JPH0687792A - カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物 - Google Patents
カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物Info
- Publication number
- JPH0687792A JPH0687792A JP26651692A JP26651692A JPH0687792A JP H0687792 A JPH0687792 A JP H0687792A JP 26651692 A JP26651692 A JP 26651692A JP 26651692 A JP26651692 A JP 26651692A JP H0687792 A JPH0687792 A JP H0687792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbonate compound
- group
- refrigerating machine
- oil
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】一般式(I)
【化1】
で示されるカーボネート化合物、及びこれを基油とする
冷凍機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍
機作動流体用組成物。 【効果】本発明のカーボネート化合物を基油とする冷凍
機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作
動流体用組成物は、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性、電気絶縁性に優れると共に、耐加水分解性、熱安定
性に優れたものである。
冷凍機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍
機作動流体用組成物。 【効果】本発明のカーボネート化合物を基油とする冷凍
機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作
動流体用組成物は、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性、電気絶縁性に優れると共に、耐加水分解性、熱安定
性に優れたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なカーボネート化
合物に関し、更には冷媒であるジクロロジフルオロメタ
ン(CFC12)、クロロジフルオロメタン(HCFC
22)等の代替品となりうるハイドロフルオロカーボ
ン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC13
4a)、ジフルオロメタン(HFC32)に対して相溶
性の優れたカーボネート化合物を基油とする冷凍機油及
びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作動流体
用組成物に関するものである。
合物に関し、更には冷媒であるジクロロジフルオロメタ
ン(CFC12)、クロロジフルオロメタン(HCFC
22)等の代替品となりうるハイドロフルオロカーボ
ン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC13
4a)、ジフルオロメタン(HFC32)に対して相溶
性の優れたカーボネート化合物を基油とする冷凍機油及
びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作動流体
用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近、
オゾン層保護のため冷蔵庫やカークーラーに使用されて
いるジクロロジフルオロメタン(CFC12)の使用が
禁止されることが決まり、続いてルームエアコン等に使
用されているクロロジフルオロメタン(HCFC22)
の使用も規制されようとしている。そのため、このCF
C12やHCFC22の代替品として、オゾン層を破壊
することのないハイドロフルオロカーボン、例えば1,1,
1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a)やジフル
オロメタン(HFC32)が開発されている。
オゾン層保護のため冷蔵庫やカークーラーに使用されて
いるジクロロジフルオロメタン(CFC12)の使用が
禁止されることが決まり、続いてルームエアコン等に使
用されているクロロジフルオロメタン(HCFC22)
の使用も規制されようとしている。そのため、このCF
C12やHCFC22の代替品として、オゾン層を破壊
することのないハイドロフルオロカーボン、例えば1,1,
1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a)やジフル
オロメタン(HFC32)が開発されている。
【0003】しかし、ハイドロフルオロカーボンはCF
C12に比べて極性が高いため、冷凍機油として従来よ
り一般に使用されているナフテン系鉱油やポリ−α−オ
レフィン、アルキルベンゼン等の潤滑油を用いると、こ
れらの潤滑油とハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
悪く、低温において二層分離を起こす。二層分離を起こ
すと、オイル戻りが悪くなり、熱交換器としての凝縮器
や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝熱を妨げ、また
潤滑不良や起動時の泡の発生等の重要欠陥の原因とな
る。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新しい冷媒雰
囲気下で冷凍機油として使用することができない。
C12に比べて極性が高いため、冷凍機油として従来よ
り一般に使用されているナフテン系鉱油やポリ−α−オ
レフィン、アルキルベンゼン等の潤滑油を用いると、こ
れらの潤滑油とハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
悪く、低温において二層分離を起こす。二層分離を起こ
すと、オイル戻りが悪くなり、熱交換器としての凝縮器
や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝熱を妨げ、また
潤滑不良や起動時の泡の発生等の重要欠陥の原因とな
る。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新しい冷媒雰
囲気下で冷凍機油として使用することができない。
【0004】潤滑性についてもCFC12においては、
それが一部分解して塩化水素を発生させ、この塩化水素
が摩擦面と反応して、塩化物皮膜を形成し潤滑性を良好
にするという効果があった。しかしながら、塩素原子を
含んでいないハイドロフルオロカーボンにはこのような
効果が期待できないため、ハイドロフルオロカーボンと
共に使用する冷凍機油には従来のものより一層優れた潤
滑性が求められる。
それが一部分解して塩化水素を発生させ、この塩化水素
が摩擦面と反応して、塩化物皮膜を形成し潤滑性を良好
にするという効果があった。しかしながら、塩素原子を
含んでいないハイドロフルオロカーボンにはこのような
効果が期待できないため、ハイドロフルオロカーボンと
共に使用する冷凍機油には従来のものより一層優れた潤
滑性が求められる。
【0005】また、更にハイドロフルオロカーボンと共
に用いられる冷凍機油としては、ハイドロフルオロカー
ボン共存下での熱安定性の良いことが必要である。この
他、電気冷蔵庫、ルームエアコン等の圧縮式冷凍機に
は、絶縁材やエナメル線などモーターに用いられている
有機材料が存在するため、ハイドロフルオロカーボンと
冷凍機油からなる作動流体としては、これらの有機材料
に悪影響を及ぼさないことが必要であるし、電気絶縁性
も良好であることが必要である。
に用いられる冷凍機油としては、ハイドロフルオロカー
ボン共存下での熱安定性の良いことが必要である。この
他、電気冷蔵庫、ルームエアコン等の圧縮式冷凍機に
は、絶縁材やエナメル線などモーターに用いられている
有機材料が存在するため、ハイドロフルオロカーボンと
冷凍機油からなる作動流体としては、これらの有機材料
に悪影響を及ぼさないことが必要であるし、電気絶縁性
も良好であることが必要である。
【0006】ハイドロフルオロカーボン、例えば、1,1,
1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a)と共に用
いることができる冷凍機油として、米国特許第4,755,31
6 号(特開平2-502385号公報)明細書や、特開平1-1986
94号公報、特開平1-256594号公報等にポリエーテル化合
物が開示されている。ポリエーテル化合物はナフテン系
鉱油に比べ極性が高いので、HFC134aとの低温で
の相溶性はたしかに良好である。しかしながら、米国特
許第4,755,316 号明細書に述べられているように、ポリ
エーテル化合物は逆に温度が上昇すると二層分離を起こ
すという問題があり、冷凍機油として安心して使用する
ことができない。
1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a)と共に用
いることができる冷凍機油として、米国特許第4,755,31
6 号(特開平2-502385号公報)明細書や、特開平1-1986
94号公報、特開平1-256594号公報等にポリエーテル化合
物が開示されている。ポリエーテル化合物はナフテン系
鉱油に比べ極性が高いので、HFC134aとの低温で
の相溶性はたしかに良好である。しかしながら、米国特
許第4,755,316 号明細書に述べられているように、ポリ
エーテル化合物は逆に温度が上昇すると二層分離を起こ
すという問題があり、冷凍機油として安心して使用する
ことができない。
【0007】また、ポリエーテル化合物にはこの外にも
いくつかの問題がある。1つは、電気絶縁性が劣るとい
うことである。これは、非常に大きな問題であり、電気
冷蔵庫用冷凍機には用いることができない。もう1つの
問題は吸湿性の大きいことである。ポリエーテル化合物
中の水分のために、HFC134a共存下での熱安定性
を悪くしたり、有機材料であるPETフィルム等を加水
分解させたりする。このような電気絶縁性、吸湿性等の
ポリエーテル化合物の問題点を改善するためにエステル
系化合物が開発されている。
いくつかの問題がある。1つは、電気絶縁性が劣るとい
うことである。これは、非常に大きな問題であり、電気
冷蔵庫用冷凍機には用いることができない。もう1つの
問題は吸湿性の大きいことである。ポリエーテル化合物
中の水分のために、HFC134a共存下での熱安定性
を悪くしたり、有機材料であるPETフィルム等を加水
分解させたりする。このような電気絶縁性、吸湿性等の
ポリエーテル化合物の問題点を改善するためにエステル
系化合物が開発されている。
【0008】例えば、1,1,1,2-テトラフルオロエタン
(HFC134a)と共に用いることができる冷凍機油
として、米国特許第4,851,144 号明細書(特開平2-2768
94号公報)や特開平2-15693 号公報に、ポリエーテル系
化合物とエステル系化合物の混合物が開示され、英国特
許第2,216,541 号明細書、米国特許5,021,179 号明細
書、ヨーロッパ特許445,610 号及び445,611 号明細書、
国際公開90/12849号(特表平3-505602号公報)、特開平
3-88892 号公報、特開平3-128991号公報、特開平3-1289
92号公報、特開平3-179091号公報、特開平3-200895号公
報、特開平3-200896号公報、特開平3-217494号公報、特
開平3-227397号公報、特開平3-252497号公報、特開平4-
4294号公報等にエステル系化合物が開示されている。こ
れらのエステル系化合物はハイドロフルオロカーボンと
の相溶性に優れ、ハイドロフルオロカーボン共存下での
熱安定性にも優れている。また、ポリエーテル系化合物
に比べ、電気絶縁性が極めて優れており、また吸湿性も
かなり低いことが知られている。
(HFC134a)と共に用いることができる冷凍機油
として、米国特許第4,851,144 号明細書(特開平2-2768
94号公報)や特開平2-15693 号公報に、ポリエーテル系
化合物とエステル系化合物の混合物が開示され、英国特
許第2,216,541 号明細書、米国特許5,021,179 号明細
書、ヨーロッパ特許445,610 号及び445,611 号明細書、
国際公開90/12849号(特表平3-505602号公報)、特開平
3-88892 号公報、特開平3-128991号公報、特開平3-1289
92号公報、特開平3-179091号公報、特開平3-200895号公
報、特開平3-200896号公報、特開平3-217494号公報、特
開平3-227397号公報、特開平3-252497号公報、特開平4-
4294号公報等にエステル系化合物が開示されている。こ
れらのエステル系化合物はハイドロフルオロカーボンと
の相溶性に優れ、ハイドロフルオロカーボン共存下での
熱安定性にも優れている。また、ポリエーテル系化合物
に比べ、電気絶縁性が極めて優れており、また吸湿性も
かなり低いことが知られている。
【0009】しかしながら、従来の作動流体であるCF
C12−鉱物油系に比べ、ハイドロフルオロカーボン−
エステル油系では、シールドチューブ試験やコンプレッ
サーの運転による熱安定性の評価においては、色相の悪
化、酸価の上昇が見られ、冷凍機作動流体として満足で
きるものではないことが指摘されている。一方、特開平
3-149295号公報には下記一般式
C12−鉱物油系に比べ、ハイドロフルオロカーボン−
エステル油系では、シールドチューブ試験やコンプレッ
サーの運転による熱安定性の評価においては、色相の悪
化、酸価の上昇が見られ、冷凍機作動流体として満足で
きるものではないことが指摘されている。一方、特開平
3-149295号公報には下記一般式
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、m、n
は上記公報中に記載のものを表す。)で示されるカーボ
ネート化合物が記載されている。特開平4-63893 号公報
には下記一般式
は上記公報中に記載のものを表す。)で示されるカーボ
ネート化合物が記載されている。特開平4-63893 号公報
には下記一般式
【0012】
【化4】
【0013】(式中、R1 、R2 、R3 、nは上記公報
中に記載のものを表す。)で示されるカーボネート化合
物が記載されている。特開平4-18490 号公報には下記一
般式
中に記載のものを表す。)で示されるカーボネート化合
物が記載されている。特開平4-18490 号公報には下記一
般式
【0014】
【化5】
【0015】(式中、R1 、R2 、R4 、X1 、a、
b、m、nは上記公報中に記載のものを表す。)で示さ
れるカーボネート化合物が記載されているが、これらの
化合物は加水分解、熱等により脱炭酸が起こり、冷凍機
油として満足できるものではないことが指摘されてい
る。従って、当業界においてハイドロフルオロカーボン
との相溶性、電気絶縁性、耐加水分解性、熱安定性に優
れた冷凍機油の開発が要請されているのが実状である。
従って、本発明の目的は特定のカーボネート化合物を含
有させることによって、ハイドロフルオロカーボンとの
相溶性、電気絶縁性に優れると共に、従来のものより特
に耐加水分解性、熱安定性に優れた冷凍機作動流体用組
成物を提供することである。
b、m、nは上記公報中に記載のものを表す。)で示さ
れるカーボネート化合物が記載されているが、これらの
化合物は加水分解、熱等により脱炭酸が起こり、冷凍機
油として満足できるものではないことが指摘されてい
る。従って、当業界においてハイドロフルオロカーボン
との相溶性、電気絶縁性、耐加水分解性、熱安定性に優
れた冷凍機油の開発が要請されているのが実状である。
従って、本発明の目的は特定のカーボネート化合物を含
有させることによって、ハイドロフルオロカーボンとの
相溶性、電気絶縁性に優れると共に、従来のものより特
に耐加水分解性、熱安定性に優れた冷凍機作動流体用組
成物を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ある種のカー
ボネート化合物が、前記課題を達成し得ることを見い出
し、本発明を完成するに至った。即ち本発明の要旨は一
般式(I)
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ある種のカー
ボネート化合物が、前記課題を達成し得ることを見い出
し、本発明を完成するに至った。即ち本発明の要旨は一
般式(I)
【0017】
【化6】
【0018】(式中、R1 、R2 、R3 は同一又は相異
なって置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル
基を表し、R4 、R5 、R6 は同一又は相異なって炭素
数2〜4のアルキレン基を表す。p、m、nは同一又は
相異なって0〜6の整数を表す。)で示されるカーボネ
ート化合物を提供するものであり、更に前記一般式
(I)で示されるカーボネート化合物を基油とする冷凍
機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作
動流体用組成物を提供するものである。
なって置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル
基を表し、R4 、R5 、R6 は同一又は相異なって炭素
数2〜4のアルキレン基を表す。p、m、nは同一又は
相異なって0〜6の整数を表す。)で示されるカーボネ
ート化合物を提供するものであり、更に前記一般式
(I)で示されるカーボネート化合物を基油とする冷凍
機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機作
動流体用組成物を提供するものである。
【0019】一般式(I)に関して、R1 、R2 、R3
で表される置換されていてもよい炭素数1〜20のアル
キル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、
iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基、2−メチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、
3,5,5−トリメチルヘキシル基、n−デシル基、n
−ドデシル基、n−ヘキサデシル基等が挙げられ、置換
されている場合の置換基としては通常、メトキシ基、エ
トキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、
n−ブトキシ基、iso−ブトキシ基等のアルコキシ
基、フェニル基、ナフチル基等のアリール基等である。
炭素数が20を越えるとハイドロフルオロカーボンとの
相溶性が悪くなるので好ましくない。R1 、R2 は同一
又は相異なって、これらのいずれでもよく特に限定され
るものではないが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の点で分岐した炭素数1〜12のアルキル基が好まし
い。
で表される置換されていてもよい炭素数1〜20のアル
キル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、
iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基、2−メチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、
3,5,5−トリメチルヘキシル基、n−デシル基、n
−ドデシル基、n−ヘキサデシル基等が挙げられ、置換
されている場合の置換基としては通常、メトキシ基、エ
トキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、
n−ブトキシ基、iso−ブトキシ基等のアルコキシ
基、フェニル基、ナフチル基等のアリール基等である。
炭素数が20を越えるとハイドロフルオロカーボンとの
相溶性が悪くなるので好ましくない。R1 、R2 は同一
又は相異なって、これらのいずれでもよく特に限定され
るものではないが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の点で分岐した炭素数1〜12のアルキル基が好まし
い。
【0020】一般式(I)に関して、R4 、R5 、R6
で表される炭素数2〜4のアルキレン基としてはエチレ
ン基、n−プロピレン基、iso−プロピレン基、n−
ブチレン基、iso−ブチレン基等が挙げられる。炭素
数が4を越えると、コストが高くなるので好ましくな
い。また、メチレン基の場合は熱分解しやすいので好ま
しくない。R4 、R5 、R6 は同一又は相異なって、こ
れらのいずれでもよく特に限定さるものではないが、低
コストの点でエチレン基、iso−プロピレン基が好ま
しい。一般式(I)に関して、p、m、nは電気絶縁性
の点で0〜6の整数が好ましい。p、m、nが6を越え
ると電気絶縁性が悪くなるので好ましくない。
で表される炭素数2〜4のアルキレン基としてはエチレ
ン基、n−プロピレン基、iso−プロピレン基、n−
ブチレン基、iso−ブチレン基等が挙げられる。炭素
数が4を越えると、コストが高くなるので好ましくな
い。また、メチレン基の場合は熱分解しやすいので好ま
しくない。R4 、R5 、R6 は同一又は相異なって、こ
れらのいずれでもよく特に限定さるものではないが、低
コストの点でエチレン基、iso−プロピレン基が好ま
しい。一般式(I)に関して、p、m、nは電気絶縁性
の点で0〜6の整数が好ましい。p、m、nが6を越え
ると電気絶縁性が悪くなるので好ましくない。
【0021】以上のようにして定義される本発明のカー
ボネート化合物としては、後述の合成例1、2で示され
る化合物の他、以下のような化合物が好適なものとして
例示される。
ボネート化合物としては、後述の合成例1、2で示され
る化合物の他、以下のような化合物が好適なものとして
例示される。
【0022】
【化7】
【0023】
【化8】
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】本発明のカーボネート化合物は公知の任意
の方法で容易に合成することができる。例えば金属ナト
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナ
トリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラー
ト、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン等
の塩基性物質の存在下、グリセリンの過剰の低沸点アル
コール炭酸エステルを反応させ、生成するアルコールを
除去する。反応終了後、未反応の低沸点アルコール炭酸
エステルを除去する。次に金属ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ピリジン等の塩基性物質の存在
下、得られた反応物と一般式(II) 、(III) 、(IV)
の方法で容易に合成することができる。例えば金属ナト
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナ
トリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラー
ト、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン等
の塩基性物質の存在下、グリセリンの過剰の低沸点アル
コール炭酸エステルを反応させ、生成するアルコールを
除去する。反応終了後、未反応の低沸点アルコール炭酸
エステルを除去する。次に金属ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ピリジン等の塩基性物質の存在
下、得られた反応物と一般式(II) 、(III) 、(IV)
【0033】
【化17】
【0034】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、
R6 、p、m、nは一般式(I)と同じ。)で示される
アルコール化合物との間でカーボネート交換反応をさせ
ることにより、本発明のカーボネート化合物を得ること
ができる。また、別法として、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピ
リジン等の塩化水素捕捉剤の存在下、グリセリンと一般
式(V)、(VI) 、(VII)
R6 、p、m、nは一般式(I)と同じ。)で示される
アルコール化合物との間でカーボネート交換反応をさせ
ることにより、本発明のカーボネート化合物を得ること
ができる。また、別法として、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピ
リジン等の塩化水素捕捉剤の存在下、グリセリンと一般
式(V)、(VI) 、(VII)
【0035】
【化18】
【0036】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、
R6 、p、m、nは一般式(I)と同じ。)で示される
クロロギ酸エステル化合物を反応させることにより、本
発明のカーボネート化合物を得ることができる。反応は
上記いずれの場合においても無溶媒もしくはジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタ
ノール等の溶媒中で行うことができる。反応温度は室温
から還流温度の範囲で行われ、通常0.5〜30時間で
終了する。
R6 、p、m、nは一般式(I)と同じ。)で示される
クロロギ酸エステル化合物を反応させることにより、本
発明のカーボネート化合物を得ることができる。反応は
上記いずれの場合においても無溶媒もしくはジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタ
ノール等の溶媒中で行うことができる。反応温度は室温
から還流温度の範囲で行われ、通常0.5〜30時間で
終了する。
【0037】本発明のカーボネート化合物はハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁性、耐加水分解
性、熱安定性に優れているため冷凍機油として用いるこ
とが好ましい。又、潤滑性も優れているためギヤ油、タ
ービン油、エンジン油、金属加工油等の潤滑油として広
範囲な用途に使用できる。本発明のカーボネート化合物
を冷凍機油の基油として用いる場合には、単独又は二種
類以上を併用してもよい。又、本発明においては必要に
応じて、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性を損なわ
ない範囲で前記したナフテン系鉱油、ポリ−α−オレフ
ィン、アルキルベンゼン、ポリエーテル化合物、エステ
ル化合物、カーボネート化合物のような公知の冷凍機油
を併用してもよい。この場合、本発明のカーボネート化
合物による冷凍機油が基油全量に対して、50重量%以
上含まれていることが耐加水分解性、熱安定性の点で望
ましい。本発明のカーボネート化合物を冷凍機油の基油
として用いる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの
低温での相溶性が一般に粘度が高くなるにつれて悪くな
る。従って相溶性の面で好ましい動粘度は100℃にお
いて1(cSt)以上100(cSt)以下であり、更
に好ましくは1(cSt)以上30(cSt)以下であ
る。本発明のカーボネート化合物を冷凍機油の基油とし
て用いる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの二層
分離温度は低いことが望ましく、−10℃以下、好まし
くは−30℃以下、特に好ましくは−50℃以下である
ことが望ましい。本発明のカーボネート化合物を冷凍機
油として用いる場合には、酸価は低いことが望ましく、
0.1(mgKOH/g )以下、好ましくは0.05(mgKOH/
g )以下、特に好ましくは0.03(mgKOH/g )以下で
あることが望ましい。
ルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁性、耐加水分解
性、熱安定性に優れているため冷凍機油として用いるこ
とが好ましい。又、潤滑性も優れているためギヤ油、タ
ービン油、エンジン油、金属加工油等の潤滑油として広
範囲な用途に使用できる。本発明のカーボネート化合物
を冷凍機油の基油として用いる場合には、単独又は二種
類以上を併用してもよい。又、本発明においては必要に
応じて、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性を損なわ
ない範囲で前記したナフテン系鉱油、ポリ−α−オレフ
ィン、アルキルベンゼン、ポリエーテル化合物、エステ
ル化合物、カーボネート化合物のような公知の冷凍機油
を併用してもよい。この場合、本発明のカーボネート化
合物による冷凍機油が基油全量に対して、50重量%以
上含まれていることが耐加水分解性、熱安定性の点で望
ましい。本発明のカーボネート化合物を冷凍機油の基油
として用いる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの
低温での相溶性が一般に粘度が高くなるにつれて悪くな
る。従って相溶性の面で好ましい動粘度は100℃にお
いて1(cSt)以上100(cSt)以下であり、更
に好ましくは1(cSt)以上30(cSt)以下であ
る。本発明のカーボネート化合物を冷凍機油の基油とし
て用いる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの二層
分離温度は低いことが望ましく、−10℃以下、好まし
くは−30℃以下、特に好ましくは−50℃以下である
ことが望ましい。本発明のカーボネート化合物を冷凍機
油として用いる場合には、酸価は低いことが望ましく、
0.1(mgKOH/g )以下、好ましくは0.05(mgKOH/
g )以下、特に好ましくは0.03(mgKOH/g )以下で
あることが望ましい。
【0038】本発明のカーボネート化合物を冷凍機油の
基油として用いる場合には、必要に応じて、冷凍機作動
流体用組成物中の水分をトラップするためにエポキシ基
を有する化合物、オルトエステルやアセタールを添加し
たり、金属の腐食を避ける目的で金属表面を保護するた
めにベンゾトリアゾール及び/又はベンゾトリアゾール
誘導体を添加したり、潤滑性を向上させるためにトリア
リールフォスフェート及び/又はトリアリールフォスフ
ァイトを添加したり、熱安定性を向上させるために、ラ
ジカルトラップ能を有するフェノール系化合物やキレー
ト能を有する金属不活性剤を添加することも有効であ
る。これらの添加剤の中で、エポキシ基を有する化合
物、オルトエステルやアセタールを添加することが好ま
しく、中でもエポキシ基を有する化合物を添加すること
が特に好ましい。
基油として用いる場合には、必要に応じて、冷凍機作動
流体用組成物中の水分をトラップするためにエポキシ基
を有する化合物、オルトエステルやアセタールを添加し
たり、金属の腐食を避ける目的で金属表面を保護するた
めにベンゾトリアゾール及び/又はベンゾトリアゾール
誘導体を添加したり、潤滑性を向上させるためにトリア
リールフォスフェート及び/又はトリアリールフォスフ
ァイトを添加したり、熱安定性を向上させるために、ラ
ジカルトラップ能を有するフェノール系化合物やキレー
ト能を有する金属不活性剤を添加することも有効であ
る。これらの添加剤の中で、エポキシ基を有する化合
物、オルトエステルやアセタールを添加することが好ま
しく、中でもエポキシ基を有する化合物を添加すること
が特に好ましい。
【0039】エポキシ基を有する化合物としては、フェ
ニルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、
2-エチルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、グリセリ
ントリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル等のグリシジルエーテル類や、フタル酸ジ
グリシジルエステル、シクロヘキサンジカルボン酸ジグ
リシジルエステル、アジピン酸ジグリシジルエステル等
のグリシジルエステル類や、エポキシ化ステアリン酸メ
チル、エポキシ化ステアリン酸ブチル等のエポキシ化脂
肪酸モノエステル類や、エポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油等のエポキシ化植物油類や、エポキシシクロオ
クタン、エポキシシクロヘプタン、後に述べるエポキシ
シクロヘキシル基を有する化合物、エポキシシクロペン
チル基を有する化合物等の脂環式エポキシ化合物が挙げ
られ、好ましくは脂環式エポキシ化合物、特にエポキシ
シクロヘキシル基を有する化合物及び/又はエポキシシ
クロペンチル基を有する化合物を添加することが好まし
い。
ニルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、
2-エチルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、グリセリ
ントリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル等のグリシジルエーテル類や、フタル酸ジ
グリシジルエステル、シクロヘキサンジカルボン酸ジグ
リシジルエステル、アジピン酸ジグリシジルエステル等
のグリシジルエステル類や、エポキシ化ステアリン酸メ
チル、エポキシ化ステアリン酸ブチル等のエポキシ化脂
肪酸モノエステル類や、エポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油等のエポキシ化植物油類や、エポキシシクロオ
クタン、エポキシシクロヘプタン、後に述べるエポキシ
シクロヘキシル基を有する化合物、エポキシシクロペン
チル基を有する化合物等の脂環式エポキシ化合物が挙げ
られ、好ましくは脂環式エポキシ化合物、特にエポキシ
シクロヘキシル基を有する化合物及び/又はエポキシシ
クロペンチル基を有する化合物を添加することが好まし
い。
【0040】本発明に用いられるエポキシシクロヘキシ
ル基を有する化合物、エポキシシクロペンチル基を有す
る化合物は、炭素数5〜40、好ましくは炭素数5〜2
5のものであり、具体的には1,2-エポキシシクロヘキサ
ン、1,2-エポキシシクロペンタン、ビス(3,4-エポキシ
シクロヘキシルメチル)アジペート、ビス(3,4-エポキ
シ-6- メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、3,4-
エポキシシクロヘキシルメチル-3,4- エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレート、エキソ-2,3- エポキシノルボ
ルナン、2-(7-オキサビシクロ[4.1.0 ]ペプト-3- イ
ル)- スピロ(1,3-ジオキサン-5,3'-[7 ]オキサビシ
クロ[4.1.0 ]ヘプタン)、4-エポキシエチル-1,2- エ
ポキシシクロヘキサン、4-(1'- メチルエポキシエチ
ル)-1,2-エポキシ-2- メチルシクロヘキサン等が挙げ
られ、特に限定されるものでもないが好ましくは1,2-エ
ポキシシクロヘキサン、1,2-エポキシシクロペンタン、
ビス(3,4-エポキシシクロヘキシルメチル)アジペー
ト、ビス(3,4-エポキシ-6- メチルシクロヘキシルメチ
ル)アジペート、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル-
3,4- エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、2-(7
-オキサビシクロ[4.1.0]ヘプト-3- イル)- スピロ
(1,3-ジオキサン-5,3'-[7 ]オキサビシクロ[4.1.0
]ヘプタン)である。
ル基を有する化合物、エポキシシクロペンチル基を有す
る化合物は、炭素数5〜40、好ましくは炭素数5〜2
5のものであり、具体的には1,2-エポキシシクロヘキサ
ン、1,2-エポキシシクロペンタン、ビス(3,4-エポキシ
シクロヘキシルメチル)アジペート、ビス(3,4-エポキ
シ-6- メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、3,4-
エポキシシクロヘキシルメチル-3,4- エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレート、エキソ-2,3- エポキシノルボ
ルナン、2-(7-オキサビシクロ[4.1.0 ]ペプト-3- イ
ル)- スピロ(1,3-ジオキサン-5,3'-[7 ]オキサビシ
クロ[4.1.0 ]ヘプタン)、4-エポキシエチル-1,2- エ
ポキシシクロヘキサン、4-(1'- メチルエポキシエチ
ル)-1,2-エポキシ-2- メチルシクロヘキサン等が挙げ
られ、特に限定されるものでもないが好ましくは1,2-エ
ポキシシクロヘキサン、1,2-エポキシシクロペンタン、
ビス(3,4-エポキシシクロヘキシルメチル)アジペー
ト、ビス(3,4-エポキシ-6- メチルシクロヘキシルメチ
ル)アジペート、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル-
3,4- エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、2-(7
-オキサビシクロ[4.1.0]ヘプト-3- イル)- スピロ
(1,3-ジオキサン-5,3'-[7 ]オキサビシクロ[4.1.0
]ヘプタン)である。
【0041】本発明においては、これらのエポキシシク
ロヘキシル基を有する化合物の単独又は2種以上を併用
してもよく、またエポキシシクロペンチル基を有する化
合物の単独又は2種以上を併用してもよい。さらにエポ
キシシクロヘキシル基を有する化合物とエポキシシクロ
ペンチル基を有する化合物を併用してもよい。その添加
量は、本発明に用いる基油100 重量部に対し、通常0.05
〜2.0 重量部、好ましくは0.1 〜1.5 重量部、さらに好
ましくは0.1 〜1.0 重量部である。また、場合によりこ
れらのエポキシシクロヘキシル基を有する化合物やエポ
キシシクロペンチル基を有する化合物とグリシジルエー
テルのような他のエポキシ化合物を併用してもよい。
ロヘキシル基を有する化合物の単独又は2種以上を併用
してもよく、またエポキシシクロペンチル基を有する化
合物の単独又は2種以上を併用してもよい。さらにエポ
キシシクロヘキシル基を有する化合物とエポキシシクロ
ペンチル基を有する化合物を併用してもよい。その添加
量は、本発明に用いる基油100 重量部に対し、通常0.05
〜2.0 重量部、好ましくは0.1 〜1.5 重量部、さらに好
ましくは0.1 〜1.0 重量部である。また、場合によりこ
れらのエポキシシクロヘキシル基を有する化合物やエポ
キシシクロペンチル基を有する化合物とグリシジルエー
テルのような他のエポキシ化合物を併用してもよい。
【0042】本発明に用いられるオルトエステルは炭素
数4〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数4〜
50のものである。具体的には、オルトギ酸メチル、オ
ルトギ酸エチル、オルトギ酸プロピル、オルトギ酸イソ
プロピル、オルトギ酸ブチル、オルトギ酸イソブチル、
オルトギ酸ペンチル、オルトギ酸ヘキシル、オルトギ酸
-2- エチルヘキシル、オルト酢酸メチル、オルト酢酸エ
チル、オルト酢酸プロピル、オルト酢酸イソプロピル、
オルト酢酸ブチル、オルト酢酸イソブチル、オルト酢酸
ペンチル、オルト酢酸ヘキシル、オルト酢酸-2- エチル
ヘキシル、オルト-2- エチルヘキサン酸メチル、オルト
-2- エチルヘキサン酸エチル、オルト-2- エチルヘキサ
ン酸プロピル、オルト-2- エチルヘキサン酸イソプロピ
ル、オルト-2- エチルヘキサン酸ブチル、オルト-2- エ
チルヘキサン酸イソブチル、オルト-2- エチルヘキサン
酸ペンチル、オルト-2- エチルヘキサン酸ヘキシル、オ
ルト-2- エチルヘキサン酸-2- エチルヘキシル等が挙げ
られる。
数4〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数4〜
50のものである。具体的には、オルトギ酸メチル、オ
ルトギ酸エチル、オルトギ酸プロピル、オルトギ酸イソ
プロピル、オルトギ酸ブチル、オルトギ酸イソブチル、
オルトギ酸ペンチル、オルトギ酸ヘキシル、オルトギ酸
-2- エチルヘキシル、オルト酢酸メチル、オルト酢酸エ
チル、オルト酢酸プロピル、オルト酢酸イソプロピル、
オルト酢酸ブチル、オルト酢酸イソブチル、オルト酢酸
ペンチル、オルト酢酸ヘキシル、オルト酢酸-2- エチル
ヘキシル、オルト-2- エチルヘキサン酸メチル、オルト
-2- エチルヘキサン酸エチル、オルト-2- エチルヘキサ
ン酸プロピル、オルト-2- エチルヘキサン酸イソプロピ
ル、オルト-2- エチルヘキサン酸ブチル、オルト-2- エ
チルヘキサン酸イソブチル、オルト-2- エチルヘキサン
酸ペンチル、オルト-2- エチルヘキサン酸ヘキシル、オ
ルト-2- エチルヘキサン酸-2- エチルヘキシル等が挙げ
られる。
【0043】ここで、オルトエステルの添加量は、本発
明に用いる基油100重量部に対し通常0.01〜10
0重量部であり、好ましくは0.05〜30重量部であ
る。
明に用いる基油100重量部に対し通常0.01〜10
0重量部であり、好ましくは0.05〜30重量部であ
る。
【0044】本発明に用いられるアセタールは炭素数4
〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数4〜50
のものである。具体的には、シクロヘキサノンエチレン
ケタール、シクロヘキサノンメチルエチレンケタール、
シクロヘキサノン-2,2- ジメチルトリメチレンケター
ル、シクロヘキサノンジメチルアセタール、シクロヘキ
サノンジエチルアセタール、アセトンエチレンケター
ル、アセトンメチルエチレンケタール、アセトン-2,2-
ジメチルトリメチレンケタール、アセトンジメチルアセ
タール、アセトンジエチルアセタール、メチルエチルケ
トンエチレンケタール、メチルエチルケトンメチルエチ
レンケタール、メチルエチルケトン-2,2- ジメチルトリ
メチレンケタール、メチルエチルケトンジメチルアセタ
ール、メチルエチルケトンジエチルアセタール、メチル
イソブチルケトンエチレンケタール、メチルイソブチル
ケトンメチルエチレンケタール、メチルイソブチルケト
ン-2,2- ジメチルトリメチレンケタール、メチルイソブ
チルケトンジメチルアセタール、メチルイソブチルケト
ンジエチルアセタール、ジイソプロピルケトンエチレン
ケタール、ジイソプロピルケトンメチルエチレンケター
ル、ジイソプロピルケトン-2,2- ジメチルトリメチレン
ケタール、ジイソプロピルケトンジメチルアセタール、
ジイソプロピルケトンジエチルアセタール、ベンザルデ
ヒドエチレンケタール、ベンザルデヒドメチルエチレン
ケタール、ベンザルデヒド-2,2- ジメチルトリメチレン
ケタール、ベンザルデヒドジメチルアセタール、ベンザ
ルデヒドジエチルアセタール等が挙げられる。
〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数4〜50
のものである。具体的には、シクロヘキサノンエチレン
ケタール、シクロヘキサノンメチルエチレンケタール、
シクロヘキサノン-2,2- ジメチルトリメチレンケター
ル、シクロヘキサノンジメチルアセタール、シクロヘキ
サノンジエチルアセタール、アセトンエチレンケター
ル、アセトンメチルエチレンケタール、アセトン-2,2-
ジメチルトリメチレンケタール、アセトンジメチルアセ
タール、アセトンジエチルアセタール、メチルエチルケ
トンエチレンケタール、メチルエチルケトンメチルエチ
レンケタール、メチルエチルケトン-2,2- ジメチルトリ
メチレンケタール、メチルエチルケトンジメチルアセタ
ール、メチルエチルケトンジエチルアセタール、メチル
イソブチルケトンエチレンケタール、メチルイソブチル
ケトンメチルエチレンケタール、メチルイソブチルケト
ン-2,2- ジメチルトリメチレンケタール、メチルイソブ
チルケトンジメチルアセタール、メチルイソブチルケト
ンジエチルアセタール、ジイソプロピルケトンエチレン
ケタール、ジイソプロピルケトンメチルエチレンケター
ル、ジイソプロピルケトン-2,2- ジメチルトリメチレン
ケタール、ジイソプロピルケトンジメチルアセタール、
ジイソプロピルケトンジエチルアセタール、ベンザルデ
ヒドエチレンケタール、ベンザルデヒドメチルエチレン
ケタール、ベンザルデヒド-2,2- ジメチルトリメチレン
ケタール、ベンザルデヒドジメチルアセタール、ベンザ
ルデヒドジエチルアセタール等が挙げられる。
【0045】ここで、アセタールの添加量は、本発明に
用いる基油100重量部に対し通常0.01〜100重
量部であり、好ましくは0.05〜30重量部である。
用いる基油100重量部に対し通常0.01〜100重
量部であり、好ましくは0.05〜30重量部である。
【0046】本発明に用いられるベンゾトリアゾール及
び/又はベンゾトリアゾール誘導体は炭素数6〜50の
ものであり、好ましくは6〜30のものである。具体的
には、ベンゾトリアゾール、5-メチル-1H-ベンゾトリア
ゾール、1-ジオクチルアミノメチルベンゾトリアゾー
ル、1-ジオクチルアミノメチル-5- メチルベンゾトリア
ゾール、2-(5'- メチル-2'-ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2-[2'- ヒドロキシ-3',5'- ビス
(α,α- ジメチルベンジル)フェニル]-2H-ベンゾト
リアゾール、2-(3',5'-ジ-t- ブチル-2'-ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2-(3'-t- ブチル-5'-メ
チル-2'-ヒドロキシフェニル)-5- クロロベンゾトリア
ゾール、2-(3',5'-ジ-t- ブチル-2'-ヒドロキシフェニ
ル)-5- クロロベンゾトリアゾール、2-(3',5'-ジ-t-
アミル-2'-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2-(5'-t- ブチル-2'-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2-(2'- ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2-(2'- ヒドロキシ-5'-t-オクチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2-[2'- ヒドロキシ-
3'-(3",4",5",6"-テトラヒドロフタリミドメチル)-5'
-メチルフェニル]ベンゾトリアゾール等が挙げられ、
好ましくはベンゾトリアゾール、5-メチル-1H-ベンゾト
リアゾール等が挙げられる。
び/又はベンゾトリアゾール誘導体は炭素数6〜50の
ものであり、好ましくは6〜30のものである。具体的
には、ベンゾトリアゾール、5-メチル-1H-ベンゾトリア
ゾール、1-ジオクチルアミノメチルベンゾトリアゾー
ル、1-ジオクチルアミノメチル-5- メチルベンゾトリア
ゾール、2-(5'- メチル-2'-ヒドロキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2-[2'- ヒドロキシ-3',5'- ビス
(α,α- ジメチルベンジル)フェニル]-2H-ベンゾト
リアゾール、2-(3',5'-ジ-t- ブチル-2'-ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2-(3'-t- ブチル-5'-メ
チル-2'-ヒドロキシフェニル)-5- クロロベンゾトリア
ゾール、2-(3',5'-ジ-t- ブチル-2'-ヒドロキシフェニ
ル)-5- クロロベンゾトリアゾール、2-(3',5'-ジ-t-
アミル-2'-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2-(5'-t- ブチル-2'-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2-(2'- ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2-(2'- ヒドロキシ-5'-t-オクチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2-[2'- ヒドロキシ-
3'-(3",4",5",6"-テトラヒドロフタリミドメチル)-5'
-メチルフェニル]ベンゾトリアゾール等が挙げられ、
好ましくはベンゾトリアゾール、5-メチル-1H-ベンゾト
リアゾール等が挙げられる。
【0047】ここで、ベンゾトリアゾール及び/又はベ
ンゾトリアゾール誘導体の添加量は、本発明に用いる基
油100重量部に対し、通常0.001〜0.1重量部
であり、好ましくは0.003〜0.03重量部であ
る。
ンゾトリアゾール誘導体の添加量は、本発明に用いる基
油100重量部に対し、通常0.001〜0.1重量部
であり、好ましくは0.003〜0.03重量部であ
る。
【0048】本発明に用いられるトリアリールフォスフ
ェート及び/又はトリアリールフォスファイトは、炭素
数18〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数1
8〜50のものである。具体的には、トリフェニルフォ
スフェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレ
ニルフォスフェート、クレジルジフェニルフォスフェー
ト、キシレニルジフェニルフォスフェート、トリス(ト
リブロモフェニル)フォスフェート、トリス(ジブロモ
フェニル)フォスフェート、トリス(2,4-ジ-t- ブチル
フェニル)フォスフェート、トリノニルフェニルフォス
フェート等のトリアリールフォスフェートや、トリフェ
ニルフォスファイト、トリクレジルフォスファイト、ト
リキシレニルフォスファイト、クレジルジフェニルフォ
スファイト、キシレニルジフェニルフォスファイト、ト
リス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイト、ト
リノニルフェニルフォスファイト、トリス(トリブロモ
フェニル)フォスファイト、トリス(ジブロモフェニ
ル)フォスファイト等のトリアリールフォスファイト等
が挙げられ、好ましくはトリフェニルフォスフェート、
トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフ
ェート、トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスフ
ェート、トリフェニルフォスファイト、トリクレジルフ
ォスファイト、トリキシレニルフォスファイト、トリス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイトである。
ェート及び/又はトリアリールフォスファイトは、炭素
数18〜70のものであり、さらに好ましくは炭素数1
8〜50のものである。具体的には、トリフェニルフォ
スフェート、トリクレジルフォスフェート、トリキシレ
ニルフォスフェート、クレジルジフェニルフォスフェー
ト、キシレニルジフェニルフォスフェート、トリス(ト
リブロモフェニル)フォスフェート、トリス(ジブロモ
フェニル)フォスフェート、トリス(2,4-ジ-t- ブチル
フェニル)フォスフェート、トリノニルフェニルフォス
フェート等のトリアリールフォスフェートや、トリフェ
ニルフォスファイト、トリクレジルフォスファイト、ト
リキシレニルフォスファイト、クレジルジフェニルフォ
スファイト、キシレニルジフェニルフォスファイト、ト
リス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイト、ト
リノニルフェニルフォスファイト、トリス(トリブロモ
フェニル)フォスファイト、トリス(ジブロモフェニ
ル)フォスファイト等のトリアリールフォスファイト等
が挙げられ、好ましくはトリフェニルフォスフェート、
トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフ
ェート、トリス(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスフ
ェート、トリフェニルフォスファイト、トリクレジルフ
ォスファイト、トリキシレニルフォスファイト、トリス
(2,4-ジ-t- ブチルフェニル)フォスファイトである。
【0049】ここで、トリアリールフォスフェート及び
/又はトリアリールフォスファイトの添加量は、本発明
に用いる基油100重量部に対し通常0.1〜5.0重
量部であり、好ましくは0.5〜2.0重量部である。
/又はトリアリールフォスファイトの添加量は、本発明
に用いる基油100重量部に対し通常0.1〜5.0重
量部であり、好ましくは0.5〜2.0重量部である。
【0050】本発明に用いられるラジカルトラップ能を
有するフェノール系化合物は、炭素数が6〜100のも
のであり、好ましくは10〜80のものである。具体的
には、2,6-ジ-t- ブチルフェノール、2,6-ジ-t- ブチル
-4- メチルフェノール、4,4'ーメチレンビス(2,6-ジ-t
- ブチルフェノール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチ
ル-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-
エチル-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス
(4-メチル-6-t- ブチルフェノール)、4,4'-イソプロ
ピリデンビスフェノール、2,4-ジメチル-6-t- ブチルフ
ェノール、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-t- ブチ
ル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、
1,1,3-トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-t- ブチルフ
ェニル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6- トリス(3,
5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,
2'- ジヒドロキシ-3,3'-ジ(α- メチルシクロヘキシ
ル)-5,5'-ジメチル- ジフェニルメタン、2,2'- イソブ
チリデンビス(4,6-ジメチルフェノール)、ビス[3,3-
ビス- (4'- ヒドロキシ-3'-t-ブチルフェニル)ブチリ
ックアシッドグリコールエステル、2,6-ビス(2'- ヒド
ロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルベンジル)-4- メチルフ
ェノール、1,1'- ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、2,5-ジ-t- アミルヒドロキノン、2,5-ジ-t-
ブチルヒドロキノン、1,4-ジヒドロキシアントラキノ
ン、3-t-ブチル-4- ヒドロキシアニソール、2-t-ブチル
-4- ヒドロキシアニソール、2,4-ジベンゾイルレゾルシ
ノール、4-t-ブチルカテコール、2,6-ジ-t- ブチル-4-
エチルフェノール、2-ヒドロキシ-4- メトキシベンゾフ
ェノン、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'- ジヒ
ドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン、2,4,5-トリヒド
ロキシベンゾフェノン、α-トコフェロール、ビス[2-
(2-ヒドロキシ-5- メチル-3-t- ブチルベンジル)-4-
メチル-6-t- ブチルフェニル]テレフタレート、トリエ
チレングリコール- ビス[3-(3-t-ブチル-5- メチル-4
- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6-ヘキサ
ンジオール- ビス[3-(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、3,9-ビス[2-(3-t-ブ
チル-4- ヒドロキシ-5- メチルフェニル)プロピオニロ
キシ]-1,1- ジメチルエチル]-2,4,8,10-テトラオキサ
スピロ[5.5 ]ウンデカン等が挙げられ、好ましくは、
2,6-ジ-t- ブチルフェノール、2,6-ジ-t- ブチル-4- メ
チルフェノール、4,4'- メチレンビス(2,6-ジ-t- ブチ
ルフェノール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチル-6-t
- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-エチル
-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-メ
チル-6-t- ブチルフェノール)、4,4'- イソプロピリデ
ンビスフェノール、2,4-ジメチル-6-t- ブチルフェノー
ル、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-t-ブチル-4-
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,3-
トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-t- ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-
t- ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,6-ジ-
t- ブチル-4- エチルフェノール、2,6-ビス(2'- ヒド
ロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルベンジル)-4- メチルフ
ェノール、ビス[2-(2-ヒドロキシ-5- メチル-3-t- ブ
チルベンジル)-4- メチル-6-t- ブチルフェニル]テレ
フタレート、トリエチレングリコール- ビス[3-(3-t-
ブチル-5- メチル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]、1,6-ヘキサンジオール- ビス[3-(3,5-ジ-t-
ブチル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等で
ある。
有するフェノール系化合物は、炭素数が6〜100のも
のであり、好ましくは10〜80のものである。具体的
には、2,6-ジ-t- ブチルフェノール、2,6-ジ-t- ブチル
-4- メチルフェノール、4,4'ーメチレンビス(2,6-ジ-t
- ブチルフェノール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチ
ル-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-
エチル-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス
(4-メチル-6-t- ブチルフェノール)、4,4'-イソプロ
ピリデンビスフェノール、2,4-ジメチル-6-t- ブチルフ
ェノール、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-t- ブチ
ル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、
1,1,3-トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-t- ブチルフ
ェニル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6- トリス(3,
5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,
2'- ジヒドロキシ-3,3'-ジ(α- メチルシクロヘキシ
ル)-5,5'-ジメチル- ジフェニルメタン、2,2'- イソブ
チリデンビス(4,6-ジメチルフェノール)、ビス[3,3-
ビス- (4'- ヒドロキシ-3'-t-ブチルフェニル)ブチリ
ックアシッドグリコールエステル、2,6-ビス(2'- ヒド
ロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルベンジル)-4- メチルフ
ェノール、1,1'- ビス(4-ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、2,5-ジ-t- アミルヒドロキノン、2,5-ジ-t-
ブチルヒドロキノン、1,4-ジヒドロキシアントラキノ
ン、3-t-ブチル-4- ヒドロキシアニソール、2-t-ブチル
-4- ヒドロキシアニソール、2,4-ジベンゾイルレゾルシ
ノール、4-t-ブチルカテコール、2,6-ジ-t- ブチル-4-
エチルフェノール、2-ヒドロキシ-4- メトキシベンゾフ
ェノン、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'- ジヒ
ドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン、2,4,5-トリヒド
ロキシベンゾフェノン、α-トコフェロール、ビス[2-
(2-ヒドロキシ-5- メチル-3-t- ブチルベンジル)-4-
メチル-6-t- ブチルフェニル]テレフタレート、トリエ
チレングリコール- ビス[3-(3-t-ブチル-5- メチル-4
- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6-ヘキサ
ンジオール- ビス[3-(3,5-ジ-t- ブチル-4- ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、3,9-ビス[2-(3-t-ブ
チル-4- ヒドロキシ-5- メチルフェニル)プロピオニロ
キシ]-1,1- ジメチルエチル]-2,4,8,10-テトラオキサ
スピロ[5.5 ]ウンデカン等が挙げられ、好ましくは、
2,6-ジ-t- ブチルフェノール、2,6-ジ-t- ブチル-4- メ
チルフェノール、4,4'- メチレンビス(2,6-ジ-t- ブチ
ルフェノール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチル-6-t
- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-エチル
-6-t- ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-メ
チル-6-t- ブチルフェノール)、4,4'- イソプロピリデ
ンビスフェノール、2,4-ジメチル-6-t- ブチルフェノー
ル、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-t-ブチル-4-
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,3-
トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-t- ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-
t- ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,6-ジ-
t- ブチル-4- エチルフェノール、2,6-ビス(2'- ヒド
ロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルベンジル)-4- メチルフ
ェノール、ビス[2-(2-ヒドロキシ-5- メチル-3-t- ブ
チルベンジル)-4- メチル-6-t- ブチルフェニル]テレ
フタレート、トリエチレングリコール- ビス[3-(3-t-
ブチル-5- メチル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート]、1,6-ヘキサンジオール- ビス[3-(3,5-ジ-t-
ブチル-4- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等で
ある。
【0051】ここで、フェノール系化合物の添加量は、
本発明に用いる基油100重量部に対し、通常0.05
〜2.0重量部であり、好ましくは0.05〜0.5重
量部である。
本発明に用いる基油100重量部に対し、通常0.05
〜2.0重量部であり、好ましくは0.05〜0.5重
量部である。
【0052】本発明に用いられる金属不活性剤はキレー
ト能を持つものが好ましく、炭素数が5〜50のもので
あり、好ましくは5〜20である。具体的には、N,N'-
ジサリチリデン-1,2-ジアミノエタン、N,N'- ジサリチ
リデン-1,2-ジアミノプロパン、N-サリチリデン-N'-ジ
メチル-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ジサリチリデンヒ
ドラジン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリデン)
-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサ
リチリデン)-1,3- プロパンジアミン、N,N'-ビス
(α,5-ジメチルサリチリデン)-1,6- ヘキサンジアミ
ン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリデン)-1,10-
デカンジアミン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリ
デン)エチレンテトラミン、サリチルアルドキシム、2-
ヒドロキシ-5- メチルアセトフェノオキシム、アセチル
アセトン、アセト酢酸エチル、アセト酢酸-2- エチルヘ
キシル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マロン
酸ジ-2- エチルヘキシル、アントラニル酸、ニトリロ三
酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、ヒドロキシエチル
エチレンジアミン三酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢
酸、エチレンジアミン、3-メルカプト-1,2- プロパンジ
オール、アリザリン、キニザリン、メルカプトベンゾチ
アゾール等が挙げられ、好ましくはN,N'- ジサリチリデ
ン-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ジサリチリデン-1,2-
ジアミノプロパン、アセチルアセトン、アセト酢酸エチ
ル、アセト酢酸-2- エチルヘキシル、アリザリン、キニ
ザリン等である。
ト能を持つものが好ましく、炭素数が5〜50のもので
あり、好ましくは5〜20である。具体的には、N,N'-
ジサリチリデン-1,2-ジアミノエタン、N,N'- ジサリチ
リデン-1,2-ジアミノプロパン、N-サリチリデン-N'-ジ
メチル-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ジサリチリデンヒ
ドラジン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリデン)
-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサ
リチリデン)-1,3- プロパンジアミン、N,N'-ビス
(α,5-ジメチルサリチリデン)-1,6- ヘキサンジアミ
ン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリデン)-1,10-
デカンジアミン、N,N'- ビス(α,5- ジメチルサリチリ
デン)エチレンテトラミン、サリチルアルドキシム、2-
ヒドロキシ-5- メチルアセトフェノオキシム、アセチル
アセトン、アセト酢酸エチル、アセト酢酸-2- エチルヘ
キシル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マロン
酸ジ-2- エチルヘキシル、アントラニル酸、ニトリロ三
酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、ヒドロキシエチル
エチレンジアミン三酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢
酸、エチレンジアミン、3-メルカプト-1,2- プロパンジ
オール、アリザリン、キニザリン、メルカプトベンゾチ
アゾール等が挙げられ、好ましくはN,N'- ジサリチリデ
ン-1,2- ジアミノエタン、N,N'- ジサリチリデン-1,2-
ジアミノプロパン、アセチルアセトン、アセト酢酸エチ
ル、アセト酢酸-2- エチルヘキシル、アリザリン、キニ
ザリン等である。
【0053】ここで、金属不活性剤の添加量は、本発明
に用いる基油100重量部に対し、通常0.001〜
2.0重量部であり、好ましくは0.003〜0.5重
量部である。
に用いる基油100重量部に対し、通常0.001〜
2.0重量部であり、好ましくは0.003〜0.5重
量部である。
【0054】また、必要に応じて前記に示した以外の通
常使用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤
等の潤滑油添加剤を添加することもできる。例えば、酸
化防止剤として使用可能なものは、p,p-ジオクチルフェ
ニルアミン、モノオクチルジフェニルアミン、フェノチ
アジン、3,7-ジオクチルフェノチアジン、フェニル-1-
ナフチルアミン、フェニル-2- ナフチルアミン、アルキ
ルフェニル-1- ナフチルアミン、アルキルフェニル-2-
ナフチルアミン等のアミン系酸化防止剤や、アルキルジ
サルファイド、チオジプロピオン酸エステル、ベンゾチ
アゾール等の硫黄系酸化防止剤や、ジアルキルジチオリ
ン酸亜鉛、ジアリールジチオリン酸亜鉛などである。こ
れらの添加量は基油100 重量部に対し0.05〜2.0 重量部
である。
常使用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤
等の潤滑油添加剤を添加することもできる。例えば、酸
化防止剤として使用可能なものは、p,p-ジオクチルフェ
ニルアミン、モノオクチルジフェニルアミン、フェノチ
アジン、3,7-ジオクチルフェノチアジン、フェニル-1-
ナフチルアミン、フェニル-2- ナフチルアミン、アルキ
ルフェニル-1- ナフチルアミン、アルキルフェニル-2-
ナフチルアミン等のアミン系酸化防止剤や、アルキルジ
サルファイド、チオジプロピオン酸エステル、ベンゾチ
アゾール等の硫黄系酸化防止剤や、ジアルキルジチオリ
ン酸亜鉛、ジアリールジチオリン酸亜鉛などである。こ
れらの添加量は基油100 重量部に対し0.05〜2.0 重量部
である。
【0055】極圧剤、油性向上剤として使用可能なもの
は、例えばジアルキルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジ
チオリン酸亜鉛などの亜鉛化合物や、チオジプロピオン
酸エステル、ジアルキルサルファイド、ジベンジルサル
ファイド、ジアルキルポリサルファイド、アルキルメル
カプタン、ジベンゾチオフェン、2,2'- ジチオビス(ベ
ンゾチアゾール)等の硫黄化合物、トリアルキルフォス
ファイトやトリアルキルフォスフェート等の燐化合物、
塩素化パラフィン等の塩素化合物、モリブデンジチオカ
ーバメイト、モリブデンジチオフォスフェート、二硫化
モリブデン等のモリブデン化合物、パーフルオロアルキ
ルポリエーテルや、三フッ化塩化エチレン重合物、フッ
化黒鉛などのフッ素化合物、脂肪酸変成シリコーンなど
のケイ素化合物、グラファイト等である。その添加量は
本発明に用いる基油100重量部に対し0.05〜10
重量部である。
は、例えばジアルキルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジ
チオリン酸亜鉛などの亜鉛化合物や、チオジプロピオン
酸エステル、ジアルキルサルファイド、ジベンジルサル
ファイド、ジアルキルポリサルファイド、アルキルメル
カプタン、ジベンゾチオフェン、2,2'- ジチオビス(ベ
ンゾチアゾール)等の硫黄化合物、トリアルキルフォス
ファイトやトリアルキルフォスフェート等の燐化合物、
塩素化パラフィン等の塩素化合物、モリブデンジチオカ
ーバメイト、モリブデンジチオフォスフェート、二硫化
モリブデン等のモリブデン化合物、パーフルオロアルキ
ルポリエーテルや、三フッ化塩化エチレン重合物、フッ
化黒鉛などのフッ素化合物、脂肪酸変成シリコーンなど
のケイ素化合物、グラファイト等である。その添加量は
本発明に用いる基油100重量部に対し0.05〜10
重量部である。
【0056】消泡剤として使用されるものは、ジメチル
ポリシロキサン等のシリコーン油やジエチルシリケート
等のオルガノシリケート類等である。その添加量は本発
明に用いる基油100重量部に対し0.0005〜1重
量部である。また、有機錫化合物、ホウ素化合物等のフ
ロン冷媒を安定させる添加剤を加えてもよい。その添加
量は基油100重量部に対し0.001〜10重量部で
ある。
ポリシロキサン等のシリコーン油やジエチルシリケート
等のオルガノシリケート類等である。その添加量は本発
明に用いる基油100重量部に対し0.0005〜1重
量部である。また、有機錫化合物、ホウ素化合物等のフ
ロン冷媒を安定させる添加剤を加えてもよい。その添加
量は基油100重量部に対し0.001〜10重量部で
ある。
【0057】本発明の冷凍機作動流体用組成物は、ハイ
ドロフルオロカーボンと本発明のカーボネート化合物を
基油とする冷凍機油を常法に従って配合することによ
り、容易に調製することができる。その配合率は通常、
ハイドロフルオロカーボン/冷凍機油=50/1〜1/
50(重量比)、好ましくは20/1〜1/20(重量
比)である。本発明に用いられるハイドロフルオロカー
ボンとは、ジフルオロメタン(HFC32 )、1,1-ジフルオ
ロエタン(HFC152a )、1,1,1-トリフルオロエタン(HF
C143a )、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a
)、1,1,2,2-テトラフルオロエタン(HFC134)、ペン
タフルオロエタン(HFC125)又はこれらの混合物であ
り、好ましくはHFC32 、HFC134a 又はこれらの混合物で
ある。
ドロフルオロカーボンと本発明のカーボネート化合物を
基油とする冷凍機油を常法に従って配合することによ
り、容易に調製することができる。その配合率は通常、
ハイドロフルオロカーボン/冷凍機油=50/1〜1/
50(重量比)、好ましくは20/1〜1/20(重量
比)である。本発明に用いられるハイドロフルオロカー
ボンとは、ジフルオロメタン(HFC32 )、1,1-ジフルオ
ロエタン(HFC152a )、1,1,1-トリフルオロエタン(HF
C143a )、1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC134a
)、1,1,2,2-テトラフルオロエタン(HFC134)、ペン
タフルオロエタン(HFC125)又はこれらの混合物であ
り、好ましくはHFC32 、HFC134a 又はこれらの混合物で
ある。
【0058】
【実施例】以下、合成例及び実施例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。40℃及び100 ℃における動粘度はJIS K-2283に、
流動点はJIS K-2269に、電気絶縁性は30℃における体積
抵抗率(JIS C-2101)に準拠して測定を行った。更にカー
ボネート化合物のHFC134a 及びHFC32 に対する試料濃度
10vol%における低温での二層分離温度を測定した。
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。40℃及び100 ℃における動粘度はJIS K-2283に、
流動点はJIS K-2269に、電気絶縁性は30℃における体積
抵抗率(JIS C-2101)に準拠して測定を行った。更にカー
ボネート化合物のHFC134a 及びHFC32 に対する試料濃度
10vol%における低温での二層分離温度を測定した。
【0059】合成例1 カーボネート化合物(31)の合成
【0060】
【化19】
【0061】攪拌装置、冷却管、滴下漏斗、温度計及び
窒素吹き込み管を備え付けた500mlの4つ口フラス
コに、グリセリン46.05g(0.5mol)、ピリ
ジン118.65g(1.6mol)を加えた。窒素気
流下20℃以下で攪拌しながらクロロギ酸iso−ブチ
ル204.87g(1.5mol)を滴下した。滴下終
了後、室温で1時間反応させた。反応液に酢酸エチル3
00mlを加えた後、水300mlを加えてよく混合し
た。酢酸エチル層を分取した後、洗浄液が中性になるま
で水洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、酢酸エ
チルを留去してカーボネート化合物(31)178.9
g(収率91%)を得た。40℃及び100℃の動粘度
はそれぞれ51.1、5.09(cSt)、流動点は−30
℃以下、電気絶縁性は5.2×1014(Ω・cm)、H
FC134aに対する二層分離温度は−70℃以下、H
FC32に対する二層分離温度は0℃以下であった。得
られたカーボネート化合物(31)のNMRスペクトル
(CDCl3 ) を図1に示す。また、カーボネート化合物
(31)の元素分析の結果、その実測値は C:H:O(%)=55.6(55.1):8.0
(8.2):36.4(36.7) であった〔()内は計算値である。〕。
窒素吹き込み管を備え付けた500mlの4つ口フラス
コに、グリセリン46.05g(0.5mol)、ピリ
ジン118.65g(1.6mol)を加えた。窒素気
流下20℃以下で攪拌しながらクロロギ酸iso−ブチ
ル204.87g(1.5mol)を滴下した。滴下終
了後、室温で1時間反応させた。反応液に酢酸エチル3
00mlを加えた後、水300mlを加えてよく混合し
た。酢酸エチル層を分取した後、洗浄液が中性になるま
で水洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、酢酸エ
チルを留去してカーボネート化合物(31)178.9
g(収率91%)を得た。40℃及び100℃の動粘度
はそれぞれ51.1、5.09(cSt)、流動点は−30
℃以下、電気絶縁性は5.2×1014(Ω・cm)、H
FC134aに対する二層分離温度は−70℃以下、H
FC32に対する二層分離温度は0℃以下であった。得
られたカーボネート化合物(31)のNMRスペクトル
(CDCl3 ) を図1に示す。また、カーボネート化合物
(31)の元素分析の結果、その実測値は C:H:O(%)=55.6(55.1):8.0
(8.2):36.4(36.7) であった〔()内は計算値である。〕。
【0062】合成例2 カーボネート化合物(32)の合成
【0063】
【化20】
【0064】攪拌装置、冷却管、滴下漏斗、温度計及び
窒素吹き込み管を備え付けた500mlの4つ口フラス
コに、グリセリン46.05g(0.5mol)、ピリ
ジン118.65g(1.6mol)を加えた。窒素気
流下20℃以下で攪拌しながらクロロギ酸n−ブチル2
04.87g(1.5mol)を滴下した。滴下終了
後、室温で1時間反応させた。反応液に酢酸エチル30
0mlを加えた後、水300mlを加えてよく混合し
た。酢酸エチル層を分取した後、洗浄液が中性になるま
で水洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、酢酸エ
チルを留去してカーボネート化合物(32)170.1
g(収率87%)を得た。40℃及び100℃の動粘度
はそれぞれ23.2、3.95(cSt)、流動点は−30
℃以下、電気絶縁性は3.8×1014(Ω・cm)、H
FC134aに対する二層分離温度は−70℃以下、H
FC32に対する二層分離温度は0℃以下であった。得
られたカーボネート化合物(32)のNMRスペクトル
(CDCl3 ) を図2に示す。また、カーボネート化合物
(32)の元素分析の結果、その実測値は C:H:O(%)=55.4(55.1):7.9
(8.2):36.7(36.7) であった。〔()内は計算値である。〕
窒素吹き込み管を備え付けた500mlの4つ口フラス
コに、グリセリン46.05g(0.5mol)、ピリ
ジン118.65g(1.6mol)を加えた。窒素気
流下20℃以下で攪拌しながらクロロギ酸n−ブチル2
04.87g(1.5mol)を滴下した。滴下終了
後、室温で1時間反応させた。反応液に酢酸エチル30
0mlを加えた後、水300mlを加えてよく混合し
た。酢酸エチル層を分取した後、洗浄液が中性になるま
で水洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、酢酸エ
チルを留去してカーボネート化合物(32)170.1
g(収率87%)を得た。40℃及び100℃の動粘度
はそれぞれ23.2、3.95(cSt)、流動点は−30
℃以下、電気絶縁性は3.8×1014(Ω・cm)、H
FC134aに対する二層分離温度は−70℃以下、H
FC32に対する二層分離温度は0℃以下であった。得
られたカーボネート化合物(32)のNMRスペクトル
(CDCl3 ) を図2に示す。また、カーボネート化合物
(32)の元素分析の結果、その実測値は C:H:O(%)=55.4(55.1):7.9
(8.2):36.7(36.7) であった。〔()内は計算値である。〕
【0065】実施例1 合成例1で得られたカーボネート化合物(31)とHF
C134aを配合して得られる冷凍機作動流体用組成物
について熱安定性及び耐加水分解性を調べるため、以下
に示す条件でシールドチューブ試験を行った。又、潤滑
性を調べるため、Falex試験により摩耗量を測定し
た。
C134aを配合して得られる冷凍機作動流体用組成物
について熱安定性及び耐加水分解性を調べるため、以下
に示す条件でシールドチューブ試験を行った。又、潤滑
性を調べるため、Falex試験により摩耗量を測定し
た。
【0066】1)熱安定性シールドチューブ試験 予め水分濃度を10ppm以下、酸価を0.01(mgKO
H/g )以下、水酸基価を1.0(mgKOH/g )以下に調製
したカーボネート化合物(31)10g及びHFC13
4aを5gガラス管に取り、触媒として鉄、銅、アルミ
ニウム化合物(31)の酸価及び水酸基価を調べた。結
果を表1に示す。
H/g )以下、水酸基価を1.0(mgKOH/g )以下に調製
したカーボネート化合物(31)10g及びHFC13
4aを5gガラス管に取り、触媒として鉄、銅、アルミ
ニウム化合物(31)の酸価及び水酸基価を調べた。結
果を表1に示す。
【0067】2)耐加水分解性シールドチューブ試験 予め水分濃度を2000ppm、酸価を0.01(mgKO
H/g )以下、水酸基価を1.0(mgKOH/g )以下に調製
したカーボネート化合物(31)10g及びHFC13
4aを5gガラス管に取り、触媒として鉄、銅、アルミ
ニウムを加えて封管した。175℃で14日間試験した
後封管を開け、HFC134aを除去した後、カーボネ
ート化合物(31)の酸価及び水酸基価を調べた。結果
を表1に示す。
H/g )以下、水酸基価を1.0(mgKOH/g )以下に調製
したカーボネート化合物(31)10g及びHFC13
4aを5gガラス管に取り、触媒として鉄、銅、アルミ
ニウムを加えて封管した。175℃で14日間試験した
後封管を開け、HFC134aを除去した後、カーボネ
ート化合物(31)の酸価及び水酸基価を調べた。結果
を表1に示す。
【0068】3)Falex試験 カーボネート化合物(31)50gにHFC134aを
毎分150ccずつ吹き込み、無負荷で10分間回転
し、続いて200blで5分間予備回転した後、350
blで60分間運転し、運転後のVブロックとピンの摩
耗量を調べた。結果を表1に示す。
毎分150ccずつ吹き込み、無負荷で10分間回転
し、続いて200blで5分間予備回転した後、350
blで60分間運転し、運転後のVブロックとピンの摩
耗量を調べた。結果を表1に示す。
【0069】実施例2 冷凍機油として合成例2で得られたカーボネート化合物
(32)を用いる以外は実施例1と同様にしてシールド
チューブ試験及びFalex試験を行った。その結果を
表1に示す。
(32)を用いる以外は実施例1と同様にしてシールド
チューブ試験及びFalex試験を行った。その結果を
表1に示す。
【0070】比較例1 冷凍機油として、常法により合成して得られた下記の式
(a)で表されるカーボネート化合物を用いる以外は実
施例1と同様にしてシールドチューブ試験及びFale
x試験を行った。その結果を表1に示す。
(a)で表されるカーボネート化合物を用いる以外は実
施例1と同様にしてシールドチューブ試験及びFale
x試験を行った。その結果を表1に示す。
【0071】
【化21】
【0072】比較例2 冷凍機油として、常法により合成して得られた下記の式
(b)で表されるカーボネート化合物を用いる以外は実
施例1と同様にしてシールドチューブ試験及びFale
x試験を行った。その結果を表1に示す。
(b)で表されるカーボネート化合物を用いる以外は実
施例1と同様にしてシールドチューブ試験及びFale
x試験を行った。その結果を表1に示す。
【0073】
【化22】
【0074】
【表1】
【0075】表1から明らかなように、本発明のカーボ
ネート化合物を冷凍機油として用いた冷凍機作動流体用
組成物は、シールドチューブ試験後の酸価及び水酸基価
が低く、耐加水分解性及び熱安定性に優れており、ま
た、Falex試験において摩耗量が少ないことから潤
滑性に関しても優れていることがわかる。
ネート化合物を冷凍機油として用いた冷凍機作動流体用
組成物は、シールドチューブ試験後の酸価及び水酸基価
が低く、耐加水分解性及び熱安定性に優れており、ま
た、Falex試験において摩耗量が少ないことから潤
滑性に関しても優れていることがわかる。
【0076】
【発明の効果】本発明のカーボネート化合物を基油とす
る冷凍機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷
凍機作動流体用組成物は、ハイドロフルオロカーボンと
の相溶性、電気絶縁性に優れると共に、耐加水分解性、
熱安定性に優れたものである。
る冷凍機油及びハイドロフルオロカーボンを含有する冷
凍機作動流体用組成物は、ハイドロフルオロカーボンと
の相溶性、電気絶縁性に優れると共に、耐加水分解性、
熱安定性に優れたものである。
【図1】図1は合成例1で得られたカーボネート化合物
(31)のNMRスペクトル(CDCl3 ) 図である。
(31)のNMRスペクトル(CDCl3 ) 図である。
【図2】図2は合成例2で得られたカーボネート化合物
(32)のNMRスペクトル(CDCl3 ) 図である。
(32)のNMRスペクトル(CDCl3 ) 図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:30
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 は同一又は相異なって置換さ
れていてもよい炭素数1〜20のアルキル基を表し、R
4 、R5 、R6 は同一又は相異なって炭素数2〜4のア
ルキレン基を表す。p、m、nは同一又は相異なって0
〜6の整数を表す。)で示されるカーボネート化合物。 - 【請求項2】 一般式(I) 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 は同一又は相異なって置換さ
れていてもよい炭素数1〜20のアルキル基を表し、R
4 、R5 、R6 は同一又は相異なって炭素数2〜4のア
ルキレン基を表す。p、m、nは同一又は相異なって0
〜6の整数を表す。)で示されるカーボネート化合物を
基油とする冷凍機油及びハイドロフルオロカーボンを含
有する冷凍機作動流体用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26651692A JPH0687792A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26651692A JPH0687792A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687792A true JPH0687792A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17431989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26651692A Pending JPH0687792A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687792A (ja) |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP26651692A patent/JPH0687792A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0580308B1 (en) | Working fluid composition for refrigeration machine | |
| EP0475751B1 (en) | Working fluid composition for refrigerating machine | |
| KR100287584B1 (ko) | 냉동기유 조성물 | |
| US4946611A (en) | Refrigerator oil containing fluorinated siloxane compounds | |
| US5728655A (en) | Refrigerating machine oil composition for use with HCFC and HFC refrigerants | |
| EP2138558A1 (en) | Lubricating oil composition for refrigerators and compressors with the composition | |
| MXPA02011080A (es) | Composiciones de fluidos funcionales, que contienen depuradores expoxidicos de acidos. | |
| JPH03217495A (ja) | ポリカ―ボネート系合成潤滑油 | |
| JP2958501B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH0625683A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| US5575944A (en) | Acetal-containing working fluid composition for refrigerating machine | |
| JPH0625682A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| EP0521650B1 (en) | Working fluid composition for use in refrigeration system | |
| JP2946075B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH09235577A (ja) | 潤滑油組成物 | |
| JPH069978A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH0570789A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH0687791A (ja) | カーボネート化合物及びそれを用いた冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH0578689A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JP2976157B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH055098A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JP2971978B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JPH05331474A (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JP2979363B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 | |
| JP2915173B2 (ja) | 冷凍機作動流体用組成物 |