JPH0689776B2 - ブレーキ機構 - Google Patents
ブレーキ機構Info
- Publication number
- JPH0689776B2 JPH0689776B2 JP63145582A JP14558288A JPH0689776B2 JP H0689776 B2 JPH0689776 B2 JP H0689776B2 JP 63145582 A JP63145582 A JP 63145582A JP 14558288 A JP14558288 A JP 14558288A JP H0689776 B2 JPH0689776 B2 JP H0689776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- claw
- output member
- side wall
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブレーキ機構、特に車両用シートの上下調整
装置やウィンドレギュレータ等に用いられるブレーキ機
構に関する。
装置やウィンドレギュレータ等に用いられるブレーキ機
構に関する。
[従来の技術] 一般に、かかるブレーキ機構はハンドル等の入力側から
与えられた回転力を、ピニオン等の出力側に伝え、車両
の窓ガラスあるいはシート等を昇降させる装置におい
て、ハンドル操作によって上昇させた窓ガラスあるいは
シートが自重あるいは荷重によって下降するのを防止す
るため等に用いられる。
与えられた回転力を、ピニオン等の出力側に伝え、車両
の窓ガラスあるいはシート等を昇降させる装置におい
て、ハンドル操作によって上昇させた窓ガラスあるいは
シートが自重あるいは荷重によって下降するのを防止す
るため等に用いられる。
従って、かかるブレーキ機構にあっては、重量物の下降
を防止するに足る充分なブレーキ力と、振動等によるガ
タを極力小さくすることが求められる。
を防止するに足る充分なブレーキ力と、振動等によるガ
タを極力小さくすることが求められる。
従来、かかるブレーキ機構としては、例えば特開昭58−
152944号公報の第1図に、従来技術として記載されたも
のが一般的に用いられている。
152944号公報の第1図に、従来技術として記載されたも
のが一般的に用いられている。
このものは、ブレーキハウジング内に、トーションスプ
リングが、前記ハウジングの内壁に圧接する如く配設さ
れており、ピニオン側からの回転力に対しては、ピニオ
ンと一体に設けられたツメ部がスプリングのフック部を
押し、スプリングの外径を広げるため、スプリングとハ
ウジングとの圧接力が強くなり、前記ピニオンの回転が
阻止される。一方、ハンドル軸と一体に設けられたコア
側からの回転力に対しては、スプリングが外径を縮める
方向の力を受けるので、コアは回転可能となる。従っ
て、スプリング及びツメ部を介しピニオンを回転させる
ことができる。即ち、ハンドル軸側からは回転を伝達で
きるが、ピニオン側からは回転を伝達できないようにな
っている。
リングが、前記ハウジングの内壁に圧接する如く配設さ
れており、ピニオン側からの回転力に対しては、ピニオ
ンと一体に設けられたツメ部がスプリングのフック部を
押し、スプリングの外径を広げるため、スプリングとハ
ウジングとの圧接力が強くなり、前記ピニオンの回転が
阻止される。一方、ハンドル軸と一体に設けられたコア
側からの回転力に対しては、スプリングが外径を縮める
方向の力を受けるので、コアは回転可能となる。従っ
て、スプリング及びツメ部を介しピニオンを回転させる
ことができる。即ち、ハンドル軸側からは回転を伝達で
きるが、ピニオン側からは回転を伝達できないようにな
っている。
また、上記のものの欠点を解消するために、上記公報に
おいてはスプリングを2個用い、これ等スプリングの両
一端をピニオン側の爪に係止し、両他端をコアの側端部
と係合可能に配置したものが示されている。
おいてはスプリングを2個用い、これ等スプリングの両
一端をピニオン側の爪に係止し、両他端をコアの側端部
と係合可能に配置したものが示されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前述の従来機構のうち前者にあっては、
公報中にも指摘されているようにスプリングの巻き込み
量に相当する隙間と製品加工誤差吸収用の隙間とによる
ピニオン回転方向の遊びが大きく、ガタが生ずることか
ら良好なフィーリングを得られないという問題があっ
た。
公報中にも指摘されているようにスプリングの巻き込み
量に相当する隙間と製品加工誤差吸収用の隙間とによる
ピニオン回転方向の遊びが大きく、ガタが生ずることか
ら良好なフィーリングを得られないという問題があっ
た。
また、後者にあっては、せっかく2個のスプリングを用
い上記ガタを吸収するようにしたものの、一方向の回転
のブレーキ力は一方のスプリングで、また他方向の回転
のブレーキ力は他方のスプリングでしか得ることができ
ず、従来と同等のブレーキ力を得ようとしても、2個の
スプリングの収納スペースを必要とし、装置が大型化す
るとともに、コア即ちハンドルのガタを押えることが出
来ないという問題があった。
い上記ガタを吸収するようにしたものの、一方向の回転
のブレーキ力は一方のスプリングで、また他方向の回転
のブレーキ力は他方のスプリングでしか得ることができ
ず、従来と同等のブレーキ力を得ようとしても、2個の
スプリングの収納スペースを必要とし、装置が大型化す
るとともに、コア即ちハンドルのガタを押えることが出
来ないという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来のブレーキ機構の有する問
題を解消し、かかる機構に要求される大きなブレーキ力
が得られると共にガタを最小限に抑えることが出来、し
かもコスト低減が可能なブレーキ機構を提供することに
ある。
題を解消し、かかる機構に要求される大きなブレーキ力
が得られると共にガタを最小限に抑えることが出来、し
かもコスト低減が可能なブレーキ機構を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のブレーキ機構は、
ブレーキハウジング内に、該ハウジングの内壁に圧接可
能に第1および第2のコイルスプリングを装着し、第1
の切欠きおよび第1の切欠きより大きい第2の切欠きが
設けられたコアを前記第1および第2のコイルスプリン
グの内側に回動可能に収納すると共に、該コアの両切欠
きの空間内に遊挿される爪を有する出力部材を回動可能
に設け、前記第1のコイルスプリングの一端を出力部材
の爪に係止すると共にその他端を当該他端に対して前記
コアの第2の切欠きの一方の側壁が前記第1のコイルス
プリングを縮径させる方向から当接可能な位置に配置
し、前記第2のコイルスプリングの両端を前記第1の切
欠きの対の側壁と前記出力部材の爪との間のそれぞれに
配置しかつ当該両端のそれぞれに対して前記出力部材の
爪が前記第2のコイルスプリングを拡径させる方向から
当接可能としたことを特徴とする。
ブレーキハウジング内に、該ハウジングの内壁に圧接可
能に第1および第2のコイルスプリングを装着し、第1
の切欠きおよび第1の切欠きより大きい第2の切欠きが
設けられたコアを前記第1および第2のコイルスプリン
グの内側に回動可能に収納すると共に、該コアの両切欠
きの空間内に遊挿される爪を有する出力部材を回動可能
に設け、前記第1のコイルスプリングの一端を出力部材
の爪に係止すると共にその他端を当該他端に対して前記
コアの第2の切欠きの一方の側壁が前記第1のコイルス
プリングを縮径させる方向から当接可能な位置に配置
し、前記第2のコイルスプリングの両端を前記第1の切
欠きの対の側壁と前記出力部材の爪との間のそれぞれに
配置しかつ当該両端のそれぞれに対して前記出力部材の
爪が前記第2のコイルスプリングを拡径させる方向から
当接可能としたことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、入力としてコアを回転させると、その
一方向回転に対しては第2のスプリングの一端がコアの
第1の切欠きの側壁に直ぐ当接すると共に爪にも当接
し、第1のスプリングの一端はこの爪に係止されている
ことから第1および第2スプリングが縮径し、出力部材
が回転可能である。また、その逆方向回転に対しても第
1および第2スプリングの両他端がコアのそれぞれ第2
および第1の切欠きの側壁に直ぐ当接し、両スプリング
は縮径することから爪を介して出力部材が回転可能であ
る。しかも、このときコアの両切欠き側壁に両スプリン
グが直ぐ当接することから入力側のガタが極めて小さく
抑えられる。
一方向回転に対しては第2のスプリングの一端がコアの
第1の切欠きの側壁に直ぐ当接すると共に爪にも当接
し、第1のスプリングの一端はこの爪に係止されている
ことから第1および第2スプリングが縮径し、出力部材
が回転可能である。また、その逆方向回転に対しても第
1および第2スプリングの両他端がコアのそれぞれ第2
および第1の切欠きの側壁に直ぐ当接し、両スプリング
は縮径することから爪を介して出力部材が回転可能であ
る。しかも、このときコアの両切欠き側壁に両スプリン
グが直ぐ当接することから入力側のガタが極めて小さく
抑えられる。
次に、出力部材の方からの外力に対しては、その一方向
回転では第2のスプリングの他端が爪で押され、第2の
スプリングが拡径することでブレーキ力が得られると共
に、第1のスプリングの一端は爪に係止されており第1
スプリングは容易に回動しその移動が他端に伝達され、
シートの上下調整機構等に組込んだ場合のガタが確実に
阻止される。
回転では第2のスプリングの他端が爪で押され、第2の
スプリングが拡径することでブレーキ力が得られると共
に、第1のスプリングの一端は爪に係止されており第1
スプリングは容易に回動しその移動が他端に伝達され、
シートの上下調整機構等に組込んだ場合のガタが確実に
阻止される。
また、逆方向回転では第1のスプリングおよび第2のス
プリングの両者の端部が爪で押されることとなり、両方
が拡径し、2倍のブレーキ力が得られる。
プリングの両者の端部が爪で押されることとなり、両方
が拡径し、2倍のブレーキ力が得られる。
上述の場合、第2の切欠きを設けることによって、第1
および第2のスプリングの両者共、それぞれの端部間距
離が等しいスプリング、すなわち同一形状のスプリング
を用いることができ、しかも各スプリング端部と爪およ
び切欠きの側壁との距離を小さくして配置することがで
きるのでガタを少なくし得るのである。
および第2のスプリングの両者共、それぞれの端部間距
離が等しいスプリング、すなわち同一形状のスプリング
を用いることができ、しかも各スプリング端部と爪およ
び切欠きの側壁との距離を小さくして配置することがで
きるのでガタを少なくし得るのである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照して説明する。
第1図および第2図に本発明の一実施例を示す。
図において、1は中心部に軸受ボス1Aを有するブレーキ
ハウジングであり、このブレーキハウジング1内に、そ
の内壁1Bと圧接可能にコイル状の第1のスプリング3お
よび第2のスプリング5が装着される。これ等両スプリ
ング3,5は夫々、その端部に内側に折曲げ形成したフッ
ク部3A,3Bおよび5A,5Bを有している。
ハウジングであり、このブレーキハウジング1内に、そ
の内壁1Bと圧接可能にコイル状の第1のスプリング3お
よび第2のスプリング5が装着される。これ等両スプリ
ング3,5は夫々、その端部に内側に折曲げ形成したフッ
ク部3A,3Bおよび5A,5Bを有している。
7は円筒状部材の一側に第1の切欠き8A(対峙する側壁
8Aa,8Abを有す)およびこれと一方の側壁を共有し大き
く形成された第2の切欠き8B(対峙する側壁8Ba,8Bbを
有す)が設けられたコアであり、一側に不図示のハンド
ルが係合されるセレーションを有するハンドル軸9、他
側に後述するピニオンを含む出力部材を支承する支承軸
10が一体的に形成されている。
8Aa,8Abを有す)およびこれと一方の側壁を共有し大き
く形成された第2の切欠き8B(対峙する側壁8Ba,8Bbを
有す)が設けられたコアであり、一側に不図示のハンド
ルが係合されるセレーションを有するハンドル軸9、他
側に後述するピニオンを含む出力部材を支承する支承軸
10が一体的に形成されている。
12は出力部材であり、支承軸10に支承されるピニオン13
と爪14(側壁14B,14Cを有す)とが一体に形成され、爪1
4はその中央に係合溝14Aを有している。
と爪14(側壁14B,14Cを有す)とが一体に形成され、爪1
4はその中央に係合溝14Aを有している。
しかして、コア7はハンドル軸9をブレーキハウジング
1の軸受ボス1Aにて回動自在に支持されて第1のスプリ
ング3および第2スプリング5の内側に収納される。
1の軸受ボス1Aにて回動自在に支持されて第1のスプリ
ング3および第2スプリング5の内側に収納される。
そして、第1のスプリング3の一端のフック部3Aはコア
7の第1および第2の切欠き8Aおよび8Bの空間内に遊挿
される爪14の係合溝14Aに係止され、他端のフック部3B
は第2の切欠き8Bの側壁8Bbの近傍に配置される(第3
図参照)。
7の第1および第2の切欠き8Aおよび8Bの空間内に遊挿
される爪14の係合溝14Aに係止され、他端のフック部3B
は第2の切欠き8Bの側壁8Bbの近傍に配置される(第3
図参照)。
第2のスプリング5の一端のフック部5Aは、第1の切欠
き8Aの側壁8Aaと爪14の側壁14Cとの間に配置され、フッ
ク部5Aが側壁8Aaおよび側壁14Cの両者に当接した状態
で、他端のフック部5Bは第1の切欠き8Aの側壁8Abと爪1
4の側壁14Bとの中間に位置するように配置されている
(第3図参照)。
き8Aの側壁8Aaと爪14の側壁14Cとの間に配置され、フッ
ク部5Aが側壁8Aaおよび側壁14Cの両者に当接した状態
で、他端のフック部5Bは第1の切欠き8Aの側壁8Abと爪1
4の側壁14Bとの中間に位置するように配置されている
(第3図参照)。
なお、支承軸10の端部は、ブレーキハウジング1に固設
されるカバー15に支承される(第2図参照)。
されるカバー15に支承される(第2図参照)。
次に、上記構成になる本実施例のブレーキ機構をシート
の上下調整機構に組込んだ様子を第4図に示す。
の上下調整機構に組込んだ様子を第4図に示す。
同図において、20は車両の床面等に固定されるロアレー
ル、30はこのロアレール20に摺動自在に設けられたアッ
パレールであり、40はこのアッパレール30に対し上下調
整可能に設けられたシートフレームである。
ル、30はこのロアレール20に摺動自在に設けられたアッ
パレールであり、40はこのアッパレール30に対し上下調
整可能に設けられたシートフレームである。
しかして、シートフレーム40にはシャフト41が回動可能
に支持され、このシャフト41にはセクタギア42が固設さ
れている。セクタギア42はシャフト41に巻回したばね41
Aにより図示時計回りに付勢されている。
に支持され、このシャフト41にはセクタギア42が固設さ
れている。セクタギア42はシャフト41に巻回したばね41
Aにより図示時計回りに付勢されている。
アッパレール30には第1および第2支持ブラケット43お
よび44が固設され、第1支持ブラケット43の先端はセク
タギア42にピン43Aにて回動可能に止着されており、第
2支持ブラケット44の先端はフレーム40にピン45Aにて
回動可能に止着された中間ブラケット45にピン44Aで止
着されている。
よび44が固設され、第1支持ブラケット43の先端はセク
タギア42にピン43Aにて回動可能に止着されており、第
2支持ブラケット44の先端はフレーム40にピン45Aにて
回動可能に止着された中間ブラケット45にピン44Aで止
着されている。
そして、セクタギア42および中間ブラケット45は、夫々
ピン42Aおよび45Bを介してアーム46にて連結されてい
る。
ピン42Aおよび45Bを介してアーム46にて連結されてい
る。
ブレーキ機構Bはシートフレーム40にそのブレーキハウ
ジング1が固設され、ピニオン13がセクタギア42と噛合
する。
ジング1が固設され、ピニオン13がセクタギア42と噛合
する。
Hはハンドル軸9のセレーション部に嵌挿したハンドル
である。
である。
しかして、上述した構成のブレーキ機構Bがシートの上
下調整機構に組込まれると、ばね41Aの作用によりセク
タギア42は時計方向に回動すべく付勢され、その結果、
ピニオン13を反時計方向に回動する。
下調整機構に組込まれると、ばね41Aの作用によりセク
タギア42は時計方向に回動すべく付勢され、その結果、
ピニオン13を反時計方向に回動する。
すると、出力部材12から反時計方向の回転力が加わり、
爪14はフック部3Aが係止されている第1のスプリング3
と共に反時計方向に回動し、その側壁14Bが第2のスプ
リング5のフック部5Bに当接する。また、第1のスプリ
ング3のフック部3Bは第2の切欠き8Bの側壁8Bbに近接
する。
爪14はフック部3Aが係止されている第1のスプリング3
と共に反時計方向に回動し、その側壁14Bが第2のスプ
リング5のフック部5Bに当接する。また、第1のスプリ
ング3のフック部3Bは第2の切欠き8Bの側壁8Bbに近接
する。
そして、爪14の側壁14Bがフック部5Bに当接することか
ら第2のスプリング5の拡径作用によるブレーキ力でも
って出力部材12の回動は阻止され、第3図(a)に示す
状態に設定保持される。
ら第2のスプリング5の拡径作用によるブレーキ力でも
って出力部材12の回動は阻止され、第3図(a)に示す
状態に設定保持される。
この状態では、第1のスプリング3のフック部3Bが第2
の切欠き8Bの側壁8Bbに近接または当接しており、また
第2のスプリング5のフック部5Aが第1の切欠き8Aの側
壁8Aaに当接しているため、コア7即ちハンドルHのガ
タを極力押えることができる。
の切欠き8Bの側壁8Bbに近接または当接しており、また
第2のスプリング5のフック部5Aが第1の切欠き8Aの側
壁8Aaに当接しているため、コア7即ちハンドルHのガ
タを極力押えることができる。
かかる状態で、ハンドルH側すなわちコア7側を時計方
向に回転すると第1のスプリングはそのフック部3Bが近
接または当接状態にある側壁8Bbにより直ちに縮径さ
れ、また第2のスプリング5はそのフック部5Bが側壁8A
bが所定の距離t移動後縮径されて、爪14を介して出力
部材12も時計方向に回転し、セクタギア42を反時計方向
に回動させてシートを下降させる。
向に回転すると第1のスプリングはそのフック部3Bが近
接または当接状態にある側壁8Bbにより直ちに縮径さ
れ、また第2のスプリング5はそのフック部5Bが側壁8A
bが所定の距離t移動後縮径されて、爪14を介して出力
部材12も時計方向に回転し、セクタギア42を反時計方向
に回動させてシートを下降させる。
また、ハンドルHを反時計方向に回転すると第2のスプ
リング5はそのフック部5Aが当接状態にある側壁8Aaに
より直ちに縮径され、第1のスプリング3は第2のスプ
リング5のフック部5Aが所定の距離t移動後爪14の側壁
14Cに当接することにより縮径されて、爪14を介して出
力部材12が反時計方向に回転され、シートを上昇させる
ことができる。
リング5はそのフック部5Aが当接状態にある側壁8Aaに
より直ちに縮径され、第1のスプリング3は第2のスプ
リング5のフック部5Aが所定の距離t移動後爪14の側壁
14Cに当接することにより縮径されて、爪14を介して出
力部材12が反時計方向に回転され、シートを上昇させる
ことができる。
次に、第3図(a)の状態で出力部材12側から時計方向
に回転力が加わったとき、すなわちシート上に荷重が加
わったときには、まず爪14が係止状態にあるフック部3A
を押圧しガタを生ずることなく第1のスプリング3を拡
径させ、直ちにブレーキ力を得、さらなる回転で爪14の
側壁14Cがフック部5Aに当接するので第2のスプリング
5によるブレーキ力をも得る(第3図(b)参照)。ま
た、車両の振動等に起因して反時計方向に回転力が加わ
ったときには、爪14の側壁14Bが当接状態にある第2ス
プリング5のフック部5Bを押圧し第2スプリング5を拡
径させ、ガタを生ずることなく直ちにブレーキ力を得る
のである。
に回転力が加わったとき、すなわちシート上に荷重が加
わったときには、まず爪14が係止状態にあるフック部3A
を押圧しガタを生ずることなく第1のスプリング3を拡
径させ、直ちにブレーキ力を得、さらなる回転で爪14の
側壁14Cがフック部5Aに当接するので第2のスプリング
5によるブレーキ力をも得る(第3図(b)参照)。ま
た、車両の振動等に起因して反時計方向に回転力が加わ
ったときには、爪14の側壁14Bが当接状態にある第2ス
プリング5のフック部5Bを押圧し第2スプリング5を拡
径させ、ガタを生ずることなく直ちにブレーキ力を得る
のである。
従って、出力部材12側からの両方向の入力に対しガタを
生ずることなくブレーキ力を得ることができ、しかもそ
の時計方向の入力に対しては2個のスプリングによるブ
レーキ力を得ることができるのである。
生ずることなくブレーキ力を得ることができ、しかもそ
の時計方向の入力に対しては2個のスプリングによるブ
レーキ力を得ることができるのである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、多大
なブレーキ力が要求される方向に対し大きなブレーキ力
が得られると共に、振動等による出力部材及びコア即ち
ハンドルのガタを確実に最小限に抑えることができる。
すなわち、出力部材に回転入力があって、それが一方向
に回転しようとするときは、第2のコイルスプリングの
みが拡径されて所定のブレーキ力を発生し、それが他方
向に回転しようとするときは、第1および第2のコイル
スプリングが共に拡径されて2倍のブレーキ力を発生す
ることができる。
なブレーキ力が要求される方向に対し大きなブレーキ力
が得られると共に、振動等による出力部材及びコア即ち
ハンドルのガタを確実に最小限に抑えることができる。
すなわち、出力部材に回転入力があって、それが一方向
に回転しようとするときは、第2のコイルスプリングの
みが拡径されて所定のブレーキ力を発生し、それが他方
向に回転しようとするときは、第1および第2のコイル
スプリングが共に拡径されて2倍のブレーキ力を発生す
ることができる。
さらに、2個のスプリングを同一形状のものを用いるこ
とができるので、個別に用意する必要がなくコスト低減
をはかることができる。すなわち、第1および第2のコ
イルスプリングの異なる配備形態にも拘らず、それらの
コイルスプリングとして、それぞれの端部間距離が等し
い同一形状のものを用いることができる。
とができるので、個別に用意する必要がなくコスト低減
をはかることができる。すなわち、第1および第2のコ
イルスプリングの異なる配備形態にも拘らず、それらの
コイルスプリングとして、それぞれの端部間距離が等し
い同一形状のものを用いることができる。
第1図は本発明の一実施例の構成部品を分解して示す斜
視図、 第2図はその組立状態の一部断面側面図、 第3図はその作用を説明するための第2図におけるIII
−III線断面図、 第4図は本発明にかかるブレーキ機構をシート上下調整
装置に組込んだ様子を示す斜視図である。 1…ブレーキハウジング、 3…第1スプリング、 5…第2スプリング、 7…コア、 8A…第1の切欠き、 8B…第2の切欠き、 9…ハンドル軸、 12…出力部材、 13…ピニオン、 14…爪、 14A…係合溝。
視図、 第2図はその組立状態の一部断面側面図、 第3図はその作用を説明するための第2図におけるIII
−III線断面図、 第4図は本発明にかかるブレーキ機構をシート上下調整
装置に組込んだ様子を示す斜視図である。 1…ブレーキハウジング、 3…第1スプリング、 5…第2スプリング、 7…コア、 8A…第1の切欠き、 8B…第2の切欠き、 9…ハンドル軸、 12…出力部材、 13…ピニオン、 14…爪、 14A…係合溝。
Claims (1)
- 【請求項1】ブレーキハウジング内に、該ハウジングの
内壁に圧接可能に第1および第2のコイルスプリングを
装着し、 第1の切欠きおよび第1の切欠きより大きい第2の切欠
きが設けられたコアを前記第1および第2のコイルスプ
リングの内側に回動可能に収納すると共に、 該コアの両切欠きの空間内に遊挿される爪を有する出力
部材を回動可能に設け、 前記第1のコイルスプリングの一端を出力部材の爪に係
止すると共にその他端を当該他端に対して前記コアの第
2の切欠きの一方の側壁が前記第1のコイルスプリング
を縮径させる方向から当接可能な位置に配置し、 前記第2のコイルスプリングの両端を前記第1の切欠き
の対の側壁と前記出力部材の爪との間のそれぞれに配置
しかつ当該両端のそれぞれに対して前記出力部材の爪が
前記第2のコイルスプリングを拡径させる方向から当接
可能とした ことを特徴とするブレーキ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63145582A JPH0689776B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブレーキ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63145582A JPH0689776B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブレーキ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH023703A JPH023703A (ja) | 1990-01-09 |
| JPH0689776B2 true JPH0689776B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15388424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63145582A Expired - Lifetime JPH0689776B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ブレーキ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689776B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5471132B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2014-04-16 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライド装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58152944A (ja) * | 1982-06-25 | 1983-09-10 | Shiraki Kinzoku Kogyo Kk | ブレ−キ機構 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP63145582A patent/JPH0689776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH023703A (ja) | 1990-01-09 |
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