JPH07103279A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents

減衰力調整式油圧緩衝器

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Publication number
JPH07103279A
JPH07103279A JP26811293A JP26811293A JPH07103279A JP H07103279 A JPH07103279 A JP H07103279A JP 26811293 A JP26811293 A JP 26811293A JP 26811293 A JP26811293 A JP 26811293A JP H07103279 A JPH07103279 A JP H07103279A
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JP
Japan
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rod
cylinder
guide
damping force
orifice
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Application number
JP26811293A
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English (en)
Inventor
Yoichi Mizutani
洋一 水谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッドガイドにリザーバ室とロッド側油室と
の間を連通させるオリフィス通路の流路面積を変えるこ
とにより、減衰力を調整することができる。 【構成】 ロッドガイド19を、ガイド筒20とこのガ
イド筒20の挿嵌穴20A内に相対回転可能に挿嵌され
たロッドガイド本体21とから構成する。そして、径方
向にはオリフィス通路26を形成し、このオリフィス通
路26は大径のオリフィス通路部26Aと選択される径
の異なるオリフィス27とからなる。そして、減衰力の
調整は、ロッドガイド本体21を回動させることによ
り、オリフィス27を適宜選択し、流路面積を変化させ
減衰力を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両振動の緩衝に、健
康機器の負荷に、シートダンパ等に好適に用いられる油
圧緩衝器に関し、特に、それぞれの条件に応じて減衰力
を調整し得るようにした減衰力調整式油圧緩衝器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロッドガイド側で減衰力特性を
調整するものとして、例えば実開昭57−45483号
公報(以下、「従来技術」という)に示すような油圧緩
衝器が知られている。
【0003】この従来技術による油圧緩衝器は、内外二
重筒からなる内筒に摺動自在にピストンを挿嵌して形成
した上部油室と外筒内の油室とを連結した通路の途中に
該通路の開口面積調整部材を設け、又この開口面積調整
部材の前側又は後側にリリーフ弁またはリーフ弁を配設
したものである。
【0004】そして、この従来技術においては、上部蓋
体に上部油室と外筒の油室とを連通するための通路が設
けられ、該通路の途中には半径方向に形成したシリンダ
状中空部内には、前記通路の開口面積を調整する部材と
しての筒形のプラグを外から回動自在に挿嵌されてい
る。このプラグはその中空部に通路の出口をばねの弾性
力により閉塞するリリーフ弁およびリーフ弁を備え、中
空部側壁には同一円周上に通路面積を異にすべく径の異
なる複数個のオリフィスが穿設されている。これらのオ
リフィスは、プラグをねじ回し等の用具を用いて可動す
ることにより、通路の開口面積を選択し、選択されたオ
リフィスの径により開口面積を調整することができる。
【0005】このように、プラグを回動させて、オリフ
ィスを選択することにより、ピストンロッドの伸び側、
縮み側で所望の減衰力を発生させることができるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術においては、減衰力を調整するために、プラグを
ねじ回し等の用具を用いて回動させなければならず、そ
の調整作業が煩わしくなるという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は減衰力の調整を容易に行うこと
のできる減衰力調整式油圧緩衝器を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する減衰力調整式油圧緩衝器は、
両端が閉塞された外筒と、該外筒内に配設され、該外筒
との間にリザーバ室を形成した内筒と、該内筒の一端側
に配設されたロッドガイドと、前記内筒内に摺動可能に
挿嵌され、該内筒内をロッド側油室とボトム側油室とに
画成したピストンと、一端側が該ピストンに固定され、
他端側が前記ロッドガイドを介して外筒外に突出したピ
ストンロッドと、前記ピストンまたはピストンロッドに
設けられ、少なくとも該ピストンロッドが伸長するとき
に前記ロッド側油室とボトム側油室との間を流通する圧
油により減衰力を発生させる減衰力発生機構とから構成
する。
【0009】そして、本発明が採用する構成の特徴は、
前記ロッドガイドは外周側が前記外筒および内筒内に嵌
合され、内周側に挿嵌穴が形成されたガイド筒と、該ガ
イド筒の挿嵌穴内に相対回転可能に挿嵌され、内周側が
前記ピストンロッド用のロッド摺動穴となったロッドガ
イド本体とから構成し、該ロッドガイド本体およびガイ
ド筒には前記リザーバ室とロッド側油室との間を連通さ
せるオリフィス通路を形成し、該オリフィス通路は、前
記ロッドガイド本体をガイド筒に対して相対回転させる
ことにより、その流路面積が変化する構成としたことに
ある。
【0010】
【作用】ロッドガイド本体をガイド筒に対して相対回転
させることにより、リザーバ室とロッド側油室とを連通
するオリフィス通路の流路面積を変化させる。これによ
り、リザーバ室とロッド側油室とを連通する圧油の流動
抵抗を変化させ、減衰力を変化させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づき説明する。
【0012】まず、第1の実施例を図1ないし図4に示
す。
【0013】図中、1は油圧緩衝器の本体を構成する外
筒を示し、該外筒1は下側はボトムキャップ2によって
閉塞され、上端側は後述するロッドガイド19により閉
塞されている。3はボトムキャップ2に溶接等の手段に
より固着された取付ブラケットを示し、該取付ブラケッ
ト3は外筒1を車両の車軸側(図示せず)に取付けるよ
うになっている。4は外筒1内に同軸に配設された内筒
を示し、該内筒4は外筒1内に上下方向に延在し、前記
ロッドガイド19と後述するボトムバルブ13の弁本体
14を介して外筒1内に固着されている。そして、前記
外筒1と内筒4との間にはリザーバ室Cが画成されてい
る。
【0014】5は内筒4内に摺動可能に挿嵌されたピス
トンを示し、該ピストン5は内筒4内をロッド側油室A
とボトム側油室Bとに画成すると共に、各油室A,Bを
連通するように油穴5A,5Aが穿設されている。
【0015】6は下端側がピストン5に固着され、段付
円柱状に形成されたピストンロッドを示し、該ピストン
ロッド6の上端側はロッドガイド19を介して外筒1外
へと突出し、その突出端側は車両の車体等(いずれも図
示せず)に取付けられる。また、該ピストンロッド6の
下端側にはナット7が螺着され、該ナット7はピストン
ロッド6に対して後述のガイド9と共にピストン5を装
着している。
【0016】8はピストン5の上側面に設けられた伸長
側減衰力発生機構を構成するピストンバルブを示し、該
ピストンバルブ8は筒状のガイド9との間に挟持された
複数枚のディスクバルブ10と、該ディスクバルブ10
の上側に位置してガイド9に摺動案内されるように設け
られ、油通路11A,11Aを有するリテーナ11と、
該リテーナ11を上側から付勢する付勢ばね12とから
大略構成される。
【0017】このように構成されるピストンバルブ8に
おいては、ピストンロッド6の伸長行程時には、ロッド
側油室A内の圧油でディスクバルブ10の内周側を下側
に撓ませ、この圧油をボトム側油室B内に流通させるこ
とにより、減衰力を発生する。一方、ピストンロッド6
の縮小行程時には、リテーナ11をばね12に抗して変
位させることにより、減衰力を発生させることなくボト
ム側油室B内の圧油をロッド側油室A内に流通する逆止
弁として作用する。
【0018】13は内筒4の下端内周側に位置し、該内
筒4とボトムキャップ2との間に設けられた縮小側の減
衰力発生バルブを構成するボトムバルブを示し、該ボト
ムバルブ13はボトムバルブ13の本体を構成し、ボト
ム側油室Bとリザーバ室Cとを画成する弁本体14と、
該弁本体14の上面側に設けられたチェック弁体15
と、該チェック弁体15の上側に配設され、チェック弁
体15を下側に付勢するばね16と、前記弁本体14の
下面側に設けられたディスクバルブ17と、前記チェッ
ク弁体15,ばね16およびディスクバルブ17等を弁
本体14に固着するピン18とから大略構成されてい
る。
【0019】ここで、前記弁本体14は段付円板状に形
成され、軸方向には径方向外側に位置して大径の第1の
油路14A,14A,…が穿設されると共に、径方向内
側には、小径の第2の油路14B,14B,…が穿設さ
れている。
【0020】このように構成されるボトムバルブ13に
おいては、ピストンロッド6の伸長行程時には、ボトム
側油室B内がリザーバ室Cに比較して低圧となるから、
リザーバ室C内の圧油は弁本体14の各油路14Aを介
してチェック弁体15に作用し、該チェック弁体15を
ばね16のバネ力に抗して開弁させ、ボトム側油室B内
へと流入する。一方、ピストンロッド6の縮小行程時に
は、ボトム側油室B内が高圧となるから、ボトム側油室
B内の圧油は弁本体14の各油路14Bを介してディス
クバルブ17を開弁させることにより、所定の減衰力を
発生させつつリザーバ室C内に流入する。また、チェッ
ク弁体15はボトム側油室B内の圧力によって弁本体1
4に押付され、各油路14Aを閉塞し続ける。
【0021】19は本実施例によるロッドガイドを示
し、該ロッドガイド19は図2に示すように、外周側が
前記外筒1および内筒4内に挿嵌され、内周側に挿嵌穴
20Aが形成された段付筒状をなすガイド筒20と、該
ガイド筒20の挿嵌穴20A内に相対回転可能に挿嵌さ
れ、内周側が前記ピストンロッド6用のロッド摺動穴2
1Aとなったロッドガイド本体21とから大略構成され
ている。
【0022】ここで、前記ガイド筒20の下側は内筒4
の上端部が固着された小径筒部20Bとなり、上側はリ
ング22を介して外筒1がかしめ固定された大径筒部2
0Cとなっている。また、前記大径筒部20Cと小径筒
部20Bとの間に位置した段部には、図4に示すよう
に、後述する回動規制ピン28が係合される約90°の
開き角度を有する円弧状の係合穴20Dが上側に開口し
て形成されている。
【0023】また、前記ロッドガイド本体21の下側が
前記ガイド筒20の小径筒部20B内に摺動可能に挿嵌
した筒状のシャッタ21Bとなり、上側はシール部材2
3等を収容する環状の収容部21Cとなり、該収容部2
1Cの外周面にはローレット部21Dが形成されてい
る。そして、前記収容部21Cの先端を径方向内側にリ
ング24を介してかしめることにより該シール部材23
を収容するようになっている。
【0024】25は前記ロッドガイド19の軸方向に穿
設された油通路を示し、該油通路25はリザーバ室Cと
収容部21Cとを連通するようになっている。そして、
該油通路25はガイド筒20に形成された第1の通路部
25Aと、ロッドガイド本体21に形成された第2の通
路部25Bと、該通路部25A,25Bを連通させる環
状部25Cとからなる。
【0025】26は本実施例によるオリフィス通路を示
し、該オリフィス通路26は前記ロッドガイド19の径
方向に穿設され、リザーバ室Cとロッド側油室Aとを連
通するようになっている。そして、該オリフィス通路2
6は図3に示すように、ガイド筒20の小径筒部20B
の径方向に穿設された大径なオリフィス通路部26A
と、ロッドガイド本体21のシャッタ21Bの径方向に
それぞれ穿設された径の異なる例えば3個のオリフィス
27A,27B,27C(以下、全体として「オリフィ
ス27」という)とからなる。
【0026】28は回動規制ピンを示し、該回動規制ピ
ン28はガイド筒20に対するロッドガイド本体21の
回動角を規制するようになっている。さらに、該回動規
制ピン28の被係合部となる円弧状の係合穴20D内の
長さ方向中央部の穴底には係合突起部20D1 ,20D
1 が形成され、容易にオリフィス27Bの位置決めを行
うようになっている。
【0027】このように構成される本実施例によるロッ
ドガイド19においては、ロッドガイド本体21をガイ
ド筒20に対して相対回動させることにより、3個のオ
リフィス27のうち1個のオリフィスを選択することが
でき、該オリフィス27によってオリフィス通路26の
流路面積を設定することができる。
【0028】即ち、ハードに設定したい場合には、圧油
が流れるときの流路抵抗を高くすべく、小径のオリフィ
ス27Aを選択する。また、ミディアムに設定したい場
合には、圧油の流れるときの流路抵抗が中くらいになる
中径のオリフィス27Bを選択する。さらに、ソフトに
設定したい場合には、圧油の流れるときの流路抵抗を低
くすべく、大径のオリフィス27Cを選択する。
【0029】なお、29は内筒4の外周面に上下が固着
されたゴム筒を示し、該ゴム筒29内には空気が充填さ
れ、内筒4と外筒1との空間をリザーバ室Cとエア室D
とに画成するようになっている。そして、このエア室D
が潰れることにより、ピストンロッド6が縮小するとき
の侵入体積分を吸収するようになっている。
【0030】本実施例による減衰力調整式油圧緩衝器は
上述の如き構成を有するもので、次にその動作について
説明する。
【0031】まず、ピストンロッド6の伸長時にピスト
ン速度が遅い時には、ロッド側油室Aの圧油がロッドガ
イド19に設けられたオリフィス通路26を通りリザー
バ室Cに流入する。この際、オリフィス27により減衰
力を発生する。そして、ピストン速度が速くなるとピス
トン5に設けられたディスクバルブ10が開弁し、該デ
ィスクバルブ10によって減衰力を発生する。
【0032】一方、ピストンロッド6の縮小時にピスト
ン速度が遅い時には、ピストンバルブ8のリテーナ11
がばね12に抗して上方に移動、開弁し、ロッド側油室
Aとボトム側油室Bとが連通してほぼ同圧となり、ピス
トンロッド6の侵入体積分の圧力がロッドガイド19に
設けられたオリフィス通路26を通りリザーバ室Cに流
入する。この際に、オリフィス27により減衰力を発生
する。そして、ピストン速度が速くなるとボトム側に設
けられたディスクバルブ17が開弁し、該ディスクバル
ブ17によって減衰力を発生する。
【0033】そして、ロッドガイド19に設けたオリフ
ィス通路26の流路面積を調整することにより、該オリ
フィス27を流れる圧油の流路抵抗によって減衰力を調
整するようになっている。
【0034】このように、本実施例では、シャッタ21
Bのオリフィス27を選択することにより、3種類の減
衰力を発生することができる減衰力調整式油圧緩衝器と
することができ、オリフィス27A(最小径,ハード)
を選択した時には、流路抵抗は高くなり、大きい減衰力
を発生する。また、オリフィス27B(中間径,ミディ
アム)を選択した時には、流路抵抗は中間となり、中間
の減衰力を発生する。さらに、オリフィス27C(最大
径,ソフト)を選択した時には、流路抵抗は低くなり、
小さい減衰力を発生させることができる。
【0035】また、このオリフィス27の選択方法は、
ロッドガイド19を構成するロッドガイド本体21のロ
ーレット部21Dを回動させれば良い。さらに、回動規
制ピン28は、ロッドガイド本体21の回動と共に円弧
状の係合穴20D内を回動し、該係合穴20D内に位置
決めされることによって、オリフィス27を確実に選択
することができるようになっている。
【0036】然るに、本実施例によれば、ロッドガイド
19にロッドガイド本体21を回動することにより、流
路面積が調整できるオリフィス流路26を設けることに
より、従来技術のように、ねじ回し等の用具を用いて減
衰力を調整する必要がなくなり調整作業を容易に行うこ
とができる。
【0037】さらに、実施例のように車両に用いた場合
には、車両の走行状態に応じて減衰力を設定することが
でき、乗り心地を向上させることができる。
【0038】なお、前記実施例では、ロッドガイド本体
21のシャッタ21Bにハード,ミディアム,ソフトの
3段階に切換えられるオリフィス27を形成したものに
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、複数のオリ
フィス27の数を適宜設定することにより、2段階また
は4段階以上の切換えができるように構成することも可
能である。また、ハードの場合には、リザーバ室Cから
ロッド側油室Aへの圧油の流動を阻止するようにオリフ
ィス27をなくしてもよい。さらに、オリフィス27を
回動により流路面積が連続的に変化する一つの細長い穴
として形成してもよい。
【0039】次に、本発明による第2の実施例を図5な
いし図7に示すに、本実施例の特徴は、ロッドガイド本
体を2部材から構成すると共に、圧油の流路面積を変化
させるオリフィスを回動に伴って連続的に変化する一つ
の細長い穴としたことにある。なお、本実施例において
上述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0040】図中、31は本実施例によるロッドガイド
を示し、該ロッドガイド31は図6に示すように、外周
側が外筒1および内筒4内に挿嵌され、内周側に挿嵌穴
32Aが形成された段付筒状をなす後述のガイド筒32
と、該ガイド筒32の挿嵌穴32A内に相対回転可能に
挿嵌され、回動部材34,連結リング35およびシャッ
タ36からなるロッドガイド本体33とから大略構成さ
れている。
【0041】32はガイド筒を示し、該ガイド筒32は
下側が内筒4の上端部に固着された小径筒部32Bとな
り、上側が外筒1の上端部に固着された大径筒部32C
となり、該小径筒部32Bと大径筒部32Cとの内周側
段部32Dには連結リング35等が位置決めされるよう
になっている。
【0042】34は回動部材を示し、該回動部材34は
段付筒状に形成され、上側がフランジ部34Aとなり、
該フランジ部34Aの外周面には後述の回動レバー43
が固着され、下側の筒部34Bの内周側にはスプライン
結合を介して連結リング35が連結されている。また、
前記フランジ部34Aの下側内周は、後述のシール部材
37を収容する収容部34Cとなっている。
【0043】35は連結リングを示し、該連結リング3
5の内,外周側はそれぞれスプライン結合を介して前記
回動部材34,シャッタ36が連結され、該回動部材3
4の回動をシャッタ36に伝達するようになる。
【0044】36はシャッタを示し、該シャッタ36
は、図7に示すように段付筒状に形成され、上側の小径
筒部36A外周面にはスプライン36Bが形成され、内
周側はピストンロッド6が摺動するロッド摺動穴36C
となる。また、下側の大径筒部36Dには後述するオリ
フィス41が穿設されている。
【0045】37は回動部材34の内周側に位置して設
けられたシール部材を示し、該シール部材37はばね3
8を介してピストンロッド6側に押圧することによっ
て、シール性を高めるようになっている。
【0046】39はロッドガイド31の軸方向に穿設さ
れた油通路を示し、該油通路39はリザーバ室Cと収容
部34Cとを連通し、該油通路39はガイド筒32に形
成された第1の通路部39Aと、連結リング35に穿設
された第2の通路部39Bと、該通路部39A,39B
を連通させる環状部39Cとからなる。
【0047】40は本実施例によるオリフィス通路を示
し、該オリフィス通路40は前記ロッドガイド31の径
方向に穿設され、リザーバ室Cとロッド側油室Aとを連
通するもので 図6に示すように、ガイド筒32の小径
筒部32Bの径方向に穿設された大径なオリフィス通路
部40Aと、ロッドガイド本体33を構成するシャッタ
36の径方向に穿設されたオリフィス41とからなる。
【0048】ここで、前記オリフィス41は図7に示す
ように、大径筒部36Dの周方向に位置し、右側が軸方
向に長くなる大径部41Aとなり左側が軸方向に短くな
る小径部41Bとなり、右側から左側に漸次短くなるよ
うに形成され、該オリフィス41の長さは大径筒部36
D全周の1/4程度の長さとなっている。
【0049】なお、42はピストンロッド6の突出側先
端に位置して設けられたアウタシェルを示し、該アウタ
シェル42はロッドガイド31から突出するピストンロ
ッド6の外周面を外部からの飛石等から保護している。
【0050】43は前記アウタシェル42の下側から突
出するように前記回動部材34に取付けられた回動レバ
ーを示し、該回動レバー43を回動することにより、回
動部材34,連結リング35およびシャッタ36を回動
させ、オリフィス41の位置を選択して、オリフィス通
路40の流路面積を変化させることができる。
【0051】このように構成される本実施例の減衰力調
整式油圧緩衝器においても、第1の実施例による油圧緩
衝器と同様に作用する。
【0052】即ち、ピストンロッド6の伸長時のピスト
ン速度が遅い時には、ロッド側油室Aの圧油がロッドガ
イド19に設けられたオリフィス通路40を通りリザー
バ室Cに流入する。この際、オリフィス41により減衰
力を発生する。そして、ピストン速度が速くなるとピス
トン5に設けられたディスクバルブ10が開弁し、該デ
ィスクバルブ10によって減衰力を発生する。
【0053】一方、ピストンロッド6の縮小時にピスト
ン速度が遅い時には、ピストンバルブ8のリテーナ11
がばね12に抗して上方に移動、開弁し、ロッド側油室
Aとボトム側油室Bとが連通してほぼ同圧となり、ピス
トンロッド6の侵入体積分の圧力がロッドガイド31に
設けられたオリフィス通路40を通りリザーバ室Cに流
入する。この際に、オリフィス41により減衰力を発生
する。そして、ピストン速度が速くなるとボトム側に設
けられたディスクバルブ17が開弁し、該ディスクバル
ブ17によって減衰力を発生するようになっている。
【0054】このように、本実施例では、回動レバー4
3を回動することにより、シャッタ36に形成したオリ
フィス41の位置を調整してオリフィス通路40を流通
する流路面積を調整するようになっている。即ち、オリ
フィス41の大径部41Aがオリフィス通路部40Aに
あるときには、流路面積を大きくでき、減衰力をソフト
にする。一方、オリフィス41の小径部41Bがオリフ
ィス通路部40Aにあるときには、流路面積を小さくで
き、減衰力をハードにする。また、オリフィス41の中
間部がオリフィス通路部40Aにあるときには、流路面
積を中間に設定でき、適宜の減衰力を発生させることが
できる。
【0055】かくして、本実施例によれば、第1の実施
例とは異なり減衰力を連続的に変化させることができ、
減衰力調整の自由度を高めることができる。
【0056】なお、前記各実施例では、車両の乗り心地
を向上させるサスペンションに油圧緩衝器を用いた場合
について説明したが、本発明はこれに限らず、ステアリ
ングダンパ,シートダンパ,健康機器の負荷等に用いて
もよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、ロ
ッドガイドを、内周側に挿嵌穴が形成されたガイド筒
と、該ガイド筒の挿嵌穴内に相対回転可能に挿嵌され、
内周側が前記ピストンロッド用のロッド摺動穴となった
ロッドガイド本体とから構成し、該ロッドガイド本体お
よびガイド筒には前記リザーバ室とロッド側油室との間
を連通させるオリフィス通路を形成し、該オリフィス通
路は、前記ロッドガイド本体をガイド筒に対して相対回
転させることにより、その流路面積が変化する構成とし
たから、ロッドガイド本体を回動させることにより、オ
リフィス通路の流路抵抗を変化させて、減衰力を容易に
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による減衰力調整式油圧緩衝器を
示す縦断面図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す拡大縦断面図であ
る。
【図3】図1中の矢示III −III 方向からみた断面図で
ある。
【図4】図1中の矢示IV−IV方向からみた断面図であ
る。
【図5】第2の実施例による減衰力調整式油圧緩衝器を
示す縦断面図である。
【図6】図5中の要部を拡大して示す拡大縦断面図であ
る。
【図7】図5中のシャッタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外筒 4 内筒 5 ピストン 6 ピストンロッド 8 ピストンバルブ 13 ボトムバルブ 19,31 ロッドガイド 20,32 ガイド筒 20A,32A 挿嵌穴 21,33 ロッドガイド本体 21A,36C ロッド摺動穴 21B,36 シャッタ 26,40 オリフィス通路 26A,40A オリフィス通路部 27,41 オリフィス 34 回動部材 35 連結リング A ロッド側油室 B ボトム側油室 C リザーバ室 D エア室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が閉塞された外筒と、該外筒内に配
    設され、該外筒との間にリザーバ室を形成した内筒と、
    該内筒の一端側に配設されたロッドガイドと、前記内筒
    内に摺動可能に挿嵌され、該内筒内をロッド側油室とボ
    トム側油室とに画成したピストンと、一端側が該ピスト
    ンに固定され、他端側が前記ロッドガイドを介して外筒
    外に突出したピストンロッドと、前記ピストンまたはピ
    ストンロッドに設けられ、少なくとも該ピストンロッド
    が伸長するときに前記ロッド側油室とボトム側油室との
    間を流通する圧油により減衰力を発生させる減衰力発生
    機構とからなる油圧緩衝器において、前記ロッドガイド
    は外周側が前記外筒および内筒内に嵌合され、内周側に
    挿嵌穴が形成されたガイド筒と、該ガイド筒の挿嵌穴内
    に相対回転可能に挿嵌され、内周側が前記ピストンロッ
    ド用のロッド摺動穴となったロッドガイド本体とから構
    成し、該ロッドガイド本体およびガイド筒には前記リザ
    ーバ室とロッド側油室との間を連通させるオリフィス通
    路を形成し、該オリフィス通路は、前記ロッドガイド本
    体をガイド筒に対して相対回転させることにより、その
    流路面積が変化する構成としたことを特徴とする減衰力
    調整式油圧緩衝器。
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