JPH0697681A - プリント配線板の抜止構造 - Google Patents

プリント配線板の抜止構造

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JPH0697681A
JPH0697681A JP4247899A JP24789992A JPH0697681A JP H0697681 A JPH0697681 A JP H0697681A JP 4247899 A JP4247899 A JP 4247899A JP 24789992 A JP24789992 A JP 24789992A JP H0697681 A JPH0697681 A JP H0697681A
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
housing
ejector
support shaft
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JP4247899A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Akaha
敏彦 赤羽
Kazumi Yoshida
和美 吉田
Kazuo Takashima
一夫 高嶋
Kozo Yamada
孝三 山田
Ichiro Kasahara
一郎 笠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板引抜用のイジェクタを有するプリント配
線板において、電子機器の筐体に対するプリント配線板
の抜止め及びその解除を容易に行えるプリント配線板の
抜止構造の提供。 【構成】 プリント配線板22を筐体21に挿入すると
弾性部材29を介して筐体21に設けられているストッ
パ26によりプリント配線板22の抜止めがなされ、プ
リント配線板22を引抜くべくイジェクタ33を所定方
向へ回動すると、イジェクタ33に設けられたストッパ
解除部33aによりストッパ26によるプリント配線板
22の抜止めは解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板引抜用のイジェクタ
を有するプリント配線板におけるプリント配線板の抜止
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図16及び図17に電子機器の筐体に対
するプリント配線板の従来の実装構造を示す。
【0003】筐体1の背面側にあるマザーボード1aに
は、この筐体1内に実装されるプリント配線板2に対応
させて複数のコネクタ3が設けられている。また、筐体
1の上下両面には、夫々のコネクタ3に対応させてガイ
ドレール4が設けられている。
【0004】一方、プリント配線板2は、先端側にはコ
ネクタ3に電気的に接続されるコネクタ6が設けられて
おり、基端側の上下の角部には基板引抜用のイジェクタ
8が支軸9を介して回動自在な状態で取付けられてい
る。
【0005】筐体1に対するプリント配線板2の装着
は、プリント配線板2の先端側の上,下縁部分をガイド
レール4に挿入し、ガイドレール4を案内として矢印a
方向へスライドさせ、最後にイジェクタ8の背の部分8
aに指をあてて押圧することによりなされる(図17
(a))。これで、プリント配線板2は筐体1内に挿入
され、また、コネクタ6はコネクタ3に電気的に接続さ
れる(図17(b))。
【0006】一方、プリント配線板2を筐体1から引き
抜く場合は、イジェクタ8を矢印b方向へ回転する。こ
れで、イジェクタ8の端部8bが筐体1の縁部1bを押
圧し、端部8bを支点として「てこの原理」によりプリ
ント配線板2は矢印c方向へスライドさせられる(図1
7(c))。
【0007】この従来のプリント配線板の実装構造によ
ると、コネクタ3とコネクタ6との嵌合力によりプリン
ト配線板2は筐体1内に保持されている構成であるの
で、振動、衝撃が筐体1に作用した場合に、コネクタ3
とコネクタ6との嵌合が外れ、プリント配線板2が筐体
1から抜ける場合があった。そのため、従来は、図16
に示すように、筐体1の開口部側に固定板11をねじ1
3にて固定しプリント配線板2の抜け止めとしていた
が、プリント配線板2の挿抜を行う度に、ねじ13の着
脱により固定板11の取付け、取外しを行わねばならな
いので非常に煩雑であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記構造
ではコネクタ間の嵌合力によりプリント配線板が筐体内
に保持される構成であるので、振動、衝撃が作用すると
コネクタ間の嵌合が外れプリント配線板が筐体から抜け
る場合があった。一方、プリント配線板の抜止としての
固定板を筐体にねじ止めしたのでは、プリント配線板の
挿抜の度に固定板の取付け、取外しを行わねばならない
という不具合があった。
【0009】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、筐体に対するプリント配線板
の抜止め及びその解除を容易に行えるプリント配線板の
抜止構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、基板引
抜用のイジェクタが回動自在に取付けられるプリント配
線板であって電子機器の筐体内に挿入された前記プリン
ト配線板の前記筐体からの抜けを阻止するプリント配線
板の抜止構造において、前記筐体には弾性部材を介して
前記筐体に取付けられ前記筐体から抜け出る方向への前
記プリント配線板の移動を前記プリント配線板と当接し
て阻止するストッパが設けられ、前記イジェクタには前
記プリント配線板を前記筐体から引抜く方向へ回転させ
たときに前記ストッパ側と当接し前記ストッパを前記プ
リント配線板を阻止する位置以外の位置へ移動させるス
トッパ解除部が設けられた構成となっている。
【0011】第2の発明では、基板引抜用のイジェクタ
が回動自在に取付けられるプリント配線板であって電子
機器の筐体内に挿入された前記プリント配線板の前記筐
体からの抜けを阻止するプリント配線板の抜止構造にお
いて、前記イジェクタは支軸及びこの支軸が挿入された
長穴を介して前記プリント配線板に回動自在に取付けら
れると共に前記支軸をガイドとして前記長穴の範囲でス
ライド自在とされ、かつ、前記イジェクタには前記筐体
に設けられた第1の係合部と嵌合する第2の係合部が設
けられ、この第2の係合部は、前記プリント配線板を前
記筐体に挿入した状態で前記イジェクタを前記プリント
配線板の挿入方向と交差する方向へスライドさせたとき
に前記第1の係合部と嵌合し得るように配置された構成
となっている。
【0012】第3の発明では、基板引抜用のイジェクタ
が回動自在に取付けられるプリント配線板であって電子
機器の筐体内に挿入された前記プリント配線板の前記筐
体からの抜けを阻止するプリント配線板の抜止構造にお
いて、前記イジェクタは前記プリント配線板に設けられ
た支軸に係合させられる溝部、前記イジェクタを基板引
抜用として用いる際の押圧部、及び前記筐体に形成され
た穴部と嵌合する突起部を有し、前記押圧部は、前記プ
リント配線板を前記筐体に挿入した状態で前記溝部を一
方の方向に向けて前記支軸に係合させこの支軸を中心と
して前記イジェクタを所定方向に回動させた場合に、前
記筐体を押圧して前記支軸を介して前記プリント配線板
を挿入方向とは反対方向へ移動させ得るように配置さ
れ、前記突起部は、前記プリント配線板を前記筐体に挿
入した状態で前記溝部を前記一方の方向とは反対の他方
の方向に向けて前記支軸に係合させた場合に、前記穴部
と嵌合し得るように配置された構成となっている。
【0013】第4の発明では、基板引抜用のイジェクタ
が回動自在に取付けられるプリント配線板であって電子
機器の筐体内に挿入された前記プリント配線板の前記筐
体からの抜けを阻止するプリント配線板の抜止構造にお
いて、前記イジェクタにはレバーの中途が回動自在に取
付けられると共にこのレバーは前記プリント配線板引抜
時における前記イジェクタの回転方向とは反対の方向へ
バネにて付勢され、前記レバーの一端側は前記プリント
配線板が前記筐体に挿入された位置において前記バネの
作用により前記筐体に形成された穴部に嵌合し得るよう
に配置され、前記レバーの他端側は前記プリント配線板
引抜時の回転方向へ前記イジェクタと共に回転させ得る
ように配置された構成となっている。
【0014】
【作用】第1の発明では、プリント配線板を電子機器の
筐体に挿入すると弾性部材を介して筐体に設けられてい
るストッパにより筐体から抜け出る方向へのプリント配
線板の移動は阻止され、プリント配線板を筐体から引き
抜くべくイジェクタを所定方向へ回転するとこのイジェ
クタに設けられたストッパ解除部によりストッパは移動
させられストッパによるプリント配線板のロックは解除
する。
【0015】第2の発明では、プリント配線板を電子機
器の筐体に挿入した状態でイジェクタを支軸を案内とし
て挿入方向と交差する方向へスライドさせると、イジェ
クタに設けられた第2の係合部が筐体に設けられた第1
の係合部に嵌合しプリント配線板は筐体にロックされ
る。また、プリント配線板引抜時には、イジェクタを反
対方向へスライドしロックを解除することにより、イジ
ェクタは支軸に対して回動自在となり、イジェクタのて
この原理によりプリント配線板を筐体から引き抜ける。
【0016】第3の発明では、プリント配線板を電子機
器の筐体に挿入した状態で、イジェクタの溝部を他方の
方向に向けて支軸に係合させイジェクタの突起部を筐体
の穴部に嵌合させることにより、イジェクタはプリント
配線板に対する抜け止めの役割を果たす。また、支軸に
対するイジェクタの取付位置を換え、イジェクタの溝部
を一方の方向に向けて支軸に係合すると、イジェクタは
支軸に対して回動自在となり、イジェクタのてこの原理
によりプリント配線板を筐体から引き抜くことができ
る。
【0017】第4の発明では、プリント配線板を電子機
器の筐体に挿入するとイジェクタに対して中途部が回動
自在に保持されたレバーの一端側がバネの作用により筐
体に形成された穴部に嵌合し、筐体に対するプリント配
線板の抜けは阻止される。また、プリント配線板を筐体
から引き抜く際には、プリント配線板引抜時の回転方向
へイジェクタ及びレバーを回転することにより、レバー
の一端側と筐体の穴部との嵌合は解除され、イジェクタ
のてこの原理によりプリント配線板を筐体から引き抜く
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図15を参
照して詳述する。
【0019】図1乃至図4は第1の発明に係る実施例を
説明する図であり、図1は抜止構造を説明する斜視図、
図2はその断面図、図3はプリント配線板挿入時のロッ
クを説明する図、図4はプリント配線板引抜時のロック
解除を説明する図である。
【0020】電子機器の筐体21には、従来例と同様、
その背面側にマザーボード21aが設けられており、こ
の筐体21内に実装されるプリント配線板22に対応さ
せて複数のコネクタ23が設けられている。また、筐体
21の上下両面には、夫々のコネクタ23に対応させて
ガイドレール24が設けられている。さらにまた、夫々
のガイドレール24の基板挿入口側には、ストッパ26
が設けられている。
【0021】このストッパ26は、図1及び図2に示す
如く、筐体21内壁21bとレール台27との間に介在
させられた「U」字形の弾性部材29に基端が固着され
ており、この弾性部材29のバネ力により、先端26a
側がレール台27から突出させられている。尚、ストッ
パ26の突出量を制限するべく、ストッパ26の側面に
はレール台27の裏面に当接する突起部26bが設けら
れており、また、筐体21に挿入されるプリント配線板
22によりストッパ26が容易に押下げられるように、
ストッパ26の先端26aには斜面が形成されている。
【0022】一方、プリント配線板22は、先端側にコ
ネクタ23に電気的に接続されるコネクタ31が設けら
れており、基端側の上下の角部には基板引抜用のイジェ
クタ33が支軸34を介して回動自在な状態で取付けら
れている。イジェクタ33には、プリント配線板22を
引抜くべくイジェクタ33を回転した際に、ストッパ2
6を押下げるストッパ解除部33aが設けられている。
尚、プリント配線板22の先端側角部22aは、プリン
ト配線板22を筐体21内に挿入した際にストッパ26
を容易に押下げられるように面取りがなされている。
【0023】次に図3及び図4を用いてプリント配線板
22の抜け止め及びその解除につき説明する。
【0024】プリント配線板22を筐体21内に挿入す
るべく、プリント配線板22を矢印a方向へスライドさ
せると、図3(a)に示す如く、ストッパ26の先端2
6aの斜面とプリント配線板22の角部22aの斜面と
は対向する状態となる。従って、プリント配線板22を
さらに矢印a方向へスライドさせると、プリント配線板
22の押圧力によりストッパ26は押下げられ、図3
(b)に示す如く、プリント配線板22をストッパ26
に妨げられることなくガイドレール24に挿入できる。
そして、イジェクタ33の背面33bを矢印a方向へ押
圧し、図3(c)に示す如く、コネクタ31をコネクタ
23に嵌合させることによりプリント配線板22は筐体
21に装着され、コネクタ31はコネクタ23と電気的
に接続される。また、プリント配線板22が筐体21内
に完全に挿入されると、弾性部材29の復元力によりス
トッパ26がプリント配線板22の後端22b側に突出
した状態となり、プリント配線板22の筐体21からの
抜けはこのストッパ26で阻止される。
【0025】一方、プリント配線板22を筐体21から
引抜く際には、イジェクタ33を矢印b方向へ回転す
る。これで、図4(a)に示す如く、弾性部材29の近
傍に位置付けられたストッパ解除部33aが弾性部材2
9を押圧することになり、弾性部材29はストッパ26
が下降する方向へ撓む。従って、図4(b)に示す如
く、ストッパ26によるプリント配線板22のロックは
解除される。そして、イジェクタ33を矢印b方向へさ
らに回転すると、イジェクタ33の端部33dが筐体2
1の縁部21dを押圧し、端部33dを支点として「て
この原理」によりプリント配線板22は矢印c方向へス
ライドさせられ(図4(c))、コネクタ23と31の
嵌合は解除する。
【0026】このように本例の抜止構造では、プリント
配線板22を筐体21内に挿入するとストッパ26によ
りプリント配線板22の抜止めが自動的になされ、プリ
ント配線板22を筐体21から引抜くべくイジェクタ3
3を矢印b方向に回転するとストッパ26による抜止め
は自動的に解除されるので、プリント配線板22の抜止
め及びその解除に関し、何等の工数も必要としない。
【0027】図5乃至図7は第2の発明に係る実施例を
説明する図であり、図5はイジェクタを用いてプリント
配線板の抜止めを行った状態の正面図、図6はイジェク
タによる抜止めを解除した状態の正面図、図7はイジェ
クタによりプリント配線板を引抜く状態の正面図であ
る。
【0028】本例の抜止構造では、筐体21Aに設けら
れたプリント配線板挿入用のガイドレール24の近傍に
は断面「コ」字形の受け金具41が設けられている。
【0029】一方、プリント配線板22Aに取付けられ
るイジェクタ33Aには、長穴331及び溝(第2の係
合部)332が形成されている。イジェクタ33Aはプ
リント配線板22Aの支軸34が長穴331に挿入され
てプリント配線板22Aに取付けられており、この支軸
34を中心として回動可能とされ、かつ、長穴331の
範囲で支軸34をガイドとしてスライドさせることがで
きる。また、溝332の幅は、受け金具41の板厚と同
程度となっており、プリント配線板22Aを筐体21A
に完全に挿入した状態では、支軸34をガイドとしてイ
ジェクタ33Aをスライドさせることにより、受け金具
41の相対向する板部41a,41bのうちのガイドレ
ール24に近接する板部(第1の係合部)41bに溝3
32を嵌合させることができる。
【0030】次に上記抜止構造の作用につき説明する。
【0031】プリント配線板22Aを筐体21A内に挿
入する際には、図7に示すようにイジェクタ33Aの端
部335を受け金具41内に位置付けた後、イジェクタ
33Aを矢印d方向へ回転すると、端部335は板部4
1a側に当接し、端部335を支点として「てこの原
理」によりプリント配線板22Aは矢印a方向へスライ
ドさせられてプリント配線板22Aは筐体21Aに完全
に挿入される(図6)。また、プリント配線板22Aの
先端に設けられたコネクタ(図示せず)は筐体21A内
のコネクタ(図示せず)に接続される。
【0032】そして、図6に示す状態で、支軸34をガ
イドとしてイジェクタ33Aを矢印e方向へスライドさ
せると、溝332は板部41bに嵌合し、プリント配線
板22Aの筐体21Aからの抜けはイジェクタ33Aに
て阻止される(図5)。
【0033】一方、プリント配線板22Aを筐体21A
から引抜く際には、図5に示す状態からイジェクタ33
Aを矢印f方向へスライドさせる。これで、イジェクタ
33Aは図6に示す状態となり、プリント配線板22A
のロックは解除される。そして、図7に示す如く、イジ
ェクタ33Aを矢印b方向へ回転すると、イジェクタ3
3Aの端部335が板部41bを押圧し、端部335を
支点として「てこの原理」によりプリント配線板22A
は矢印c方向へスライドさせられる。
【0034】このように本例の抜止構造では、プリント
配線板22Aを筐体21A内に挿入した状態でイジェク
タ33Aを矢印e方向へスライドすることによりプリン
ト配線板22Aの抜止めがなされ、イジェクタ33Aを
矢印f方向へスライドさせるとイジェクタによる抜止が
解除されるので、プリント配線板22Aの抜止め及びそ
の解除を容易に行える。
【0035】図8乃至図11は第3の発明に係る実施例
を説明する図であり、図8はイジェクタの斜視図、図9
はイジェクタが取付けられるプリント配線板の側面図、
図10はイジェクタを用いてプリント配線板を引抜く状
態を示した正面図、図11はイジェクタを用いてプリン
ト配線板の抜止めを行った状態の正面図である。
【0036】本例の抜止構造では、イジェクタ33Bに
は断面「U」字形の溝337が設けられており、この溝
337をプリント配線板22Bの支軸34に引掛ること
により、イジェクタ33Bはプリント配線板22Bに取
付けられる構成となっている。
【0037】そして、筐体21Bにプリント配線板22
Bが挿入されている状態において、図10に示す如く、
溝337を上向きにした状態で支軸34に引掛け、矢印
b方向へイジェクタ33Bを回転すると、イジェクタ3
3Bの端部(押圧部)338が筐体21Bの縁部211
を押圧し、端部338を支点として「てこの原理」によ
りプリント配線板22Bは筐体21Bから抜け出る方向
である矢印c方向へスライドさせられる。
【0038】また、筐体21Bにプリント配線板22B
が挿入されている状態において、図11に示す如く、溝
337を下向きにして支軸34に引掛け、筐体21Bに
形成された穴部212にイジェクタ33Bの突起部33
9を嵌合すると、このイジェクタ33Bにより筐体21
Bからのプリント配線板22Bの抜けは阻止される。
【0039】このように本例の抜止構造では、筐体21
Bに挿入されたプリント配線板22Bの支軸34に溝3
37を上向きに向けてイジェクタ33Bを係合させる
と、イジェクタ33Bはプリント配線板22B引抜用の
役割を果たし、溝337を下向きに向けて支軸34に係
合させると、イジェクタ33Bはプリント配線板22B
の抜止めの役割を果たす。また、プリント配線板22B
に対してイジェクタ33Bは着脱自在なので、筐体21
Bに複数のプリント配線板22Bが装着される場合は、
プリント配線板22Bの引抜時に他のプリント配線板2
2Bのイジェクタ33Bを利用できるので、必ずしも一
つのプリント配線板22Bに2個のイジェクタ33Bを
設ける必要はない。
【0040】図12乃至図15は第4の実施例を説明す
る図であり、図12はイジェクタを有するプリント配線
板の正面図、図13は上記プリント配線板の底面図、図
14及び図15はイジェクタに設けられたレバーによる
プリント配線板の抜止め及びその解除を説明する図であ
る。
【0041】本例では、プリント配線板22Dの支軸3
4にイジェクタ33Dの中途部が回動自在に保持されて
おり、このイジェクタ33Dの端部51にレバー52の
中途部がピン53を介して回動自在に保持されている。
また、レバー52の把手部(他端)521はバネ55に
より矢印d方向へ引張られており、レバー52の先端部
(一端)522の端面523は傾斜面となっている。
【0042】一方、プリント配線板22Dが挿入される
筐体21Dには、図14に示す如く、ガイドレール24
の近傍にレバー52の先端部522と嵌合する穴部21
5が形成されている。
【0043】本例では、プリント配線板22Dをガイド
レール24に挿入し、さらに挿入方向である矢印a方向
へスライドすると、レバー52の先端部端面523が筐
体21Dの縁部216に当接し、レバー52は若干矢印
b方向へ回動させられた後レバー52の先端部522は
穴部515の近傍に位置付けられる(図15)。そし
て、プリント配線板22Dをさらに矢印a方向へスライ
ドさせ筐体21Dに完全に挿入すると、レバー先端部5
22は筐体穴部215と対応する位置に位置付けられ、
先端部522はバネ55の引張力により穴部215に嵌
合させられる。従って、筐体21Dからのプリント配線
板22Dの抜けは先端部522が穴部215と嵌合する
レバー52にて阻止される。
【0044】一方、プリント配線板22Dを筐体21D
から引抜く際には、レバー52を矢印b方向に回転しさ
らにこのレバー52と共にイジェクタ33Dを矢印b方
向へ回転する。レバー52の矢印b方向への回転により
レバー先端部522は穴部215から抜け、レバー52
によるプリント配線板22Dの抜止めは解除される。そ
して、イジェクタ33Dの矢印b方向への回転により、
図15に示すように、イジェクタ33Dの端部51が筐
体縁部216を押圧し、「てこの原理」によりプリント
配線板22Dは筐体から抜け出る方向である矢印c方向
へスライドさせられる。
【0045】このように本例の抜止構造では、プリント
配線板22Dを筐体21D内に挿入するとレバー52に
よりプリント配線板22Dの抜止めが自動的になされ、
プリント配線板22Dを筐体21Dから引抜く場合には
引抜用のイジェクタ33Dの回転方向へレバー52を回
転するとレバー52によるプリント配線板22Dの抜止
めは解除されるのでプリント配線板22Dの抜止め及び
その解除を容易に行える。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
プリント配線板を電子機器の筐体に挿入すると弾性部材
を介して筐体に設けられているストッパによりプリント
配線板の抜止めが自動的になされ、プリント配線板を引
抜くべくイジェクタを所定方向へ回転するとイジェクタ
に設けられたストッパ解除部によりストッパによる抜止
めは自動的に解除されるので、プリント配線板の抜止め
及びその解除に関し、何等特別な作業を必要としない。
【0047】また、第2の発明では、プリント配線板を
電子機器の筐体に挿入した状態でイジェクタを支軸を案
内として所定方向へスライドさせるとイジェクタに設け
られた第2の係合部が筐体に設けられた第1の係合部に
嵌合してプリント配線板の抜止めがなされ、また、イジ
ェクタを用いてプリント配線板を引抜く際にはイジェク
タを所定方向と反対方向へスライドすればプリント配線
板の抜止めは解除され、又、イジェクタによる引抜きが
可能となるので、プリント配線板の抜止め及びその解除
を容易に行える。
【0048】第3の発明では、プリント配線板を電子機
器に挿入した状態で、イジェクタの溝部を他方の方向に
向けて支軸に係合させイジェクタの突起部を筐体の穴部
に嵌合させることによりプリント配線板の抜止めがなさ
れ、イジェクタの溝部を一方の方向に向けて支軸に係合
するとイジェクタによるプリント配線板の引抜が可能と
なるので、プリント配線板の抜止め及びその解除を容易
に行える。
【0049】第4の発明では、プリント配線板を電子機
器の筐体に挿入すると、イジェクタに回動自在に保持さ
れたレバーの一端側がバネの作用により筐体に形成され
た穴部に嵌合してプリント配線板の抜止めが自動的にな
され、プリント配線板を引抜く際には、プリント配線板
引抜時のイジェクタの回転方向へレバーを回転すればプ
リント配線板の抜止めは解除されるので、プリント配線
板の抜止め及びその解除を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例に係るプリント配線板の抜
止構造を説明する斜視図。
【図2】上記抜止構造の断面図。
【図3】上記抜止構造におけるプリント配線板挿入時の
ロックを説明する図。
【図4】上記抜止構造におけるプリント配線板引抜時の
ロック解除を説明する図。
【図5】第2の発明の実施例を説明する図でありイジェ
クタを用いてプリント配線板の抜止めを行った状態の正
面図。
【図6】上記イジェクタによるプリント配線板の抜止め
を解除した状態の正面図。
【図7】上記イジェクタによりプリント配線板を引抜く
状態の正面図。
【図8】第3の発明の実施例に係るイジェクタの斜視
図。
【図9】上記イジェクタが取付けられるプリント配線板
の側面図。
【図10】上記イジェクタを用いてプリント配線板を引
抜く状態を示した正面図。
【図11】上記イジェクタを用いてプリント配線板の抜
止めを行った状態の正面図。
【図12】第4の発明の実施例を説明する図であり、イ
ジェクタを有するプリント配線板の正面図。
【図13】上記プリント配線板の底面図。
【図14】上記プリント配線板のイジェクタに設けられ
たレバーによるプリント配線板の抜止めを行った状態を
説明する図。
【図15】上記レバーによるプリント配線板の抜止めを
解除した状態を説明する図。
【図16】従来のプリント配線板の実装構造を示す斜視
図。
【図17】上記プリント配線板の筐体に対する挿抜を説
明する図。
【符号の説明】
21 筐体 22 プリント
配線板 26 ストッパ 29 弾性部材 33 イジェクタ 34 支軸 33a ストッパ解除部 21A 筐体 22A プリン
ト配線板 33A イジェクタ 331 長穴 332 第2の係合部 41b 第1の
係合部 21B 筐体 212 (筐体
の)穴部 22B プリント配線板 33B イジェ
クタ 337 溝部 338 押圧部 339 突起部 21D 筐体 251 (筐体
の)穴部 22D プリント配線板 33D イジェ
クタ 52 レバー 521 (レバ
ーの)他端側 522 (レバーの)一端側 55 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 孝三 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 笠原 一郎 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板引抜用のイジェクタが回動自在に取
    付けられるプリント配線板であって電子機器の筐体内に
    挿入された前記プリント配線板の前記筐体からの抜けを
    阻止するプリント配線板の抜止構造において、前記筐体
    には弾性部材を介して前記筐体に取付けられ前記筐体か
    ら抜け出る方向への前記プリント配線板の移動を前記プ
    リント配線板と当接して阻止するストッパが設けられ、
    前記イジェクタには前記プリント配線板を前記筐体から
    引抜く方向へ回転させたときに前記ストッパ側と当接し
    前記ストッパを前記プリント配線板を阻止する位置以外
    の位置へ移動させるストッパ解除部が設けられているこ
    とを特徴とするプリント配線板の抜止構造。
  2. 【請求項2】 基板引抜用のイジェクタが回動自在に取
    付けられるプリント配線板であって電子機器の筐体内に
    挿入された前記プリント配線板の前記筐体からの抜けを
    阻止するプリント配線板の抜止構造において、前記イジ
    ェクタは支軸及びこの支軸が挿入された長穴を介して前
    記プリント配線板に回動自在に取付けられると共に前記
    支軸をガイドとして前記長穴の範囲でスライド自在とさ
    れ、かつ、前記イジェクタには前記筐体に設けられた第
    1の係合部と嵌合する第2の係合部が設けられ、この第
    2の係合部は、前記プリント配線板を前記筐体に挿入し
    た状態で前記イジェクタを前記プリント配線板の挿入方
    向と交差する方向へスライドさせたときに前記第1の係
    合部と嵌合し得るように配置されていることを特徴とす
    るプリント配線板の抜止構造。
  3. 【請求項3】 基板引抜用のイジェクタが回動自在に取
    付けられるプリント配線板であって電子機器の筐体内に
    挿入された前記プリント配線板の前記筐体からの抜けを
    阻止するプリント配線板の抜止構造において、前記イジ
    ェクタは前記プリント配線板に設けられた支軸に係合さ
    せられる溝部、前記イジェクタを基板引抜用として用い
    る際の押圧部、及び前記筐体に形成された穴部と嵌合す
    る突起部を有し、前記押圧部は、前記プリント配線板を
    前記筐体に挿入した状態で前記溝部を一方の方向に向け
    て前記支軸に係合させこの支軸を中心として前記イジェ
    クタを所定方向に回動させた場合に、前記筐体を押圧し
    て前記支軸を介して前記プリント配線板を挿入方向とは
    反対方向へ移動させ得るように配置され、前記突起部
    は、前記プリント配線板を前記筐体に挿入した状態で前
    記溝部を前記一方の方向とは反対の他方の方向に向けて
    前記支軸に係合させた場合に、前記穴部と嵌合し得るよ
    うに配置されていることを特徴とするプリント配線板の
    抜止構造。
  4. 【請求項4】 基板引抜用のイジェクタが回動自在に取
    付けられるプリント配線板であって電子機器の筐体内に
    挿入された前記プリント配線板の前記筐体からの抜けを
    阻止するプリント配線板の抜止構造において、前記イジ
    ェクタにはレバーの中途が回動自在に取付けられると共
    にこのレバーは前記プリント配線板引抜時における前記
    イジェクタの回転方向とは反対の方向へバネにて付勢さ
    れ、前記レバーの一端側は前記プリント配線板が前記筐
    体に挿入された位置において前記バネの作用により前記
    筐体に形成された穴部に嵌合し得るように配置され、前
    記レバーの他端側は前記プリント配線板引抜時の回転方
    向へ前記イジェクタと共に回転させ得るように配置され
    ていることを特徴とするプリント配線板の抜止構造。
JP4247899A 1992-09-17 1992-09-17 プリント配線板の抜止構造 Withdrawn JPH0697681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8585414B2 (en) 2009-10-30 2013-11-19 Nec Display Solutions, Ltd. Substrate connecting structure

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