JPH068974Y2 - 流動層塩化炉 - Google Patents

流動層塩化炉

Info

Publication number
JPH068974Y2
JPH068974Y2 JP8331688U JP8331688U JPH068974Y2 JP H068974 Y2 JPH068974 Y2 JP H068974Y2 JP 8331688 U JP8331688 U JP 8331688U JP 8331688 U JP8331688 U JP 8331688U JP H068974 Y2 JPH068974 Y2 JP H068974Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluidized bed
furnace
refractory
chlorination furnace
metal case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8331688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210437U (ja
Inventor
剛 吉村
剛二 兵動
和久 青柳
Original Assignee
大阪チタニウム製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大阪チタニウム製造株式会社 filed Critical 大阪チタニウム製造株式会社
Priority to JP8331688U priority Critical patent/JPH068974Y2/ja
Publication of JPH0210437U publication Critical patent/JPH0210437U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068974Y2 publication Critical patent/JPH068974Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、四塩化チタン等の製造に使用される流動層塩
化炉に関する。
〔従来の技術〕
従来より四塩化チタンは、流動層塩化炉内にてチタン含
有原料に塩素ガスを反応させることにより製造されてい
る。四塩化チタン製造用の流動層塩化炉の構造を第1図
を用いて説明する。
金属製ケース1の内側には、塩素による流動層反応にと
もなって金属製ケース1が化学的、物理的に損耗するの
を防ぐために耐火物が内張されている。この耐火物は耐
火煉瓦2をモザイク状に積み上げ、その耐火煉瓦2の隙
間をモルタル3で埋め込めることにより施工される。そ
して、チタン含有原料4を炉内に装入した状態で、塩素
ガスを炉底口5より吹込んでチタン含有原料4を流動化
する。塩素ガスはチタン含有原料4を流動化する過程で
四塩化チタンに転化し炉頂口6より取出される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この流動層塩化炉においては、従来より塩素
ガスの一部が流動層を通過せずに周囲の耐火物を通って
炉外へ排出されるという問題があった。これは耐火物
間、あるいは金属製ケース1と耐火物との間に生じる間
隙が原因である。
すなわち、金属製ケース1の内側に耐火物を内張する場
合、金属製ケース1の再使用にともなう変形等により特
に金属製ケース1と接するモルタル3′の部分で不可避
的に間隙を生じる。モルタル3は周辺の耐火煉瓦2より
も腐蝕され易いので、流動層反応を繰り返すことによ
り、耐火煉瓦2の間のモルタル3で炉の内側から優先的
に腐蝕が進行して間隙を発生させる。そうして、この間
隙が、前記した金属製ケース1と接するモルタル3に当
初より存在する間隙とつながった段階で、塩素ガスが流
動層を通過せずに塩化炉上部に抜けるいわゆるショート
パスを発生させる。
このショートパスした塩素ガスは未反応塩素となり、炉
の反応効率を著しく低下せしめる。又、このショートパ
ス経路には塩素だけでなく還元性ガスであるCOあるい
は流動層成分であるチタン原料鉱石、コークス粒子が入
り込む。その結果耐火煉瓦2及びモルタル3は著しく摩
耗腐食され通常予期される寿命に反して極めて短寿命で
あった。このため塩化炉の耐火物の張り代えを余儀無く
され、経済性を著しく悪化させているのが実状である。
本考案は斯かる状況に鑑み、塩素ガスのショートパス並
びにそれに伴う未反応塩素の発生及び炉寿命の短縮を防
止し得る流動層塩化炉を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の流動層塩化炉は、第1図に示されるように、金
属製ケース1の内面に耐火物が内張され、その内側で塩
素による流動層反応が行われる流動層塩化炉において、
前記内張耐火物の周囲に存在する間隙7が、樹脂9によ
り充填されていることに特徴がある。
〔作用〕
樹脂注入が、金属製ケース1に設けられた樹脂注入口8
より行われることにより、注入された樹脂9が内張耐火
物のモルタル3の部分、なかでも特に金属製ケース1と
接する部分で優先的に間隙7を埋めて固化し、密閉す
る。それ故、耐火煉瓦2の間のモルタル3の部分で炉の
内側から塩素による腐蝕があったとしても、又この腐蝕
による間隙7が金属製ケース1と接するモルタル3′の
ところまで到達したとしても、一気にショートパスに至
ることはなく、未反応塩素の発生および炉寿命の延長が
実現される。
注入される樹脂材料としては汎用の熱可塑性樹脂が好適
である。
〔実施例〕
第1図(イ)および(ロ)は本考案の実施例を示す縦断面図お
よび拡大図である。
金属製ケース1の内面は、耐火煉瓦2にて内張される。
耐火煉瓦2は装入材4と接触の多い炉底部については2
重張り、上部付近は1重張りの構造である。金属製ケー
ス1との間および耐火煉瓦2どおしの間はモルタル3′
及び3にて充填される。炉底口には塩素ガスを吹込むた
めの口5、炉頂には反応ガスを取出すための口6を備え
る。金属製ケース1の外周には多数の樹脂注入口8が設
けられ、樹脂注入口8からは熱硬化性樹脂9が加温され
た液体状態で圧入される。圧入された樹脂9は(ロ)図に
示される如く、金属製ケース1と耐火物との間のモルタ
ル3′に存在する間隙7を埋める一方、耐火煉瓦2の間
のモルタル3に存在する間隙7にも充填され、温度の低
下と共に固化する。第1図に示す流動層塩化炉で四塩化
チタンの製造を行ったときの結果を、樹脂として各種の
熱可塑性樹脂を使用した場合について次に説明する。
従来の樹脂注入のない炉は塩素のショートパスによって
寿命が1年以内であった。これは耐火煉瓦の浸食及び塩
素のショートパスによる利用効率の低下による経済的損
失によるものであった。
本考案例1 液体状の樹脂材料ボラック形フエノール樹脂に多価アル
コールを混合したものを樹脂注入口8より5〜6kgf/
cm2で圧入して固化させた結果、炉寿命が1.5〜2.
0倍に延長した。そして、塩素の利用効率も2年間ほぼ
100%であった。
本考案例2 液体状の樹脂材料エピービス形フエノール樹脂に多価ア
ルコールを混合した注入剤を5〜6kgf/cm2で圧入し
て固化させた結果、炉寿命が2年に延長した。この場合
も塩素の利用効率は2年間ほぼ100%であった。
本考案例3 液体状FRPを5〜6kgf/cm2で圧入して固化させた
結果、炉寿命が18ケ月に延長した。この場合も利用効
率は18ケ月の間はほぼ100%を示した。
〔考案の効果〕
本考案の流動層塩化炉によると、炉壁耐火物層を通した
塩素ガスのショートパスが防止され、未反応塩素の発生
による反応効率の低下が防止されるとともに、ショート
パスによる炉寿命の制限が実質的になくなって炉寿命を
著しく延長せしめ、四塩化チタン等の製造における生産
性向上および炉コストの低下に極めて大きい効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)は本考案の実施例を示す流動層塩化
炉の縦断面図およびA部拡大図である。 図中、1:金属製ケース、2:耐火煉瓦、3,3′:モ
ルタル、4:チタン含有原料、7:間隙、8:樹脂注入
口、9:樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製ケース(1)の内面に耐火物が内張
    され、その内側で塩素による流動層反応が行われる流動
    層塩化炉において、前記内張耐火物の周囲に存在する間
    隙(7)が、樹脂(9)により充填されていることを特
    徴とする流動層塩化炉。
JP8331688U 1988-06-24 1988-06-24 流動層塩化炉 Expired - Lifetime JPH068974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331688U JPH068974Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 流動層塩化炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331688U JPH068974Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 流動層塩化炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210437U JPH0210437U (ja) 1990-01-23
JPH068974Y2 true JPH068974Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31308039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8331688U Expired - Lifetime JPH068974Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 流動層塩化炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068974Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4904152B2 (ja) * 2004-02-23 2012-03-28 東邦チタニウム株式会社 金属塩化物の製造装置
JP5852604B2 (ja) * 2013-04-22 2016-02-03 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ 分散盤およびこれを備えた流動塩化炉
JP6297404B2 (ja) * 2014-05-14 2018-03-20 東邦チタニウム株式会社 スポンジチタンの製造方法およびこれを用いたチタンインゴットの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210437U (ja) 1990-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH068974Y2 (ja) 流動層塩化炉
CN105917185A (zh) 高温反应器耐火系统
CN110877100A (zh) 一种高炉球型铁水罐罐底砌筑方法
CN203751324U (zh) 改良包口结构的钢包
JP2003231910A (ja) 転炉絞り部のライニング
CN113292076B (zh) 一种冷氢化工艺后四氯化硅渣浆冶炼回收技术
CN210547867U (zh) 适用于生产φ90耐磨铸球的铁模覆砂模具
JPS61124513A (ja) 転炉内壁施工方法
JPH07224308A (ja) 高炉羽口の耐火物構造
CN211057148U (zh) 一种预制加强式球化包
JPH02205609A (ja) 高炉炉底中心部の保護方法
CN203396231U (zh) 一种矿热炉内衬组合结构
JP3447337B2 (ja) 溶融金属用容器の底部における耐火物層構造及びその施工方法
JPS6031063Y2 (ja) 高炉炉底コ−ナ−部構造
JP2546662Y2 (ja) 溶融金属容器のガス吹き込み羽口れんが構造
CN211079223U (zh) 一种转炉炉底
JPS5816112B2 (ja) 原料吹込用ランス管
SU1079348A1 (ru) Изложница дл центробежного лить
CN118308560A (zh) 一种耐切向侵蚀的转炉炉衬砌筑工艺
US642035A (en) Mold for casting.
JPS6147630B2 (ja)
JP3231827B2 (ja) 四塩化チタンの製造方法
US2963362A (en) Process for reducing higher halides
JPH0636473Y2 (ja) 溶融金属容器の炉底構造
JPH0987724A (ja) 転炉傾斜部用れんがの脱落防止構造