JPH0696598B2 - 抗体の精製法 - Google Patents
抗体の精製法Info
- Publication number
- JPH0696598B2 JPH0696598B2 JP62287203A JP28720387A JPH0696598B2 JP H0696598 B2 JPH0696598 B2 JP H0696598B2 JP 62287203 A JP62287203 A JP 62287203A JP 28720387 A JP28720387 A JP 28720387A JP H0696598 B2 JPH0696598 B2 JP H0696598B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- matrix
- column
- affinity matrix
- desalting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/06—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
- C07K16/065—Purification, fragmentation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗体に関し、さらに詳しくは抗体の精製に関す
る。またさらに詳しくは、本発明はサブクラスI(g)
G3の抗体の精製および貯蔵に関連する。
る。またさらに詳しくは、本発明はサブクラスI(g)
G3の抗体の精製および貯蔵に関連する。
(従来の技術) 抗体の精製に対しこれまで様々な方法が使用されてきて
いる。たとえば、抗体は抗原アフィニティクロマトグラ
フィまたはプロティンAアフィニティクロマトグラフィ
により精製されてきた。サブクラスI(g)G3の抗体精
製の試みにおいて、このような方法ではI(g)G3抗体
は溶液からしばしば沈澱しこの沈澱物は一般に不可逆的
に不溶性となり、これにより精製抗体の損失を起こすと
いう困難に会ってきた。
いる。たとえば、抗体は抗原アフィニティクロマトグラ
フィまたはプロティンAアフィニティクロマトグラフィ
により精製されてきた。サブクラスI(g)G3の抗体精
製の試みにおいて、このような方法ではI(g)G3抗体
は溶液からしばしば沈澱しこの沈澱物は一般に不可逆的
に不溶性となり、これにより精製抗体の損失を起こすと
いう困難に会ってきた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は抗体、特にサブクラスI(g)G3の抗体の精製
および貯蔵の向上を目指すものである。
および貯蔵の向上を目指すものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の一面によれば、サブクラスI(g)G3の抗体は
I(g)G3抗体を含む液体をアフィニティマトリックス
と接触させることにより精製され、このような接触を9.
0〜9.6のpHで行なうとマトリックスにI(g)G3抗体が
結合する。次いで、I(g)G3抗体をマトリックスから
脱離し、I(g)G3をpH9.0〜9.6、最も一般にはpHほぼ
9.3に緩衝化された液中に集める。脱離剤を使用してア
フィニティマトリックスから抗体を脱離させ、ただちに
I(g)G3抗体を脱離剤から分離し、そしてpH9.0〜9.6
の水性緩衝液中に集める。
I(g)G3抗体を含む液体をアフィニティマトリックス
と接触させることにより精製され、このような接触を9.
0〜9.6のpHで行なうとマトリックスにI(g)G3抗体が
結合する。次いで、I(g)G3抗体をマトリックスから
脱離し、I(g)G3をpH9.0〜9.6、最も一般にはpHほぼ
9.3に緩衝化された液中に集める。脱離剤を使用してア
フィニティマトリックスから抗体を脱離させ、ただちに
I(g)G3抗体を脱離剤から分離し、そしてpH9.0〜9.6
の水性緩衝液中に集める。
特に好ましい実施態様において、アフィニティマトリッ
クスをカラム中で使用し、このカラムはまた脱塩マトリ
ックスも含み、アフィニティマトリックスはカラム内に
おいて脱塩マトリックスまたはゲルの上部の位置に配置
される。この方法において、脱離した抗体は脱塩マトリ
ックスまたはゲルへ移動しここで脱離剤がI(g)G3抗
体から分離される。
クスをカラム中で使用し、このカラムはまた脱塩マトリ
ックスも含み、アフィニティマトリックスはカラム内に
おいて脱塩マトリックスまたはゲルの上部の位置に配置
される。この方法において、脱離した抗体は脱塩マトリ
ックスまたはゲルへ移動しここで脱離剤がI(g)G3抗
体から分離される。
カラムをpH9.0〜9.6に平衡化し、これにより精製の間抗
体はこのpHに保たれ、抗体と脱離剤の間の接触が最小化
される。
体はこのpHに保たれ、抗体と脱離剤の間の接触が最小化
される。
すなわち、本発明の別の観点によれば、サブクラスI
(g)G3の抗体精製のためのカラムを提供するものであ
って、該カラムはアフィニティマトリックスと脱塩マト
リックスまたはゲルの両方を有し、該アフィニティマト
リックスは脱塩ゲルの上部のカラム内に位置し、カラム
全体はpH9.0〜9.6、最も一般にはpH約9.3に平衡化され
ている。
(g)G3の抗体精製のためのカラムを提供するものであ
って、該カラムはアフィニティマトリックスと脱塩マト
リックスまたはゲルの両方を有し、該アフィニティマト
リックスは脱塩ゲルの上部のカラム内に位置し、カラム
全体はpH9.0〜9.6、最も一般にはpH約9.3に平衡化され
ている。
本発明により精製されるサブクラスI(g)G3の抗体は
ポリクローナル抗体の一部として存在してもよいが、本
発明の好ましい観点によれば精製される抗体はサブクラ
スI(g)G3のモノクローナル抗体である。すなわち、
抗体がポリクローナル抗体である場合には、精製される
抗体はI(g)G3抗体以外の抗体を含んでもよく、およ
び/またはサブクラスI(g)G3の抗体2種以上を含ん
でもよい。
ポリクローナル抗体の一部として存在してもよいが、本
発明の好ましい観点によれば精製される抗体はサブクラ
スI(g)G3のモノクローナル抗体である。すなわち、
抗体がポリクローナル抗体である場合には、精製される
抗体はI(g)G3抗体以外の抗体を含んでもよく、およ
び/またはサブクラスI(g)G3の抗体2種以上を含ん
でもよい。
本発明により精製されるサブクラスI(g)G3の抗体は
様々な手段のいずれか1つにより得られ、様々な抗体の
いずれか1つである。上記で示したように、I(g)G3
抗体はモノクローナル抗体であるのが好ましい。モノク
ローナル抗体調製方法は当該技術において一般に公知で
あり、このような抗体は本発明にしたがって精製されう
る。
様々な手段のいずれか1つにより得られ、様々な抗体の
いずれか1つである。上記で示したように、I(g)G3
抗体はモノクローナル抗体であるのが好ましい。モノク
ローナル抗体調製方法は当該技術において一般に公知で
あり、このような抗体は本発明にしたがって精製されう
る。
使用されるアフィニティマトリックスはI(g)G3抗体
を吸着しうるものである。すなわち、たとえばアフィニ
ティマトリックスは、プロティンA;精製されるべきI
(g)G3抗体の抗原、または精製されるべきI(g)G3
抗体の抗体を固定した形で含みうる(例えば固定支持
体、たとえば架橋したデキストランに支持された形で含
みうる)。I(g)G3抗体を吸着するための適当なアフ
ィニティマトリックスの選択は、本明細書中の教えから
当業者の範囲内であると思われる;したがって、これ以
上の詳細は当業者が本発明を実施するために必要ではな
いと思われる。
を吸着しうるものである。すなわち、たとえばアフィニ
ティマトリックスは、プロティンA;精製されるべきI
(g)G3抗体の抗原、または精製されるべきI(g)G3
抗体の抗体を固定した形で含みうる(例えば固定支持
体、たとえば架橋したデキストランに支持された形で含
みうる)。I(g)G3抗体を吸着するための適当なアフ
ィニティマトリックスの選択は、本明細書中の教えから
当業者の範囲内であると思われる;したがって、これ以
上の詳細は当業者が本発明を実施するために必要ではな
いと思われる。
本発明において使用される脱塩マトリックスまたはゲル
は、脱塩(大きな分子から小さな塩イオンまたは分子を
分離する)に適する様々なマトリックスのいずれか1つ
である。このようなマトリックスはしばしばゲルと呼ば
れ、このようなマトリックスを使用する方法はゲル過
として言及される。本発明によれば、脱塩マトリックス
は、アフィニティマトリックスから脱離したI(g)G3
抗体と、アフィニティマトリックスからI(g)G3抗体
を脱離するために使用される物質とを分離するために使
用される。このような脱塩マトリックスの代表的例とし
ては、次のようなものが言及される:架橋したデキスト
ラン(たとえば、商標名“セファデックスG−25"とし
て市販される型のもの)およびポリアクリルアミドビー
ズ(たとえば、商標名“バイオ−ラッドP−2"として市
販される型のもの)。
は、脱塩(大きな分子から小さな塩イオンまたは分子を
分離する)に適する様々なマトリックスのいずれか1つ
である。このようなマトリックスはしばしばゲルと呼ば
れ、このようなマトリックスを使用する方法はゲル過
として言及される。本発明によれば、脱塩マトリックス
は、アフィニティマトリックスから脱離したI(g)G3
抗体と、アフィニティマトリックスからI(g)G3抗体
を脱離するために使用される物質とを分離するために使
用される。このような脱塩マトリックスの代表的例とし
ては、次のようなものが言及される:架橋したデキスト
ラン(たとえば、商標名“セファデックスG−25"とし
て市販される型のもの)およびポリアクリルアミドビー
ズ(たとえば、商標名“バイオ−ラッドP−2"として市
販される型のもの)。
カラムは、様々な緩衝剤の使用により9.0以上で9.6以下
のpHに平衡化され、適当な緩衝剤の選択はここで示す記
述から当業者の範囲内であると思われる。たとえば、緩
衝剤は重炭酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウムまたはトリ
ス緩衝液である。代表的緩衝剤は、pH約9.3をもたらす
0.1Mホウ酸ナトリウム緩衝剤である。
のpHに平衡化され、適当な緩衝剤の選択はここで示す記
述から当業者の範囲内であると思われる。たとえば、緩
衝剤は重炭酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウムまたはトリ
ス緩衝液である。代表的緩衝剤は、pH約9.3をもたらす
0.1Mホウ酸ナトリウム緩衝剤である。
アフィニティマトリックスから抗体を脱離するために使
用する脱離剤は、様々なこのような脱離剤のいずれか1
つである。一般に、このような脱離剤は、pH4.0以下に
緩衝化された水性緩衝液である。ほとんどの場合、緩衝
剤はpH2.0以上である;しかしながら、もっと低いpHを
使用してもよいことは理解されるべきである。脱離剤は
カオトロピック剤(たとえば、チオシアン酸ナトリウム
またはカリウム);変性剤たとえばグアニジン塩酸塩ま
たはウレア、等である。適当な脱離剤の選択は、本明細
書の記載事項から当業者の範囲内であると思われる。
用する脱離剤は、様々なこのような脱離剤のいずれか1
つである。一般に、このような脱離剤は、pH4.0以下に
緩衝化された水性緩衝液である。ほとんどの場合、緩衝
剤はpH2.0以上である;しかしながら、もっと低いpHを
使用してもよいことは理解されるべきである。脱離剤は
カオトロピック剤(たとえば、チオシアン酸ナトリウム
またはカリウム);変性剤たとえばグアニジン塩酸塩ま
たはウレア、等である。適当な脱離剤の選択は、本明細
書の記載事項から当業者の範囲内であると思われる。
上記のように、本発明によれば、抗体と脱離剤との間の
接触が最小となり、アフィニティマトリックスの使用に
よる精製の間、抗体はpH約9.0以上で約9.6以下にて維持
されそして集められる。
接触が最小となり、アフィニティマトリックスの使用に
よる精製の間、抗体はpH約9.0以上で約9.6以下にて維持
されそして集められる。
本発明はさらに添付の図面を用いて説明される。図は本
発明によるクロマトグラフカラムの概略図である。
発明によるクロマトグラフカラムの概略図である。
図において、10はクロマトグラフカラムで、これは脱塩
ゲル11と、脱塩ゲル11の上部に積層されたアフィニティ
ゲル12とを含む。上記したように、アフィニティゲルは
プロティンAが好ましく、脱塩ゲルはセファデックスが
好ましい。
ゲル11と、脱塩ゲル11の上部に積層されたアフィニティ
ゲル12とを含む。上記したように、アフィニティゲルは
プロティンAが好ましく、脱塩ゲルはセファデックスが
好ましい。
カラムは、通常、脱塩マトリックス11の容量がアフィニ
ティマトリックス12の容量の少なくとも2倍好ましくは
少なくとも4倍であるように形成される。容量における
差は、脱塩ゲル11における脱離剤と脱離した抗体との間
の迅速な分離を可能とする。
ティマトリックス12の容量の少なくとも2倍好ましくは
少なくとも4倍であるように形成される。容量における
差は、脱塩ゲル11における脱離剤と脱離した抗体との間
の迅速な分離を可能とする。
カラム10は、上述したようにpH9.0以上で9.6以下に平衡
化される。
化される。
I(g)G3抗体を含むサンプルをカラム10の頭部へ導入
する。サンプルは血清、組織培養基、腹水、等である。
サンプルはサブクラスI(g)G3のモノクローナル抗体
を含むことが好ましい。サンプルはそのまま若しくは透
明な上清にして添加される。
する。サンプルは血清、組織培養基、腹水、等である。
サンプルはサブクラスI(g)G3のモノクローナル抗体
を含むことが好ましい。サンプルはそのまま若しくは透
明な上清にして添加される。
抗体をアフィニティマトリックス12に吸着させ、カラム
をpH9.0以上で9.6以下である水性緩衝液で洗う。
をpH9.0以上で9.6以下である水性緩衝液で洗う。
洗浄後、脱離剤をカラム10の頭部へ加える;たとえばpH
4.0以下の水性緩衝液を用いる。pHにおける変化はアフ
ィニティマトリックス12から抗体を脱離させ、そして脱
離した抗体は脱離剤より先きに脱塩マトリックス11へ移
行し、ここで予めpH9.0以上で9.6以下に平衡化した水性
緩衝液中で脱離した抗体を脱離剤から分離する。このよ
うにして脱離した抗体と脱離剤との接触は最小化さら、
抗体はカラム10における精製の間にpH9.0以上で9.6以下
に効果的に保たれる。
4.0以下の水性緩衝液を用いる。pHにおける変化はアフ
ィニティマトリックス12から抗体を脱離させ、そして脱
離した抗体は脱離剤より先きに脱塩マトリックス11へ移
行し、ここで予めpH9.0以上で9.6以下に平衡化した水性
緩衝液中で脱離した抗体を脱離剤から分離する。このよ
うにして脱離した抗体と脱離剤との接触は最小化さら、
抗体はカラム10における精製の間にpH9.0以上で9.6以下
に効果的に保たれる。
カラム10に加える脱離剤の容量は、アフィニティマトリ
ックスからの抗体の脱離および脱離剤からの脱離抗体の
分離の両方ともを許すように調節され、その間抗体はpH
9.0以上で9.6以下に保たれる。すなわち、たとえば脱離
剤は、アフィニティマトリックス12の容量の1〜2倍の
容量で加えられる。
ックスからの抗体の脱離および脱離剤からの脱離抗体の
分離の両方ともを許すように調節され、その間抗体はpH
9.0以上で9.6以下に保たれる。すなわち、たとえば脱離
剤は、アフィニティマトリックス12の容量の1〜2倍の
容量で加えられる。
すなわち、明らかなように、アフィニティマトリックス
12、脱塩マトリックス11およびカラムへ加える脱離剤の
相対的容量は、脱離抗体の脱離剤からの分離と、pH9.0
以上で9.6以下の水性緩衝液中での脱離抗体の採集がで
きるように調節される。
12、脱塩マトリックス11およびカラムへ加える脱離剤の
相対的容量は、脱離抗体の脱離剤からの分離と、pH9.0
以上で9.6以下の水性緩衝液中での脱離抗体の採集がで
きるように調節される。
カラムは上述したようにI(g)G3抗体、特にサブクラ
スI(g)G3のモノクローナル抗体の精製に用いられ
る。
スI(g)G3のモノクローナル抗体の精製に用いられ
る。
本発明の別の観点によれば、pH約9.0以上で約9.6以下、
最も一般にはpH約9.3の水性緩衝液中のI(g)G3抗体
を含む組成物を提供する。I(g)G3抗体はモノクロー
ナル抗体またはモノクローナル抗体混合物の一部でよ
い。このような水性緩衝剤の使用はI(g)G3抗体の貯
蔵安定性を向上する。
最も一般にはpH約9.3の水性緩衝液中のI(g)G3抗体
を含む組成物を提供する。I(g)G3抗体はモノクロー
ナル抗体またはモノクローナル抗体混合物の一部でよ
い。このような水性緩衝剤の使用はI(g)G3抗体の貯
蔵安定性を向上する。
次の実施例を用いて本発明をさらに説明するが本発明の
範囲はこれに限定されない:実施例 ほぼ直径1cmで長さ30cm(容量24ml)のカラムを、IgG
(3)抗体モノクローナル抗体腹水の精製に使用する。
架橋したデキストラン(セファデックスG−25)19ml
(24cm)を最初に充てんすることによりカラムを作る。
架橋したデキストラン(セファロースCL−4B、シグマP
−3391)に支持されたプロティンAを蒸留水で膨潤さ
せ、ほぼ5ml(6cm)をセファデックスG−25の上に積層
する。数回0.1Mホウ酸ナトリウム(pH9.3)を通過させ
ることによりカラムを予め平衡化する。腹水混合物をカ
ラム上に重ねて導入し、次いでホウ酸ナトリウム緩衝液
をカラムの数倍の容量用いて十分に洗浄する。この洗浄
は腹水から出てくるいずれの残留プロティンをも除去す
る。この洗浄工程後、0.1Mクエン酸ナトリウム(pH3.
5)10mlを、すべてのクエン酸ナトリウム緩衝液がアフ
ィニティマトリックスを通過するまでプロティンA/セフ
ァロースCL−4Bマトリックス上へ重ねる。クエン酸ナト
リウム緩衝液をカラムへ通しプロティンを溶出した後、
0.1Mホウ酸ナトリウムの貯蔵器をカラムに再度結合す
る。この工程は、すべての抗体がカラムから溶出するま
で続け、カラムをpH9.3の0.1Mホウ酸ナトリウムで再度
平衡化する。この時点で、カラムは抗体精製のために再
び使用できる。IgG(3)はフラクション11に溶出しク
エン酸緩衝液はフラクション24に溶出する。
範囲はこれに限定されない:実施例 ほぼ直径1cmで長さ30cm(容量24ml)のカラムを、IgG
(3)抗体モノクローナル抗体腹水の精製に使用する。
架橋したデキストラン(セファデックスG−25)19ml
(24cm)を最初に充てんすることによりカラムを作る。
架橋したデキストラン(セファロースCL−4B、シグマP
−3391)に支持されたプロティンAを蒸留水で膨潤さ
せ、ほぼ5ml(6cm)をセファデックスG−25の上に積層
する。数回0.1Mホウ酸ナトリウム(pH9.3)を通過させ
ることによりカラムを予め平衡化する。腹水混合物をカ
ラム上に重ねて導入し、次いでホウ酸ナトリウム緩衝液
をカラムの数倍の容量用いて十分に洗浄する。この洗浄
は腹水から出てくるいずれの残留プロティンをも除去す
る。この洗浄工程後、0.1Mクエン酸ナトリウム(pH3.
5)10mlを、すべてのクエン酸ナトリウム緩衝液がアフ
ィニティマトリックスを通過するまでプロティンA/セフ
ァロースCL−4Bマトリックス上へ重ねる。クエン酸ナト
リウム緩衝液をカラムへ通しプロティンを溶出した後、
0.1Mホウ酸ナトリウムの貯蔵器をカラムに再度結合す
る。この工程は、すべての抗体がカラムから溶出するま
で続け、カラムをpH9.3の0.1Mホウ酸ナトリウムで再度
平衡化する。この時点で、カラムは抗体精製のために再
び使用できる。IgG(3)はフラクション11に溶出しク
エン酸緩衝液はフラクション24に溶出する。
(発明の効果) 本発明は、高度に精製された抗体を迅速で再現性のある
方法にて得ることができ、しかもこれまで抗体の不可逆
的沈でんについて遭遇してきた問題点を有しないという
点で非常に有利である。さらに、この方法は、コンピュ
ータによるプログラム化された精製システムでの自動作
業に容易に従う。
方法にて得ることができ、しかもこれまで抗体の不可逆
的沈でんについて遭遇してきた問題点を有しないという
点で非常に有利である。さらに、この方法は、コンピュ
ータによるプログラム化された精製システムでの自動作
業に容易に従う。
さらに、ここにおいて、当該技術でこれまで遭遇した問
題点たとえば抗体の不可逆的沈でんを有することなくI
(g)G3抗体を回収し貯蔵することが可能である。
題点たとえば抗体の不可逆的沈でんを有することなくI
(g)G3抗体を回収し貯蔵することが可能である。
その他の利点はここに示した記載事項から当業者にとっ
て明らかである。
て明らかである。
図は本発明カラムの一例を示す模式図である。 図中. 10…クロマトグラフカラム 11…脱塩ゲル 12…アフィニティゲル
Claims (9)
- 【請求項1】I(g)G3抗体を含む液体を、pH9.0以上
9.6以下に保たれたアフィニティマトリックスと接触さ
せてI(g)G3抗体を吸着させ;そして 吸着したI(g)G3抗体を脱離剤によって該アフィニテ
ィマトリックスから脱離させてアフィニティマトリック
スの直ぐ下流に存在させた脱塩マトリックスへ通過さ
せ、pH9.0以上9.6以下の溶出液中に、脱離したI(g)
G3抗体を前記脱離剤と分離して集める; 工程からなるI(g)G3抗体の精製方法。 - 【請求項2】脱離したI(g)G3抗体をpH9.0以上9.6以
下に保たれた脱塩マトリックス中へ通過させる特許請求
の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】脱離剤がpH4.0以下の水性緩衝液である特
許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 - 【請求項4】脱塩マトリックスの容量がアフィニティマ
トリックスの容量の少なくとも2倍である特許請求の範
囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】I(g)G3抗体がモノクローナル抗体であ
る特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に
記載の方法。 - 【請求項6】アフィニティマトリックス、脱塩マトリッ
クスおよび溶出液のpHが約9.3である特許請求の範囲第
1項または第2項記載の方法。 - 【請求項7】アフィニティマトリックスとその直ぐ下流
に存在してアフィニティマトリックスから脱離する物質
を受けるための脱塩マトリックスを含むカラムであっ
て、pH9.0以上9.6以下に平衡化されたカラムからなるI
(g)G3抗体精製用クロマトグラフィカラム。 - 【請求項8】脱塩マトリックスの容量がアフィニティマ
トリックスの容量の少なくとも2倍である特許請求の範
囲第7項記載のカラム。 - 【請求項9】アフィニティマトリックスが固定化プロテ
インAである特許請求の範囲第8項記載のカラム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CA000548559A CA1323567C (en) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | Method for purification of antibodies |
| EP87308900A EP0310719B1 (en) | 1987-10-05 | 1987-10-07 | Method for purification of antibodies |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135798A JPH01135798A (ja) | 1989-05-29 |
| JPH0696598B2 true JPH0696598B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=25671537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62287203A Expired - Lifetime JPH0696598B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-11-13 | 抗体の精製法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0310719B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0696598B2 (ja) |
| AT (1) | ATE76082T1 (ja) |
| AU (1) | AU600311B2 (ja) |
| CA (1) | CA1323567C (ja) |
| DE (1) | DE3779125D1 (ja) |
| ES (1) | ES2041690T3 (ja) |
| FI (1) | FI90082C (ja) |
| GR (1) | GR3004622T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5151504A (en) * | 1989-11-17 | 1992-09-29 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Method for purification of monoclonal antibodies |
| DE4118912C1 (ja) * | 1991-06-08 | 1992-07-02 | Biotest Pharma Gmbh, 6072 Dreieich, De | |
| US8084032B2 (en) | 2004-01-21 | 2011-12-27 | Ajinomoto Co., Inc. | Purification method which prevents denaturation of an antibody |
| WO2016031932A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 田辺三菱製薬株式会社 | アルカリ洗浄によるFc領域を有するタンパク質の製造方法 |
| KR102490956B1 (ko) * | 2015-03-13 | 2023-01-19 | 브리스톨-마이어스 스큅 컴퍼니 | 불순물을 제거하기 위한 크로마토그래피 동안의 알칼리성 세척의 용도 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1209907A (en) * | 1982-04-12 | 1986-08-19 | Richard M. Bartholomew | Method of affinity purification employing monoclonal antibodies |
| JPS60228421A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-13 | Shionogi & Co Ltd | モノクロ−ナル抗ヒトIgG抗体およびその製造法 |
-
1987
- 1987-10-05 CA CA000548559A patent/CA1323567C/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-10-07 DE DE8787308900T patent/DE3779125D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-10-07 EP EP87308900A patent/EP0310719B1/en not_active Expired
- 1987-10-07 ES ES198787308900T patent/ES2041690T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-07 AT AT87308900T patent/ATE76082T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-10-08 FI FI874431A patent/FI90082C/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-10-12 AU AU79556/87A patent/AU600311B2/en not_active Ceased
- 1987-11-13 JP JP62287203A patent/JPH0696598B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-18 GR GR920400948T patent/GR3004622T3/el unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI874431A0 (fi) | 1987-10-08 |
| EP0310719A1 (en) | 1989-04-12 |
| JPH01135798A (ja) | 1989-05-29 |
| AU7955687A (en) | 1989-04-13 |
| GR3004622T3 (ja) | 1993-04-28 |
| FI874431L (fi) | 1989-04-09 |
| ATE76082T1 (de) | 1992-05-15 |
| DE3779125D1 (de) | 1992-06-17 |
| ES2041690T3 (es) | 1993-12-01 |
| FI90082C (fi) | 1993-12-27 |
| AU600311B2 (en) | 1990-08-09 |
| CA1323567C (en) | 1993-10-26 |
| EP0310719B1 (en) | 1992-05-13 |
| FI90082B (fi) | 1993-09-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4704366A (en) | Process for binding IgG to protein A | |
| US4933435A (en) | Antibody purification process | |
| Chase | Affinity separations utilising immobilised monoclonal antibodies—a new tool for the biochemical engineer | |
| Delaunay et al. | Immunoaffinity solid-phase extraction for the trace-analysis of low-molecular-mass analytes in complex sample matrices | |
| US4594135A (en) | Process and apparatus for electrically desorbing components selectively sorbed on granules | |
| Ohlson et al. | Novel approach to affinity chromatography using “weak” monoclonal antibodies | |
| JPH02800A (ja) | モノクローナル抗体の精製方法 | |
| US10792654B2 (en) | Solid phase for mixed-mode chromatographic purification of proteins | |
| US20010014649A1 (en) | Chromatography adsorbents utilizing mercapto heterocyclic ligands | |
| Lihme et al. | Divinylsulphone-activated agarose: formation of stable and non-leaking affinity matrices by immobilization of immunoglobulins and other proteins | |
| JPH05268985A (ja) | モノクローナル抗体の精製法 | |
| Zoller et al. | Antigen and antibody purification by immunoadsorption: elimination of non-biospecifically bound proteins | |
| Katz et al. | Drug residue analysis using immunoaffinity chromatography | |
| JPH0696598B2 (ja) | 抗体の精製法 | |
| US4841024A (en) | Purification of antibodies | |
| Burstein | The removal of testosterone binding globulin from plasma by affinity chromatography | |
| Ohlson et al. | High-performance liquid affinity chromatographic separation of mouse monoclonal antibodies with protein A silica | |
| Cutler | Affinity chromatography | |
| Morgan et al. | Investigations into the controlling factors of electrophoretic desorption: A widely applicable, nonchaotropic elution technique in affinity chromatography | |
| JPH09504532A (ja) | クロマトグラフィー法による第8因子を含むウィルス不活性化分画の製造方法 | |
| JPH0459797A (ja) | 抗体の精製法 | |
| EP0432629A1 (en) | Method for binding immunoglobulin G to protein A | |
| JP2006026607A (ja) | アフィニティークロマトグラフィー用吸着体 | |
| JPH07146280A (ja) | アフィニティクロマトグラフィー用吸着体及びこれを 用いた抗体の分離方法、抗体濃度の測定方法、抗体断 片の精製濃縮方法 | |
| JPH02180899A (ja) | 免疫グロブリンの精製方法 |