JPH0688025A - シリコーンコーティング剤用希釈剤 - Google Patents
シリコーンコーティング剤用希釈剤Info
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- JPH0688025A JPH0688025A JP26428692A JP26428692A JPH0688025A JP H0688025 A JPH0688025 A JP H0688025A JP 26428692 A JP26428692 A JP 26428692A JP 26428692 A JP26428692 A JP 26428692A JP H0688025 A JPH0688025 A JP H0688025A
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- silicone coating
- diluent
- silicone
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、繰返し純シロキサン単位数3 〜8
の環状シロキサンと、繰返し純シロキサン単位数6 以下
の鎖状シロキサンとからなる群より選ばれる1種もしく
は 2種以上の低分子量シロキサンを含むことを特徴とす
るシリコーンコーティング剤用希釈剤である。 【効果】 本発明のシリコーンコーティング剤用希釈
剤によれば、滑り性に優れ、かつ膜厚が均一で、乾きム
ラ、ハジキ現象のほとんどない硬化皮膜を形成し得るシ
リコーンコーティング剤を与え、このコーティング剤は
注射針、カッター、メスなどのコートに好適に使用され
る。
の環状シロキサンと、繰返し純シロキサン単位数6 以下
の鎖状シロキサンとからなる群より選ばれる1種もしく
は 2種以上の低分子量シロキサンを含むことを特徴とす
るシリコーンコーティング剤用希釈剤である。 【効果】 本発明のシリコーンコーティング剤用希釈
剤によれば、滑り性に優れ、かつ膜厚が均一で、乾きム
ラ、ハジキ現象のほとんどない硬化皮膜を形成し得るシ
リコーンコーティング剤を与え、このコーティング剤は
注射針、カッター、メスなどのコートに好適に使用され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布表面への滑り性付
与効果および均一塗布性に優れたシリコーンコーティン
グ剤を与えるシリコーンコーティング剤用希釈剤に関す
る。
与効果および均一塗布性に優れたシリコーンコーティン
グ剤を与えるシリコーンコーティング剤用希釈剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、物質の表面に皮膜を形成して滑り
性を向上させる目的で、有機シリコーン含有ポリマーが
シリコーンコーティング剤として広く用いられている。
このシリコーンコーティング剤についての従来技術を挙
げれば、特公昭 46-3627号公報には、カミソリ刃、皮下
注射用針、ハサミ、メスなどの金属製表面に、アミノア
ルキルシロキサンとジメチルシロキサンとの共重合体を
有機溶媒で希釈したシリコーンコーティング剤を塗布・
硬化させることにより、金属製品における表面滑りの耐
久性を改善し得ることが記載されている。更に、特公昭
62-52796号公報には、金属、木材、プラスチック表面
に、アミノ基含有シランとエポキシ基含有シランとの反
応物と、ポリジオルガノシロキサンとの反応生成物を不
活性溶媒に希釈したシリコーンコーティング剤を塗布・
硬化させることにより、塗布表面の滑り性を向上させ得
ることが記載されている。
性を向上させる目的で、有機シリコーン含有ポリマーが
シリコーンコーティング剤として広く用いられている。
このシリコーンコーティング剤についての従来技術を挙
げれば、特公昭 46-3627号公報には、カミソリ刃、皮下
注射用針、ハサミ、メスなどの金属製表面に、アミノア
ルキルシロキサンとジメチルシロキサンとの共重合体を
有機溶媒で希釈したシリコーンコーティング剤を塗布・
硬化させることにより、金属製品における表面滑りの耐
久性を改善し得ることが記載されている。更に、特公昭
62-52796号公報には、金属、木材、プラスチック表面
に、アミノ基含有シランとエポキシ基含有シランとの反
応物と、ポリジオルガノシロキサンとの反応生成物を不
活性溶媒に希釈したシリコーンコーティング剤を塗布・
硬化させることにより、塗布表面の滑り性を向上させ得
ることが記載されている。
【0003】また、上述した従来のシリコーンコーティ
ング剤は、シリコーン成分をトルエン、イソプロパノー
ル、フロン等の有機溶剤で30〜50%(重量%、以下同
じ)程度に希釈した状態で市販され、使用時に更にn −
ヘキサン、フロン、イソプロパノール、塩素化炭化水素
等の有機溶剤を加えてシリコーン成分が 2〜5 %程度に
なるように希釈し、物品に塗布・硬化させて皮膜を形成
させる。
ング剤は、シリコーン成分をトルエン、イソプロパノー
ル、フロン等の有機溶剤で30〜50%(重量%、以下同
じ)程度に希釈した状態で市販され、使用時に更にn −
ヘキサン、フロン、イソプロパノール、塩素化炭化水素
等の有機溶剤を加えてシリコーン成分が 2〜5 %程度に
なるように希釈し、物品に塗布・硬化させて皮膜を形成
させる。
【0004】しかしながら、上述のようにシリコーン成
分について改良したり上述の有機溶剤で希釈後に使用し
ても、従来のシリコーンコーティング剤は塗布表面への
滑り性付与効果が十分でなかったり、均一な膜厚の皮膜
形成が困難で、乾きムラ、ハジキ現象などを生じ易いと
いう欠点があり、これら両方の欠点の改善が望まれてい
た。
分について改良したり上述の有機溶剤で希釈後に使用し
ても、従来のシリコーンコーティング剤は塗布表面への
滑り性付与効果が十分でなかったり、均一な膜厚の皮膜
形成が困難で、乾きムラ、ハジキ現象などを生じ易いと
いう欠点があり、これら両方の欠点の改善が望まれてい
た。
【0005】これを改善する目的で、塩化メチレンとメ
タノールの混合溶液を希釈溶剤とすることが特開平3-29
2377号公報に示されているが、塩化メチレンなどの塩素
化炭化水素は、フロンと同様にオゾン層破壊につながる
おそれがあり、地球環境面からその使用は好ましいもの
ではない。
タノールの混合溶液を希釈溶剤とすることが特開平3-29
2377号公報に示されているが、塩化メチレンなどの塩素
化炭化水素は、フロンと同様にオゾン層破壊につながる
おそれがあり、地球環境面からその使用は好ましいもの
ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、塗布表面への滑り性付与効果に優
れているうえ、均一塗布性に優れ、さらに環境衛生上か
らも好ましいシリコーンコーティング剤を与えるシリコ
ーンコーティング剤用希釈剤を提供することを目的とす
る。
みてなされたもので、塗布表面への滑り性付与効果に優
れているうえ、均一塗布性に優れ、さらに環境衛生上か
らも好ましいシリコーンコーティング剤を与えるシリコ
ーンコーティング剤用希釈剤を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を進めた結果、特定の低分子量
液状シリコーンをシリコーンコーティング剤用希釈剤と
して用いた場合、塗布した物品の表面における滑り性に
優れ、かつ膜厚が均一で、乾きムラ、ハジキ現象がほと
んどない硬化皮膜が得られることを見いだし、本発明を
完成するに至った。
を達成するため鋭意検討を進めた結果、特定の低分子量
液状シリコーンをシリコーンコーティング剤用希釈剤と
して用いた場合、塗布した物品の表面における滑り性に
優れ、かつ膜厚が均一で、乾きムラ、ハジキ現象がほと
んどない硬化皮膜が得られることを見いだし、本発明を
完成するに至った。
【0008】即ち、本発明のシリコーンコーティング剤
用希釈剤は、一般式化3
用希釈剤は、一般式化3
【0009】
【化3】 (式中R1 は水素原子又は 1価の炭化水素基を表し、m
は 3〜8 の整数を示す)で示される環状シロキサンと、
一般式化4
は 3〜8 の整数を示す)で示される環状シロキサンと、
一般式化4
【0010】
【化4】 (式中R1 は水素原子又は 1価の炭化水素基を表し、n
は 0又は1 〜6 の整数を示す)で示される鎖状シロキサ
ンとからなる群より選ばれる 1種もしくは 2種以上の低
分子量シロキサンを含むことを特徴とする。
は 0又は1 〜6 の整数を示す)で示される鎖状シロキサ
ンとからなる群より選ばれる 1種もしくは 2種以上の低
分子量シロキサンを含むことを特徴とする。
【0011】ここでR1 は、互いに同一又は相異なる水
素原子又は 1価の炭化水素基を表し、炭化水素基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル
基、トリル基などのアリール基が例示され、これらのう
ち合成のし易さ、原料の入手のし易さから、水素原子又
はメチル基が好ましい。
素原子又は 1価の炭化水素基を表し、炭化水素基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル
基、トリル基などのアリール基が例示され、これらのう
ち合成のし易さ、原料の入手のし易さから、水素原子又
はメチル基が好ましい。
【0012】前記一般式化3で示される環状シロキサン
の繰返し単位の数m は 3〜8 の整数である。 9以上の場
合は、揮発速度が遅く、コーティング皮膜形成後の除去
が困難となり不適である。揮発速度および合成のし易さ
からはm は 3〜6 の整数が好ましい。
の繰返し単位の数m は 3〜8 の整数である。 9以上の場
合は、揮発速度が遅く、コーティング皮膜形成後の除去
が困難となり不適である。揮発速度および合成のし易さ
からはm は 3〜6 の整数が好ましい。
【0013】また前記一般式化4で示される鎖状シロキ
サンの繰返し単位の数n は 0又は1〜6 の整数である。
7以上の場合は、前記環状シロキサンの場合と同様に、
揮発速度が遅く、コーティング皮膜形成後の除去が困難
となり不適である。揮発速度からn は 0か1 〜3 の整数
が好ましい。
サンの繰返し単位の数n は 0又は1〜6 の整数である。
7以上の場合は、前記環状シロキサンの場合と同様に、
揮発速度が遅く、コーティング皮膜形成後の除去が困難
となり不適である。揮発速度からn は 0か1 〜3 の整数
が好ましい。
【0014】本発明のシリコーンコーティング剤用希釈
剤は、シリコーンコーティング剤のシリコーン有効成分
が 0.1〜80重量%に希釈されるように使用される。 0.1
重量%未満では、十分な膜厚のコーティング皮膜が形成
されにくくなり、80重量%を超えると、均一な膜厚のコ
ーティング皮膜が得られにくくなる。好ましくは、 1〜
20重量%に希釈されるように使用される。
剤は、シリコーンコーティング剤のシリコーン有効成分
が 0.1〜80重量%に希釈されるように使用される。 0.1
重量%未満では、十分な膜厚のコーティング皮膜が形成
されにくくなり、80重量%を超えると、均一な膜厚のコ
ーティング皮膜が得られにくくなる。好ましくは、 1〜
20重量%に希釈されるように使用される。
【0015】なおこの場合、シリコーンコーティング剤
のシリコーン成分に特に制限はなく、種々のシリコーン
成分が使用可能であるが、例えば特公昭46−3627号公報
に記載されたアミノアルキルシロキサンとジメチルシロ
キサンとの共重合体、特公昭62-52796号公報に記載され
たアミノ基含有シランとエポキシ基含有シランとの反応
物とポリジオルガノシロキサンとの反応生成物、特公平
3-46499号公報に記載された、アルケニル基含有ポリオ
ルガノシロキサンと架橋用及び連鎖延長用のポリオルガ
ノハイドロジェンシロキサン及び非反応性のオルガノポ
リシロキサンより成る組成物などが例示される。
のシリコーン成分に特に制限はなく、種々のシリコーン
成分が使用可能であるが、例えば特公昭46−3627号公報
に記載されたアミノアルキルシロキサンとジメチルシロ
キサンとの共重合体、特公昭62-52796号公報に記載され
たアミノ基含有シランとエポキシ基含有シランとの反応
物とポリジオルガノシロキサンとの反応生成物、特公平
3-46499号公報に記載された、アルケニル基含有ポリオ
ルガノシロキサンと架橋用及び連鎖延長用のポリオルガ
ノハイドロジェンシロキサン及び非反応性のオルガノポ
リシロキサンより成る組成物などが例示される。
【0016】これらの中ではアミノアルキルシロキサン
とジメチルシロキサンとの共重合体、アミノ基含有シラ
ンとエポキシ基含有シランとの反応物とポリジオルガノ
シロキサンとの反応生成物が好ましく使用され、特に後
者の反応生成物が好ましく使用される。前者の例として
は、以下の様なものが具体的に例示される。 (1) 一般式
とジメチルシロキサンとの共重合体、アミノ基含有シラ
ンとエポキシ基含有シランとの反応物とポリジオルガノ
シロキサンとの反応生成物が好ましく使用され、特に後
者の反応生成物が好ましく使用される。前者の例として
は、以下の様なものが具体的に例示される。 (1) 一般式
【0017】
【化5】 (ここでXは水酸基又は加水分解性基、R2 は水素原子
又は 1価の炭化水素基、p は 1〜10,000の整数を示す)
で示されるポリジオルガノシロキサン 100重量部及び (2) 一般式
又は 1価の炭化水素基、p は 1〜10,000の整数を示す)
で示されるポリジオルガノシロキサン 100重量部及び (2) 一般式
【0018】
【化6】Q1 2 N−R3 −Si R4 q Y3-q (ここでQ1 は水素原子、メチル基又は−CH2 CH2
NH2 、R3 は 2価の炭化水素基、R4 は水素原子又は
1価の炭化水素基、Yは水酸基又は加水分解性基、q は
0又は1 〜2 の整数を示す)で示されるアミノ基含有シ
ラン 1〜40重量部を反応させ重合することによって得ら
れるアミノ基含有ポリシロキサンを主成分とするシリコ
ーンコーティング剤。
NH2 、R3 は 2価の炭化水素基、R4 は水素原子又は
1価の炭化水素基、Yは水酸基又は加水分解性基、q は
0又は1 〜2 の整数を示す)で示されるアミノ基含有シ
ラン 1〜40重量部を反応させ重合することによって得ら
れるアミノ基含有ポリシロキサンを主成分とするシリコ
ーンコーティング剤。
【0019】ここでR2 及びR4 の 1価の炭化水素基と
してはR1 と同様の置換基が例示される。またR3 の 2
価の炭化水素基としては、−CH2 −、−CH2 CH2
−、−CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 CH2 C
H2 −などが例示される。X及びYの加水分解性基とし
てはメトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基などのアル
コキシ基;プロペノキシ基などのアルケニルオキシ基;
アセトキシ基、ベンゾキシ基などのアシロキシ基;アセ
トンオキシム基、ブタノンオキシム基などのオルガノオ
キシム基,ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ
基などのオルガノアミノキシ基;ジメチルアミノ基、ジ
エチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などのオルガ
ノアミノ基;N−メチルアセトアミド基などのオルガノ
アミド基などが例示される。前記一般式化5で示される
(1) ポリジオルガノシロキサンとしては、
してはR1 と同様の置換基が例示される。またR3 の 2
価の炭化水素基としては、−CH2 −、−CH2 CH2
−、−CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 CH2 C
H2 −などが例示される。X及びYの加水分解性基とし
てはメトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基などのアル
コキシ基;プロペノキシ基などのアルケニルオキシ基;
アセトキシ基、ベンゾキシ基などのアシロキシ基;アセ
トンオキシム基、ブタノンオキシム基などのオルガノオ
キシム基,ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ
基などのオルガノアミノキシ基;ジメチルアミノ基、ジ
エチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などのオルガ
ノアミノ基;N−メチルアセトアミド基などのオルガノ
アミド基などが例示される。前記一般式化5で示される
(1) ポリジオルガノシロキサンとしては、
【0020】
【化7】 などが例示される。ここでp は 1〜10,000の整数であ
り、好ましくは 5〜 6,000であり、特に25℃での粘度が
50〜100,000cStであるものが好ましい。
り、好ましくは 5〜 6,000であり、特に25℃での粘度が
50〜100,000cStであるものが好ましい。
【0021】前記一般式化6で示される(2) アミノ基含
有シランとしては、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N
−(β−アミノエチル)アミノメチルトリメトキシシラ
ン、γ−(N−(β−アミノエチル)アミノ)プロピル
トリメトキシシラン、γ−(N−(β−アミノエチル)
アミノ)プロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−
アミノエチル)アミノメチルトリブトキシシラン、γ−
(N−(β−(N−(β−アミノエチル)アミノ)エチ
ル)アミノ)プロピルトリメトキシシランなどが例示さ
れる。
有シランとしては、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N
−(β−アミノエチル)アミノメチルトリメトキシシラ
ン、γ−(N−(β−アミノエチル)アミノ)プロピル
トリメトキシシラン、γ−(N−(β−アミノエチル)
アミノ)プロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−
アミノエチル)アミノメチルトリブトキシシラン、γ−
(N−(β−(N−(β−アミノエチル)アミノ)エチ
ル)アミノ)プロピルトリメトキシシランなどが例示さ
れる。
【0022】この(2) アミノ基含有シランは、前記一般
式化5で示される(1) ポリジオルガノシロキサン 100重
量部に対して 1〜40重量部使用される。 1重量部より少
ないと得られるコーティング皮膜の良好な滑り性、基材
に対する密着性が得られにくくなり、40重量部より多い
と良好な耐久性が得られにくくなる。
式化5で示される(1) ポリジオルガノシロキサン 100重
量部に対して 1〜40重量部使用される。 1重量部より少
ないと得られるコーティング皮膜の良好な滑り性、基材
に対する密着性が得られにくくなり、40重量部より多い
と良好な耐久性が得られにくくなる。
【0023】(1) ポリシロキサンと(2) アミノ基含有シ
ランとの重合反応は、例えば両者を混合して、必要なら
ば触媒及び溶剤を使用して加熱攪拌することにより得ら
れる。触媒としては、加水分解・縮合反応用の触媒、付
加反応用の触媒など、原料の官能基の種類により適宜選
ぶことができる。
ランとの重合反応は、例えば両者を混合して、必要なら
ば触媒及び溶剤を使用して加熱攪拌することにより得ら
れる。触媒としては、加水分解・縮合反応用の触媒、付
加反応用の触媒など、原料の官能基の種類により適宜選
ぶことができる。
【0024】また重合反応の反応時間、反応温度等を制
御することにより、所望の重合度を得ることができる。
御することにより、所望の重合度を得ることができる。
【0025】また前述した好ましいシリコーンコーティ
ング剤のシリコーン有効成分のうち、後者のものとして
は、以下のようなものが具体的に例示される。 (3) 1 分子中に少なくとも 1個のシラノール基を有する
ポリジオルガノシロキサン 100重量部、および (4) (a )前記一般式化6で示されるアミノ基含有シラ
ンと(b )一般式化8
ング剤のシリコーン有効成分のうち、後者のものとして
は、以下のようなものが具体的に例示される。 (3) 1 分子中に少なくとも 1個のシラノール基を有する
ポリジオルガノシロキサン 100重量部、および (4) (a )前記一般式化6で示されるアミノ基含有シラ
ンと(b )一般式化8
【0026】
【化8】Q2 −R5 −Si R6 r Z3-r (ここでQ2 はグリシドキシ基又はエポキシシクロヘキ
シル基、R5 は 2価の炭化水素基、R6 は水素原子又は
1価の炭化水素基、Zは水酸基又は加水分解性基、r は
0又は1 〜2 の整数を示す)で示されるエポキシ基含有
シランとの反応物0.1〜20重量部を反応させ、その反応
生成物を主成分とするシリコーンコーティング剤。
シル基、R5 は 2価の炭化水素基、R6 は水素原子又は
1価の炭化水素基、Zは水酸基又は加水分解性基、r は
0又は1 〜2 の整数を示す)で示されるエポキシ基含有
シランとの反応物0.1〜20重量部を反応させ、その反応
生成物を主成分とするシリコーンコーティング剤。
【0027】ここでR5 の 2価の炭化水素基としては、
R3 と同様の基が例示される。またR6 の 1価の炭化水
素基としては、R1 と同様の置換基が例示される。また
Zの加水分解性基としては、Xと同様の基が例示され
る。
R3 と同様の基が例示される。またR6 の 1価の炭化水
素基としては、R1 と同様の置換基が例示される。また
Zの加水分解性基としては、Xと同様の基が例示され
る。
【0028】1 分子中に少なくとも 1価のシラノール基
を有する(3) ポリジオルガノシロキサンとしては、前記
一般式化5で例示されるシロキサン、片末端がシラノー
ル基又は加水分解性基で閉塞され、他端がトリメチルシ
リル基で閉塞されたポリジオルガノシロキサンなどが例
示される。このシロキサンは25℃での粘度が、20〜1,00
0,000cSt、好ましくは 100〜100,000cStのものが使用さ
れる。
を有する(3) ポリジオルガノシロキサンとしては、前記
一般式化5で例示されるシロキサン、片末端がシラノー
ル基又は加水分解性基で閉塞され、他端がトリメチルシ
リル基で閉塞されたポリジオルガノシロキサンなどが例
示される。このシロキサンは25℃での粘度が、20〜1,00
0,000cSt、好ましくは 100〜100,000cStのものが使用さ
れる。
【0029】(a )アミノ基含有シランとしては前述の
一般式化6と同様のものが例示される。また前記一般式
化8で示される(b )エポキシ基含有シランとしては、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β−(3,
4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルメチル
ジメトキシシラン、β−(3,4-エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4-エポキシシ
クロヘキシル)エチルメチルジエトキシシランなどが例
示される。
一般式化6と同様のものが例示される。また前記一般式
化8で示される(b )エポキシ基含有シランとしては、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β−(3,
4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルメチル
ジメトキシシラン、β−(3,4-エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4-エポキシシ
クロヘキシル)エチルメチルジエトキシシランなどが例
示される。
【0030】アミノ基含有シランとエポキシ基含有シラ
ンの(4) 反応物は、(a )アミノ基含有シラン 1モルに
対して(b )エポキシ基含有シラン 0.5〜 3.0モル好ま
しくは 0.75 〜 1.5モルを加え、攪拌下で加熱して反応
させることにより得られる。この(4) 反応物の 0.1〜20
重量部、好ましくは 1〜10重量部を、シラノール基を含
有する(3) ポリジオルガノシロキサン 100重量部と混合
し、必要に応じて溶剤を使用して、加熱し反応させるこ
とにより、シリコーンコーティング剤が得られる。
ンの(4) 反応物は、(a )アミノ基含有シラン 1モルに
対して(b )エポキシ基含有シラン 0.5〜 3.0モル好ま
しくは 0.75 〜 1.5モルを加え、攪拌下で加熱して反応
させることにより得られる。この(4) 反応物の 0.1〜20
重量部、好ましくは 1〜10重量部を、シラノール基を含
有する(3) ポリジオルガノシロキサン 100重量部と混合
し、必要に応じて溶剤を使用して、加熱し反応させるこ
とにより、シリコーンコーティング剤が得られる。
【0031】本発明に示すシリコーンコーティング剤に
は、本発明の特徴を損なわない範囲で、各種の有機溶剤
を使用することができる。このような有機溶剤として
は、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n-ヘキサ
ン、n-ヘプタン、ナフサ、ミネラルスピリット、石油ベ
ンジン等の炭化水素系溶剤、クロロホルム、四塩化炭
素、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、1,1,1-
トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素系溶剤、
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジエチルエーテルのようなエーテル系溶剤、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸アミルのようなエステル系溶
剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのよ
うなケトン系溶剤、メタノール、エタノール、プロピル
アルコール、イソプロピルアルコールのようなアルコー
ル系溶剤が挙げられる。
は、本発明の特徴を損なわない範囲で、各種の有機溶剤
を使用することができる。このような有機溶剤として
は、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n-ヘキサ
ン、n-ヘプタン、ナフサ、ミネラルスピリット、石油ベ
ンジン等の炭化水素系溶剤、クロロホルム、四塩化炭
素、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、1,1,1-
トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素系溶剤、
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジエチルエーテルのようなエーテル系溶剤、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸アミルのようなエステル系溶
剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのよ
うなケトン系溶剤、メタノール、エタノール、プロピル
アルコール、イソプロピルアルコールのようなアルコー
ル系溶剤が挙げられる。
【0032】
【実施例】以下実施例を挙げて、本発明を具体的に説明
する。ここで実施例中「部」は「重量部」を、「%」は
「重量%」を示し、粘度は25℃での値を示す。
する。ここで実施例中「部」は「重量部」を、「%」は
「重量%」を示し、粘度は25℃での値を示す。
【0033】調製例1 γ−アミノプロピルトリメトキシシランとγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランの等モル量を80〜100
℃で 3時間反応させて得た反応物 0.5部、両末端がシラ
ノール基で閉塞された粘度20,000cSt のポリジメチルシ
ロキサン20部、片末端がシラノール基で閉塞され、他端
がトリメチルシリル基で閉塞された粘度1500cSt のポリ
ジメチルシロキサン19.5部及びトルエン60部から成る混
合物を80℃で 8時間反応させ、無色透明溶液(コーティ
ング剤A)を得た。
キシプロピルトリメトキシシランの等モル量を80〜100
℃で 3時間反応させて得た反応物 0.5部、両末端がシラ
ノール基で閉塞された粘度20,000cSt のポリジメチルシ
ロキサン20部、片末端がシラノール基で閉塞され、他端
がトリメチルシリル基で閉塞された粘度1500cSt のポリ
ジメチルシロキサン19.5部及びトルエン60部から成る混
合物を80℃で 8時間反応させ、無色透明溶液(コーティ
ング剤A)を得た。
【0034】実施例1〜3、比較例1〜4 調製例1で得られたシリコーンコーティング剤Aを、表
1に表す実施例1〜3、比較例1〜4の希釈剤を用いて
シリコーン有効成分が 3%になるように希釈した。
1に表す実施例1〜3、比較例1〜4の希釈剤を用いて
シリコーン有効成分が 3%になるように希釈した。
【0035】次に表面を清浄にしたSUSプレート(幅
70mm×長さ150mm ×厚さ 0.5mm)に前述の希釈液を流し
塗りした後、室温で24時間乾燥硬化させた。なお、コー
ティングをしないプレートを参考例とした。得られたコ
ーティング膜表面の動摩擦係数を下記条件で測定すると
ともに、コーティング膜表面状態を目視観察し、下記基
準により評価した。結果を表1に示す。
70mm×長さ150mm ×厚さ 0.5mm)に前述の希釈液を流し
塗りした後、室温で24時間乾燥硬化させた。なお、コー
ティングをしないプレートを参考例とした。得られたコ
ーティング膜表面の動摩擦係数を下記条件で測定すると
ともに、コーティング膜表面状態を目視観察し、下記基
準により評価した。結果を表1に示す。
【0036】動摩擦係数測定条件 接触先端部…SUS、荷重…80g 、速度…20mm/min 、
温度…25℃、湿度…50%RH。
温度…25℃、湿度…50%RH。
【0037】コーティング膜表面状態の評価基準 膜厚 ◎:均一、○:ほぼ均一、△:ややムラ有り、
×:不均一。
×:不均一。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明のシリコーンコーティング剤用希
釈剤は、滑り性に優れ、かつ膜厚が均一で、乾きムラ、
ハジキ現象のほとんどない硬化皮膜を形成し得るシリコ
ーンコーティング剤を与える。さらに本発明のシリコー
ンコーティング剤用希釈剤は、地球環境に対する影響の
少ないものである。従って本発明の希釈剤を用いてシリ
コーンコーティングすると、例えば金属製注射針の刺通
時の痛感を大幅に減少することができる。またカッタ
ー、メス、はさみについては切削時の抵抗を低減して軽
い力で良く切れるなどの効果を与えるものである。
釈剤は、滑り性に優れ、かつ膜厚が均一で、乾きムラ、
ハジキ現象のほとんどない硬化皮膜を形成し得るシリコ
ーンコーティング剤を与える。さらに本発明のシリコー
ンコーティング剤用希釈剤は、地球環境に対する影響の
少ないものである。従って本発明の希釈剤を用いてシリ
コーンコーティングすると、例えば金属製注射針の刺通
時の痛感を大幅に減少することができる。またカッタ
ー、メス、はさみについては切削時の抵抗を低減して軽
い力で良く切れるなどの効果を与えるものである。
【0040】本発明のシリコーンコーティング剤用希釈
剤は、上述の注射針、カッター、メス、はさみ、カミソ
リ、ナイフなどのコートを始め、その他に食器のフォー
ク、裁縫針、ジッパー、ステープラー針、くし、カー
ド、チケット、コインなどの滑り性等改善用のコート、
さらにはビンコート、プラスチックコート、木材コート
などにも好ましく使用されるものである。
剤は、上述の注射針、カッター、メス、はさみ、カミソ
リ、ナイフなどのコートを始め、その他に食器のフォー
ク、裁縫針、ジッパー、ステープラー針、くし、カー
ド、チケット、コインなどの滑り性等改善用のコート、
さらにはビンコート、プラスチックコート、木材コート
などにも好ましく使用されるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式化1 【化1】 (式中R1 は水素原子又は 1価の炭化水素基を表し、m
は 3〜8 の整数を示す)で示される環状シロキサンと、
一般式化2 【化2】 (式中R1 は水素原子又は 1価の炭化水素基を表し、n
は 0又は1 〜6 の整数を示す)で示される鎖状シロキサ
ンとからなる群より選ばれる 1種もしくは 2種以上の低
分子量シロキサンを含むことを特徴とするシリコーンコ
ーティング剤用希釈剤。 - 【請求項2】 シリコーンコーティング剤が、金属製品
表面に滑り性を付与するシリコーンコーティング剤であ
る、請求項1記載のシリコーンコーティング剤用希釈
剤。 - 【請求項3】 シリコーンコーティング剤が、注射針の
ためのコーティング剤である、請求項1記載のシリコー
ンコーティング剤用希釈剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26428692A JPH0688025A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | シリコーンコーティング剤用希釈剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26428692A JPH0688025A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | シリコーンコーティング剤用希釈剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688025A true JPH0688025A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17401058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26428692A Pending JPH0688025A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | シリコーンコーティング剤用希釈剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688025A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6384119B1 (en) | 2000-06-22 | 2002-05-07 | Basf Corporation | Coating compositions comprising volatile linear siloxane fluids |
| WO2005012431A1 (en) * | 2003-07-25 | 2005-02-10 | Henkel Corporation | Low voc-solvent based mold release agent and curable mold release compositions based thereon |
| US6936297B2 (en) * | 2001-09-27 | 2005-08-30 | Tyco Healthcare Group, Lp | Siliconized surgical needles and methods for their manufacture |
| JP2013006980A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Seiko Epson Corp | 準備液、成膜用塗布液および塗膜 |
| WO2015114082A1 (en) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Galderma S.A. | Lubrication of an injection needle |
| JP2021522363A (ja) * | 2018-05-18 | 2021-08-30 | ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒルThe University Of North Carolina At Chapel Hill | 基板の表面特性を改善する為の組成物、デバイス、及び方法 |
| US12077808B2 (en) | 2012-05-25 | 2024-09-03 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Microfluidic devices, solid supports for reagents and related methods |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP26428692A patent/JPH0688025A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6384119B1 (en) | 2000-06-22 | 2002-05-07 | Basf Corporation | Coating compositions comprising volatile linear siloxane fluids |
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| US7462668B2 (en) | 2003-07-25 | 2008-12-09 | Henkel Corporation | Low VOC-solvent based mold release agent and curable mold release compositions based thereon |
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| WO2015114082A1 (en) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Galderma S.A. | Lubrication of an injection needle |
| US11406769B2 (en) | 2014-01-31 | 2022-08-09 | Galderma Holding SA | Lubrication of an injection needle |
| JP2021522363A (ja) * | 2018-05-18 | 2021-08-30 | ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒルThe University Of North Carolina At Chapel Hill | 基板の表面特性を改善する為の組成物、デバイス、及び方法 |
| US12234377B2 (en) | 2018-05-18 | 2025-02-25 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Compositions, devices, and methods for improving a surface property of a substrate |
| US12435242B2 (en) | 2018-05-18 | 2025-10-07 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Compositions, devices, and methods for improving a surface property of a substrate |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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