JPH069858U - 筒状研磨体使用の研磨装置 - Google Patents

筒状研磨体使用の研磨装置

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JPH069858U
JPH069858U JP308492U JP308492U JPH069858U JP H069858 U JPH069858 U JP H069858U JP 308492 U JP308492 U JP 308492U JP 308492 U JP308492 U JP 308492U JP H069858 U JPH069858 U JP H069858U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体1に、駆動軸2と回転駆動装置5を設
け、駆動軸2の先端部外周に、径を拡縮自在なチューブ
体10を取り付け、チューブ体10内と駆動軸基端とに解放
する流体給排路14を形成し、駆動軸2の基端に、回転継
手15を介して流体供給管16を接続し、縮径したチューブ
体10に外嵌自在でかつ拡径したチューブ体10に保持され
る筒状の研磨体17を設けた筒状研磨体使用の研磨装置。 【効果】 研磨体の交換は、流体給排路を通して流体を
給排しチューブ体の径を拡縮させるだけで、簡単に迅速
にかつ自動的に行え、本体をロボット腕に取り付けるこ
とで、研磨と研磨体の交換を自動的に行える。被研磨物
に対して種々な研磨や段階的な研磨を能率よく行える。
流体給排路への流体給排は常に可能であり、研磨中でも
チューブ体内の圧力を調整して接触条件をコントロール
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば金属製品や樹脂製品や木工製品など各種製品の表面仕上げ を行うに使用される筒状研磨体使用の研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の研磨装置としては、たとえば図5に示す構成が提供されている 。この従来構成は、本体30に軸受け31を介して駆動軸32を回転のみ自在に設ける とともに、この駆動軸32に連動する回転駆動装置33を本体30側に設け、前記駆動 軸32の先端部に、フランジ部材34を取り付けるとともに、このフランジ部材34の 外周に径を拡縮自在なチューブ体35を取り付け、このチューブ体35内に空気を供 給したりチューブ体35内から空気を抜いたりするための、たとえば自転車チュー ブに使われるような弁36をチューブ体35に設けている。そして縮径したチューブ 体35に外嵌自在でかつ拡径したチューブ体35に密着保持される筒状の研磨体37を 設けて構成している。
【0003】 この従来構成によると、回転駆動装置33により駆動軸32を介してチューブ体35 を回転させることで、このチューブ体35に一体化してなる研磨体37を回転し得る 。したがって研磨体37を被研磨物38に当接させることで所期の研磨を行える。そ の際に当接力(押し当て力)によりチューブ体35が撓む(変形)ことで、被研磨 物38の形状になじませ得る。また弁36を通しての空気の供給量を調整することに より、チューブ体35内の空気圧を変えて被研磨物38に対する接触条件をコントロ ールし得る。
【0004】 このような使用により研磨体37は次第に摩損し、適宜に取り換えなければなら ない。すなわち、まず弁36を操作してチューブ体35内の空気を抜くことで、この チューブ体35を縮径し得、以てチューブ体35から研磨体37を取り外せ得る。次い で縮径しているチューブ体35に新たな研磨体37を外嵌したのち、弁36を通してチ ューブ体35内に空気を供給することで、このチューブ体35を拡径させて研磨体37 を密着保持し得、以て研磨体37の交換を行える。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、研磨体37の交換を行うたびに弁36を手作 業で操作しなければならず、しかも研磨体37の摩損は短時間でたびたび生じるこ とから、その交換作業は面倒となる。また弁36をたびたび手作業で操作しなけれ ばならないことから、たとえば本体30をロボットに支持させた状態での自動研磨 化は行えない。さらにチューブ体35側を回転させての研磨中に、チューブ体35内 の圧力調整、すなわち接触条件のコントロールを行うことはできない。
【0006】 本考案の目的とするところは、研磨体の交換は簡単に迅速にかつ自動的に行え るとともに、圧力調整に基づく接触条件のコントロールは研磨中でも行え、以て 自動研磨化を容易に実現し得る筒状研磨体使用の研磨装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案の筒状研磨体使用の研磨装置は、本体に軸受けを 介して駆動軸を回転のみ自在に設けるとともに、この駆動軸に連動する回転駆動 装置を本体側に設け、前記駆動軸の先端部外周に、径を拡縮自在なチューブ体を 取り付け、このチューブ体内と前記駆動軸基端とに解放する流体給排路を駆動軸 に形成するとともに、この駆動軸の基端に、回転継手を介して流体供給管を接続 し、縮径したチューブ体に外嵌自在でかつ拡径したチューブ体に保持される筒状 の研磨体を設けている。
【0008】
【作用】
かかる本考案の構成によると、回転駆動装置により駆動軸を介してチューブ体 を回転させることで、このチューブ体に保持され一体化された研磨体を回転させ 得、したがって、本体を移動させて研磨体を被研磨物に当接させることで所期の 研磨作業を行え、その際に被研磨物の凹凸面や当接力(押し当て力)に対しては 、チューブ体が撓む(変形)ことで吸収し得、以て被研磨物の表面になじんだ研 磨作業を行える。
【0009】 このような研磨作業により研磨体は次第に摩損して行くのであり、たとえば所 定個数の研磨や所定時間の研磨を行ったのち、研磨体の交換が行われる。すなわ ち研磨体を保持していないとき流体給排路には、弁装置の操作により流体が供給 されず解放されており、チューブ体は自らの弾性力により縮径している。この状 態で本体の移動により、新たな研磨体にチューブ体を対向させ、そしてチューブ 体を研磨体内に突入させた状態で、弁装置の逆操作により流体給排路を通して加 圧室内に流体を供給することで、チューブ体を弾性力に抗して拡径させ、研磨体 の内面に圧接させて保持し得る。また上述とは逆の操作を行うことによってチュ ーブ体から研磨体を除去し得る。
【0010】 このように研磨体の交換は、流体給排路を通して流体を給排しチューブ体の径 を拡縮させるだけで、簡単に迅速に行え、そして本体をたとえばロボットの腕に 取り付けることで、所期の研磨と研磨体の交換とを自動的に行える。さらに研磨 体の交換を自動的に行えることから、たとえば異種の研磨体を次々と取り換える ことで、被研磨物に対して種々な研磨や段階的(荒研磨から仕上げ研磨)な研磨 を能率よく行える。
【0011】 また研磨中においては、回転継手により流体供給管の回転は防止されているが 、流体給排路への流体給排は常に可能であることから、適宜に給排制御すること で、チューブ体内の圧力を調整して接触条件をコントロールし得る。
【0012】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。 1は本体で、筒部1Aと箱部1Bとにより側面視でL型のケース状に形成され る。前記筒部1Aを挿通する駆動軸2は、この筒部1Aを挿通しかつ軸受け3を 介して筒部1Aに回転のみ自在に支持される基端側軸部2Aと、この基端側軸部 2Aの先端に差し込み嵌合で継ぎ足されかつボルト4にて一体化された先端側軸 部2Bとにより構成される。前記駆動軸2に連動する回転駆動装置であるモータ 5は、その出力軸6を箱部1B内に突出させて箱部1Bに固定され、そして出力 軸6に固定した駆動輪体7と前記基端側軸部2Aに固定した受動輪体8とが、箱 部1B内に位置した無端伝動体(ベルトなど)9により連動されている。
【0013】 前記先端側軸部2Bの先端部外周には、ゴムなどからなるチューブ体10が径を 拡縮自在として取り付けられる。すなわちチューブ体10は、その一端が先端側軸 部2Bの先端に外嵌されてバンド式などの固定具11にて固定され、そして折り返 えされた他端が先端側軸部2Bの中間に外嵌されて固定具12にて固定されている 。このチューブ体10は、先端側軸部2Bとの間に形成された加圧室13に流体圧が 作用していないときには自らの弾性力により縮径し、そして加圧室13に流体圧が 作用したときには弾性力に抗して拡径すべく構成してある。
【0014】 前記チューブ体10内と前記駆動軸2の基端とに解放する流体給排路14を駆動軸 2に形成している。すなわち前記基端側軸部2Aの中心部には基端側給排路14A が貫設され、また先端側軸部2Bの中心部には、前記基端側給排路14Aに連通す る先端側給排路14Bが形成されている。そして先端側給排路14Bの先端と前記加 圧室13を連通する連通路14Cが先端側軸部2Bに放射状に形成されている。以上 の給排路14A,14Bと連通路14Cとにより流体給排路14を構成する。
【0015】 前記駆動軸2の基端に、回転継手15を介して流体供給管16(ホース)を接続し ており、そして流体供給管16の基端はコンプレッサ(図示せず)などの流体供給 装置に接続している。なお回転継手15とコンプレッサとの間には、遠隔操作など により切り替え自在な弁装置(図示せず)が設けられている。
【0016】 17は表面に研磨材をコーティングしてなる筒状の研磨体で、筒状の布ぺーパな どにより構成される。この研磨体17は可撓性で、その内径は、縮径したチューブ 体10に外嵌自在でかつ拡径したチューブ体10に密着保持されるように設定してあ る。前記本体1から後方にブラケット18が連設され、このブラケット18には被保 持体19が設けられている。なお被保持体19は、ロボットのクランプ腕20に保持さ れるものである。
【0017】 以下、上記構成における作用を説明する。 図1の実線は研磨体17を保持していない状態を示す。このとき弁装置の操作に より流体給排路14は、圧縮空気が供給されておらず解放されており、したがって 加圧室13は加圧されず、チューブ体10は自らの弾性力により縮径している。この 状態でロボット操作により、たとえば図4Aの実線で示すように、基台21上に長 さ方向を上下方向として載置した新たな研磨体17の上方にチューブ体10を対向さ せ、そしてロボット操作による下降によって、図4Aの仮想線に示すようにチュ ーブ体10を研磨体17内に突入させる。
【0018】 次いで弁装置の前述とは逆の操作により流体給排路14を通して加圧室13内に圧 縮空気を供給し、これによりチューブ体10を弾性力に抗して拡径させる。すると 次第に膨らんで行くチューブ体10が研磨体17の内面に圧接し、以て研磨体17は、 図4Bならびに図1の仮想線で示すようにチューブ体10に密着保持される。
【0019】 このようにして新たな研磨体17を保持した研磨装置は、モータ5を駆動した状 態でロボット操作により移動させることで、所期の研磨に使用される。すなわち モータ5の回転力は、出力軸6、駆動輪体7、無端伝動体9、受動輪体8、基端 側軸部2A、先端側軸部2B、チューブ体10と伝達し、このチューブ体10に一体 化された研磨体17を回転させる。
【0020】 したがって図3に示すように、ロボット操作により研磨体17を被研磨物22に当 接させることで所期の研磨作業を行える。その際に被研磨物22の凹凸面や当接力 (押し当て力)に対しては、チューブ体10が撓む(変形)ことで吸収され、以て 被研磨物22の表面になじんだ研磨作業が行われる。また研磨中においては、回転 継手15により流体供給管16が回転することは防止されているが、流体給排路14へ の流体給排は可能であることから、適宜に弁操作することで、チューブ体10内の 圧力を調整して接触条件をコントロールし得る。
【0021】 このような研磨作業により研磨体17は次第に摩損して行くのであり、たとえば 所定個数の研磨や所定時間の研磨を行ったのち、研磨体17の交換が行われる。す なわち図4Cで示すように、ロボット操作によりチューブ体10を下向きとして廃 棄ケース23に上方に位置させる。この状態で弁装置の操作により、流体給排路14 への圧縮空気の供給を停止するとともに、流体給排路14を解放させる。すると加 圧室13内の圧縮空気は、チューブ体10の弾性力により流体給排路14を通して放出 され、これによりチューブ体10は弾性力により縮径されることになって研磨体17 の保持が解除され、以て摩損した研磨体17は廃棄ケース23内へと落下して行く。 その後、前述したようにしてチューブ体10に新たな研磨体17が保持される。
【0022】 このように研磨体17の交換は簡単に迅速にかつ自動的に行えることから、たと えば異種の研磨体17を次々と取り換えて、被研磨物22に対して種々な研磨や段階 的(荒研磨から仕上げ研磨)な研磨を能率よく行える。
【0023】 上記実施例では、被保持体19をロボットのクランプ腕20で保持した自動研磨形 式を示したが、これは作業者が被保持体19を把持することで手作業による研磨も 可能である。
【0024】
【考案の効果】
上記構成の本考案によると、研磨体の交換は、流体給排路を通して流体を給排 しチューブ体の径を拡縮させるだけで、簡単に迅速にかつ自動的に行うことがで き、そして本体をたとえばロボットの腕に取り付けることで、所期の研磨と研磨 体の交換とを自動的に行うことができる。さらに研磨体の交換を自動的に行える ことから、たとえば異種の研磨体を次々と取り換えることで、被研磨物に対して 種々な研磨や段階的(荒研磨から仕上げ研磨)な研磨を能率よく行うことができ る。
【0025】 また回転継手により流体供給管の回転は防止されているが、流体給排路への流 体給排は常に可能であることから、適宜に給排制御することで、研磨中でも、チ ューブ体内の圧力を調整して接触条件をコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、筒状研磨体使用の研
磨装置の縦断側面図である。
【図2】同筒状研磨体使用の研磨装置の正面図である。
【図3】同筒状研磨体使用の研磨装置における研磨時で
の要部の縦断側面図である。
【図4】同筒状研磨体使用の研磨装置における研磨体着
脱状態を示し、Aは装着前の概略側面図、Bは装着時の
概略側面図、Cは離脱時の概略側面図である。
【図5】従来例を示し、筒状研磨体使用の研磨装置にお
ける研磨時での側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 駆動軸 3 軸受け 5 モータ(回転駆動装置) 10 チューブ体 13 加圧室 14 流体給排路 15 回転継手 16 流体供給管 17 研磨体 19 被保持体 20 クランプ腕 22 被研磨物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に軸受けを介して駆動軸を回転のみ
    自在に設けるとともに、この駆動軸に連動する回転駆動
    装置を本体側に設け、前記駆動軸の先端部外周に、径を
    拡縮自在なチューブ体を取り付け、このチューブ体内と
    前記駆動軸基端とに解放する流体給排路を駆動軸に形成
    するとともに、この駆動軸の基端に、回転継手を介して
    流体供給管を接続し、縮径したチューブ体に外嵌自在で
    かつ拡径したチューブ体に保持される筒状の研磨体を設
    けたことを特徴とする筒状研磨体使用の研磨装置。
JP1992003084U 1992-01-31 1992-01-31 筒状研磨体使用の研磨装置 Expired - Lifetime JPH0753887Y2 (ja)

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JP1992003084U JPH0753887Y2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 筒状研磨体使用の研磨装置

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JPH0753887Y2 JPH0753887Y2 (ja) 1995-12-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160756U (ja) * 1980-05-01 1981-11-30
JPS62113907U (ja) * 1985-12-30 1987-07-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56160756U (ja) * 1980-05-01 1981-11-30
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