JPH0687747B2 - 大豆加工食品 - Google Patents

大豆加工食品

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JPH0687747B2
JPH0687747B2 JP60278751A JP27875185A JPH0687747B2 JP H0687747 B2 JPH0687747 B2 JP H0687747B2 JP 60278751 A JP60278751 A JP 60278751A JP 27875185 A JP27875185 A JP 27875185A JP H0687747 B2 JPH0687747 B2 JP H0687747B2
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千香子 保芦
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有限会社松兵衛
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、大豆蛋白を含有する素材を加熱処理してなる
大豆加工食品に関する。
「従来技術およびその問題点」 従来より、大豆加工食品として、油揚げやがんもどきが
知られている。油揚げは豆腐を薄く切って油で揚げたも
のであり、がんもどきは豆腐をねりつぶして成形し油で
揚げたものである。これらの揚げ物は、発泡により内部
が多孔質となっている。この場合、油揚げは、がんもど
きに比べて発泡による膨張率が高くテクスチャーがより
軟らかくなっている。
しかしながら、従来の油揚げや、がんもどきにおいて
は、全体を均一な材料から製造しているので、テクスチ
ャーや、油で揚げたときの形状に変化が乏しいという問
題点があった。
「発明の目的」 本発明の目的は、テクスチャーや形状に変化をもたら
し、製品を多様化することができるようにした大豆加工
食品を提供することにある。
「発明の構成」 本発明の大豆加工食品の一つは、大豆蛋白と、油と、水
および/または豆乳との混合物からなる第1の素材と、
大豆蛋白と、油と、水および/または豆乳と、硫酸カル
シウムおよび/またはグルコノデルタラクトンとの混合
物からなる第2の素材とを接合し、加熱処理してなるこ
とを特徴とする。
本発明の大豆加工食品のもう一つは、大豆蛋白と、油
と、水および/または豆乳との混合物からなる第1の素
材と、大豆蛋白と、油と、水および/または豆乳との混
合物に酸を添加して弱酸性とされた第2の素材とを接合
し、加熱処理してなることを特徴とする。
本発明の大豆加工食品のさらにもう一つは、大豆蛋白
と、油と、水および/または豆乳との混合物からなる第
1の素材と、がんも生地からなる第2の素材とを接合
し、加熱処理してなることを特徴とする。
このように、発泡による熱膨張率の異なる複数種の大豆
蛋白含有素材を接合し、加熱処理することによって、複
数種の素材の発泡による熱膨張率の差により、食品の形
状に変化をもたらすことができる。また、より大きく膨
張した素材は軟らかいテクスチャーとなり、あまり膨張
しなかった素材は比較的硬いテクスチャーとなるので、
テクスチャーにも変化をもたらすことができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において、大豆蛋白含有素材としては、大豆より
調整された各種の材料、例えば豆腐、豆乳、脱脂大豆
粉、濃縮脱脂大豆粉、大豆分離蛋白粉などを含む素材が
用いられる。
そして、本発明においては、発泡による熱膨張率の異な
る複数種の大豆蛋白含有素材を使用し、これらを接合す
るようにする。
発泡による熱膨張率の大きい大豆蛋白含有素材として
は、例えば、大豆分離蛋白と、大豆油などの油と、水と
を混合した素材を用いることができる。この場合、配合
割合は、重量比で大豆分離蛋白:油:水=1:0.3〜4.0:
3.0〜5.0程度が好ましい。なお、水の代りに豆乳を用い
ることもできる。各原料は、例えば高速カッターやサイ
レントカッターで1500rpm以上で粘りがでてくるまで混
合し、ペースト状の素材とする。
また、発泡による熱膨張率の小さい大豆蛋白含有素材と
しては、例えば大豆分離蛋白と、油と、水および/また
は豆乳とからなる上記混合物に、硫酸カルシウムおよび
/またはグルコノデルタラクトンを添加した素材が使用
できる。この場合、硫酸カルシウムおよび/またはグル
コノデルタラクトンは、上記混合物100重量部に対して
0.1〜0.2重量部程度添加することが好ましい。
発泡による熱膨張率の小さい大豆蛋白含有素材の他の例
としては、大豆分離蛋白と、油と、水および/または豆
乳とからなる上記混合物に、クエン酸などを添加し、PH
=6.5程度の弱酸性にした素材が挙げられる。
さらに、発泡による熱膨張率の小さい大豆蛋白含有素材
としては、がんも生地を用いることもできる。がんも生
地は、豆腐をくずして水を切り、がんねり機でねり、こ
れに必要に応じて山芋(とろろいも)などを加えてねる
ことにより調整できる。なお、山芋の添加量は5〜15重
量%程度が好ましい。
なお、これらの各素材には、上記材料の他に、ごぼう、
にんじん、ごま、けしの実、椎茸、竹の子などの野菜
類、ひじきなどの海草類、豚肉、牛肉、鳥肉などの畜肉
類、えび、いか、貝などの魚介類を種物として添加混合
してもよい。
本発明の大豆加工食品は、上記のような発泡による熱膨
張率の異なる各素材を組合せ、それぞれ適宜形状に成形
して接合し、これを加熱処理することにより形成され
る。加熱処理は、油で行なってもよく、マイクロ波加熱
などにより行なってもよい。油で加熱する場合、例えば
110℃で5〜9分処理した後、さらに160〜170℃で30〜6
0秒程度処理するのが適当である。さらに、マイクロ波
加熱の場合は、例えば直径5cm程度の成形素材を6個処
理する場合、2450MHzで2分20秒程度処理するのが適当
である。
本発明の大豆加工食品は、焼いてそのまま食べてもよ
く、おでん等の種としてもよく、そばやうどんに載せて
食べてもよい。その他、種々の料理に利用できる。
「発明の実施例」 先ず、大豆蛋白含有素材として、次の各素材を調整し
た。なお、以下の記載において使用した大豆分離蛋白
は、「フジプロR」(商品名、不二製油製)である。ま
た、各材料の配合比は、全て重量比である。
(素材A) 大豆分離蛋白:大豆油:水=1:0.6〜1.5:3.2〜3.5の割
合で配合し、高速カッターにより1500rpm以上で粘りが
でてくるまで混合した。
(素材B) 大豆分離蛋白:大豆油:全粒豆乳(固形分9〜10%):
水=1:0.6〜1.5:3.3:0.3〜0.5の割合で配合し、高速カ
ッターにより1500rpm以上で粘りがでてくるまで混合し
た。
(素材C) 素材Bの配合に、硫酸カルシウムを0.2重量%添加した
後、高速カッターにより1500rpm以上で粘りがでてくる
まで混合した。
(素材D) 素材Bに対してさらにクエン酸を添加し、PHを6.5に調
整した。
(素材E) 市販のもめん豆腐をすりつぶしてがんねり機で粘り気が
出てくるまでねり、さらに山芋を5〜15重量%添加して
ねり上げた。
上記素材A〜Eを用い、直径5cm、内径3cm、厚さ2cmの
リングをそれぞれ成形した。そして、これらの成形素材
について、110℃で5〜9分処理した後、さらに160〜17
0℃で30〜60秒処理する油加圧、あるいは、2450MHzで2
分20秒のマイクロ波加熱(ただし、5個同時処理)をそ
れぞれ施し、リング直径の膨張率を測定した。この結果
を次表に示す。
第1図および第2図には、上記素材Aおよび素材Eを用
いて製造した本発明による大豆加工食品の一実施例が示
されている。すなわち、素材Eからなる円盤12の外周
に、素材Aからなるリング11が接合され、油で揚げられ
ている。素材A、Eはいずれも油で挙げたときに発泡し
て多孔質となっているが、素材Aからなるリング11は、
素材Eからなる円盤12よりも大きく熱膨張してより多孔
質となっている。したがって、リング11はスポンジ状の
軟らかいテクスチャーを有し、円盤12は緻密なテクスチ
ャーを有している。
この大豆加工食品の製造に際しては、第3図に示すよう
に、二重円筒状のノズルを有する押出し成形機21の外側
のノズルから素材Aを押出し、内側のノズルから素材E
を押出す。その際、素材Eの押出し圧力P2に対して、素
材Aの押出し圧力P1をより大きくする。そして、押し出
された各素材A、Eを互いに接合し、ノズル先端の図中
D線で示す部分で厚さ2cm程度にシャッターで切断して
成形物を得る。こうして得られた成形物を110℃で5〜
9分油で揚げ、さらに160〜170℃で30〜60秒油で揚げ
る。発泡によってリング11が円盤12よりも大きく熱膨張
し、第1図および第2図に示す大豆加工食品が得られ
る。
第4図には、前記素材Bと素材Dとを用いて製造した本
発明による大豆加工食品の他の実施例が示されている。
すなわち、素材Bからなる一対の板状体13の間に、素材
Eからなる板状体14が挾まれたサンドイッチ構造をなし
ており、全体がマイクロ波加熱されている。素材B、D
はマイクロ波加熱されたときにいずれも発泡して多孔質
となっているが、素材Bからなる板状体13は、素材Dか
らなる板状体14よりも大きく膨張してより多孔質となっ
ている。したがって、変化に富んだ形状およびテクスチ
ャーが得られる。
この大豆加工食品は、第5図に示すように、素材Bと素
材Dを3層の板状に押出し成形して接合し、これを2450
MHzでマイクロ波加熱することにより製造したものであ
る。
第6図には、前記素材Aと素材Eとを用いて製造した本
発明による大豆加工食品のさらに他の実施例が示されて
いる。すなわち、素材Eを台形の如き板状体15に成形
し、その一辺に素材Aを細長い棒状体16に成形して接合
する。そして、この成形体110℃で5〜9分油で揚げ、
さらに160〜170℃で30〜60秒油で揚げることにより製造
したものである。この大豆加工食品は、素材Eからなる
台形の如き板状体15の一辺に、素材Aからなる棒状体16
がより膨張して接合されており、全体としてステーキの
如き形状をなしている。
第7図には、前記素材Aと素材Eとを用いて製造した本
発明による大豆加工食品のさらに他の実施例が示されて
いる。すなわち、素材Eを棒状体17に成形し、その両端
部に素材Aを球状体18に成形して接合する。そして、こ
の成形物を110℃で5〜9分油で揚げ、さらに160〜170
℃で30〜60秒油で揚げることにより製造したものであ
る。この大豆加工食品は、素材Eからなる棒状体17の両
端部に球状体18が膨張して接合されており、全体として
骨の如き形状をなしている。
第8図および第9図には、素材Aと素材Cとを用いて製
造した本発明による大豆加工食品のさらに他の実施例が
示されている。すなわち、素材Aを円盤19に成形し、そ
の外周に素材Dをリング20にして接合する。そして、こ
の成形物を110℃で5〜9分油で揚げ、さらに160〜170
℃で30〜60秒油で揚げることにより製造したものであ
る。この大豆加工食品は、発泡によって円盤19がリング
20よりも大きく熱膨張し、円盤19の中央部が膨らんでい
る。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、発泡による熱膨
張率の異なる複数種の大豆蛋白含有素材を組合せたの
で、食品の形状に変化をもたらすことができる。また、
大きく膨張した素材は軟らかく多孔質となり、あまり膨
張しなかった素材は比較的硬く緻密となるので、テクス
チャーにも変化をもたらすことができる。したがって、
大豆加工食品の多様化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による大豆加工食品の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図におけるII−II線に沿った断面
図、第3図は押出し成形機による素材の成形例を示す断
面図、第4図は本発明による大豆加工食品の他の実施例
を示す一部切欠き斜視図、第5図は同大豆加工食品の製
造に際して素材を成形した状態を示す一部切欠き斜視
図、第6図は本発明による大豆加工食品のさらに他の実
施例を示す斜視図、第7図は本発明による大豆加工食品
のさらに他の実施例を示す側面図、第8図は本発明によ
る大豆加工食品のさらに他の実施例を示す斜視図、第9
図は第8図におけるVIII−VIII線に沿った断面図であ
る。 図中、A、B、C、D、Eは大豆蛋白含有素材である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大豆蛋白と、油と、水および/または豆乳
    との混合物からなる第1の素材と、大豆蛋白と、油と、
    水および/または豆乳と、硫酸カルシウムおよび/また
    はグルコノデルタラクトンとの混合物からなる第2の素
    材とを接合し、加熱処理してなることを特徴とする大豆
    加工食品。
  2. 【請求項2】大豆蛋白と、油と、水および/または豆乳
    との混合物からなる第1の素材と、大豆蛋白と、油と、
    水および/または豆乳との混合物に酸を添加して弱酸性
    とされた第2の素材とを接合し、加熱処理してなること
    を特徴とする大豆加工食品。
  3. 【請求項3】大豆蛋白と、油と、水および/または豆乳
    との混合物からなる第1の素材と、がんも生地からなる
    第2の素材とを接合し、加熱処理してなることを特徴と
    する大豆加工食品。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れか一において、前記加熱処理は油で揚げることにより
    なされている大豆加工食品。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れか一において、前記加熱処理はマイクロ波加熱により
    なされている大豆加工食品。
JP60278751A 1985-12-11 1985-12-11 大豆加工食品 Expired - Lifetime JPH0687747B2 (ja)

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JPS62138144A JPS62138144A (ja) 1987-06-20
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