JPH069806Y2 - 成形金型の加熱炉 - Google Patents

成形金型の加熱炉

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JPH069806Y2
JPH069806Y2 JP20049287U JP20049287U JPH069806Y2 JP H069806 Y2 JPH069806 Y2 JP H069806Y2 JP 20049287 U JP20049287 U JP 20049287U JP 20049287 U JP20049287 U JP 20049287U JP H069806 Y2 JPH069806 Y2 JP H069806Y2
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JP
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molding die
furnace
far
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infrared ray
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正人 堀場
和美 是永
和美 荒井
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は成形金型の加熱に関するもので、特に、合成樹
脂成形等の際に使用する金型を成形に適した温度に加熱
する成形金型の加熱炉に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の成形金型の加熱炉は、炉の上方及び下方
及び側方に熱風バーナまたは電気ヒータ等を配設して、
所定温度以上の熱風を炉内に循環させることで、所定の
成形金型を加熱していた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の成形金型の加熱炉は、熱風バーナまたは電気
ヒータ等を配設して、所定温度以上の熱風を炉内に循環
させることで、所定の成形金型を加熱するものであった
から、成形金型の表面を直接加熱し、成形金型の表面と
内側との間に大きな温度勾配が生じ、成形金型に熱歪が
発生したり、成形金型の寿命を短くしたりするという問
題があった。
また、成形金型の温度上昇が金型を構成する材料の熱伝
導に委ねられていたから、成形金型が希望の温度になる
までに長時間を要していた。また、成形金型の温度上昇
が金型を構成する材料の熱伝導に委ねられていたから、
金型の肉厚の違いによって温度分布が均一化できないと
いう問題点があった。
そこで、本考案は上記問題点を解消すべくなされたもの
で、成形金型の昇温時間が早く、かつ、成形金型の温度
分布が均一化すると共に、成形金型の歪みの発生を防止
し、その寿命を長寿とした成形金型の加熱炉の提供を課
題とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案にかかる成形金型の加熱炉は、支持部材に載置さ
れた状態で成形金型を収容する炉本体に、複数の制御単
位の群に分割した遠赤外線発生器及び前記炉本体内の空
気を循環させる循環ファンを配設したものである。
[作用] 本考案の成形金型の加熱炉においては、炉本体に複数の
制御単位の群に分割して遠赤外線発生器を配設したもの
であるから、遠赤外線の放射で被加熱部材である成形金
型をその内面側から加熱し、また、遠赤外線発生器を複
数の制御単位の群に分割して制御することにより、成形
金型の肉厚等を考慮してその放射エネルギーを決定でき
るから、成形金型の温度分布を均一化できる。
また、前記炉本体内の空気を循環させる循環ファンを配
設しているから、炉本体内の温風による加熱を行なうこ
ともできる。したがって、遠赤外線発生器からの放射エ
ネルギーと温風加熱を同時に行なうことができるから、
成形金型が希望の温度になるまでの時間を短くすること
ができる。
そして、成形金型の温度分布が均一化することによって
成形金型の熱歪の発生を防止でき、結果的に、その寿命
を長寿とすることができる。
[実施例] ここで、本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例の成形金型の加熱炉の正面か
らみた断面図、及び第2図は第1図に示した本考案の一
実施例の成形金型の加熱炉の側面からみた断面図であ
る。また、第3図は本実施例で使用した遠赤外線発生器
の断面を示した説明図、第4図は本実施例で使用したガ
ス供給管路の回路を示した説明図である。
図において、炉本体1は外気を遮断する炉本体外壁1
a、及び炉本体内の温度を大気温度から遮断状態とする
耐熱性及び耐火性に富む材料からなる断熱材で形成され
た炉本体内壁1bで構成される。この炉本体1の構成
は、公知の加熱炉或いは熔融炉等の炉本体の構成と基本
的に相違するものではない。前記炉本体1は上下動させ
る昇降装置に取付けられている。前記炉本体1の底面部
には、前記炉本体1の上下動により、成形金型10を載
置した支持部材12を設けたレール14上をローラ13
で移動する支持枠体15が挿入できる開口部1cを有し
ている。更に、前記支持枠体15には、その開口を閉じ
る閉鎖部材11が設けられている。前記閉鎖部材11は
外気との間を遮断すると共に、前記閉鎖部材11を上下
動させる昇降装置を取付けた外気を遮断する閉鎖部材外
壁11a、及びその炉内側は炉本体1内の温度を大気温
度から遮断状態とする耐熱性及び耐火材性に富む材料か
らなる断熱材で形成された閉鎖部材内壁11bで構成さ
れている。また、前記支持部材12は成形金型10を回
動できる機構を有しており、加熱状態を成形金型10の
回動によって均一化することができる。
なお、レール14上をローラ13で移動する支持枠体1
5は、レール14が各工程間を移動できるように敷設さ
れており、前工程から後工程にレール14の移動のみで
行なうことができる。
また、炉本体1の上部には炉本体1内の熱風を循環させ
る2台の循環ファン2,3が配設されている。前記循環
ファン2は炉本体1外に設置された電動機2a及び炉本
体1内に設置され、前記電動機2aで駆動され、フード
8内に配設された羽根2bで構成されている。同様に、
前記循環ファン3は炉本体1外に設置された電動機3a
及び前記電動機3aで駆動され、前記フード8内に配設
された羽根3bで構成されている。そして、前記炉本体
1の上部には、成形金型10を載置した支持部材12を
設けた支持枠体15が挿入され、更に、前記支持枠体1
5の開口を閉じる閉鎖部材11が挿入されたときの排気
及び他の排気ガスの排出を行なう排気口4,5が設けら
れている。
前記炉本体1の両側面には、複数の制御単位の群に分割
して遠赤外線発生器6(6A〜6F),7(図示しない
7A〜7F)が配設されている。前記遠赤外線発生器6
として本実施例で使用したものの基本的構成は、第3図
の説明図に示すように、ガスバーナ6dの炎等の加熱源
を配設する加熱口部6a、前記加熱口部6aの端部に配
設され、ガスバーナ6dの炎等を分散させる分散部材6
b、前記分散部材6aを略焦点として、その断面が放物
線を描くように耐火材6eの表面に形成された輻射面6
cで構成されている。
この遠赤外線発生器6は加熱口部6aにガスバーナ6d
の炎等の加熱源を配設し、分散部材6bにより炎が分散
されて輻射面6cの表面を加熱し、輻射面6cから発生
される遠赤外線が所定の照射幅で放射される。
また、前記遠赤外線発生器6(6A〜6F)のガスバー
ナ6d(6Ad〜6Fd)は、第4図に示すように配管
されている。ここでは、その説明を省略するが遠赤外線
発生器7の図示しないガスバーナ7d(7Ad〜7F
d)も、同様に構成される。
前記遠赤外線発生器6A〜6Fの各ガスバーナ6Ad〜
6Fdは、ガスバーナ6Ad〜6Fdに対応して手動バ
ルブV1〜V6を配設している。そして、手動バルブV
1の反ガスバーナ6Ad側には、手動バルブV2の反ガ
スバーナ6Bd側との間に群切替バルブV7、手動バル
ブV2の反ガスバーナ6Bd側には、手動バルブV3の
反ガスバーナ6Cd側との間に群切替バルブV9が配設
されている。また、手動バルブV6の反ガスバーナ6F
d側には、手動バルブV5の反ガスバーナ6Ed側との
間に群切替バルブV8、手動バルブV5の反ガスバーナ
6Ed側には、手動バルブV4の反ガスバーナ6Dd側
との間に群切替バルブV10が配設されている。そし
て、手動バルブV3の反ガスバーナ6Cd側は、手動バ
ルブV4の反ガスバーナ6Dd側との間が直接管路によ
って接続されている。前記手動バルブV1には電気的に
ハイ或いはローまたは連続可変制御する供給ガス調整バ
ルブV21が接続されており、前記手動バルブV6には
電気的に制御する供給ガス調整バルブV23が接続され
ている。また、手動バルブV3及び手動バルブV4には
電気的に制御する供給ガス調整バルブV22が接続され
ている。
前記手動バルブV1〜V6は使用する遠赤外線発生器6
A〜6Fの選択用として使用するものであり、前記群切
替バルブV7〜V10は使用する遠赤外線発生器6A〜6
Fの群単位の選択用として使用するものである。例え
ば、群切替バルブV7を閉、群切替バルブV9を開、群
切替バルブV8を開、群切替バルブV10を閉とした場合
には、遠赤外線発生器6Aが供給ガス調整バルブV21で
制御可能となり、遠赤外線発生器6B及び遠赤外線発生
器6C及び遠赤外線発生器6Dが供給ガス調整バルブV
23で制御可能となり、遠赤外線発生器6E及び遠赤外線
発生器6Fが供給ガス調整バルブV23で制御可能とな
る。
したがって、遠赤外線発生器6A〜6Fは、温度センサ
S1〜S6によって成形金型10の温度が検出され(説
明を省略するが、遠赤外線発生器7A〜7F側は、温度
センサS7〜S12によって検出される)、群切替バルブ
V7〜V10で決定した群によって供給ガス調整バルブV
21〜V23で電気的に燃焼制御される。また、手動バルブ
V1〜V6は加熱する成形金型10等の形態によって、
その開閉が決定される。
上記のように構成された本実施例の成形金型の加熱炉
は、次のように使用される。
炉本体1を上下動する図示しない昇降装置によって、炉
本体1を所定の位置に上昇させ、また、閉鎖部材11を
上下動させる昇降装置によって、閉鎖部材11を所定の
位置に下降させ、成形金型10を載置した支持部材12
が立設された支持枠体15に設けられたローラ13によ
って、レール14上を炉本体1の開口部1cの真下に移
動し、その成形金型10を載置した支持部材12及び支
持枠体15に炉本体1を被せる。そして、閉鎖部材11
を上昇させて支持枠体15の開口を閉じることにより、
炉本体1の開口部1cを閉じる。
成形金型10等の形態によって開閉が決定された手動バ
ルブV1〜V6の状態で、温度センサS1〜S6(及び
S7〜S12)によって成形金型10の温度が検出され、
群切替バルブV7〜V10で決定した群によって供給ガス
調整バルブV21〜V23で電気的に燃焼制御される。そし
て、遠赤外線発生器6A〜6Fから放射される遠赤外線
によって、成形金型10の材料自体を内部から加熱でき
る。また、循環ファン2,3を回転させることによって
炉本体1内の温度分布を均一化して、成形金型10を外
表面から加熱する。この間、成形金型10を回動させ
て、その温度分布を均一化させる。所定の時間経過した
時、または、温度センサS1〜S6によって成形金型1
0の温度が所定の温度以上であることが確認されたと
き、昇降装置によって炉本体1を上昇及び閉鎖部材11
を降下させ、支持枠体15に設けられたローラ13によ
ってレール14上を移動させ、支持部材12に載置され
た成形金型10を次の工程のスキン成形工程に送出す
る。
スキン成形工程では、加熱された成形金型10とリザー
バタンクとを一体化して、その中にスキン層形成用の合
成樹脂パウダを供給し、その状態で成形金型10とリザ
ーバタンクとを繰返し反転させて、合成樹脂パウダの溶
融による薄膜層を形成する。次に、前記スキン層を形成
した成形金型10をフォーム層成形工程に送出する。フ
ォーム層を形成した成形金型10は型冷却工程に送り、
ここで、成形金型10に冷却水をかけて冷却し、型冷却
を行なう。このように所定の温度以下に冷却された成形
金型10から、成形品を脱型する。脱型した後の成形金
型10は繰返し、炉本体内に入れて再加熱して、前記工
程を繰返す。
このようにして、上記実施例の成形金型の加熱炉は、支
持部材12に載置された状態で成形金型10を収容する
炉本体1と、複数の制御単位の群に分割して前記炉本体
1に配設された遠赤外線発生器6,7と、前記炉本体1
内の空気を循環させる循環ファン2,3とからなるもの
である。
したがって、炉本体1に複数の制御単位の群に分割して
遠赤外線発生器6及び遠赤外線発生器7を配設したもの
であるから、遠赤外線の放射で被加熱部材である成形金
型10をその内面側から加熱し、また、遠赤外線発生器
6及び遠赤外線発生器7を複数の制御単位の群に分割し
て制御することにより、成形金型10の肉厚等を考慮し
てその放射エネルギーを決定できるから、成形金型10
の温度分布を均一化できる。
また、前記炉本体1内の空気を循環させる循環ファン
2,3を配設しているから、炉本体1内の温風による加
熱を行なうこともできる。故に、遠赤外線発生器6,7
からの放射エネルギーと温風加熱を同時に行なうことが
できるから、成形金型10が希望の温度になるまでの時
間を短くすることができる。
そして、成形金型10の温度分布が均一化することによ
って成形金型10の熱歪の発生を防止でき、結果的に、
その成形金型10を長寿とすることができる。
ところで、上記実施例の支持部材に載置された状態で成
形金型を収容する炉本体は、上記実施例のように、炉本
体内で支持部材に載置された状態で成形金型を収容する
必要があり、また、好ましくは、炉本体内で支持部材に
載置された状態で成形金型を回動できるものがよい。し
かし、本考案を実施する場合には、成形金型の回動の不
可能なものであってもよい。
また、上記実施例の複数の制御単位の群に分割して前記
炉本体に配設された遠赤外線発生器は、3群に分割設定
したものであるが、本考案を実施する場合の複数の制御
単位の群に分割した遠赤外線発生器は、成形金型の形態
に対応できるように2以上に分割制御できればよい。
そして、上記実施例の炉本体内の空気を循環させる循環
ファンは、2台用いたものであるが、本考案を実施する
場合には、その台数が限定されるものではない。
[考案の効果] 以上のように、本考案の成形金型の加熱炉は、炉本体に
複数の制御単位の群に分割して遠赤外線発生器、及び前
記炉本体内の空気を循環させる循環ファンを配設し、そ
の炉本体内に支持部材に載置された状態で成形金型を収
容するものである。
したがって、炉本体に複数の制御単位の群に分割して遠
赤外線発生器を配設しているから、遠赤外線の放射で被
加熱部材である成形金型をその内面側から加熱し、ま
た、遠赤外線発生器を複数の制御単位の群に分割して制
御することにより、成形金型の肉厚等を考慮してその放
射エネルギーを決定できるから、成形金型の温度分布を
均一化できる。また、成形金型の温度分布の均一化によ
って成形金型の歪みの発生を防止でき、その寿命を長寿
とすることができる。そして、前記炉本体内の空気を循
環させる循環ファンを配設しているから、炉本体内の温
風による加熱を平行して行なうこともでき、成形金型の
表面温度による温度勾配のみによって温度上昇させるも
のではなく、遠赤外線発生器からの放射エネルギーと温
風加熱を同時に行なうことができるから、成形金型が希
望の温度になるまでの時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の成形金型の加熱炉の正面か
らみた断面図、及び第2図は第1図に示した本考案の一
実施例の成形金型の加熱炉の側面からみた断面図、第3
図は本実施例で使用した遠赤外線発生器の断面を示した
説明図、第4図は本実施例で使用したガス供給管路の回
路を示した説明図である。 図において、 1:炉本体、2,3:循環ファン、 6,7:遠赤外線発生器、10:成形金型、 12:支持部材、 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材に載置された状態で成形金型を収
    容する炉本体と、 複数の制御単位の群に分割して前記炉本体に配設された
    遠赤外線発生器と、 前記炉本体内の空気を循環させる循環ファンと、を具備
    することを特徴とする成形金型の加熱炉。
  2. 【請求項2】前記成形金型を載置する支持部材は、成形
    金型を載置して回動自在としてなることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の成形金型の加熱
    炉。
  3. 【請求項3】前記炉本体に配設された遠赤外線発生器
    は、ガスバーナで輻射面を加熱して遠赤外線を発生させ
    るべく構成してなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の成形金型の加熱炉。
JP20049287U 1987-12-29 1987-12-29 成形金型の加熱炉 Expired - Lifetime JPH069806Y2 (ja)

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JPH01104308U JPH01104308U (ja) 1989-07-13
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