JPH069071B2 - 火報システムの中継器 - Google Patents

火報システムの中継器

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JPH069071B2
JPH069071B2 JP59032777A JP3277784A JPH069071B2 JP H069071 B2 JPH069071 B2 JP H069071B2 JP 59032777 A JP59032777 A JP 59032777A JP 3277784 A JP3277784 A JP 3277784A JP H069071 B2 JPH069071 B2 JP H069071B2
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仁 藤木
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は多重伝送を用いた火報システムの中継器に関す
るものである。
〔背景技術〕
従来この種の火報システムの中継器は回線側と、多重伝
送系のアイソレーシヨンを図るためにリレー等を用いて
いたが構成が大型化する上に、ノイズが乗りやすいとい
う問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは構成が簡単で、しかもノイズが乗りに
くく、更に小型化も可能な火報システムの中継器を提供
するにある。
〔発明の開示〕
第1図は本発明に用いる火報システムの全体概略構成図
を示しており、図中(1)は受信機、(2)は中継器、
(3)は中継器(2)に接続された回線l1…に接続さ
れる火災感知器である。受信機(1)は第1クロツクパ
ルスCP1と、第2クロツクパルスCP2とを各別の伝
送線で各中継器(3)へ伝送すると共に、各中継器
(2)に割当てたアドレスに対応したアドレスデータ及
び、制御データを更に別の伝送線で上記クロツクパルス
CP1,CP2に同期してデータ信号DPを各中継器
(2)へ時分割多重で伝送するようになつており、一方
中継器(2)は自己のアドレスに対応するアドレスデー
タが受信されると、アドレスデータの後に送られてくる
制御データを取込んで、制御データに基いて所定のタイ
ミングで中継器自体のセルフチエツクや、接続してある
回線l1…の導通試験、関知器復旧等の各種制御を行な
うと共に、セルフチエツクの確認データ、導通試験デー
タ及び火災感知器(3)からの火災警報信号があれば所
定のタイミングで夫々の信号を更に別の伝送線で受信機
(1)へ返送するようになつている。受信機(1)は中
継器(2)からの返送信号を判別して当該中継器(2)
や、回線l1…の正常、異常を判別したり、或いは当該
中継器(2)に接続してある火災感知器(3)からの火
災警報信号を受信した場合には警報を発報したりするの
である。第1図中(4)は各回線l1…の終端に接続し
た終端コンデンサであり、また(5)は各伝送線から構
成された伝送ラインである。第2図(a)乃至(d)は
本発明の火報システムに用いる信号のフオーマツトを示
し、同図(a)は第1クロツクパルスCP1で、この第
1クロツクパルスCP1は1番から16番の16個の直
列パルスを1群として、各中継器(3)ごとに対応して
一定の間隔ごとに送信される。同図(b)は第2クロツ
クパルスCP2を示し、この第2クロツクパルスCP2
は第1クロツクパルスCP1の位相に対して180度ず
れた位相でかつ同一周期で連続して送出されるようにな
つている。同図(c)はデータ信号で、第1クロツクパ
ルスCP1、第2クロツクパルスCP2に同期させて受
信機(1)より送出される16ビツトのパルス群からな
り、その内8ビツトは中継器(2)のアドレスデータを
構成し、残りの8ビツトは制御データを構成しており、
各ビツトは“H”であれば例えば論理値“1”を、
“L”であれば論理値“O”を夫々示し、その制御デー
タ内9番目、第13番目のビツトは“H”であれば中継
器(3)へ制御を指令する制御指令ビツトを構成し、ま
た第10番目が第1の回線l1の導通試験指令ビツト、
第11番目が第1の回線l1の感知器復旧指令ビツト、
第12番目が第2の回線l2の導通試験指令ビート、第
14番目が2の回線l2の感知器復旧指令ビツト、第1
5番目が第3の回線l3の導通試験指令ビツト、第16
番目が第3回線l3の感知器復旧指令ビツトを夫々構成
しており、つまり1台の中継器(2)に対して3回線l
1…が接続され、夫々の回線l1…に対する制御が行な
えるように各1制御当り、1ビツトの信号を割当ててあ
る。さて同図(d)は返送信号RPを示しており、この
返送信号RPは9番目から16番目のデータ信号のパル
スに対応して各情報が1ビツトずつ送信され、返送信号
RPの1番目及び5番目のパルスは中継器(2)内の使
用論理ICのセルフチエツクの情報、2番目のパルスは
第1の回線l1の火災警報の情報、3番目のパルスは第
1の回線l1の導通試験の確認情報、4番目のパルスは
第2の回線l2の火災警報の情報、第6番目のパルスは
第2の回線l2の導通試験の確認情報、第7番目のパル
スは第3の回線l3の火災警報の情報、第8番目のパル
スは第3の回線l3の導通試験の確認情報を夫々担って
いる。
第3図は中継器(2)の回路ブロツクを示し、図中(2
a)は受信機(1)からの多重伝送信号を受信して回線
用信号に変換する回線信号変換回路、(2b1)…は各
回線l1…に対応して設けてある回線l1…と、回線信
号変換回路(2a)との間で信号の送受を行なう入出力
回路である。
第4図は中継器(2)の具体回路を示しており、図中I
C1,IC2は回線信号変換回路(2a)を夫々構成す
る専用ICであつて、第5図に示すようにデイツプスイ
ツチDS1から構成されるアドレス設定部(61)の設
定アドレスと、データ信号DPとして送られてくるアド
レスデータとを比較判定するアドレス比較判定機能部
(62)と、制御データの受信判定を行なつて所定の信
号を発生する制御データ判定機能部(63)と、火災警
報信号、導通試験の確認信号を受信して所定の返送信号
RPを作成する返送信号作成機能部(64)と、当該I
C自体のセルフチエツクを行なつてセルフチエツクの確
認情報を前記返送信号作成機能部(64)へ送つて返送
信号RPを作成させるセルフチエツク機能部(65)
と、両クロツクパルスCP1,CP2を受信して所定の
タイミングによりデータ信号DPを受信するとともに、
返送信号RPを作成させるタイミングを決めるタイミン
グ制御機能部(66)とから構成され、図において各I
C1,IC2の1番の端子が返送信号を出力する端子、
2、3、4番の端子が第1クロツクパルスCP1,第2
クロツクパルスCP2、データ信号DPのパルスを入力
する端子、またIC1の8、9番の端子がデータ信号D
Pの10番目のビツトに対応する信号を発生する端子
を、また10番、11番の端子がデータ信号DPの11
番目のビツトに対応する信号を発生する端子を、更に1
3番、14番の端子がデータ信号DPの12番目のビツ
トに対応する信号を発生する端子を、またIC2の8、
9番の端子が14番目のビツトに対応する信号を発生す
る端子を、更に10番、11番の端子がデータ信号の1
5番目のビツトに対応する信号を発生する端子を、また
更に13番、14番の端子がデータ信号DPの16番目
のビツトに対応する信号を発生する端子を夫々構成し、
また各IC1,IC2の15〜22番の端子がアドレス
設定データの入力端子を、またIC1の5番、6番の端
子が第1の回線l1の火災警報信号、導通試験の確認信
号の入力端子を、更にIC1の7番、IC2の5番の端
子が第2回線l2の火災警報信号、導通試験の確認信号
の入力端子を、また更にIC2の6番、7番の端子が第
3回線l3の火災警報信号、導通試験の確認信号の入力
端子を夫々構成している。またIC1,IC2は23番
の端子が“H”で1番目、“L”で2番目の制御ビツト
に対応して制御及び返送のための信号変換動作するよう
に設定されており、IC1の23番の端子が“H”、I
C2の23番の端子が“L”であつて上述のような各端
子の信号の入出力の割当が設定されている。24番及び
12番の端子は電源、及び接続端子である。LA1〜L
A3はラツチ回路であつて、これらのラツチ回路LA1
〜LA3は第6図に示すようなRSラツチIC3,IC
4及びオアゲートIC5から構成されたもので、各IC
1,IC2からの制御のための信号をラツチするように
なつている。IC6,IC7は夫々のラツチ回路LA1
〜LA3からの信号を入出力回路(2b1)〜(2
b3)へ中継するためのトランジスタアレイを構成する
ICである。入出力回路(2b1)〜(2b3)は共に
同じ回路構成となつており、回線l1〜l3を夫々接続
する対の端子L,C0の内、端子C0は共通接続されて
24Vの電源E1の−ラインに接続され、端子Lは抵抗
R1と、スイツチングトランジスタTr1とを介して2
4Vの電源E1の+ラインに接続されてある。スイツチ
ングトランジスタTr1のベースにはフオトカプラPH
1の出力が接続されて、該オフトカプラPH1の出力で
オン駆動されるようになつている。フオトカプラPH1
はトランジスタアレイIC6又はIC7から復旧制御時
又は導通試験時に発生する“H”レベルの信号Fによつ
てオフされるものである。端子L,C0間にはフオトカ
プラPH2の出力側と提供R2ツエナーダイオードZD
1と直列回路を接続してあつてツエナーダイオードZD
1には抵抗R3、コンデンサC1からなる時定数回路を
介してトランジスタンTr2のベースに接続してある。
つまりトランジスタTr2はフオトカプラPH2がオン
してコンデンサC1の両端電圧が所定レベルに達した時
点でオンするものである。このトランジスタTr2はP
NP型のトランジスタTr3のベースエミツタ間に抵抗
R4及びR5とフオトカプラPH3の入力側を介して接
続されており、オン時にトランジスタTr3のベース電
流を流してトランジスタTr3をオンさせフオトカプラ
PH3をオンさせるようになつている。上記フオトカプ
ラPH2はトランジスタアレイIC6又はIC7から導
通試験時に発生する信号Eが“H”になるとオンされ
る。またフオトカプラPH3は出力を導通信号の確認信
号として回線信号変換回路(2a)の所定(実施例回路
ではIC1の6番目)の入力端子に接続してある。上記
抵抗R1両端にはフオトカプラPH4の入力側が接続さ
れており、端子L、C0間が短絡状態、つまり火災感知
器(3)が動作した状態で、抵抗R1、スイツチングト
ランジスタTr1を介して大きな電流が流れると、抵抗
R1に入力側を接続しているフオトカプラPH4がオン
して、出力側より回線信号変換回路(2a)の所定入力
端子(IC1の5番目)に火災警報信号として出力信号
を送出するようになつている。勿論1回線につき所定個
数以下の火災感知器(3)を接続しておれば、正常な火
災感知器(3)を通じて流れる電流によつて抵抗R1の
両端に発生する電圧を、フオトカプラPH4の動作電圧
以下に抑えることができるから、通常の警戒時に誤動作
することはなく当然火災警報信号は発生しない。
次に本発明の火報システムの動作を説明する。
まず通常の警戒状態では第7図(a)、(b)に示す第
1クロツクパルスのCP1、第2クロツクパルスCP2
と共に、第7図(c)に示すアドレスデータ及び9番
目、13番目の制御指令ビツトを“H”レベルとしたデ
ータ信号DPを伝送ライン(5)を介してサイクリツク
に中継器(2)へ受信機(1)を送信する。中継器
(2)では回線信号変換回路(2a)のIC1,IC2
において自己のアドレスの呼出し時にアドレスデータの
次に送られてくる制御データを取込むのである。そして
IC1では最初の制御指令ビツトの受信時にセルフチエ
ツクの結果を第7図(d)に示す返送信号RPの1番目
のビツトの信号として送出し、また2番目の制御指令ビ
ツトの受信時にセルフチエツクの結果を返送信号RPの
5番目のビツトの信号として送出する。この際“H”レ
ベルであれば異常を、また“L”レベルであれば正常を
意味することになる。さて今回線l1に接続された火災
感知器(3)のいずれかが火災を感知して回線l1が短
絡したとすると、入出力回路(2b1)において、抵抗
R1,スイツチングトランジスタTr1を介して大きな
電流が流れて抵抗R1の両端電圧によりフオトカプラP
H4の入力側に設けた発光ダイオードを発光させてフオ
トカプラPH4の出力側に設けたフオトトランジスタを
オンさせて信号Gを“L”レベルとし、IC1の5番目
の端子を“L”レベルとし、火災警戒信号がIC1には
入力することになる。そこでIC1は第7図(d)に示
すような回線l1の火災警報信号に対応する返送信号R
Pの2番目のビツトを“H”レベルとして受信機(1)
へ火災発生の情報を伝送するものである。受信機(1)
では返送信号RPの各ビツトを判定して上述のようにセ
ルフチエツクに対応するビツトが“L”であれば当該ア
ドレスの中継器(2)内蔵のIC1,IC2が正常であ
ると判断し、また火災発生の情報に対応するビツトが
“H”レベルであれば当該アドレスの中継器(2)に接
続してある所定、例えば回路l1の火災感知器(3)が
火災警報信号を発していることを判定し、火災警報を発
報するのである。尚第7図中(e)〜(l)は第4図中
のA〜Hの各信号レベルを示し、Gの信号が“L”レベ
ルであるのは火災警戒信号が発生しているのを示す。
次に導通試験を行なう場合について説明する。まず、受
信機(1)側で導通試験を行なう中継器(2)と、そ中
継器(2)の回線を指定すると、当該中継器(2)の呼
出し時に所定回線の導通試験に対応する制御データのビ
ツトを“H”とする。第8図(c)のデータ信号DPは
回線l1の導通試験に対応する10番目のビツトを
“H”としている。一方データ信号DPを受信した当該
中継器(2)のの回線信号変換回路(2a)のIC1で
は第8図(e)に示すタイミングで8番の端子からの信
号Aを“H”とする。この8番の端子が“H”となる第
8図(j)に示すようにトランジスタアレイIC6の信
号Fは“L”から“H”に変わつて入出力回路(2
b1)のフオトカプラPH1の発光ダイオードの発光電
流をカツトオフして出力側のフオトトランジスタをオフ
し、スイツチングトランジスタTr1をオフさせる。こ
のスイツチングトランジスタTr1がオフすると、端子
Lが24V電源E1から切離される。その後IC1の1
0番端子からの信号Cを第8図(g)に示すタイミング
で“H”とすると、第8図(i)に示すようにトランジ
スタアレイIC6の信号Eが“H”から“L”に切換つ
て、フオトカプラPH2の発光ダイオードに発光電流を
流して出力側のフオトトランジスタをオンする。このフ
オトトランジスタがオンすれば回線l1の終端コンデン
サ(4)の充電々荷がフオトトランジスタを通じて放電
される。この放電による電流は数10msecのパルス電
流となつてトランジスタTr2にベース電流を流し、ト
ランジスタTr2をオンさせる。このオンによつて更に
トランジスタTr3がオンしてフオトカプラPH3の発
光ダイオードに発光電流を流しフオトカプラPH3の出
力側のフオトトランジスタをオンする。従つてIC1の
6番の端子に入力する信号Hが第8図(l)に示すよう
に“L”となつて、中継器(2)からは回線l1が正常
であるという導通試験の確認信号たる“H”レベルの信
号が第8図(d)の返送信号RPの3番目のビツトで返
送されることになる。ここで回線l1が断線状態であれ
ば終端コンデンサ(4)の充電々荷によるフオトカプラ
PH2のオン動作は生じないため、フオトカプラPH3
はオン動作せず、従つてIC1の6番の端子に入力する
信号Hは“H”レベル状態となり、この場合中継器
(2)からは3番目のビツトが“L”レベルとなつた返
送信号RPが返送されることになる。
尚フオトカプラPH1がオンからオフした後にフオトカ
プラPH2がオフからオンするのが理想的であるが、そ
うとはならず共にオン状態が発生し、終端コンデンサ
(4)が接続されていない状態でも数msecのパルス電
流がフオトカプラPH2を通じて流れトランジスタTr
2,Tr3をオンする恐れがあるため、コンデンサC1
によつて数msecの極短い巾のパルス電流を吸収して、
トランジスタTr2,Tr3がオン動作しないようにし
てある。尚第8図(a)〜(l)の各信号は第7図
(a)〜(l)の信号に対応する。
さて、受信機(1)は導通試験を指令し、それに対応す
る返送信号RPの所定ビツトの信号が“H”であれば回
線に正常であると判定し、逆に“L”であれば回線に断
線ありと判定し、断線があればその受信機(1)に設け
てある表示手段にて表示を行なうのである。
ところで火災感知器(3)が動作した後に当該回線の火
災感知器(3)の復旧を行なう場合には導通試験時と同
様に所定の中継器(2)のアドレスデータと、当該回線
の復旧指令に対応するビツトを“H”とした制御データ
を当該アドレスの中継器(2)を呼出すときに受信機
(1)より伝送すればよい。ここで第9図(c)で示す
ように回線l1の復旧を指令する制御データを受信機
(1)を送信すると、当該中継器(2)のIC1は11
番の端子より第9図(g)に示すタイミングで“H”レ
ベルの信号Cをラツチ回路LA1に出力して、トランジ
スタアレイIC6の信号Fを“L”から“H”レベルに
変える。つまり、この変わつたタイミグで、フオトカプ
ラPH1はオンからオフとなり、そのためスイツチング
トランジスタTr1はオフとなつて24V電源E1を回
線l1より切離す。即ち火災感知器(3)には+24V
電源E1が供給されなくなつて火災感知器(3)は復旧
されることになる。尚第9図(a)〜(l)の信号も第
7図(a)〜(l)の信号に対応する。
以上のように本発明火災システムでは、中継器(2)の
各入出力回路(2b1)〜(2b3)に接続された回線
l1,l2,l3に対して受信機(1)側から導通試験
の指令及び復旧指令を行なうことができると共に、各回
線l1,l2,l3からの火災発生情報の受信、導通試
験の確認情報及び中継器(2)のセルフチエツクの情報
を返送信号RPとして受けとることができ、しかも16
ビツトのデータ信号DPの内8ビツトを利用することに
よつて1台の中継器(2)に対して3つの回線l1,l
2,l3を接続することを可能とした。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成した火報システムに用いる中
継器において、回線の導通試験や回線に接続された火災
感知器の復旧等の指令信号を作成するとともに、回線に
接続された火災感知器側からの火災警報信号により受信
機へ返送する返送信号を作成する回線信号変換回路と、
回線に接続された火災感知器からの火災警報信号を受け
る手段、各指令信号によつて回線復旧を行なつたり、或
いは回線導通を行なう制御手段及び回線導通の確認信号
を発生させる手段を有する入出力回路とを備え、回線信
号変換回路と、入出力回路との間の信号の送信をフオト
カプラを用いて行なうので、回線側の24Vの電源と、
多重伝送系の12Vの電源とのアイソレーシヨンを従来
のようにリレーを用いることなく行なえ、従つてノイズ
が乗つたりする恐れも少なく、しかも構成が簡単となつ
て、コストダウンと共に信頼性の向上が図れ、その上小
型化も可能となるという効果を奏する。また、本発明
は、フォトカプラには回線へ供給される電源と回線との
間に挿入される抵抗の両端電圧が一定レベル以上となる
とオンするフォトカプラを用い、該フォトカプラの出力
側より火災警報信号を回線信号変換回路へ送出するよう
にしたから、多重伝送系と、感知器信号の伝送系とを絶
縁分離することができ、感知器信号の伝送系の回線から
のノイズ、雷サージ等の影響が多重伝送系に及ぼさない
ものであり、しかもフォトカプラには回線へ供給される
電源と回線との間に挿入される抵抗の両端電圧が一定レ
ベル以上となるとオンするフォトカプラを用い、該フォ
トカプラの出力側より火災警報信号を回線信号変換回路
へ送出するようにしたので、感知器の発報動作による回
線短絡時に回線電流の増大をフォトカプラのオン動作に
直接的に変換して回線信号伝送系から多重伝送系へ信号
を受け渡す信号検出機能をも持ち、そのためコンパレー
タを用いる必要もなく、その上コンパレータを用いた場
合と同等のコストで上述するように多重伝送系と感知器
信号の伝送系とを絶縁分離したことによる効果も得られ
るという一石二鳥の効果がある。
更に通常24V系で消費電流が多く、受信機−中継器間
の電圧降下が大きい回線伝送系に比して12V系のCO
MSIC等を使用し、しかも消費電流が少なく受信機−
中継器間の電圧降下も小さい多重伝送系を上記のように
絶縁分離することにより、回線伝送系の電圧降下の影響
が多重伝送系に及ぶのを防ぐこともできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の火災システムの全体概略構成図、第2
図は同上の伝送信号のフオーマツト説明図、第3図は同
上の中継器の回路ブロツク図、第4図は同上の回線信号
変換回路の概略ブロツク図、第5図は同上の実施例の回
路図、第6図は同上実施例のラツチ回路の回路図、第7
図〜第9図は同上の動作説明図であり、(1)は受信
機、(2)は中継器、(3)は火災感知器、(5)は伝
送ライン、PH1〜PH4はフオトカプラ、CP1は第
1クロツクパルス、CP2は第2クロツクパルス、DP
はデータ信号、RPは返送信号、r1はスイツチングト
ランジスタ、Tr2,Tr3はトランジスタ、l1〜l
3は回線である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機から、クロックパルスと、該クロッ
    クパルスに同期してアドレスデータ並びに制御データを
    複数の直列パルス列から構成したデータ信号とを各別の
    伝送線を介して時分割多重伝送し、個別にアドレスが割
    り当てられた中継器では自己のアドレスデータの受信時
    に制御データに基いて当該中継器の内蔵回路のセルフチ
    ェック、中継器に接続せる回線の導通試験の制御動作を
    行なうと共に、回線に接続した火災感知器からの火災発
    生情報、上記導通試験の確認情報、セルフチェックの情
    報を上記の伝送線とは別の伝送線を介して制御データの
    受信期間中に受信機へ時分割多重伝送する火災システム
    に用いられるものであって、伝送線側から伝送されるク
    ロックパルス、データ信号に基いて、回線の導通試験、
    回線に接続された火災感知器の復旧の指令信号を作成す
    るとともに、回線に接続された火災感知器側からの火災
    警報信号、回線導通の信号による受信器へ返送する返送
    信号を作成する回線信号変換回路と、各指令信号によっ
    て回復復旧、回線導通試験を行なう制御手段及び回線導
    通の確認信号を発生させる手段を有する入出力回路とを
    備え、回線信号変換回路と、入出力回路との間の信号の
    送受をフォトカプラを用いて行ない、回線へ供給される
    電源と回線との間に挿入され火災感知器による回線短絡
    で流れる電流を検出する入力側に接続されたフォトカプ
    ラの出力側より火災警報信号を回線信号変換回路へ送出
    するようにしたことを特徴とする火報システムの中継
    器。
  2. 【請求項2】回線に供給される電源と、回線との間にス
    イッチングトランジスタを設けるとともに、出力側をス
    イッチングトランジスタのベースエミッタ間に接続し、
    入力側を回線信号変換回路側に接続したフォトカプラを
    設け、該フォトカプラを通常オン状態にし、火災感知器
    の復旧時にオフさせるように回線信号変換回路側から信
    号を受ける入出力回路を設けた特許請求の範囲第1項記
    載の火報システムの中継器。
  3. 【請求項3】出力側を回線に対して並列的に接続し、オ
    ン時に回線終端に接続してある終端コンデンサの充電々
    荷を出力側を介してスイッチング素子の駆動信号として
    スイッチング素子に与える第1のフォトカプラと、前記
    スイッチング素子を介して回線に接続された第2のフォ
    トカプラと、回線と電源との間に挿入されたスイッチン
    グトランジスタのベースエミッタ間に出力側を接続した
    第3のフォトカプラを備え、回線信号変換回路からの導
    通試験の指令信号で常時オンしている第3のフォトカプ
    ラをオフさせるとともに該オフ後に第1のフォトカプラ
    をオンさせ、スイッチング素子のオン時に発生する第2
    のフォトカプラの出力を導通試験の確認信号として回線
    信号変換回路に与える入出力回路を備えて成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の火報システムの中
    継器。
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