JPH068687A - ボ−ルペンチップの製造方法 - Google Patents

ボ−ルペンチップの製造方法

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JPH068687A
JPH068687A JP4194815A JP19481592A JPH068687A JP H068687 A JPH068687 A JP H068687A JP 4194815 A JP4194815 A JP 4194815A JP 19481592 A JP19481592 A JP 19481592A JP H068687 A JPH068687 A JP H068687A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ボ−ルペンチップ1のボ−ル抱持部4に抱持
されているボ−ル2のボ−ルペンチップ1からの突出部
分をボ−ルと当接する部分にボ−ルと略同一形状の球面
形状のボ−ル当接凹部7が形成してなる押圧ピン3によ
り押圧し、ボ−ル抱持部4の底壁5をボ−ル2により押
圧し、押圧変形させてボ−ルと略同一形状の球面状ボ−
ル受け座部6を形成するボ−ルペンチップの製造方法。 【効果】 ボ−ルの変形やボ−ルの欠けが生ずることを
抑制し、押圧ピンの耐久性も向上することができ、さら
には安定した品質のボ−ルペンチップを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ボ−ルを抱持した金属性ボ−ルペ
ンチップの該ボ−ルペンチップから突出するボ−ル先端
部分に押圧ピンによって押圧力を付与し、ボ−ル抱持部
の底壁に押圧変形による球面状のボ−ル受け座部を形成
するボ−ルペンチップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属性ボ−ルペンチップのボ−ル抱持部
を含む孔部分は、一般的に切削加工によって形成される
が、切削加工後のボ−ルペンチップ内壁の表面には無数
の切削跡が形成され、細かい凹凸の多い所謂荒れた状態
となっている。この様にボ−ルペンチップの内壁が荒れ
た状態では、ボ−ルの円滑な回転が阻害されることとな
る。この点に鑑み、従来、押圧ピンでボ−ルを押圧する
ことによりボ−ル受け座部を形成するボ−ルペンチップ
の製造方法は、ボ−ルの形状をボ−ル受け座部に写し、
ボ−ルと略同形状のボ−ル受け座部を形成し、筆記時に
ボ−ルがある程度位置決めされた状態となることと、ボ
−ル受け座部とボ−ルとの接触部の表面状態を切削直後
よりも良好にする目的のものであった。また、この方法
は、押圧ピンのボ−ルと当接する当接部は、平面である
ため、ボ−ルと点或いは点に近い状態で当接するもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法で
は、ボ−ルの一点に押圧力が集中することになり、ボ−
ルの変形やボ−ルの一部が欠ける現象が生ずるという問
題があった。また、同様に押圧ピンの当接部においても
力が一点に集中するため、押圧ピンの耐久性にも問題が
あった。また、ボ−ルと押圧ピンとの当接位置にバラツ
キが発生し、ボ−ルのボ−ルペンチップ先端からの突出
量やボ−ル受け座部などの寸法がバラツクことになり、
安定した品質のボ−ルペンチップが得られないという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボ−ルを抱持
した金属性ボ−ルペンチップの該ボ−ルペンチップから
するボ−ル突出先端部分に押圧ピンによって押圧力を付
与し、ボ−ル抱持部の底壁に押圧変形による球面状のボ
−ル受け座部を形成するボ−ルペンチップの製造方法に
おいて、前記押圧ピンの押圧面に前記ボ−ルと当接する
当接凹部を形成したことを特徴とするボ−ルペンチップ
の製造方法を要旨とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づき詳述する。各実施例に
は、基本的に同等部位には同一の参照符号を付してあ
る。
【0006】参照符号1は金属製のボ−ルペンチップ、
2は金属製ボ−ル、3はボ−ル押圧ピンを示す。ボ−ル
2はボ−ルペンチップ1のボ−ル抱持部4に抱持されて
いる。このボ−ルペンチップ1とボ−ル2とによりボ−
ルペンの筆記部が構成される。押圧ピン3を矢印方向
(図面上A方向)に動かし、ボ−ル2を押圧し、ボ−ル
抱持部4の底壁5をボ−ル2により押圧し、押圧変形さ
せてボ−ルと略同一形状の球面状ボ−ル受け座部6を形
成する。
【0007】ここで、図2に示すように、押圧ピン3の
ボ−ルと当接する部分には、ボ−ルと略同一形状の球面
形状のボ−ル当接凹部7が形成されている。押圧ピン3
がボ−ル2と当接した状態で、ボ−ル2と押圧ピン3は
見かけ上面接触で当接する。これにより、押圧ピン3の
押圧力を効率的にボ−ル2に伝えることができる。よっ
て、押圧力が集中することはなくボ−ルの変形や欠けを
抑制し、押圧ピン3の耐久性も向上する。また、当接凹
部7により、押圧ピン3に対してボ−ル2の位置決めを
することができるので押圧ピン3に対するボ−ルペンチ
ップ1の位置関係を管理すればボ−ルペンチップ1に形
成されるボ−ル受け座部6の位置を管理することができ
る。
【0008】押圧ピン3の当接凹部7は図面に示すごと
くボ−ル2と面接触するような球状凹部とするほかに、
ボ−ル2と周状の線接触をするような円錐状の凹部とす
ることもできる。
【0009】この様な方法により形成したボ−ルペンチ
ップ1のボ−ル受け座部6は、ボ−ルにより一旦過剰に
押圧変形された後、金属の有する弾性力によって若干復
元し、結果的にボ−ル2とボ−ル受け座部6とが線接触
状態となる。粘度が2〜5センチポイズといった水性ボ
−ルペンインキのような低粘度インキの場合、ボ−ル2
とボ−ル受け座部6とが線接触となると、ボ−ル抱持部
4内においてインキの移動がスム−ズになり、筆記感が
良好になる。
【0010】図1の実施例における押圧ピン3を、適宜
手段により、ボ−ルペンチップ1の周方向(図1上矢印
B方向)に回転させながらボ−ル2を押圧することもで
きる。押圧ピン3の回転に連動して、ボ−ル2も回転す
るため、ボ−ル受け座部6には押圧力に加えて回転力が
付与されることになる。ボ−ルペンチップ1が回転しな
いように固定することにより、ボ−ル受け座部6を回転
による凝着摩耗させる。これにより、ボ−ル受け座部6
のボ−ル2との接触部分には前述した金属の弾性力が抑
制され押圧後の復元が起こりにくくなる。よって、この
加工によりボ−ル2とボ−ル受け座部6とは面接触状態
となる。
【0011】ボ−ルとボ−ル受け座部が面接触するボ−
ルペンチップは、粘度が6000〜10000センチポ
イズといった油性ボ−ルペンインキのように粘度の高い
インキに対して良好である。油性のボ−ルペンインキの
ように、ある程度粘度の高いインキは、ボ−ルとボ−ル
受け座部とが線接触状態となっているとインキの膜が分
離され、ボ−ルとボ−ル受け座部との金属同志の接触と
なり、筆記する際に使用者にひっかかりのある筆記感を
与えてしまう。また、ボ−ルに乗って紙面に転写される
インキの量も少なくなり、筆記に際してインキの追従性
が悪いものとなってしまう。結果としてボ−ルに乗って
紙面に転写されるインキの量も少なくなり、筆記線のか
すれなどが生じる。本実施例によれば、ボ−ル2とボ−
ル受け座部6とは面接触しつつ、両者の微小な隙間にイ
ンキの膜が形成され、ボ−ルに大量のインキが乗ること
ができ、筆記に際してのインキの追従性が良好となる。
【0012】ここで、図3に示すように、ボ−ルに付与
する回転力を周方向(図面上、矢印C方向)の回転力に
対して垂直方向(図面上、矢印D方向)の回転力を付与
することもできる。具体的には、図4に示すように、押
圧ピン3を胴部8に全周に渡ってボ−ル当接凹部7を形
成した円柱状の当接体9を有するものとなし、ボ−ル当
接凹部7をボ−ル2に当接させ、ボ−ル2をボ−ル受け
座部6に押圧しながらボ−ル当接凹部7の全周がボ−ル
2と当接するように当接体9を回転させ、さらに押圧ピ
ン全体をボ−ルペンチップ1に対して周方向に回転させ
る。
【0013】これらのように、回転力を付与して得られ
たボ−ル受け座部6の形状を図3、図3のI部拡大図で
ある図5に示す。ボ−ル2と当接するボ−ル受け座部6
には凝着摩耗による微細な摩耗跡が形成され、その端部
10に塑性変形による歪の逃げ部として微小の突部11
が形成される。この突部11はさらにインキとボ−ルと
の接触面積を増大することになり、インキの膜を保持
し、ボ−ルの回転もスム−ズとなり、また、インキの追
従性を良好となすことができる。
【0014】以上において、ボ−ルペンチップ1、ボ−
ル2、押圧ピン3には種々の金属が採用できるが、ステ
ンレス、洋白などの合金が使用されることが多い。具体
的には、ボ−ルペンチップとしてクロムを20%、モリ
ブデンを2%含有する鉄合金を採用し、ボ−ルとして、
コバルトを10%含有するタングステンカ−バイド合金
を採用したものがある。また、ボ−ルペンチップ1、ボ
−ル2、押圧ピン3の関係としては押圧ピンよりもボ−
ルが硬く、ボ−ルペンチップよりもボ−ルが硬い方が好
ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、ボ−ルを抱持した金属性ボ−
ルペンチップの該ボ−ルペンチップからするボ−ル突出
先端部分に押圧ピンによって押圧力を付与し、ボ−ル抱
持部の底壁に押圧変形による球面状のボ−ル受け座部を
形成するボ−ルペンチップの製造方法において、前記押
圧ピンの押圧面に前記ボ−ルと当接する当接凹部を形成
してなるので、ボ−ルの変形やボ−ルの欠けが生ずるこ
とを抑制し、押圧ピンの耐久性も向上することができ、
ボ−ルのボ−ルペンチップからの突出量やボ−ル受け座
部などの寸法精度のバラツキを最小限に押さえ、安定し
た品質のボ−ルペンチップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す断面図。
【図2】本発明に使用する部材を示す斜視図。
【図3】本発明の他の例を示す断面図。
【図4】部材を示す斜視図。
【図5】本発明により製造される部材の要部拡大断面
図。
【符号の説明】
A 回転方向を示す矢印 B 回転方向を示す矢印 C 回転方向を示す矢印 D 回転方向を示す矢印 I 要部 1 ボ−ルペンチップ 2 ボ−ル 3 押圧ピン 4 ボ−ル抱持部 5 底壁 6 ボ−ル受け座部 7 ボ−ル当接凹部 8 胴部 9 当接体 10 端部 11 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボ−ルを抱持した金属性ボ−ルペンチッ
    プの該ボ−ルペンチップからするボ−ル突出先端部分に
    押圧ピンによって押圧力を付与し、ボ−ル抱持部の底壁
    に押圧変形による球面状のボ−ル受け座部を形成するボ
    −ルペンチップの製造方法において、前記押圧ピンの押
    圧面に前記ボ−ルと当接する当接凹部を形成したことを
    特徴とするボ−ルペンチップの製造方法。
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