JPH069168B2 - 高耐食性希土類永久磁石 - Google Patents
高耐食性希土類永久磁石Info
- Publication number
- JPH069168B2 JPH069168B2 JP62030997A JP3099787A JPH069168B2 JP H069168 B2 JPH069168 B2 JP H069168B2 JP 62030997 A JP62030997 A JP 62030997A JP 3099787 A JP3099787 A JP 3099787A JP H069168 B2 JPH069168 B2 JP H069168B2
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- JP
- Japan
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- permanent magnet
- rare earth
- corrosion resistance
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高耐食性の希土類永久磁石に関し、特には焼結
磁石体表面に均一な耐食性合金層を有する希土類・鉄・
ボロン系永久磁石の提供を目的とするものである。
磁石体表面に均一な耐食性合金層を有する希土類・鉄・
ボロン系永久磁石の提供を目的とするものである。
(従来技術) 希土類永久磁石はすぐれた磁気特性と経済性のため電気
・電子機器の分野で多用されており、近年ますますその
高性能化が要求されている。これらのうちNd系希土類
永久磁石は、従来のSm系希土類永久磁石と比べて主要
要素であるNdがSmより豊富に存在すること、Coを
多量に使用しないことから原材料費が安価であり、磁気
特性もSm系希土類永久磁石をはるかにしのぐ極めて秀
れた永久磁石材料であるため、従来Sm系希土類磁石が
使用されてきた小型磁気回路はこれによって代替される
だけでなく、コスト面からハードフエライトあるいは電
磁石が使われていた分野にも広く応用されようとしてい
る。しかしこの材料は湿度を帯びた空気中で極めて短時
間のうちに容易に酸化するという欠点を有している。こ
の酸化は磁石表面上に酸化物が生成するだけでなく、表
面から内部へ結晶粒界に沿って腐蝕が進行し、いわゆる
粒界腐蝕の現象を生じるが、これはNd磁石の粒界に非
常に活性なNdリッチ相が存在するためである。粒界の
腐蝕は極めて大きな磁気特性の劣化を引き起し、もし実
用時に腐蝕が進行すれば、磁石を組み込んだ機器の性能
を低下させ、機器周辺を汚染させる等の問題が生じる。
・電子機器の分野で多用されており、近年ますますその
高性能化が要求されている。これらのうちNd系希土類
永久磁石は、従来のSm系希土類永久磁石と比べて主要
要素であるNdがSmより豊富に存在すること、Coを
多量に使用しないことから原材料費が安価であり、磁気
特性もSm系希土類永久磁石をはるかにしのぐ極めて秀
れた永久磁石材料であるため、従来Sm系希土類磁石が
使用されてきた小型磁気回路はこれによって代替される
だけでなく、コスト面からハードフエライトあるいは電
磁石が使われていた分野にも広く応用されようとしてい
る。しかしこの材料は湿度を帯びた空気中で極めて短時
間のうちに容易に酸化するという欠点を有している。こ
の酸化は磁石表面上に酸化物が生成するだけでなく、表
面から内部へ結晶粒界に沿って腐蝕が進行し、いわゆる
粒界腐蝕の現象を生じるが、これはNd磁石の粒界に非
常に活性なNdリッチ相が存在するためである。粒界の
腐蝕は極めて大きな磁気特性の劣化を引き起し、もし実
用時に腐蝕が進行すれば、磁石を組み込んだ機器の性能
を低下させ、機器周辺を汚染させる等の問題が生じる。
このようなNd磁石の欠点を克服するため各種の表面処
理方法が提案されているが、いずれの方法も耐食性表面
処理として完全なものではない。例えばスプレーまたは
電着塗装による樹脂塗膜では、樹脂の吸湿性のために錆
が発生し、真空蒸着、イオンスパッタリング、イオンプ
レーティング等の気相メッキ法では、コストがかかりす
ぎ、また内穴、溝部へのコーティングができないなどの
不利がある。
理方法が提案されているが、いずれの方法も耐食性表面
処理として完全なものではない。例えばスプレーまたは
電着塗装による樹脂塗膜では、樹脂の吸湿性のために錆
が発生し、真空蒸着、イオンスパッタリング、イオンプ
レーティング等の気相メッキ法では、コストがかかりす
ぎ、また内穴、溝部へのコーティングができないなどの
不利がある。
(発明の構成) 本発明者らはかかる従来の不利、欠点を解消すべく鋭意
検討の結果、長時間にわたって磁気特性の劣化がなく、
外観の美観性が保持できる永久磁石を得ることに成功し
本発明に至った。すなわち、本発明はR(RはYを含む
希土類元素の少なくとも一種)5〜40重量%、Fe5
0〜90重量%、B0.2〜8重量%および添加元素M
(MはNi,Nb,Al,Ti,Zr,Cr,V,M
n,Mo,Si,Sn,CuおよびZnから選ばれる少
なくとも一種)8重量%以下からなる焼結石体表面にN
i−Pの合金層を有する高耐食性希土類永久磁石を要旨
とするものである。
検討の結果、長時間にわたって磁気特性の劣化がなく、
外観の美観性が保持できる永久磁石を得ることに成功し
本発明に至った。すなわち、本発明はR(RはYを含む
希土類元素の少なくとも一種)5〜40重量%、Fe5
0〜90重量%、B0.2〜8重量%および添加元素M
(MはNi,Nb,Al,Ti,Zr,Cr,V,M
n,Mo,Si,Sn,CuおよびZnから選ばれる少
なくとも一種)8重量%以下からなる焼結石体表面にN
i−Pの合金層を有する高耐食性希土類永久磁石を要旨
とするものである。
以下これについて詳しく説明すると、本発明におけるR
としてはYまたは希土類元素としてLa、Ce、Pr、
Nd、Pm、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、L
u、Ybなどが例示されるが、そのなかではCe、L
a、Nd、Pr、Dy、Tbの少なくとも1種を含むの
が好ましい。
としてはYまたは希土類元素としてLa、Ce、Pr、
Nd、Pm、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、L
u、Ybなどが例示されるが、そのなかではCe、L
a、Nd、Pr、Dy、Tbの少なくとも1種を含むの
が好ましい。
本発明はR5〜40重量%、Fe50〜90重量%、B
0.2〜8重量%および添加元素M(MはNi、Nd、A
l、Ti、Zr、Cr、V、Mn、Mo、Si、Sn、
Cu、Znのうち少なくとも1種)8重量%以下を含有
し、これにC、O、P、S等の工業的に不可避な微量不
純物とを含有するNd系希土類焼結磁石体を使用し、こ
の表面にNi−P合金層を設けるのであるが、この場合
電気メッキ法、無電解メッキ法によればよく、好ましい
方法としては無電解メッキ法により焼結磁石体表面にN
i−Pの合金層を析出させるのがよい。
0.2〜8重量%および添加元素M(MはNi、Nd、A
l、Ti、Zr、Cr、V、Mn、Mo、Si、Sn、
Cu、Znのうち少なくとも1種)8重量%以下を含有
し、これにC、O、P、S等の工業的に不可避な微量不
純物とを含有するNd系希土類焼結磁石体を使用し、こ
の表面にNi−P合金層を設けるのであるが、この場合
電気メッキ法、無電解メッキ法によればよく、好ましい
方法としては無電解メッキ法により焼結磁石体表面にN
i−Pの合金層を析出させるのがよい。
この場合に用いる無電解電解液としては、金属塩として
塩化ニッケル、硫酸ニッケル、次亜リン酸ニッケルのう
ち少なくとも1種を100g/以下含有し、還元剤とし
て次亜リン酸ナトリウムを100g/以下、pH調整剤
として水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム等の塩基
性化合物、無機酸、有機塩のうち少なくとも1種を15
0g/以下含むものが好ましい。なおこの電解液には緩
衝剤としてクエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等のオ
キシカルボン酸、あるいはほう酸、炭酸等の無機酸また
は有機塩、無機酸のナトリウム塩のうち少なくとも1種
を150g以下、錯化剤としてクエン酸ナトリウム、酢
酸ナトリウム、水酸化アンモニウム、エチレングリコー
ル、さらには有機酸(酢酸、グリコール酸、クエン酸、
酒石酸等)のアルカリ塩、チオグリコール酸、アンモニ
ア、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、グリシ
ン、ピリジン、の少なくとも1種を100g/含むほか
促進剤、安定剤として10g/以下の硫化物、塩化物、
フッ化物、界面活性剤をそれぞれ含有することができ、
この水溶液はpH3〜13の範囲で用い、メッキ用の浴
温は20〜100℃の範囲である。
塩化ニッケル、硫酸ニッケル、次亜リン酸ニッケルのう
ち少なくとも1種を100g/以下含有し、還元剤とし
て次亜リン酸ナトリウムを100g/以下、pH調整剤
として水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム等の塩基
性化合物、無機酸、有機塩のうち少なくとも1種を15
0g/以下含むものが好ましい。なおこの電解液には緩
衝剤としてクエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等のオ
キシカルボン酸、あるいはほう酸、炭酸等の無機酸また
は有機塩、無機酸のナトリウム塩のうち少なくとも1種
を150g以下、錯化剤としてクエン酸ナトリウム、酢
酸ナトリウム、水酸化アンモニウム、エチレングリコー
ル、さらには有機酸(酢酸、グリコール酸、クエン酸、
酒石酸等)のアルカリ塩、チオグリコール酸、アンモニ
ア、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、グリシ
ン、ピリジン、の少なくとも1種を100g/含むほか
促進剤、安定剤として10g/以下の硫化物、塩化物、
フッ化物、界面活性剤をそれぞれ含有することができ、
この水溶液はpH3〜13の範囲で用い、メッキ用の浴
温は20〜100℃の範囲である。
前記磁石体をメッキ液に浸漬する方法は、バレル法また
は引っ掛け治具法のいずれでもよく、焼結磁石体の寸法
および形状によつて適当に選択される。
は引っ掛け治具法のいずれでもよく、焼結磁石体の寸法
および形状によつて適当に選択される。
本発明によつて焼結磁石体表面に形成される耐食性合金
層は、NiとPを主成分とし、PがNi中に過飽和に固
溶したアモルファス相、あるいはニッケルとNi3P等
のリン化ニッケル相との微細混合相からなるものでこの
層中のPの割合は1〜14重量%が好ましい。
層は、NiとPを主成分とし、PがNi中に過飽和に固
溶したアモルファス相、あるいはニッケルとNi3P等
のリン化ニッケル相との微細混合相からなるものでこの
層中のPの割合は1〜14重量%が好ましい。
Niのみの無電解メッキ膜では、ピンホールが多いか、
あるいは下地との密着性が悪いため、耐食性が劣り、使
用できない。またNi−BあるいはNi−Nの合金被膜
も、ピンホールが多く密着性が悪いため充分な耐食性が
得られない。
あるいは下地との密着性が悪いため、耐食性が劣り、使
用できない。またNi−BあるいはNi−Nの合金被膜
も、ピンホールが多く密着性が悪いため充分な耐食性が
得られない。
合金層の厚みは、1〜30μm、好ましくは5〜20μ
mが適当であり、30μm以上はメッキに要する時間お
よび薬剤量が多大で費用がかかりすぎるため実用的でな
い。また均一な合金層であれば、1μm程度でも実用上
使用できる。
mが適当であり、30μm以上はメッキに要する時間お
よび薬剤量が多大で費用がかかりすぎるため実用的でな
い。また均一な合金層であれば、1μm程度でも実用上
使用できる。
本発明による合金層はメッキ後熱処理することによって
耐食性、密着力、耐摩耗性を向上させることができる。
その温度範囲は100〜500℃で時間は10分間〜数
時間である。
耐食性、密着力、耐摩耗性を向上させることができる。
その温度範囲は100〜500℃で時間は10分間〜数
時間である。
次に本発明によるR−Fe−Bを必須元素とする永久磁
石の構成成分についてその限定理由を述べる。本発明に
用いられる永久磁石中の主成分として含まれるRの量
が、5重量%以下ではα鉄の析出量が多すぎるため高保
磁力が得られず、また40重量%を越えると、希土類を
含有する非磁性相が多くなりすぎて残留磁束密度が低下
し、磁石特性が得られない。したがつて主成分としての
Rの量は5〜40重量%とするものである。
石の構成成分についてその限定理由を述べる。本発明に
用いられる永久磁石中の主成分として含まれるRの量
が、5重量%以下ではα鉄の析出量が多すぎるため高保
磁力が得られず、また40重量%を越えると、希土類を
含有する非磁性相が多くなりすぎて残留磁束密度が低下
し、磁石特性が得られない。したがつて主成分としての
Rの量は5〜40重量%とするものである。
Bは0.2重量%以下では保磁力が得られず、8重量%以
上ではBを含有する非磁性相が多くなりすぎて残留磁束
密度が低下し、磁石特性が得られない。よつてBの量は
0.2〜8重量%とするものである。
上ではBを含有する非磁性相が多くなりすぎて残留磁束
密度が低下し、磁石特性が得られない。よつてBの量は
0.2〜8重量%とするものである。
Feは50重量%以下では残留磁束密度が低くて磁石特
性が得られず、90重量%以上ではα鉄の析出量が多す
ぎて高保磁力が得られない。よってFeの量は50〜9
0重量%とするものである。
性が得られず、90重量%以上ではα鉄の析出量が多す
ぎて高保磁力が得られない。よってFeの量は50〜9
0重量%とするものである。
なお、前記必須元素と置換可能な添加元素Mは磁気特性
の改善あるいは、コスト低減のために添加することがで
きるのであつて、その量は磁気特性の温度変化を改善す
ることから単独あるいは2種類以上の合計で8重量%以
下である。しかしいずれの元素も、上記の量を越えて添
加すると磁気特性が劣化するので避けるべきである。
の改善あるいは、コスト低減のために添加することがで
きるのであつて、その量は磁気特性の温度変化を改善す
ることから単独あるいは2種類以上の合計で8重量%以
下である。しかしいずれの元素も、上記の量を越えて添
加すると磁気特性が劣化するので避けるべきである。
本発明の永久磁石は、結晶質の合金粉末を磁場中プレス
で異方性化した後、焼結して得られる焼結異方性永久磁
石で、その磁気特性は最大エネルギー積は20MGOe以上
50MGOeまでであり、20MGOe以下では特性不良であ
り、わざわざ表面処理するにはあたらない。
で異方性化した後、焼結して得られる焼結異方性永久磁
石で、その磁気特性は最大エネルギー積は20MGOe以上
50MGOeまでであり、20MGOe以下では特性不良であ
り、わざわざ表面処理するにはあたらない。
つぎに本発明による実施例をあげる。
実施例1 Ar雰囲気の高周波溶解により重量比で、32Nd−1.
2B−66.8Feなる組成の鋳塊を作製した。
2B−66.8Feなる組成の鋳塊を作製した。
このインゴットをジョウクラッシャーで粗粉砕し、さら
にN2ガスによるジェットミルで微粉砕を行って、平均
粒径が3.5μmの微粉末を得た。
にN2ガスによるジェットミルで微粉砕を行って、平均
粒径が3.5μmの微粉末を得た。
次にこの微粉末を、10000Oeの磁界が印加された
金型内に充填し、0.8/cm2の圧力で成形した。ついで真
空中1100℃で2時間焼結し、さらに550℃で1時
間時効処理を施して永久磁石とした。得られた永久磁石
から外径30mm、内径10mm、高さ2mmの円筒形試験片
を切り出した。異方性の方向は高さ方向である。
金型内に充填し、0.8/cm2の圧力で成形した。ついで真
空中1100℃で2時間焼結し、さらに550℃で1時
間時効処理を施して永久磁石とした。得られた永久磁石
から外径30mm、内径10mm、高さ2mmの円筒形試験片
を切り出した。異方性の方向は高さ方向である。
この試験片をトリクロロエチレンで洗浄した後、NaO
H 50g/、40℃の水溶液に15分間浸漬してア
ルカリ脱脂した後水洗し、硫酸50ml/とフッ化水素
酸25ml/の混酸中で45秒間酸洗いしてから水洗し
た。これを硫酸ニッケル21g/、次亜リン酸ナトリ
ウム25g/、クエン酸ナトリウム20g/、硫化
鉛0.1g/を含む水溶液中に90℃で3分、12分、
25分、40分浸漬して、Ni−Pの合金層をそれぞれ
1,5,10,15μmの厚さに被覆した。メッキ後、
水洗して150℃で30分間熱処理した。
H 50g/、40℃の水溶液に15分間浸漬してア
ルカリ脱脂した後水洗し、硫酸50ml/とフッ化水素
酸25ml/の混酸中で45秒間酸洗いしてから水洗し
た。これを硫酸ニッケル21g/、次亜リン酸ナトリ
ウム25g/、クエン酸ナトリウム20g/、硫化
鉛0.1g/を含む水溶液中に90℃で3分、12分、
25分、40分浸漬して、Ni−Pの合金層をそれぞれ
1,5,10,15μmの厚さに被覆した。メッキ後、
水洗して150℃で30分間熱処理した。
各試験片を60℃、95%湿度の試験槽中に600時間
保持した後、外観を観察して、耐食性を評価した。また
耐食試験前後の磁気特性も測定した。
保持した後、外観を観察して、耐食性を評価した。また
耐食試験前後の磁気特性も測定した。
実施例と比較のため、切り出し後表面処理を行っていな
い同一寸法の試験片Aと、Niを無電解析出させた同一
寸法の試験片Bについても同じ耐蝕試験を行った。結果
を表1に示す。
い同一寸法の試験片Aと、Niを無電解析出させた同一
寸法の試験片Bについても同じ耐蝕試験を行った。結果
を表1に示す。
実施例2 Ar雰囲気の高周波溶解により重量比で、33Nd−1.
0B−65Fe−0.5Al−0.5Nbなる組成の鋳塊を作
製した。
0B−65Fe−0.5Al−0.5Nbなる組成の鋳塊を作
製した。
こインゴットをジョウクラッシャーで粗粉砕し、さらに
N2ガスによるジェットミルで微粉砕を行って、平均粒
径が3μmの微粉末を得た。
N2ガスによるジェットミルで微粉砕を行って、平均粒
径が3μmの微粉末を得た。
次にこの微粉末を、10000Oeの磁界が印加された
金型内に充填し、1.2t/cm2の圧力で成形した。ついで真
空中1100℃で2時間焼結し、さらに550℃で1時
間時効処理を施して永久磁石とした。得られた永久磁石
から外径30mm、内径6mm、高さ15mmの円筒形試験片
を切り出した。異方性の方向は高さ方向である。
金型内に充填し、1.2t/cm2の圧力で成形した。ついで真
空中1100℃で2時間焼結し、さらに550℃で1時
間時効処理を施して永久磁石とした。得られた永久磁石
から外径30mm、内径6mm、高さ15mmの円筒形試験片
を切り出した。異方性の方向は高さ方向である。
こ試験片5,6,7および8をトリクロロエチレンで洗
浄した後、NaOH 50g/、40℃の水溶液に1
5分間浸漬してアルカリ脱脂した後水洗し、硫酸50ml
/とフッ化水素酸25ml/の混酸中で30秒間酸洗
いしてから水洗した。これを硫酸ニッケル25g/、
次亜リン酸ナトリウム23g/、乳酸10g/、ク
エン酸ナトリウム10g/、プロピオン酸3g/、
塩化鉛0.1g/を含む水溶液中に90℃で3分、12
分、25分、40分時間浸漬して、Ni−Pの合金層を
それぞれ1,5,10,15μmの厚さに被覆した。メ
ッキ後、水洗して150℃で30分間熱処理した。
浄した後、NaOH 50g/、40℃の水溶液に1
5分間浸漬してアルカリ脱脂した後水洗し、硫酸50ml
/とフッ化水素酸25ml/の混酸中で30秒間酸洗
いしてから水洗した。これを硫酸ニッケル25g/、
次亜リン酸ナトリウム23g/、乳酸10g/、ク
エン酸ナトリウム10g/、プロピオン酸3g/、
塩化鉛0.1g/を含む水溶液中に90℃で3分、12
分、25分、40分時間浸漬して、Ni−Pの合金層を
それぞれ1,5,10,15μmの厚さに被覆した。メ
ッキ後、水洗して150℃で30分間熱処理した。
各試験片を60℃、95%湿度の試験槽中に600時間
保持した後、外観を観察して、耐食性を評価した。また
耐食試験前後の磁気特性も測定した。
保持した後、外観を観察して、耐食性を評価した。また
耐食試験前後の磁気特性も測定した。
実施例と比較のため、切り出し後表面処理を行つていな
い同一寸法の試験片Cと、Niを無電解析出させた同一
寸法の試験片Dについても同じ耐蝕試験を行った。結果
を表2に示す。
い同一寸法の試験片Cと、Niを無電解析出させた同一
寸法の試験片Dについても同じ耐蝕試験を行った。結果
を表2に示す。
実施例3 Ar雰囲気の高周波溶解により重量比で、20Nd−5
Pr−3Ce−3La−2Tb−64Fe−0.5Ti−
0.5Cu−0.5Znなる組成の鋳塊を作製した。
Pr−3Ce−3La−2Tb−64Fe−0.5Ti−
0.5Cu−0.5Znなる組成の鋳塊を作製した。
このインゴットをジョウクラッシカーで粗粉砕し、さら
してN2ガスによるジェットシルで微粉砕を行ない、平
均粒径が3.3μmの微粉砕を得た。
してN2ガスによるジェットシルで微粉砕を行ない、平
均粒径が3.3μmの微粉砕を得た。
次に微粉末を、10000Oeの磁界が印加された金型
内に充填し、1.2t/cm2の圧力で成形した。そのうち真空
中で1090℃で2時間焼結し、さらに550℃で時効
処理を1時間施して永久磁石とした。
内に充填し、1.2t/cm2の圧力で成形した。そのうち真空
中で1090℃で2時間焼結し、さらに550℃で時効
処理を1時間施して永久磁石とした。
得られた磁石から外径30φ×内径10φ×1.0mmtの試
験片を切り出した。異方性の方向は1mmtの方向であ
る。
験片を切り出した。異方性の方向は1mmtの方向であ
る。
この試験片9、10および11をトリクロロエチレンに
てナトリウム20g/、洗浄した後、水酸化ナトリウム
20g/、炭酸ナトリウム20g/、オルソケイ酸ナト
リウム50g/の混合アルカリ水溶液中に15分間浸漬
してアルカリ脱脂した後水洗し、しゅう酸20ml/
、過酸化水素化10ml/、硫酸10ml/、の混酸
中で30秒間酸洗いしたあと水洗した。これに硫酸ニッ
ケル25g/、次亜リン酸ナトリウム20g/、クエン
酸ナトリウム60g/、塩化アンモニウム20g/、ほ
う酸35g/を含む90℃に加熱された水溶液中に12
分、25分、40分間浸漬して、Ni−Pの合金層を5
μm、10μm、15μmの厚さに被覆した。メッキ
後、水洗し150℃で30分間熱処理した。
てナトリウム20g/、洗浄した後、水酸化ナトリウム
20g/、炭酸ナトリウム20g/、オルソケイ酸ナト
リウム50g/の混合アルカリ水溶液中に15分間浸漬
してアルカリ脱脂した後水洗し、しゅう酸20ml/
、過酸化水素化10ml/、硫酸10ml/、の混酸
中で30秒間酸洗いしたあと水洗した。これに硫酸ニッ
ケル25g/、次亜リン酸ナトリウム20g/、クエン
酸ナトリウム60g/、塩化アンモニウム20g/、ほ
う酸35g/を含む90℃に加熱された水溶液中に12
分、25分、40分間浸漬して、Ni−Pの合金層を5
μm、10μm、15μmの厚さに被覆した。メッキ
後、水洗し150℃で30分間熱処理した。
これらの試験片を60℃で95%湿度の試験槽中に60
0時間保持した後、外観を観察した耐食性を評価した。
0時間保持した後、外観を観察した耐食性を評価した。
また耐食試験前後の磁気特性を測定した。実施例と比較
のために、切り出し後表面処理を行つていない同一寸法
の試験片Eと、Ni−Nを無電解析出させた同一寸法の
試験片Fも同じ耐蝕試験を行った。結果を表3に示す。
のために、切り出し後表面処理を行つていない同一寸法
の試験片Eと、Ni−Nを無電解析出させた同一寸法の
試験片Fも同じ耐蝕試験を行った。結果を表3に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】R(RはYを含む希土類元素の少なくとも
一種)5〜40重量%、Fe50〜90重量%、B0.2
〜8重量%および添加元素M(MはNi,Nb,Al,
Ti,Zr,Cr,V,Mn,Mo,Si,Sn,Cu
およびZnから選ばれる少なくとも一種)8重量%以下
からなる焼結磁石体表面にNi−Pの合金層を有する高
耐食性希土類永久磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62030997A JPH069168B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 高耐食性希土類永久磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62030997A JPH069168B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 高耐食性希土類永久磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63198305A JPS63198305A (ja) | 1988-08-17 |
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