JPH09235577A - 潤滑油組成物 - Google Patents
潤滑油組成物Info
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- JPH09235577A JPH09235577A JP8352944A JP35294496A JPH09235577A JP H09235577 A JPH09235577 A JP H09235577A JP 8352944 A JP8352944 A JP 8352944A JP 35294496 A JP35294496 A JP 35294496A JP H09235577 A JPH09235577 A JP H09235577A
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- Japan
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- carbon atoms
- cyclic
- lubricating oil
- oil composition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】熱安定性、酸化安定性に優れ、加水分解等によ
るカルボン酸の発生が無く、吸湿性が低く、粘度指数が
高く、安価で、かつコンタミ溶解力の高い潤滑油組成物
を提供すること、並びにハイドロフルオロカーボンとの
相溶性、電気絶縁性、吸湿性、粘度指数等の性能に優
れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無く、安価
で、かつコンタミ溶解力の高い冷凍機作動流体用組成物
を提供すること。 【解決手段】100℃における動粘度が0.1〜100
mm2 /sであるポリアルキレングリコール化合物と、
環状ケタールあるいは環状アセタールを含有することを
特徴とする潤滑油組成物、並びに、かかる潤滑油組成物
を含む冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含有する
冷凍機作動流体用組成物。
るカルボン酸の発生が無く、吸湿性が低く、粘度指数が
高く、安価で、かつコンタミ溶解力の高い潤滑油組成物
を提供すること、並びにハイドロフルオロカーボンとの
相溶性、電気絶縁性、吸湿性、粘度指数等の性能に優
れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無く、安価
で、かつコンタミ溶解力の高い冷凍機作動流体用組成物
を提供すること。 【解決手段】100℃における動粘度が0.1〜100
mm2 /sであるポリアルキレングリコール化合物と、
環状ケタールあるいは環状アセタールを含有することを
特徴とする潤滑油組成物、並びに、かかる潤滑油組成物
を含む冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含有する
冷凍機作動流体用組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は100℃における動
粘度が0.1〜100mm2 /sであるポリアルキレン
グリコール化合物と特定の構造を有する環状ケタールあ
るいは環状アセタールを含有する潤滑油組成物に関す
る。さらに、この潤滑油組成物を用いた冷凍機作動流体
用組成物に関する。
粘度が0.1〜100mm2 /sであるポリアルキレン
グリコール化合物と特定の構造を有する環状ケタールあ
るいは環状アセタールを含有する潤滑油組成物に関す
る。さらに、この潤滑油組成物を用いた冷凍機作動流体
用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、更油期間の延長並びに省エネルギ
ー化に対する要望や機械装置の高性能化、小型化に伴
い、潤滑油に要求される性能もより苛酷なものとなって
きており、特に熱安定性並びに酸化安定性に優れた潤滑
油が強く要望されている。また、フロンガスによるオゾ
ン層の破壊や二酸化炭素、メタンガスによる地球の温暖
化、排気ガス中の亜硫酸ガスやNOxによる酸性雨や森
林破壊、化学物質の漏洩による土壌、湖沼の汚染等、地
球環境汚染の問題がクローズアップされており、潤滑油
においてもその対応が求められている。
ー化に対する要望や機械装置の高性能化、小型化に伴
い、潤滑油に要求される性能もより苛酷なものとなって
きており、特に熱安定性並びに酸化安定性に優れた潤滑
油が強く要望されている。また、フロンガスによるオゾ
ン層の破壊や二酸化炭素、メタンガスによる地球の温暖
化、排気ガス中の亜硫酸ガスやNOxによる酸性雨や森
林破壊、化学物質の漏洩による土壌、湖沼の汚染等、地
球環境汚染の問題がクローズアップされており、潤滑油
においてもその対応が求められている。
【0003】熱安定性、酸化安定性向上の要望に応える
ために、ポリアルキレングリコール等のエーテルや脂肪
族ジエステルやヒンダードエステル等のエステルが開発
され、エンジン油、作動油、グリース基油、ギヤ油、圧
延油、精密機械油等に利用されている。
ために、ポリアルキレングリコール等のエーテルや脂肪
族ジエステルやヒンダードエステル等のエステルが開発
され、エンジン油、作動油、グリース基油、ギヤ油、圧
延油、精密機械油等に利用されている。
【0004】しかしながら、ポリアルキレングリコール
等のエーテルは、従来使用されている鉱物油に比べ極性
が高すぎるために、吸湿性が大きい、従来使用され
ている添加剤が溶解しない等の欠点を有している。この
ポリアルキレングリコールに比べ、極性があまり高くな
いエーテルとしては特公平1−29240号公報に述べ
られているハロゲン化アルキルとポリオールから合成さ
れるものがあるが、生成したエーテルにハロゲンが微量
残留し、熱安定性、酸化安定性を悪くする可能性があ
る。
等のエーテルは、従来使用されている鉱物油に比べ極性
が高すぎるために、吸湿性が大きい、従来使用され
ている添加剤が溶解しない等の欠点を有している。この
ポリアルキレングリコールに比べ、極性があまり高くな
いエーテルとしては特公平1−29240号公報に述べ
られているハロゲン化アルキルとポリオールから合成さ
れるものがあるが、生成したエーテルにハロゲンが微量
残留し、熱安定性、酸化安定性を悪くする可能性があ
る。
【0005】また、エステルにおいても、加水分解によ
りカルボン酸を生成し金属を腐食するという問題や、金
属への吸着性が優れるために摩擦係数を下げるという長
所はあるが、逆に油性向上剤や極圧剤等の効果を阻害す
るという欠点を有している。
りカルボン酸を生成し金属を腐食するという問題や、金
属への吸着性が優れるために摩擦係数を下げるという長
所はあるが、逆に油性向上剤や極圧剤等の効果を阻害す
るという欠点を有している。
【0006】従って、このような極性があまり高くな
く、熱安定性、酸化安定性に優れ、加水分解等によるカ
ルボン酸の発生のない、吸湿性の低い合成潤滑油が求め
られている。
く、熱安定性、酸化安定性に優れ、加水分解等によるカ
ルボン酸の発生のない、吸湿性の低い合成潤滑油が求め
られている。
【0007】一方、地球環境の点からオゾン層保護のた
め冷蔵庫やカークーラーに使用されているジクロロジフ
ルオロメタン(CFC12)の使用が規制され、199
5年末には使用禁止されることが決まった。また、続い
てルームエアコン等に使用されているクロロジフルオロ
メタン(HCFC22)の使用も規制されようとしてい
る。そのため、このCFC12やHCFC22の代替品
として、オゾン層を破壊することのないハイドロフルオ
ロカーボン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(H
FC134a)やジフルオロメタン(HFC32)やペ
ンタフルオロエタン(HFC125)が開発されてい
る。
め冷蔵庫やカークーラーに使用されているジクロロジフ
ルオロメタン(CFC12)の使用が規制され、199
5年末には使用禁止されることが決まった。また、続い
てルームエアコン等に使用されているクロロジフルオロ
メタン(HCFC22)の使用も規制されようとしてい
る。そのため、このCFC12やHCFC22の代替品
として、オゾン層を破壊することのないハイドロフルオ
ロカーボン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(H
FC134a)やジフルオロメタン(HFC32)やペ
ンタフルオロエタン(HFC125)が開発されてい
る。
【0008】しかし、ハイドロフルオロカーボンはCF
C12やHCFC22に比べて極性が高いため、冷凍機
油として従来より一般に使用されているナフテン系鉱物
油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン等の潤滑油
を用いると、これらの潤滑油とハイドロフルオロカーボ
ンとの相溶性が悪く、低温において二相分離を起こす。
二相分離を起こすと、オイル戻りが悪くなり、熱交換器
としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝
熱を妨げ、また、潤滑不良や起動時の発泡等の重大欠陥
の原因となる。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新
しい冷媒雰囲気下での冷凍機油として使用することがで
きない。従って、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の良い潤滑油が求められている。
C12やHCFC22に比べて極性が高いため、冷凍機
油として従来より一般に使用されているナフテン系鉱物
油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン等の潤滑油
を用いると、これらの潤滑油とハイドロフルオロカーボ
ンとの相溶性が悪く、低温において二相分離を起こす。
二相分離を起こすと、オイル戻りが悪くなり、熱交換器
としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝
熱を妨げ、また、潤滑不良や起動時の発泡等の重大欠陥
の原因となる。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新
しい冷媒雰囲気下での冷凍機油として使用することがで
きない。従って、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の良い潤滑油が求められている。
【0009】また、潤滑性についてもCFC12やHC
FC22においては、それが一部分解して塩化水素を発
生させ、この塩化水素が摩擦面と反応して、塩化物皮膜
を形成して潤滑性を良好にするという効果があった。し
かしながら、塩素原子を含んでいないハイドロフルオロ
カーボンにはこのような効果が期待できないため、ハイ
ドロフルオロカーボンと共に使用する冷凍機油には従来
のものより一層潤滑性の優れた潤滑油が求められる。
FC22においては、それが一部分解して塩化水素を発
生させ、この塩化水素が摩擦面と反応して、塩化物皮膜
を形成して潤滑性を良好にするという効果があった。し
かしながら、塩素原子を含んでいないハイドロフルオロ
カーボンにはこのような効果が期待できないため、ハイ
ドロフルオロカーボンと共に使用する冷凍機油には従来
のものより一層潤滑性の優れた潤滑油が求められる。
【0010】更に、ハイドロフルオロカーボンと共に用
いられる冷凍機油としては、ハイドロフルオロカーボン
共存下での熱安定性の良いことが必要である。
いられる冷凍機油としては、ハイドロフルオロカーボン
共存下での熱安定性の良いことが必要である。
【0011】このほか、電気冷蔵庫やルームエアコン等
の圧縮式冷凍機には、絶縁材やエナメル線などのモータ
ーに用いられている有機材料が存在するため、ハイドロ
フルオロカーボンと冷凍機油からなる作動流体として
は、これらの有機材料に悪影響を及ぼさないことが必要
であるし、電気絶縁性も良好であることが必要である。
また、冷凍機油の熱、空気あるいは加水分解による劣化
物や、冷凍機の冷凍サイクル内に残存する、冷凍機の製
造及び組み立て時に使用される鉱物油系や炭化水素合成
油系等の各種油剤、例えば引き抜き油、切削油、防錆
油、プレス油、洗浄油等が、キャピラリーの流量低下の
原因となり、冷凍効率の低下を引き起こす。従って、ハ
イドロフルオロカーボンと共に用いられる冷凍機油に
は、これらの劣化物や残存油剤等のコンタミの溶解力の
高いことが必要である。
の圧縮式冷凍機には、絶縁材やエナメル線などのモータ
ーに用いられている有機材料が存在するため、ハイドロ
フルオロカーボンと冷凍機油からなる作動流体として
は、これらの有機材料に悪影響を及ぼさないことが必要
であるし、電気絶縁性も良好であることが必要である。
また、冷凍機油の熱、空気あるいは加水分解による劣化
物や、冷凍機の冷凍サイクル内に残存する、冷凍機の製
造及び組み立て時に使用される鉱物油系や炭化水素合成
油系等の各種油剤、例えば引き抜き油、切削油、防錆
油、プレス油、洗浄油等が、キャピラリーの流量低下の
原因となり、冷凍効率の低下を引き起こす。従って、ハ
イドロフルオロカーボンと共に用いられる冷凍機油に
は、これらの劣化物や残存油剤等のコンタミの溶解力の
高いことが必要である。
【0012】ハイドロフルオロカーボン、例えば1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)と共に用い
ることのできる冷凍機油として、米国特許第4,755,316
号明細書(特表平2−502385号公報)や特開平3
−14894号公報(ヨーロッパ特許第377,122 号)、
特開平2−182780号公報(WO90/05172
号)等にポリアルキレングリコール系化合物が開示され
ている。
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)と共に用い
ることのできる冷凍機油として、米国特許第4,755,316
号明細書(特表平2−502385号公報)や特開平3
−14894号公報(ヨーロッパ特許第377,122 号)、
特開平2−182780号公報(WO90/05172
号)等にポリアルキレングリコール系化合物が開示され
ている。
【0013】ポリアルキレングリコール系化合物はナフ
テン系鉱物油に比べ極性が高いので、HFC134aと
の低温での相溶性は確かに良好である。しかしながら、
米国特許第4,755,316 号明細書に述べられているよう
に、ポリアルキレングリコール系化合物は逆に温度が上
昇すると二相分離を起こすという問題がある。また、ポ
リアルキレングリコール系化合物にはこの他にもいくつ
かの問題がある。一つは電気絶縁性が劣るということで
ある。これは非常に大きな問題であり、モーターがコン
プレッサーに内蔵されている電気冷蔵庫用冷凍機やエア
コン用冷凍機には用いることができない。これらの化合
物はそのような心配のないカーエアコン用途としての使
用が示唆されている。もう一つの問題は吸湿性の大きい
ことである。ポリアルキレングリコール系化合物中の水
分のために、有機材料であるPETフィルム等が加水分
解したりする。単位重量当たりのエーテル結合の数を小
さくすることにより、電気絶縁性を良好にし、吸湿性を
小さくできるが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなる。このようにポリアルキレングリコールのよ
うなエーテル系化合物は、ハイドロフルオロカーボンと
の相溶性と電気絶縁性、吸湿性の特性を両立させること
はできない。
テン系鉱物油に比べ極性が高いので、HFC134aと
の低温での相溶性は確かに良好である。しかしながら、
米国特許第4,755,316 号明細書に述べられているよう
に、ポリアルキレングリコール系化合物は逆に温度が上
昇すると二相分離を起こすという問題がある。また、ポ
リアルキレングリコール系化合物にはこの他にもいくつ
かの問題がある。一つは電気絶縁性が劣るということで
ある。これは非常に大きな問題であり、モーターがコン
プレッサーに内蔵されている電気冷蔵庫用冷凍機やエア
コン用冷凍機には用いることができない。これらの化合
物はそのような心配のないカーエアコン用途としての使
用が示唆されている。もう一つの問題は吸湿性の大きい
ことである。ポリアルキレングリコール系化合物中の水
分のために、有機材料であるPETフィルム等が加水分
解したりする。単位重量当たりのエーテル結合の数を小
さくすることにより、電気絶縁性を良好にし、吸湿性を
小さくできるが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなる。このようにポリアルキレングリコールのよ
うなエーテル系化合物は、ハイドロフルオロカーボンと
の相溶性と電気絶縁性、吸湿性の特性を両立させること
はできない。
【0014】このような電気絶縁性、吸湿性等のポリア
ルキレングリコール系化合物の問題を改善するためにエ
ステル系化合物やカーボネート系化合物が開発されてい
る。例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC13
4a)と共に用いることができる冷凍機油として、米国
特許第4,851,144 号明細書(特開平2−276894号
公報)や特開平2−158693号公報にポリアルキレ
ングリコール化合物とエステル油の混合油が開示され、
特表平3−505602号公報(WO90/12849
号)、特開平3−128991号公報、特開平3−12
8992号公報、特開平3−88892号公報、特開平
3−179091号公報にエステル油が開示されてい
る。特開平2−132178号公報、特開平3−149
295号公報、ヨーロッパ特許第421,298 号明細書にカ
ーボネート油が開示されている。
ルキレングリコール系化合物の問題を改善するためにエ
ステル系化合物やカーボネート系化合物が開発されてい
る。例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC13
4a)と共に用いることができる冷凍機油として、米国
特許第4,851,144 号明細書(特開平2−276894号
公報)や特開平2−158693号公報にポリアルキレ
ングリコール化合物とエステル油の混合油が開示され、
特表平3−505602号公報(WO90/12849
号)、特開平3−128991号公報、特開平3−12
8992号公報、特開平3−88892号公報、特開平
3−179091号公報にエステル油が開示されてい
る。特開平2−132178号公報、特開平3−149
295号公報、ヨーロッパ特許第421,298 号明細書にカ
ーボネート油が開示されている。
【0015】エステル系化合物やカーボネート系化合物
は、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性に優れ、ハイ
ドロフルオロカーボン共存下での熱安定性にも優れてい
る。ポリアルキレングリコール系化合物に比べ、電気絶
縁性が極めて優れており、また、吸湿性もかなり低い。
しかしながら、従来の作動流体であるCFC12−鉱物
油系に比べると、ハイドロフルオロカーボン−エステル
油系やハイドロフルオロカーボン−カーボネート油系で
は、フロン、油共に極性が高くなり、水を含みやすい。
そのため、エステルは加水分解を起こし、カルボン酸を
生成し、生成したカルボン酸が金属を腐食し、磨耗を引
き起こす問題がある。また、カーボネート油は加水分解
を起こし、非凝縮性の二酸化炭素を生成し、冷凍能力を
低下させるという問題も生じる。
は、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性に優れ、ハイ
ドロフルオロカーボン共存下での熱安定性にも優れてい
る。ポリアルキレングリコール系化合物に比べ、電気絶
縁性が極めて優れており、また、吸湿性もかなり低い。
しかしながら、従来の作動流体であるCFC12−鉱物
油系に比べると、ハイドロフルオロカーボン−エステル
油系やハイドロフルオロカーボン−カーボネート油系で
は、フロン、油共に極性が高くなり、水を含みやすい。
そのため、エステルは加水分解を起こし、カルボン酸を
生成し、生成したカルボン酸が金属を腐食し、磨耗を引
き起こす問題がある。また、カーボネート油は加水分解
を起こし、非凝縮性の二酸化炭素を生成し、冷凍能力を
低下させるという問題も生じる。
【0016】特に、ルームエアコンでは専ら冷媒の現場
充填が行われるので、工場充填が行われる冷蔵庫の場合
と異なり水分の混入を防止するのは不可能に近く、ハイ
ドロフルオロカーボン−エステル油系やハイドロフルオ
ロカーボン−カーボネート油系ではルームエアコンでの
信頼性が心配される。また、このようなエステル系化合
物やカーボネート系化合物はコンタミ溶解力が不充分で
あり、キャピラリーの流量低下や目詰り等による冷凍効
率の低下を引き起こす可能性がある。
充填が行われるので、工場充填が行われる冷蔵庫の場合
と異なり水分の混入を防止するのは不可能に近く、ハイ
ドロフルオロカーボン−エステル油系やハイドロフルオ
ロカーボン−カーボネート油系ではルームエアコンでの
信頼性が心配される。また、このようなエステル系化合
物やカーボネート系化合物はコンタミ溶解力が不充分で
あり、キャピラリーの流量低下や目詰り等による冷凍効
率の低下を引き起こす可能性がある。
【0017】また、ポリアルキレングリコールの電気絶
縁性を改良したポリエーテル化合物として、WO93/
24435号公報においてポリビニルエーテル系化合物
が開示されている。このポリビニルエーテル系化合物
は、ビニルエーテル系モノマーを重合し水素添加するこ
とによって得られており、このものはハイドロフルオロ
カーボンとの相溶性が良好で、電気絶縁性においても良
好であることが開示されている。しかしながら、ポリビ
ニルエーテル系化合物は重合法によって合成されてお
り、生成物は分子量のばらつきを有するため、一部の高
分子量化合物がキャピラリーチューブ詰まりの原因とな
る可能性があり、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
を悪化させる可能性がある。また、後処理方法が煩雑で
あったり、不安定なビニルエーテル系モノマーを原料に
使用しており、必ずしも収率良く得られているとは言い
難い。特に、低重合度のもの(重合度6付近)は収率が
低くなってしまうという欠点がある。また、ビニルエー
テル系モノマーは構造によっては原料の入手が困難で、
高価なものとなっている。また、このようなポリエーテ
ル系化合物はコンタミ溶解力が不充分であり、キャピラ
リーの流量低下や目詰り等による冷凍効率の低下を引き
起こす可能性がある。
縁性を改良したポリエーテル化合物として、WO93/
24435号公報においてポリビニルエーテル系化合物
が開示されている。このポリビニルエーテル系化合物
は、ビニルエーテル系モノマーを重合し水素添加するこ
とによって得られており、このものはハイドロフルオロ
カーボンとの相溶性が良好で、電気絶縁性においても良
好であることが開示されている。しかしながら、ポリビ
ニルエーテル系化合物は重合法によって合成されてお
り、生成物は分子量のばらつきを有するため、一部の高
分子量化合物がキャピラリーチューブ詰まりの原因とな
る可能性があり、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
を悪化させる可能性がある。また、後処理方法が煩雑で
あったり、不安定なビニルエーテル系モノマーを原料に
使用しており、必ずしも収率良く得られているとは言い
難い。特に、低重合度のもの(重合度6付近)は収率が
低くなってしまうという欠点がある。また、ビニルエー
テル系モノマーは構造によっては原料の入手が困難で、
高価なものとなっている。また、このようなポリエーテ
ル系化合物はコンタミ溶解力が不充分であり、キャピラ
リーの流量低下や目詰り等による冷凍効率の低下を引き
起こす可能性がある。
【0018】一方、環状ケタール、環状アセタールを冷
凍機作動流体に用いる例は、特開平4−320498号
公報、特開平6−57243号公報に述べられている。
前者は、1価アルコールまたは2価アルコールとケトン
またはアルデヒドから得られるケタールあるいはアセタ
ールであり、エステルまたはポリアルキレングリコール
系の合成潤滑油に配合して用いることが述べられてお
り、後者は、分子内にケタールまたはアセタール基を含
有したグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトールのエステルやカー
ボネートの誘導体である。前者のアセタール、ケタール
は分子量が小さく、沸点、引火点が低いという欠点を有
し、なおかつ粘度が低いという欠点を有する。従って、
エステルやポリアルキレングリコール等のエーテルに混
合すると、粘度の低下や引火点の低下が著しく起こると
いう欠点を有する。また、後者のアセタール、ケタール
は、製造において2つ以上の反応工程を経るため高価な
ものとなるという欠点を有し、更に、いくつかのものは
高純度で得にくいという欠点を有する。更に後者のアセ
タール、ケタールとして具体的に開示されているもの
は、分子内にエーテル結合が2個以上含まれており、電
気絶縁性の向上が充分でないという問題がある。また、
このような環状ケタール、環状アセタール系化合物はコ
ンタミ溶解力が不充分であり、キャピラリーの流量低下
や目詰り等による冷凍効率の低下を引き起こす可能性が
ある。一方、特開平8−73880号公報にはコンタミ
物質による金属腐食やスラッジの影響を防ぐために、オ
キサゾリン化合物の添加が記載されている。しかしオキ
サゾリン化合物自身の熱安定性が悪く、これにより冷凍
機油を劣化させ、キャピラリーの目詰りを起してしまう
可能性がある。
凍機作動流体に用いる例は、特開平4−320498号
公報、特開平6−57243号公報に述べられている。
前者は、1価アルコールまたは2価アルコールとケトン
またはアルデヒドから得られるケタールあるいはアセタ
ールであり、エステルまたはポリアルキレングリコール
系の合成潤滑油に配合して用いることが述べられてお
り、後者は、分子内にケタールまたはアセタール基を含
有したグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトールのエステルやカー
ボネートの誘導体である。前者のアセタール、ケタール
は分子量が小さく、沸点、引火点が低いという欠点を有
し、なおかつ粘度が低いという欠点を有する。従って、
エステルやポリアルキレングリコール等のエーテルに混
合すると、粘度の低下や引火点の低下が著しく起こると
いう欠点を有する。また、後者のアセタール、ケタール
は、製造において2つ以上の反応工程を経るため高価な
ものとなるという欠点を有し、更に、いくつかのものは
高純度で得にくいという欠点を有する。更に後者のアセ
タール、ケタールとして具体的に開示されているもの
は、分子内にエーテル結合が2個以上含まれており、電
気絶縁性の向上が充分でないという問題がある。また、
このような環状ケタール、環状アセタール系化合物はコ
ンタミ溶解力が不充分であり、キャピラリーの流量低下
や目詰り等による冷凍効率の低下を引き起こす可能性が
ある。一方、特開平8−73880号公報にはコンタミ
物質による金属腐食やスラッジの影響を防ぐために、オ
キサゾリン化合物の添加が記載されている。しかしオキ
サゾリン化合物自身の熱安定性が悪く、これにより冷凍
機油を劣化させ、キャピラリーの目詰りを起してしまう
可能性がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように、今まで開
発されたハイドロフルオロカーボン−ポリアルキレング
リコール系は吸湿性・電気絶縁性に、ハイドロフルオロ
カーボン−エステル系、ハイドロフルオロカーボン−カ
ーボネート系は耐加水分解性に問題があり、また、何れ
の系も従来のCFC12−鉱物油系に比べ水分を含みや
すく、熱安定性の低下や有機材料の劣化、金属の腐食や
磨耗等を引き起こし、冷凍機作動流体として満足できる
ものではない。また、ポリビニルエーテル系化合物は分
子量分布を持つために一部高分子量化合物を含み、これ
が相溶性を低下させる欠点があり、原料種が限られ、高
価なものとなってしまうという欠点がある。また、今ま
でに報告されているケタールやアセタールは分子量が低
い、高価格であるという欠点を有する。また、いままで
開発された潤滑油組成物及び冷凍機作動流体用組成物は
コンタミ溶解力が不充分であり、キャピラリーの流量低
下や目詰り等による冷凍効率の低下を引き起こす可能性
がある。
発されたハイドロフルオロカーボン−ポリアルキレング
リコール系は吸湿性・電気絶縁性に、ハイドロフルオロ
カーボン−エステル系、ハイドロフルオロカーボン−カ
ーボネート系は耐加水分解性に問題があり、また、何れ
の系も従来のCFC12−鉱物油系に比べ水分を含みや
すく、熱安定性の低下や有機材料の劣化、金属の腐食や
磨耗等を引き起こし、冷凍機作動流体として満足できる
ものではない。また、ポリビニルエーテル系化合物は分
子量分布を持つために一部高分子量化合物を含み、これ
が相溶性を低下させる欠点があり、原料種が限られ、高
価なものとなってしまうという欠点がある。また、今ま
でに報告されているケタールやアセタールは分子量が低
い、高価格であるという欠点を有する。また、いままで
開発された潤滑油組成物及び冷凍機作動流体用組成物は
コンタミ溶解力が不充分であり、キャピラリーの流量低
下や目詰り等による冷凍効率の低下を引き起こす可能性
がある。
【0020】従って、本発明の目的は、熱安定性、酸化
安定性に優れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無
く、吸湿性が低く、粘度指数が高く、安価で、かつコン
タミ溶解力の高い潤滑油組成物を提供することにあり、
また、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁
性、吸湿性、粘度指数等の性能に優れ、加水分解等によ
るカルボン酸の発生が無く、安価で、かつコンタミ溶解
力の高い冷凍機作動流体用組成物を提供することにあ
る。
安定性に優れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無
く、吸湿性が低く、粘度指数が高く、安価で、かつコン
タミ溶解力の高い潤滑油組成物を提供することにあり、
また、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁
性、吸湿性、粘度指数等の性能に優れ、加水分解等によ
るカルボン酸の発生が無く、安価で、かつコンタミ溶解
力の高い冷凍機作動流体用組成物を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の構造を
有する環状ケタールあるいは環状アセタール化合物とポ
リアルキレングリコール化合物とを含む組成物が、ハイ
ドロフルオロカーボンとの相溶性に優れ、電気絶縁性に
も優れ、潤滑性や耐熱性にも優れ、吸湿性にも優れ、粘
度指数にも優れ、しかも加水分解によるカルボン酸の発
生がなく、コンタミ溶解力の高い、極めて優れた潤滑油
組成物となりうることを発見し、さらに研究をすすめて
本発明を完成するに至った。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の構造を
有する環状ケタールあるいは環状アセタール化合物とポ
リアルキレングリコール化合物とを含む組成物が、ハイ
ドロフルオロカーボンとの相溶性に優れ、電気絶縁性に
も優れ、潤滑性や耐熱性にも優れ、吸湿性にも優れ、粘
度指数にも優れ、しかも加水分解によるカルボン酸の発
生がなく、コンタミ溶解力の高い、極めて優れた潤滑油
組成物となりうることを発見し、さらに研究をすすめて
本発明を完成するに至った。
【0022】即ち、本発明の要旨は、〔1〕 100
℃における動粘度が0.1〜100mm2 /sであるポ
リアルキレングリコール化合物と、環状ケタールあるい
は環状アセタールを含有することを特徴とする潤滑油組
成物、〔2〕 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、4価以上10価以下の価数が偶数である多価アルコ
ールの1種以上と、一般式(1)
℃における動粘度が0.1〜100mm2 /sであるポ
リアルキレングリコール化合物と、環状ケタールあるい
は環状アセタールを含有することを特徴とする潤滑油組
成物、〔2〕 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、4価以上10価以下の価数が偶数である多価アルコ
ールの1種以上と、一般式(1)
【0023】
【化5】
【0024】(式中、R1 は水素原子または炭素数1〜
18の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R2 は炭素数1〜18の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R1 とR2 は一緒に
なって炭素数2〜36のアルキレン基を示す。)で表さ
れるカルボニル化合物またはその反応性誘導体であるケ
タールもしくはアセタールの1種以上とから得られるも
のである前記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔3〕 環
状ケタールあるいは環状アセタールが、4価以上8価以
下の価数が偶数の多価アルコールの1種以上と、一般式
(2)
18の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R2 は炭素数1〜18の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R1 とR2 は一緒に
なって炭素数2〜36のアルキレン基を示す。)で表さ
れるカルボニル化合物またはその反応性誘導体であるケ
タールもしくはアセタールの1種以上とから得られるも
のである前記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔3〕 環
状ケタールあるいは環状アセタールが、4価以上8価以
下の価数が偶数の多価アルコールの1種以上と、一般式
(2)
【0025】
【化6】
【0026】(式中、R3 は水素原子または炭素数1〜
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるカルボ
ニル化合物またはその反応性誘導体であるケタールもし
くはアセタールの1種以上とから得られるものである前
記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔4〕 多価アルコー
ルがエーテル結合を持たないものであるか、またはエー
テル結合を1つ持つものである前記〔2〕又は〔3〕記
載の潤滑油組成物、〔5〕 環状ケタールあるいは環
状アセタールが1,3-ジオキソラン構造及び/又は1,3-ジ
オキサン構造を含むものである前記〔1〕〜〔4〕いず
れか記載の潤滑油組成物、〔6〕 環状ケタールある
いは環状アセタールが、4価または6価の炭素数4〜2
0の飽和脂肪族アルコールと、一般式(2)で表される
カルボニル化合物またはその反応性誘導体であるケター
ルもしくはアセタールの1種以上とから得られるもので
ある前記〔4〕又は〔5〕記載の潤滑油組成物、〔7〕
環状ケタールあるいは環状アセタールが、一般式
(3)又は(4)
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるカルボ
ニル化合物またはその反応性誘導体であるケタールもし
くはアセタールの1種以上とから得られるものである前
記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔4〕 多価アルコー
ルがエーテル結合を持たないものであるか、またはエー
テル結合を1つ持つものである前記〔2〕又は〔3〕記
載の潤滑油組成物、〔5〕 環状ケタールあるいは環
状アセタールが1,3-ジオキソラン構造及び/又は1,3-ジ
オキサン構造を含むものである前記〔1〕〜〔4〕いず
れか記載の潤滑油組成物、〔6〕 環状ケタールある
いは環状アセタールが、4価または6価の炭素数4〜2
0の飽和脂肪族アルコールと、一般式(2)で表される
カルボニル化合物またはその反応性誘導体であるケター
ルもしくはアセタールの1種以上とから得られるもので
ある前記〔4〕又は〔5〕記載の潤滑油組成物、〔7〕
環状ケタールあるいは環状アセタールが、一般式
(3)又は(4)
【0027】
【化7】
【0028】(式中、R3 は水素原子または炭素数1〜
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるもので
ある前記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔8〕 環状ケ
タールあるいは環状アセタールが、一般式(5)又は
(6)
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるもので
ある前記〔1〕記載の潤滑油組成物、〔8〕 環状ケ
タールあるいは環状アセタールが、一般式(5)又は
(6)
【0029】
【化8】
【0030】(式中、R3 は水素原子または炭素数1〜
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるもので
ある前記〔1〕記載の潤滑油組成物、
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。)で表されるもので
ある前記〔1〕記載の潤滑油組成物、
〔9〕 潤滑油
組成物中のポリアルキレングリコール化合物と環状ケタ
ールあるいは環状アセタールの混合比率がポリアルキレ
ングリコール化合物/環状ケタール、環状アセタール=
1/99〜99/1(重量比)である前記〔1〕〜
〔8〕いずれか記載の潤滑油組成物、〔10〕 ポリア
ルキレングリコール化合物が、下記の一般式(7)で示
される化合物である前記〔1〕〜
組成物中のポリアルキレングリコール化合物と環状ケタ
ールあるいは環状アセタールの混合比率がポリアルキレ
ングリコール化合物/環状ケタール、環状アセタール=
1/99〜99/1(重量比)である前記〔1〕〜
〔8〕いずれか記載の潤滑油組成物、〔10〕 ポリア
ルキレングリコール化合物が、下記の一般式(7)で示
される化合物である前記〔1〕〜
〔9〕いずれか記載の
潤滑油組成物、 A−(O−(R5 O)v−R6 )w (7) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R6 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水
素基、又は炭素数2〜18のアシル基を表す。Aは水素
原子、炭素数1〜18のw価のアルコール残基、又は炭
素数6〜18のw価のフェノール残基を表す。vは1〜
50の数、wは1〜6の数を表す。ただし、v個のR5
O、w個のR6 、及びw個のO−(R5 O)v−R6 は
それぞれ同一であっても異なっていても良い。) 〔11〕 ポリアルキレングリコール化合物が、下記の
一般式(8)で示される化合物である前記〔1〕〜
潤滑油組成物、 A−(O−(R5 O)v−R6 )w (7) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R6 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水
素基、又は炭素数2〜18のアシル基を表す。Aは水素
原子、炭素数1〜18のw価のアルコール残基、又は炭
素数6〜18のw価のフェノール残基を表す。vは1〜
50の数、wは1〜6の数を表す。ただし、v個のR5
O、w個のR6 、及びw個のO−(R5 O)v−R6 は
それぞれ同一であっても異なっていても良い。) 〔11〕 ポリアルキレングリコール化合物が、下記の
一般式(8)で示される化合物である前記〔1〕〜
〔9〕いずれか記載の潤滑油組成物、 R7 O−(R5 O)x−R8 (8) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R7 は炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。R8 は水素原子又は炭素数1〜18の炭化水素基を
表す。xは1〜50の数を表す。ただし、R7 とR8 は
同一であっても異なっていても良い。また、x個のR5
Oは同一であっても異なっていても良い。) 〔12〕 前記〔1〕〜〔11〕いずれか記載の潤滑油
組成物を含む冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含
有する冷凍機作動流体用組成物、〔13〕 ハイドロフ
ルオロカーボンと冷凍機油とを、ハイドロフルオロカー
ボン/冷凍機油=50/1〜1/20(重量比)で含有
する前記〔12〕記載の冷凍機作動流体用組成物、に関
するものである。
ン基を表す。R7 は炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。R8 は水素原子又は炭素数1〜18の炭化水素基を
表す。xは1〜50の数を表す。ただし、R7 とR8 は
同一であっても異なっていても良い。また、x個のR5
Oは同一であっても異なっていても良い。) 〔12〕 前記〔1〕〜〔11〕いずれか記載の潤滑油
組成物を含む冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含
有する冷凍機作動流体用組成物、〔13〕 ハイドロフ
ルオロカーボンと冷凍機油とを、ハイドロフルオロカー
ボン/冷凍機油=50/1〜1/20(重量比)で含有
する前記〔12〕記載の冷凍機作動流体用組成物、に関
するものである。
【0031】
【発明の実施の形態】1.環状ケタール、環状アセタールについて 本発明に用いられる環状ケタールまたは環状アセタール
に関わる多価アルコールは、4〜10価の価数が偶数で
ある多価アルコールであり、好ましくは4価、6価また
は8価、さらに好ましくは4価または6価である。本明
細書において、環状ケタールまたは環状アセタールに関
わる多価アルコールとは、該多価アルコールとカルボニ
ル化合物等とから該環状ケタールまたは環状アセタール
が形成される場合の該多価アルコールをいう。10価よ
り大きいと得られる環状ケタールあるいは環状アセター
ルの粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度
が高くなりすぎる。また、4価より小さいと分子量が低
くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の沸点、引火点が低
くなりすぎ好ましくない。多価アルコールの価数が奇数
の場合、必ず未反応の水酸基が残り、粘度が高くなるた
め好ましくない。また、冷凍機作動流体に用いる場合、
水酸基が残ると、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなるため好ましくない。未反応の水酸基をアルキ
ル化反応によってエーテル構造にすることにより、粘度
やハイドロフルオロカーボンとの相溶性を改善できる
が、製造における反応工程が増えるため好ましくない。
また、そのために高純度のものが得にくくなる。
に関わる多価アルコールは、4〜10価の価数が偶数で
ある多価アルコールであり、好ましくは4価、6価また
は8価、さらに好ましくは4価または6価である。本明
細書において、環状ケタールまたは環状アセタールに関
わる多価アルコールとは、該多価アルコールとカルボニ
ル化合物等とから該環状ケタールまたは環状アセタール
が形成される場合の該多価アルコールをいう。10価よ
り大きいと得られる環状ケタールあるいは環状アセター
ルの粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度
が高くなりすぎる。また、4価より小さいと分子量が低
くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の沸点、引火点が低
くなりすぎ好ましくない。多価アルコールの価数が奇数
の場合、必ず未反応の水酸基が残り、粘度が高くなるた
め好ましくない。また、冷凍機作動流体に用いる場合、
水酸基が残ると、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなるため好ましくない。未反応の水酸基をアルキ
ル化反応によってエーテル構造にすることにより、粘度
やハイドロフルオロカーボンとの相溶性を改善できる
が、製造における反応工程が増えるため好ましくない。
また、そのために高純度のものが得にくくなる。
【0032】具体的には、エリスリトール、ジグリセリ
ン、アラビノース、リボース、ソルビトール、マンニト
ール、ガラクチトール、イディトール、タリトール、ア
リトール、4,7-ジオキサデカン-1,2,9,10-テトラオー
ル、5-メチル-4,7- ジオキサデカン-1,2,9,10-テトラオ
ール、4,7,10- トリオキサトリデカン-1,2,12,13- テト
ラオール、1,6-ジメトキシヘキサン-2,3,4,5- テトラオ
ール、3,4-ジエトキシヘキサン-1,2,5,6- テトラオール
等の多価アルコールや、ペンタエリスリトール、ジトリ
メチロールエタン、ジトリメチロールプロパン、ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトール、2,9-ジ
エチル-2,9- ジヒドロキシメチル-4,7- ジオキサデカン
-1,10-ジオール、2,12- ジエチル-2,12-ジヒドロキシメ
チル-5,8-ジメチル-4,7,10-トリオキサトリデカン-1,13
-ジオール等のヒンダードアルコールである。
ン、アラビノース、リボース、ソルビトール、マンニト
ール、ガラクチトール、イディトール、タリトール、ア
リトール、4,7-ジオキサデカン-1,2,9,10-テトラオー
ル、5-メチル-4,7- ジオキサデカン-1,2,9,10-テトラオ
ール、4,7,10- トリオキサトリデカン-1,2,12,13- テト
ラオール、1,6-ジメトキシヘキサン-2,3,4,5- テトラオ
ール、3,4-ジエトキシヘキサン-1,2,5,6- テトラオール
等の多価アルコールや、ペンタエリスリトール、ジトリ
メチロールエタン、ジトリメチロールプロパン、ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトール、2,9-ジ
エチル-2,9- ジヒドロキシメチル-4,7- ジオキサデカン
-1,10-ジオール、2,12- ジエチル-2,12-ジヒドロキシメ
チル-5,8-ジメチル-4,7,10-トリオキサトリデカン-1,13
-ジオール等のヒンダードアルコールである。
【0033】このうち、4,7-ジオキサデカン-1,2,9,10-
テトラオール、5-メチル-4,7- ジオキサデカン-1,2,9,1
0-テトラオール、4,7,10- トリオキサトリデカン-1,2,1
2,13- テトラオール、1,6-ジメトキシヘキサン-2,3,4,5
- テトラオール、3,4-ジエトキシヘキサン-1,2,5,6- テ
トラオール、2,9-ジエチル-2,9- ジヒドロキシメチル-
4,7- ジオキサデカン-1,10-ジオール、2,12- ジエチル-
2,12-ジヒドロキシメチル-5,8- ジメチル-4,7,10-トリ
オキサトリデカン-1,13-ジオールのようにエーテル結合
を2個以上持つ多価アルコールは、工業的な入手が容易
ではなく、製造に数工程を要するため高価となり好まし
くない。
テトラオール、5-メチル-4,7- ジオキサデカン-1,2,9,1
0-テトラオール、4,7,10- トリオキサトリデカン-1,2,1
2,13- テトラオール、1,6-ジメトキシヘキサン-2,3,4,5
- テトラオール、3,4-ジエトキシヘキサン-1,2,5,6- テ
トラオール、2,9-ジエチル-2,9- ジヒドロキシメチル-
4,7- ジオキサデカン-1,10-ジオール、2,12- ジエチル-
2,12-ジヒドロキシメチル-5,8- ジメチル-4,7,10-トリ
オキサトリデカン-1,13-ジオールのようにエーテル結合
を2個以上持つ多価アルコールは、工業的な入手が容易
ではなく、製造に数工程を要するため高価となり好まし
くない。
【0034】本発明に用いられる環状ケタールまたは環
状アセタールに関わる多価アルコールは炭素数が4〜2
5のものであり、好ましくは4〜20のものである。炭
素数が25を超えると得られる環状ケタールあるいは環
状アセタールの粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組
成物の粘度が高くなりすぎる。また、炭素数が4より小
さいと分子量が低くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の
沸点、引火点が低くなり好ましくない。
状アセタールに関わる多価アルコールは炭素数が4〜2
5のものであり、好ましくは4〜20のものである。炭
素数が25を超えると得られる環状ケタールあるいは環
状アセタールの粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組
成物の粘度が高くなりすぎる。また、炭素数が4より小
さいと分子量が低くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の
沸点、引火点が低くなり好ましくない。
【0035】また、本発明に用いられる環状ケタールま
たは環状アセタールに関わる多価アルコールは、飽和脂
肪族アルコールである。不飽和結合を持つと得られる潤
滑油組成物の熱安定性が悪くなるので好ましくない。
たは環状アセタールに関わる多価アルコールは、飽和脂
肪族アルコールである。不飽和結合を持つと得られる潤
滑油組成物の熱安定性が悪くなるので好ましくない。
【0036】また、本発明に用いられる環状ケタールま
たは環状アセタールに関わる多価アルコールは、良好な
電気絶縁性を持つという観点からすれば分子内にエーテ
ル結合を持たないものが最も好ましい。また、エーテル
結合を持っても1つが好ましい。2つ以上持つと、電気
絶縁性が悪くなるため、本発明の潤滑油組成物を電気絶
縁油や冷凍機作動流体等に用いる場合、好ましくない。
分子内にエーテル結合を持たない多価アルコールの具体
例としては、エリスリトール、ソルビトール、マンニト
ール、ガラクチトール、イディトール、タリトール、ア
リトール、ペンタエリスリトール等が挙げられ、エーテ
ル結合を1つ持つ多価アルコールの具体例としては、ジ
グリセリン、ジトリメチロールプロパン、ジトリメチロ
ールエタン等が挙げられる。
たは環状アセタールに関わる多価アルコールは、良好な
電気絶縁性を持つという観点からすれば分子内にエーテ
ル結合を持たないものが最も好ましい。また、エーテル
結合を持っても1つが好ましい。2つ以上持つと、電気
絶縁性が悪くなるため、本発明の潤滑油組成物を電気絶
縁油や冷凍機作動流体等に用いる場合、好ましくない。
分子内にエーテル結合を持たない多価アルコールの具体
例としては、エリスリトール、ソルビトール、マンニト
ール、ガラクチトール、イディトール、タリトール、ア
リトール、ペンタエリスリトール等が挙げられ、エーテ
ル結合を1つ持つ多価アルコールの具体例としては、ジ
グリセリン、ジトリメチロールプロパン、ジトリメチロ
ールエタン等が挙げられる。
【0037】また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動
流体に用いる場合には、環状ケタールまたは環状アセタ
ールに関わる多価アルコールの価数は4価、6価、また
は8価が好ましく、さらに好ましくは4価あるいは6価
である。環状ケタールまたは環状アセタールに関わる多
価アルコールの価数が8価より大きいと冷凍機油用とし
ては粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度
が高くなりすぎ、またハイドロフルオロカーボンとの相
溶性が悪くなるため好ましくない。また、環状ケタール
または環状アセタールに関わる多価アルコールの価数が
4価より小さいと分子量が低くなりすぎて、得られる潤
滑油組成物の沸点、引火点が低くなるので好ましくな
い。
流体に用いる場合には、環状ケタールまたは環状アセタ
ールに関わる多価アルコールの価数は4価、6価、また
は8価が好ましく、さらに好ましくは4価あるいは6価
である。環状ケタールまたは環状アセタールに関わる多
価アルコールの価数が8価より大きいと冷凍機油用とし
ては粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度
が高くなりすぎ、またハイドロフルオロカーボンとの相
溶性が悪くなるため好ましくない。また、環状ケタール
または環状アセタールに関わる多価アルコールの価数が
4価より小さいと分子量が低くなりすぎて、得られる潤
滑油組成物の沸点、引火点が低くなるので好ましくな
い。
【0038】また、環状ケタールまたは環状アセタール
に関わる多価アルコールの炭素数が4〜20が好まし
く、さらに好ましくは4〜15、特に好ましくは4〜1
0である。環状ケタールまたは環状アセタールに関わる
多価アルコールの炭素数が20より大きいと、得られる
潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
悪くなり好ましくない。また、環状ケタールまたは環状
アセタールに関わる多価アルコールの炭素数が4より小
さいと分子量が低くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の
沸点、引火点が低くなり好ましくない。また、ペンタエ
リスリトールのような対称性の高いアルコールを用いた
場合は、得られる環状ケタールあるいは環状アセタール
の融点が高くなるため、得られる潤滑油組成物の融点が
高り、冷凍機作動流体用としては好ましくない。
に関わる多価アルコールの炭素数が4〜20が好まし
く、さらに好ましくは4〜15、特に好ましくは4〜1
0である。環状ケタールまたは環状アセタールに関わる
多価アルコールの炭素数が20より大きいと、得られる
潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
悪くなり好ましくない。また、環状ケタールまたは環状
アセタールに関わる多価アルコールの炭素数が4より小
さいと分子量が低くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の
沸点、引火点が低くなり好ましくない。また、ペンタエ
リスリトールのような対称性の高いアルコールを用いた
場合は、得られる環状ケタールあるいは環状アセタール
の融点が高くなるため、得られる潤滑油組成物の融点が
高り、冷凍機作動流体用としては好ましくない。
【0039】本発明で用いられる環状ケタールまたは環
状アセタールに関わるカルボニル化合物は、一般式
(1)で示されるケトンやアルデヒドである。
状アセタールに関わるカルボニル化合物は、一般式
(1)で示されるケトンやアルデヒドである。
【0040】
【化9】
【0041】一般式(1)で示されるケトンやアルデヒ
ドの炭素数は2〜37、好ましくは炭素数2〜25、さ
らに好ましくは炭素数2〜17である。炭素数が37を
超えると得られる環状ケタールあるいは環状アセタール
の粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が
高くなりすぎるため、好ましくない。
ドの炭素数は2〜37、好ましくは炭素数2〜25、さ
らに好ましくは炭素数2〜17である。炭素数が37を
超えると得られる環状ケタールあるいは環状アセタール
の粘度が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が
高くなりすぎるため、好ましくない。
【0042】R1 は水素原子または炭素数1〜18の直
鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好まし
くは水素原子または炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、も
しくは環状のアルキル基を示し、さらに好ましくは水素
原子または炭素数1〜8の直鎖、分岐鎖、もしくは環状
のアルキル基を示す。R2 は炭素数1〜18の直鎖、分
岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好ましくは炭
素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル
基を示し、さらに好ましくは炭素数1〜8の直鎖、分岐
鎖、もしくは環状のアルキル基を示す。あるいは、R1
とR2 は一緒になって炭素数2〜36、好ましくは2〜
24、さらに好ましくは2〜16のアルキレン基を示
す。また、R1 とR2 は同一でも異なっていても良い。
鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好まし
くは水素原子または炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、も
しくは環状のアルキル基を示し、さらに好ましくは水素
原子または炭素数1〜8の直鎖、分岐鎖、もしくは環状
のアルキル基を示す。R2 は炭素数1〜18の直鎖、分
岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好ましくは炭
素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル
基を示し、さらに好ましくは炭素数1〜8の直鎖、分岐
鎖、もしくは環状のアルキル基を示す。あるいは、R1
とR2 は一緒になって炭素数2〜36、好ましくは2〜
24、さらに好ましくは2〜16のアルキレン基を示
す。また、R1 とR2 は同一でも異なっていても良い。
【0043】R1 あるいはR2 の炭素数が18を超える
と得られる環状ケタールあるいは環状アセタールの粘度
が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が高くな
りすぎるため、好ましくない。また、R1 とR2 が一緒
になって形成するアルキレン基の炭素数が36を超える
と得られる環状ケタールあるいは環状アセタールの粘度
が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が高くな
りすぎるため、好ましくない。
と得られる環状ケタールあるいは環状アセタールの粘度
が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が高くな
りすぎるため、好ましくない。また、R1 とR2 が一緒
になって形成するアルキレン基の炭素数が36を超える
と得られる環状ケタールあるいは環状アセタールの粘度
が高くなりすぎ、得られる潤滑油組成物の粘度が高くな
りすぎるため、好ましくない。
【0044】具体的には、R1 とR2 がアルキル基であ
るケトンとしてはアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル
ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル-tert-
ブチルケトン、メチルアミルケトン、エチルブチルケト
ン、ジプロピルケトン、メチルヘキシルケトン、エチル
ペンチルケトン、4-メチル-3- ヘプタノン、2-メチル-3
- ヘプタノン、メチルシクロヘキシルケトン、エチルヘ
キシルケトン、ジブチルケトン、メチルオクチルケト
ン、メチルノニルケトン、ジペンチルケトン、ジヘキシ
ルケトン、6,10-ジメチル-2- ウンデカノン、メチルト
リデシルケトン、ジヘプチルケトン、メチルテトラデシ
ルケトン、ジオクチルケトン、メチルペンタデシルケト
ン、ジイソオクチルケトン、メチルヘキサデシルケト
ン、6,10,14-トリメチル-2- ペンタデカノン、ジノニル
ケトン、メチルヘプタデシルケトン、メチルオクタデシ
ルケトン、ジデシルケトン等があげられる。
るケトンとしてはアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル
ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル-tert-
ブチルケトン、メチルアミルケトン、エチルブチルケト
ン、ジプロピルケトン、メチルヘキシルケトン、エチル
ペンチルケトン、4-メチル-3- ヘプタノン、2-メチル-3
- ヘプタノン、メチルシクロヘキシルケトン、エチルヘ
キシルケトン、ジブチルケトン、メチルオクチルケト
ン、メチルノニルケトン、ジペンチルケトン、ジヘキシ
ルケトン、6,10-ジメチル-2- ウンデカノン、メチルト
リデシルケトン、ジヘプチルケトン、メチルテトラデシ
ルケトン、ジオクチルケトン、メチルペンタデシルケト
ン、ジイソオクチルケトン、メチルヘキサデシルケト
ン、6,10,14-トリメチル-2- ペンタデカノン、ジノニル
ケトン、メチルヘプタデシルケトン、メチルオクタデシ
ルケトン、ジデシルケトン等があげられる。
【0045】また、R1 とR2 が一緒になってアルキレ
ン基を形成するケトンとしては、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン、3-メチルシクロペンタノン、3-メチル
シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、2,4-ジメチルシ
クロヘキサノン、4-エチルシクロヘキサノン、3,5,5-ト
リメチルシクロヘキサノン、4-tert- ブチルシクロヘキ
サノン、シクロデカノン、シクロドデカノン等があげら
れる。
ン基を形成するケトンとしては、シクロペンタノン、シ
クロヘキサノン、3-メチルシクロペンタノン、3-メチル
シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、2,4-ジメチルシ
クロヘキサノン、4-エチルシクロヘキサノン、3,5,5-ト
リメチルシクロヘキサノン、4-tert- ブチルシクロヘキ
サノン、シクロデカノン、シクロドデカノン等があげら
れる。
【0046】また、R1 が水素原子であるアルデヒドと
しては、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブ
チルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、2-メチルブチ
ルアルデヒド、カプロアルデヒド、2-メチルペンタナー
ル、2-エチルブタナール、シクロペンチルアセトアルデ
ヒド、ヘプタナール、2-メチルヘキサナール、3-メチル
ヘキサナール、2-エチルペンタナール、シクロヘキシル
アルデヒド、オクタナール、2-エチルヘキサナール、ノ
ニルアルデヒド、3,5,5-トリメチルヘキサナール、デシ
ルアルデヒド、イソデシルアルデヒド、3,7-ジメチルオ
クタナール、ウンデカナール、ドデカナール、トリデシ
ルアルデヒド、イソトリデシルアルデヒド、ヘキサデカ
ナール、イソオクタデカナール、オクタデカナール、2-
メチルオクタデカナール等があげられる。
しては、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブ
チルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、2-メチルブチ
ルアルデヒド、カプロアルデヒド、2-メチルペンタナー
ル、2-エチルブタナール、シクロペンチルアセトアルデ
ヒド、ヘプタナール、2-メチルヘキサナール、3-メチル
ヘキサナール、2-エチルペンタナール、シクロヘキシル
アルデヒド、オクタナール、2-エチルヘキサナール、ノ
ニルアルデヒド、3,5,5-トリメチルヘキサナール、デシ
ルアルデヒド、イソデシルアルデヒド、3,7-ジメチルオ
クタナール、ウンデカナール、ドデカナール、トリデシ
ルアルデヒド、イソトリデシルアルデヒド、ヘキサデカ
ナール、イソオクタデカナール、オクタデカナール、2-
メチルオクタデカナール等があげられる。
【0047】また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動
流体用の基油に用いる場合には、一般式(1)のうち一
般式(2)で示されるケトンやアルデヒドの方が好まし
い。
流体用の基油に用いる場合には、一般式(1)のうち一
般式(2)で示されるケトンやアルデヒドの方が好まし
い。
【0048】
【化10】
【0049】一般式(2)で示されるケトンやアルデヒ
ドの炭素数は2〜14、好ましくは炭素数2〜11、さ
らに好ましくは2〜6である。炭素数が14を超えると
得られる潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの
相溶性が悪くなるため好ましくない。
ドの炭素数は2〜14、好ましくは炭素数2〜11、さ
らに好ましくは2〜6である。炭素数が14を超えると
得られる潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの
相溶性が悪くなるため好ましくない。
【0050】R3 は水素原子または炭素数1〜12の直
鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好まし
くは水素原子または炭素数1〜8の直鎖、分岐鎖、もし
くは環状のアルキル基を示し、さらに好ましくは水素原
子または炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖、もしくは環状の
アルキル基を示す。R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐
鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好ましくは炭素
数1〜8の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を
示し、さらに好ましくは炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖、
もしくは環状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR
4 は一緒になって炭素数2〜13のアルキレン基を示
し、好ましくは4〜10のアルキレン基を示し、さらに
好ましくは炭素数4〜5のアルキレン基を示す。R3 と
R4 の合計炭素数は1〜13であり、好ましくは1〜1
0であり、さらに好ましくは1〜5である。
鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好まし
くは水素原子または炭素数1〜8の直鎖、分岐鎖、もし
くは環状のアルキル基を示し、さらに好ましくは水素原
子または炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖、もしくは環状の
アルキル基を示す。R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐
鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、好ましくは炭素
数1〜8の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を
示し、さらに好ましくは炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖、
もしくは環状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR
4 は一緒になって炭素数2〜13のアルキレン基を示
し、好ましくは4〜10のアルキレン基を示し、さらに
好ましくは炭素数4〜5のアルキレン基を示す。R3 と
R4 の合計炭素数は1〜13であり、好ましくは1〜1
0であり、さらに好ましくは1〜5である。
【0051】R3 あるいはR4 の炭素数が12を超える
と、得られる潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボン
との相溶性が悪くなるため好ましくない。また、R3 と
R4が一緒になって形成するアルキレン基の炭素数が1
3を超えると、得られる潤滑油組成物のハイドロフルオ
ロカーボンとの相溶性が悪くなるため好ましくない。ま
た、R3 とR4 の合計炭素数が13を超えると、得られ
る潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなるため好ましくない。
と、得られる潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボン
との相溶性が悪くなるため好ましくない。また、R3 と
R4が一緒になって形成するアルキレン基の炭素数が1
3を超えると、得られる潤滑油組成物のハイドロフルオ
ロカーボンとの相溶性が悪くなるため好ましくない。ま
た、R3 とR4 の合計炭素数が13を超えると、得られ
る潤滑油組成物のハイドロフルオロカーボンとの相溶性
が悪くなるため好ましくない。
【0052】また、得られる潤滑油組成物のハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性から、R3 、R4 のアルキル
基は直鎖構造より分岐鎖や環状構造が好ましく、また、
R3とR4 は一緒になってアルキレン基を形成するより
は形成しない方が好ましい。
ルオロカーボンとの相溶性から、R3 、R4 のアルキル
基は直鎖構造より分岐鎖や環状構造が好ましく、また、
R3とR4 は一緒になってアルキレン基を形成するより
は形成しない方が好ましい。
【0053】本発明の潤滑油組成物に用いられる一般式
(1)、(2)で示されるケトンは脂肪酸の高温脱炭酸
二量化反応や、オレフィンの触媒酸化反応(ワッカー
法)や第2級アルコールの酸化、脱水素やシクロアルカ
ンの酸化等によって容易に得られる。ワッカー法の場
合、得られるケトンは精密蒸留により単品に分離精製す
ることができる。
(1)、(2)で示されるケトンは脂肪酸の高温脱炭酸
二量化反応や、オレフィンの触媒酸化反応(ワッカー
法)や第2級アルコールの酸化、脱水素やシクロアルカ
ンの酸化等によって容易に得られる。ワッカー法の場
合、得られるケトンは精密蒸留により単品に分離精製す
ることができる。
【0054】また、本発明の潤滑油組成物に用いられる
一般式(1)、(2)で示されるアルデヒドは、例えば
脂肪アルコールの脱水素反応、オレフィンのヒドロホル
ミル化反応(オキソ法)、脂肪酸クロライドのローゼム
ント還元や脂肪酸より直接水添等によって容易に得られ
る。オキソ法の場合、直鎖体と分岐鎖体が生成するが、
精密蒸留により単品に分離精製することができる。
一般式(1)、(2)で示されるアルデヒドは、例えば
脂肪アルコールの脱水素反応、オレフィンのヒドロホル
ミル化反応(オキソ法)、脂肪酸クロライドのローゼム
ント還元や脂肪酸より直接水添等によって容易に得られ
る。オキソ法の場合、直鎖体と分岐鎖体が生成するが、
精密蒸留により単品に分離精製することができる。
【0055】また、本発明における環状ケタールあるい
は環状アセタールの合成に用いられるカルボニル化合物
の反応性誘導体としては、上に述べたケトン、アルデヒ
ドと炭素数1〜6の低級アルコールから酸触媒によって
容易に合成されるケタール、アセタールがある。炭素数
1〜6の低級アルコールの具体例としては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、sec-ブタノール、tert- ブ
タノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、
ネオペンチルアルコール、1-メチルブタノール、1,1-ジ
メチルプロパノール、1-エチルプロパノール、ヘキサノ
ール、イソヘキサノール、2-エチルブタノール、1-メチ
ルアミルアルコール、1,3-ジメチルブタノール、1-エチ
ルブタノール等が挙げられる。
は環状アセタールの合成に用いられるカルボニル化合物
の反応性誘導体としては、上に述べたケトン、アルデヒ
ドと炭素数1〜6の低級アルコールから酸触媒によって
容易に合成されるケタール、アセタールがある。炭素数
1〜6の低級アルコールの具体例としては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、sec-ブタノール、tert- ブ
タノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、
ネオペンチルアルコール、1-メチルブタノール、1,1-ジ
メチルプロパノール、1-エチルプロパノール、ヘキサノ
ール、イソヘキサノール、2-エチルブタノール、1-メチ
ルアミルアルコール、1,3-ジメチルブタノール、1-エチ
ルブタノール等が挙げられる。
【0056】本発明の潤滑油組成物に用いられる環状ケ
タール、環状アセタールは以下のようにして得ることが
できる。多価アルコールと上記ケトン、アルデヒド又は
これらの反応性誘導体であるケタール、アセタールを、
触媒としてパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、硫酸等の酸触媒を多価アルコールに対して0.05
〜10モル%、好ましくは0.1〜7.0モル%、更に
好ましくは0.5〜5.0モル%用いて反応させる。こ
の反応は無溶媒、あるいはキシレン、トルエン、ベンゼ
ン、オクタン、イソオクタン、ヘプタン、ヘキサン、シ
クロヘキサン、ペンタン、リグロイン、石油エーテルな
どの不活性溶媒中、あるいはこれらの混合溶液中で、使
用するケトン、アルデヒド又はこれらの反応性誘導体で
あるケタール、アセタール及び生成する低級アルコール
の沸点にもよるが20〜160℃、好ましくは40〜1
30℃、さらに好ましくは60〜100℃の温度にて、
生成する水や低級アルコールを除去しながら行うのが好
ましい。場合により減圧下で反応を行うことも有効であ
る。温度がこれより低いと反応が進行せず、高いと着色
が激しく副反応が生じ好ましくない。また、窒素流通条
件下、窒素雰囲気下及び乾燥空気雰囲気下の何れでも良
い。反応時間は種々の条件によって変わりうるが、通常
ケトン及びケタールを用いた場合は5〜200時間が好
ましく、アルデヒド及びアセタールを用いた場合は1〜
30時間が好ましい。得られた環状ケタール及び環状ア
セタールは、中和した後、濾過、洗浄等の前処理を行
い、その後、白土処理、晶析、蒸留などの操作によって
精製することができる。
タール、環状アセタールは以下のようにして得ることが
できる。多価アルコールと上記ケトン、アルデヒド又は
これらの反応性誘導体であるケタール、アセタールを、
触媒としてパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、硫酸等の酸触媒を多価アルコールに対して0.05
〜10モル%、好ましくは0.1〜7.0モル%、更に
好ましくは0.5〜5.0モル%用いて反応させる。こ
の反応は無溶媒、あるいはキシレン、トルエン、ベンゼ
ン、オクタン、イソオクタン、ヘプタン、ヘキサン、シ
クロヘキサン、ペンタン、リグロイン、石油エーテルな
どの不活性溶媒中、あるいはこれらの混合溶液中で、使
用するケトン、アルデヒド又はこれらの反応性誘導体で
あるケタール、アセタール及び生成する低級アルコール
の沸点にもよるが20〜160℃、好ましくは40〜1
30℃、さらに好ましくは60〜100℃の温度にて、
生成する水や低級アルコールを除去しながら行うのが好
ましい。場合により減圧下で反応を行うことも有効であ
る。温度がこれより低いと反応が進行せず、高いと着色
が激しく副反応が生じ好ましくない。また、窒素流通条
件下、窒素雰囲気下及び乾燥空気雰囲気下の何れでも良
い。反応時間は種々の条件によって変わりうるが、通常
ケトン及びケタールを用いた場合は5〜200時間が好
ましく、アルデヒド及びアセタールを用いた場合は1〜
30時間が好ましい。得られた環状ケタール及び環状ア
セタールは、中和した後、濾過、洗浄等の前処理を行
い、その後、白土処理、晶析、蒸留などの操作によって
精製することができる。
【0057】多価アルコールと反応させるケトンまたは
ケトンの反応性誘導体であるケタール、あるいはアルデ
ヒドまたはアルデヒドの反応性誘導体であるアセタール
(以下カルボニル化合物と略す)の比率は、多価アルコ
ール1モルに対して、カルボニル化合物はA/2モル
(Aは多価アルコールの価数)である。反応速度を早め
るために、A/2モルより過剰のカルボニル化合物を用
いて反応を行い、反応終了後過剰のカルボニル化合物を
回収する方法も有効である。
ケトンの反応性誘導体であるケタール、あるいはアルデ
ヒドまたはアルデヒドの反応性誘導体であるアセタール
(以下カルボニル化合物と略す)の比率は、多価アルコ
ール1モルに対して、カルボニル化合物はA/2モル
(Aは多価アルコールの価数)である。反応速度を早め
るために、A/2モルより過剰のカルボニル化合物を用
いて反応を行い、反応終了後過剰のカルボニル化合物を
回収する方法も有効である。
【0058】本発明の潤滑油組成物に用いられる環状ケ
タールあるいは環状アセタールは、1種以上の多価アル
コールと、1種以上のケトンもしくはケトンの反応性誘
導体であるケタール、またはアルデヒドもしくはアルデ
ヒドの反応性誘導体であるアセタールとを反応させて得
ることができる。また、ここに得られた環状ケタールあ
るいは環状アセタールを混合して使用することもでき
る。例えば、ソルビトール1モルとメチルエチルケトン
3モルから得られる環状ケタール(40℃粘度63.1
mm2 /s)とジグリセリン1モルとメチルエチルケト
ン2モルから得られる環状ケタール(40℃粘度7.6
9mm2 /s)を個々に合成し、両者を混合して望まし
い粘度に調整することができる。具体的な例としては、
ソルビトール1モルとメチルエチルケトン3モルから得
られる環状ケタール1モルと、ジグリセリン1モルとメ
チルエチルケトン2モルから得られる環状ケタール1モ
ルを混合してVG22の潤滑油を得ることができる。あ
るいはソルビトール1モルとジグリセリン1モルとメチ
ルエチルケトン5モルを反応させて上記の混合体を得る
こともできる。また、ソルビトール1モルと2種類のケ
トンやアルデヒド、例えば、3,5,5-トリメチルヘキサナ
ール2モル、メチルエチルケトン1モルを反応させて、
本発明の潤滑油組成物に用いる環状ケタールや環状アセ
タールを得ることもできる。
タールあるいは環状アセタールは、1種以上の多価アル
コールと、1種以上のケトンもしくはケトンの反応性誘
導体であるケタール、またはアルデヒドもしくはアルデ
ヒドの反応性誘導体であるアセタールとを反応させて得
ることができる。また、ここに得られた環状ケタールあ
るいは環状アセタールを混合して使用することもでき
る。例えば、ソルビトール1モルとメチルエチルケトン
3モルから得られる環状ケタール(40℃粘度63.1
mm2 /s)とジグリセリン1モルとメチルエチルケト
ン2モルから得られる環状ケタール(40℃粘度7.6
9mm2 /s)を個々に合成し、両者を混合して望まし
い粘度に調整することができる。具体的な例としては、
ソルビトール1モルとメチルエチルケトン3モルから得
られる環状ケタール1モルと、ジグリセリン1モルとメ
チルエチルケトン2モルから得られる環状ケタール1モ
ルを混合してVG22の潤滑油を得ることができる。あ
るいはソルビトール1モルとジグリセリン1モルとメチ
ルエチルケトン5モルを反応させて上記の混合体を得る
こともできる。また、ソルビトール1モルと2種類のケ
トンやアルデヒド、例えば、3,5,5-トリメチルヘキサナ
ール2モル、メチルエチルケトン1モルを反応させて、
本発明の潤滑油組成物に用いる環状ケタールや環状アセ
タールを得ることもできる。
【0059】ここで、多価アルコールとカルボニル化合
物の組み合わせとしては、例えば以下のものが挙げられ
る。 (イ)4価以上10価以下の価数が偶数である多価アル
コールの1種以上と、一般式(1)で表されるカルボニ
ル化合物またはその反応性誘導体であるケタールもしく
はアセタールの1種以上。 (ロ)4価以上8価以下の価数が偶数である多価アルコ
ールの1種以上と、一般式(2)で表されるカルボニル
化合物またはその反応性誘導体であるケタールもしくは
アセタールの1種以上。 (ハ)4価または6価の炭素数4〜20の飽和脂肪族ア
ルコールと、一般式(2)で表されるカルボニル化合物
またはその反応性誘導体であるケタールもしくはアセタ
ールの1種以上。
物の組み合わせとしては、例えば以下のものが挙げられ
る。 (イ)4価以上10価以下の価数が偶数である多価アル
コールの1種以上と、一般式(1)で表されるカルボニ
ル化合物またはその反応性誘導体であるケタールもしく
はアセタールの1種以上。 (ロ)4価以上8価以下の価数が偶数である多価アルコ
ールの1種以上と、一般式(2)で表されるカルボニル
化合物またはその反応性誘導体であるケタールもしくは
アセタールの1種以上。 (ハ)4価または6価の炭素数4〜20の飽和脂肪族ア
ルコールと、一般式(2)で表されるカルボニル化合物
またはその反応性誘導体であるケタールもしくはアセタ
ールの1種以上。
【0060】また、得られる環状ケタール、環状アセタ
ール中に存在する未反応の水酸基は少ない方が好まし
く、このような未反応の水酸基は平均して原料の多価ア
ルコールの水酸基の数に対して20%以下、好ましくは
10%以下、さらに好ましくは5%以下、特に好ましく
は3%以下である。20%を超える未反応の水酸基が残
ると粘度が高くなりすぎたり、沸点や引火点が低くなり
すぎたりするため好ましくない。
ール中に存在する未反応の水酸基は少ない方が好まし
く、このような未反応の水酸基は平均して原料の多価ア
ルコールの水酸基の数に対して20%以下、好ましくは
10%以下、さらに好ましくは5%以下、特に好ましく
は3%以下である。20%を超える未反応の水酸基が残
ると粘度が高くなりすぎたり、沸点や引火点が低くなり
すぎたりするため好ましくない。
【0061】また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動
流体の基油に用いる場合には、特に環状ケタールや環状
アセタールの未反応水酸基は少ないほど好ましく、10
%以下、好ましくは5%以下、さらに好ましくは3%以
下、特に好ましくは2%以下、最も好ましくは1%以下
である。10%を超える未反応の水酸基が残るとハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性や電気絶縁性が劣り好ま
しくない。
流体の基油に用いる場合には、特に環状ケタールや環状
アセタールの未反応水酸基は少ないほど好ましく、10
%以下、好ましくは5%以下、さらに好ましくは3%以
下、特に好ましくは2%以下、最も好ましくは1%以下
である。10%を超える未反応の水酸基が残るとハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性や電気絶縁性が劣り好ま
しくない。
【0062】また、本発明の潤滑油組成物を電気絶縁油
や冷凍機作動流体の基油に用いる場合、環状ケタールあ
るいは環状アセタールに関わる多価アルコールはエーテ
ル結合を持たない構造のものが、電気絶縁性が高くなり
好ましい。従って、ソルビトール、マンニトール、ガラ
クチトール、イディトール、タリトール、アリトール等
の6価アルコールやエリスリトールのような多価アルコ
ールから得られる環状ケタールや環状アセタールを用い
る方が、ジグリセリンやジトリメチロールプロパンのよ
うなエーテル結合を1個持つアルコールから得られる環
状ケタールや環状アセタールを用いるより好ましい。
や冷凍機作動流体の基油に用いる場合、環状ケタールあ
るいは環状アセタールに関わる多価アルコールはエーテ
ル結合を持たない構造のものが、電気絶縁性が高くなり
好ましい。従って、ソルビトール、マンニトール、ガラ
クチトール、イディトール、タリトール、アリトール等
の6価アルコールやエリスリトールのような多価アルコ
ールから得られる環状ケタールや環状アセタールを用い
る方が、ジグリセリンやジトリメチロールプロパンのよ
うなエーテル結合を1個持つアルコールから得られる環
状ケタールや環状アセタールを用いるより好ましい。
【0063】また、本発明の潤滑油組成物を電気絶縁油
や冷凍機作動流体の基油に用いる場合、用いる環状ケタ
ールや環状アセタールは1,3-ジオキソラン構造及び/又
は1,3-ジオキサン構造を含むものが、電気絶縁性を高く
するため好ましい。また、この中でも特に1,3-ジオキソ
ラン構造を含むものが特に好ましい。従って、エリスリ
トール、ジグリセリン、ソルビトール、マンニトール、
ガラクチトール、イディトール、タリトール、アリトー
ル等の隣接位に水酸基を持つアルコールを用いることが
好ましい。
や冷凍機作動流体の基油に用いる場合、用いる環状ケタ
ールや環状アセタールは1,3-ジオキソラン構造及び/又
は1,3-ジオキサン構造を含むものが、電気絶縁性を高く
するため好ましい。また、この中でも特に1,3-ジオキソ
ラン構造を含むものが特に好ましい。従って、エリスリ
トール、ジグリセリン、ソルビトール、マンニトール、
ガラクチトール、イディトール、タリトール、アリトー
ル等の隣接位に水酸基を持つアルコールを用いることが
好ましい。
【0064】また、ソルビトール、マンニトール、ガラ
クチトール、イディトール、タリトール、アリトール等
の6価アルコールを用いた場合、一般式(3)(一般式
(3a)及び一般式(3b))に示す環状ケタールや環
状アセタールが得られるが、3つの1,3-ジオキソラン構
造を持つ一般式(3a)の方が、電気絶縁性が高くなる
ため好ましい。また、エリスリトールを用いた場合、一
般式(4)(一般式(4a)及び一般式(4b))に示
す環状ケタールや環状アセタールが得られるが、2つの
1,3-ジオキソラン構造を持つ一般式(4a)の方が、電
気絶縁性が高くなるため好ましい。ソルビトール、マン
ニトール、ガラクチトール、イディトール、タリトー
ル、アリトール等の6価アルコールやエリスリトール
は、ケトンもしくはケタールと反応させると一般式(3
a)、一般式(4a)の環状ケタールが生成しやすく、
アルデヒドもしくはアセタールと反応させると一般式
(3b)、一般式(4b)の環状アセタールが生成しや
すい。従って、これらのアルコールに対しては、ケトン
もしくはケタールを用いて反応させるのが好ましい。
クチトール、イディトール、タリトール、アリトール等
の6価アルコールを用いた場合、一般式(3)(一般式
(3a)及び一般式(3b))に示す環状ケタールや環
状アセタールが得られるが、3つの1,3-ジオキソラン構
造を持つ一般式(3a)の方が、電気絶縁性が高くなる
ため好ましい。また、エリスリトールを用いた場合、一
般式(4)(一般式(4a)及び一般式(4b))に示
す環状ケタールや環状アセタールが得られるが、2つの
1,3-ジオキソラン構造を持つ一般式(4a)の方が、電
気絶縁性が高くなるため好ましい。ソルビトール、マン
ニトール、ガラクチトール、イディトール、タリトー
ル、アリトール等の6価アルコールやエリスリトール
は、ケトンもしくはケタールと反応させると一般式(3
a)、一般式(4a)の環状ケタールが生成しやすく、
アルデヒドもしくはアセタールと反応させると一般式
(3b)、一般式(4b)の環状アセタールが生成しや
すい。従って、これらのアルコールに対しては、ケトン
もしくはケタールを用いて反応させるのが好ましい。
【0065】
【化11】
【0066】(式中、R3 は水素原子または炭素数1〜
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。) なお、R3 及びR4 の具体例は、一般式(2)における
R3 及びR4 の具体例と同様である。
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。) なお、R3 及びR4 の具体例は、一般式(2)における
R3 及びR4 の具体例と同様である。
【0067】また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動
流体の基油に用いる場合、環状ケタールや環状アセター
ルに関わる多価アルコールの価数が偶数のものの中で
も、一般式(3)に示す6価アルコールの環状ケタール
あるいは環状アセタールや、一般式(4)〜(6)に示
すエリスリトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプ
ロパン等の4価アルコールから得られる環状ケタールや
環状アセタールが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性や電気絶縁性、融点、粘度等の種々の物性のバランス
が取れている点から特に好ましい。同じ4価アルコール
でもペンタエリスリトールから得られる、式(9a)又
は式(9b)で示される対称性の良い環状ケタールは共
に室温で固体となるため好ましくない。一般式(3)〜
(6)に示す化合物の中でも、1,3-ジオキソラン構造を
有する一般式(3a)、一般式(3b)、一般式(4
a)、一般式(5)に示す化合物が好ましく、この中で
も特に1,3-ジオキソラン構造のみを持つ一般式(3
a)、一般式(4a)、一般式(5)に示す化合物、更
にこの中でも多価アルコール部分がエーテル結合を持た
ない一般式(3a)、一般式(4a)に示す化合物が好
ましい。
流体の基油に用いる場合、環状ケタールや環状アセター
ルに関わる多価アルコールの価数が偶数のものの中で
も、一般式(3)に示す6価アルコールの環状ケタール
あるいは環状アセタールや、一般式(4)〜(6)に示
すエリスリトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプ
ロパン等の4価アルコールから得られる環状ケタールや
環状アセタールが、ハイドロフルオロカーボンとの相溶
性や電気絶縁性、融点、粘度等の種々の物性のバランス
が取れている点から特に好ましい。同じ4価アルコール
でもペンタエリスリトールから得られる、式(9a)又
は式(9b)で示される対称性の良い環状ケタールは共
に室温で固体となるため好ましくない。一般式(3)〜
(6)に示す化合物の中でも、1,3-ジオキソラン構造を
有する一般式(3a)、一般式(3b)、一般式(4
a)、一般式(5)に示す化合物が好ましく、この中で
も特に1,3-ジオキソラン構造のみを持つ一般式(3
a)、一般式(4a)、一般式(5)に示す化合物、更
にこの中でも多価アルコール部分がエーテル結合を持た
ない一般式(3a)、一般式(4a)に示す化合物が好
ましい。
【0068】
【化12】
【0069】(式中、R3 は水素原子または炭素数1〜
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。) なお、R3 及びR4 の具体例は、一般式(2)における
R3 及びR4 の具体例と同様である。
12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示
し、R4 は炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環
状のアルキル基を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒に
なって炭素数2〜13のアルキレン基を示す。R3 とR
4 の合計炭素数は1〜13である。) なお、R3 及びR4 の具体例は、一般式(2)における
R3 及びR4 の具体例と同様である。
【0070】本発明の潤滑油組成物に用いられる環状ケ
タールや環状アセタールの融点は10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは−10℃以下、特に好ましくは−
30℃以下である。式(9a)又は式(9b)で示され
る化合物のように融点が10℃を超える環状ケタールや
環状アセタールは、融点の低い本発明に用いる他の環状
ケタールや環状アセタールやポリアルキレングリコール
化合物、あるいはそれ以外の潤滑油と混合し、添加量を
制限することにより使用できる。
タールや環状アセタールの融点は10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは−10℃以下、特に好ましくは−
30℃以下である。式(9a)又は式(9b)で示され
る化合物のように融点が10℃を超える環状ケタールや
環状アセタールは、融点の低い本発明に用いる他の環状
ケタールや環状アセタールやポリアルキレングリコール
化合物、あるいはそれ以外の潤滑油と混合し、添加量を
制限することにより使用できる。
【0071】
【化13】
【0072】本発明の潤滑油組成物に用いられる環状ケ
タールや環状アセタールは100℃の粘度が1mm2/s
以上100mm2/s以下が好ましく、さらに好ましくは
1mm2/s以上50mm2/s以下、特に好ましくは1m
m2/s以上30mm2/s以下である。
タールや環状アセタールは100℃の粘度が1mm2/s
以上100mm2/s以下が好ましく、さらに好ましくは
1mm2/s以上50mm2/s以下、特に好ましくは1m
m2/s以上30mm2/s以下である。
【0073】また、本発明の潤滑油組成物に用いられる
環状ケタールや環状アセタールを冷凍機作動流体の基油
に用いる場合は、ハイドロフルオロカーボンとの二相分
離温度が低いことが望ましく、10℃以下、好ましくは
0℃以下、さらに好ましくは−10℃以下、特に好まし
くは−30℃以下である。しかし、ハイドロフルオロカ
ーボンとの二相分離温度が10℃を超える環状ケタール
や環状アセタールであっても、混合する他の環状ケター
ルや環状アセタールあるいはポリアルキレングリコール
化合物やそれ以外の潤滑油のハイドロフルオロカーボン
との二相分離温度が低く、潤滑油組成物として10℃以
下となる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの二相
分離温度が10℃を超える環状ケタールや環状アセター
ルであっても冷凍機作動流体用組成物に用いることがで
きる。
環状ケタールや環状アセタールを冷凍機作動流体の基油
に用いる場合は、ハイドロフルオロカーボンとの二相分
離温度が低いことが望ましく、10℃以下、好ましくは
0℃以下、さらに好ましくは−10℃以下、特に好まし
くは−30℃以下である。しかし、ハイドロフルオロカ
ーボンとの二相分離温度が10℃を超える環状ケタール
や環状アセタールであっても、混合する他の環状ケター
ルや環状アセタールあるいはポリアルキレングリコール
化合物やそれ以外の潤滑油のハイドロフルオロカーボン
との二相分離温度が低く、潤滑油組成物として10℃以
下となる場合には、ハイドロフルオロカーボンとの二相
分離温度が10℃を超える環状ケタールや環状アセター
ルであっても冷凍機作動流体用組成物に用いることがで
きる。
【0074】2.ポリアルキレングリコール化合物につ
いて (1)ポリアルキレングリコール化合物の態様 本発明に用いられるポリアルキレングリコール化合物
は、100℃における動粘度が0.1〜100mm2 /
sであるポリアルキレングリコール化合物である。この
ような本発明に用いられるポリアルキレングリコール化
合物としては、下記の一般式(7)で示される化合物が
挙げられる。
いて (1)ポリアルキレングリコール化合物の態様 本発明に用いられるポリアルキレングリコール化合物
は、100℃における動粘度が0.1〜100mm2 /
sであるポリアルキレングリコール化合物である。この
ような本発明に用いられるポリアルキレングリコール化
合物としては、下記の一般式(7)で示される化合物が
挙げられる。
【0075】 A−(O−(R5 O)v−R6 )w (7) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R6 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水
素基、又は炭素数2〜18のアシル基を表す。Aは水素
原子、炭素数1〜18のw価のアルコール残基、又は炭
素数6〜18のw価のフェノール残基を表す。vは1〜
50の数、wは1〜6の数を表す。ただし、v個のR5
O、w個のR6 、及びw個のO−(R5 O)v−R6 は
それぞれ同一であっても異なっていても良い。)
ン基を表す。R6 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水
素基、又は炭素数2〜18のアシル基を表す。Aは水素
原子、炭素数1〜18のw価のアルコール残基、又は炭
素数6〜18のw価のフェノール残基を表す。vは1〜
50の数、wは1〜6の数を表す。ただし、v個のR5
O、w個のR6 、及びw個のO−(R5 O)v−R6 は
それぞれ同一であっても異なっていても良い。)
【0076】ここで、R5 は具体的には、エチレン基、
プロピレン基、トリメチレン基、ブチレン基、イソブチ
レン基、テトラメチレン基等が挙げられる。吸湿性を低
くするという観点からは炭素数は2以上が好ましく、特
に3、4が好ましい。粘度指数を高くするという観点や
コンタミ溶解力を向上させる観点からは炭素数は4以下
が好ましく、特に2、3が好ましい。
プロピレン基、トリメチレン基、ブチレン基、イソブチ
レン基、テトラメチレン基等が挙げられる。吸湿性を低
くするという観点からは炭素数は2以上が好ましく、特
に3、4が好ましい。粘度指数を高くするという観点や
コンタミ溶解力を向上させる観点からは炭素数は4以下
が好ましく、特に2、3が好ましい。
【0077】R6 が炭化水素基又はアシル基の場合、粘
度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の観点から、その炭素数は18以下が好ましい。なかで
も炭化水素基としては炭素数1〜15のものが好まし
く、炭素数1〜13のものが特に好ましい。またアシル
基としては炭素数2〜15のものが好ましく、炭素数5
〜9のものが特に好ましい。一方、コンタミ溶解力の観
点から、R6 は水素原子又は炭素数が18以下の炭化水
素基若しくはアシル基が好ましい。なかでも水素原子、
炭素数1〜15の炭化水素基、炭素数2〜15のアシル
基がより好ましく、水素原子、炭素数1〜13の炭化水
素基、炭素数5〜9のアシル基が特に好ましい。よって
粘度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の観点からはアルキル基、アシル基が好ましく、コン
タミ溶解力の観点からは水素原子、アルキル基、アシル
基が好ましく、求められる課題によって使い分けが可能
である。両方の性能を満足するためには、R6 は好まし
くは炭素数1〜18、より好ましくは炭素数1〜15、
特に好ましくは炭素数1〜13のアルキル基である。
度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の観点から、その炭素数は18以下が好ましい。なかで
も炭化水素基としては炭素数1〜15のものが好まし
く、炭素数1〜13のものが特に好ましい。またアシル
基としては炭素数2〜15のものが好ましく、炭素数5
〜9のものが特に好ましい。一方、コンタミ溶解力の観
点から、R6 は水素原子又は炭素数が18以下の炭化水
素基若しくはアシル基が好ましい。なかでも水素原子、
炭素数1〜15の炭化水素基、炭素数2〜15のアシル
基がより好ましく、水素原子、炭素数1〜13の炭化水
素基、炭素数5〜9のアシル基が特に好ましい。よって
粘度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の観点からはアルキル基、アシル基が好ましく、コン
タミ溶解力の観点からは水素原子、アルキル基、アシル
基が好ましく、求められる課題によって使い分けが可能
である。両方の性能を満足するためには、R6 は好まし
くは炭素数1〜18、より好ましくは炭素数1〜15、
特に好ましくは炭素数1〜13のアルキル基である。
【0078】R6 の炭化水素基としては、例えば次のよ
うなアルキル基、アリール基が挙げられる。 アルキル基:メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、1−メチルプロピル基、2−メチ
ルプロピル基、t−ブチル基、ペンチル基、2−メチル
ブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル
基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプ
ロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、シクロペンチ
ル基、ヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−エチル
ブチル基、2,3−ジメチルブチル基、シクロヘキシル
基、ヘプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘ
キシル基、2−エチルペンチル基、オクチル基、2−メ
チルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3,5−ジメ
チルヘキシル基、ノニル基、3,5,5−トリメチルヘ
キシル基、デシル基、2,4,6−トリメチルヘプチル
基、ウンデシル基、2−メチルデシル基、ドデシル基、
2−メチルウンデシル基、1−(2’−メチルプロピ
ル)−3,5−ジメチルヘキシル基、トリデシル基、
2,4,6,8−テトラメチルノニル基、2−メチルド
デシル基、テトラデシル基、2−メチルトリデシル基、
2−(3’−メチルブチル)−7−メチルオクチル基、
2−(1’−メチルブチル)−5−メチルオクチル基、
ペンタデシル基、2−メチルテトラデシル基等。
うなアルキル基、アリール基が挙げられる。 アルキル基:メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、1−メチルプロピル基、2−メチ
ルプロピル基、t−ブチル基、ペンチル基、2−メチル
ブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル
基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプ
ロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、シクロペンチ
ル基、ヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−エチル
ブチル基、2,3−ジメチルブチル基、シクロヘキシル
基、ヘプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘ
キシル基、2−エチルペンチル基、オクチル基、2−メ
チルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3,5−ジメ
チルヘキシル基、ノニル基、3,5,5−トリメチルヘ
キシル基、デシル基、2,4,6−トリメチルヘプチル
基、ウンデシル基、2−メチルデシル基、ドデシル基、
2−メチルウンデシル基、1−(2’−メチルプロピ
ル)−3,5−ジメチルヘキシル基、トリデシル基、
2,4,6,8−テトラメチルノニル基、2−メチルド
デシル基、テトラデシル基、2−メチルトリデシル基、
2−(3’−メチルブチル)−7−メチルオクチル基、
2−(1’−メチルブチル)−5−メチルオクチル基、
ペンタデシル基、2−メチルテトラデシル基等。
【0079】アリール基:4−メチルフェニル基、4−
エチルフェニル基、4−t−ブチルフェニル基、2,4
−ジ−t−ブチルフェニル基、2,6−ジ−t−ブチル
フェニル基、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ニル基、4−ノニルフェニル基、フェニル基、ナフチル
基等。
エチルフェニル基、4−t−ブチルフェニル基、2,4
−ジ−t−ブチルフェニル基、2,6−ジ−t−ブチル
フェニル基、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ニル基、4−ノニルフェニル基、フェニル基、ナフチル
基等。
【0080】また、R6 のアシル基としては、例えば次
のようなものが挙げられる。酢酸、プロピオン酸、酪
酸、バレリン酸、イソバレリン酸、2−メチル酪酸、カ
プロン酸、2−エチル酪酸、エナント酸、2−エチルペ
ンタン酸、2−メチルヘキサン酸、3−メチルヘキサン
酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、3,5−ジメ
チルヘキサン酸、ペラルゴン酸、3,5,5−トリメチ
ルヘキサン酸、デカン酸、ウンデカン酸、イソトリデカ
ン酸、ミリスチン酸、イソミリスチン酸等のカルボン酸
のアシル基。
のようなものが挙げられる。酢酸、プロピオン酸、酪
酸、バレリン酸、イソバレリン酸、2−メチル酪酸、カ
プロン酸、2−エチル酪酸、エナント酸、2−エチルペ
ンタン酸、2−メチルヘキサン酸、3−メチルヘキサン
酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、3,5−ジメ
チルヘキサン酸、ペラルゴン酸、3,5,5−トリメチ
ルヘキサン酸、デカン酸、ウンデカン酸、イソトリデカ
ン酸、ミリスチン酸、イソミリスチン酸等のカルボン酸
のアシル基。
【0081】これらのうち、加水分解によりカルボン酸
を生成しないという観点からはR6はアルキル基やアリ
ール基が好ましく、高い粘度指数を有するという観点か
らはアリール基よりアルキル基が好ましい。
を生成しないという観点からはR6はアルキル基やアリ
ール基が好ましく、高い粘度指数を有するという観点か
らはアリール基よりアルキル基が好ましい。
【0082】Aがアルコール残基又はフェノール残基の
場合、その炭素数は、高すぎる粘度を持たないという観
点、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点や、コ
ンタミ溶解力を向上させる観点から18以下であり、好
ましくは15以下、より好ましくは13以下、更に好ま
しくは10以下、特に好ましくは6以下、最も好ましく
は4以下である。Aのアルコール残基又はフェノール残
基としては、例えば次のようなものが挙げられる。 アルコール残基:メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、1−メチルプロパ
ノール、2−メチルプロパノール、t−ブタノール、ペ
ンタノール、2−メチルブタノール、3−メチルブタノ
ール、2,2−ジメチルプロパノール、ヘキサノール、
2−メチルペンタノール、2−エチルブタノール、2,
3−ジメチルブタノール、ヘプタノール、2−メチルヘ
キサノール、3−メチルヘキサノール、5−メチルヘキ
サノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、2
−メチルヘプタノール、3,5−ジメチルヘキサノー
ル、ノナノール、3,5,5−トリメチルヘキサノー
ル、デシルアルコール、2,4,6−トリメチルヘプタ
ノール、ウンデシルアルコール、ドデシルアルコール、
トリデシルアルコール、2,4,6,8−テトラメチル
ノナノール、テトラデシルアルコール、2−ペンチルノ
ナノール、ペンタデシルアルコール等の1価アルコール
のアルコール残基。
場合、その炭素数は、高すぎる粘度を持たないという観
点、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点や、コ
ンタミ溶解力を向上させる観点から18以下であり、好
ましくは15以下、より好ましくは13以下、更に好ま
しくは10以下、特に好ましくは6以下、最も好ましく
は4以下である。Aのアルコール残基又はフェノール残
基としては、例えば次のようなものが挙げられる。 アルコール残基:メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、1−メチルプロパ
ノール、2−メチルプロパノール、t−ブタノール、ペ
ンタノール、2−メチルブタノール、3−メチルブタノ
ール、2,2−ジメチルプロパノール、ヘキサノール、
2−メチルペンタノール、2−エチルブタノール、2,
3−ジメチルブタノール、ヘプタノール、2−メチルヘ
キサノール、3−メチルヘキサノール、5−メチルヘキ
サノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、2
−メチルヘプタノール、3,5−ジメチルヘキサノー
ル、ノナノール、3,5,5−トリメチルヘキサノー
ル、デシルアルコール、2,4,6−トリメチルヘプタ
ノール、ウンデシルアルコール、ドデシルアルコール、
トリデシルアルコール、2,4,6,8−テトラメチル
ノナノール、テトラデシルアルコール、2−ペンチルノ
ナノール、ペンタデシルアルコール等の1価アルコール
のアルコール残基。
【0083】ネオペンチルグリコール、2,2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオール、2−n- ブチルー2−
エチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール及びジペンタエリスリトー
ル等のヒンダードアルコールのアルコール残基。エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−エチル−
1,3−ヘキサンジオール、グリセリン、ジグリセリ
ン、トリグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、
1,2,6−ヘキサントリオール、ソルビトール及びマ
ンニトール等の多価アルコールのアルコール残基。
ル−1,3−プロパンジオール、2−n- ブチルー2−
エチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール及びジペンタエリスリトー
ル等のヒンダードアルコールのアルコール残基。エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−エチル−
1,3−ヘキサンジオール、グリセリン、ジグリセリ
ン、トリグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、
1,2,6−ヘキサントリオール、ソルビトール及びマ
ンニトール等の多価アルコールのアルコール残基。
【0084】フェノール残基:フェノール、4−メチル
フェノール、4−エチルフェノール、4−t−ブチルフ
ェノール、2,4−ジ−t−ブチルフェノール、2,6
−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、4−ノニルフェノール、ビス
フェノールA等のフェノールのフェノール残基。 Aにおいては、高い粘度指数を有するという観点から、
フェノール残基よりもアルコール残基が好ましい。
フェノール、4−エチルフェノール、4−t−ブチルフ
ェノール、2,4−ジ−t−ブチルフェノール、2,6
−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、4−ノニルフェノール、ビス
フェノールA等のフェノールのフェノール残基。 Aにおいては、高い粘度指数を有するという観点から、
フェノール残基よりもアルコール残基が好ましい。
【0085】また、vは粘度及び吸湿性の観点や、コン
タミ溶解力を向上させる観点から1〜50の数が好まし
く、なかでも1〜40、特に1〜30の数であることが
より好ましい。wは粘度の観点や、コンタミ溶解力を向
上させる観点から1〜6の数が好ましく、なかでも1〜
3の数であることがより好ましく、特に高い粘度指数を
有するという観点や、コンタミ溶解力を向上させる観点
から1であることが好ましい。
タミ溶解力を向上させる観点から1〜50の数が好まし
く、なかでも1〜40、特に1〜30の数であることが
より好ましい。wは粘度の観点や、コンタミ溶解力を向
上させる観点から1〜6の数が好ましく、なかでも1〜
3の数であることがより好ましく、特に高い粘度指数を
有するという観点や、コンタミ溶解力を向上させる観点
から1であることが好ましい。
【0086】一般式(7)で示される化合物の中で、高
い粘度指数を有するという観点や、コンタミ溶解力を向
上させる観点から特に好ましいものは、下記の一般式
(8)で示される化合物である。
い粘度指数を有するという観点や、コンタミ溶解力を向
上させる観点から特に好ましいものは、下記の一般式
(8)で示される化合物である。
【0087】 R7 O−(R5 O)x−R8 (8) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R7 は炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。R8 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。xは1〜50の数を表す。ただし、R7 とR8 は同
一であっても異なっていても良い。また、x個のR5 O
は同一であっても異なっていても良い。)
ン基を表す。R7 は炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。R8 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。xは1〜50の数を表す。ただし、R7 とR8 は同
一であっても異なっていても良い。また、x個のR5 O
は同一であっても異なっていても良い。)
【0088】加水分解によりカルボン酸を発生させない
という観点、粘度指数の観点、コンタミ溶解力を向上さ
せる観点からR7 の炭素数は18以下が好ましく、さら
に好ましくは炭素数1〜15、特に好ましくは1〜13
である。また、R7 はアルキル基が好ましい。具体的に
は、一般式(7)におけるR6 に示したアルキル基が挙
げられる。加水分解によりカルボン酸を発生させないと
いう観点及び粘度指数の観点から、R8 は炭化水素基が
好ましく、とりわけアルキル基が好ましい。炭素数は1
8以下が好ましく、さらに好ましくは炭素数1〜15、
特に好ましくは炭素数1〜13である。具体的には一般
式(7)におけるR6 に示したアルキル基が挙げられ
る。一方、コンタミ溶解力を向上させる観点から、水素
原子または炭素数が18以下の炭化水素基が好ましく、
さらに好ましくは水素原子または炭素数1〜15の炭化
水素基、特に好ましくは水素原子または炭素数1〜13
の炭化水素基である。また、炭化水素基としてはアルキ
ル基が好ましく、具体的には一般式(7)におけるR6
に示したアルキル基が挙げられる。よって加水分解によ
りカルボン酸を発生させないという観点及び粘度指数の
観点からはアルキル基が好ましく、コンタミ溶解力の観
点からは水素原子、アルキル基が好ましく、求められる
課題によって使い分けが可能である。両方の性能を満足
するためには、R8 は炭素数1〜18のアルキル基が好
ましく、炭素数1〜15のアルキル基がより好ましく、
炭素数1〜13のアルキル基が特に好ましい。
という観点、粘度指数の観点、コンタミ溶解力を向上さ
せる観点からR7 の炭素数は18以下が好ましく、さら
に好ましくは炭素数1〜15、特に好ましくは1〜13
である。また、R7 はアルキル基が好ましい。具体的に
は、一般式(7)におけるR6 に示したアルキル基が挙
げられる。加水分解によりカルボン酸を発生させないと
いう観点及び粘度指数の観点から、R8 は炭化水素基が
好ましく、とりわけアルキル基が好ましい。炭素数は1
8以下が好ましく、さらに好ましくは炭素数1〜15、
特に好ましくは炭素数1〜13である。具体的には一般
式(7)におけるR6 に示したアルキル基が挙げられ
る。一方、コンタミ溶解力を向上させる観点から、水素
原子または炭素数が18以下の炭化水素基が好ましく、
さらに好ましくは水素原子または炭素数1〜15の炭化
水素基、特に好ましくは水素原子または炭素数1〜13
の炭化水素基である。また、炭化水素基としてはアルキ
ル基が好ましく、具体的には一般式(7)におけるR6
に示したアルキル基が挙げられる。よって加水分解によ
りカルボン酸を発生させないという観点及び粘度指数の
観点からはアルキル基が好ましく、コンタミ溶解力の観
点からは水素原子、アルキル基が好ましく、求められる
課題によって使い分けが可能である。両方の性能を満足
するためには、R8 は炭素数1〜18のアルキル基が好
ましく、炭素数1〜15のアルキル基がより好ましく、
炭素数1〜13のアルキル基が特に好ましい。
【0089】xは1〜50の数であり、好ましくは1〜
40、さらに好ましくは1〜30である。コンタミ溶解
力、粘度及び吸湿性の観点から50以下の数が好まし
い。
40、さらに好ましくは1〜30である。コンタミ溶解
力、粘度及び吸湿性の観点から50以下の数が好まし
い。
【0090】本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の
基油に用いる場合、特に一般式(8)で示される化合物
において、R7 の炭素数は好ましくは1〜18、さらに
好ましくは1〜15、特に好ましくは1〜13である。
ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点や、コンタ
ミ溶解力を向上させる観点から、炭素数は18以下のア
ルキル基が好ましい。本発明の潤滑油組成物を冷凍機作
動流体の基油に用いる場合、特に一般式(8)で示され
る化合物において、R8 は水素原子または炭素数が18
以下の炭化水素基が好ましく、さらに好ましくは水素原
子または炭素数1〜15の炭化水素基、特に好ましくは
水素原子または炭素数1〜13の炭化水素基である。粘
度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の観点から、炭素数が18以下のアルキル基が好まし
く、コンタミ溶解力の観点からは水素原子、炭素数が1
8以下のアルキル基が好ましく、求められる課題によっ
て使い分けが可能である。両方の性能を満足するために
は、R8 は炭素数1〜18のアルキル基が好ましく、炭
素数1〜15のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜
13のアルキル基が特に好ましい。
基油に用いる場合、特に一般式(8)で示される化合物
において、R7 の炭素数は好ましくは1〜18、さらに
好ましくは1〜15、特に好ましくは1〜13である。
ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点や、コンタ
ミ溶解力を向上させる観点から、炭素数は18以下のア
ルキル基が好ましい。本発明の潤滑油組成物を冷凍機作
動流体の基油に用いる場合、特に一般式(8)で示され
る化合物において、R8 は水素原子または炭素数が18
以下の炭化水素基が好ましく、さらに好ましくは水素原
子または炭素数1〜15の炭化水素基、特に好ましくは
水素原子または炭素数1〜13の炭化水素基である。粘
度指数の観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の観点から、炭素数が18以下のアルキル基が好まし
く、コンタミ溶解力の観点からは水素原子、炭素数が1
8以下のアルキル基が好ましく、求められる課題によっ
て使い分けが可能である。両方の性能を満足するために
は、R8 は炭素数1〜18のアルキル基が好ましく、炭
素数1〜15のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜
13のアルキル基が特に好ましい。
【0091】またR5 の炭素数は、ハイドロフルオロカ
ーボンとの相溶性の観点や、コンタミ溶解力を向上させ
る観点から、2のみ、3のみ、炭素数2と3の混合、炭
素数3と4の混合、あるいは炭素数2と3と4の混合で
用いることが好ましく、さらに好ましくは、2のみ、3
のみ、2と3の混合である。
ーボンとの相溶性の観点や、コンタミ溶解力を向上させ
る観点から、2のみ、3のみ、炭素数2と3の混合、炭
素数3と4の混合、あるいは炭素数2と3と4の混合で
用いることが好ましく、さらに好ましくは、2のみ、3
のみ、2と3の混合である。
【0092】これらのポリアルキレングリコールは、例
えば以下のようにして製造することができる。水あるい
はアルコールと、アルキレンオキサイドをNaOHやKOH の
アルカリ触媒下で反応させて、モノアルキルエーテル型
ポリアルキレングリコールやグリコール型ポリアルキレ
ングリコールを得ることができる。さらに末端の水酸基
をアルカリ金属を触媒にしてハロゲン化アルキルにより
アルキル化して、またカルボン酸やあるいはそのメチル
エステル、エチルエステル、酸無水物と反応させること
によりアシル化して、ジアルキルエーテル型ポリアルキ
レングリコールやエステルエーテル型ポリアルキレング
リコールを得ることができる。
えば以下のようにして製造することができる。水あるい
はアルコールと、アルキレンオキサイドをNaOHやKOH の
アルカリ触媒下で反応させて、モノアルキルエーテル型
ポリアルキレングリコールやグリコール型ポリアルキレ
ングリコールを得ることができる。さらに末端の水酸基
をアルカリ金属を触媒にしてハロゲン化アルキルにより
アルキル化して、またカルボン酸やあるいはそのメチル
エステル、エチルエステル、酸無水物と反応させること
によりアシル化して、ジアルキルエーテル型ポリアルキ
レングリコールやエステルエーテル型ポリアルキレング
リコールを得ることができる。
【0093】(2)ポリアルキレングリコール化合物の
物理化学的性状 (i)動粘度 本発明に用いられるポリアルキレングリコール化合物
は、100℃における動粘度が0.1〜100mm2 /
s、好ましくは0.5〜50mm2 /s、さらに好まし
くは1〜30mm2 /s、特に好ましくは1〜15mm
2 /sであるポリアルキレングリコール化合物である。
100℃における動粘度が100mm2 /sを超える
と、潤滑油組成物の粘度が高くなりすぎるため好ましく
ない。40℃における動粘度は、1〜1000mm2 /
sであるのが好ましい。本発明の潤滑油組成物を冷凍機
作動流体の基油として用いる場合にも同様である。
物理化学的性状 (i)動粘度 本発明に用いられるポリアルキレングリコール化合物
は、100℃における動粘度が0.1〜100mm2 /
s、好ましくは0.5〜50mm2 /s、さらに好まし
くは1〜30mm2 /s、特に好ましくは1〜15mm
2 /sであるポリアルキレングリコール化合物である。
100℃における動粘度が100mm2 /sを超える
と、潤滑油組成物の粘度が高くなりすぎるため好ましく
ない。40℃における動粘度は、1〜1000mm2 /
sであるのが好ましい。本発明の潤滑油組成物を冷凍機
作動流体の基油として用いる場合にも同様である。
【0094】(ii)ヨウ素価 本発明の潤滑油組成物に用いるポリアルキレングリコー
ル化合物のヨウ素価(Ig/100g)は、10以下が
好ましく、より好ましくは5以下、さらに好ましくは3
以下、特に好ましくは1以下である。ヨウ素価が10を
超えると得られる潤滑油組成物の熱酸化安定性が著しく
損なわれるおそれがある。本発明の潤滑油組成物を冷凍
機作動流体の基油に用いる場合、用いるポリアルキレン
グリコール化合物のヨウ素価は5以下が好ましく、より
好ましくは3以下、更に好ましくは1以下、特に好まし
くは0.5以下である。ヨウ素価が5を超えると、本発
明の潤滑油組成物を用いた冷凍機作動流体の基油として
の熱酸化安定性が著しく損なわれる恐れがある。
ル化合物のヨウ素価(Ig/100g)は、10以下が
好ましく、より好ましくは5以下、さらに好ましくは3
以下、特に好ましくは1以下である。ヨウ素価が10を
超えると得られる潤滑油組成物の熱酸化安定性が著しく
損なわれるおそれがある。本発明の潤滑油組成物を冷凍
機作動流体の基油に用いる場合、用いるポリアルキレン
グリコール化合物のヨウ素価は5以下が好ましく、より
好ましくは3以下、更に好ましくは1以下、特に好まし
くは0.5以下である。ヨウ素価が5を超えると、本発
明の潤滑油組成物を用いた冷凍機作動流体の基油として
の熱酸化安定性が著しく損なわれる恐れがある。
【0095】(iii) 酸価 本発明の潤滑油組成物に用いるポリアルキレングリコー
ル化合物の酸価(mgKOH/g)は、5以下、好まし
くは1以下、さらに好ましくは0.5以下、特に好まし
くは0.1以下である。酸価が5を超えると、潤滑油組
成物の加水分解を促進するだけでなく、潤滑油組成物自
身の熱酸化安定性を損ない、また、金属材料の腐食、引
火点の低下、耐摩耗性の低下、異臭、電気絶縁性の低下
等を引き起こすため好ましくない。また、本発明の潤滑
油組成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場合、用いる
ポリアルキレングリコール化合物の酸価(mgKOH/
g)は1以下、好ましくは0.1以下、さらに好ましく
は0.05以下、特に好ましくは0.03以下である。
酸価が1を超えると金属材料の腐食、耐摩耗性の低下、
熱酸化安定性の低下、電気絶縁性の低下等を引き起こす
ため好ましくない。
ル化合物の酸価(mgKOH/g)は、5以下、好まし
くは1以下、さらに好ましくは0.5以下、特に好まし
くは0.1以下である。酸価が5を超えると、潤滑油組
成物の加水分解を促進するだけでなく、潤滑油組成物自
身の熱酸化安定性を損ない、また、金属材料の腐食、引
火点の低下、耐摩耗性の低下、異臭、電気絶縁性の低下
等を引き起こすため好ましくない。また、本発明の潤滑
油組成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場合、用いる
ポリアルキレングリコール化合物の酸価(mgKOH/
g)は1以下、好ましくは0.1以下、さらに好ましく
は0.05以下、特に好ましくは0.03以下である。
酸価が1を超えると金属材料の腐食、耐摩耗性の低下、
熱酸化安定性の低下、電気絶縁性の低下等を引き起こす
ため好ましくない。
【0096】(iv)水酸基価 本発明の潤滑油組成物に用いられるポリアルキレングリ
コール化合物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1〜
500、好ましくは0.1〜300、さらに好ましくは
0.1〜200である。得られる潤滑油組成物の引火
点、電気絶縁性、粘度指数の観点から、水酸基価は50
0以下が好ましく、潤滑性の観点から0.1以上が好ま
しい。また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の
基油に用いる場合、用いるポリアルキレングリコール化
合物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1〜500が
好ましく、より好ましくは0.1〜300、さらに好ま
しくは0.1〜200である。ハイドロフルオロカーボ
ンとの相溶性、電気絶縁性の観点から、水酸基価は50
0以下が好ましく、潤滑性の観点から0.1以上が好ま
しい。
コール化合物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1〜
500、好ましくは0.1〜300、さらに好ましくは
0.1〜200である。得られる潤滑油組成物の引火
点、電気絶縁性、粘度指数の観点から、水酸基価は50
0以下が好ましく、潤滑性の観点から0.1以上が好ま
しい。また、本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の
基油に用いる場合、用いるポリアルキレングリコール化
合物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1〜500が
好ましく、より好ましくは0.1〜300、さらに好ま
しくは0.1〜200である。ハイドロフルオロカーボ
ンとの相溶性、電気絶縁性の観点から、水酸基価は50
0以下が好ましく、潤滑性の観点から0.1以上が好ま
しい。
【0097】(v)融点 本発明の潤滑油組成物に用いるポリアルキレングリコー
ル化合物の融点はコンタミ溶解力を向上させる観点か
ら、10℃以下が好ましく、さらに好ましくは−10℃
以下、特に好ましくは−30℃以下である。融点が10
℃を超えるポリアルキレングリコール化合物は、融点の
低い本発明に使用する環状ケタールや環状アセタール、
ポリアルキレングリコール化合物と混合し、添加量を制
限することにより潤滑油組成物に使用できる。また、本
発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場
合、用いるポリアルキレングリコール化合物の融点はハ
イドロフルオロカーボンとの相溶性やコンタミ溶解力を
向上させる観点から10℃以下、好ましくは−10℃以
下、更に好ましくは−30℃以下、特に好ましくは−4
0℃以下である。
ル化合物の融点はコンタミ溶解力を向上させる観点か
ら、10℃以下が好ましく、さらに好ましくは−10℃
以下、特に好ましくは−30℃以下である。融点が10
℃を超えるポリアルキレングリコール化合物は、融点の
低い本発明に使用する環状ケタールや環状アセタール、
ポリアルキレングリコール化合物と混合し、添加量を制
限することにより潤滑油組成物に使用できる。また、本
発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場
合、用いるポリアルキレングリコール化合物の融点はハ
イドロフルオロカーボンとの相溶性やコンタミ溶解力を
向上させる観点から10℃以下、好ましくは−10℃以
下、更に好ましくは−30℃以下、特に好ましくは−4
0℃以下である。
【0098】(vi)二相分離温度 本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の基油として用
いる場合は、用いるポリアルキレングリコール化合物の
ハイドロフルオロカーボンとの二相分離温度が低いこと
が望ましく、10℃以下、好ましくは0℃以下、さらに
好ましくは−10℃以下、特に好ましくは−30℃以下
である。しかし、ハイドロフルオロカーボンとの二相分
離温度が10℃を超えるポリアルキレングリコール化合
物であっても、本発明のポリアルキレングリコール化合
物、環状ケタールや環状アセタールと混合することによ
りハイドロフルオロカーボンとの二相分離温度が低下し
組成物として10℃以下となる場合には、冷凍機作動流
体用組成物に用いることができる。
いる場合は、用いるポリアルキレングリコール化合物の
ハイドロフルオロカーボンとの二相分離温度が低いこと
が望ましく、10℃以下、好ましくは0℃以下、さらに
好ましくは−10℃以下、特に好ましくは−30℃以下
である。しかし、ハイドロフルオロカーボンとの二相分
離温度が10℃を超えるポリアルキレングリコール化合
物であっても、本発明のポリアルキレングリコール化合
物、環状ケタールや環状アセタールと混合することによ
りハイドロフルオロカーボンとの二相分離温度が低下し
組成物として10℃以下となる場合には、冷凍機作動流
体用組成物に用いることができる。
【0099】本発明の潤滑油組成物中のポリアルキレン
グリコール化合物と環状ケタールや環状アセタールとの
混合比率は、ポリアルキレングリコール化合物/環状ケ
タールや環状アセタール=1/99〜99/1重量比で
あり、好ましくは5/95〜95/5重量比、更に好ま
しくは10/90〜90/10重量比、特に好ましくは
20/80〜80/20重量比、最も好ましくは20/
80〜50/50重量比である。電気絶縁性を向上させ
る観点や潤滑性を向上させる観点から環状ケタールや環
状アセタールの含まれる量は1重量%以上が好ましく、
粘度指数及びコンタミ溶解力を向上させる観点から、ポ
リアルキレングリコール化合物の含まれる量は1重量%
以上が好ましい。
グリコール化合物と環状ケタールや環状アセタールとの
混合比率は、ポリアルキレングリコール化合物/環状ケ
タールや環状アセタール=1/99〜99/1重量比で
あり、好ましくは5/95〜95/5重量比、更に好ま
しくは10/90〜90/10重量比、特に好ましくは
20/80〜80/20重量比、最も好ましくは20/
80〜50/50重量比である。電気絶縁性を向上させ
る観点や潤滑性を向上させる観点から環状ケタールや環
状アセタールの含まれる量は1重量%以上が好ましく、
粘度指数及びコンタミ溶解力を向上させる観点から、ポ
リアルキレングリコール化合物の含まれる量は1重量%
以上が好ましい。
【0100】3.潤滑油組成物および冷凍機作動流体用
組成物について 本発明の潤滑油組成物は、前記のようなポリアルキレン
グリコール化合物と環状ケタールや環状アセタールを混
合して得られるが、得られる潤滑油組成物の100℃に
おける動粘度は1〜100mm2/sが好ましく、さらに
好ましくは1〜50mm2/s、特に好ましくは1〜30
mm2/sである。40℃における動粘度は、1〜100
0mm2 /sが好ましく、更に好ましくは1〜500m
m2 /s、特に好ましくは5〜200mm2 /sであ
る。
組成物について 本発明の潤滑油組成物は、前記のようなポリアルキレン
グリコール化合物と環状ケタールや環状アセタールを混
合して得られるが、得られる潤滑油組成物の100℃に
おける動粘度は1〜100mm2/sが好ましく、さらに
好ましくは1〜50mm2/s、特に好ましくは1〜30
mm2/sである。40℃における動粘度は、1〜100
0mm2 /sが好ましく、更に好ましくは1〜500m
m2 /s、特に好ましくは5〜200mm2 /sであ
る。
【0101】また、本発明の潤滑油組成物のヨウ素価
(Ig/100g)は、10以下、好ましくは5以下、
更に好ましくは3以下、特に好ましくは1以下である。
ヨウ素価が10を超えると、潤滑油組成物の熱酸化安定
性が著しく損なわれる恐れがある。また、本発明の潤滑
油組成物の酸価(mgKOH/g)は、5以下、好まし
くは1以下、さらに好ましくは0.5以下、特に好まし
くは0.1以下である。酸価が5を超えると、潤滑油組
成物自身の熱酸化安定性を損ない、また、金属材料の腐
食、引火点の低下、耐摩耗性の低下、異臭、電気絶縁性
の低下等を引き起こすため好ましくない。また、本発明
の潤滑油組成物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1
〜100、好ましくは0.1〜80、さらに好ましくは
0.1〜50、特に好ましくは0.1〜40である。得
られる潤滑油組成物の引火点の低下、電気絶縁性の低下
の観点から水酸基価は100以下が好ましい。また、潤
滑性の観点から、0.1以上が好ましい。本発明の潤滑
油組成物の融点は、10℃以下が好ましく、さらに好ま
しくは−10℃以下、特に好ましくは−30℃以下であ
る。
(Ig/100g)は、10以下、好ましくは5以下、
更に好ましくは3以下、特に好ましくは1以下である。
ヨウ素価が10を超えると、潤滑油組成物の熱酸化安定
性が著しく損なわれる恐れがある。また、本発明の潤滑
油組成物の酸価(mgKOH/g)は、5以下、好まし
くは1以下、さらに好ましくは0.5以下、特に好まし
くは0.1以下である。酸価が5を超えると、潤滑油組
成物自身の熱酸化安定性を損ない、また、金属材料の腐
食、引火点の低下、耐摩耗性の低下、異臭、電気絶縁性
の低下等を引き起こすため好ましくない。また、本発明
の潤滑油組成物の水酸基価(mgKOH/g)は0.1
〜100、好ましくは0.1〜80、さらに好ましくは
0.1〜50、特に好ましくは0.1〜40である。得
られる潤滑油組成物の引火点の低下、電気絶縁性の低下
の観点から水酸基価は100以下が好ましい。また、潤
滑性の観点から、0.1以上が好ましい。本発明の潤滑
油組成物の融点は、10℃以下が好ましく、さらに好ま
しくは−10℃以下、特に好ましくは−30℃以下であ
る。
【0102】本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の
基油として用いる場合は、ハイドロフルオロカーボンと
の二相分離温度が低いことが望ましく、10℃以下、好
ましくは0℃以下、さらに好ましくは−10℃以下、特
に好ましくは−30℃以下である。
基油として用いる場合は、ハイドロフルオロカーボンと
の二相分離温度が低いことが望ましく、10℃以下、好
ましくは0℃以下、さらに好ましくは−10℃以下、特
に好ましくは−30℃以下である。
【0103】本発明の潤滑油組成物は他の潤滑油と混合
して用いることもできる。他の潤滑油としては鉱物油や
ポリブテン、ポリαオレフィン、アルキルベンゼン等の
炭化水素系合成油、エステル、ポリフェニルエーテル、
カーボネート、リン酸エステル、シリケートエステル、
シリコーン油、パーフルオロポリエーテル等の合成潤滑
油、菜種油、大豆油、サフラワー油、コーン油、椰子
油、パーム油、パーム核油、アマニ油、綿実油、桐油、
ひまし油、牛脂脂肪酸エステル等の天然油等が挙げられ
る。具体的な例は「新版 潤滑の物理化学」(幸書房)
や「潤滑油の基礎と応用」(コロナ社)等に述べられて
いる。
して用いることもできる。他の潤滑油としては鉱物油や
ポリブテン、ポリαオレフィン、アルキルベンゼン等の
炭化水素系合成油、エステル、ポリフェニルエーテル、
カーボネート、リン酸エステル、シリケートエステル、
シリコーン油、パーフルオロポリエーテル等の合成潤滑
油、菜種油、大豆油、サフラワー油、コーン油、椰子
油、パーム油、パーム核油、アマニ油、綿実油、桐油、
ひまし油、牛脂脂肪酸エステル等の天然油等が挙げられ
る。具体的な例は「新版 潤滑の物理化学」(幸書房)
や「潤滑油の基礎と応用」(コロナ社)等に述べられて
いる。
【0104】本発明の潤滑油組成物を他の潤滑油と混合
する場合の混合比率は、混合した潤滑油中に本発明の潤
滑油組成物が10重量%以上、好ましくは30重量%以
上、特に好ましくは50重量%以上含まれ、かつ、混合
した潤滑油中に環状ケタール、環状アセタールやポリア
ルキレングリコール化合物が0.1重量%以上、特に好
ましくは10重量%以上含まれることが望ましい。
する場合の混合比率は、混合した潤滑油中に本発明の潤
滑油組成物が10重量%以上、好ましくは30重量%以
上、特に好ましくは50重量%以上含まれ、かつ、混合
した潤滑油中に環状ケタール、環状アセタールやポリア
ルキレングリコール化合物が0.1重量%以上、特に好
ましくは10重量%以上含まれることが望ましい。
【0105】本発明の潤滑油組成物の含まれる量が10
重量%より少ないと、潤滑性を向上させる効果が十分に
発揮できない。環状ケタール、環状アセタールやポリア
ルキレングリコール化合物の含まれる量が0.1重量%
より少ないと、潤滑性を向上させる効果や粘度指数を向
上させる効果が十分に発揮できない。本発明の潤滑油組
成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場合は、混合する
他の潤滑油はハイドロフルオロカーボンとの相溶性に優
れたものが好ましく、エステル、パーフルオロポリエー
テル、カーボネート、パーフルオロエステル等が好まし
い。しかし、本発明の潤滑油組成物のハイドロフルオロ
カーボンとの相溶性が十分優れている場合、例えば二相
分離温度が−30℃以下、好ましくは−50℃以下の場
合には、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性に劣る潤
滑油、例えばアルキルベンゼンや鉱物油等と、二相分離
温度が10℃を超えない範囲で混合することもできる。
重量%より少ないと、潤滑性を向上させる効果が十分に
発揮できない。環状ケタール、環状アセタールやポリア
ルキレングリコール化合物の含まれる量が0.1重量%
より少ないと、潤滑性を向上させる効果や粘度指数を向
上させる効果が十分に発揮できない。本発明の潤滑油組
成物を冷凍機作動流体の基油に用いる場合は、混合する
他の潤滑油はハイドロフルオロカーボンとの相溶性に優
れたものが好ましく、エステル、パーフルオロポリエー
テル、カーボネート、パーフルオロエステル等が好まし
い。しかし、本発明の潤滑油組成物のハイドロフルオロ
カーボンとの相溶性が十分優れている場合、例えば二相
分離温度が−30℃以下、好ましくは−50℃以下の場
合には、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性に劣る潤
滑油、例えばアルキルベンゼンや鉱物油等と、二相分離
温度が10℃を超えない範囲で混合することもできる。
【0106】本発明の潤滑油組成物には、必要に応じて
通常使用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡
剤、清浄分散剤、粘度指数向上剤、防錆剤、抗乳化剤等
の潤滑油添加剤を添加することもできる。例えば酸化防
止剤として使用可能なものは、2,6-ジ-tert-ブチルフェ
ノール、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチルフェノール、4,
4'- メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール)等
のフェノール系酸化防止剤や、p,p-ジオクチルフェニル
アミン、モノオクチルジフェニルアミン、フェノチアジ
ン、3,7-ジオクチルフェノチアジン、フェニル-1- ナフ
チルアミン、フェニル-2- ナフチルアミン、アルキルフ
ェニル-2- ナフチルアミン等のアミン系酸化防止剤や、
アルキルジサルファイド、チオジプロピオン酸エステ
ル、ベンゾチアゾール等の硫黄系酸化防止剤や、ジアル
キルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジチオリン酸亜鉛等
である。その添加量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑
油に対し0.05〜2.0重量%である。
通常使用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡
剤、清浄分散剤、粘度指数向上剤、防錆剤、抗乳化剤等
の潤滑油添加剤を添加することもできる。例えば酸化防
止剤として使用可能なものは、2,6-ジ-tert-ブチルフェ
ノール、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチルフェノール、4,
4'- メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール)等
のフェノール系酸化防止剤や、p,p-ジオクチルフェニル
アミン、モノオクチルジフェニルアミン、フェノチアジ
ン、3,7-ジオクチルフェノチアジン、フェニル-1- ナフ
チルアミン、フェニル-2- ナフチルアミン、アルキルフ
ェニル-2- ナフチルアミン等のアミン系酸化防止剤や、
アルキルジサルファイド、チオジプロピオン酸エステ
ル、ベンゾチアゾール等の硫黄系酸化防止剤や、ジアル
キルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジチオリン酸亜鉛等
である。その添加量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑
油に対し0.05〜2.0重量%である。
【0107】極圧剤、油性向上剤として使用可能なもの
は、例えばジアルキルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジ
チオリン酸亜鉛等の亜鉛化合物や、チオジプロピオン酸
エステル、ジアルキルサルファイド、ジベンジルサルフ
ァイド、ジアルキルポリサルファイド、アルキルメルカ
プタン、ジベンゾチオフェン、2,2'- ジチオビス(ベン
ゾチアゾール)等の硫黄化合物、トリアリールフォスフ
ェートやトリアリールフォスファイト、トリアルキルフ
ォスファイト、トリアルキルフォスフェート等のリン化
合物、塩素化パラフィン等の塩素化合物、モリブデンジ
チオカーバメート、モリブデンジチオフォスフェート、
二硫化モリブデン等のモリブデン化合物、パーフルオロ
アルキルポリエーテルや、三フッ化塩化エチレン重合
物、フッ化黒鉛などのフッ素化合物、脂肪酸変性シリコ
ーンなどの珪素化合物、グラファイト等である。その添
加量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し0.0
5〜10重量%である。
は、例えばジアルキルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジ
チオリン酸亜鉛等の亜鉛化合物や、チオジプロピオン酸
エステル、ジアルキルサルファイド、ジベンジルサルフ
ァイド、ジアルキルポリサルファイド、アルキルメルカ
プタン、ジベンゾチオフェン、2,2'- ジチオビス(ベン
ゾチアゾール)等の硫黄化合物、トリアリールフォスフ
ェートやトリアリールフォスファイト、トリアルキルフ
ォスファイト、トリアルキルフォスフェート等のリン化
合物、塩素化パラフィン等の塩素化合物、モリブデンジ
チオカーバメート、モリブデンジチオフォスフェート、
二硫化モリブデン等のモリブデン化合物、パーフルオロ
アルキルポリエーテルや、三フッ化塩化エチレン重合
物、フッ化黒鉛などのフッ素化合物、脂肪酸変性シリコ
ーンなどの珪素化合物、グラファイト等である。その添
加量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し0.0
5〜10重量%である。
【0108】消泡剤として使用されるものは、ジメチル
ポリシロキサン等のシリコーン油やジエチルシリケート
等のオルガノシリケート類等である。その添加量は本発
明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.0005〜
1重量%である。
ポリシロキサン等のシリコーン油やジエチルシリケート
等のオルガノシリケート類等である。その添加量は本発
明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.0005〜
1重量%である。
【0109】清浄分散剤として使用されるものは、スル
フォネート、フェネート、サリシレート、フォスフォネ
ート、ポリブテニルコハク酸イミド、ポリブテニルコハ
ク酸エステル等である。その添加量は本発明の潤滑油組
成物を含む潤滑油に対し、0.05〜10重量%であ
る。
フォネート、フェネート、サリシレート、フォスフォネ
ート、ポリブテニルコハク酸イミド、ポリブテニルコハ
ク酸エステル等である。その添加量は本発明の潤滑油組
成物を含む潤滑油に対し、0.05〜10重量%であ
る。
【0110】本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体の
基油として用いる場合は、添加剤として金属表面を保護
するためのベンゾトリアゾールまたはその誘導体を添加
したり、潤滑性を向上するためのトリアリールフォスフ
ェートまたはトリアリールフォスファイトを添加した
り、熱安定性を向上させるためのラジカルトラップ能を
有するフェノール系化合物やキレート能を有する金属不
活性化剤を添加することが有効である。
基油として用いる場合は、添加剤として金属表面を保護
するためのベンゾトリアゾールまたはその誘導体を添加
したり、潤滑性を向上するためのトリアリールフォスフ
ェートまたはトリアリールフォスファイトを添加した
り、熱安定性を向上させるためのラジカルトラップ能を
有するフェノール系化合物やキレート能を有する金属不
活性化剤を添加することが有効である。
【0111】本発明に用いられるトリアリールフォスフ
ェートやトリアリールフォスファイトは、炭素数18〜
70のものであり、更に好ましくは炭素数18〜50の
ものである。具体的には特開平5−209171、カラ
ム12、26行目〜41行目に記載されている。その中
でも特に好ましいのは、トリフェニルフォスフェート、
トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフ
ェート、トリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)フォス
フェート、トリフェニルフォスファイト、トリクレジル
フォスファイト、トリキシレニルフォスファイト、トリ
ス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)フォスファイトであ
る。トリアリールフォスフェート及び/またはトリアリ
ールフォスファイトの添加量は、本発明の潤滑油組成物
を含む潤滑油に対し、0.1〜5.0重量%であり、好
ましくは0.5〜2.0重量%である。
ェートやトリアリールフォスファイトは、炭素数18〜
70のものであり、更に好ましくは炭素数18〜50の
ものである。具体的には特開平5−209171、カラ
ム12、26行目〜41行目に記載されている。その中
でも特に好ましいのは、トリフェニルフォスフェート、
トリクレジルフォスフェート、トリキシレニルフォスフ
ェート、トリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)フォス
フェート、トリフェニルフォスファイト、トリクレジル
フォスファイト、トリキシレニルフォスファイト、トリ
ス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)フォスファイトであ
る。トリアリールフォスフェート及び/またはトリアリ
ールフォスファイトの添加量は、本発明の潤滑油組成物
を含む潤滑油に対し、0.1〜5.0重量%であり、好
ましくは0.5〜2.0重量%である。
【0112】本発明に用いられるベンゾトリアゾールま
たはその誘導体の添加量は、本発明の潤滑油組成物を含
む潤滑油に対し、0.001〜0.1重量%であり、好
ましくは0.003〜0.03重量%である。また、本
発明に用いられるベンゾトリアゾール、ベンゾトリアゾ
ール誘導体は炭素数6〜50のものであり、好ましくは
炭素数6〜30のものである。具体的には特開平5−2
09171、カラム13、9行目〜29行目に記載され
ている。その中でも特に好ましいのは、ベンゾトリアゾ
ール,5- メチル-1H-ベンゾトリアゾール等である。
たはその誘導体の添加量は、本発明の潤滑油組成物を含
む潤滑油に対し、0.001〜0.1重量%であり、好
ましくは0.003〜0.03重量%である。また、本
発明に用いられるベンゾトリアゾール、ベンゾトリアゾ
ール誘導体は炭素数6〜50のものであり、好ましくは
炭素数6〜30のものである。具体的には特開平5−2
09171、カラム13、9行目〜29行目に記載され
ている。その中でも特に好ましいのは、ベンゾトリアゾ
ール,5- メチル-1H-ベンゾトリアゾール等である。
【0113】本発明に用いられる金属不活性化剤の添加
量は、本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.
001〜2.0重量%であり、好ましくは0.003〜
0.5重量%である。本発明に用いられる金属不活性化
剤はキレート能を持つものが好ましく、炭素数が5〜5
0のものであり、好ましくは5〜20である。具体的に
は特開平5−209171、カラム13、38行目〜カ
ラム14、8行目に記載されている。その中でも特に好
ましいのは、N,N'- ジサリチリデン-1,2- ジアミノエタ
ン、N,N'- ジサリチリデン-1,2- ジアミノプロパン、ア
セチルアセトン、アセト酢酸エステル、アリザリン、キ
ニザリン等である。
量は、本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.
001〜2.0重量%であり、好ましくは0.003〜
0.5重量%である。本発明に用いられる金属不活性化
剤はキレート能を持つものが好ましく、炭素数が5〜5
0のものであり、好ましくは5〜20である。具体的に
は特開平5−209171、カラム13、38行目〜カ
ラム14、8行目に記載されている。その中でも特に好
ましいのは、N,N'- ジサリチリデン-1,2- ジアミノエタ
ン、N,N'- ジサリチリデン-1,2- ジアミノプロパン、ア
セチルアセトン、アセト酢酸エステル、アリザリン、キ
ニザリン等である。
【0114】本発明に用いられるラジカルトラップ能を
有するフェノール系化合物の添加量は、本発明の潤滑油
組成物を含む潤滑油に対し、0.05〜2.0重量%で
あり、好ましくは0.05〜0.5重量%である。ま
た、本発明に用いられるフェノール系化合物は、炭素数
6〜100のものであり、好ましくは炭素数10〜80
のものである。具体的には特開平5−209171、カ
ラム12、32行目〜カラム13、18行目に記載され
ている。その中でも特に好ましいのは、2,6-ジ-tert-ブ
チルフェノール、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチルフェノ
ール、4,4'- メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノ
ール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチ
ルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-エチル-6-ter
t-ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-メチル
-6-tert-ブチルフェノール)、4,4'- イソプロピリデン
ビスフェノール、2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノー
ル、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-tert-ブチル-4
- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,
3-トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-tert-ブチルフェ
ニル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6- トリス(3,5-
ジ-tert-ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,
6-ジ-tert-ブチル-4- エチルフェノール、2,6-ビス(2'
- ヒドロキシ-3'-tert- ブチル-5'-メチルベンジル)-4
- メチルフェノール、ビス[2-(2- ヒドロキシ-5- メチ
ル-3-tert-ブチルベンジル)-4- メチル-6-tert-ブチル
フェニル]テレフタレート、トリエチレングリコール-
ビス[3-(3,5-ジ-tert-ブチル-5- メチル-4- ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、1,6-ヘキサンジオール
- ビス[3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4- ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート等である。
有するフェノール系化合物の添加量は、本発明の潤滑油
組成物を含む潤滑油に対し、0.05〜2.0重量%で
あり、好ましくは0.05〜0.5重量%である。ま
た、本発明に用いられるフェノール系化合物は、炭素数
6〜100のものであり、好ましくは炭素数10〜80
のものである。具体的には特開平5−209171、カ
ラム12、32行目〜カラム13、18行目に記載され
ている。その中でも特に好ましいのは、2,6-ジ-tert-ブ
チルフェノール、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチルフェノ
ール、4,4'- メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノ
ール)、4,4'- ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチ
ルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-エチル-6-ter
t-ブチルフェノール)、2,2'- メチレンビス(4-メチル
-6-tert-ブチルフェノール)、4,4'- イソプロピリデン
ビスフェノール、2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノー
ル、テトラキス[メチレン-3- (3,5-ジ-tert-ブチル-4
- ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,
3-トリス(2-メチル-4- ヒドロキシ-5-tert-ブチルフェ
ニル)ブタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6- トリス(3,5-
ジ-tert-ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,
6-ジ-tert-ブチル-4- エチルフェノール、2,6-ビス(2'
- ヒドロキシ-3'-tert- ブチル-5'-メチルベンジル)-4
- メチルフェノール、ビス[2-(2- ヒドロキシ-5- メチ
ル-3-tert-ブチルベンジル)-4- メチル-6-tert-ブチル
フェニル]テレフタレート、トリエチレングリコール-
ビス[3-(3,5-ジ-tert-ブチル-5- メチル-4- ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、1,6-ヘキサンジオール
- ビス[3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4- ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート等である。
【0115】また、有機錫化合物、ホウ素化合物等のフ
ロン冷媒を安定させる添加剤を加えても良い。その添加
量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.0
01〜10重量%である。
ロン冷媒を安定させる添加剤を加えても良い。その添加
量は本発明の潤滑油組成物を含む潤滑油に対し、0.0
01〜10重量%である。
【0116】本発明の潤滑油組成物はハイドロフルオロ
カーボンとの相溶性に優れ、電気絶縁性にも優れるた
め、ハイドロフルオロカーボンとの混合物として冷凍機
作動流体として用いることができる。また、電気絶縁性
に優れるため電気絶縁油、トランス油等に用いることが
できる。また、組成物中に環構造を持つことから、トラ
クションオイルに用いることができる。また、潤滑性や
耐熱性に優れることから、エンジン油やタービン油、ギ
ヤ油、作動油、軸受油、金属加工油、圧縮機油、グリー
ス基油等に用いることができる。また、潤滑性に優れる
ため、低硫黄軽油の添加剤として用いることができる。
本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体に用いる場合、
本発明の潤滑油組成物を他の潤滑油と混合する場合の混
合比率は、混合した潤滑油中に本発明の潤滑油組成物が
10重量%以上、好ましくは30重量%以上、特に好ま
しくは50重量%以上含まれ、かつ、混合した潤滑油中
に環状ケタールや環状アセタールが0.1重量%以上、
特に好ましくは10重量%以上含まれることが望まし
い。
カーボンとの相溶性に優れ、電気絶縁性にも優れるた
め、ハイドロフルオロカーボンとの混合物として冷凍機
作動流体として用いることができる。また、電気絶縁性
に優れるため電気絶縁油、トランス油等に用いることが
できる。また、組成物中に環構造を持つことから、トラ
クションオイルに用いることができる。また、潤滑性や
耐熱性に優れることから、エンジン油やタービン油、ギ
ヤ油、作動油、軸受油、金属加工油、圧縮機油、グリー
ス基油等に用いることができる。また、潤滑性に優れる
ため、低硫黄軽油の添加剤として用いることができる。
本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体に用いる場合、
本発明の潤滑油組成物を他の潤滑油と混合する場合の混
合比率は、混合した潤滑油中に本発明の潤滑油組成物が
10重量%以上、好ましくは30重量%以上、特に好ま
しくは50重量%以上含まれ、かつ、混合した潤滑油中
に環状ケタールや環状アセタールが0.1重量%以上、
特に好ましくは10重量%以上含まれることが望まし
い。
【0117】本発明の潤滑油組成物を冷凍機作動流体に
用いる場合、本発明の冷凍機作動流体用組成物中のハイ
ドロフルオロカーボンと本発明の潤滑油組成物を含む冷
凍機油との比率は、通常ハイドロフルオロカーボン/冷
凍機油=50/1〜1/20(重量比)、好ましくは1
0/1〜1/5(重量比)である。ハイドロフルオロカ
ーボン/冷凍機油=50/1よりハイドロフルオロカー
ボンの比率が高くなると、ハイドロフルオロカーボン−
冷凍機油混合溶液の粘度が低くなり、潤滑性が悪くなる
可能性があり好ましくない。また、ハイドロフルオロカ
ーボン/冷凍機油=1/20よりハイドロフルオロカー
ボンの比率が低くなると、冷凍能力が不足する可能性が
あり好ましくない。
用いる場合、本発明の冷凍機作動流体用組成物中のハイ
ドロフルオロカーボンと本発明の潤滑油組成物を含む冷
凍機油との比率は、通常ハイドロフルオロカーボン/冷
凍機油=50/1〜1/20(重量比)、好ましくは1
0/1〜1/5(重量比)である。ハイドロフルオロカ
ーボン/冷凍機油=50/1よりハイドロフルオロカー
ボンの比率が高くなると、ハイドロフルオロカーボン−
冷凍機油混合溶液の粘度が低くなり、潤滑性が悪くなる
可能性があり好ましくない。また、ハイドロフルオロカ
ーボン/冷凍機油=1/20よりハイドロフルオロカー
ボンの比率が低くなると、冷凍能力が不足する可能性が
あり好ましくない。
【0118】本発明に用いられるハイドロフルオロカー
ボンとはジフルオロメタン(HFC32)、1,1-ジフル
オロエタン(HFC152a)、1,1,1-トリフルオロエ
タン(HFC143a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタ
ン(HFC134a)、1,1,2,2-テトラフルオロエタン
(HFC134)、ペンタフルオロエタン(HFC12
5)等であり、特に1,1,1,2-テトラフルオロエタン、ジ
フルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1-トリフ
ルオロエタンが好ましい。これらのハイドロフルオロカ
ーボンは単独で用いても良いし、2種類あるいは3種類
以上のハイドロフルオロカーボンを混合して用いても良
い。本発明において溶解力向上効果のあるコンタミと
は、1)冷凍サイクル内で冷凍機油が熱、空気あるいは
加水分解により劣化した化合物、2)冷凍機の製造及び
組み立て時に使用される引き抜き油、切削油、防錆油、
プレス油、洗浄液等の工程薬剤等、3)これらの工程薬
剤が冷凍サイクル内で熱、空気加水分解により劣化した
化合物等である。
ボンとはジフルオロメタン(HFC32)、1,1-ジフル
オロエタン(HFC152a)、1,1,1-トリフルオロエ
タン(HFC143a)、1,1,1,2-テトラフルオロエタ
ン(HFC134a)、1,1,2,2-テトラフルオロエタン
(HFC134)、ペンタフルオロエタン(HFC12
5)等であり、特に1,1,1,2-テトラフルオロエタン、ジ
フルオロメタン、ペンタフルオロエタン、1,1,1-トリフ
ルオロエタンが好ましい。これらのハイドロフルオロカ
ーボンは単独で用いても良いし、2種類あるいは3種類
以上のハイドロフルオロカーボンを混合して用いても良
い。本発明において溶解力向上効果のあるコンタミと
は、1)冷凍サイクル内で冷凍機油が熱、空気あるいは
加水分解により劣化した化合物、2)冷凍機の製造及び
組み立て時に使用される引き抜き油、切削油、防錆油、
プレス油、洗浄液等の工程薬剤等、3)これらの工程薬
剤が冷凍サイクル内で熱、空気加水分解により劣化した
化合物等である。
【0119】
【実施例】以下、本発明の製造例及び実施例を説明する
が、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
が、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0120】製造例1 3リットルの4つ口フラスコに攪拌機、温度計、窒素吹
き込み管、及び冷却器付きの脱水管を取り付けた。D−
ソルビトール336.8g(1.85mol)、メチル
エチルケトン800.0g(11.1mol)、パラト
ルエンスルホン酸1水和物17.6g(0.092mo
l)、及びヘキサン200mlを前記フラスコに仕込ん
だ。窒素雰囲気下常圧で、69〜79℃で、水を留去し
つつ8時間反応を行った。反応終了後、60℃に冷却
し、炭酸ナトリウム19.6g(0.185mol、パ
ラトルエンスルホン酸の2倍当量)を加えて中和し、6
0℃で30分間攪拌した。水200gを加えて、60℃
で30分間攪拌し、静置して分層した。下層を除いた
後、飽和食塩水200gで洗浄し、ヘキサン及び過剰の
メチルエチルケトンをロータリーエバポレーターを用い
て減圧下で除去した。さらに減圧蒸留し、粗環状ケター
ルを得た。そしてさらに粗環状ケタールの一部をカラム
クロマトグラフィーにより精製して、環状ケタールA
(水酸基価4.6mgKOH/g、ガスクロマトグラフ
ィー純度99.1%)を得た。
き込み管、及び冷却器付きの脱水管を取り付けた。D−
ソルビトール336.8g(1.85mol)、メチル
エチルケトン800.0g(11.1mol)、パラト
ルエンスルホン酸1水和物17.6g(0.092mo
l)、及びヘキサン200mlを前記フラスコに仕込ん
だ。窒素雰囲気下常圧で、69〜79℃で、水を留去し
つつ8時間反応を行った。反応終了後、60℃に冷却
し、炭酸ナトリウム19.6g(0.185mol、パ
ラトルエンスルホン酸の2倍当量)を加えて中和し、6
0℃で30分間攪拌した。水200gを加えて、60℃
で30分間攪拌し、静置して分層した。下層を除いた
後、飽和食塩水200gで洗浄し、ヘキサン及び過剰の
メチルエチルケトンをロータリーエバポレーターを用い
て減圧下で除去した。さらに減圧蒸留し、粗環状ケター
ルを得た。そしてさらに粗環状ケタールの一部をカラム
クロマトグラフィーにより精製して、環状ケタールA
(水酸基価4.6mgKOH/g、ガスクロマトグラフ
ィー純度99.1%)を得た。
【0121】また、D−ソルビトールとイソブチルアル
デヒドを用いて、同様の方法により環状アセタールB
(水酸基価6.0mgKOH/g、ガスクロマトグラフ
ィー純度99.0%)を得た。
デヒドを用いて、同様の方法により環状アセタールB
(水酸基価6.0mgKOH/g、ガスクロマトグラフ
ィー純度99.0%)を得た。
【0122】また、常法に従い、下記に示すポリアルキ
レングリコール化合物a〜oを得た。 a:CH3 O(PO)32CH3 b:n−C4 H9 O(PO)19.4H c:下記一般式(10)に示される化合物
レングリコール化合物a〜oを得た。 a:CH3 O(PO)32CH3 b:n−C4 H9 O(PO)19.4H c:下記一般式(10)に示される化合物
【0123】
【化14】
【0124】(式中、v1 +v2 +v3 +v4 +v5 +
v6 =17であり、Rは水素原子/CH3 CH2 CH2
CH2 =3/3である。)
v6 =17であり、Rは水素原子/CH3 CH2 CH2
CH2 =3/3である。)
【0125】d:n−C4 H9 O(PO)5 CH3 e:n−C8 H17O(PO)4.6 CH3 f:n−C4 H9 O(PO)5.5 CH2 CH2 CH2 C
H3 g:n−C12H25O(EO)9 H h:CH3 O(PO)24(EO)6 H i:CH3 O(PO)24(EO)6 CH3 j:n−C4 H9 O(EO/PO=1.6/1.6)H k:n−C12H25O(PO)2 (EO)6 H l:n−C12H25O(EO)6 (PO)2 H m:n−C12H25O(EO/PO=5/2)H n:iso−C13H27O(PO)5 (EO)8 H o:iso−C13H27O(PO)7 (EO)11H (なお、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピ
レン基を表し、付加モル数は平均組成である。化合物j
及びmはランダム型である。n−は直鎖、iso−は分
岐鎖を表す。)
H3 g:n−C12H25O(EO)9 H h:CH3 O(PO)24(EO)6 H i:CH3 O(PO)24(EO)6 CH3 j:n−C4 H9 O(EO/PO=1.6/1.6)H k:n−C12H25O(PO)2 (EO)6 H l:n−C12H25O(EO)6 (PO)2 H m:n−C12H25O(EO/PO=5/2)H n:iso−C13H27O(PO)5 (EO)8 H o:iso−C13H27O(PO)7 (EO)11H (なお、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピ
レン基を表し、付加モル数は平均組成である。化合物j
及びmはランダム型である。n−は直鎖、iso−は分
岐鎖を表す。)
【0126】製造例で得られた環状ケタールや環状アセ
タール、ポリアルキレングリコール化合物の40℃及び
100℃の動粘度(JIS K−2283)、流動点
(JIS K−2269)、酸価、水酸基価(JIS
K−2501)を表1に示す。また、比較品に用いる油
ア〜ウについても表2に示す。
タール、ポリアルキレングリコール化合物の40℃及び
100℃の動粘度(JIS K−2283)、流動点
(JIS K−2269)、酸価、水酸基価(JIS
K−2501)を表1に示す。また、比較品に用いる油
ア〜ウについても表2に示す。
【0127】
【表1】
【0128】
【表2】
【0129】実施例1 製造例で得られた本発明品に用いる環状ケタールや環状
アセタール、ポリアルキレングリコール化合物を用いて
得られた本発明品の潤滑油組成物1〜25及び比較品1
〜17の40℃及び100℃の動粘度(JIS K−2
283)、粘度指数(JIS K−2283)、25℃
における体積抵抗率(JIS C−2101)を測定し
た。その結果を表3〜表5に示す。
アセタール、ポリアルキレングリコール化合物を用いて
得られた本発明品の潤滑油組成物1〜25及び比較品1
〜17の40℃及び100℃の動粘度(JIS K−2
283)、粘度指数(JIS K−2283)、25℃
における体積抵抗率(JIS C−2101)を測定し
た。その結果を表3〜表5に示す。
【0130】
【表3】
【0131】
【表4】
【0132】
【表5】
【0133】上記の結果から明らかなように、本発明品
は粘度指数、体積抵抗率が改善されている。一方、比較
品1、2は体積抵抗率は優れるが粘度指数が劣り、比較
品3〜17は粘度指数は優れるが体積抵抗率が劣ること
がわかる。
は粘度指数、体積抵抗率が改善されている。一方、比較
品1、2は体積抵抗率は優れるが粘度指数が劣り、比較
品3〜17は粘度指数は優れるが体積抵抗率が劣ること
がわかる。
【0134】実施例2 本発明品の潤滑油組成物2、3、6、7及び比較品3、
4について吸湿性を調べた。内径18mm、内容積10
mlのガラス管に、予め水分濃度50ppm以下に調整
した油2gを取り、25℃、湿度80%の恒温槽に入れ
た。一定時間放置後、油の水分濃度をカールフィッシャ
ー法(JIS K−2275)により測定した。結果を
表6に示す。表6から明らかなように、本発明品は比較
品(ポリアルキレングリコール単独)に比べ非常に吸湿
性が低かった。
4について吸湿性を調べた。内径18mm、内容積10
mlのガラス管に、予め水分濃度50ppm以下に調整
した油2gを取り、25℃、湿度80%の恒温槽に入れ
た。一定時間放置後、油の水分濃度をカールフィッシャ
ー法(JIS K−2275)により測定した。結果を
表6に示す。表6から明らかなように、本発明品は比較
品(ポリアルキレングリコール単独)に比べ非常に吸湿
性が低かった。
【0135】
【表6】
【0136】実施例3 本発明品の潤滑油組成物と比較品に用いる油ア〜ウにつ
いて、冷媒であるハイドロフルオロカーボンとの相溶性
を調べた。本発明品(潤滑油組成物)と1,1,1,2-テトラ
フルオロエタン(HFC134a)とジフルオロメタン
(HFC32)とペンタフルオロエタン(HFC12
5)の混合冷媒、あるいはジフルオロメタン(HFC3
2)とペンタフルオロエタン(HFC125)の混合冷
媒との組成物である本発明品(冷凍機作動流体用組成
物)26〜71、及び表2に示す比較品に用いる油ア〜
ウとHFC134aとHFC32とHFC125の混合
冷媒、あるいはHFC32とHFC125の混合冷媒と
の組成物である比較品18〜23の、低温での二相分離
温度を測定した。なお、冷凍機作動流体用組成物中の油
濃度を10、20、30、40及び50体積%として二
相分離温度を測定した。結果を表7〜表10に示す。本
発明品は比較品に比べ各冷媒に対し優れた溶解性を示し
ている。
いて、冷媒であるハイドロフルオロカーボンとの相溶性
を調べた。本発明品(潤滑油組成物)と1,1,1,2-テトラ
フルオロエタン(HFC134a)とジフルオロメタン
(HFC32)とペンタフルオロエタン(HFC12
5)の混合冷媒、あるいはジフルオロメタン(HFC3
2)とペンタフルオロエタン(HFC125)の混合冷
媒との組成物である本発明品(冷凍機作動流体用組成
物)26〜71、及び表2に示す比較品に用いる油ア〜
ウとHFC134aとHFC32とHFC125の混合
冷媒、あるいはHFC32とHFC125の混合冷媒と
の組成物である比較品18〜23の、低温での二相分離
温度を測定した。なお、冷凍機作動流体用組成物中の油
濃度を10、20、30、40及び50体積%として二
相分離温度を測定した。結果を表7〜表10に示す。本
発明品は比較品に比べ各冷媒に対し優れた溶解性を示し
ている。
【0137】
【表7】
【0138】
【表8】
【0139】
【表9】
【0140】
【表10】
【0141】実施例4 本発明品の潤滑油組成物について、熱安定性を調べるた
めに以下に示す条件でシールドチューブ試験を行った。
すなわち、予め水分濃度を10ppm以下、酸価を0.
03(mgKOH/g)以下に調整した潤滑油10g、
及びハイドロフルオロカーボン5gをガラス管に取り、
触媒として鉄、銅、アルミニウムを加えて封管した。1
75℃で14日間試験した後、ハイドロフルオロカーボ
ンと油の組成物の外観と析出物の有無を観察し、封管を
開けてハイドロフルオロカーボンを除去した後、油の酸
価を調べた。結果を表11〜表13に示す。表11〜表
13から明らかなように、本発明品はいずれも外観は良
好であり、析出物もなく、また、酸価の上昇もなく、熱
安定性は良好であった。
めに以下に示す条件でシールドチューブ試験を行った。
すなわち、予め水分濃度を10ppm以下、酸価を0.
03(mgKOH/g)以下に調整した潤滑油10g、
及びハイドロフルオロカーボン5gをガラス管に取り、
触媒として鉄、銅、アルミニウムを加えて封管した。1
75℃で14日間試験した後、ハイドロフルオロカーボ
ンと油の組成物の外観と析出物の有無を観察し、封管を
開けてハイドロフルオロカーボンを除去した後、油の酸
価を調べた。結果を表11〜表13に示す。表11〜表
13から明らかなように、本発明品はいずれも外観は良
好であり、析出物もなく、また、酸価の上昇もなく、熱
安定性は良好であった。
【0142】
【表11】
【0143】
【表12】
【0144】
【表13】
【0145】実施例5 本発明品の潤滑油組成物並びに表2に示す比較品イ、ウ
について、水存在下での熱安定性を調べるために以下に
示す条件でシールドチューブ試験を行った。すなわち、
予め水分濃度を3000ppm、酸価を0.03(mg
KOH/g)以下に調整した潤滑油10g、及びハイド
ロフルオロカーボン5gをガラス管に取り、触媒として
鉄、銅、アルミニウムを加えて封管した。175℃で2
8日間試験した後、ハイドロフルオロカーボンと油の組
成物の外観と析出物の有無を観察し、封管を開けてハイ
ドロフルオロカーボンを除去した後、油の酸価を調べ
た。結果を表14〜表17に示す。表14〜表17から
明らかなように、本発明品は比較品に比べいずれも外観
は良好であり、析出物もなく、また、酸価の上昇も少な
く、水存在下での熱安定性は良好であった。
について、水存在下での熱安定性を調べるために以下に
示す条件でシールドチューブ試験を行った。すなわち、
予め水分濃度を3000ppm、酸価を0.03(mg
KOH/g)以下に調整した潤滑油10g、及びハイド
ロフルオロカーボン5gをガラス管に取り、触媒として
鉄、銅、アルミニウムを加えて封管した。175℃で2
8日間試験した後、ハイドロフルオロカーボンと油の組
成物の外観と析出物の有無を観察し、封管を開けてハイ
ドロフルオロカーボンを除去した後、油の酸価を調べ
た。結果を表14〜表17に示す。表14〜表17から
明らかなように、本発明品は比較品に比べいずれも外観
は良好であり、析出物もなく、また、酸価の上昇も少な
く、水存在下での熱安定性は良好であった。
【0146】
【表14】
【0147】
【表15】
【0148】
【表16】
【0149】
【表17】
【0150】実施例6 本発明品の潤滑油組成物100重量部に対してコンタミ
1重量部の割合で混合した試験油を調製し、HFC13
4a/試験油を95/5重量比で混合して耐圧ガラス製
容器に封入した。0℃から昇温して60℃までの範囲
で、コンタミが均一に溶解する温度を目視により判定し
た。また比較品を用いて同様に行った。その結果を表1
8に示す。なおコンタミは下記の3種を用いた。コンタ
ミcは小松設備社製ホットチューブ試験装置(HT−2
01)を使用して、コンタミaを空気流量8ml/分、
温度270℃で劣化させたものである。
1重量部の割合で混合した試験油を調製し、HFC13
4a/試験油を95/5重量比で混合して耐圧ガラス製
容器に封入した。0℃から昇温して60℃までの範囲
で、コンタミが均一に溶解する温度を目視により判定し
た。また比較品を用いて同様に行った。その結果を表1
8に示す。なおコンタミは下記の3種を用いた。コンタ
ミcは小松設備社製ホットチューブ試験装置(HT−2
01)を使用して、コンタミaを空気流量8ml/分、
温度270℃で劣化させたものである。
【0151】コンタミa:エステル系金属加工油(共英
油化(株)製) 40℃動粘度 300mm2 /s コンタミb:鉱物油系金属加工油(出光興産(株)製) 40℃動粘度 20mm2 /s コンタミc:エステル系金属加工油aの劣化物
油化(株)製) 40℃動粘度 300mm2 /s コンタミb:鉱物油系金属加工油(出光興産(株)製) 40℃動粘度 20mm2 /s コンタミc:エステル系金属加工油aの劣化物
【0152】
【表18】
【0153】表18の結果から、本発明品は比較品より
もコンタミ溶解温度が低くなっており、コンタミ溶解力
に優れていることがわかった。
もコンタミ溶解温度が低くなっており、コンタミ溶解力
に優れていることがわかった。
【0154】実施例7 本発明品の潤滑油組成物100重量部に対してコンタミ
5重量部の割合で混合した試験油210g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)70gを、
キャピラリーを備えた200Wレシプロ型圧縮機に封入
した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間運転
してキャピラリーの汚れを目視により判定した。また比
較品を用いて同様に行った。その結果を表19に示す。
5重量部の割合で混合した試験油210g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)70gを、
キャピラリーを備えた200Wレシプロ型圧縮機に封入
した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間運転
してキャピラリーの汚れを目視により判定した。また比
較品を用いて同様に行った。その結果を表19に示す。
【0155】
【表19】
【0156】表19の結果から、本発明品は比較品より
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
【0157】実施例8 本発明品の潤滑油組成物100重量部に対してコンタミ
5重量部の割合で混合した試験油310g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)100g
を、キャピラリーを備えた150Wレシプロ型圧縮機に
封入した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間
運転してキャピラリーの汚れを目視により判定した。ま
た比較品を用いて同様に行った。その結果を表20に示
す。
5重量部の割合で混合した試験油310g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)100g
を、キャピラリーを備えた150Wレシプロ型圧縮機に
封入した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間
運転してキャピラリーの汚れを目視により判定した。ま
た比較品を用いて同様に行った。その結果を表20に示
す。
【0158】
【表20】
【0159】表20の結果から、本発明品は比較品より
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
【0160】実施例9 本発明品の潤滑油組成物100重量部に対してコンタミ
5重量部の割合で混合した試験油370g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)/ジフルオ
ロメタン(HFC32)/ペンタフルオロメタン(HF
C125)=52/23/23(重量比)380gを、
キャピラリーを備えた1KWロータリー型圧縮機に封入
した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間運転
してキャピラリーの汚れを目視により判定した。また比
較品を用いて同様に行った。その結果を表21に示す。
5重量部の割合で混合した試験油370g、及び1,1,1,
2-テトラフルオロエタン(HFC134a)/ジフルオ
ロメタン(HFC32)/ペンタフルオロメタン(HF
C125)=52/23/23(重量比)380gを、
キャピラリーを備えた1KWロータリー型圧縮機に封入
した。圧縮機の上部温度110℃で連続200時間運転
してキャピラリーの汚れを目視により判定した。また比
較品を用いて同様に行った。その結果を表21に示す。
【0161】
【表21】
【0162】表21の結果から、本発明品は比較品より
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
もキャピラリーの汚れが低減されており、コンタミ溶解
力に優れていることがわかった。
【0163】
【発明の効果】本発明により、熱安定性、酸価安定性に
優れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無く、吸湿
性が低く、粘度指数にも優れ、安価で、かつコンタミ溶
解力の高い潤滑油組成物が提供される。またハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁性、吸湿性、粘度
指数等の性能に優れ、加水分解等によるカルボン酸の発
生が無く、安価で、かつコンタミ溶解力の高い冷凍機作
動流体用組成物が提供される。
優れ、加水分解等によるカルボン酸の発生が無く、吸湿
性が低く、粘度指数にも優れ、安価で、かつコンタミ溶
解力の高い潤滑油組成物が提供される。またハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性、電気絶縁性、吸湿性、粘度
指数等の性能に優れ、加水分解等によるカルボン酸の発
生が無く、安価で、かつコンタミ溶解力の高い冷凍機作
動流体用組成物が提供される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 20:02 30:00 30:08 40:30 70:00 (72)発明者 大島 良暁 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 (72)発明者 平 幸治 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内
Claims (13)
- 【請求項1】 100℃における動粘度が0.1〜10
0mm2 /sであるポリアルキレングリコール化合物
と、環状ケタールあるいは環状アセタールを含有するこ
とを特徴とする潤滑油組成物。 - 【請求項2】 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、4価以上10価以下の価数が偶数である多価アルコ
ールの1種以上と、一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子または炭素数1〜18の直鎖、
分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、R2 は炭素
数1〜18の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基
を示す。あるいは、R1 とR2 は一緒になって炭素数2
〜36のアルキレン基を示す。)で表されるカルボニル
化合物またはその反応性誘導体であるケタールもしくは
アセタールの1種以上とから得られるものである請求項
1記載の潤滑油組成物。 - 【請求項3】 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、4価以上8価以下の価数が偶数の多価アルコールの
1種以上と、一般式(2) 【化2】 (式中、R3 は水素原子または炭素数1〜12の直鎖、
分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、R4 は炭素
数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基
を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒になって炭素数2
〜13のアルキレン基を示す。R3 とR4 の合計炭素数
は1〜13である。)で表されるカルボニル化合物また
はその反応性誘導体であるケタールもしくはアセタール
の1種以上とから得られるものである請求項1記載の潤
滑油組成物。 - 【請求項4】 多価アルコールがエーテル結合を持たな
いものであるか、またはエーテル結合を1つ持つもので
ある請求項2又は3記載の潤滑油組成物。 - 【請求項5】 環状ケタールあるいは環状アセタールが
1,3-ジオキソラン構造及び/又は1,3-ジオキサン構造を
含むものである請求項1〜4いずれか記載の潤滑油組成
物。 - 【請求項6】 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、4価または6価の炭素数4〜20の飽和脂肪族アル
コールと、一般式(2)で表されるカルボニル化合物ま
たはその反応性誘導体であるケタールもしくはアセター
ルの1種以上とから得られるものである請求項4又は5
記載の潤滑油組成物。 - 【請求項7】 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、一般式(3)又は(4) 【化3】 (式中、R3 は水素原子または炭素数1〜12の直鎖、
分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、R4 は炭素
数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基
を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒になって炭素数2
〜13のアルキレン基を示す。R3 とR4 の合計炭素数
は1〜13である。)で表されるものである請求項1記
載の潤滑油組成物。 - 【請求項8】 環状ケタールあるいは環状アセタール
が、一般式(5)又は(6) 【化4】 (式中、R3 は水素原子または炭素数1〜12の直鎖、
分岐鎖、もしくは環状のアルキル基を示し、R4 は炭素
数1〜12の直鎖、分岐鎖、もしくは環状のアルキル基
を示す。あるいは、R3 とR4 は一緒になって炭素数2
〜13のアルキレン基を示す。R3 とR4 の合計炭素数
は1〜13である。)で表されるものである請求項1記
載の潤滑油組成物。 - 【請求項9】 潤滑油組成物中のポリアルキレングリコ
ール化合物と環状ケタールあるいは環状アセタールの混
合比率がポリアルキレングリコール化合物/環状ケター
ル、環状アセタール=1/99〜99/1(重量比)で
ある請求項1〜8いずれか記載の潤滑油組成物。 - 【請求項10】 ポリアルキレングリコール化合物が、
下記の一般式(7)で示される化合物である請求項1〜
9いずれか記載の潤滑油組成物。 A−(O−(R5 O)v−R6 )w (7) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R6 は水素原子、炭素数1〜18の炭化水
素基、又は炭素数2〜18のアシル基を表す。Aは水素
原子、炭素数1〜18のw価のアルコール残基、又は炭
素数6〜18のw価のフェノール残基を表す。vは1〜
50の数、wは1〜6の数を表す。ただし、v個のR5
O、w個のR6 、及びw個のO−(R5 O)v−R6 は
それぞれ同一であっても異なっていても良い。) - 【請求項11】 ポリアルキレングリコール化合物が、
下記の一般式(8)で示される化合物である請求項1〜
9いずれか記載の潤滑油組成物。 R7 O−(R5 O)x−R8 (8) (式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレ
ン基を表す。R7 は炭素数1〜18の炭化水素基を表
す。R8 は水素原子又は炭素数1〜18の炭化水素基を
表す。xは1〜50の数を表す。ただし、R7 とR8 は
同一であっても異なっていても良い。また、x個のR5
Oは同一であっても異なっていても良い。) - 【請求項12】 請求項1〜11いずれか記載の潤滑油
組成物を含む冷凍機油とハイドロフルオロカーボンを含
有する冷凍機作動流体用組成物。 - 【請求項13】 ハイドロフルオロカーボンと冷凍機油
とを、ハイドロフルオロカーボン/冷凍機油=50/1
〜1/20(重量比)で含有する請求項12記載の冷凍
機作動流体用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352944A JPH09235577A (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-13 | 潤滑油組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35300395 | 1995-12-26 | ||
| JP7-353003 | 1995-12-26 | ||
| JP8352944A JPH09235577A (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-13 | 潤滑油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09235577A true JPH09235577A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=26579741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8352944A Pending JPH09235577A (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-13 | 潤滑油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09235577A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323369A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 冷凍機油組成物 |
| WO2001090282A1 (en) * | 2000-05-22 | 2001-11-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating oil composition for refrigerating machine |
| WO2007026647A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | 冷凍機油組成物 |
| JP2012513527A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | シュリーブ ケミカル プロダクツ インコーポレーテッド | 冷媒潤滑剤組成物 |
| JP5879263B2 (ja) * | 2010-07-12 | 2016-03-08 | ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社 | 金属加工油基油 |
| WO2017047621A1 (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、冷凍機用組成物及び圧縮型冷凍機 |
| WO2017188151A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、及び冷凍機用組成物 |
| WO2025258581A1 (ja) * | 2024-06-10 | 2025-12-18 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物 |
| WO2025258584A1 (ja) * | 2024-06-10 | 2025-12-18 | 協同油脂株式会社 | グリース用基油 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8352944A patent/JPH09235577A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7824567B2 (en) | 2005-08-31 | 2010-11-02 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Refrigerator oil composition |
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| CN101248163B (zh) | 2005-08-31 | 2013-02-06 | 出光兴产株式会社 | 冷冻机油组合物 |
| JP5400298B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2014-01-29 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油組成物 |
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| US20180230397A1 (en) * | 2015-09-16 | 2018-08-16 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Refrigeration machine oil, composition for refrigeration machines, and compression-type refrigeration machine |
| WO2017188151A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、及び冷凍機用組成物 |
| WO2025258581A1 (ja) * | 2024-06-10 | 2025-12-18 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物 |
| WO2025258584A1 (ja) * | 2024-06-10 | 2025-12-18 | 協同油脂株式会社 | グリース用基油 |
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