JPH0698534A - 直流チョッパ装置 - Google Patents

直流チョッパ装置

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JPH0698534A
JPH0698534A JP24198692A JP24198692A JPH0698534A JP H0698534 A JPH0698534 A JP H0698534A JP 24198692 A JP24198692 A JP 24198692A JP 24198692 A JP24198692 A JP 24198692A JP H0698534 A JPH0698534 A JP H0698534A
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JP
Japan
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current
voltage
control means
controlling
chopper device
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JP24198692A
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Inventor
Makoto Seto
誠 瀬戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の直流チョッパ装置に比較して、より小
型で経済性、応答性に優れた装置を提供することを目的
とする。 【構成】 この発明に係わる直流チョッパ装置の電流制
御回路は、電流制御手段23、搬送波発生手段24、比
較手段25、半導体スイッチの導通率補償手段31を設
けるとともに、直流チョッパの負荷電流が断続モードか
連続モードかによって開閉する開閉手段32を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある直流電力を入力と
してもう一つの直流電力へ変換する直流チョッパ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば1987年3月に社団法
人電気学会発行「半導体電力変換回路」に示された従来
の直流チョッパ回路の一実施例である。図において、1
は例えばGTOなどの自己消孤形半導体スイッチ、2は
上記半導体スイッチオフ時にリアクトル電流を還流させ
る還流ダイオード、3は電流平滑用の直流リアクトル、
4は説明のために負荷を示す定電流源、5は半導体スイ
ッチ1の入力を低インピーダンスにするための直流コン
デンサ、6は説明のために出力側電力を示すための定電
圧源、7は上記直流コンデンサ5の直流電圧を検出する
ための電圧検出手段、8は上記直流電流を検出するため
の電流検出手段、9は上記半導体スイッチを制御するた
めの駆動回路であり、1から9で直流チョッパ装置の主
回路10を構成する。21は上記直流コンデンサ5の直
流電圧を設定するための設定手段、22は上記直流コン
デンサ5の直流電圧を制御するための電圧制御手段、2
3は上記直流リアクトル3の電流を制御するための電流
制御手段、24は上記半導体スイッチのオンオフ周期を
制御するための搬送波発生手段、25は上記電流制御手
段23と搬送波発生手段24の出力を比較する比較手段
であり、その出力は上記駆動回路9を介して半導体スイ
ッチ1に作用する。即ち21から25で直流チョッパ装
置の制御回路30を構成する。
【0003】次に動作について説明する。図20で半導
体スイッチ1が閉じている期間Ton時、半導体スイッ
チ1の出力Eoutは入力電圧Ecとなり、半導体スイ
ッチ1が開いている期間Toff時は還流ダイオード2
が導通し電圧Eoutは零となる。この電圧は平滑リア
クトルで平滑されるから、入力電圧Ecと出力電圧Ed
の関係は次式のようになる。 Ed=Ton/(Ton+Toff)*Ec ・・・式1 あるいは Ec=(Ton+Toff)/(Ton)*Ed ・・・式2 ここで半導体スイッチの導通率αは α=Ton/(Ton+Toff) ・・・式3 即ち例えば出力電圧Edを一定としたとき、定電流電源
4で充電される直流コンデンサの電圧Ecは上記導通率
αを制御することにより一定に制御できることが判る。
上記直流電圧Ecの制御のため、直流電圧Ecを設定す
るための電圧設定手段21と電圧制御手段22が設けら
れ、電圧検出手段7の出力として得られる入力電圧Ec
を一定に制御する。上記電圧制御手段22の出力IL *
は電流制御手段23に作用して、電流検出手段8の出力
として得られる直流リアクトル3の電流IL を上記直流
電圧Ecが一定になるように制御する。即ち、電流制御
手段23の出力VCHP は導通率αに相当する。上記電流
制御手段の出力VCHP は、搬送波発生手段24の出力と
比較手段25で比較され、半導体スイッチ1のon/o
ff信号となって、駆動回路9を介して、半導体スイッ
チ1に作用する。
【0004】この時の出力電圧Eout及びリアクトル
電流IL の様子を図20(a)に示す。通常定電流電源
4で現わされる負荷の電流は十分大きく、従ってリアク
トル電流IL も十分大きく電流は連続しているため良好
な制御特性を示す。しかしながら、定電流電源4で現わ
される負荷の電流が十分大きくなく、従ってリアクトル
電流IL が断続して流れる場合には、半導体スイッチ1
がoffした後リアクトル電流IL が還流ダイオード2
を流れている期間は出力電圧Eoutは零であるが、電
流IL が断続後は出力電圧Eoutは定電圧源6の電圧
が現われる。即ち、(式2)で現わされる関係が成立せ
ず、導通率αは零に近くなる。この時の出力電圧Eou
t及びリアクトル電流IL の様子を図20(b)に示
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の直流チョッパ制
御装置は以上のように構成されていたため、図21に示
されるような以下の不具合が生じる場合がある。この対
策のため直流コンデンサ5の容量を十分に大きくする必
要があり、装置が不経済になる場合があった。
【0006】不具合1 図21で、時刻t1 で定電流電源4からの入力電流IIN
が零近辺からステップ状に増加した場合には、リアクト
ル電流は断続モードから連続モードへと変化するため、
導通率αもほぼ零からほぼ1まで変化する必要がある。
しかし実際は (1) 入力電流IIN増加 (2) 直流電圧Ec増加 (3) 直流電圧基準Ec* との偏差発生 (4) 電圧制御手段22の出力IL * 増加 (5) 電流制御手段23の出力VCHP 増加 (6) 導通率α増加 (7) リアクトル電流IL 増加 (8) (1)から(7)を直流電圧Ecが、直流電圧
基準値Ec* と等しくなるまで制御するため、制御無駄
時間が大きく、直流電圧Ecが大きく跳ね上がり、これ
を抑えるためにより大容量の直流コンデンサを使用した
り、より高耐圧の直流コンデンサなどを使用したり、あ
るいは制御系の応答を上げるために、スイッチング周波
数を上げることにより、半導体スイッチの損失が増加す
るなどの欠点を生じていた。
【0007】不具合2 図21で、時刻t2 では電流連続モードとなっている
が、この場合でも定電流電源4からの入力電流IINがさ
らにステップ状に増加した場合には、導通率αを多少大
きくしてリアクトル電流IL をこれに見合って増加する
必要がある。しかし、実際にはこれも不具合1の場合と
同様に電圧制御手段22の出力IL が入力電流IINに見
合って増加するまでに制御系の応答時間に比例した遅れ
が生じるため、直流電圧Ecが大きく跳ね上がる。これ
を抑えるため、より大容量の直流コンデンサを使用した
り、より高耐圧の直流コンデンサなどを使用するか、あ
るいは制御系の応答を上げるために、スイッチング周波
数を上げると、半導体スイッチの損失が増加するなどの
欠点を生じていた。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、従来の直流チョッパ装置に
比較して、より小型で経済性、応答性に優れた装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる直流チ
ョッパ装置は、直流チョッパの負荷電流が断続モードか
連続モードかによって半導体スイッチの導通率を補償す
る手段を設けるものであり、又、負荷電流が変化したと
きに於いてもそれに見合った電流基準信号を補償する手
段を設けたものである。
【0010】
【作用】この発明による直流チョッパ装置は負荷電流が
変化してもそれに見合った補償回路を設けてあるため、
従来の直流チョッパ装置に比較して、より小型で経済
性、応答性に優れている。
【0011】
【実施例】以下、請求項1の発明について図に基づき説
明する。図1は本発明による直流チョッパ装置の電流制
御回路の一実施例である。図1で23は電流制御手段、
24は搬送波発生手段、25は比較手段であり、31は
半導体スイッチ1の導通率補償手段、32は、直流チョ
ッパの負荷電流が断続モードか連続モードかによって開
閉する開閉手段である。
【0012】次に動作について図2に基づき説明する。
時刻t1 で入力電流IINがステップ状に増加したとす
る。この時点で開閉手段32を閉じると、比較器25の
入力には導通率補償手段31で予め予測された設定値が
ステップ状に加算される。即ち入力電流IINがステップ
状に変化して、直流チョッパ装置の電流通流モードが断
続通電モードから連続通電モードに急変しても、導通率
αはその変化に見合ってステップ状に変化するため、リ
アクトル電流IL も入力電流IINに見合って流すことが
出来る。このため直流電圧Ecも変動が抑えられ、結果
として、従来の直流チョッパ装置に比較して、より小型
で経済性、応答性に優れた装置を提供することができ
る。
【0013】このように、入力電流IINがステップ状に
変化して、直流チョッパ装置の電流通流モードが断続通
電モードから連続通電モードに急変しても、従来の装置
であれば、図21に示すように導通率αの変化は電流制
御手段23の出力VCHP の変化に見合ってゆっくりと変
化するため、リアクトル電流IL が入力電流IINに見合
って流れることが出来ず、結果として、直流電圧Ecが
大きく変動していたが、本発明では、上記導通率の変化
が導通率補償手段31からステップ状に与えられるた
め、上記不具合が生じない。
【0014】請求項2の発明について図に基づき説明す
る。図3は本発明による直流チョッパ装置の電流制御回
路の一実施例である。図3で31は半導体スイッチ1の
導通率補償手段、32は直流チョッパの負荷電流が断続
モードか連続モードかによって開閉する開閉手段、33
は微分信号発生手段である。
【0015】次に動作について図4に基づき説明する。
時刻t1 で入力電流IINがステップ状に増加したとす
る。この時点で開閉手段32を閉じると、比較器25の
入力には導通率補償手段31で予め予測された設定値が
微分信号発生手段33を介してステップ状に加算され
る。即ち入力電流IINがステップ状に変化して、直流チ
ョッパ装置の電流通流モードが断続通電モードから連続
通電モードに急変しても、導通率αはその変化に見合っ
てステップ状に変化するため、リアクトル電流ILも入
力電流IINに見合って流すことが出来る。この為直流電
圧Ecも変動が抑えられ、結果として、従来の直流チョ
ッパ装置に比較して、より小型で経済性、応答性に優れ
た装置を提供することができる。
【0016】請求項1の発明では、この導通率補償信号
VBIASは一定であり、従って電流制御手段23の出力V
CHP は一定であったが、本発明では導通率補償信号V
BIASは微分信号発生手段33を介して与えられるため、
定常状態では導通率補償信号VBIASは、図4に示すよう
に、零となり、電流制御手段23が導通率αを決定する
ため、導通率補償手段31の設定に多少の誤差を含む場
合でも定常状態ではまったく影響を与えない。
【0017】このように、入力電流IINがステップ状に
変化して、直流チョッパ装置の電流通流モードが断続通
電モードから連続通電モードに急変しても、従来の装置
であれば、図21に示すように導通率αの変化は電流制
御手段23の出力VCHP の変化に見合ってゆっくりと変
化するため、リアクトル電流IL が入力電流IINに見合
って流れることが出来ず、結果として、直流電圧Ecが
大きく変動していたが、本発明では、上記導通率の変化
が導通率補償手段31からステップ状に与えられるた
め、上記不具合が生じない。
【0018】請求項3の発明について図に基づき説明す
る。図5は本発明による直流チョッパ装置の電流制御回
路の一実施例である。図5で23は電流制御手段、24
は搬送波発生手段、25は比較手段であり、31は半導
体スイッチ1の導通率補償手段、32は直流チョッパの
負荷電流が断続モードか連続モードかによって開閉する
開閉手段、34は加算手段、35はサンプルホールド手
段である。
【0019】次に動作について説明する。時刻t1 で入
力電流IINがステップ状に増加したとする。この時点で
開閉手段32を閉じると、比較器25の入力には導通率
補償手段31で予め、予測された設定値と、時刻t1 直
前の電流制御手段23の出力VCHP の偏差がステップ状
に加算される。即ち入力電流IINがステップ状に変化し
て、直流チョッパ装置の電流通流モードが断続通電モー
ドから連続通電モードに急変しても、導通率αはその変
化に見合ってステップ状に変化するため、リアクトル電
流IL も入力電流IINに見合って流すことが出来る。
又、時刻t1 迄の電流断続時の入力電流IINが多少変化
してその結果導通率αが変化した場合でも電流制御手段
23の出力で導通率補償手段31の設定値を加算手段3
4及びサンプルホールド手段35で自動的に補償するた
め、電流断続時の入力電流IINが変化する場合にはより
精度の高い制御をすることが可能となる。この為直流電
圧Ecも変動がより抑えられ、結果として、従来の直流
チョッパ装置に比較し、より小型で経済性、応答性に優
れた装置を提供することができる。
【0020】このように、入力電流IINがステップ状に
変化して、直流チョッパ装置の電流通流モードが断続通
電モードから連続通電モードに急変しても、従来の装置
であれば、図21に示すように導通率αの変化は電流制
御手段23の出力VCHP の変化に見合ってゆっくりと変
化するため、リアクトル電流IL が入力電流IINに見合
って流れることが出来ず、結果として、直流電圧Ecが
大きく変動していたが、本発明では、上記導通率の変化
が導通率補償手段31からステップ状に与えられるとと
もに、入力電流IINの違いに起因する電流断続時の導通
率αの変化を考慮した補償値となっているため、上記不
具合が生じない。
【0021】請求項4の発明について図に基づき説明す
る。図6は本発明による直流チョッパ装置の電流制御回
路の一実施例である。図6で31は半導体スイッチ1の
導通率補償手段、32は直流チョッパの負荷電流が断続
モードか連続モードかによって開閉する開閉手段、34
は加算手段、35はサンプルホールド手段、36は微分
信号発生手段である。
【0022】次に動作について説明する。時刻t1 で入
力電流IINがステップ状に増加したとする。この時点で
開閉手段32を閉じると、比較器25の入力には導通率
補償手段31で予め予測された設定値と、時刻t1 直前
の電流制御手段23の出力VCPH の偏差が微分信号発生
手段36を介してステップ状に加算される。即ち入力電
流IINがステップ状に変化して、直流チョッパ装置の電
流通流モードが断続通電モードから連続通電モードに急
変しても、導通率αはその変化に見合ってステップ状に
変化するため、リアクトル電流IL も入力電流IINに見
合って流すことが出来る。又、電流断続時に入力電流I
INが多少変化してその結果導通率αが変化した場合でも
電流制御手段23の出力で導通率補償手段31の設定値
を加算手段34及びサンプルホールド手段35で自動的
に補償するため、請求項1,2と比較し、手段は多少複
雑になるものの、電流断続時の入力電流IINが変化する
場合にはより精度の高い制御をすることが可能となる。
【0023】請求項3の発明では、この導通率補償信号
VBIASは一定であり、従って電流制御手段23の出力V
CHP は一定であったが、本発明では導通率補償信号V
BIASは微分信号発生手段36を介して与えられるため、
定常状態では導通率補償信号VBIASは零となり、電流制
御手段23が導通率αを決定するため、導通率補償手段
31の設定に多少の誤差を含む場合でも定常状態ではま
ったく影響を与えない。
【0024】このように、入力電流IINがステップ状に
変化して、直流チョッパ装置の電流通流モードが断続通
電モードから連続通電モードに急変しても、従来の装置
であれば、図21に示すように導通率αの変化は電流制
御手段23の出力VCHP の変化に見合ってゆっくりと変
化するため、リアクトル電流IL が入力電流IINに見合
って流れることが出来ず、結果として、直流電圧Ecが
大きく変動していたが、本発明では、上記導通率の変化
が導通率補償手段31及び微分信号発生手段36から与
えられるため、上記不具合が生じない。尚、請求項1、
2、3、4の半導体導通率補償手段は、例えば図7に示
されるようなコンデンサ電圧Ecと、出力側直流電圧E
dから例えば次式で現わせられる関係式であたえても全
く同様の効果を生じる。 導通率α=Ed/Ec ・・・式4
【0025】請求項5の発明について図に基づき説明す
る。図8は本発明による直流チョッパ装置の電流制御回
路の一実施例である。図8で8はリアクトル電流IL 検
出手段、22は電圧制御手段、23は電流制御手段、4
1は負荷電流変化時の変化電流設定手段、42は直流チ
ョッパの負荷電流が連続モード時にステップ状に変化し
た場合に開閉する開閉手段である。
【0026】次に動作について図9に基づき説明する。
図9においてリアクトル電流IL は十分大きく流れ、時
刻t2で入力電流IINが更にステップ状に増加したとす
る。この時点で開閉手段32を閉じると、比較器25の
入力には変化電流設定手段42で予め設定された設定値
がステップ状に加算される。即ち入力電流IINがステッ
プ状に変化した時に、電流制御手段の入力にステップ状
に変化電流設定手段出力IBIASが与えられるため、リア
クトル電流IL も入力電流IINに見合って流すことが出
来る。この為直流電圧Ecも変動が抑えられ、結果とし
て、従来の直流チョッパ装置に比較して、より小型で経
済性、応答性に優れた装置を提供することができる。
【0027】このように、直流チョッパ装置の電流通電
モードが連続通電モードの時、入力電流IINがステップ
状に変化しても、従来の装置であれば、図21に示すよ
うに電圧制御手段22の出力であるリアクトル電流基準
IL は直流電圧Ecが変化してから変化するため、直流
電圧Ecは大きく変動をしていたが、本発明では電流制
御手段23の入力信号は変化電流設定手段の出力がステ
ップ状に加算されるため、リアクトル電流IL が入力電
流IINに見合って流れることが出来、結果として、上記
不具合が生じない。尚、上記変化電流設定手段は予め負
荷電流の変化を予測して設定するが、図10に示すよう
に、定電流源4に作用してその電流値を制御する制御手
段43の信号、あるいはこれに相当する信号を、適当な
係数器44を介して用いれば、更に精度のよい制御が可
能である。
【0028】請求項6の発明について図に基づき説明す
る。図11は本発明による直流チョッパ装置の電流制御
回路の一実施例である。図11で8はリアクトル電流I
L 検出手段、22は電圧制御手段、23は電流制御手
段、41は負荷電流変化時の変化電流設定手段、42は
直流チョッパの負荷電流が連続モード時にステップ状に
変化した場合に開閉する開閉手段、43は微分信号発生
手段である。
【0029】次に動作について図12に基づいて説明す
る。図12に於いてリアクトル電流IL は十分大きく流
れ、時刻t2 で入力電流IINが更にステップ状に増加し
たとする。この時点で開閉手段42を閉じると、電流制
御器23の入力には変化電流設定手段41で予め設定さ
れた設定値が微分信号発生手段43を介してステップ状
に加算される。即ち入力電流IINがステップ状に変化し
た時に、電流制御手段の入力にステップ状に電流指令が
与えられるため、リアクトル電流IL も入力電流IINに
見合って流すことが出来る。この為直流電圧Ecも変動
が抑えられ、結果として、従来の直流チョッパ装置に比
較して、より小型で経済性、応答性に優れた装置を提供
することができる。
【0030】請求項5の発明ではこの変化電流設定信号
は一定であったが、本発明では、微分信号発生手段43
を介して与えられるため、定常状態では変化電流設定信
号は零となるため設定に多少の誤差がある場合でも全く
影響を与えない。このように、直流チョッパ装置の電流
通電モードが連続通電モードの時、入力電流IINがステ
ップ状に変化しても、従来の装置であれば、図21に示
すように電圧制御手段22の出力であるリアクトル電流
基準IL は直流電圧Ecが変化してから変化するため、
直流電圧Ecは大きく変動をしていたが、本発明では電
流制御手段23の入力信号は変化電流設定手段の出力が
ステップ状に加算されるため、リアクトル電流IL が入
力電流IINに見合って流れることが出来、結果として、
上記不具合が生じない。尚、上記変化電流設定手段は予
め負荷電流の変化を予測して設定するが、図10に示す
ように、定電流源4に作用してその電流値を制御する制
御手段43の信号、あるいはこれに相当する信号を、適
当な係数器44を介して用いてもよい。
【0031】請求項7の発明について図に基づき説明す
る。図13は本発明による直流チョッパ装置の電圧制御
回路の一実施例である。図13で7は直流電圧Ec検出
手段、8はリアクトル電流IL 検出手段、21は直流設
定手段、入力側には電圧検出手段7、電圧設定手段2
1、変化電流設定手段51にそれぞれ接続される適当な
インピーダンスZ53,Z54,Z55と、帰還回路に
インピーダンスZ56を有する演算増幅器57で構成さ
れる電圧制御手段22、23は電流制御手段、51は負
荷電流変化時の変化電流設定手段、52は直流チョッパ
の負荷電流が連続モード時にステップ状に変化した場合
に開閉する開閉手段である。
【0032】次に動作について図14に基づき説明す
る。図14に於いてリアクトル電流IL は十分大きく流
れ、時刻t2で入力電流IINが更にステップ状に増加し
たとする。この時点で開閉手段52を閉じると、電圧制
御手段57の入力には変化電流設定手段51で予め設定
された設定値がステップ状に加算される。即ち入力電流
IINがステップ状に変化した時に、電圧制御手段の入力
にステップ状に変化電流設定手段出力IBIASが与えられ
る。電圧制御手段22の出力の電流指令IL * もステッ
プ状に変化するからリアクトル電流IL も入力電流IIN
に見合って流すことが出来る。この為直流電圧Ecも変
動が抑えられ、結果として、従来の直流チョッパ装置に
比較して、より小型で経済性、応答性に優れた装置を提
供することができる。
【0033】このように、直流チョッパ装置の電流通電
モードが連続通電モードの時、入力電流IINがステップ
状に変化しても、従来の装置であれば、図21に示すよ
うに電圧制御手段22の出力であるリアクトル電流基準
IL * は直流電圧Ecが変化してから変化するため、直
流電圧Ecは大きく変動をしていたが、本発明では電流
制御手段23の入力信号は変化電流設定手段の出力がス
テップ状に加算されるため、リアクトル電流IL が入力
電流IINに見合って流れることが出来、結果として、上
記不具合が生じない。尚、上記変化電流設定手段は予め
負荷電流の変化を予測して設定するが、図10に示すよ
うに、定電流源4に作用してその電流値を制御する制御
手段43の信号、あるいはこれに相当する信号を、適当
な係数器44を介して用いれば、更に精度のよい制御が
可能である。
【0034】請求項8の発明について図に基づき説明す
る。図15は本発明による直流チョッパ装置の電圧制御
回路の一実施例である。図15で7は直流電圧Ec検出
手段、21は直流電圧設定手段、入力側には電圧検出手
段7、電圧設定手段21にそれぞれ接続される適当なイ
ンピーダンスZ53,Z54と、帰還回路にインピーダ
ンスZ56,Z58を有する演算増幅器57で構成され
る電圧制御手段22、負荷電流が変化した場合に開閉す
る開閉手段59である。
【0035】次に動作について図16に基づき説明す
る。図16で時刻t1 までは定電流電源4からの入力電
力IL は小さく、リアクトル電流IL は断続している。
この時、開閉手段59は開いており、電圧制御手段22
の利得Glowは Glow=Z56/Z53 で与えられる。時刻t1 で入力電流IINがステップ状に
増加したとする。この時点で定電流電源4からの入力電
流IL は大きく、リアクトル電源IL は連続する。この
時開閉手段59は閉じており、電圧制御手段22の利得
Ghighは Ghigh=Z57/Z53 で与えられる。電流断続領域では、通常電流制御系の応
答が悪くなるため、電圧制御手段の利得上限は上げるこ
とが出来なかった。しかし本発明では電圧制御手段の利
得を負荷状態に応じて最適に設定できるためより高速応
答の制御をすることが可能となる。尚本実施例では電流
制御利得の切り替えを二段で説明したが、三段以上で切
り替えれば更に最適な高速応答制御をすることが可能で
ある。
【0036】請求項9の発明について説明する。図17
で、 (10−1)から(10−n)はn台の直流チョッパ装
置の主回路 (30−1)から(30−n)はn台の直流チョッパ装
置の制御回路 (24−1)から(24−n)はn台の搬送波発生手段
である。又、60はn台の搬送波発生手段24の同期を
取るための同期手段である。次に動作について説明す
る。図18に於いて、n台の搬送波発生手段の出力を、
(Vosc−1)から(Vosc−n)とすると、それ
ぞれの波形の位相差は(360/n)度となるように、
同期手段60で制御されている。
【0037】従来の直流チョッパ装置をn台運転する
と、それぞれの搬送波発生手段の周波数は必ずしも完全
に一致せず、そのため運転時の主として搬送波に起因す
る騒音はビートを生じ非常に聞きずらい為、装置の防音
対策が必要であった。しかし、本発明の直流チョッパ制
御装置では、n台の直流チョッパ装置の搬送波の周波数
が完全に一致しており、又、その位相も完全に(360
/n)度毎にずれて制御されているため、上記n台の直
流チョッパ装置の発生する騒音の主たる周波数成分は、
見かけ上、1台の時のn倍となり、しかもビートも発生
しないため、従来の直流チョッパ装置と比較して、装置
の防音対策が非常に軽減されるから、装置を小型、軽
量、安価に作ることが可能となる。尚、同期手段60及
びn台の搬送波発生手段は例えば一組の発信器、一組の
カウンタ、n台の記憶装置(ROM)等で容易に構成さ
れる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による直流
チョッパ装置は負荷電流が変化してもそれに見合った補
償回路を設けてあるため、従来の直流チョッパ装置に比
較して、より小型で経済性、応答性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す。
【図2】図1に示す実施例のタイミングチャートを示
す。
【図3】請求項2の発明の一実施例を示す。
【図4】図3に示す実施例のタイミングチャートを示
す。
【図5】請求項3の発明の一実施例を示す。
【図6】請求項4の発明の一実施例を示す。
【図7】請求項1〜4の導通率補償手段の一実施例を示
す。
【図8】請求項5の発明の一実施例を示す。
【図9】図8に示す実施例のタイミングチャートを示
す。
【図10】図8に示す実施例の変化電流設定手段の一実
施例を示す。
【図11】請求項6の発明の一実施例を示す。
【図12】図11に示す実施例のタイミングチャートを
示す。
【図13】請求項7の発明の一実施例を示す。
【図14】図13に示す実施例のタイミングチャートを
示す。
【図15】請求項8の発明の一実施例を示す。
【図16】図15に示す実施例のタイミングチャートを
示す。
【図17】請求項9の発明の一実施例を示す。
【図18】図17に示す実施例の搬送波のタイミングチ
ャートを示す。
【図19】従来の直流チョッパ装置を示す。
【図20】従来の直流チョッパ装置のタイミングチャー
トを示す。
【図21】従来の直流チョッパ装置の問題点を説明する
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 半導体スイッチ 2 還流ダイオード 3 直流リアクトル 4 負荷を示す定電流源 5 直流コンデンサ 6 定電圧源 7 電圧検出手段 8 電流検出手段 9 駆動回路 10 主回路 21 直流電圧設定手段 22 直流電圧制御手段 23 電流制御手段 24 搬送波発生手段 25 比較手段 30 制御回路 31 導通率補償手段 32,42,52 開閉手段 33,36 微分信号発生手段 34 加算手段 35 サンプルホールド手段 37 割算手段 41,51 負荷電流設定手段 43 制御手段 44 係数器 53,54,55,56,58 インピーダンス 57 演算増幅器 60 同期手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電流制御手段の出力に、予め予
    測されたバイアス値を加算する回路を備えたことを特徴
    とする直流チョッパ装置。
  2. 【請求項2】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電流制御手段の出力に、予め予
    測されたバイアス値を所定の微分回路を通して加算する
    回路を備えたことを特徴とする直流チョッパ装置。
  3. 【請求項3】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電流制御手段の出力に、予め予
    測されたバイアス値と負荷電流急変直前の上記電流制御
    手段の出力との偏差をサンプリング回路で保持し、この
    サンプリング回路の出力を加算することを特徴とする直
    流チョッパ装置。
  4. 【請求項4】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電流制御手段の出力に、予め予
    測されたバイアス値と負荷電力急変直前の上記電流制御
    手段の出力との偏差をサンプリング回路で保持し、この
    サンプリング回路の出力を所定の微分回路を通して加算
    することを特徴とする直流チョッパ装置。
  5. 【請求項5】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電圧制御手段の出力に、予め設
    定されたバイアス値を加算する回路を備えたことを特徴
    とする直流チョッパ装置。
  6. 【請求項6】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電圧制御手段の出力に、予め設
    定されたバイアス値を所定の微分回路を通して加算する
    回路を備えたことを特徴とする直流チョッパ装置。
  7. 【請求項7】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 負荷電力変化時に、上記電圧制御手段の入力に、予め設
    定されたバイアス値を所定のインピーダンス特性を持つ
    回路を通して加算する回路を備えたことを特徴とする直
    流チョッパ装置。
  8. 【請求項8】 直流電圧検出手段、直流電流検出手段、
    半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流電圧を制御
    するための電圧制御手段、上記直流電流を制御するため
    の電流制御手段を具備した直流チョッパ装置において、 上記電圧制御手段の利得を切り替える手段を有するとと
    もに、負荷に応じて利得を切り替えることを特徴とする
    直流チョッパ装置。
  9. 【請求項9】 複数組の、直流電圧検出手段、直流電流
    検出手段、半導体スイッチ、リアクトル、及び上記直流
    電圧を制御するための電圧制御手段、上記直流電流を制
    御するための電流制御手段を具備した直流チョッパ装置
    において、 複数台の半導体スイッチのon/offタイミングを所
    定のタイミングで行なうことを特徴とする直流チョッパ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087192A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Diamond Electric Mfg Co Ltd デジタルコンバータ及びその制御方法
JP2006087194A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Diamond Electric Mfg Co Ltd デジタルコンバータ及びその制御方法
JP2006087261A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Diamond Electric Mfg Co Ltd デジタルコンバータ及びその制御方法

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