JPH069262B2 - 超電導デバイス - Google Patents
超電導デバイスInfo
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- JPH069262B2 JPH069262B2 JP59196830A JP19683084A JPH069262B2 JP H069262 B2 JPH069262 B2 JP H069262B2 JP 59196830 A JP59196830 A JP 59196830A JP 19683084 A JP19683084 A JP 19683084A JP H069262 B2 JPH069262 B2 JP H069262B2
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/10—Junction-based devices
- H10N60/128—Junction-based devices having three or more electrodes, e.g. transistor-like structures
Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、極低温で動作する超電導デバイスに係り、特
に半導体中をトンネルする超電導及び常電導電子の数を
制御電極に印加する電圧によって制御する超電導スイッ
チングデバイスに関する。
に半導体中をトンネルする超電導及び常電導電子の数を
制御電極に印加する電圧によって制御する超電導スイッ
チングデバイスに関する。
半導体を使用し、デバイスの特性を制御するための電極
構造を有する超電導デバイスとしては、T.D.Clark
によって提案されたJOFET(J.Appl. Phys.
2736,51(1980))が知られている。JOFETにおい
ては、ゲート電極からクーパ対が供給されるために、電
流利得は1を超えることができないという問題がある。
そのため回路利得が小さい。同種のデバイスとしては特
開昭57−176781号公報に記載された超電導デバイスが開
示されている。このデバイスでは、超電導転移温度Tc
以下の温度で超電導となり得る半導体材料を使用する
が、この場合のTcは一般に液体He温度(4.2゜K)
と同程度かあるいはそれよりも低く、そのため回路を安
定に動作させるためには4.2゜K以下に冷却する必要が
あった。
構造を有する超電導デバイスとしては、T.D.Clark
によって提案されたJOFET(J.Appl. Phys.
2736,51(1980))が知られている。JOFETにおい
ては、ゲート電極からクーパ対が供給されるために、電
流利得は1を超えることができないという問題がある。
そのため回路利得が小さい。同種のデバイスとしては特
開昭57−176781号公報に記載された超電導デバイスが開
示されている。このデバイスでは、超電導転移温度Tc
以下の温度で超電導となり得る半導体材料を使用する
が、この場合のTcは一般に液体He温度(4.2゜K)
と同程度かあるいはそれよりも低く、そのため回路を安
定に動作させるためには4.2゜K以下に冷却する必要が
あった。
このように、従来の、制御電極を有する超電導デバイス
においては、回路利得及び回路安定動作の点から満足で
きるものは無かった。
においては、回路利得及び回路安定動作の点から満足で
きるものは無かった。
本発明の目的は、その特性が電圧によって制御でき、し
かも電流利得の大きな高速スイッチング素子を提供する
ことにある。
かも電流利得の大きな高速スイッチング素子を提供する
ことにある。
本発明はこの目的を達成するために、使用温度において
常に常電導状態を保つ常電導材料から成る半導体上に設
けた第1及び第2の超電導電極と、該第1及び第2の超
電導電極の間の上記半導体の上部もしくは下部に絶縁膜
を介して形成された常電導もしくは超電導の制御電極を
有し、第1又は第2の超電導電極の一方と上記制御電極
との間に印加された電圧によって、第1及び第2の超電
導電極の間の超電導弱結合状態を変化させることにより
動作することを特徴とする。すなわち、半導体(層もし
くは基板)上に形成された2つの超電導電極の距離l
を、該電極間に超電導トンネルによるジョセフソン電流
が流れる程度(0<l≦300nm)に接近させ、半導体を
超電導トンネルに対するトンネル障壁層として用い、ま
た半導体上に膜厚約10〜30nmの絶縁膜を介して設けた制
御電極に印加した電圧によって半導体中の空間電荷量を
変化させて、トンネル障壁の幅と高さとを変化させるこ
とによってデバイスを動作する点に特徴がある。従って
半導体はその超電導転移温度以下で使用する必要は無
い。また制御電極はクーパ対の供給には使用していない
ので、デバイスとしての利得を大きくすることができ
る。
常に常電導状態を保つ常電導材料から成る半導体上に設
けた第1及び第2の超電導電極と、該第1及び第2の超
電導電極の間の上記半導体の上部もしくは下部に絶縁膜
を介して形成された常電導もしくは超電導の制御電極を
有し、第1又は第2の超電導電極の一方と上記制御電極
との間に印加された電圧によって、第1及び第2の超電
導電極の間の超電導弱結合状態を変化させることにより
動作することを特徴とする。すなわち、半導体(層もし
くは基板)上に形成された2つの超電導電極の距離l
を、該電極間に超電導トンネルによるジョセフソン電流
が流れる程度(0<l≦300nm)に接近させ、半導体を
超電導トンネルに対するトンネル障壁層として用い、ま
た半導体上に膜厚約10〜30nmの絶縁膜を介して設けた制
御電極に印加した電圧によって半導体中の空間電荷量を
変化させて、トンネル障壁の幅と高さとを変化させるこ
とによってデバイスを動作する点に特徴がある。従って
半導体はその超電導転移温度以下で使用する必要は無
い。また制御電極はクーパ対の供給には使用していない
ので、デバイスとしての利得を大きくすることができ
る。
以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図に本発明の第1の実施例を示す。不純物濃度1015
cm-3以下のn形Siより成る基板1中に不純物Bを1018
〜1020cm-3導入して深さ1〜2μmのp形制御電極2を
形成した。基板1はこのように極低温において、半絶縁
性となるような材料を用いることが望ましい。次いで、
基板1の表面を酸化して厚さ約30nmのSiO2から成る
絶縁膜3を形成した。続いて、気相成長法あるいは分子
線成長法によって厚さ約100nmのSiより成る半導体層
4を形成した。半導体層4はアモルファス状態及び多結
晶状態のいずれの場合でも、本発明の目的を達すること
ができた。半導体層4にn形の不純物(Asあるいは
P)を5×1019〜1020cm-3の濃度に導入した。続いて線
幅約5μmの帯状の第1及び第2の超電導電極5、6を
基板1の同じ側に形成する。該超電導電極を構成する材
料はPb及びPbを主成分とした合金、Nb、Nb化合
物の中から選ばれることが、素子が液体ヘリウム中で動
作させ得るために望ましいが、これに限定されることは
ない。以上によって、本発明の超電導デバイスを作製す
ることができた。
cm-3以下のn形Siより成る基板1中に不純物Bを1018
〜1020cm-3導入して深さ1〜2μmのp形制御電極2を
形成した。基板1はこのように極低温において、半絶縁
性となるような材料を用いることが望ましい。次いで、
基板1の表面を酸化して厚さ約30nmのSiO2から成る
絶縁膜3を形成した。続いて、気相成長法あるいは分子
線成長法によって厚さ約100nmのSiより成る半導体層
4を形成した。半導体層4はアモルファス状態及び多結
晶状態のいずれの場合でも、本発明の目的を達すること
ができた。半導体層4にn形の不純物(Asあるいは
P)を5×1019〜1020cm-3の濃度に導入した。続いて線
幅約5μmの帯状の第1及び第2の超電導電極5、6を
基板1の同じ側に形成する。該超電導電極を構成する材
料はPb及びPbを主成分とした合金、Nb、Nb化合
物の中から選ばれることが、素子が液体ヘリウム中で動
作させ得るために望ましいが、これに限定されることは
ない。以上によって、本発明の超電導デバイスを作製す
ることができた。
このデバイスにおいては、超電導電極5と6の間は、超
電導電極材料の転移温度以下に冷却した場合、超電導弱
結合によって結ばれており、そのために2つの超電導電
極の間に流れる最大ジョセフソン電流Imは Im=4πΔ/2eRN により与えられる。ここにΔは超電導電極5、6のギャ
ップエネルギー、eは素電荷、RNは該超電導弱結合の
常電導トンネル抵抗である。なお、2つの超電導電極
5、6の間隔は超電導弱結合を形成するためには300nm
以下に選ばれ、両電極が空間的に分離されていることが
望ましい。
電導電極材料の転移温度以下に冷却した場合、超電導弱
結合によって結ばれており、そのために2つの超電導電
極の間に流れる最大ジョセフソン電流Imは Im=4πΔ/2eRN により与えられる。ここにΔは超電導電極5、6のギャ
ップエネルギー、eは素電荷、RNは該超電導弱結合の
常電導トンネル抵抗である。なお、2つの超電導電極
5、6の間隔は超電導弱結合を形成するためには300nm
以下に選ばれ、両電極が空間的に分離されていることが
望ましい。
制御電極2に、超電導電極5又は6に対して負の電圧を
印加した場合には、半導体層4と絶縁膜3との界面の半
導体層4側に正の電荷が誘起されて、この電荷のために
トンネル障壁としての状態が変化し、RNがより大きな
値に変化するために電極5、6の間に電圧を発生させる
ことなく流し得る最大ジョセフソン電流Imは減少す
る。
印加した場合には、半導体層4と絶縁膜3との界面の半
導体層4側に正の電荷が誘起されて、この電荷のために
トンネル障壁としての状態が変化し、RNがより大きな
値に変化するために電極5、6の間に電圧を発生させる
ことなく流し得る最大ジョセフソン電流Imは減少す
る。
第2図はこのような本発明による超電導デバイスの特性
を説明図で、この図のように負荷を設けると、制御電極
2の電圧Vcが0のときにはA点にあった動作点は、ゲ
ート電圧VG<0の信号の印加によってB点へスイッチ
する。この場合、制御電極2は半導体層4と絶縁膜3に
よって隔てられているので、このデバイスは電圧制御型
の動作をする。第1図に示した実施例は、p形半導体の
制御電極2とn形の半導体層4を用いたが、これらに替
えてn形半導体の制御電極2とp形の半導体層4を用い
ても良い。また半導体層4の材料としてはSiの他にG
e、GaAs、InAs、InP、InSb等を用いて
も良い。また絶縁膜3の材料としてはSiOあるいはS
i3N4の薄膜を使用しても同様の効果を得ることがで
きた。この場合Geにあってはキャリア濃度が6×1018
cm-3以上、GaAs、InPにあってはキャリア濃度は
1×1017cm-3以上、InAs、InSbにあっては1×
1016cm-3以上であることが、極低温においてデバイスが
動作するために望ましいが、ここに示した数値以下のキ
ャリア濃度であっても制御電極に印加する電圧を大きく
すれば、本発明の目的を達することができた。
を説明図で、この図のように負荷を設けると、制御電極
2の電圧Vcが0のときにはA点にあった動作点は、ゲ
ート電圧VG<0の信号の印加によってB点へスイッチ
する。この場合、制御電極2は半導体層4と絶縁膜3に
よって隔てられているので、このデバイスは電圧制御型
の動作をする。第1図に示した実施例は、p形半導体の
制御電極2とn形の半導体層4を用いたが、これらに替
えてn形半導体の制御電極2とp形の半導体層4を用い
ても良い。また半導体層4の材料としてはSiの他にG
e、GaAs、InAs、InP、InSb等を用いて
も良い。また絶縁膜3の材料としてはSiOあるいはS
i3N4の薄膜を使用しても同様の効果を得ることがで
きた。この場合Geにあってはキャリア濃度が6×1018
cm-3以上、GaAs、InPにあってはキャリア濃度は
1×1017cm-3以上、InAs、InSbにあっては1×
1016cm-3以上であることが、極低温においてデバイスが
動作するために望ましいが、ここに示した数値以下のキ
ャリア濃度であっても制御電極に印加する電圧を大きく
すれば、本発明の目的を達することができた。
なお、本実施例では、基板1にn形半導体、半導体層4
にn形の半導体材料を用いたが、基板1にp形半導体、
半導体層4にp形半導体をを用い制御電極2に正の電圧
を印加した場合にも同様の効果を得ることができた。
にn形の半導体材料を用いたが、基板1にp形半導体、
半導体層4にp形半導体をを用い制御電極2に正の電圧
を印加した場合にも同様の効果を得ることができた。
第1図に示した超電導デバイスの第1及び第2超電導電
極の間のバンド図を第5図、第6図、第7図、第8図に
示す。
極の間のバンド図を第5図、第6図、第7図、第8図に
示す。
各図において、7は第1の超電導電極の伝導帯、8は第
1の超電導電極の禁制帯、9は第1の超電導電極の充満
帯、10は第2の超電導電極の伝導帯、11は第2の超電導
電極の禁制帯、12は第2の超電導電極の充満帯である。
1の超電導電極の禁制帯、9は第1の超電導電極の充満
帯、10は第2の超電導電極の伝導帯、11は第2の超電導
電極の禁制帯、12は第2の超電導電極の充満帯である。
第5図は半導体に非縮退の材料を用いたとき、第6図は
半導体に縮退半導体を用いたときで、それぞれ第3の超
電導電極(制御電極)に電圧は印加されていない。第3
の電極電圧を印加した場合のバンド図は半導体が非縮退
の場合には第7図、縮退半導体の場合には第8図のよう
になり、前者では超電導臨界電流が増大し後者では超電
導臨界電流が減少してスイッチングが行われる。
半導体に縮退半導体を用いたときで、それぞれ第3の超
電導電極(制御電極)に電圧は印加されていない。第3
の電極電圧を印加した場合のバンド図は半導体が非縮退
の場合には第7図、縮退半導体の場合には第8図のよう
になり、前者では超電導臨界電流が増大し後者では超電
導臨界電流が減少してスイッチングが行われる。
第3図に、本発明の第2の実施例を示す。制御電極2は
超電導金属であるNbをArガスを用いたスパッタ法に
よって厚さ約200nmに製膜し、CF4ガスを用いた反応
性イオンエッチング法により加工した。次いでその表面
に常圧CVD法によって膜厚約50nmのアモルファスSi
O2膜を堆積して絶縁膜3とした。引き続きシランガス
のRF放電を用いてリンを1019cm-3以上に高濃度に含ん
だ厚さ約200nmのアモルファス・シリコン膜を形成し半
導体層4とした。最後に厚さ約300nmのNbから成る超
電導電極5、6をスパッタ法で形成し反応性スパッタ法
で加工した。この実施例では、超電導デバイスの構造そ
のものは第1の実施例と同じであるが、制御電極2に超
電導金属を用いている。また絶縁膜3には該超電導金属
の自己酸化膜を使用することが望ましいが、SiO2、
SiO、Si3N4等の薄膜を被着させて使用しても良
い。該超電導金属としてはNb、Nbの化合物、Taの
中の少なくとも1つから選ばれた材料を用い、絶縁膜3
の比誘電率を大きくすることが望ましいが、これに限定
されることはない。これによってこのデバイスの動作電
圧を低くし、消費電力を低減することができる。
超電導金属であるNbをArガスを用いたスパッタ法に
よって厚さ約200nmに製膜し、CF4ガスを用いた反応
性イオンエッチング法により加工した。次いでその表面
に常圧CVD法によって膜厚約50nmのアモルファスSi
O2膜を堆積して絶縁膜3とした。引き続きシランガス
のRF放電を用いてリンを1019cm-3以上に高濃度に含ん
だ厚さ約200nmのアモルファス・シリコン膜を形成し半
導体層4とした。最後に厚さ約300nmのNbから成る超
電導電極5、6をスパッタ法で形成し反応性スパッタ法
で加工した。この実施例では、超電導デバイスの構造そ
のものは第1の実施例と同じであるが、制御電極2に超
電導金属を用いている。また絶縁膜3には該超電導金属
の自己酸化膜を使用することが望ましいが、SiO2、
SiO、Si3N4等の薄膜を被着させて使用しても良
い。該超電導金属としてはNb、Nbの化合物、Taの
中の少なくとも1つから選ばれた材料を用い、絶縁膜3
の比誘電率を大きくすることが望ましいが、これに限定
されることはない。これによってこのデバイスの動作電
圧を低くし、消費電力を低減することができる。
第4図に、本発明の第3の実施例を示す。この実施例で
は、半導体層4にSi単結晶を用いている。このSi単
結晶は、p形又はn形であり不純物濃度は1×1019cm-3
以下であることが望ましい。
は、半導体層4にSi単結晶を用いている。このSi単
結晶は、p形又はn形であり不純物濃度は1×1019cm-3
以下であることが望ましい。
すなわち、(100)方位のSi単結晶に、SiO2等
をマスクとしKOHによる異方性エッチングによって第
4図に示したような加工を施し、厚さ約100〜200nmの極
めて薄い半導体層4とした。この半導体層4の表面を酸
化して絶縁膜3を形成し、制御電極2としては超電導金
属であるPbを蒸着法により約500nm被着させたのち、
加工したものを用いた。次いで半導体層4の上面を清浄
化し厚さ約300nmのNb又はPbより成る超電導電極
5、6を製膜し反応性イオンエッチング法により加工し
た。このような構造を用いても本発明の超電導デバイス
を実現することができた。
をマスクとしKOHによる異方性エッチングによって第
4図に示したような加工を施し、厚さ約100〜200nmの極
めて薄い半導体層4とした。この半導体層4の表面を酸
化して絶縁膜3を形成し、制御電極2としては超電導金
属であるPbを蒸着法により約500nm被着させたのち、
加工したものを用いた。次いで半導体層4の上面を清浄
化し厚さ約300nmのNb又はPbより成る超電導電極
5、6を製膜し反応性イオンエッチング法により加工し
た。このような構造を用いても本発明の超電導デバイス
を実現することができた。
上記第1〜第2の実施例では、第1及び第2の超電導電
極5、6の間の半導体層4(半導体基体でもよい。)の
下部に絶縁膜3を介して制御電極2を設けたが、第1及
び第2の超電導電極5、6の間の半導体層4の上部に絶
縁膜3を介して制御電極2を設けても同様の効果を得る
ことができる。
極5、6の間の半導体層4(半導体基体でもよい。)の
下部に絶縁膜3を介して制御電極2を設けたが、第1及
び第2の超電導電極5、6の間の半導体層4の上部に絶
縁膜3を介して制御電極2を設けても同様の効果を得る
ことができる。
以上のようにして作製された超電導デバイスは、超電導
弱結合と並列に存在する静電容量が小さいために、特性
のヒステリシスが極めてわずかであって、従来のジョセ
フソン回路の高速化及び回路の簡略化の妨げとなってい
る交流電源に替えて直流の電源を使用することができ
る。また電圧制御型でありかつ半導体を使用するデバイ
スであっても、トンネル効果を利用しているので、高周
波応答は半導体キャリアの易動度によって制限されるこ
とは無く、高速スイッチングを実現することができた。
弱結合と並列に存在する静電容量が小さいために、特性
のヒステリシスが極めてわずかであって、従来のジョセ
フソン回路の高速化及び回路の簡略化の妨げとなってい
る交流電源に替えて直流の電源を使用することができ
る。また電圧制御型でありかつ半導体を使用するデバイ
スであっても、トンネル効果を利用しているので、高周
波応答は半導体キャリアの易動度によって制限されるこ
とは無く、高速スイッチングを実現することができた。
以上述べたように、本発明によれば、電圧による制御に
よってジョセフソン接合素子の特性を変化させ、これを
スイッチとして使用することができる。従って本発明に
より、回路利得の大きな超高速スイッチング回路を得る
ことができる効果がある。また、ジョセフソン接合素子
で作製された回路と混在させて使用することができる。
従って従来のジョセフソン接合素子による計算機システ
ムをより容易に構成することのできる効果がある。
よってジョセフソン接合素子の特性を変化させ、これを
スイッチとして使用することができる。従って本発明に
より、回路利得の大きな超高速スイッチング回路を得る
ことができる効果がある。また、ジョセフソン接合素子
で作製された回路と混在させて使用することができる。
従って従来のジョセフソン接合素子による計算機システ
ムをより容易に構成することのできる効果がある。
第1図、第3図、第4図はそれぞれ本発明の実施例によ
る超電導デバイスの一部を示す断面図、第2図は本発明
の実施例による超電導デバイスの特性を説明する図、第
5図〜第8図はそれぞれ本発明の実施例による超電導デ
バイスの電子バンド状態を示す図である。 1…基板 2…制御電極 3…絶縁膜 4…半導体層 5、6…超電導電極
る超電導デバイスの一部を示す断面図、第2図は本発明
の実施例による超電導デバイスの特性を説明する図、第
5図〜第8図はそれぞれ本発明の実施例による超電導デ
バイスの電子バンド状態を示す図である。 1…基板 2…制御電極 3…絶縁膜 4…半導体層 5、6…超電導電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川辺 潮 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−176781(JP,A) 特開 昭59−103389(JP,A)
Claims (16)
- 【請求項1】使用温度において常に常電導状態を保つ常
電導材料から成る半導体層と、前記半導体層の上に所定
の間隔を隔てて設けた超電導材料から成る第1及び第2
の超電導電極と、前記第1及び第2の超電導電極の間の
前記半導体層に絶縁膜を介して設けた常電導または超電
導材料から成る制御電極とを有することを特徴とする超
電導デバイス。 - 【請求項2】前記制御電極は、前記第1及び第2の超電
導電極の間の少なくとも前記半導体層の上に前記絶縁膜
を介して形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項3】前記制御電極は、前記第1及び第2の超電
導電極の間の少なくとも前記半導体層の下に前記絶縁膜
を介して形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項4】前記半導体層が、単結晶半導体、多結晶半
導体、アモルファス半導体の中の少なくとも1つの材料
から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
超電導デバイス。 - 【請求項5】前記絶縁膜が前記半導体層の表面または前
記制御電極の表面に形成したSiの自己酸化膜、または
前記半導体層の表面または前記制御電極の表面に被着し
たSiO2膜、SiO膜、あるいはSi3N4膜である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電導デ
バイス。 - 【請求項6】前記制御電極がNb、Nbの化合物、Ta
の中の少なくとも1つの材料から成り、かつ、前記絶縁
膜が前記材料の自己酸化膜、またはSiO2膜、SiO
膜、あるいはSi3N4膜から成ることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項7】前記半導体層がSi単結晶から成ることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電導デバイ
ス。 - 【請求項8】前記第1及び第2の超電導電極を300nm以
下の間隔を隔てて前記半導体層上に設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項9】前記絶縁膜の厚さが10nm〜50nmであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電導デバイ
ス。 - 【請求項10】前記半導体層の下に前記絶縁膜を介して
基板を有し、かつ、前記制御電極を前記絶縁膜に接する
ように前記基板内に埋め込んだことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項11】前記制御電極を、半導体から成る前記基
板に所定の不純物を導入することにより設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第10項記載の超電導デバイス。 - 【請求項12】前記半導体層の下に前記絶縁膜を介して
基板を有し、かつ、前記制御電極を前記絶縁膜に接する
ように前記基板上に形成したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の超電導デバイス。 - 【請求項13】前記半導体層が基板上に設けた薄膜状の
半導体層であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の超電導デバイス。 - 【請求項14】前記基板を前記半導体層と電気的に絶縁
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電
導デバイス。 - 【請求項15】前記基板が絶縁物材料から成ることを特
徴とする特許請求の範囲第14項記載の超電導デバイス。 - 【請求項16】前記基板が不純物濃度1015cm-3以下のn
形またはp形Siから成ることを特徴とする特許請求の
範囲第14項記載の超電導デバイス。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59196830A JPH069262B2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 超電導デバイス |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59196830A JPH069262B2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 超電導デバイス |
Publications (2)
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|---|---|
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| JPH069262B2 true JPH069262B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=16364370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59196830A Expired - Lifetime JPH069262B2 (ja) | 1984-04-19 | 1984-09-21 | 超電導デバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069262B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH07109906B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1995-11-22 | 松下電器産業株式会社 | 超伝導トランジスタ回路 |
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| EP0494580B1 (en) * | 1991-01-07 | 2002-04-03 | International Business Machines Corporation | Superconducting field-effect transistor with inverted MISFET structure and method for making the same |
| DE69117503T2 (de) * | 1991-07-19 | 1996-09-19 | Ibm | Verbesserter supraleitender Feldeffekt-Transistor mit inverser MISFET-Struktur und Verfahren zu dessen Herstellung |
| EP0523279A1 (en) * | 1991-07-19 | 1993-01-20 | International Business Machines Corporation | Electric field-effect devices having a superconducting channel |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57103389A (en) * | 1980-12-18 | 1982-06-26 | Fujitsu Ltd | High density mounting structure |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP59196830A patent/JPH069262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6175575A (ja) | 1986-04-17 |
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