ及び第2のロータを歩進させて
シャフトを回転させることができるという優れた効果を
有する。
リッド形のステッピングモータは、請求項1記載の本発
明において、第1のロータ及び第1のステータ、第2の
ロータ及び第2のステータで、それぞれ5相ステッピン
グモータを構成した場合において、第1のステータに対
する第2のステータのずれ角をαとし、第1のロータの
ロータ歯のピッチをPとし、Nを0以上9以下の整数と
したときに、α=(N+0.1)P/2で表されるずれ角
で、第2のステータを第1のステータに対してシャフト
の軸線回りにずらして配置したので、確実かつ正確なス
テップ角で第1のロータ及び第2のロータを歩進させて
シャフトを回転させることができるという優れた効果を
有する。
【0048】さらに、請求項3記載の本発明に係るハイ
ブリッド形のステッピングモータは、請求項1または請
求項2記載の本発明において、第1のロータと第2のロ
ータとを離間して配置することにより形成された空間部
に、シャフトに連結された駆動制御対象となるアクチュ
エータを配設したので、空間部を有効に利用することが
できるという優れた効果を有する。
ブリッド形のステッピングモータは、請求項1または請
求項2記載の本発明において、第1のロータと第2のロ
ータとを離間して配置することにより形成された空間部
に、シャフトに連結された駆動制御対象となるアクチュ
エータを配設したので、空間部を有効に利用することが
できるという優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例に係るハイブリッド形のステ
ッピングモータにおける第1のロータ、第1のステー
タ、第2のロータ、第2のステータをロータシャフトの
軸線方向に見た状態を示す正面図である。
ッピングモータにおける第1のロータ、第1のステー
タ、第2のロータ、第2のステータをロータシャフトの
軸線方向に見た状態を示す正面図である。
【図2】図1の第1のロータ及び第2のロータを示す図
1に対応する正面図である。
1に対応する正面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3に示される状態から1/20Pだけロータ
が歩進した状態を示す図3に対応する要部拡大図であ
る。
が歩進した状態を示す図3に対応する要部拡大図であ
る。
【図5】図1に示される第1のロータ、第2のロータ、
第1のステータ、第2のステータ等が組み込まれた状態
のハイブリッド形のステッピングモータをロータシャフ
トの軸線を含む平面で切断した状態で示す断面図であ
る。
第1のステータ、第2のステータ等が組み込まれた状態
のハイブリッド形のステッピングモータをロータシャフ
トの軸線を含む平面で切断した状態で示す断面図であ
る。
【図6】9−10相励磁駆動した場合のトルクベクトル
図である。
図である。
【図7】第1の駆動部と第2の駆動部との間にダンパを
配設した実施例を示す図5に対応する断面図である。
配設した実施例を示す図5に対応する断面図である。
【図8】第1の駆動部と第2の駆動部との間にスロット
ル弁を配設した図7の変形例を示す断面図である。
ル弁を配設した図7の変形例を示す断面図である。
10 ハイブリッド形のステッピングモータ 18 室(空間部) 24 ロータシャフト 34 第1のロータ 36 第1のステータ 44 第2のロータ 46 第2のステータ 54 主極 56 主極 58 励磁用コイル 60 励磁用コイル 66 ダンパ(アクチュエータ) 68 スロットル弁(アクチュエータ)
Claims (3)
- 【請求項1】 シャフトに同軸に固定され周面に複数の
ロータ歯が形成された第1のロータと、 前記シャフトに同軸にかつ前記第1のロータと離間して
固定され、前記第1のロータと同一構造の第2のロータ
と、 前記第1のロータと同心に配置され、励磁用コイルが巻
装されていると共に所定数のステータ歯が形成されかつ
等間隔に配置された複数の主極を備えた第1のステータ
と、 前記第2のロータと同心に配置され、前記第1のステー
タと同一構造の第2のステータと、 を有し、 前記第1のロータのロータ歯と前記第1のステータのい
ずれかの主極のステータ歯とが互いに対向した状態か
ら、前記第1のロータが1/2ステップだけ歩進した位
置で、前記第2のロータのロータ歯と前記第2のステー
タのいずれかの主極のステータ歯とが互いに対向するよ
うに、前記第2のステータを前記第1のステータに対し
て前記シャフトの軸線回りにずらして配置したことを特
徴とするハイブリッド形のステッピングモータ。 - 【請求項2】 前記第1のロータ及び前記第1のステー
タ、前記第2のロータ及び前記第2のステータで、それ
ぞれ5相ステッピングモータを構成した場合において、 前記第1のステータに対する前記第2のステータのずれ
角をαとし、前記第1のロータのロータ歯のピッチをP
とし、Nを0以上9以下の整数としたときに、 α=(N+0.1)P/2 で表されるずれ角で、前記第
2のステータを前記第1のステータに対して前記シャフ
トの軸線回りにずらして配置したことを特徴とする請求
項1記載のハイブリッド形のステッピングモータ。 - 【請求項3】 前記第1のロータと前記第2のロータと
を離間して配置することにより形成された空間部に、前
記シャフトに連結された駆動制御対象となるアクチュエ
ータを配設したことを特徴とする請求項1または請求項
2記載のハイブリッド形のステッピングモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23033492A JPH0686515A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ハイブリッド形のステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23033492A JPH0686515A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ハイブリッド形のステッピングモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686515A true JPH0686515A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16906214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23033492A Pending JPH0686515A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ハイブリッド形のステッピングモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686515A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6115522A (en) * | 1997-06-18 | 2000-09-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical fiber cord and optical cord ribbon |
| CN105375713A (zh) * | 2014-08-29 | 2016-03-02 | 香港理工大学 | 双轴电机及双轴驱动方法 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP23033492A patent/JPH0686515A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6115522A (en) * | 1997-06-18 | 2000-09-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical fiber cord and optical cord ribbon |
| CN105375713A (zh) * | 2014-08-29 | 2016-03-02 | 香港理工大学 | 双轴电机及双轴驱动方法 |
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