JPH0686683B2 - ポリウレタンマルチフィラメント弾性糸 - Google Patents
ポリウレタンマルチフィラメント弾性糸Info
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- JPH0686683B2 JPH0686683B2 JP63500011A JP50001188A JPH0686683B2 JP H0686683 B2 JPH0686683 B2 JP H0686683B2 JP 63500011 A JP63500011 A JP 63500011A JP 50001188 A JP50001188 A JP 50001188A JP H0686683 B2 JPH0686683 B2 JP H0686683B2
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- JP
- Japan
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- yarn
- polyurethane
- elastic
- spinning
- elongation
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/12—Stretch-spinning methods
- D01D5/16—Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/70—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyurethanes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はショア硬さ80〜95°のポリウレタンからなる溶
融紡糸された平滑なマルチフィラメント弾性糸に関する
ものである。
融紡糸された平滑なマルチフィラメント弾性糸に関する
ものである。
少くとも85重量%のセグメント化ポリウレタンからなる
溶融紡糸されたポリウレタン弾性糸の製造方法は既知で
ある。このような糸は紡糸後に粘着するために実際上使
用できなかった。その救済はポリウレタンを化学的に変
化させることにより達成される。
溶融紡糸されたポリウレタン弾性糸の製造方法は既知で
ある。このような糸は紡糸後に粘着するために実際上使
用できなかった。その救済はポリウレタンを化学的に変
化させることにより達成される。
押出されたエンドレス糸の粘着性を化学的に減少させる
ことができる方法は既知である(西独国特許出願公開
(DE−A)第2204470号公報)。
ことができる方法は既知である(西独国特許出願公開
(DE−A)第2204470号公報)。
この既知方法では重合体鎖中に、ポリイミドを組み込ん
でいるか、あるいはポリマー メルトを添加している。
得られた重合体を使用して製造したエンドレス糸は極め
て低い速度で巻き取る必要があり、第2工程で伸長され
る。得られた糸の特性については全く示されていない。
でいるか、あるいはポリマー メルトを添加している。
得られた重合体を使用して製造したエンドレス糸は極め
て低い速度で巻き取る必要があり、第2工程で伸長され
る。得られた糸の特性については全く示されていない。
添加剤を添加すると分子量を低下させる作用をし、これ
に伴って溶融物の粘度が低下し、他方では生成する糸の
弾性特性、破断伸び率および強さに悪影響を及ぼすこと
を別にしても、公称160m/分の巻取速度では生産性が不
十分であり、非経済的である。
に伴って溶融物の粘度が低下し、他方では生成する糸の
弾性特性、破断伸び率および強さに悪影響を及ぼすこと
を別にしても、公称160m/分の巻取速度では生産性が不
十分であり、非経済的である。
西独国特許出願公開(DE−A)第1944507号公報には多
段式方法が開示されており、この方法ではポリウレタン
弾性糸の粘着性を紡糸プロセスにおいて低下させてい
る。この方法では第1段階において溶融押出しを行い、
得られた糸を急冷して凝固させ、第2段階において少く
とも30%延伸させ、次の段階において巻取り前に少くと
も50%緩和させる。緊張緩和割合が小さい場合、すなわ
ち巻取速度が速い場合には糸の粘着性が大きくなること
を理論的考察に基づいて詳述している。
段式方法が開示されており、この方法ではポリウレタン
弾性糸の粘着性を紡糸プロセスにおいて低下させてい
る。この方法では第1段階において溶融押出しを行い、
得られた糸を急冷して凝固させ、第2段階において少く
とも30%延伸させ、次の段階において巻取り前に少くと
も50%緩和させる。緊張緩和割合が小さい場合、すなわ
ち巻取速度が速い場合には糸の粘着性が大きくなること
を理論的考察に基づいて詳述している。
この方法によれば、溶融紡糸した糸を伸長し、次いで再
び緩和する。この方法のプロセスは出来上った完全に冷
却された弾性糸が取出しローラ上に存在していることを
示唆している。この糸はポリウレタンエラストマーの代
表的な特性を示し;この糸は弾性が大きいために本来の
意味ではもはや延伸させることはできないが著しく伸長
させることができ、この延びは可逆的である。西独国特
許出願公開(DE−A)第1944507号による伸長処理は糸
の特性に大きな影響を及ぼすことがない。
び緩和する。この方法のプロセスは出来上った完全に冷
却された弾性糸が取出しローラ上に存在していることを
示唆している。この糸はポリウレタンエラストマーの代
表的な特性を示し;この糸は弾性が大きいために本来の
意味ではもはや延伸させることはできないが著しく伸長
させることができ、この延びは可逆的である。西独国特
許出願公開(DE−A)第1944507号による伸長処理は糸
の特性に大きな影響を及ぼすことがない。
従来、溶融紡糸により経済的条件下に、すなわち速い紡
糸速度においてポリウレタン弾性系を製造しようという
すべての試みは、紡糸速度が決められた限度を越えて増
大するとすぐに押出されたフィラメントが粘着する点で
失敗であった。
糸速度においてポリウレタン弾性系を製造しようという
すべての試みは、紡糸速度が決められた限度を越えて増
大するとすぐに押出されたフィラメントが粘着する点で
失敗であった。
本発明においては驚くべきことには、一般的な学説とは
反対に、不可逆的延伸が起るように重合体および延伸条
件を選定し、応力除去/緩和を完全に断念し、最後に巻
取速度をさらに高める場合には、糸の相互間およびフィ
ブリルの相互間における既知の粘着を回避することがで
き、高モジュラスで加工性の一層良好な糸を製造するこ
とができることを見い出した。
反対に、不可逆的延伸が起るように重合体および延伸条
件を選定し、応力除去/緩和を完全に断念し、最後に巻
取速度をさらに高める場合には、糸の相互間およびフィ
ブリルの相互間における既知の粘着を回避することがで
き、高モジュラスで加工性の一層良好な糸を製造するこ
とができることを見い出した。
溶融紡糸後における糸の急冷は一層費用のかかる処理工
程であり、糸の特性を変える。
程であり、糸の特性を変える。
高い紡糸温度において速い巻取速度を使用することによ
り経済性を著しく高めることができる。これにより極め
て微細なフィブリルの糸を製造することができる。
り経済性を著しく高めることができる。これにより極め
て微細なフィブリルの糸を製造することができる。
本発明の目的は、溶融紡糸によって経済的に製造するこ
とができ、フィブリルが相互に粘着していない高モジュ
ラスで高強度のマルチフィラメント弾性糸を提供するこ
とにある。
とができ、フィブリルが相互に粘着していない高モジュ
ラスで高強度のマルチフィラメント弾性糸を提供するこ
とにある。
本発明においては、ショア硬さ80〜95°のポリウレタン
からなる弾性糸において、モジュラスが10〜40cN/テッ
クスであり、破断伸び率が未延伸糸の長さに対して80〜
300%であることを特徴とするポリウレタンマルチフィ
ラメント弾性糸によって、上述の目的を達成する。
からなる弾性糸において、モジュラスが10〜40cN/テッ
クスであり、破断伸び率が未延伸糸の長さに対して80〜
300%であることを特徴とするポリウレタンマルチフィ
ラメント弾性糸によって、上述の目的を達成する。
本発明の弾性糸を製造するのに使用するポリウレタンと
しては、押し出すことができ、芳香族ジイソシアネート
例えば4,4′−ジフェニル−メタンジイソシアネート(M
DI)と直鎖ポリエーテル例えばポリテトラメチレングリ
コールまたは脂肪族ポリエステル例えばポリブチレンア
ジペートまたはポリカプロラクトンジオールとからなる
ものが好ましい。また、ヘキサヒドロ−MDIのような脂
環式ジイソシアネートと直鎖セグメントポリエーテルと
からなるブロック重合体も適当である。この重合体はよ
く知られているように特に医療用用具(Medizinische E
insatze)に使用するのに適している。適当なポリウレ
タンの軟化点は180〜230℃であり、硬さ(ショアA)は
80〜95°、密度は1.1〜1.25g/cm3である。この硬さはポ
リウレタン糸の粘着性に対して重要な役割を演じる。
しては、押し出すことができ、芳香族ジイソシアネート
例えば4,4′−ジフェニル−メタンジイソシアネート(M
DI)と直鎖ポリエーテル例えばポリテトラメチレングリ
コールまたは脂肪族ポリエステル例えばポリブチレンア
ジペートまたはポリカプロラクトンジオールとからなる
ものが好ましい。また、ヘキサヒドロ−MDIのような脂
環式ジイソシアネートと直鎖セグメントポリエーテルと
からなるブロック重合体も適当である。この重合体はよ
く知られているように特に医療用用具(Medizinische E
insatze)に使用するのに適している。適当なポリウレ
タンの軟化点は180〜230℃であり、硬さ(ショアA)は
80〜95°、密度は1.1〜1.25g/cm3である。この硬さはポ
リウレタン糸の粘着性に対して重要な役割を演じる。
ポリエーテル−またはポリエーテルエステル−またはポ
リエステルアミン−ウレタンのような同じ系列のポリウ
レタン(PUR)は、十分な溶融安定性を有している限
り、同様に導入し、溶融紡糸し、弾性糸に加工すること
ができる。
リエステルアミン−ウレタンのような同じ系列のポリウ
レタン(PUR)は、十分な溶融安定性を有している限
り、同様に導入し、溶融紡糸し、弾性糸に加工すること
ができる。
本発明においては、溶融物から紡糸され、巻き取ること
ができ、高い初期モジュラスを有し、個々のフィブリル
が相互に粘着していないマルチ弾性糸を製造することが
できた。本発明においては、糸は一体化された一段階法
で、すなわち紡糸後に直接に既知装置を使用して延伸さ
れ巻き取られ、追加の処理工程例えば緩和工程は不必要
である。
ができ、高い初期モジュラスを有し、個々のフィブリル
が相互に粘着していないマルチ弾性糸を製造することが
できた。本発明においては、糸は一体化された一段階法
で、すなわち紡糸後に直接に既知装置を使用して延伸さ
れ巻き取られ、追加の処理工程例えば緩和工程は不必要
である。
生成する平滑な弾性糸は巻取り後直ちにさらに加工する
のに適している。この弾性糸は編み組みする(umspinne
n)ことなく直接使用することができる点で既知のエラ
ストマーより有利である。
のに適している。この弾性糸は編み組みする(umspinne
n)ことなく直接使用することができる点で既知のエラ
ストマーより有利である。
好適例では、先ずポリウレタン顆粒を190〜240℃で溶融
し、押し出す。巻取速度は600m/分以上、好ましくは900
m/分より速くする必要があり、これにより伸び率は1.5
以上になる。紡糸された糸の取出し後直ちに、延伸およ
び巻取りが行われるので、プロセスは実際上同時にまた
は同期して起ると見なすことができ、すなわち紡糸延伸
と見なすことができる。
し、押し出す。巻取速度は600m/分以上、好ましくは900
m/分より速くする必要があり、これにより伸び率は1.5
以上になる。紡糸された糸の取出し後直ちに、延伸およ
び巻取りが行われるので、プロセスは実際上同時にまた
は同期して起ると見なすことができ、すなわち紡糸延伸
と見なすことができる。
生成した糸は第1ローラ対上ではまだ完全には冷却され
ておらず、延伸圏において実際の延伸がなお許容され
る。この延伸、従って糸における一層大きい分子配向は
低い破断伸び率、高い煮沸収縮率(Kochschrumpf)およ
び特に著しく増大したモジュラスとして表われ、取出し
圏における分子配向は予想通りに取出速度によって左右
され、重合体の粘度は温度依存性が大きいので紡糸温度
によって著しく左右される。予備配向が小さすぎる場合
には、モジュラスは最大値まで上昇することはできな
い。
ておらず、延伸圏において実際の延伸がなお許容され
る。この延伸、従って糸における一層大きい分子配向は
低い破断伸び率、高い煮沸収縮率(Kochschrumpf)およ
び特に著しく増大したモジュラスとして表われ、取出し
圏における分子配向は予想通りに取出速度によって左右
され、重合体の粘度は温度依存性が大きいので紡糸温度
によって著しく左右される。予備配向が小さすぎる場合
には、モジュラスは最大値まで上昇することはできな
い。
巻取りは無張力下に行うのが好ましい。
この高モジュラスの紡糸延伸された糸は扁平な形状のも
のに加工することができる。仕上げ処理中に扁平な形状
のものの寸法が著しく狂うのを防止するために、仕上げ
前に固定処理を行うのが有利である。固定条件を選ぶこ
とにより生成する製品の弾性を制御することができる。
本発明方法によって得られる糸は収縮しているので、形
状の固定を行うのに特に適している。
のに加工することができる。仕上げ処理中に扁平な形状
のものの寸法が著しく狂うのを防止するために、仕上げ
前に固定処理を行うのが有利である。固定条件を選ぶこ
とにより生成する製品の弾性を制御することができる。
本発明方法によって得られる糸は収縮しているので、形
状の固定を行うのに特に適している。
しかし、この扁平な形状のものは最高130℃の水中で、
好ましくは水の沸点以下の温度、例えは94〜100℃の温
度において調質することができる。
好ましくは水の沸点以下の温度、例えは94〜100℃の温
度において調質することができる。
延伸弾性糸を加工前に調質してこの糸に所望の弾性を付
与するのが同様に有利である。
与するのが同様に有利である。
調質は水蒸気、熱水または加熱金属表面によって行うの
が好ましい。十分な寸法安定性を保証するには、調質を
90℃より高い温度で行う必要がある。
が好ましい。十分な寸法安定性を保証するには、調質を
90℃より高い温度で行う必要がある。
弾性糸は調質前にモジュラスが10以上、好ましくは>2
0、特に20〜40cN/テックスであり、破断伸び率が未伸長
糸の長さに対して80〜300%、好ましくは90〜200%であ
る。延伸弾性糸は破断点に延伸されるまでは完全に可逆
的な弾性を示す。
0、特に20〜40cN/テックスであり、破断伸び率が未伸長
糸の長さに対して80〜300%、好ましくは90〜200%であ
る。延伸弾性糸は破断点に延伸されるまでは完全に可逆
的な弾性を示す。
本発明方法の弾性糸は調質後に処理方法および処理温度
に応じて未伸長糸の長さに対して100〜800%、特に300
〜600%、好ましくは約400%の破断伸び率を示す(第1
表および第2表参照)。
に応じて未伸長糸の長さに対して100〜800%、特に300
〜600%、好ましくは約400%の破断伸び率を示す(第1
表および第2表参照)。
本発明方法によって紡糸延伸された弾性糸は破断限界ま
で完全に可逆的に弾性を示すので有利である。
で完全に可逆的に弾性を示すので有利である。
本発明方法によって得られるゴム状弾性を有する弾性糸
の好適な利用分野は扁平な形状をしたテキスタイルであ
る。この場合には、本発明方法によって得られる弾性糸
を、合成または天然の繊維からなる他の非弾性糸と一緒
にして弾性を有する扁平な形状のものに加工するのが有
利であることが分った。
の好適な利用分野は扁平な形状をしたテキスタイルであ
る。この場合には、本発明方法によって得られる弾性糸
を、合成または天然の繊維からなる他の非弾性糸と一緒
にして弾性を有する扁平な形状のものに加工するのが有
利であることが分った。
次に本発明を図面を参照して例について説明する。
第1図は本発明の紡糸延伸法のフローシート、 第2図は加重−伸び率のグラフ、 第3図はヒステリシス曲線である。
第1図において、符号1は紡糸口金を有する紡糸ブロッ
クを示す。フィブリルの束2は給油ピンまたはローラ3
でまとめられて糸2′となり、ローラ4および分離ロー
ラ4′を通って進む。ローラ4および分離ローラ4′は
一緒になってローラ対4,4′を形成する。別のローラ対
5,5′はローラ5と分離ローラ5′とから構成されてい
る。符号6は駆動ローラ7を具えるリールを示す。
クを示す。フィブリルの束2は給油ピンまたはローラ3
でまとめられて糸2′となり、ローラ4および分離ロー
ラ4′を通って進む。ローラ4および分離ローラ4′は
一緒になってローラ対4,4′を形成する。別のローラ対
5,5′はローラ5と分離ローラ5′とから構成されてい
る。符号6は駆動ローラ7を具えるリールを示す。
第2図において曲線1は冷間紡糸延伸糸の場合を示す。
曲線2〜4は曲線1の糸と同じ糸を種々の温度で調質し
た糸についての加重と伸び率との関係を示し、曲線2は
水中40℃の場合、曲線3は水中60℃の場合、曲線4は水
中98℃の場合である。
曲線2〜4は曲線1の糸と同じ糸を種々の温度で調質し
た糸についての加重と伸び率との関係を示し、曲線2は
水中40℃の場合、曲線3は水中60℃の場合、曲線4は水
中98℃の場合である。
第3図には、紡糸延伸糸のヒステリシス曲線1およびさ
らに水中98℃で処理した紡糸延伸糸のヒステリシス曲線
2を示す。
らに水中98℃で処理した紡糸延伸糸のヒステリシス曲線
2を示す。
熱処理の前と後とにおける曲線の差から、ほぼ同じ最大
加重において一層大きい弾性が生じることが明らかであ
る。
加重において一層大きい弾性が生じることが明らかであ
る。
本発明を次の二つの実施例について説明する。
実施例1 芳香族ジイソシアネートとポリカプロラクトンマクロジ
オールとブタンジオールとから製造された硬さ(ショア
A)84°、軟化点185℃、密度1.15g/cm3の熱可塑性ポリ
ウレタン(グッドリッチ社製、商標名:エスティン(Es
tane)54351)10kgを、先ず60℃8時間約50ミリバール
において、次いで90℃24時間高真空において、残留水分
が0.01%になるまで乾燥した。ウベローデ粘度計を使用
し、フェノール/テトラクロロエタン1:1の混合溶媒中
で0.4%濃度にて25℃で測定した場合に、極限粘度は1.8
0であった。
オールとブタンジオールとから製造された硬さ(ショア
A)84°、軟化点185℃、密度1.15g/cm3の熱可塑性ポリ
ウレタン(グッドリッチ社製、商標名:エスティン(Es
tane)54351)10kgを、先ず60℃8時間約50ミリバール
において、次いで90℃24時間高真空において、残留水分
が0.01%になるまで乾燥した。ウベローデ粘度計を使用
し、フェノール/テトラクロロエタン1:1の混合溶媒中
で0.4%濃度にて25℃で測定した場合に、極限粘度は1.8
0であった。
光安定性を改善するためにチバ・ガイギー社製のティヌ
ビン (Tinuvin,商標名)型の紫外線吸収剤を重合の際
に組み入れることができ、あるいは顆粒を粉末にするこ
とかできた。弾性および光沢を改善するためにTiO2およ
びSiO2のような充填剤を使用することができた。
ビン (Tinuvin,商標名)型の紫外線吸収剤を重合の際
に組み入れることができ、あるいは顆粒を粉末にするこ
とかできた。弾性および光沢を改善するためにTiO2およ
びSiO2のような充填剤を使用することができた。
糸を製造するために、顆粒を酸素の不存在下に押出機内
で例えば210℃において溶融し、次いで10μmフィルタ
ースクリーンに、しかる後に8個の孔を有する紡糸口金
を設けた紡糸ブロック1に60バールの入口圧力で圧入
し、紡糸延伸プロセスにおいてデシテックス41f8のマル
チフィラメントに紡糸した。次いで個々のフィラメント
2を40mm水柱の空気吹込み室(図示せず)内で冷却し、
給油ピン3によって一緒にし、給油した。ローラ4によ
って与えられる紡糸速度は600m/分であった。糸2′は
ローラ対4,4′上に5回巻回した後に第2のローラ対5,
5′上に5回巻回し、2.1倍に冷間延長した。平滑な表面
を有する常温のローラ4および5は電動機(図示せず)
によっ駆動させ、対向ローラ4′および5′は空気によ
って駆動させた。これにより摩擦すなわち糸の緊張が小
さくなるので、糸2′は引張られなかった。糸2″は駆
動ローラ7によって1250m/分の巻取速度で無緊張下にリ
ールに巻き取った。
で例えば210℃において溶融し、次いで10μmフィルタ
ースクリーンに、しかる後に8個の孔を有する紡糸口金
を設けた紡糸ブロック1に60バールの入口圧力で圧入
し、紡糸延伸プロセスにおいてデシテックス41f8のマル
チフィラメントに紡糸した。次いで個々のフィラメント
2を40mm水柱の空気吹込み室(図示せず)内で冷却し、
給油ピン3によって一緒にし、給油した。ローラ4によ
って与えられる紡糸速度は600m/分であった。糸2′は
ローラ対4,4′上に5回巻回した後に第2のローラ対5,
5′上に5回巻回し、2.1倍に冷間延長した。平滑な表面
を有する常温のローラ4および5は電動機(図示せず)
によっ駆動させ、対向ローラ4′および5′は空気によ
って駆動させた。これにより摩擦すなわち糸の緊張が小
さくなるので、糸2′は引張られなかった。糸2″は駆
動ローラ7によって1250m/分の巻取速度で無緊張下にリ
ールに巻き取った。
糸の製造は第1図に示す本発明の紡糸延伸法のフローシ
ートに従って行った。
ートに従って行った。
実施例2 硬さ(ショアA)93°、軟化点185℃、密度1.19g/cm3の
同じく医療用用具に適したポリエステルベース熱可塑性
ポリウレタン(グッドリッチ社製、商標名:エスティン
58277)10kgを実施例1と同様にして紡糸し、同時に延
伸した。
同じく医療用用具に適したポリエステルベース熱可塑性
ポリウレタン(グッドリッチ社製、商標名:エスティン
58277)10kgを実施例1と同様にして紡糸し、同時に延
伸した。
実施例1および実施例2で得た糸の特性を第1表および
第2表にまとめて示す。
第2表にまとめて示す。
本発明方法によって得られた実施例1の糸2″は第1表
の第1欄に示す特性を示した。その強さは25cN/テック
ス、その破断伸び率は145%、煮沸収縮率は未伸長糸の
長さに対して61%であった。
の第1欄に示す特性を示した。その強さは25cN/テック
ス、その破断伸び率は145%、煮沸収縮率は未伸長糸の
長さに対して61%であった。
またこの糸は巻取りが良好であった。この糸は粘着性を
全く示さなかった。断面の顕微鏡写真から、個々のフィ
ラメントが互いに良好に分離され、所望の丸い断面を有
することが分った。
全く示さなかった。断面の顕微鏡写真から、個々のフィ
ラメントが互いに良好に分離され、所望の丸い断面を有
することが分った。
この糸は、熱処理例えば熱水中で2分間処理した際に表
の第2〜5欄に示す特性を示した。沸騰水中における破
断伸びの場合には破断伸び率は490%に上昇した(第5
欄)。弾性特性は互いに粘着している商業的に入手でき
る湿式紡糸されたマルチポリウレタン糸に匹敵してい
た。
の第2〜5欄に示す特性を示した。沸騰水中における破
断伸びの場合には破断伸び率は490%に上昇した(第5
欄)。弾性特性は互いに粘着している商業的に入手でき
る湿式紡糸されたマルチポリウレタン糸に匹敵してい
た。
実施例3および4 実施例1の熱可塑性ポリウレ10kgを本発明の紡糸延伸法
によって異なる紡糸温度において600m/分または1600m/
分の取出し速度において紡糸延伸した。
によって異なる紡糸温度において600m/分または1600m/
分の取出し速度において紡糸延伸した。
これらの実施例から分かるように、可能な紡糸速度は重
合体の粘度、従って紡糸温度によって著しく左右され
る。実施例4のように比較的高い紡糸温度では、取出し
速度、従って糸製造時の経済性が著しく向上する。
合体の粘度、従って紡糸温度によって著しく左右され
る。実施例4のように比較的高い紡糸温度では、取出し
速度、従って糸製造時の経済性が著しく向上する。
紡糸延伸された原糸は例えばデシテックス33f10のポリ
アミドと一緒に延伸して扁平な形状のものにすることが
できる。この編んだもの(Gestrick)を固定した後ある
いは熱処理例えば染色した後に、生成物を既知方法でゴ
ム状弾性を有する扁平な形状のものに加工することがで
きる。
アミドと一緒に延伸して扁平な形状のものにすることが
できる。この編んだもの(Gestrick)を固定した後ある
いは熱処理例えば染色した後に、生成物を既知方法でゴ
ム状弾性を有する扁平な形状のものに加工することがで
きる。
特別な利用分野として、医療用の支持用ストッキング、
弾性包帯、スポーツ用衣料、水泳パンツ、パンティース
トッキング(細番手)、弾性フィルター、衣料工業用弾
性材料ならびに医用または外科用特に人工補装具用の弾
性物品製造用の弾性材料を挙げることができる。
弾性包帯、スポーツ用衣料、水泳パンツ、パンティース
トッキング(細番手)、弾性フィルター、衣料工業用弾
性材料ならびに医用または外科用特に人工補装具用の弾
性物品製造用の弾性材料を挙げることができる。
符号の説明 1…紡糸ブロック、2…フィブリルの束 2′…未延伸糸、2″…延伸糸 3…給油ピン、4…ローラ 4′…分離ローラ、5…ローラ 5′…分離ローラ、6…リール 7…リール6の駆動ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】ショア硬さ80〜95°の熱可塑性ポリウレタ
ンを溶融紡糸および冷却の後に不可逆的に延伸し、その
後直ちに少なくとも600m/分の速度で巻き取ることによ
って製造されたマルチフィラメント弾性糸であって、モ
ジュラスが10〜40cN/テックスであり、破断伸び率が未
伸長糸の長さに対して80〜300%であり、破断伸びに達
するまで完全に可逆的な弾性を有し、かつ個々のフィブ
リルが互に粘着することなく接触していることを特徴と
するポリウレタンマルチフィラメント弾性糸。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH5011/86-0 | 1986-12-17 | ||
| CH501186 | 1986-12-17 | ||
| PCT/CH1987/000169 WO1988004703A1 (en) | 1986-12-17 | 1987-12-11 | Process for producing a smooth, multifilament polyurethane elastomer thread, elastomer thread thus produced and its use |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01501716A JPH01501716A (ja) | 1989-06-15 |
| JPH0686683B2 true JPH0686683B2 (ja) | 1994-11-02 |
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|---|---|---|---|
| JP63500011A Expired - Lifetime JPH0686683B2 (ja) | 1986-12-17 | 1987-12-11 | ポリウレタンマルチフィラメント弾性糸 |
Country Status (3)
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| JP (1) | JPH0686683B2 (ja) |
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- 1987-12-11 JP JP63500011A patent/JPH0686683B2/ja not_active Expired - Lifetime
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