JPH0694065A - 油圧緩衝器の減衰力調整装置 - Google Patents

油圧緩衝器の減衰力調整装置

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JPH0694065A
JPH0694065A JP3482593A JP3482593A JPH0694065A JP H0694065 A JPH0694065 A JP H0694065A JP 3482593 A JP3482593 A JP 3482593A JP 3482593 A JP3482593 A JP 3482593A JP H0694065 A JPH0694065 A JP H0694065A
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JP
Japan
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valve
damping force
port
piston rod
bypass
Prior art date
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JP3482593A
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English (en)
Inventor
Kazuyo Horiba
千誉 堀場
Mitsuhiro Kashima
光博 加島
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高減衰力と低減衰力に大きな差が得られて車
両の乗心地を向上させると共に減衰力を可変にでき、更
に低減衰力を比較的リニアな特性にでき、又ハード、ソ
フトの減衰力特性を単独に設定できる油圧緩衝器の減衰
力調整装置を提供する。 【構成】 ピストンロッド3の下部のバルブハウジング
内には第1の伸ポート2bを下部油室に連通する通路4
bを設け、この通路の途中に振動周波数に依存して減衰
力を可変にする伸側減衰バルブ10が開閉自在に設けら
れ、第1の圧ポート2aの上部口端には第1の圧側リー
フバルブ5が開閉自在に設けられ、ピストンロッド3に
は上部油室に連通するバイパスを設け、このバイパスは
バルブハウジングに形成したポートを介して下部油室に
連通し、更にピストンロッド3内にはバイパスの開口面
積を調整するバルブを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車体と車軸間に
介装 されて路面からの衝撃エネルギーを吸収緩和させ
る二輪車、四輪車等における油圧緩衝器の減衰力調整装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧緩衝器として、例えば実開
昭63−59237号公報及び特開平2−142941
号公報に開示されたものが開発されている。
【0003】実開昭63−59237号公報に開示され
た油圧緩衝器は、ピストン速度の低速域から高速域まで
大きな減衰力の変化が得られ、しかも高減衰力と低減衰
力に大きな差が得られ、この結果、荒れた路面や悪路等
の速いピストン速度が発生する状況での自動車の乗心地
を向上させるものである。
【0004】特開平2−142941号公報に開示され
た油圧緩衝器は、振動周波数に依存して減衰力を変化さ
せて乗心地を良くするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭63−59
23号公報の油圧緩衝器は上記の効果を有するが、周波
数に依存して減衰力を発生するバルブを備えていない為
に、入力周波数に応じて減衰力を可変にする場合には、
外部よりアクチュエータを介してロータリバルブをその
都度回動して減衰力を切換える必要があるため、操作
性、応答性に劣り、更にアクチュエータは勿論のことロ
ータリバルブの使用頻度が多く、耐久性が問題となり、
又これを保持するコントロールロッドやシールの耐久性
が要求される不具合がある。
【0006】他方、特開平2−142941号公報の油
圧緩衝器はハトカット特性によって高周波入力時に低減
衰力が得られるものの、二次共振点では低減衰力のまま
であるからばね下のあばれは抑えられないし、高減衰力
から低減衰力の間で大きな差が得られないためにソフト
な減衰力領域での乗り心地が改善されないという不具合
がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、ピストン速度の
低速域から高速域まで大きな減衰力の差が得られ、しか
も高減衰力と低減衰力に大きな差が得られて車両の乗心
地を向上させると共に振動周波数に依存して減衰力を可
変にでき、更に低減衰力の特性を比較的リニアな特性に
でき、又ハード、ソフトの減衰力特性を単独に設定でき
る油圧緩衝器の減衰力調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の構成は、シリンダ内にピストンを介してピ
ストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリン
ダ内に上下二つの油室を区画し、ピストンには二つの油
室を連通する第1の伸ポートと第1の圧ポートを形成
し、ピストンロッドの下部にはバルブハウジングが設け
られ、このバルブハウジング内には前記第1の伸ポート
を下部油室に連通する通路を設け、この通路の途中に振
動周波数に依存して減衰力を可変にする伸側減衰バルブ
が開閉自在に設けられ、第1の圧ポートの上部口端には
第1の圧側リーフバルブが開閉自在に設けられ、ピスト
ンロッドには上部油室に連通するバイパスを設け、この
バイパスはバルブハウジングに形成したポートを介して
下部油室に連通し、更にピストンロッド内にはバイパス
の開口面積を調整するバルブを設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】バイパスが閉じているときは伸側減衰バルブに
より伸側のハードな減衰力が得られ、圧側は第1の圧側
リーフバルブによるハードな圧側減衰力が発生し、バイ
パスが開いているときは、その開口面積に応じた合成の
ミーディアムとソフトな伸側及び圧側の減衰力が発生す
る。
【0010】又、伸側減衰バルブは周波数に依存した減
衰力が発生する。
【0011】
【実施例】以下本発明を添附した図にもとづいて説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す。
【0013】図1に示すように、この発明の一実施例で
ある油圧緩衝器は、密閉筒体のシリンダ1と、このシリ
ンダ1内に摺動自在に挿入したピストン2、およびピス
トン2からシリンダ1の上端密閉部を貫通して外方に伸
びるピストンロッド3とからなる。
【0014】ピストン2は、ピストンロッド3の下部イ
ンロー部3eに嵌装されており、かつ、下面にメタルラ
バー等のシール部材からなるガスケット18を当て、こ
のガスケット18でピストン2とピストンロッド3の下
部インロー部3eおよびバルブハウジングたるピストン
ナット4のそれぞれの接合面をシールしつつ下方からピ
ストンロッド3の下端螺旋部3aに螺装したピストンナ
ット4でピストンロッド3に固定されている。
【0015】そして、このピストン2でシリンダ1内を
ロッド側の上部油室たる作動油室Aとヘッド側の下部油
室たる作動油室Bとに区画すると共に、油圧緩衝器の伸
長行程時において上部作動油室A内の作動油を、ピスト
ン2から伸側減衰力発生機構を通して下部作動油室Bに
流すことにより、この伸側減衰力発生機構の部分で伸長
行程時の減衰力を発生する。
【0016】また、圧縮行程時には下部作動油室B内の
作動油を、ピストン2とベースバルブ40からそれぞれ
の圧側減衰力発生機構を通して上部作動油室Aとリザー
バ室とに流すことで、これら圧側減衰力発生機構の部分
で圧縮行程時の減衰力を発生する。
【0017】そのために、ピストン2には、上部作動油
室Aと下部作動油室Bとを連通する外周側の第1の圧側
ポート2aと内周側の第1の伸側ポート2bの二組のポ
ート群が設けられている。
【0018】圧側ポート2a群は、下端を直接下部作動
油室Bに開口すると共に、上端は圧側減衰力発生機構で
ある第1の圧側リーフバルブたる背面バルブ5を介して
上部作動油室Aに通じている。
【0019】また、伸側ポート2b群は、ピストンナッ
ト4に穿設した通路4bを通して伸側減衰力発生機構側
に連通すると共に、上端はピストン2の上面に形成した
環状溝2eから通路2fを通じて上部作動油室Aに通じ
ている。
【0020】伸側減衰力発生機構は、周波数に依存して
減衰力を発生し、これはピストンナット4の下端内報に
カシメ止めされた支持部材8の環状リブ8eと、この支
持部材8の上面に対向して配置したバルブシート9の環
状リブ9eとで外周を挟持された外周固定の第1の伸側
減衰バルブたるリーフバルブ10で構成されている。
【0021】また、制御機構は、後に詳細に説明するよ
うに、バルブシート9の内周面に上下動自在に嵌挿した
プッシュ部材11と、このプッシュ部材11にピン12
でカシメ止めされたリーフスプリング13、それらの上
方に配置したブロック部材14、およびブロック部材1
4上に配置した多孔板60とを備えている。
【0022】多孔板60には中央の制御オリフィス61
と外側の孔62を有している。
【0023】伸側減衰力発生機構のバルブシート9は、
同心円上に並べて穿った複数個の通孔9bと、これら通
孔9bに連通して下面に形成した環状溝9dとを備え、
制御機構側のプッシュ部材11、リーフスプリング13
およびブロック部材14と一緒に、開口16bをもつキ
ャップ状部材16の上端をブロック部材14に引掛けつ
つ、キャップ状部材16の下端をバルブシート9に圧入
することによって予めサブアッセンブリとして組み立て
られている。
【0024】そして、このサブアッセンブリしたキャッ
プ状部材16と中空なピストンナット4の内側段部との
間に板ばね63が介在し、板ばね63の中央には孔64
が形成されている。これにより油密にシールしつつサブ
アッセンブリした部品全体を常に下方へと押圧するよう
にしている。
【0025】かくして、リーフバルブ10は、板ばね6
3の復元力によって支持部材8の環状リブ8eとバルブ
シート9の環状リブ9eとで外周部分を上下から挟持さ
れ、かつ、リーフバルブ10の内周上面は、バルブシー
ト9における内周下面のシート部9fに圧接して、通常
バルブシート9の環状リブ9eとシール部9fとの間に
形成された環状溝9dを閉じ、上部作動油室Aが、ピス
トン2の上面の通路2fから伸側ポート2b−ピストン
ナット4の通路4b−キャップ状部材16の開口16b
−およびバルブシート9b−同じく環状溝5dを通して
下部作動油室Bに通じるのをリーフバルブ10で阻止し
ている。
【0026】なお、板ばね63の復元力を利用してリー
フバルブ10を挟持するようにしたのは、支持部材8や
バルブシート9およびキャップ状部材16等の寸法誤差
によってリーフバルブ10の挟持にガタが生じるのを防
止するためである。
【0027】伸側減衰力発生機構を制御する伸側制御機
構は、前記バルブシート9の内周面に上下動自在に嵌装
したプッシュ部材11と、このプッシュ部材11の中空
にピン12でカシメ止めしたリーフスプリング13を有
する。
【0028】リーフスプリング13は、先のサブアッセ
ンブリ化のときに外周部分をバルブシート9とブロック
部材14とで挟持され、リーフスプリング13のスプリ
ング力で通常プッシュ部材11を上方位置に保つ。
【0029】また、この状態においては、バルブシート
9と同じ厚さに形成されたプッシュ部材11の下面シー
ト部11eは、リーフバルブ10の内周側上面に近接し
て対向するなり或いは接触した状態にある。
【0030】プッシュ部材11にピン12で結合したリ
ーフスプリング13とブロック部材14の下面との間に
は、伸側減衰力調整用の一次遅れ圧力室Rが形成されて
おり、この一次遅れ圧力室Rは、ブロック部材14の貫
通孔14cと制御オリフィス61を介してピストンナッ
ト4の中空部と通路4bに通じている。
【0031】バルブシート9の通孔9bはリーフバルブ
10の上面に開口し、この通孔9bはキャップ状部材1
6の内側通路65と通孔62を介して通路4bに連通し
ている。
【0032】要するに第1の伸ポート2bに連通する通
路がピストンナット4内に形成され、この通路の途中に
周波数に依存する第1の伸側減衰バルブが設けられてい
ることになる。
【0033】ピストンロッド3の外周にはピストン2よ
り上方においてディスク23とバルブ押え7,27とが
設けられている。バルブ押え7,27の間に介在するデ
ィスク23には上部作動油室Aに開口する分岐した第2
の伸ポート66と第2の圧ポート67が形成され、第2
の伸ポート66の上部口端には第2の伸側リーフバルブ
68が開閉自在に設けられ、第2の圧ポート67の下部
口端には第2の圧側リーフバルブ69が開閉自在に設け
られている。
【0034】ピストンロッド3には縦方向に共通のバイ
パスたる通路70が形成され、同じくピストンロッド3
には上部作動油室Aに開口するポート71が形成されて
いる。
【0035】ディスク23には第2の伸ポート66と圧
ポート67に通じる共通の通路76が形成され、この通
路76はピストンロッド3に形成したポート72,73
を介して通路70にに接続されている。
【0036】ピストンナット4の上部には横方向に貫通
して下部作動油室Bに開口するポート75が形成され、
このポート75は通路70に対してピストンロッド3に
形成したポート74を介して連通している。
【0037】これにより第2の伸側ポート66と圧側ポ
ート67は第1のバイパスたるポート72,73と通路
70とポート74,75を介して下部作動油室Bに連通
している。
【0038】同じく上部作動油室Aは第2のバイパスた
るポート71と通路70とポート74,75を介して下
部作動油室Bに連通している。
【0039】ピストンロッド3の中央通路70内にはバ
ルブたるロータリバルブ15が回転自在に挿入され、こ
のロータリバルブ15は上部のスペーサ21a,21b
に支持されると共に下方の中空カラー22a,22bで
支持されている。
【0040】ロータリバルブ15はコントロールロッド
20に連結され、このコントロールロッド20はピスト
ンロッド3内に回転自在に挿入されながら外部に突出
し、外部からアクチュエータ又は手動で回転操作され
る。
【0041】ロータリバルブ15には第2のバイパスた
るポート71に対向する一つ又は複数の可変オリフィス
77と、第1のバイパスたるポート72,73に対向す
る可変ポート78,79が形成され、ロータリバルブ1
5を回動することにより可変オリフィス77、可変ポー
ト78,79を全閉、半開、全開状態に制御してそれぞ
れシード、ミーディアム、ソフトの減衰力を発生させ
る。
【0042】バルブはロータリバルブに代えて上下動さ
せるバルブでもよく、要は第1、第2のバイパスの開口
面積を調整するものであればよい。
【0043】シリンダ1の下部には下部作動油室Bをリ
ザーバに開閉させるベースバルブ40が設けられてい
る。
【0044】シリンダ1の下端に配設した圧側減衰力発
生機構であるベースバルブ40に対しても伸側減衰力発
生機構と同様の周波数依存型の圧側減衰力発生機構が設
けられている。
【0045】即ち、圧側減衰力発生機構であるベースバ
ルブ40は、シリンダ1の下端に嵌着した支持部材41
の環状リブ41eと、この支持部材41の上面に対向し
て配置したバルブシート42の環状リブ42eとで上下
外周面を挟持された外周固定のリーフバルブ43を有
し、このリーフバルブ43でベースバルブ40での圧側
減衰力を発生する。
【0046】上記圧側減衰力を発生するリーフバルブ4
3に対して周波数依存特性を付与するために、ベースバ
ルブ40は、さらにバルブシート42の内周面に上下動
自在に納めたプッシュ部材44、このプッシュ部材44
にピン45でカシメ止めしたリーフスプリング46、リ
ーフスプリング46の上方に配慮したディスク47、並
びにディスク47上に重ねて設けたオリフィス板48を
備えている。
【0047】バルブシート42は、同心円上に並べて穿
った複数個の通孔42bと、これら通孔42bに連通し
て下面に形成した環状溝42dとを備え、前記プッシュ
部材44とリーフスプリング46およびディスク47と
一緒に、開口49bをもつキャップ部材49の上端をデ
ィスク47に引掛けつつ、キャップ部材49の下端をバ
ルブシート42に圧入することによって予めサブアッセ
ンブリとして組み立てられている。
【0048】また、リーフスプリング46とディスク4
7との間は一次遅れ圧力室R1となっており、この一次
遅れ圧力室R1がディスク47に穿った穴47cからオ
リフィス板48のオリフィス孔48cを通してシリンダ
1内の下部作動油室Bに通じている。
【0049】そして、このサブアッセンブリ化した各部
材を、さらに支持部材41に下端を圧入して取り付けた
開口50bをもつケース部材50内に上下動自在に納
め、かつ、ディスク47とケース部材50間にスプリン
グ51を介装してサブアッセンブリ化したバルブシート
42の環状リブ42eをリーフバルブ43へと押し付け
ることでベースバルブ40を構成している。
【0050】伸側減衰力バルブたるリーフバルブ10と
圧側減衰バルブたるリーフバルブ43はほぼ同一の構造
を有し、同一の作用、効果を有する。
【0051】伸長時には上部作動油室Aの油が通路4b
よりピストンナット4内に流出し、リーフバルブ10を
撓わませて下部作動油室Bに流出し、この時ピストンロ
ッド3の排出体積分の油がベースバルブ40におけるリ
ーフバルブ43をリフトして下部作動油室Bにリザーバ
から供給される。
【0052】圧縮時には下部作動油室Bの油がベースバ
ルブ40のリーフバルブ43を撓わませてリザーバに流
出し、一部はピストン2の圧ポート2aより第1の圧側
リーフバルブたる背面バルブ5を介して上部作動油室A
に流出する。
【0053】更に詳しく述べると、ピストン2が上部作
動油室A側に向かって移動する伸長行程時にあっては、
上部作動油室A内の作動油が、ピストン2の第1の伸ポ
ート2b−ピストンナット4の通路4b−キャップ状部
材16の開口部材16b−バルブシート9の通孔9bを
通り、リーフバルブ10の内周側を下方に撓わませて伸
側減衰力を発生しつつ下部作動油室Bに流れる一方、こ
の伸側減衰力そのものである上部作動油室A内の発生油
圧がオリフィス61よりブロック部材14の貫通孔14
cを通して一次遅れ圧力室Rに導かれ、この油圧でプッ
シュ部材11をリーフスプリング13に抗して下方に押
し下げるように作用する。
【0054】したがって、伸長行程時の振動周波数がそ
のときのオリフィス61で設定した振動周波数以下であ
れば、上部作動油室A内の発生油圧(上記したように=
伸側減衰力)がオリフィス61を通して一次遅れ圧力室
Rに作用し、プッシュ部材11を押し下げてリーフバル
ブ10の内周端側を下方に撓わませ、リーフバルブ10
のイニシャル荷重を上げて所定の減衰力を発生させる
が、伸長行程での振動周波数がオリフィス61による設
定振動周波数を越えると、上部作動油室A内の発生油圧
がオリフィス61を通して一次遅れ圧力室Rに伝わる以
前にピストン2が圧縮行程に移り、いわゆるオリフィス
61が一次遅れ作用を行うことになるので一次遅れ圧力
室R内の油圧は上昇せず低い値のままに保たれ、プッシ
ュ部材11がリーフスプリング13のスプリング力で上
昇位置を保っままリーフバルブ10の内周端側を下方に
撓わませないので発生減衰力は所定値よりも低くなり、
ハイカット効果をもつ周波数依存型の油圧緩衝器として
作用する。
【0055】同様にベースバルブ40ではオリフィス4
8cで圧縮作動時にハイカット作用を行なう。
【0056】次に全体の作動について述べる。
【0057】可変オリフィス77と可変ポート78,7
9が全閉のときはリーフバルブ10でハードな減衰力を
発生する。即ち、可変オリフィス77と可変ポート7
8,79が閉じているので上部作動油室Aの油は伸長時
に第1の伸ポート2bよりピストンナット4内を通って
リーフバルブ10より上記のようにハイカット特性を有
しながら下部作動油室Bに流出し、ピストンロッド3の
排出体積分の油はリサーバよりベースバルブ40を介し
て下部作動油室Bに補充される。
【0058】この時の伸側減衰力特性は図2のグラフF
r1で示される。
【0059】圧縮作動時には下部作動油室Bの油はベー
スバルブ40のリーフバルブ43よりリザーバに流出
し、一部の油は第1の圧ポート2aより背面バルブ5を
介して上部作動油室Aに流出する。
【0060】この時のリーフバルブ43はハイカット特
性を有し、ハードな減衰力となり、この特性は図3のグ
ラフFc1で示される。
【0061】次にロータリバルブ15を回転し、可変オ
リフィス71と可変ポート78,79を全開にし、第
1、第2のバイパスからも油が流れるようにするとソフ
トな減衰力が得られる。
【0062】この際、リーフバルブ10、背面バルブ5
のクラッキング圧は高く設定してあり、第2の伸側リー
フバルブ68と第2の圧側リーフバルブ69のクラッキ
ング圧は低く設定してある。
【0063】従って、伸長時、圧縮時には先に第2の伸
側リーフバルブ68と第2の圧側リーフバルブ69が開
く。
【0064】伸長時には、低速域では上部作動油室Aの
油は第2のバイパス77から通路70−ポート74,7
5を介して下部作動油室Bに流出し、可変オリフィス7
7の抵抗で伸側減衰力を発生する。
【0065】ピストン速度が上昇し、流量が増え、可変
オリフィス77で発生する差圧が第2の伸側リーフバル
ブ68のクラッキング圧を越えると第2のバイパスたる
第2の伸ポート66−通路76−ポート78,79−通
路74,75を介して下部作動油室Bに流れ、減衰力は
可変オリフィスの特性と第2の伸側リーフバルブ68の
合成の特性となる。
【0066】更に流量が増加し、差圧がリーフバルブ1
0のクラッキング圧を越えるか、あるいは入力周波数が
高くなると第1の伸ポート2bからもリーフバルブ10
を介して下部作動油室Bに流れ、上記ハードの時と同様
に入力周波数に応じたハイカット特性を有する。
【0067】この時の減衰力は可変オリフィス77と、
第2の伸側リーフバルブ68と第1の伸側リーフバルブ
10の合成の特性となる。
【0068】即ち、低速域では可変オリフィス77と第
2の伸側リーフバルブ68により減衰力が決定され、高
速域では第1の伸側リーフバルブ10との組合せによる
減衰力となり、この特性は図2のグラフFr2で示され
る。
【0069】圧縮作動時には、第2の圧側リーフバルブ
69のクラッキング圧は低く設定してあるので、低速域
では下部作動油室Bの油はポート74,75−通路70
−可変オリフィス77を介して上部座動油室Aへ流れ、
その時の可変オリフィス77の抵抗とベースバルブ40
の特性により減衰力が発生する。
【0070】ピストン速度が上昇し、流量が増え、可変
オリフィス77で発生する差圧が第2の伸側リーフバル
ブ68と第2の圧側リーフバルブ69のクラッキング圧
を越えると可変オリフィス78,79と各リーフバルブ
68,69を通る流れも発生する。
【0071】この時の減衰力は可変オリフィス77と、
各リーフバルブ68,69とベースバルブ40との合成
の特性となる。
【0072】更に流量が増加し、差圧が第1の圧側リー
フバルブたる背面バルブ5のクラッキング圧を越える
と、第1の圧ポート2aより背面バルブ5からも流れ、
この時の減衰力は可変オリフィス77と、各リーフバル
ブ68,69と、背面バルブ5と、ベースバルブ40と
の合成の特性となる。
【0073】更に、低速域では可変オリフィス77と、
各リーフバルブ68,69と、ベースバルブ40により
減衰力が決定され、高速域では第1の圧側リーフバルブ
たる背面バルブ5の特性が合成され、この特性は図3の
グラフFc2で示される。
【0074】次に可変オリフィス77と、可変ポート7
8,79を半開にするとミーディアムの減衰力となる。
【0075】作動は伸側、圧側作動共に上記ソフト時の
ものと同じである。
【0076】但し、可変オリフィス77と、可変ポート
78,79の面積が小さくなっている為、各バルブのク
ラッキング圧に達するピストン速度が低速域に移動した
形となり、伸側と圧側の特性はそれぞれ図2のFr3と
図3のFc3で示される。
【0077】この際、可変オリフィス77が小さくなっ
ている為、可変オリフィス77が無い場合の特性に比べ
て低速域でもソフト時に対して大きな減衰力差が得られ
る。
【0078】以上のように、実用範囲を中速域までに取
れば、伸側ハード時は第1の伸側リーフバルブ10によ
りハイカット特性により、圧側ハード時は第1の圧側リ
ーフバルブたる背面バルブ5とベースバルブ40のハイ
カット特性の和により減衰力が決定され、伸側ソフト時
は第2のリーフバルブ68と可変オリフィス77により
単独に決定される。
【0079】圧側ソフト時も可変オリフィス77と、第
2の伸・圧リーフバルブ68,69の組合せで減衰力が
決定されるものの、第2の圧側リーフバルブ69の特性
を適当に選ぶことにより組合された特性を任意に設定で
きる。
【0080】又、減衰力の変化幅も高減衰力、低減衰力
で単独のバルブで設定できる為、大きくとれ、しかも低
減衰力がほぼリニアな特性を得ることができる。
【0081】更に周波数特性を有したバルブを組合せる
ことによりハード時の実用範囲のみ高減衰力とし、それ
以外は低減衰力に自己可変することで乗心地面で更に向
上する。
【0082】図1の実施例では可変オリフィス77が設
けられているが、第2のバイパスたるポート71や可変
オリフィス77無くても使用可能である。
【0083】この場合には低速域から第2の伸・圧リー
フバルブ68,69の特性が得られる。
【0084】図1の実施例では、ピストンロッド3内の
通路70がピストンロッド3の下部に嵌合したプラグP
で密封されているが、これはピストンナットを一体加工
することにより取り付けを省略することが可能である。
【0085】即ち、図4の実施例に示すように、ピスト
ンロッド3の下部にバルブハウジングたるピストンナッ
ト4aをねじ結合し、ピストンナット4aには伸側減衰
バルブたるリーフバルブ10を配設する室Cとピストン
ロッド3内のバイパスたる通路70に連通する室Dを設
け、室C,Dは隔壁80で区画され、室Dはピストンナ
ット4aに半径方向に形成した一つ又は複数のポート7
5aを介して下部油室Bに連通するものである。
【0086】この場合にはプラグPを使用せず、室Dは
直接ピストンロッド3内の通路70に連通している。
【0087】ピストンナット4aの上端は直接ピストン
2の下端シート部に当接して第1の伸ポート2を通路4
bに連通させている。
【0088】その他の構成、作用、効果は図1の実施例
と同じであり、主たる符号を付すことで詳細は省略す
る。
【0089】図5は本発明の他の実施例を示す。
【0090】この実施例はピストンナット4aを図4の
実施例と同じ構成にし、ピストンロッド3にはバイパス
たる通路70とこのバイパスを開閉するバルブたるロー
タリバルブを設けたものである。
【0091】即ち、図5の実施例の構造は、シリンダ1
内にピストン2を介してピストンロッド3が移動自在に
挿入され、ピストン2はシリンダ1内に上下二つの油室
A,Bを区画し、ピストン2には二つの油室A,Bを連
通する第1の伸ポート2bと第1の圧ポート2aを形成
し、ピストンロッド3の下部にはバルブハウジングたる
ピストンナット4bが設けられ、このピストンナット4
b内には前記第1の伸ポート2bを下部油室Bに連通す
る通路4bを設け、この通路4bの途中に振動周波数に
依存して減衰力を可変にする伸側減衰バルブたるリーフ
バルブ10が開閉自在に設けられ、第1の圧ポート2a
の上部口端には第1の圧側リーフバルブ5が開閉自在に
設けられている。
【0092】更にピストンロッド3には上部油室Aに連
通するバイパスたる通路70を設け、このバイパスはバ
ルブハウジングに形成したポート75aを介して下部油
室Bに連通し、更にピストンロッド3内にはバイパスの
開口面積を調整するバルブ15を設けたものである。
【0093】図4の他の実施例と同じように、ピストン
ロッド3の下部にバルブハウジングたるピストンナット
4aをねじ結合し、ピストンナット4aには伸側減衰バ
ルブたるリーフバルブ10を配設する室Cとピストンロ
ッド3内のバイパスたる通路70に連通する室Dを設
け、室C,Dは隔壁80で区画され、室Dはピストンナ
ット4aに半径方向に形成した一つ又は複数のポート7
5aを介して下部油室Bに連通するものである。
【0094】この場合には図1のプラグPを使用せず、
室Dは直接ピストンロッド3内の通路70に連通してい
る。
【0095】更に図5の実施例はピストンロッド3に上
部油室Aに連通するポート81,82,83を形成し、
このポート81,82,83をピストンロッド3内のバ
イパスたる通路70に連通させている。
【0096】ピストンロッド3内にはコントロールロッ
ド20で駆動されるバルブたるロータリバルブ15を回
転自在に挿入し、このロータリバルブ15にはポート8
1,82,83に対向する可変オリフィス84,85,
86が一つ又は複数形成され、ロータリバルブ15を回
転することによりポート81,82,83の開口面積を
調整する。
【0097】ポート81,82,83が同時に開閉され
るとバイパスたる通路70の開口面積が調整され、全閉
の時ハード、中間の時ミーディアム、全開の時ソフトな
減衰力が得られる。
【0098】その他の作用、効果は、図1、図4の実施
例と同じであり、同一の符号を付すことで詳細は省略す
る。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0100】第1の伸側減衰バルブと、第1の圧側リ
ーフバルブとに対して、ピストンロッド側にバイパスを
並列に設け、バイパスはバルブで開口面積が制御される
から、ピストン速度の低速域から高速域まで大きな減衰
力の差が得られ、しかも高減衰力と低減衰力に大きな差
が得られる。
【0101】そして、同様に低減衰力の特性を2乗特性
でなく比較的リニアな特性にでき、併せて伸側時と圧側
時のハード、ソフトの特性を単独に設定できる。
【0102】発生減衰力を振動周波数に依存して伸側
の減衰力特性を可変にする第1の伸側減衰バルブを使用
しているのでハード時の姿勢制御中においても路面入力
に対してハイカット特性が得られ、併せて乗り心地の向
上が図れる。
【0103】そして、ベースバルブを併用してこのベー
スバルブにハイカット特性を備えた圧側リーフバルブを
設ければ圧側時にも同じ効果が得られる。
【0104】同じく周波数に依存して減衰力を可変と
する伸側減衰バルブを使用しているので減衰力を高速で
連続可変を行なうことなく姿勢制御を3段階制御で行な
うことができる。
【0105】そして、同様に入力周波数に応じてその都
度ロータリバルブ等のバルブを制御する必要がないか
ら、バルブによる減衰力の切換頻度が大巾に低減され、
耐久性が向上する。
【0106】バルブハウジングとしてピストンナット
を使用し、このピストンナットに減衰バルブを配設する
室とバイパスに通じる室を設けて一体成形する場合に
は、バイパスを密封するプラグ等が不要となり、加工
性、組付性が向上し、経済性にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る油圧緩衝器の一部切欠
き縦断正面図である。
【図2】伸側の減衰力特性を示すグラフである。
【図3】圧側の減衰力特性を示すグラフである。
【図4】本発明の他の実施例に係る油圧緩衝器の一部切
欠き縦断正面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る油圧緩衝器の一部切
欠き縦断正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 2a 第1の圧ポート 2b 第1の伸ポート 3 ピストンロッド 4 バルブハウジングたるピストンナット 4a バルブハウジングたるピストンナット 4b 通路 5 第1の圧側リーフバルブたる背面バルブ 10 伸側減衰バルブたるリーフバルブ 15 バルブたるロータリバルブ 23 ディスク 66 第2の伸ポート 67 第2の圧ポート 68 第2の伸側リーフバルブ 69 第2の圧側リーフバルブ 70 バイパスたる通路 71 第2のバイパスたるポート 72 第1のバイパスたるポート 73 第1のバイパスたるポート 74 ポート 75 ポート 75a ポート A,B 油室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 上記実開昭63−5
9237号公報の油圧緩衝器は上記の効果を有するが、
周波数に依存して減衰力を発生するバルブを備えていな
い為に、入力周波数に応じて減衰力を可変にする場合に
は、外部よりアクチュエータを介してロータリバルブを
その都度回動して減衰力を切換える必要があるため、操
作性、応答性に劣り、更にアクチュエータは勿論のこと
ロータリバルブの使用頻度が多く、耐久性が問題とな
り、又これを保持するコントロールロッドやシールの耐
久性が要求される不具合がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 他方、特開平2−142941号公報の
油圧緩衝器はハイカット特性によって高周波入力時に低
減衰力が得られるものの、二次共振点では低減衰力のま
まであるからばね下のあばれは抑えられないし、高減衰
力から低減衰力の間で大きな差が得られないためにソフ
トな減衰力領域での乗り心地が改善されないという不具
合がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 かくして、リーフバルブ10は、板ばね
63の復元力によって支持部材8の環状リブ8eとバル
ブシート9の環状リブ9eとで外周部分を上下から挟持
され、かつ、リーフバルブ10の内周上面は、バッルブ
シート9における内周下面のシート部9fに圧接して、
通常バルブシート9の環状リブ9eとシール部9fとの
間に形成された環状溝9dを閉じ、上部作動油室Aが、
ピストン2の上面の通路2fから伸側ポート2b−ピス
トンナット4の通路4b−キャップ状部材16の開口1
6b−およびバルブシート9b−同じく環状溝9dを通
して下部作動油室Bに通じるのをリリーフバルブ10で
阻止している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 ディスク23には第2の伸ポート66と
圧ポート67に通じる共通の通路76が形成され、この
通路76はピストンロッド3に形成したポート72,7
3を介して通路70に接続されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】 ロータリバルブ15には第2のバイパス
たるポート71に対向する一つ又は複数の可変オリフィ
ス77と、第1のバイパスたるポート72,73に対向
する可変ポート78,79が形成され、ロータリバルブ
15を回動することにより可変オリフィス77、可変ポ
ート78,79を全開、半開、全開状態に制御してそれ
ぞれハード、ミーディアム、ソフトの減衰力を発生させ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】 したがって、伸長行程時の振動周波数が
そのときのオリフィス61で設定した振動周波数以下で
あれば、上部作動室A内の発生油圧(上記したように=
伸側減衰力)がオリフィス61を通して一次遅れ圧力室
Rに作用し、プッシュ部材11を押し下げてリーフバル
ブ10の内周端側を下方に撓わませ、リーフバルブ10
のイニシャル荷重を上げて所定の減衰力を発生させる
が、伸長行程での振動周波数がオリフィス61による設
定値を超えると、上部作動室A内の発生油圧がオリフィ
ス61を通して一次遅れ圧力室Rに伝わる以前にピスト
ン2が圧縮行程に移り、いわゆるオリフィス61が一次
遅れ作用を行うことになるので一次遅れ圧力室R内の油
圧は上昇せず低い値のままに保たれ、プッシュ部材11
がリーフスプリング13のスプリング力で上昇位置を保
ったままリーフバルブ10の内周端側を下方に撓わませ
ないので発生減衰力は所定値よりも低くなり、ハイカッ
ト効果をもつ周波数依存型の油圧緩衝器として作用す
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図面
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを介してピストン
    ロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内に
    上下二つの油室を区画し、ピストンには二つの油室を連
    通する第1の伸ポートと第1の圧ポートを形成し、ピス
    トンロッドの下部にはバルブハウジングが設けられ、こ
    のバルブハウジング内には前記第1の伸ポートを下部油
    室に連通する通路を設け、この通路の途中に振動周波数
    に依存して減衰力を可変にする伸側減衰バルブが開閉自
    在に設けられ、第1の圧ポートの上部口端には第1の圧
    側リーフバルブが開閉自在に設けられ、ピストンロッド
    には上部油室に連通するバイパスを設け、このバイパス
    はバルブハウジングに形成したポートを介して下部油室
    に連通し、更にピストンロッド内にはバイパスの開口面
    積を調整するバルブを設けたことを特徴とする油圧緩衝
    器の減衰力調整装置。
  2. 【請求項2】 シリンダ内にピストンを介してピストン
    ロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内に
    上下二つの油室を区画し、ピストンには二つの油室を連
    通する第1の伸ポートと第1の圧ポートを形成し、ピス
    トンロッドの下部にはバルブハウジングが設けられ、こ
    のバルブハウジング内には前記第1の伸ポートを下部油
    室に連通する通路を設け、この通路の途中に振動周波数
    に依存して減衰力を可変にする伸側減衰バルブが開閉自
    在に設けられ、第1の圧ポートの上部口端には第1の圧
    側リーフバルブが開閉自在に設けられ、ピストン上方の
    ピストンロッド外周にはディスクを設け、このディスク
    には上部油室に開口する分岐した第2の伸ポートと第2
    の圧ポートを形成し、この第2の伸ポートと第2の圧ポ
    ートの各口端に第2の伸側リーフバルブと第2の圧側リ
    ーフバルブをそれぞれ開閉自在に設け、ディスクとピス
    トンロッドには前記第2の伸ポートと第2の圧ポートと
    をピストンロッド内のバイパスに連通する第1のバイパ
    スを設け、ピストンロッド内には第1のバイパスの開口
    面積を調整するバルブを設け、更に前記ピストンロッド
    内のバイパスはバルブハウジングに形成したポートを介
    して下部油室に連通していることを特徴とする油圧緩衝
    器の減衰力調整装置。
  3. 【請求項3】 ピストンロッドに上部油室とピストンロ
    ッド内のバイパスとを連通させる第2のバイパスを設
    け、当該第2のバイパスはバルブに設けた可変オリフィ
    スで開口面積が調整される請求項2記載の油圧緩衝器の
    減衰力調整装置。
  4. 【請求項4】 ピストンロッド内のバイパスはピストン
    ロッドの下部に嵌合したプラグで密封され、前記バイパ
    スはピストンロッドとバルブハウジングに設けた半径方
    向のポートを介して下部油室に連通している請求項2記
    載の油圧緩衝器の減衰力調整装置。
  5. 【請求項5】 バルブハウジングをピストンナットで形
    成し、ピストンナットには伸側減衰バルブを配設する第
    1の室とピストンロッドのバイパスに通じる第2の室と
    を設け、第2の室はピストンナットに半径方向に形成し
    たポートを介して下部油室に連通している請求項1又は
    2記載の油圧緩衝器の減衰力調整装置。
JP3482593A 1992-07-27 1993-01-29 油圧緩衝器の減衰力調整装置 Pending JPH0694065A (ja)

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JP21971192 1992-07-27
JP4-219711 1992-07-27
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011090033A1 (de) 2010-12-28 2012-06-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Stoßdämpfer
US9309945B2 (en) 2010-03-02 2016-04-12 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Shock absorber
CN115306854A (zh) * 2022-07-29 2022-11-08 上海汇众萨克斯减振器有限公司 一种频率响应活塞阀系

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