JPH0691976A - インクジェット印刷機を校正する方法および装置 - Google Patents

インクジェット印刷機を校正する方法および装置

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JPH0691976A
JPH0691976A JP3195480A JP19548091A JPH0691976A JP H0691976 A JPH0691976 A JP H0691976A JP 3195480 A JP3195480 A JP 3195480A JP 19548091 A JP19548091 A JP 19548091A JP H0691976 A JPH0691976 A JP H0691976A
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  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルが印刷される記録媒体上の各ドット位
置で適切に重なっているインクドットを生じるように校
正する装置を組み入れたインクジェット印刷機を提供す
ることである。 【構成】 円筒形表面を有し、軸線を中心に回転する回
転ドラムと、ヘッドホーム位置とドラムの一端を越えた
位置との間でドラムの表面に沿って軸方向に上記軸線と
平行に移動できる印刷ヘッドとを有し、ヘッドがインク
液滴よりなるインクジェットを射出する種類のインクジ
ェット印刷機用の校正装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット印刷機に
関する。より詳細には、本発明は高品質の像を印刷する
ようにインクジェット印刷機を自動的に校正する方法お
よび装置に関する。また、本発明は印刷機のインクジェ
ットの正確な差し向けを可能にするインクジェット印刷
機用の改良印刷ヘッドを含む。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷機は、高品質の色像
を適度に高い速度で印刷することができるので、広く使
用されるようになってきた。このような印刷機は通常、
紙シート又は他の記録媒体を支持するための回転ドラム
と、ドラムの表面から間隔をへだてられ、ドラムの軸線
と平行に移動される印刷ヘッドとを備えている。ドラム
及びヘッドの移動は、ヘッドがドラムの各回転毎にドラ
ムの表面上のラスターを走査するように調整される。印
刷ヘッドは1つまたはそれ以上のインクノズル(各色イ
ンク毎に1つ)を有しており、これらのノズルの各々は
インク液滴のジェットをドラム上の紙に差し向けること
ができる。ジェット噴射器はインクドット列で構成され
る像を紙に印刷するための走査において所定位置で作動
される。
【0003】インクジェット印刷装置はドロップ・オン
・ディマンド式ジェット装置および連続ジェット装置に
分割することができる。前者では、インクが満たされた
圧力室の容積が電気駆動パルスの印加により急に減少さ
れ、それによりインクドットがこの室と連通したノズル
からジェット噴射される。かくして、一滴のインクが単
一の駆動パルスにより紙または他の記録媒体に移送さ
れ、その後、装置はその元の状態に戻る。印刷中、一連
のこのような液滴が一連の駆動パルスに応答してジェッ
トとして噴出されて所定のドットマトリックスに応じて
像を紙に印刷する。連続ジェット型装置では、一連のイ
ンク滴がジェット噴射器すなわちノズルから噴射され
る。これらのインク滴のうちの所定の滴がガターの中へ
静電的に偏向され、残りの未偏向滴はドラム上の紙に達
し、標準ドットマトリックスに応じてこの紙に印刷像を
形成する。本発明はこれらのジェット印刷機の両種類に
適用できるが、本発明を主として連続ジェット型印刷機
に適用する場合について説明する。
【0004】インクジェット印刷機は本来、高速、高解
像度カラー印刷が可能である。しかしながら、この印刷
機はその構成部品の正確な製造および組立てを必要とす
る。その場合でも、この印刷機は、印刷ヘッド上の種々
のノズルがドラムに対して且つ互いに対して適切に位置
決めされるように印刷機を構成しなければ、すべての色
が適切に整合した状態では印刷しない。
【0005】換言すると、ドラム(X軸線)に沿った方
向における印刷ドットの位置を印刷ヘッドのホーム位置
に関係付けなければならない。また、同一ドット位置で
ノズルすべてにより生じられたインクドットがX軸整合
するように、印刷ヘッド上の種々のノズルを(揺れで)
向けなければならず、且つ、それらの作動を調時しなけ
ればならない。
【0006】ドラムのまわりの方向におけるドットの位
置はノズルを向けることにより制御されない。むしろ、
かかる制御はジェットをドラムの瞬間位置または位相角
に関連してジェットを放つ制御信号のタイミングを制御
することにより達成される。印刷機を機械的且つ電気的
に適切に校正すると、ラスター走査における所定のドッ
ト位置でノズルにより生じられた異なる色インクドット
は重ねられて所定の通常減色法の色の単一の明瞭なイン
クドットを形成する。
【0007】在来、この一般型の従来の印刷機では、校
正手順の機械的特徴は、操作者がドラムに巻かれた紙ま
たは他の記録媒体に印刷されたドットを観察し、種々の
ノズルにより印刷されたドットがラスター走査における
各ドット位置で重なっているように印刷ヘッド上のノズ
ルの揺れおよびジェットのタイミングを手動で調整する
ことにより行われていた。かかる手動校正は長いたらし
い時間のかかる試行錯誤の手順である。この手動校正
は、各印刷機を製造するときに工場で行わなければなら
ないだけではなく、印刷機の任意の保守を行ってインク
ドットを位置決めするときには常に行わなければならな
い。例えば、ノズルを交換したり、あるいはノズルおよ
びそのナイフ刃の相対移動を行ったりするときには、常
に印刷機を校正しなければならない。従って、校正手順
を自動的に行う手段が印刷機自身に設けられれば望まし
い。何故なら、その結果、操作者の時間および印刷機の
停止時間の両方の点から可なりの金銭の節約がなされる
からである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ノズルが印刷される記録媒体上の各ドット位置で適
切に重なるインクドットを生じるように適切に自動的に
校正する装置を組み入れたインクジェット印刷機を提供
することである。本発明の他の目的は部品のいずれの手
動の機械的調整をも必要とすることなしに校正すること
ができる上記種類の印刷機を提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的はインクジェットノ
ズルを適切に向けやすくする改良印刷ヘッド構成を有す
るインクジェット印刷機を提供することである。本発明
の更に他の目的はインクジェットノズルを向けることを
正確に制御するインクジェット印刷機の校正装置を提供
することである。本発明の更に他の目的はインクジェッ
ト印刷機を校正する改良方法を提供することである。
【0010】他の目的は、一部は明白であり、一部は後
で現れるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、いく
つかの工程およびかかる工程のうちの1つまたはそれ以
上と他のの工程の各々との関係、および下記の詳細な説
明で例示される構成、要素の組み合わせおよび部品の配
列よりなり、本発明の範囲は特許請求の範囲に示してあ
る。
【0012】簡単に述べると、この校正装置は、紙シー
トのような記録媒体を支持する支持体、例えば、回転ド
ラムと、異なる色のジェットを、これらが記録媒体上の
ラスターを走査するようにドラムの軸線と平行にホーム
位置まで移動できるドラムに向けて射出する印刷ヘッド
とを有する種類のインクジェットカラー印刷機に使用す
るためのものである。この装置によれば、印刷機は、ジ
ェットにより形成された異なる色ドットがすべて記録媒
体上の正確な位置にあり、且つ各ドット位置で整合する
ように自動校正手順を行うことができる。
【0013】この校正装置はドラムの一端を越えて軸方
向における一定距離のところに位置決めされたインクジ
ェットセンサを有している。このセンサは、ドラムと一
定の関係を持つホーム位置と、印刷ヘッドをセンサと反
対方向に移動させると、センサが印刷ヘッドからのジェ
ットに当たることができる位置との間でドラムの軸線と
直角に、且つドラムの表面の仮想延長部に対して接線方
向に移動できる。好ましくは、センサは、校正が記録媒
体に印刷される実際のドットに対してであるように、イ
ンクジェットとドラム上の記録媒体との交差箇所と同じ
印刷ヘッドに対する位置で位置決めされる。
【0014】センサがインクジェットに当たらない、す
なわち交差しないとき、センサはかかる接触を示す信号
の出力を開始する。また、ヘッドおよびセンサがそれら
のホーム位置にあるときに特性信号を出力するヘッド/
センサホーム検出器が設けられている。印刷ヘッドぁら
の各ジェットの校正中、センサがこのジェットに当たる
ように印刷ヘッドおよびセンサをそれらのホーム位置か
ら移動させる。次いで、ヘッド/センサホーム検出器か
らの信号およびセンサからのジェット当接信号を使用し
て、装置はヘッドおよびセンサのホーム位置からインク
ジェットとセンサとの交差箇所までの距離を測定して記
録する。インクジェットすべてについてのこのデータが
記録されると、装置は基準として使用される1つのジェ
ットにより生じられた各印刷ドットの配置と、他のドッ
トにより形成された対応ドットの配置と(両方ともドラ
ムに沿い(X軸線)およびドラムのまわり(Y軸線)で
ある)の間の相対分離を測定することができる。この情
報により、印刷機のコントローラは、印刷ヘッド上の第
1ノズルユニットすなわち基準ユニットにより塗布され
たドットが走査されたラスターにおける適切な位置にあ
り、ヘッドの他のノズルユニットにより形成された対応
ドットがこの基準インクドットと整合するように、イン
クジェットのタイミングを制御することができる。
【0015】また、校正装置はジェット位置の測定に悪
影響することがあるセンサへのインクの付着を防ぐ手段
と、校正中、印刷ヘッドから出てくるインクをこの校正
工程または印刷機による次の印刷を妨げないように閉じ
込め収集するための手段とを有している。好ましくは、
校正装置はセンサとして導電性ニードルを用い、校正結
果を最適にする方法でジェット位置測定を行うために後
述の特別なルーチンすなわちプログラムを実施する。
【0016】また、印刷機自身には、インク液滴の速度
およびインクジェットノズルユニットの自動的差し向け
を監視することにより校正を容易にする改良印刷ヘッド
が設けられている。また、この印刷機はノズルユニット
の容易な据え付け及び交換、および全体としての比較的
低い製造/組み立てコストを含む付随的な利点をもたら
す。
【0017】
【実施例】図1および図2を参照すると、全体として1
0で示すインクジェット印刷機はドラム12を有してお
り、このドラム12は軸線Aを中心に図1に矢印で示す
方向に回転することができるように印刷機の主フレーム
13(図2)により回転可能に支持されている。ドラム
12には、図示の例では紙シートSである記録媒体が巻
かれている。
【0018】また、印刷機10は全体として14で示す
キャリッジを有しており、このキャリジ14は印刷ヘッ
ド18を支持するブロック16を備えている。このブロ
ック16は親ねじ20を受入れるための横ねじ通路16
aと、1つまたはそれ以上のガイドロッド22を受入れ
るための滑らかな横壁通路16bとを有しており、これ
らの通路はドラムの軸線Aと平行に配向されてドラムの
両端部を越えて延びている。印刷ヘッド18は共通の基
板18eに取付けられた4つの部分18aを有してお
り、共通の基板18eは留め具23によりブロック16
の頂部に固着されている。
【0019】印刷機10の作動中、ドラム12は適当な
作動手段(図示せず)により図1の矢印の方向に回転さ
れ、親ねじ20は可逆段モータ(図示せず)により回転
されるので、キャリッジ14を印刷機10においてドラ
ムの左側であるホーム位置及びドラムの反対端を越えた
位置までドラムに沿って前後に移動することができる。
機フレームに取付けられたホームセンサ24が印刷ヘッ
ドがそのホーム位置P H にあるときを検出する。
【0020】ドラムおよびキャリッジが上記のように移
動している間、印刷ヘッド部分18a〜18dがインク
滴Dのジェットすなわち流れをドラム12上のシートS
に放出し、これらのジェットがシートSの表面上をラス
ターフォーマットの1線ごとに走査するように印刷ヘッ
ド部分18a〜18dを作動することができる。ドラム
印刷機では、一般に、ラスターの線はドラムに沿ってい
ても、ドラムのまわりにあってもよい。図示の印刷機1
0は図1の周方向の線Lで示すように後者の種類のラス
ターを掃引する。かくして、走査の適切な時期に印刷ヘ
ッド部分18a〜18dを作動することにより、印刷機
10はドットで構成される文字または全ドット像をドラ
ム12上のシートSに印刷することができる。通常、印
刷は、図1にMで示す左側縁部とドラム12の反対端の
右側縁部(図示せず)との間の像領域すなわち印刷領域
に行われるように制御される。
【0021】この種類の印刷機では通例であるように、
部分18a〜18dからのインクジェットは3種の減色
法の原色、すなわち、シアン、マゼンタおよび黄色なら
びに黒よりなる。かくして、印刷ヘッド部分を選択的に
作動することにより、有色インクを互いに重ねて全色ド
ット像を紙シートSに刷り込むことができる。先に述べ
たように、本発明はドロップ・オン・ディマンド式印刷
および連続ジェット印刷に適用できるが、ここに詳細に
示す印刷機10は後者の種類のものである。このような
印刷機の作動は周知であり、例えば、米国特許第4,639,
736 号(本願の譲受人の所有)に述べられている。印刷
ヘッド部分18a〜18dは実質的に同一であり、上記
特許に記載の対応ユニットと幾分同じ方法で作動する。
従って、本発明に適合する部分18a〜18dの特定の
特徴のみをさらに説明する。
【0022】印刷ヘッド部分18a〜18dは上記のよ
うに、すべて実質的に同一であるので、図3乃至図5を
参照して、ジェット部分18aのみを詳細に説明する。
ジェット部分18aは印刷ヘッド基板18eの上面に形
成されたインク受け穴28に位置する細長い取付けブロ
ック26を備えている。このブロック26は基板18e
の上に位置するドラム12に面したその前面にフランジ
26aを有している。このフランジ26aはねじ留め具
32により基板に固着されている。ブロック26の反対
端すなわち後端セグメント26bは上方に傾斜した下面
と、基板18eから上方に突出したビスまたはピン36
を受け入れるための垂直通路34とを有している。この
ブロックセグメント26bは基板18eとブロックセグ
メント26bとの間でピン36の周囲に係合されたコイ
ルばね38により上方に付勢されている。ピン36の上
端部のまわりに延びるカラー36aがブロックセグメン
ト26aの上方運動を制限している。
【0023】ブロックセグメント26aは基板18eか
ら上方に突出したねじ留め具44を受け入れるための第
2通路42を通路34の背後に有している。ねじ留め具
44には、つまみホイール46がブロックセグメント2
6bの頂部に係合するように螺合されている。かくし
て、つまみホイール46を留め具44上で更に回すこと
により、ブロックセグメント26bをばね28の付勢に
抗して下方に押圧し、それによりブロックをブロック前
進フランジ26aの横方向の弾性活動ヒンジ48を中心
に揺動させることができる。
【0024】更に図3乃至図5を参照すると、図5で最
も良くわかるように、上方ブロック26は強磁性材料製
の細長いノズル割出し板52である。板52にピン止め
されたシャフト54がブロック26の垂直通路56を通
って下方に延びており、このシャフト54は板52がブ
ロック26上を限られた範囲まで回動自在であるように
上下の軸受けユニット58によりブロックに回転可能で
取付けられている。
【0025】シャフト54の回転、従って、割出し板5
2の回転は軸受けユニット58間でシャフト54に取付
けられたシャフトキャリッジ62により達成される。図
3で最も良くわかるように、キャリッジ62はシャフト
54からほとんど直径方向に延びる一対のアーム62
a、62bを有している。図3及び図4に示すように、
キャリッジアーム62aには、ブロック26の前端部か
ら延びる長さ方向通路66に位置決めされた圧縮ばね6
4の一端が係合される。圧縮ばね64は通路66の前端
セグメントにねじ込まれた押えねじ68により圧縮され
ている。かくして、ばね64はシャフト54および板5
2を図3で見て時計方向に回転させる傾向がある。
【0026】他方のキャリッジアーム62bには、ブロ
ックの反対側でブロック26の長さ方向通路72に摺動
可能に位置決めされたロッド状圧電(PZT)アクチュ
エータ70の一端が係合される。このアクチュエータ7
0は通路72の前端セグメントにねじ込まれた押えねじ
74により通路内に適所で保持されている。アクチュエ
ータ70の両面には、電極70aが存在している。電気
リード76(図5)を通して電圧VP を電極に印加する
と、アクチュエータ70は印加電圧に応じた変動程度ま
で伸びる。図示の印刷機では、この電圧は0ボルトと1
00ボルトとの間で変化し得る。アクチュエータ70の
かかる伸びにより、シャフト54および板52はばね6
4の付勢に抗して図3で見て反時計方向で回転する。か
くして、異なる電圧をアクチュエータ70に印加するこ
とにより、板52の揺れを全く正確に調整することがで
きる。
【0027】図3および図4を参照すると、各印刷ヘッ
ド部分18a〜18dはまたノズルユニット80を有し
ている。図3では、ユニット80は部分18b、18
c、18d上に示されており、部分18a上のノズルユ
ニット80は省かれている。ノズルユニット80は割出
し板52に着座するように配置されている。ノズルユニ
ット80はその下側でその前端部および後端部に隣接し
て設けられた位置決めピン84により板に対して位置決
めされている。これらのピンは夫々、割出し板52の前
端部近くの穴86および割出し板52の後端部のスロッ
ト86aに受け入れられている。先に述べたように強磁
性材料製である板52には、ノズルユニット80の下側
に取付けされた磁気板87が吸着されている。かくし
て、ユニット80は板52に適所に磁気的にしっかり保
持されている。それでも、ノズルユニットを修理したり
交換したりしたいときには、このノズルユニットを素早
く且つ容易に取り外すことができる。
【0028】ノズルユニット80が割出し板52に着座
されているとき、ユニット80への必要とされる電気/
流体接続のすべてが直接または基板18eおよび/また
はブロック26を介して行われ、それによりノズルユニ
ットは上記特許に述べられているように液滴Dのジェッ
トすなわち流れをロール12上の紙シートSに差し向け
ることができることはわかるであろう。
【0029】ノズルユニット80の内部構造は本発明の
一部ではない。従って、インク液滴Dの流れすなわちジ
ェットを荷電トンネル85(図4)と、かつユニット8
0の前方で基板18eに取付けられた偏向ユニット89
とを通して噴出する図4に示すキャピラリ88をユニッ
ト80が有することを述べれば充分である。選択された
インク液滴は荷電トンネル85に装入され、ついで偏向
ユニット89を通る際にナイフ刃すなわちガターに偏向
される。偏向されない液滴Dはドラム12上のシートs
上に進む。しかしながら、偏向されない液滴Dがそれで
も小さい電荷を支持しており、従ってジェット中の次々
の液滴が互いを弾き、ジェットすなわち流れの中で間隔
へだてられたままであることは理解すべきである。簡単
に後述するように、校正手順中、この残留電荷を使用す
る。偏向ユニット89の作動は上記特許に詳細に述べら
れている。
【0030】図1および図2を参照すると、印刷機10
はまた、ドラム12の左側に位置決めされた全体として
90で示す校正装置を有している。この校正装置は機フ
レーム13(図2)に取付けられた基板92を有してお
り、この基板92は非導電性材料製の細長い目標ブロッ
ク94を支持している。ドラム12から遠い方のブロッ
ク94の端部には、垂下脚部96がブロック94と一体
に形成されており、この垂下脚部96はスペーサブロッ
ク98により板92に取付けられている。脚部96は、
ブロック94が板92の上方で片持ちばり式に支持され
るように、活動ヒンジ102によってブロック94に連
結されている。印刷ヘッド18に面した方のブロック9
4の面には、大きい開口部104が形成されている。こ
の開口部104はブロックの中へかなりの距離延びてお
り、開口部の長さは好ましくは印刷ヘッド18の幅を越
える。
【0031】板92の下側には、段モータ106がブロ
ック94の自由端の下に設けられており、この段モータ
106は板92の開口部108を通って上方に突出して
いる。図2で最も良くわかるように、段モータ電気子
(図示せず)が割りスリーブ110に受け入れられてお
り、このスリーブ110はその反対端から突出した一体
の共通線状親ねじ112を有している。この親ねじ11
2はブロック94の自由端部分を通って上方に延びる通
路114にねじ込まれている。かくして、段モータ10
6を一方向または他方向に回転させると、ブロック94
の自由端部はその活動ヒンジ102を中心に揺動する。
後でわかるように、ブロックはその運動が本質的に線状
であるように非常に小さい角度、揺動する。図1に示す
ように、ブロックの自由端部を付勢して親ねじ112と
ブロック94との間の遊びを無くすために、板92とブ
ロック94との間にばね116を縮設するのがよい。
【0032】更に図1及び図2を参照すると、ブロック
94の開口部104の底壁部には、傾斜通路122がブ
ロックの自由端部に隣接して設けられている。この通路
122には、管状のニードル囲い体124が圧入されて
いる。この囲い体124内には、導電性ニードルセンサ
126が同軸に位置決めされており、このセンサ126
は囲い体124の下端部にねじ込まれたつまみねじ12
8の端部から突出している。
【0033】ニードルセンサ126は親ねじ112の軸
線に対して傾斜されており、校正装置90は、上記のよ
うに段モータ106により目標ブロック94の自由端部
を移動させると、ニードルセンサ126のテーパ先端部
126aが図2でわかるようにドラム12の仮想の左方
延長部の接線に沿って移動するように、ドラム12の軸
線のまわりに配向されている。ニードルセンサ126か
ら左側の像縁部すなわち印刷縁部Mまでの距離は工場で
機械的に校正され、印刷機ファームウェアにおける既知
の定数である。好ましくは、ニードル先端部126aは
各インクジェットとドラム12上のシートSとの交差箇
所に対応する位置にある。ニードルセンサ126をホー
ム位置NH からわずかな距離にわたって移動させるよう
に段モータ106を制御することができる。ブラケット
132により目標ブロック94の自由端部に隣接して基
板92に取付けられた光センサ130がホーム位置NH
を固定するためにブロックの端部の『フラッグ』を検知
する。
【0034】印刷中でないとき、キャリッジ14および
その上の印刷ヘッド18は、印刷ヘッド部分18aのノ
ズルユニット80におけるキャピラリ88(図4)の出
口オリフィスが目標ブロック94の開口部104のマウ
スのところの図1の位置PHに直接対向しているホーム
位置PH まで親ねじ20およびガイドロッド22に沿っ
てドラム12を越えて左方に移動できる。図示のよう
に、印刷ヘッドがそのホーム位置にあるとき、ノズルユ
ニット80のすべてが開口部104に対向して位置決め
されている。開口部124の上壁部には、液滴Dの電荷
と反対の電荷を支持する板電極132が設けられてお
り、試験のために印刷ヘッド部分18a〜18dを始動
すると、これらの部分からのインクジェットは電極13
2まで進むようになっている。
【0035】図1に示すように、通路104の底壁部は
管136に連結されたドレイン134まで下方且つ後方
に傾斜しており、管136は開口部104に存在するい
ずれのインクおよびミストをも吸い去る真空源(図示せ
ず)に通じている。後述のように校正結果を損なうニー
ドルへのインクの付着を防ぐために、ニードル囲い体1
24にも真空が引かれる。このために、導管138(図
1)が囲い体124の内部からブロック94の自由端部
のところの管142まで通じている。管142は上記真
空源にも連結されている。
【0036】上記のように、各印刷ヘッド18a〜18
dのための校正手順は、この部分用のノズルユニット8
0から出るインクジェットがニードル先端部126aに
当たり、すなわち、交差し、好ましくは、図2に示すよ
うにドラムの軸線Aの延長部に直接向けられるように、
このノズルユニット80をニードルセンサ126に直接
対向して位置決めして行われる。
【0037】ジェットについて行われた校正手順がこれ
らのジェットによりシートSに形成された実際のインク
ドットにも全く当てはまることを述べるのは重要であ
る。これは、上記のように、センサ先端部126aの位
置が各ジェットとシートSとの交差箇所に相当するから
である。すなわち、シートSのいずれの箇所が印刷され
ていても、印刷ヘッド18およびドラムの軸線Aと同じ
関係を持つ。
【0038】印刷ヘッド部分18a〜18dがセンサ1
26に対向して位置決めされ、ユニット80から射出さ
れた荷電インク液滴Dがセンサ126に当たると、セン
サに電流信号を生じる。ニードルの下端部は、その信号
を増幅して域値検出器174に出力する増幅器172に
連結されている。信号が所定の最小値より大きいと、こ
の信号はA/Dコンバータ176によりデジタル化さ
れ、プロセッサ/コントローラユニット180に出力さ
れる。
【0039】プロセッサ/コントローラユニット180
は、校正装置90および印刷機の他の部分がこの一般型
のインクジェット印刷機により通常行われる機能を果た
すことができるように、校正装置90の作動ならびに印
刷機の他の部分の作動を制御する。かくして、校正手順
中、プロセッサ/コントローラユニット180はホーム
センサ24、130からの信号を入力し、制御信号を出
力して校正装置90の段モータ106を駆動し、且つ印
刷ヘッドキャリッジ14を移動させる段モータ(図示せ
ず)を駆動する。また、プロセッサ/コントローラユニ
ット180はノズルユニット80を印刷ヘッド部分18
a〜18dに向ける圧電(PZT)アクチュエータ70
に制御電圧を出力する。操作者は適当な制御パネルまた
はキーパッド182によりユニット180に指令を入力
することができる。
【0040】本発明を組み入れた例示的な印刷機の関連
特性を以下に挙げる。 センサ126: 0.0635 cm (0.025インチ) 990 ミクロステップ センサ先端部126aの最大偏心率: +/- 0.127 cm (0.05インチ) 198 ミクロステップ 各段モータ106の段: 0.000178 cm (0.000070 インチ) センサ126の垂直調整範囲: 0.0762 cm (0.030インチ) ノズル80(キャピラリ88)の公称間隔: 1.27 cm (0.50インチ) アクチュエータ70の全範囲(0 〜100 V): 0.018 cm (0.0071 インチ) アクチュエータ70の全範囲誤差(+/-10 %): +/-0.0018 cm (0.00071インチ) アクチュエータ70の最小の増量(全範囲/256): 0.000706 cm (0.0000278 インチ) 印刷ヘッドがホーム位置PH にあるときの第1ノズルユニット80(印刷ヘッド 部分18a)とニードルセンサ126との間の距離: 2.634 cm (1.037インチ) 親ねじモータの1回転あたりの四分の一段数:200 ドラムの1回転あたりのエンコーダパルス数:1386 親ねじモータの1回転あたりの印刷ヘッドのcm(インチ):0.635 (0.25)
【0041】
【表1】
【0042】校正手順の予備処理として、あるいは校正
手順の一部として、印刷機は印刷ヘッド18からの各イ
ンクジェットの液滴Dの速度を測定する。この速度はキ
ャピラリ88の直径および他の要因に応じて、例えば35
m/sec. から 50 m/sec.まで変化できる。液滴Dが形成
し、電荷および紙シートSを受ける箇所からの距離は略
13 mm である。従って、荷電信号の遷移と紙接触との間
の時間差は26ミリ秒と370 ミリ秒との間で変化すること
ができ、あるいはいずれの2つのジェット間の時間差は
90ミリ秒である。相隣なる絵素間またはシートS に印刷
されたドット間の時間差は最も高い解像度およびドラム
12の速度で13ミリ秒程である。従って、ジェット間の
速度差は紙の運動方向における7つ程のドットの滴下の
ずれを引き起こす。異なる遅延を補償するために、各ジ
ェットの液滴速度を測定し、1つのジェットを基準とし
て使用し、他のジェットに対するデータ信号の時間を進
めたり遅らしたりして滴下のずれを補正する。
【0043】滴下の変化における遷移とこの遷移がセン
サ126で検知される時点との時間差を測定することに
よってジェット液滴Dの速度を測定する。換言すると、
プロセッサ/コントローラユニット180はタイミング
信号を出力し、荷電トンネル85を制御して、トンネル
が次々の液滴Dに所定の異なる電荷を付与してこれらの
液滴をフラッグ化するようにする。また、ユニット18
0はタイミング信号を数えるカウンタを有している。こ
のカウンタは遷移が起こったときに始動し、センサ12
6がフラッグ化液滴を検知したときに停止する。液滴が
荷電トンネル85とセンサ126(シートSと同じ距離
にある)との間を移動するのにかかる時間を例えばミリ
秒の10代の単位でカウンタから直接読み取ることがで
きる。この解像度はドラム12の最も高い速度で絵素ま
たはドットの1/130以内まで正確である。実際、最
も良い結果のためには、多数の速度測定を行い、統計方
法を使用して正確な結果を算出する。
【0044】図6、7、8(これらの図面は、校正手順
を示す一連のフローチャートである)を参照して説明す
ると、操作者はキーパッド182を使用して自動校正手
順を開始する。これによりプロセッサ/コントローラユ
ニット180はこの例では、図6、7、8に示す算法を
実施する。校正については、各ノズルユニット80によ
り生じたインクジェットがセンサの調整範囲にわたる或
る設定でニードルセンサ126を当たるものと想定され
る。
【0045】校正手順の開始時、プロセッサ/コントロ
ーラユニット180は(先ず基準部分を印刷するため
に)インクジェットを放出し、真空源用管136、14
2を作動するように右側印刷ヘッド部分18aを作動す
る。また、プロセッサ/コントローラユニット180は
印刷ヘッド18をそのホーム位置PH まで移動させ、次
いでジェットがセンサを横切る高さになるようにヘッド
を右側へ1.12 cm (0.44インチ) 進める。これがセンサ
の用意位置NO である。また、ユニット180はヘッド
部分80aのノズルユニット80が右側への最大の揺れ
を有するようにアクチュエータ70に対する電圧をVP
をゼロボルトに設定する。
【0046】次に、プロセッサ/コントローラユニット
180はインクジェットがセンサ126の左側縁部に接
触するまで印刷ヘッド18を右側へゆっくり進める。ユ
ニット180はかかる接触を示すA/Dコンバータ17
6からの信号を入力し、これを達成するには、たったわ
ずか2000ミクロステップを必要とするだけである。コン
トローラユニットは接触箇所でヘッド位置をPH からの
ミクロステップで記録する。この位置をPL + 1 として
示し、前工程でのヘッドの位置をPL として示す。ユニ
ット180はノズルユニット80からのインクジェット
がセンサ126の右側縁部との接触をちょうど絶つまで
印刷ヘッド18を右側へ進め続ける。ユニット180は
この位置をPH からのミクロステップで記録する。この
位置をP R + 1 と称し、前工程でのヘッドの位置をPR
と称する。次いで、プロセッサ/コントローラユニット
はヘッド18をPO まで戻し、ヘッドをPL とPR + 1
との間の距離の2分の1、すなわち、PL +(PR + 1
)/2 まで進める。これによりヘッド部分18aか
らのジェットをニードルセンサ126の略中心に位置決
めする。この位置に達するためのミクロステップの数を
記録する。
【0047】校正手順の次の段階はセンサ126の先端
部126aを判定することによりインクジェットの垂直
(Y軸線)位置を求めて記録する。これを達成するに
は、ユニット180は段モータ106を作動してインク
ジェットがもはやセンサに接触しなくなるまで1ステッ
プずつ移動させる。次いで、センサ先端部のテーパおよ
び偏心率を補償するために、コントローラは印刷ヘッド
18を0.013 cm (0.005インチ) だけ左側へ進める。ジ
ェットがセンサに接触すると、センサはジェットがもは
やセンサに触れなくなるまでさらに進められる。次い
で、ユニット180はヘッド18を 0.254 cm (0.01 イ
ンチ) 右側へ進める。A/Dコネクタ176からの信号
がジェットがセンサに接触したことを示すと、プロセッ
サ/コントローラユニットは図6、7、8の算法の工程
9に戻ることによりセンサの垂直調整を繰り返す。他
方、ジェットがセンサに接触しない場合、センサが明ら
かにジェットの下方にあることを示している。
【0048】次に、ユニット180はセンサを1ステッ
プ進め、印刷ヘッドを0.254 cm (0.01インチ) 右側へ、
次いで左側へ移動させる。ジェットがセンサの先端部1
26aに接触すると、ユニット180はセンサ先端部の
高さをセンサのホーム位置N H からのステップ数で記録
する。接触がないと、プロセッサ/コントローラユニッ
トはセンサを1ステップ進め、ヘッドを再び前後に進め
る。この工程はセンサ先端部126aとの接触がなされ
るまで続けられる。
【0049】この時点では、ジェットがセンサ先端部1
26aで遮られることを検知するとき、この検知はセン
サをノズルユニット80からのインクジェットすなわち
流れの中へ移動させるときに最も正確である。すなわ
ち、センサを反対方向へ、すなわち、インクの流れから
移動させると、表面効果がセンサ先端部の中へのジェッ
トの曲げを行い、それにより位置測定を悪化するものと
思われる。同理由で、ジェットを側部からセンサの中へ
移動させながら接触を検知することは接触損失を検知す
るより正確である。
【0050】これはまた、校正中に真空が引かれるセン
サ126のまわりに囲い体124を設けることが重要で
あるためである。これにより、センサの見掛け上の直径
または高さを変え、かくしてジェット位置の測定を狂わ
することがあるニードルセンサへのインクの付着を最小
する。次に、ユニット180は図6、7、8の工程14
で始めて、センサの側部に触れることによりヘッド部分
18aからのインクジェットの水平(X軸線)位置をセ
ンサ先端部126aの下方に一定距離に定める。かくし
て、電圧VP がまだゼロボルトである状態で、(すなわ
ち、最大の右側揺れで)、プロセッサ/コントローラユ
ニットはセンサを進める。このとき、ジェットはセンサ
に先端部126aの下方0.254cm (0.010インチ) のとこ
ろで当たる。次に、ユニット180はジェットがもはや
センサに接触しないことをA/Dコンバータ176から
の信号が示すまでヘッド18を右側へ進める。次いで、
ユニット180はジェットが再びセンサと接触するまで
ヘッド18を左側へ移動させる。上記のように、精度を
最大にするために、ジェットとセンサとの接触を絶つの
ではなく、その接触を行うことが検出される。次に、ヘ
ッドをセンサの右側縁部の1ミクロステップ以内まで右
側、次いで左側へ進められる。
【0051】この手順を続けると、ユニット180は工
程18でPZTアクチュエータ70に印加される電圧V
P を増大してジェットがセンサにちょうど触れるまでノ
ズルユニット80の吐出オリフィスを左方へ移動(すな
わち、反時計方向に回転)させる。ノズルをこの方向に
移動させるのにアクチュエータを使用するのは好ましく
は伸びたアクチュエータがばねより大きい回転力を加え
るからである。このとき、プロセッサ/コントローラユ
ニット180は印刷ヘッドの位置をホーム位置PH から
のミクロステップに換算して記録する。また、プロセッ
サ/コントローラユニット180は電圧の大きさを表す
データを記憶する。ジェットがセンサに接触しないと、
ユニット180は印刷ヘッドをXミクロステップ左に進
め、次いでX−1ミクロステップ右に進め、図6、7、
8の算法の工程18を繰り返す。
【0052】かくして、手順のこの時点で、ヘッド部分
18aからのインクジェットの垂直位置および水平位置
がセンサのホーム位置NH からのステップ数および印刷
ヘッドのホーム位置PH からのステップ数に換算して記
録される。また、電圧VP を表す数が記憶されて、これ
がD/Aコンバータ70に存在して印刷ヘッドユニット
18aのアクチュエータ70にその電圧を維持するよう
にする。
【0053】図9を参照して説明すると、ユニット18
0はまた、ヘッド部分18aのノズル80からのジェッ
トをラスターLの中心に整合させるヘッド部分18aの
ための正確な電圧VP を測定する。このために、ユニッ
ト180が印刷されている像について選択された解像度
に基づいてジェット間のラスター線Lの最も近い整数を
算出したものと思われる。
【0054】この最後の補正を行うには、ユニット18
0は電圧VP をゼロボルトに設定し直し、印刷ヘッド1
8をホーム位置PH に戻し、第1ヘッド部分18aから
のジェットがセンサ126の右側までの1ラスター線L
以内であるようにヘッドを進める。また、コントローラ
ユニットはセンサを0.0254 cm (0.010インチ)まで、す
なわち図6 、7、8の工程14の後のセンサ位置へ進め
る。ジェットがセンサに接触すると、プロセッサ/コン
トローラユニットは印刷ヘッドを1ラスター線Lだけ右
に進める。次いで、ユニット180はジェットがセンサ
に接触するまで電圧VP を増大し、この電圧を記録し且
つ維持する。ジェットがけっしてセンサに接触しない場
合、ユニット180はヘッド18をRラスター線だけ左
に進め、次いでR−1ラスター線だけ右に進め、記録さ
れたッラスター計数を補正し、図9の算法の工程3に戻
る。
【0055】ヘッド部分18aの校正が終了すると、プ
ロセッサ/コントローラユニット180は電圧VP をゼ
ロボルトに設定し直し、第2印刷ヘッド部分18bのノ
ズルをセンサから0.127 cm (0.05インチ) ± 0.102 cm
(0.04 インチ) 以内に位置決めする。すなわち、ユニッ
ト180は第1ノズル80とセンサとの間隔0.094 cm
(0.037インチ) をノズル80間の間隔0.127 cm (0.05イ
ンチ) に置き換え、図6、7、8の工程1でヘッドを1.
11 cm (0.437インチ) 進め、図6、7、8および図9の
算法を再び実施する。ノズルの間隔が図6、7、8の工
程1で同じである場合、残りのヘッド部分18c、18
dについて、同手順が繰り返される。
【0056】かくして、校正手順の終了時に、プロセッ
サ/コントローラユニット180はヘッドのホーム位置
から基準印刷ヘッド部分からのジェットとセンサ126
との交差までの絶対距離を(ヘッドステップ数で)記憶
した。先に述べたように、センサと左側像縁部Mとの軸
方向距離が固定され、コントローラ180に記憶されて
いるので、プロセッサ/コントローラユニットは簡単な
加算により調整された印刷ヘッド部分18aについての
ホーム位置PH と縁部Mとの間の距離を定めて記憶する
ことができる。また、先に述べたように、ユニット18
0は印刷ヘッドのホーム位置PH と他の3つの印刷ヘッ
ド部分18b〜18dの各々からのジェットとセンサと
の交差箇所までの絶対距離を定め、記憶してある。ま
た、ユニット180はニードルのホーム位置NH に対す
るこれらのジェット各々の高さを定め、記憶してある。
その結果、簡単な減算により、プロセッサ/コントロー
ラユニット180はX軸線及びY軸線の両方向における
ジェットと基準部分18aからのジェットとの間の相対
分離を算出し、記憶することができる。また、ユニット
180は印刷ヘッド部分18a〜18d各々からのジェ
ットを印刷機10により走査されたラスターにおける線
の中心に向けるのに必要とされるアクチュエータ70の
電圧を定め、記憶してある。これらの電圧は次の校正ま
で、あるいは印刷される像の解像度(すなわち、ラスタ
ー線の計数)が変化されるまで、維持される。
【0057】かくして、印刷中、プロセッサ/コントロ
ーラユニット180は、印刷されているなら、印刷サイ
クルにおける任意の時点で各印刷ヘッド部分18a〜1
8dからのインクドットがシートS上にとる正確な位置
を知る。従って、プロセッサ/コントローラユニット1
80は、シートS上の任意の所定のドット位置で、基準
として使用された部分18aにより印刷されたドットと
整合する異なる色ドットを部分18b〜18dが印刷す
るように、これらの部分の作動のタイミングを合わせる
ことができる。
【0058】この好例の装置におけるニードルホームセ
ンサ130は工場で機械的に据えつけられる。かくし
て、先の説明から明らかになる目的のうち、上記の目的
が効率的に達成され、上記方法および上記構成におい
て、本発明の範囲を逸脱することなしに或る変形例を行
うことができるので、上記説明に含まれ、添付図面に示
すすべてのことは例示として解釈すべきであり、限定す
るためのものではないことはわかるであろう。
【0059】また、特許請求の範囲は上記の本発明の一
般および特定の特徴のすべてに及ぶことは理解すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による校正装置を組み入れたインクジェ
ット印刷機を示す部分切取り等角投影図である。
【図2】図1の印刷機の校正装置を詳細に示す部分立面
断面図である。
【図3】図1の印刷機の印刷ヘッドの平面図である。
【図4】図3の印刷ヘッドの部分分解、部分切取り右側
面図である。
【図5】図3の印刷ヘッドの一部の部分切取り左側面図
である。
【図6】校正手順を示すフローチャートである。
【図7】校正手順を示すフローチャートである。
【図8】校正手順を示すフローチャートである。
【図9】校正手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 インクジェット印刷機 12 ドラム 14 キャリッジ 18 印刷ヘッド 18a、18b、18c、18d ヘッド部分 24、 130 ホームセンサ 26 ブロック 52 ノズル割出し板 54 シャフト 62 シャフトキャリッジ 62a、62b アーム 64 圧縮ばね 70 圧電アクチュエータ 80 ノズルユニット 85 荷電トンネル 88 キャピラリ 89 偏向ユニット 90 校正装置 106 段モータ 126 ニードルセンサ 126a センサ先端部 180 プロセッサ/コントローラユニット S シート D ジェット液滴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テッド エス ガイズルマン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 グ ローヴランド ワシントン ストリート 147 (72)発明者 アレン ハーパー ジョーンズ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ア ーリントン ワン リーハイ ストリート (番地なし)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線および支持面を有する記録媒体支持
    体と、インクジェットを放出し、ヘッドホーム位置と上
    記支持面の一端を越えた位置との間で上記支持面に沿っ
    て軸方向に上記軸線と平行に移動できる印刷ヘッドとを
    有する種類のインクジェット印刷機用の校正装置におい
    て、 印刷ヘッドが上記ヘッドホーム位置に存在することを検
    出し、この検出に応答してヘッドホーム信号を出力する
    ヘッドホーム検出手段と、 支持面の上記一端を越えて上記軸方向における所定距離
    に位置決めされ、上記記録媒体支持体に対する所定箇所
    におけるセンサホーム位置と、センサが上記インクジェ
    ットと交差する位置との間で上記軸線と直角に移動でき
    るインクジェットセンサとを備え、該センサはこれが上
    記インクジェットと交差すると、センサ信号を出力し、 センサがそのホーム位置の存在することを検出し、この
    検出に応答してセンサホーム信号を出力する手段と、 センサが上記インクジェットと交差するように印刷ヘッ
    ドおよびセンサをそれらのホーム位置から移動させる第
    1および第2移動手段と、 ヘッドホーム信号およびセンサホーム信号に応答し、ヘ
    ッドホーム位置およびセンサホーム位置からインクジェ
    ットとセンサとの交差箇所までの距離を定めて記憶する
    コントローラとを備えたことを特徴とする校正装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドホーム位置が支持面の上記一端を
    越えていることを特徴とする請求項1に記載の校正装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷ヘッドが校正装置に対向していると
    き、上記インクジェットよりなるインクを収集する手段
    をセンサに隣接して備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の校正装置。
  4. 【請求項4】 第1移動装置は印刷ヘッドをステップで
    移動させ、コントローラはホーム位置からのヘッドの距
    離を上記ヘッドホーム位置からのステップの整数として
    記憶し、 更に、印刷ヘッドに設けられ、ジェット差し向け信号に
    応答し、インクジェットをホーム位置と、該ホーム位置
    から間隔をへだてられた第2位置との間で上記軸方向に
    沿って差し向けるための手段と、ヘッドを進めてセンサ
    が再びインクジェットに交差するまでインクジェットを
    上記交差箇所のヘッドの1ステップ以内に位置決めする
    とき、インクジェット差し向け信号を出力する手段と、
    インクジェットにより上記軸方向に沿って移動された距
    離を表すデータを記憶する手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の校正装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体支持体は回転ドラムであり、支
    持面はドラムの円筒形表面であり、上記軸線はドラムの
    軸線であることを特徴とする請求項1に記載の校正装
    置。
  6. 【請求項6】 インクジェットセンサは導電性ニードル
    の先端部よりなることを特徴とする請求項5に記載の校
    正装置。
  7. 【請求項7】 上記ニードルのまわりの空間に真空を引
    くための手段を更に備えていることを特徴とする請求項
    6に記載の校正装置。
  8. 【請求項8】 真空引き手段は上記ニードルを取り囲む
    管状囲い体と、該囲い体の内部を真空源に連結する手段
    とよりなることを特徴とする請求項7に記載の校正装
    置。
  9. 【請求項9】 センサは、印刷ヘッドが校正装置に対向
    しているとき、上記インクジェットよりなるインクを収
    集するためのインク受け部をセンサに隣接して構成する
    可動のブロックに設けられていることを特徴とする請求
    項7に記載の校正装置。
  10. 【請求項10】 上記ブロックは上記センサと共に上記
    鉛直方向に移動できることを特徴とする請求項7に記載
    の校正装置。
  11. 【請求項11】 円筒形表面を有し、軸線を中心に回転
    する回転ドラムと、ヘッドホーム位置とドラムの一端を
    越えた位置との間でドラムに沿って軸方向に上記軸線と
    平行に移動できる印刷ヘッドとを有し、上記ヘッドはイ
    ンク液滴よりなるインクジェットを上記ドラム表面に向
    けて射出する種類のインクジェット印刷機用の校正装置
    において、 ドラムの上記一端を越えて上記軸方向における所定距離
    のところに軸線をドラムの軸線と直角にして位置決めさ
    れたニードル状インクジェットセンサを備え、上記セン
    サはドラムに対する所定箇所のセンサホーム位置と、セ
    ンサがインクジェットに当たる位置との間でその軸線の
    方向に移動でき、上記センサは、これがインクジェット
    に当たると、センサ信号を出力し、 印刷ヘッドおよびセンサがそれらのホーム位置に存在す
    ることを検出し、この検出に応答してヘッドホーム信号
    およびセンサホーム信号を出力するための第1および第
    2検出器と、 印刷ヘッドおよびセンサを夫々、それらのホーム位置か
    らセンサがインクジェットに当たる位置まで移動させる
    ための第1および第2手段と、 センサ信号と、ヘッドホーム信号およびセンサホーム信
    号とに応答し、ヘッドホーム位置からインクジェットと
    センサとの当接箇所までの軸方向における距離、および
    センサホーム位置からインクジェット先端部との当接箇
    所までのセンサ軸線の方向における距離を定めて記憶す
    るためのコントローラとを備えたことを特徴とする校正
    装置。
  12. 【請求項12】 センサが導電性であり、 更に、センサがインクジェットに当たると、センサ信号
    をセンサで開始されるように、インクジェットよりなる
    インク液滴を荷電するための手段と、上記センサ信号を
    検出するための手段とを備えていることを特徴とする請
    求項11に記載の校正装置。
  13. 【請求項13】 インクジェットからのインクがセンサ
    に付着するのを防ぐための手段を更に備えていることを
    特徴とする請求項12に記載の校正装置。
  14. 【請求項14】 上記防止手段はセンサを包囲する管状
    の同軸の囲い体と、 囲い体の内部を真空源に連結するための手段とよりなる
    ことを特徴とする請求項13に記載の校正装置。
  15. 【請求項15】 印刷ヘッドが校正装置と対向している
    とき、インクジェットよりなるインクを収集するための
    センサに隣接した手段と、 収集されたインクをインク収集手段から取り出すための
    手段とを更に備えている特徴とする請求項14に記載の
    校正装置。
  16. 【請求項16】 印刷ヘッド/センサ移動手段は印刷ヘ
    ッドおよびセンサをステップで移動させ、 距離測定手段は上記当接箇所までの上記距離を夫々、ヘ
    ッドホーム位置およびセンサホーム位置からのステップ
    の数に換算して測定することを特徴とする請求項11に
    記載の校正装置。
  17. 【請求項17】 印刷ヘッドは基部と、 上記インクジェットを射出するためのノズルと、 ジェットを上記軸方向に差し向けることができるように
    ノズルを基部に回動可能に連結するための手段と、 インクがセンサに交差しないまで、インクがセンサに当
    たる1ヘッドステップ以内にあるとき、ノズルを基部に
    対して制御可能に回動させるための手段とを有している
    ことを特徴とする請求項11に記載の校正装置。
  18. 【請求項18】 回動手段は、上記基部と上記連結手段
    との間で作用し、トルクを連結手段に及ぼすために差し
    向け信号に応答するアクチュエータと、 インクジェットがセンサに当たるまでアクチュエータが
    ノズルを回動させるように、所定の大きさの差し向け信
    号をアクチュエータに出力するための手段とよりなるこ
    とを特徴とする請求項17に記載の校正装置。
  19. 【請求項19】 印刷ヘッドは基部と、 上記インクジェットを射出するためのノズルと、 ジェットを上記軸方向に差し向けることができるように
    ノズルを基部に回動可能に連結するための手段と、 差し向け信号に応答し、ノズルを基部に対して回動させ
    るための手段と、 差し向け信号を出力するための手段とを備えていること
    を特徴とする請求項17に記載の校正装置。
  20. 【請求項20】 軸線および支持面を有する記録媒体支
    持体と、インクジェットを放出し、ヘッドホーム位置と
    上記支持面の一端を越えた位置との間で上記支持面に沿
    って軸方向に上記軸線と平行に移動できる印刷ヘッドと
    を有する種類のインクジェット印刷機を校正する方法に
    おいて、 印刷ヘッドが上記ヘッドホーム位置に存在することを検
    出し、この検出に応答してヘッドホーム信号を出力し、 上記記録媒体支持体に対する所定箇所のセンサホーム位
    置と、上記インクジェットと交差する位置との間で上記
    軸線と直角に移動できるようにインクジェットセンサを
    支持面に上記一端を越えて所定の軸方向距離のところに
    設け、上記センサはこれが上記インクジェットに当たる
    と、センサ信号を出力し、 印刷ヘッドおよびセンサがそれらのホーム位置に存在す
    ることを検出し、この検出に応答してヘッドホーム信号
    およびセンサホーム信号を出力し、 センサが上記インクジェットに当たるように印刷ヘッド
    およびセンサをそれらのホーム位置から移動させ、 ヘッドホーム信号およびセンサホーム信号からヘッドお
    よびセンサのホーム位置からインクジェットとセンサと
    の当接箇所までの距離を測定することを特徴とする校正
    方法。
  21. 【請求項21】 測定された距離を処理して印刷ヘッド
    用の制御信号を出力する工程と、 制御信号を印刷ヘッドに出力して記録媒体へのインクジ
    ェットの軌道を制御する工程とを更に有することを特徴
    とする請求項20に記載の校正方法。
  22. 【請求項22】 上記距離はインクジェットおよびセン
    サを移動させて当接箇所で互いに接触させることにより
    測定されることを特徴とする請求項20に記載の校正方
    法。
  23. 【請求項23】 回転軸線および印刷媒体を支持するた
    めの円筒形支持面を有する回転ドラムと、インクジェッ
    トを放出するための複数のジェット噴射器を有し、ヘッ
    ドホーム位置とドラムの一端を越えた位置との間で上記
    支持面に沿って軸方向に上記軸線と平行に移動できる印
    刷ヘッドとを備えた種類のインクジェット印刷機用の校
    正装置において、 印刷ヘッドが上記ヘッドホーム位置に存在することを検
    出し、この検出に応答してヘッドホーム信号を出力する
    ためのヘッドホーム検出器と、 先端部を有する導電性ニードルとを備え、上記ニードル
    はドラムの上記一端を越えて位置決めされ、上記ドラム
    に対して所定箇所のニードルホーム位置と、ニードルが
    上記ジェット噴射器からのインクジェットに当たること
    ができる位置との間で上記軸線と直角に移動でき、上記
    ニードルはこれが上記インクジェットに当たらないとき
    には電流信号を導通するようになっており、 ニードルがその上記ホーム位置に存在することを検出
    し、この検出に応答してニードルホーム信号を出力する
    ための第1検出器と、 ニードルの先端部が上記インクジェットの各々に当たる
    ように印刷ヘッドおよびニードルを夫々、それらのホー
    ム位置から移動させるための第1および第2移動手段
    と、 上記電流信号と上記ヘッドホーム信号およびニードルホ
    ーム信号とに応答し、上記ヘッドホーム位置およびニー
    ドルホーム位置から上記ニードル先端部が上記インクジ
    ェットに当たる箇所までの距離を測定するためのコント
    ローラとを備え、上記コントローラは測定された距離を
    処理して上記ジェット噴射器のための制御信号を出力す
    るプロセッサヲ有しており、 上記インクジェットからのインクジェットがすべて印刷
    媒体上に整合するように制御信号を上記インクジェット
    に出力するための手段を備えたことを特徴とする校正装
    置。
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